JPH1040947A - バッテリー素子巻取機 - Google Patents

バッテリー素子巻取機

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JPH1040947A
JPH1040947A JP8196579A JP19657996A JPH1040947A JP H1040947 A JPH1040947 A JP H1040947A JP 8196579 A JP8196579 A JP 8196579A JP 19657996 A JP19657996 A JP 19657996A JP H1040947 A JPH1040947 A JP H1040947A
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JP
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battery element
winding
winding position
separator
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JP8196579A
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English (en)
Inventor
Masaki Wakabayashi
正記 若林
Takumi Honma
巧 本間
Daisuke Hasegawa
大輔 長谷川
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Original Assignee
Sony Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリー素子巻取機の機構を簡単にすると
共に、巻芯の引き抜きを容易かつ確実に行うことができ
るバッテリー素子巻取機を提供する。 【解決手段】 第1及び第2半割部材24,25を巻取
位置に向けて軸方向に前進・後退かつ回転を駆動可能な
駆動機構23が配設され、この駆動機構23によって、
巻芯11を構成する第1及び第2半割部材24,25
は、巻取位置から個別的に時間差をもって後退すると共
に、巻取位置に向けて同時に前進するように構成されて
いるため、バッテリー素子捲回体43から巻芯11を容
易かつ確実に引き抜くことができ、単位作業時間を短縮
して生産効率を高めることができると共に、そのための
機構も簡単な構成とすることができ安価に製作すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば蓄電池等の
バッテリー素子を巻取ってバッテリー素子捲回体を形成
するために用いるバッテリー素子巻取機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、リチウムイオンバッテリ
ー用のバッテリー素子の巻き取りに用いるバッテリー素
子巻取機としては、以下の2つの種類のものが知られて
いる。第1の種類のバッテリー素子巻取機の巻芯構造
は、円柱に長手方向にすり割り(円柱を完全に分割しな
い程度の深さの溝)を入れた一体構造を有しており、す
り割りによって2枚のバッテリー素子と2枚のセパレー
ターの各々の端部を挟み込んでそれらを巻き取り、巻き
取り後は巻芯をその長さ方向に引き抜くように構成され
ている。
【0003】また第2の種類のバッテリー素子巻取機の
巻芯構造は、円柱をその直径部で長手方向に沿って裂い
て半割りした2分割構造を有しており、両半割部材の基
端部は、バッテリー素子及びセパレーターの巻取位置か
ら、互いに逆方向の軸線方向に伸びて前進・後退可能に
配置されると共に、それらの基端部は回転自在に支持さ
れている。
【0004】そして、巻取りに際しては、それぞれの後
退位置から巻取位置まで互いに反対方向から半割部材の
先端部が前進し、巻取り位置で互いに重なり合って巻芯
の円柱を構成し、互いの間に挾んだバッテリー素子とセ
パレーターとを回転して巻き取る。巻き取り終了後は、
互いに反対方向に半割部材の先端部が元の後退位置に戻
ることにより、巻芯をバッテリー素子捲回体の中心孔か
ら引き抜くように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た2つの種類のバッテリー素子巻取機は、いずれも未
だ、以下のような解決すべき課題を有していた。即ち、
上記第1の種類のバッテリー素子巻取機においては、構
造が簡単で稼働部も少ないことから、機械の単位作業時
間(バッテリー素子捲回体1個当たりの作業時間)を短
くすることができるが、一体の巻芯を当然一度に引き抜
かなければならないため、巻芯との相関摩擦の高いセパ
レーターを使用する場合は、セパレーターの最内周部が
共に引き出され、セパレーターが巻芯に絡みついた状態
で引き抜かれる。このため、セパレーターやバッテリー
素子捲回体を破損したり、或は巻芯が引き抜き不能に陥
る可能性が高い。
【0006】特に、2枚のセパレーターに各々異種材料
を使用する場合は、巻芯と相関摩擦の高い側のセパレー
ターが巻芯と共に引き出されやすくなる。このため、そ
れを防止するためには使用可能なセパレーターの材質が
限定されてしまい、コストダウン、所期の供給量確保等
が阻害される原因となっていた。
【0007】また、上記第2の種類のバッテリー素子巻
取機においては、巻芯の各々の半割部材の引き抜きに時
間差を設けることが可能であり、これによって半分の負
荷で引き抜くことが可能となるため、引き抜き不能の可
能性が低くなる。ところが、巻芯の半割部材の各々に個
別の駆動装置が必要となって機構が複雑になると共に、
巻き取り開始時のセパレーター挟み込みの為に、各々の
回転方向の角度を一致させる必要があるため、単位作業
時間が長くなるという問題があった。
【0008】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、バッテリー素子巻取機の機構を簡単に
すると共に、巻芯の引き抜きを容易かつ確実に行うこと
ができるバッテリー素子巻取機を提供することを課題と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るバッテリー素子巻取機は、円形断面を
有する巻芯が直径部で軸線方向に分割された、対をなす
半円形断面の第1及び第2半割部材を有すると共に、巻
取位置において前記第1及び第2半割部材の分割面の間
にバッテリー素子の先端部とセパレーターの先端部を挟
み込み、前記巻芯を回転することによって前記バッテリ
ー素子と前記セパレーターとを前記巻芯周りに巻き取る
ことができるバッテリー素子巻取機において、前記第1
及び第2半割部材を前記巻取位置に向けて軸方向に前進
・後退かつ回転を駆動可能な駆動機構が配設され、前記
駆動機構によって前記第1及び第2半割部材は、前記巻
取位置から個別的に時間差をもって後退すると共に、前
記巻取位置に向けて同時に前進する構成とするものであ
る。
【0010】このような構成のバッテリー素子巻取機に
よれば、駆動機構の作動によって第1及び第2半割部材
が巻取位置まで同時に前進すると共に、巻取位置で両半
割部材が一体となって円柱状の巻芯が形成される。そし
て、第1及び第2半割部材の分割面間にバッテリー素子
の先端部とセパレーターの先端部が挟み込まれた後、駆
動機構によって巻芯が回転し、巻芯の周りにバッテリー
素子とセパレーターが巻き取られて、バッテリー素子捲
回体が形成される。
【0011】この巻取作業終了後に駆動機構が作動し
て、まず、第1半割部材が後退させられる。この後退に
よって、第2半割部材が、バッテリー素子とセパレータ
ーの巻圧によって内側に押圧されるので、巻芯は径が縮
少することになる。その後、所定時間経過後、第2半割
部材も後退させられることにより、バッテリー素子とセ
パレーターからなるバッテリー素子捲回体の中心孔から
巻芯が取り外されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図に基づいて本発明の
実施の形態について具体的に説明する。まず、添付図を
参照して、本発明のバッテリー素子巻取機の第1の実施
の形態の構成について説明する。
【0013】図1に示すように、バッテリー素子巻取機
10の中央部には後述する巻芯11が回転自在に取り付
けられている。またバッテリー素子巻取機10は、巻芯
11を囲むように正極バッテリー素子繰出リール12
と、第1セパレーターリール13と、負極バッテリー素
子繰出リール14と、第2セパレーターリール15とが
回転自在に配設されている。
【0014】そして、これらの正極,負極バッテリー素
子繰出リール12,14から繰り出されたバッテリー素
子16,17と、第1及び第2セパレーターリール1
3,15から繰り出されたセパレーター18,19は、
後述する駆動機構23の作動によって巻芯11に巻き取
られることになる。なお、図1において、符号20,2
1,22はガイドローラを示す。
【0015】次に、図2及び図3を参照して、巻芯1
1、及び巻芯11を前進・後退移動及び回転を駆動する
駆動装置23の構成について説明する。なお、図2は巻
芯11の前進移動の動作状態を示しており、図3は巻芯
11の後退移動の動作状態を示すものである。
【0016】まず、巻芯11の構成について説明する
と、図1ないし図3に示すように、巻芯11は全体とし
て円形断面を有する長尺の円柱からなるが、詳しくは、
軸線に沿って分割され直径を通る分割面24a,25a
に関して互いに対称になるような、一対の半円形断面の
第1及び第2半割部材24,25から形成されている。
【0017】第1及び第2半割部材24,25の分割面
24a,25a間には、バッテリー素子16,17の先
端部と、セパレーター18,19の先端部が交互に挟み
込まれている。そして、図1及び図3に示すように、巻
芯11が回転駆動されることによって、バッテリー素子
16,17とセパレーター18,19とが巻芯11の外
周面上に巻き取られることになる。
【0018】図2及び図3に示すように、巻芯11を形
成する第1及び第2半割部材24,25の先端部(図中
左端部)には、それぞれ、分割面24a,25aを対称
面にしたテーパ状湾曲面26,27が設けられており、
これらのテーパ状湾曲面26,27によって円錐状凹部
28が形成されている。
【0019】そして、図2に示すように、巻芯11が前
進した際、この円錐状凹部28に巻芯受け29の凸円錐
状端部が嵌入され、巻芯11の先端部が巻芯受け29に
よって回転自在に支持されることになる。なお、巻芯受
け29はスリーブ30内に回転自在に支持されている。
【0020】図2及び図3に示すように、第1半割部材
24の後端部(図中右端部)には、巻芯11の軸線の延
長線上に同一の軸線を有する回転軸33が一体的に形成
されており、回転軸33は後述するように、支持体31
を介して軸受34によって回転自在に支持されている。
第1半割部材24の分割面24aの後端より後方(図中
右方)には、回転軸33の最も離れた周面との間に第1
テーパ面35が形成されている。
【0021】一方、図2及び図3に示すように、第2半
割部材25の後端部には、回転軸33と平行に配置され
た従動リンク36が一体的に形成されている。第2半割
部材25の分割面25aの後端と従動リンク36の内側
面先端との間には、第2テーパ面37が形成されてい
る。そして、図2に示すように、第1半割部材24が巻
取位置まで前進した状態では、第2テーパ面37は第1
テーパ面35に当接されている。
【0022】また、図2及び図3に示すように、回転軸
33の長さ方向途中には、互いに長さ方向に間隔をあけ
て矩形板からなる第1及び第2ストッパー38,39
が、その基端部を連結ボルト40,41によって固定さ
れており、これらのストッパー38,39は従動リンク
36に向けて伸びている。一方、従動リンク36の略中
央部にはピン42が取り付けられており、このピン42
は第1及び第2ストッパー38,39間に設けられてい
る。
【0023】従って、後述する駆動機構23によって第
1半割部材24を回転軸33と共に巻取位置まで前進さ
せる際、第2ストッパー39がピン42に当接し、第2
半割部材25も同時に前進させられることになる。ま
た、図2に示す巻取位置において、第1テーパ面35が
第2テーパ面37に押圧されるので、第2半割部材25
を第1半割部材24から離隔させる力が発生し、このた
め巻芯11は径を拡大させることになる。
【0024】一方、図3に示すように、後述する駆動機
構23によって第1半割部材24を回転軸33と共に巻
取位置から後退させる際、図2に示すように第1ストッ
パー38とピン42との間には距離dがあるので、この
距離dだけは第1半割部材24のみが後退し、第2半割
部材25は巻取位置に保持される。従って、第1半割部
材24のみが、巻き取られた第1及び第2バッテリー素
子16,17及び第1及び第2セパレーター18,1
9、すなわちバッテリー素子捲回体の中心孔から引き抜
かれることになる。
【0025】その後、駆動機構23の作動によって回転
軸33と共に第1ストッパー38がさらに後退して、第
1ストッパー38がピン42に当接するため、その後は
第2半割部材25は第1半割部材24と共に後退させら
れ、巻芯11がバッテリー素子捲回体の中心孔から引き
抜かれることになる。
【0026】また、図3に示すように、第1半割部材2
4の後退時に第1テーパ面35が第2テーパ面37から
離れるので、第2半割部材25は、巻き取られた第1及
び第2バッテリー素子16,17及び第1及び第2セパ
レーター18,19の巻圧によって変位して、巻芯11
の径が縮少することになる。
【0027】ところで巻芯11と一体の回転軸33は、
円筒状の支持体31の軸孔に軸線方向に摺動自在に嵌合
しており、第2半割部材25と一体の従動リンク36
は、支持体31の軸孔から半径外方に所定の深さで削り
取られて形成された溝内に、支持体31の軸線方向に摺
動自在に嵌合している。そして、支持体31は軸受34
に回転自在に支持されているため、回転軸33と従動リ
ンク36は共に、支持体31の軸線方向に摺動しながら
回転できるように支持体31に支持されている。
【0028】次に、巻芯11の前進・後退及び回転を駆
動する、駆動機構23の構成について説明する。
【0029】図2及び図3に示すように、回転軸33の
後端には円板からなるフランジ44が取り付けられてお
り、このフランジ44は、エアーシリンダ45の伸縮ロ
ッド46の先端部に取り付けられた、進退駆動ブロック
47の嵌合溝48に回転自在に嵌入されている。従っ
て、巻芯11と一体をなす回転軸33が回転している場
合であっても、エアーシリンダ45の作動によって巻芯
11を前進・後退させることができる。
【0030】また、図2及び図3に示すように、回転軸
33の後端部にはスプライン49が形成されており、こ
のスプライン49には従動側プーリ50が取り付けられ
いる。従動側プーリ50は、無端ベルト51によって、
回転モータ52の出力軸53に固着された駆動側プーリ
54に巻掛け連結されている。
【0031】従って、前記エアーシリンダ45の作動に
よって巻芯11及び回転軸33を前進・後退させなが
ら、回転モータ52を作動させることによって、巻芯1
1及び回転軸33を回転することが可能となっている。
このように、上記前記エアーシリンダ45,進退駆動ブ
ロック47,フランジ44,スプライン49,従動側プ
ーリ50,無端ベルト51,及び駆動側プーリ54は、
全体として駆動機構23を構成している。
【0032】次に、上記した構成を有するバッテリー素
子巻取機10、特にその巻取構造の動作について、図2
及び図3を参照して説明する。まず、図2を参照して、
巻取位置まで巻芯11を前進させる動作について説明す
る。
【0033】エアーシリンダ45の作動によって第1半
割部材24が前進し、第2ストッパー39がピン42に
当たることにより、第2半割部材25も共に前進する。
第1及び第2半割部材24,25の第1及び第2テーパ
状湾曲面26,27が巻芯受け29に当接した際、巻芯
受け29によって第2テーパ状湾曲面27を介して第2
半割部材25の先端部は半径外方に押され、同時に第1
テーパ状湾曲面26を介して第1半割部材24の先端部
も半径外方に押され、径が拡大した円柱状の巻芯11が
形成されることになる。
【0034】その後、回転モータ52の駆動によって巻
芯11の周りに、第1及び第2バッテリー素子16,1
7及び第1及び第2セパレーター18,19とが層状に
巻き取られ、図3に示すようなバッテリー素子捲回体4
3が形成される。次に、図3に示すように、巻取位置か
ら巻芯11を後退させ、巻芯11をバッテリー素子捲回
体43の中心孔から引き抜く動作について説明する。
【0035】巻取作業終了後、エアーシリンダ45の作
動によって、まず第1半割部材24が後退させられる。
この後退によって、第1テーパ面35と第2テーパ面3
7との当接状態が解除されるので、第2半割部材25
が、第1及び第2バッテリー素子16,17及び第1及
び第2セパレーター18,19の巻圧によって内側に押
圧されるので、巻芯11は径が縮少されることになる。
所定時間経過後、第1ストッパー38がピン42に当接
し、第2半割部材25も第1半割部材24と共に後退す
る。従って、バッテリー素子16,17とセパレーター
18,19からなるバッテリー素子捲回体43が巻芯1
1から取り外されることになる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ッテリー素子捲回体から巻芯を容易かつ確実に引き抜く
ことができ、単位作業時間を短縮して生産効率を高める
ことができると共に、そのための機構も簡単な構成とす
ることができ安価に製作することができる。
【0037】また巻芯の外径は、駆動機構の作動に連動
して、巻取位置では径が拡大されると共に、巻芯の後退
時には径が縮少されるようになっているため、バッテリ
ー素子捲回体から巻芯をより容易かつ確実に引き抜くこ
とができ、単位作業時間をさらに短縮してより生産効率
を高めることができる。
【0038】また、前記実施の形態における2枚のセパ
レーター18,19に異種材料を使用するときは、第1
半割部材24と第2半割部材25のうち、相関摩擦係数
の低い方のセパレーターと接している方から先に引き抜
くことにより、巻芯11を引き抜き易くすることができ
る。
【0039】また前記実施の形態において、バッテリー
素子捲回体43から巻芯11が引き抜き易くなることに
より、セパレーター18,19やバッテリー素子16,
17の端部が、第1半割部材24や第2半割部材25に
巻付いて引き出されることによるそれらの破損を防止で
き、良品の製品(バッテリー素子捲回体43)の歩留ま
りを向上させることができる。
【0040】さらに前記実施の形態において、バッテリ
ー素子捲回体43から巻芯11が引き抜き易くなること
により、相関摩擦係数による影響が少なくなって、セパ
レーター18,19の種類が限定されなくなり、安価な
セパレーターを用いることが可能となってバッテリー素
子捲回体43、ひいてはそれを用いるバッテリーのコス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバッテリー素
子巻取機の正面図である。
【図2】図1のバッテリー素子巻取機の巻取直前の一部
断面側面図である。
【図3】図1のバッテリー素子巻取機の巻取り作業終了
後の巻芯の後退動作途中の一部断面側面図である。
【符号の説明】
10…バッテリー素子巻取機、11…巻芯、12…正極
バッテリー素子繰出リール、13…第1セパレーターリ
ール、14…負極バッテリー素子繰出リール、15…第
2セパレーターリール、16,17…バッテリー素子、
18,19…セパレーター、20,21,22…ガイド
ローラ、23…駆動機構、24…第1半割部材、24a
…分割面、25…第2半割部材、25a…分割面、2
6,27…テーパ状湾曲面、28…円錐状凹部、29…
巻芯受け、30…スリーブ、31…支持体、33…回転
軸、34…軸受、35…第1テーパ面、36…従動リン
ク、37…第2テーパ面、38…第1ストッパー、39
…第2ストッパー、40,41…連結ボルト、42…ピ
ン、43…バッテリー素子捲回体、44…フランジ、4
5…エアーシリンダ、46…伸縮ロッド、47…進退駆
動ブロック、48…嵌合溝、49…スプライン、50…
従動側プーリ、51…無端ベルト、52…回転モータ、
53…出力軸、54…駆動側プーリ、d…距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形断面を有する巻芯が直径部で軸線方
    向に分割された、対をなす半円形断面の第1及び第2半
    割部材を有すると共に、巻取位置において前記第1及び
    第2半割部材の分割面の間にバッテリー素子の先端部と
    セパレーターの先端部を挟み込み、前記巻芯を回転する
    ことによって前記バッテリー素子と前記セパレーターと
    を前記巻芯周りに巻き取ることができるバッテリー素子
    巻取機において、 前記第1及び第2半割部材を前記巻取位置に向けて軸方
    向に前進・後退かつ回転を駆動可能な駆動機構が配設さ
    れ、 前記駆動機構によって前記第1及び第2半割部材は、前
    記巻取位置から個別的に時間差をもって後退すると共
    に、前記巻取位置に向けて同時に前進することを特徴と
    するバッテリー素子巻取機。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2半割部材は、前記巻芯
    の軸線回りに同期して回転可能に構成されることを特徴
    とする請求項1に記載のバッテリー素子巻取機。
  3. 【請求項3】 前記巻芯の外径は、前記駆動機構の作動
    に連動して、前記第1及び第2半割部材の巻取位置への
    前進時では径が拡大すると共に、前記第1及び第2半割
    部材の後退時には径が縮少することを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載のバッテリー素子巻取機。
JP8196579A 1996-07-25 1996-07-25 バッテリー素子巻取機 Pending JPH1040947A (ja)

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