JPH1040662A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JPH1040662A JPH1040662A JP20758196A JP20758196A JPH1040662A JP H1040662 A JPH1040662 A JP H1040662A JP 20758196 A JP20758196 A JP 20758196A JP 20758196 A JP20758196 A JP 20758196A JP H1040662 A JPH1040662 A JP H1040662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- case
- resin
- guide plate
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスク状媒体を収納した比較的ケースが厚
いディスクカートリッジにおいて金属シャッタと樹脂シ
ャッタを兼用して使用させる。 【解決手段】 ヘッドや駆動軸などを挿入しうる開口部
３を有する上下ケース１，２の内部にディスク状媒体１
０を回転可能に収納すると共に、前記開口部３を開閉す
る断面が略コ字状となっているシャッタ４，（４1 ）を
前記ケースのシャッタ摺動領域５に摺動自在に備えたも
ので、金属シャッタ４或いは樹脂シャッタのシャッタ４
1 に備えた案内板６，６1 をそれぞれ対応してガイドす
るガイドリブ７をケース内面に設け該ガイドリブに前記
案内板６，６1 を誘導する傾斜面１３と凹部１２とを配
備したことにより、異形状の金属シャッタも樹脂シャッ
タも容易に組み込むことが可能となり、またシャッタの
形状も金属と樹脂とで大幅な変更もなく、しかも樹脂シ
ャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので安価に
製造する。
いディスクカートリッジにおいて金属シャッタと樹脂シ
ャッタを兼用して使用させる。 【解決手段】 ヘッドや駆動軸などを挿入しうる開口部
３を有する上下ケース１，２の内部にディスク状媒体１
０を回転可能に収納すると共に、前記開口部３を開閉す
る断面が略コ字状となっているシャッタ４，（４1 ）を
前記ケースのシャッタ摺動領域５に摺動自在に備えたも
ので、金属シャッタ４或いは樹脂シャッタのシャッタ４
1 に備えた案内板６，６1 をそれぞれ対応してガイドす
るガイドリブ７をケース内面に設け該ガイドリブに前記
案内板６，６1 を誘導する傾斜面１３と凹部１２とを配
備したことにより、異形状の金属シャッタも樹脂シャッ
タも容易に組み込むことが可能となり、またシャッタの
形状も金属と樹脂とで大幅な変更もなく、しかも樹脂シ
ャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので安価に
製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状媒体、
特に光ディスク、光磁気ディスクなどをケース内に回転
可能に収納したディスクカートリッジに関するものであ
る。
特に光ディスク、光磁気ディスクなどをケース内に回転
可能に収納したディスクカートリッジに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、情報媒体、例えば磁気ディス
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、ケースに収納されたディスクカートリッジとして
用いられる。そして、これまでのディスクカートリッジ
では、ケースに設けたヘッド挿入孔や駆動軸挿入孔など
の開口部を開閉する断面コ字状の金属シャッタ或いは樹
脂シャッタを備えることが知られている。
ク、光ディスク或いは光磁気ディスクなどのディスク媒
体は、ケースに収納されたディスクカートリッジとして
用いられる。そして、これまでのディスクカートリッジ
では、ケースに設けたヘッド挿入孔や駆動軸挿入孔など
の開口部を開閉する断面コ字状の金属シャッタ或いは樹
脂シャッタを備えることが知られている。
【０００３】従来のディスクカートリッジにおいて、金
属シャッタと樹脂シャッタが兼用されているものとして
３．５インチのフロッピーディスク（通常ＭＦＤと呼ば
れている）がある。たとえば、特開昭６０−２３１９８
５号に金属（ステンレス）の平板を用いた従来のシャッ
タを合成樹脂を射出成形によるシャッタにすることが提
案されている。しかし、比較的ケースの厚さの薄いＭＦ
Ｄでは、金属シャッタでも樹脂シャッタにおいても上下
板の一方に設けた爪がケースのシャッタ摺動面に設けた
溝に入った単純な構造で衝撃に対しても外れにくいが、
内部に光ディスクなどが入った場合、ケースの厚さが厚
くなりそれだけではシャッタは衝撃で外れやすくなる。
なお、爪の長さを長くすれば外れ易さは解消されるが、
組立の時にシャッタを大きく変形させてしまうのでシャ
ッタが変形してしまうとか完全にシャッタが組み込まれ
ないなどという問題が発生する。また、特開昭６４−３
２４７９号では、通常の金属シャッタとは異なり、上下
板の一方に爪がなく、天板から係止部が設けられてい
る。この構造では、衝撃によるシャッタの外れ易さは解
決されているが、係止部は金型の内部にアンダーカット
部があるので金型が複雑となり、信頼性が低下するとい
う問題がある。また、金属シャッタとは形状が大幅に異
なるのでケースを兼用するとなるとケースも複雑な形状
となってしまう。
属シャッタと樹脂シャッタが兼用されているものとして
３．５インチのフロッピーディスク（通常ＭＦＤと呼ば
れている）がある。たとえば、特開昭６０−２３１９８
５号に金属（ステンレス）の平板を用いた従来のシャッ
タを合成樹脂を射出成形によるシャッタにすることが提
案されている。しかし、比較的ケースの厚さの薄いＭＦ
Ｄでは、金属シャッタでも樹脂シャッタにおいても上下
板の一方に設けた爪がケースのシャッタ摺動面に設けた
溝に入った単純な構造で衝撃に対しても外れにくいが、
内部に光ディスクなどが入った場合、ケースの厚さが厚
くなりそれだけではシャッタは衝撃で外れやすくなる。
なお、爪の長さを長くすれば外れ易さは解消されるが、
組立の時にシャッタを大きく変形させてしまうのでシャ
ッタが変形してしまうとか完全にシャッタが組み込まれ
ないなどという問題が発生する。また、特開昭６４−３
２４７９号では、通常の金属シャッタとは異なり、上下
板の一方に爪がなく、天板から係止部が設けられてい
る。この構造では、衝撃によるシャッタの外れ易さは解
決されているが、係止部は金型の内部にアンダーカット
部があるので金型が複雑となり、信頼性が低下するとい
う問題がある。また、金属シャッタとは形状が大幅に異
なるのでケースを兼用するとなるとケースも複雑な形状
となってしまう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常金属の
シャッタはプレス加工で作るため、切断と曲げのみで加
工されるので、樹脂のシャッタのような位置に案内板を
設けるためには、連結板から上板または下板に大きな切
り欠きが発生してしまい、シャッタ開閉用にある連結板
の角穴と干渉してしまったり、また切り欠きがあるため
シャッタが閉じた状態でも内部のディスクが露出してい
る部分がでてしまう。そこで、通常はシャッタの摺動方
向端部近傍に案内板を設ける。また、樹脂シャッタで
は、金型を用いた射出成形で作るため、金型から取り出
せる形状にしなければならない。ところが、金属シャッ
タと同じ位置に案内板を設けると、爪の部分が金型から
取り出せなくなってしまう。従って、金属と樹脂のシャ
ッタを同一形状にすることは困難であるため、それぞれ
異った形状のシャッタに応じた専用ケースを別個に成形
し、各ケースごとに金属シャッタ、樹脂シャッタを適用
しているし、ディスク状媒体を収納した比較的ケースの
厚さが厚いディスクカートリッジではシャッタに案内板
を設ける必要があるので、両シャッタを兼用できるケー
スがなく、製作煩雑で組立作業もやっかいでコスト高と
なってしまうという問題があった。本発明は、これら従
来の欠点を排除しようとするもので、ディスク状媒体を
収納した比較的ケースの厚さが厚いディスクカートリッ
ジに用いられるシャッタの案内板をガイドするガイドリ
ブを金属シャッタと樹脂シャッタとに対応させて両シャ
ッタを兼用できるカートリッジを製作も容易で安価に提
供しようとするものである。
シャッタはプレス加工で作るため、切断と曲げのみで加
工されるので、樹脂のシャッタのような位置に案内板を
設けるためには、連結板から上板または下板に大きな切
り欠きが発生してしまい、シャッタ開閉用にある連結板
の角穴と干渉してしまったり、また切り欠きがあるため
シャッタが閉じた状態でも内部のディスクが露出してい
る部分がでてしまう。そこで、通常はシャッタの摺動方
向端部近傍に案内板を設ける。また、樹脂シャッタで
は、金型を用いた射出成形で作るため、金型から取り出
せる形状にしなければならない。ところが、金属シャッ
タと同じ位置に案内板を設けると、爪の部分が金型から
取り出せなくなってしまう。従って、金属と樹脂のシャ
ッタを同一形状にすることは困難であるため、それぞれ
異った形状のシャッタに応じた専用ケースを別個に成形
し、各ケースごとに金属シャッタ、樹脂シャッタを適用
しているし、ディスク状媒体を収納した比較的ケースの
厚さが厚いディスクカートリッジではシャッタに案内板
を設ける必要があるので、両シャッタを兼用できるケー
スがなく、製作煩雑で組立作業もやっかいでコスト高と
なってしまうという問題があった。本発明は、これら従
来の欠点を排除しようとするもので、ディスク状媒体を
収納した比較的ケースの厚さが厚いディスクカートリッ
ジに用いられるシャッタの案内板をガイドするガイドリ
ブを金属シャッタと樹脂シャッタとに対応させて両シャ
ッタを兼用できるカートリッジを製作も容易で安価に提
供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録再生用ヘ
ッドおよび駆動軸を挿入しうる開口部を有するケースの
内部にディスク状媒体を回転可能に収納すると共に、前
記開口部を開閉する断面が略コ字状となっているシャッ
タを前記ケースのシャッタ摺動領域に摺動自在に備えた
ディスクカートリッジにおいて、シャッタに備えた案内
板をガイドするガイドリブをケース内面に設け該ガイド
リブに前記案内板を誘導する傾斜面と凹部とを配備した
カートリッジである。
ッドおよび駆動軸を挿入しうる開口部を有するケースの
内部にディスク状媒体を回転可能に収納すると共に、前
記開口部を開閉する断面が略コ字状となっているシャッ
タを前記ケースのシャッタ摺動領域に摺動自在に備えた
ディスクカートリッジにおいて、シャッタに備えた案内
板をガイドするガイドリブをケース内面に設け該ガイド
リブに前記案内板を誘導する傾斜面と凹部とを配備した
カートリッジである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では光ディスク
などを収納する比較的ケースの厚いディスクカートリッ
ジを対象とし、金属板をプレス加工で成形したシャッタ
と、樹脂を射出成形したシャッタとが兼用できるケース
とし、即ち、案内板のあるシャッタを組み込む時にシャ
ッタの案内板が入り込むケース内面のガイドリブに凹部
および傾斜面を備えていることで、金属シャッタも樹脂
シャッタも容易に組み込むことが可能となり、またシャ
ッタの形状も金属と樹脂とで大幅な変更もなく、しかも
樹脂シャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので
安価に製造することができる。
などを収納する比較的ケースの厚いディスクカートリッ
ジを対象とし、金属板をプレス加工で成形したシャッタ
と、樹脂を射出成形したシャッタとが兼用できるケース
とし、即ち、案内板のあるシャッタを組み込む時にシャ
ッタの案内板が入り込むケース内面のガイドリブに凹部
および傾斜面を備えていることで、金属シャッタも樹脂
シャッタも容易に組み込むことが可能となり、またシャ
ッタの形状も金属と樹脂とで大幅な変更もなく、しかも
樹脂シャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので
安価に製造することができる。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図１乃至図５のディスクカ
ートリッジの例で説明すると、上ケース１と下ケース２
とからなるケースの内部に、情報媒体のディスク状媒体
１０を回転自在に収納し、ヘッド挿入孔や駆動軸挿入孔
などの開口部３を形成したケースに、該開口部３を開閉
するための断面略コ字状のシャッタ４，４1 をケースの
外面より一段低いシャッタ摺動領域５に摺動自在に備え
たカートリッジであって、金属シャッタ４或いは樹脂シ
ャッタ４1 に備えた案内板６，６1 をそれぞれ対応して
ガイドするガイドリブ７をケース内面に設けてある。
ートリッジの例で説明すると、上ケース１と下ケース２
とからなるケースの内部に、情報媒体のディスク状媒体
１０を回転自在に収納し、ヘッド挿入孔や駆動軸挿入孔
などの開口部３を形成したケースに、該開口部３を開閉
するための断面略コ字状のシャッタ４，４1 をケースの
外面より一段低いシャッタ摺動領域５に摺動自在に備え
たカートリッジであって、金属シャッタ４或いは樹脂シ
ャッタ４1 に備えた案内板６，６1 をそれぞれ対応して
ガイドするガイドリブ７をケース内面に設けてある。
【０００８】この場合、前記シャッタ４，４1 が上板と
下板とを連結板で断面が略コ字状となっていて、外れ防
止のためにケース外表面に設けられた凹溝８に嵌入して
摺動案内する爪部９を前記板材より両外端側に備えてい
るものであって、前記案内板６，６1 は板材より外端側
にある金属シャッタ４或いは板材の幅内にある樹脂シャ
ッタ４1 としてある。
下板とを連結板で断面が略コ字状となっていて、外れ防
止のためにケース外表面に設けられた凹溝８に嵌入して
摺動案内する爪部９を前記板材より両外端側に備えてい
るものであって、前記案内板６，６1 は板材より外端側
にある金属シャッタ４或いは板材の幅内にある樹脂シャ
ッタ４1 としてある。
【０００９】なお、前記ガイドリブ７は、ケースの前方
側面に設けられた凹溝１１内に前記金属シャッタ４の案
内板６が入り込む部位を一段低くする凹部１２と、樹脂
シャッタ４1 の案内板６1 が滑り込む組み込み側に傾斜
面１３とをそれぞれ併せ備えて金属シャッタ４も樹脂シ
ャッタ４1 でも容易に組み込め兼用できるようにしてあ
る。また、シャッタの爪部９をシャッタ組込み時に容易
に下ケースの凹溝８に入るようにした案内傾斜面の面取
部１４に合わせた時に金属シャッタ４の案内板６と対向
する位置に凹部１２を、また樹脂シャッタ４1 の案内板
６1 と対向する位置に傾斜面１３を配置してある。ま
た、前記シャッタ４のケースへの組み込み時にシャッタ
４の爪部９をケースの凹溝８に挿入しやすくするために
下ケース２の外表面に案内傾斜面を所定巾に形成した面
取部１４，１４を設けるのがよく、さらにケース内面と
なる凹溝１１の中にシャッタ４，（４1 ）の案内板６，
６1 を組み入れられる際に、ガイドリブ７に前記案内板
６，６1 が突き当たらないように凹部１２と傾斜面１３
とを備え、組み入れ後はガイドリブ７に沿って案内板
６，６1 が摺動されてシャッタの開閉操作を円滑で安定
して行えるようにしてある。
側面に設けられた凹溝１１内に前記金属シャッタ４の案
内板６が入り込む部位を一段低くする凹部１２と、樹脂
シャッタ４1 の案内板６1 が滑り込む組み込み側に傾斜
面１３とをそれぞれ併せ備えて金属シャッタ４も樹脂シ
ャッタ４1 でも容易に組み込め兼用できるようにしてあ
る。また、シャッタの爪部９をシャッタ組込み時に容易
に下ケースの凹溝８に入るようにした案内傾斜面の面取
部１４に合わせた時に金属シャッタ４の案内板６と対向
する位置に凹部１２を、また樹脂シャッタ４1 の案内板
６1 と対向する位置に傾斜面１３を配置してある。ま
た、前記シャッタ４のケースへの組み込み時にシャッタ
４の爪部９をケースの凹溝８に挿入しやすくするために
下ケース２の外表面に案内傾斜面を所定巾に形成した面
取部１４，１４を設けるのがよく、さらにケース内面と
なる凹溝１１の中にシャッタ４，（４1 ）の案内板６，
６1 を組み入れられる際に、ガイドリブ７に前記案内板
６，６1 が突き当たらないように凹部１２と傾斜面１３
とを備え、組み入れ後はガイドリブ７に沿って案内板
６，６1 が摺動されてシャッタの開閉操作を円滑で安定
して行えるようにしてある。
【００１０】本実施例の上ケース１は、不透明樹脂で主
部、シャッタ摺動エリア５の一部を構成し、透明樹脂で
メディアの記録面にほぼ対向する部分を構成し、両方の
樹脂を一体成形している。また、ラベル貼着用エリア１
５は、他の外面に比べラベル厚さよりもやや深い量だ
け、凹形状としメディア中央部とメディアの記録面とほ
ぼ対向する部分の一部にまたがって設けてある。不透明
樹脂のゲート２５は、シャッタ摺動エリア５に設けてお
り、透明樹脂のゲート（図示せず）は、メディアの記録
面とほぼ対向する透明部分でラベル貼着用エリア１５で
はない箇所に設けるのがよい。
部、シャッタ摺動エリア５の一部を構成し、透明樹脂で
メディアの記録面にほぼ対向する部分を構成し、両方の
樹脂を一体成形している。また、ラベル貼着用エリア１
５は、他の外面に比べラベル厚さよりもやや深い量だ
け、凹形状としメディア中央部とメディアの記録面とほ
ぼ対向する部分の一部にまたがって設けてある。不透明
樹脂のゲート２５は、シャッタ摺動エリア５に設けてお
り、透明樹脂のゲート（図示せず）は、メディアの記録
面とほぼ対向する透明部分でラベル貼着用エリア１５で
はない箇所に設けるのがよい。
【００１１】図中、２０はディスク用クランピングプレ
ート、２１は駆動軸挿入孔、２２は誤消去防止用プラ
グ、２３はシャッタロック、２４は媒体収納部である。
ート、２１は駆動軸挿入孔、２２は誤消去防止用プラ
グ、２３はシャッタロック、２４は媒体収納部である。
【００１２】なお、前記シャッタは、金属製或いは合成
樹脂製シャッタであって、ケース側面より内部に入る方
向に突設した摺動用ガイドをケース側に形成した凹部に
対応または嵌合する補強部を備え、シャッタの強度を高
め信頼性を向上させることが考慮されている。
樹脂製シャッタであって、ケース側面より内部に入る方
向に突設した摺動用ガイドをケース側に形成した凹部に
対応または嵌合する補強部を備え、シャッタの強度を高
め信頼性を向上させることが考慮されている。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、記録再生用ヘッドおよび駆動
軸を挿入しうる開口部を有するケースの内部にディスク
状媒体を回転可能に収納すると共に、前記開口部を開閉
する断面が略コ字状となっているシャッタを前記ケース
のシャッタ摺動領域に摺動自在に備えたディスクカート
リッジにおいて、シャッタに備えた案内板をガイドする
ガイドリブをケース内面に設け、該ガイドリブに前記案
内板を誘導する傾斜面と凹部とを配備したことにより、
光ディスクなどのディスク状媒体を収納した比較的ケー
スの厚さが厚いディスクカートリッジにおいてシャッタ
の案内板をガイドするガイドリブの形状を両方のシャッ
タに対応させて、案内板を有する金属シャッタと樹脂シ
ャッタとを兼用して使用することができ、また、シャッ
タの形状は金属と樹脂で大幅な変更もなく、また樹脂の
シャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので安価
に製造することができる。
軸を挿入しうる開口部を有するケースの内部にディスク
状媒体を回転可能に収納すると共に、前記開口部を開閉
する断面が略コ字状となっているシャッタを前記ケース
のシャッタ摺動領域に摺動自在に備えたディスクカート
リッジにおいて、シャッタに備えた案内板をガイドする
ガイドリブをケース内面に設け、該ガイドリブに前記案
内板を誘導する傾斜面と凹部とを配備したことにより、
光ディスクなどのディスク状媒体を収納した比較的ケー
スの厚さが厚いディスクカートリッジにおいてシャッタ
の案内板をガイドするガイドリブの形状を両方のシャッ
タに対応させて、案内板を有する金属シャッタと樹脂シ
ャッタとを兼用して使用することができ、また、シャッ
タの形状は金属と樹脂で大幅な変更もなく、また樹脂の
シャッタでは複雑な金型構造とする必要がないので安価
に製造することができる。
【図１】本発明の実施例の金属シャッタを用いた場合の
分離状態の斜視図である。
分離状態の斜視図である。
【図２】本発明の実施例で、樹脂シャッタを用いた場合
の一部の分解斜視図である。
の一部の分解斜視図である。
【図３】図２の下ケースの要部を示し、（ａ）は下ケー
スの内部を示す平面図、（ｂ）は下ケースの正面図を示
す。
スの内部を示す平面図、（ｂ）は下ケースの正面図を示
す。
【図４】図３の一部の拡大縦断面図で、（ａ）はＡ−Ａ
線における断面図、（ｂ）はＢ−Ｂ線における断面図で
ある。
線における断面図、（ｂ）はＢ−Ｂ線における断面図で
ある。
【図５】本発明で用いられるシャッタを示し、（ａ）は
金属シャッタの平面図及びその側面図、（ｂ）は樹脂シ
ャッタの平面図及びその側面図である。
金属シャッタの平面図及びその側面図、（ｂ）は樹脂シ
ャッタの平面図及びその側面図である。
１ 上ケース ２ 下ケース ３ 開口部 ４ 金属シャッタ ４1 樹脂シャッタ ５ シャッタ摺動領域 ６，６1 案内板 ７ ガイドリブ ８ 凹溝 ９ 爪部 １０ ディスク状媒体 １１ 凹溝 １２ 凹部 １３ 傾斜面
Claims (2)
- 【請求項１】 記録再生用ヘッドおよび駆動軸を挿入し
うる開口部を有するケースの内部にディスク状媒体を回
転可能に収納すると共に、前記開口部を開閉する断面が
略コ字状となっているシャッタを前記ケースのシャッタ
摺動領域に摺動自在に備えたディスクカートリッジにお
いて、シャッタに備えた案内板をガイドするガイドリブ
をケース内面に設け、該ガイドリブに前記案内板を誘導
する傾斜面と凹部とを配備したことを特徴とするディス
クカートリッジ。 - 【請求項２】 前記ガイドリブが、ケースの前方側面に
設けられた凹溝内に突設され、前記金属シャッタの案内
板が入り込む部位を一段低くする凹部と、樹脂シャッタ
の案内板が滑り込む組み込み側に傾斜面とをそれぞれ併
せ備えられている請求項１記載のディスクカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20758196A JPH1040662A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20758196A JPH1040662A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040662A true JPH1040662A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16542133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20758196A Withdrawn JPH1040662A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1040662A (ja) |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP20758196A patent/JPH1040662A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |