JPH1040003A - タブレットの保持機構 - Google Patents

タブレットの保持機構

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JPH1040003A
JPH1040003A JP19819896A JP19819896A JPH1040003A JP H1040003 A JPH1040003 A JP H1040003A JP 19819896 A JP19819896 A JP 19819896A JP 19819896 A JP19819896 A JP 19819896A JP H1040003 A JPH1040003 A JP H1040003A
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Yoshikazu Yabe
嘉一 矢部
Yutaka Ujiie
裕 氏家
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレットの入力時に、該タブレットの硝子
基板が破損することがなく、装置の転倒等による外部か
らの衝撃に対しても、該タブレットが容易に破損しない
タブレットの保持構造を提供すること。 【解決手段】 液晶パネル3は、前面に偏光板7が配設
された硝子よりなるCOM基板8と、このCOM基板8
の背面に配設される硝子よりなるSEG基板9と、さら
にその背面に配設される偏光板10とによって構成さ
れ、SEG基板9をCOM基板8よりも大きくなるよう
に形成し、SEG基板9とCOM基板8との中心を互い
に一致するように位置合わせし、SEG基板9の外周部
はCOM基板8からはみ出すようにし、このはみ出した
部分に伸縮性を有するスペーサ11bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルやプラ
ズマディスプレイ装置等に用いられるタブレットの保持
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドヘルドターミナル(以下H
HTと称する)のように、指先等で触ることによって画
面上の位置情報を読み取らせるタッチパネルの機能を有
するタブレットを兼ね備えた液晶ユニットは、図11及
び図12(a)に示したような構成になっている。すな
わち液晶ユニット1は、前面にタブレット2と、このタ
ブレット2の背面に、スペース6を介して設けられた液
晶パネル3とで構成され、タブレット2は、前面にフィ
ルム基板4と、このフィルム基板4の背面に設けられた
硝子基板5とで構成されている。また、液晶パネル3
は、前面に偏光板7が設けられたCOM基板8と、この
COM基板8の背面に設けられ、背面に偏光板10が設
けられたSEG基板9とで構成される。そして、タブレ
ット2と、液晶パネル3との干渉を防止するため、この
タブレット2と偏光板7との間にはスペース6が設けら
れ、該タブレット2の表面を指先等でタッチした場合に
光の干渉縞が生じないようにしている。このスペース6
の厚さは0.4ミリメートル位必要で、この液晶パネル
3とタブレット2の間には、上記スペース6を確保する
ために、シリコンゴム或いは塩化ビニール等のスペーサ
11aを介在させて液晶パネル3の偏光板7にタブレッ
ト2を保持している。
【0003】また、従来、例えばプラズマディスプレイ
装置は、奥行きが薄く、且つ重量を軽くするため、置台
もプラズマディスプレイ装置と同程度の奥行きにするこ
とが好ましい。しかしながら、この装置と置台を薄型に
すると不安定で転倒し易くなり、転倒時にプラズマディ
スプレイ装置のタブレットが床と衝突して破損するおそ
れがあった。このようなディスプレイ装置の一例は図1
3及び図14に示したように、プラズマディスプレイ装
置の筐体21は、前面に開口部が形成され、金属からな
るフロントカバー22と、同じく金属からなるリアカバ
ー23とによって構成されている。この筐体21の図1
3のa−aで示した部分の断面は、図14に示すよう
に、リアカバー23の背面内部の両側に、両端にL字状
の取付部24a、24bを備えた支持板24がねじ25
によって取付けられ、それぞれの支持板24の中央部2
4cには両端にL字状の取付部26aを有する取付板2
6が、ねじ27によって取付けられている。前記取付板
26にはスペーサ28を介し、前面にフロント硝子29
aが設けられたプラズマディスプレイパネルが取り付け
られ、該プラズマディスプレイパネルには、上面が透明
な保護部材30aによって覆われた硝子基板30bから
構成されるタブレット30が、シリコンゴム或いは塩化
ビニール等のスペーサ35aを介して保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例において、液晶ユニットの場合は、軽量、薄型、
耐衝撃性等の要求を満足するというセールスポイントに
鑑み、その要求が年々高まっているため、例えば、硝子
基板5を厚さ1.1mmから厚さ0.7mmに変更しよ
うとして、このような硝子基板を用いたタブレットを液
晶パネルに保持した場合に、図12(b)に示したよう
に、タブレット2に上方から矢印Bのような押圧力が働
くと、この押圧力によって、硝子基板の周辺部(矢印
A)が破損するケースが多々発生し、商品化を推進する
上で大きな問題点となっていた。また、図13及び図1
4に示したプラズマディスプレイ装置21の場合におい
ても、前述の液晶ユニットの場合と同様にタブレット3
0の入力時(タブレット30の表面を保護部材30aを
介して指やペン等で押した時)に硝子基板が破損する場
合が多々発生するのみならず、そのプラズマディスプレ
イ装置が転倒した場合、この転倒による衝撃吸収手段を
有していなかったため、転倒による衝撃が吸収されずに
ガラス基板30bに伝わり、該ガラス基板30bが破損
するという問題を有していた。
【0005】本発明は、上記の問題に鑑み、タブレット
の入力時に、該タブレットの硝子基板が破損することを
なくするとともに、装置の転倒等による外部からの衝撃
に対しても容易にタブレットが破損しないタブレットの
保持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するため、上側基板と下側基板とを対向配置させた構
成を有する平面表示装置の前面に、緩衝部材からなるス
ペーサを介して、前面が透明な保護部材によって覆われ
た硝子基板よりなるタブレットを保持するタブレットの
保持機構であって、前記下側基板の外周部の一部もしく
は全部が前記上側基板よりも外側へはみ出すようにし、
該はみ出した部分と前記硝子基板との間に前記スペーサ
を介在させたことを特徴とする。
【0007】このような構成において、タブレットの入
力時にタブレットに仕様作動力以上の大きな押圧力が加
わった場合には、その押圧力に応じてスペーサが圧縮さ
れていき、すなわち、押圧力がスペーサによって緩衝吸
収され、最終的には、タブレットの硝子基板自体に大き
な荷重が加わる前に、タブレットの硝子基板の下面が平
面表示装置の前面全体にほぼ一様に当接することにな
る。そのため、タブレットの硝子基板に局所的に大きな
荷重が集中することがなくなり、従来のようなタブレッ
トの破損が防止される。また、前面に開口部が形成され
たフロントカバーとリアカバーとにより構成された筐体
内に上記平面表示装置が取り付けられた構成に対して
は、更にフロントカバーとタブレットとの間に緩衝部材
を介在させるようにしてもよい。このようにすれば、フ
ロントカバーとタブレットとの間の緩衝部材が、装置の
転倒によるフロントカバーの衝撃を吸収するので、装置
の転倒によるタブレットの破損をも防止することが可能
となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明による第1
の実施の形態における液晶ユニットを説明する図で、図
1は、液晶ユニットの分離斜視図、図2(a)は、同じ
く液晶ユニットの断面図、(b)は同じく液晶ユニット
に荷重を印加した状態における断面図である。尚、図中
従来例と同一の構成部分には同一の符号を付す。
【0009】図1及び図2(a)において、1は液晶ユ
ニットで、同液晶ユニット1は、前面に設けられるタブ
レット2と、このタブレット2の後面に、スペース6を
介して設けられる液晶パネル3とで構成されている。
【0010】タブレット2は、前面にフィルム基板4が
配設された硝子基板5によって構成されている。液晶パ
ネル3は、前面に偏光板7が配設された硝子よりなるC
OM基板8と、このCOM基板8の背面に配設される硝
子よりなるSEG基板9と、さらにその背面に配設され
る偏光板10とによって構成されている。
【0011】但し、上記構成とは逆に、前面に偏光板7
が配設された硝子よりなるSEG基板8と、このSEG
基板8の背面に配設される硝子よりなるCOM基板9
と、さらにその背面に配設される偏光板10とによって
構成されていても良い。
【0012】また、SEG基板9の面積はCOM基板8
よりも大きくなるように形成され、SEG基板9とCO
M基板8との中心は互いに一致するように位置合わせさ
れているために、SEG基板9の外周部10a、10b
はCOM基板8からはみ出すようになっていて、このは
み出した部分には、例えば、内部に空孔11cを多数含
んだ伸縮性の高い発泡ウレタン等の緩衝部材よりなるス
ペーサ11bが配設されている。すなわち、SEG基板
9の外周部10a、10bとタブレット2の硝子基板5
との間にスペーサ11bが介在された構成となってい
る。図2(a)と図12(a)とを比較すれば明らかな
ように、この第1の実施の形態におけるスペーサ11b
は従来のスペーサ11aよりも少なくともCOM基板8
の厚さ分だけ厚くなっており、タブレット2に加わる押
圧力を吸収する能力が高い。
【0013】このように構成されるタブレット2の機能
は、例えば、液晶パネル3に表示される平面上の画像を
手に持ったペンあるいは指先等で追跡し、その位置を一
定間隔で入力する装置に用いられ、例えば、平板中にワ
イヤやプリント配線等のメッシュを埋設し、該平板のX
軸(横方向)とY軸(縦方向)からパルスを送り、ペン
あるいは指先によって指示された信号を読み込んで位置
を検出することにある。
【0014】タブレット2と液晶パネル3の間に設けら
れたスペース6は、該タブレット2が液晶パネル3に密
着して干渉縞が発生し画面を見ずらくすることを防止す
るために設けられ、その厚さが0.4mm程度必要であ
る。
【0015】液晶パネル3は、例えば、TN(ツウィス
テッドネマテイック)型と呼ばれるもので、この構成の
詳細と機能について以下に説明する。前記TN(ツウィ
ステッドネマテイック)型と呼ばれる液晶パネル3の構
造は、COM基板8とSEG基板9からなる6ミクロン
程度の隙間に液晶が封入されたもので、これら対となる
COM基板8とSEG基板9のそれぞれの内側には透明
電極がコーティングされ、かつ、光の偏光を利用するた
め、COM基板8の外側に偏光板7が、またSEG基板
9の外側に偏光板10が配設されている。無電界のもと
では液晶の棒状分子がCOM基板8とSEG基板9のそ
れぞれの硝子基板に平行に配向するように表面処理され
ている。
【0016】液晶パネル3は透明電極(COM基板8の
コモン電極とSEG基板9のセグメント電極)間に電界
がかけられていないときは透明状態となって白く観察さ
れ、電界がかけられたときには不透明状態となって黒く
観察されるので、この性質を利用して映像や文字を表示
する表示パネルを構成することができる。
【0017】このような構造の液晶パネルに同図(b)
に示すように、仕様作動力以上でタブレットを入力した
場合には、矢印Aにて示すようにタブレット2の上方か
ら(下向きの方向に)荷重が印加され、この荷重がタブ
レット2を介してスペーサ11bに伝わり、該スペーサ
11bが圧縮される。
【0018】また、スペーサ11bの内部には空孔11
cが多数存在し、また、スペーサ11bがスペース6の
厚さとCOM基板8の厚さとを加えた以上の厚さを有し
ているので、スペーサ11bの伸縮性は従来のスペーサ
よりも高く、つまり、上述のとおりタブレット2に加わ
る押圧力を吸収する能力が高い。よって、タブレット2
に従来と同じ力を加えようとしても、スペーサ11bは
従来のものよりも大きく圧縮され、その分だけ、タブレ
ット2の硝子基板5に加わる圧力が減少する。
【0019】このようにして、スペーサ11bを液晶パ
ネル3に強制干渉させることにより、タブレット2の破
損を防止することが可能となる。例えば、従来の保持機
構によれば入力荷重10Kgrでタブレット2が破損し
たものとすると、この第1の実施の形態による保持機構
では少なくとも入力荷重10Kgrで入力した場合、液
晶パネル3にタブレット2が干渉するようにスペーサ1
1bの設計を行っておくことによってタブレット2の破
損を皆無にすることができる。
【0020】但し、入力荷重が印加されない状態では、
前述したように、タブレット2が液晶パネル3を密着し
て干渉縞が発生し画面を見ずらくすることを防止するた
め、0.4mm程度のスペースを確保できるようなスペ
ーサ11bを配設しておく必要がある。
【0021】図3は液晶ユニット1のタブレット2と液
晶パネル3の間にスペーサ11bを配設した場合の第2
の実施の形態で、(a)は上面図、(b)は正面図、
(c)は側面図、(d)は斜視図である。
【0022】同図におけるスペーサ11bは、上側のタ
ブレット2と、下側の液晶パネル3との間の前面を除く
両側部に配設されている。さらに図4〜図8は、タブレ
ット2と液晶パネル3の間にスペーサ11bを配設した
場合の液晶ユニットの第3の実施の形態〜第7の実施の
形態を説明する図で、それぞれの図中(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図を示している。
【0023】図4におけるスペーサ11bは、上側のタ
ブレット2と、下側の液晶パネル3との間の前面と後面
を除く両側部に配設されている。図5におけるスペーサ
11bは、上側のタブレット2と、下側の液晶パネル3
との間のタブレット2と液晶パネル3との間の全周に渡
って配設されている。
【0024】図6におけるスペーサ11bは、上側のタ
ブレット2と、下側の液晶パネル3との間の両側部に配
設されている。図7におけるスペーサ11bは、上側の
タブレット2と、下側の液晶パネル3との間に、後面に
開口が形成されたコ字状に配設されている。
【0025】図8におけるスペーサ11bは、上側のタ
ブレット2と、下側の液晶パネル3との間に、前面の両
角に開口3aが形成されるようにして配設されている。
ただし、本発明は前述した図3〜図8の実施の形態に限
定されるものではなく、スペーサは上側基板よりも外側
へはみ出した下側基板の外周部の少なくとも一部とタブ
レットの硝子基板との間に介在され、かつ、元々のスペ
ーサとしての機能と本願独自の緩衝部材としての機能が
果たされるのであれば、どのような配置パターンをとっ
てもよいものである。
【0026】図9は、本発明によるタブレットの保持機
構をプラズマディスプレイ装置に適用した第8の実施の
形態を説明する図である。尚、図中従来例と同一の構成
部分には同一の符号を付す。
【0027】同図において、プラズマディスプレイ装置
の筐体21は、前面が開口し、ABS等の樹脂からなる
フロントカバー22と、金属からなるリアカバー23に
よって構成されている。リアカバー23の背面内部の両
側には両端にL字状の取付部24aと24bを具備した
支持板24が、ねじ25によって取付けられている。ま
た、前記それぞれの支持板24の中央部24cには両端
にL字状の取付部26aを有する取付板26がねじ27
によって取付けられている。この取付板26には、スペ
ーサ28を介し、前面にフロント硝子29aが設けられ
たプラズマディスプレイパネルの基板29がねじ31に
よって取付けられ、該プラズマディスプレイパネルの基
板29の周辺部と、上面が透明な保護部材30aによっ
て覆われた硝子基板30bから構成されるタブレット3
0の間には発泡ウレタン等のスペーサ35が介装されて
いる。
【0028】また、フロントカバー22の開口部の内周
縁34には伸縮性を有する発泡ウレタン等のスペーサ3
6が固着され、このスペーサ36とタブレット30とは
互いに離開自在となっている。
【0029】上述の構成において、プラズマディスプレ
イ装置21に、仕様作動力以上でタブレットを入力した
場合には、タブレット30に前面から荷重が印加され、
この荷重がタブレット30を介してスペーサ35に伝わ
り、該スペーサ35が圧縮される。
【0030】この圧縮によって、タブレット30の硝子
基板30bの下面が硝子基板29aの上面に一様に当接
するようになり、従来例のようにタブレット30の周縁
部に荷重が集中することがなく、タブレット30は破損
することがない。
【0031】尚、スペーサ36はフロントカバー22が
外部からの衝撃によってタブレット30の前面の保護部
材30aに当接し、これによってタブレット30が破損
しないように保護するためのものである。
【0032】また、図10は、本発明によるタブレット
の保持機構をプラズマディスプレイ装置に適用した第9
の実施の形態を説明する図である。尚、図中従来例と同
一の構成部分には同一の符号を付す。
【0033】この場合のプラズマディスプレイ装置21
の構造は、前図9に示した実施の形態とほぼ同様である
が、この場合はL字状の取付部26bの長さが、フロン
トカバー22に接近する程度迄延長され、且つ取付部2
6bの先端とフロントカバー22の間にスペーサ37が
介装されている点が違っている。尚、同図において、前
述の図9と同一の構成部分には同一の符号を用いるもの
とする。
【0034】同図において、ディスプレイ装置の筐体2
1は、前面が開口し、ABS等の樹脂からなるフロント
カバー22と、金属からなるリアカバー23によって構
成されている。リアカバー23の背面内部の両側には両
端にL字状の取付部24aと24bを具備した支持板2
4がねじ25によって取付けられている。また、前記そ
れぞれの支持板24の中央部24cには両端にL字状の
取付部26bを有する取付板26がねじ27によって取
付けられている。この取付板26には、スペーサ28を
介し、前面にフロント硝子29aが設けられたプラズマ
ディスプレイパネルの基板29がねじ31によって取付
けられ、該プラズマディスプレイパネルには、上面が透
明な保護部材30aによって覆われた硝子基板30bか
ら構成されるタブレット30が、発泡ウレタン等のスペ
ーサ35を介して保持されている。
【0035】また、フロントカバー22の開口部側の内
周縁34の間には伸縮性を有する発泡ウレタン等のスペ
ーサ36が固着されている。さらに、前述したように、
その長さがフロントカバー22に接近する程度迄延長さ
れたL字状の取付部26bの先端とフロントカバー22
の間には発泡ウレタン等のスペーサ37が介装されてい
る。
【0036】以上の構成において、装置の転倒時におけ
る載置面から受ける衝撃はフロントカバー22とタブレ
ット30との間のスペーサ36と、取付部26bの先端
とフロントカバー22の間のスペーサ37によって吸収
させ、これによって衝撃の吸収力を一層高めるようにし
たものである。
【0037】尚、上記の保持機構は、タブレット−EL
ディスプレイ、タブレット−蛍光表示管、タブレット−
LEDディスプレイ等にも適用することができる。ま
た、上記スペーサ35、36、37の材質としては、発
泡ウレタン等に限るものではなく、例えば発泡シリコン
等スポンジのように緩衝性に富む材質であればよい。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるタ
ブレットの保持機構によれば、緩衝性に富むスペーサに
よってタブレットの入力時に硝子が破損することのない
液晶ユニット、および装置本体に加わった外力の衝撃を
吸収し、タブレットの破損を防止することのできるプラ
ズマディスプレイ装置等を提供することができ、軽量、
薄型、耐衝撃性に富んだ装置の提供を可能とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタブレットの保持機構の第1の実
施の形態の液晶ユニットの分離斜視図である。
【図2】本発明によるタブレットの保持機構の第1の実
施の形態で、(a)は液晶ユニットの構造を示す断面
図、(b)は同じく液晶ユニットに荷重をかけた状態を
示す断面図である。
【図3】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第2の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は斜視図であ
る。
【図4】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第3の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図5】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第4の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第5の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図7】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第6の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図8】本発明によるタブレットの保持機構のタブレッ
トと液晶パネルの間に緩衝部材11bを配設した場合の
第7の実施の形態を示したもので、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図9】本発明によるタブレットの保持機構の第8の実
施の形態で、プラズマディスプレイ装置の断面図であ
る。
【図10】本発明によるタブレットの保持機構の第9の
実施の形態で、プラズマディスプレイ装置の断面図であ
る。
【図11】従来例のタブレットの保持機構で、液晶ユニ
ットの分離斜視図である。
【図12】従来例のタブレットの保持機構で、(a)は
液晶ユニットの構造を示す断面図、(b)は同じく液晶
ユニットに荷重をかけた状態を示す断面図である。
【図13】従来例のプラズマディスプレイ装置の外観斜
視図である。
【図14】従来例のプラズマディスプレイ装置の断面図
である。
【符号の説明】
1 液晶ユニット 2 タブレット 3 液晶パネル 4 フィルム基板 5 硝子基板 6 スペース 7 偏光板 8 COM基板 9 SEG基板 10 偏光板 11bスペーサ 11c孔 21 筐体 22 フロントカバー 23 リアカバー 24 支持板 25 ねじ 26 取付板 27 ねじ 28 スペーサ 29 ディスプレイパネル 30 タブレット 30a保護部材 30b硝子基板 31 ねじ 32 ボス 33 ねじ 34 内周縁 35 スペーサ 36 スペーサ 37 スペーサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側基板と下側基板とを対向配置させた
    構成を有する平面表示装置の前面に、緩衝部材からなる
    スペーサを介して、前面が透明な保護部材によって覆わ
    れた硝子基板よりなるタブレットを保持するタブレット
    の保持機構であって、前記下側基板の外周部の一部もし
    くは全部が前記上側基板よりも外側へはみ出すように
    し、該はみ出した部分と前記硝子基板との間に前記スペ
    ーサを介在させたことを特徴とするタブレットの保持機
    構。
  2. 【請求項2】 前記平面表示装置は、前面に開口部が形
    成されたフロントカバーと、リアカバーとにより構成さ
    れた筐体内に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1記載のタブレットの保持機構。
  3. 【請求項3】 前記フロントカバーと前記タブレットと
    の間に緩衝部材を介在させたことを特徴とする請求項2
    記載のタブレットの保持機構。
  4. 【請求項4】 前記スペーサが発泡ウレタンよりなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    タブレットの保持機構。
  5. 【請求項5】 前記スペーサがスポンジよりなることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のタブ
    レットの保持機構。
  6. 【請求項6】 前記スペーサが発泡シリコンよりなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    タブレットの保持機構。
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