JPH1039785A - 車両用表示光光路方向規制部材の製造方法 - Google Patents
車両用表示光光路方向規制部材の製造方法Info
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- JPH1039785A JPH1039785A JP19809496A JP19809496A JPH1039785A JP H1039785 A JPH1039785 A JP H1039785A JP 19809496 A JP19809496 A JP 19809496A JP 19809496 A JP19809496 A JP 19809496A JP H1039785 A JPH1039785 A JP H1039785A
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Abstract
明して発生する表示像の像光の向きを、任意の向きに規
制する車両用表示光光路方向規制部材を、製造コストだ
けでなく設備コストをも低減して得ることができる車両
用表示光光路方向規制部材の製造方法を提供すること。 【解決手段】 指針19の指示部21に対するルーバ6
0の形成を、この指示部21にルーバ60とは別に印刷
される発光層21bと同じ、スクリーン印刷法を用いた
遮光性インキ55eのスクリーン版53eによる印刷に
より行うようにした。
Description
表示面からの表示像の像光の光路上に配置された光路規
制面に形成され、像光の光路の方向を規制する車両用表
示光光路方向規制部材の製造方法に関する。
や、背面からの透過照明等の照明光により表示面を照明
し、この照明された表示面からの像光を視認者に視認さ
せる表示形態の代表的なものに、コンビネーションメー
タがある。
は、速度計及びエンジン回転計等のメータや、ガソリン
残量計及びラジエータ水温計等のゲージが設けられてお
り、これらを構成する文字板には、目盛や数字等の表示
部が印刷され、また、この表示部を指示する指針には、
指示箇所を見易くするために明色系の着色が印刷により
施され、特に、夜間等における視認性を向上させるため
に、又は、ブラックフェイス式のメータでは、表示を行
う際に常時、正面側からの直接、或は、間接照明や、背
面からの透過照明等によって照明され、その照明により
生じたメータやゲージの像光が、運転者により視認され
る。
は、シフトポジションランプや各種ウォーニングランプ
等が設けられており、これらランプの前方に配置された
レンズには、そのランプに応じた意匠のマーク等が印刷
されていると共に、そのランプの示す状態に応じた色で
マークを表示するために、レンズそのものが表示色に着
色されており、ランプが点灯すると、そのランプに応じ
た意匠のマーク等の像光がレンズに応じた色で生じて、
この像光が運転者により視認される。
メータで発生する各種の像光は、一般に拡散光であるこ
とから運転者側に全て向かう訳ではなく、運転者から反
れた箇所に向かう像光が、場合によってはフロントガラ
スに達して、文字板や指針、シフトポジションランプや
各種ウォーニングランプのマーク等の像がフロントガラ
スに映り込み、フロントガラス前方の視界を妨げ運転の
邪魔になることがある。
は当初、遮光シートと透明シートとを交互に複数貼り合
わせてシートと直交する面でスライスすることで遮光部
と透光部との縞模様を形成したフィルムを、メータやゲ
ージ、或は、シフトポジションランプや各種ウォーニン
グランプといった照明される表示面と運転者とを結ぶ像
光の光路中に配置された構造物に貼着して、構造物を透
過できる像光の角度を透光部の幅により規制する対策を
講じていた。
フィルムそのものの作成が面倒であり、しかもその後、
作成したフィルムを像光の光路中に配置された別の構造
物に貼着するという面倒な工程を経なければならないと
いう不具合があった。
ぶ像光の光路中に配置された構造物に遮光色の感光性樹
脂を均等に塗布し、その感光性樹脂のうち不要な部分を
フォトレジストによりマスキングして、光照射により不
要な感光性樹脂部分を構造物上から除去して遮光部を形
成したり、同様の工程でエッチング法により構造物上に
遮光部を形成する対策を講じていた。
た像光の光路中に配置された構造物上に感光性樹脂によ
り遮光部を形成したり、エッチング法により同様の遮光
部を構造物上に形成する対策では、当初のフィルムを用
いる対策よりは、工程数や手間の面で優れているもの
の、コストの面ではフィルムよりもはるかに高く付くと
いう不具合があった。そして、上述したフィルムの貼着
や感光性樹脂、エッチング等による従来の遮光部の形成
方式では、いずれも、メータの文字板や指針、ランプの
レンズ等に対して行う印刷とは別の工程を経なければな
らず、遮光部の形成工程において印刷設備とは別の設備
を使用する必要があり、設備コストも高く付いてしまう
という不具合があった。
の電照型スイッチ等、車載型の表示部材に印刷により形
成された表示像を照明することで発生する像光がフロン
トガラスに映り込み、フロントガラス前方の視界を妨げ
運転の邪魔になるといった問題を解決する際にも同様に
発生していた。
本発明の目的は、印刷による表示像が形成される表示部
材を照明して発生する表示像の像光の向きを、任意の向
きに規制する車両用表示光光路方向規制部材を、製造コ
ストだけでなく設備コストをも低減して得ることができ
る車両用表示光光路方向規制部材の製造方法を提供する
ことにある。
請求項1に記載した本発明の車両用表示光光路方向規制
部材の製造方法は、表示像が印刷された像印刷面を有し
外部から光照射により照明される車両の表示部材に形成
され、該表示部材への光照射により前記像印刷面で発生
し前記表示部材から出射される前記表示像の像光のう
ち、前記表示部材を視認する視認領域以外の不要領域に
向かう、前記像光の不要光路を遮断する遮光部分が所定
のパターンで配置された表示光光路方向規制部材の製造
方法であって、前記表示部材で前記遮光部分に対応する
表示部材部分に遮光材を前記所定のパターンで印刷し、
前記像印刷面への前記表示像の印刷と前記表示部材部分
への前記遮光材の印刷とを、同一の印刷法により行うよ
うにしたことを特徴とする。
表示光光路方向規制部材の製造方法は、前記像印刷面へ
の前記表示像の印刷と前記表示部材部分への前記遮光材
の印刷とをスクリーン印刷法により行うようにした。
用表示光光路方向規制部材の製造方法は、前記像印刷面
への前記表示像の印刷と前記表示部材部分への前記遮光
材の印刷とをオフセット印刷法により行うようにした。
また、請求項4に記載した本発明の車両用表示光光路方
向規制部材の製造方法は、前記表示部材部分に印刷した
前記遮光材を、物理的変化及び化学的変化のうち少なく
とも一方の変化で硬化させて前記表示部材部分に定着さ
せるようにした。
用表示光光路方向規制部材の製造方法は、前記遮光材と
して紫外線硬化インキを用い、前記表示部材部分に前記
所定のパターンで印刷した前記紫外線硬化インキを紫外
光の照射により硬化させるようにした。また、請求項6
に記載した本発明の車両用表示光光路方向規制部材の製
造方法は、前記遮光材として熱硬化性樹脂インキを用
い、前記表示部材部分に前記所定のパターンで印刷した
前記熱硬化性樹脂インキを加熱により硬化させるように
した。
用表示光光路方向規制部材の製造方法は、前記表示部材
部分に前記遮光材を前記所定のパターンで複数回重ね印
刷して積層するようにした。また、請求項8に記載した
本発明の車両用表示光光路方向規制部材の製造方法は、
前記表示部材部分を前記像印刷面とし、前記表示像と前
記遮光材とを重ね印刷して積層するようにした。
光路方向規制部材の製造方法によれば、表示像が像印刷
面に印刷される表示部材への遮光材の形成を、像印刷面
への表示像の印刷と同一の印刷法により行うことで、遮
光材の形成に掛かる工程を表示像の印刷工程と共通化し
て工程数の削減による製造コストの低減を図ることが可
能となるだけでなく、表示像を形成するのに用いる印刷
設備を遮光材の形成に兼用して、設備コストの低減を図
ることが可能となる。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、印刷対象
にスクリーン版を当て付け、このスクリーン版上からス
キージによりインキを刷り込んで、スクリーン版の印刷
パターンを透過したインキを印刷対象に転写するスクリ
ーン印刷法で遮光材を表示部材部分に印刷することによ
り、表示部材に対する表示光光路方向規制部材の製造に
掛かる製造コストや設備コストを低く抑えるだけでな
く、印刷用の版自体のコストをも低く抑えることが可能
となる。
用表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、版が表
面に形成されたドラムに回転ロールからインキを転写し
印刷対象に転写するオフセット印刷法で遮光材を光路規
制面部分に印刷することにより、光路規制面に対する表
示光光路方向規制部材の製造に掛かる設備コストを低く
抑えることが可能となる他に、複数の光路規制面に対す
る表示光光路方向規制部材の連続的で高速な製造を実現
し、大量生産による効率化を図ることが可能となる。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、光路規制
面に印刷した遮光材を、物理的変化及び化学的変化のう
ち少なくとも一方の変化で硬化させることで、通常行う
乾燥よりも短時間で遮光材を表示部材部分に定着させる
ことが可能となる。
記載した本発明の車両用表示光光路方向規制部材の製造
方法によれば、遮光材の硬化とそれによる光路規制面へ
の遮光材の定着を、遮光材や光路規制面に対して非接触
で行い、遮光材の硬化時における光路規制面からの遮光
材の剥離を防止し確実に定着させることが可能となる。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、複数回の
重ね印刷により所定のパターンで遮光材を光路規制面に
積層することで、遮光材の印刷高さを、1回の印刷によ
る遮光材の高さにより調整するだけでなく、遮光材の印
刷回数の選択により細かく調整することが可能となる。
用表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、像印刷
面に表示像と共に遮光材を重ね印刷して積層することに
より、表示部材を印刷設備に配置したまま表示像と遮光
材の印刷を連続工程で行い、工程数の削減と製造効率の
向上を図ることが可能となる。
方向規制部材の製造方法の実施形態を図面に基づいて説
明する。
示光光路方向規制部材を形成することができる車両のコ
ンビネーションメータの正面図である。
態のコンビネーションメータは、車両のダッシュボード
(図示せず)に配設されるもので、左右に並べて配置さ
れた速度計3及びエンジン回転計5、これら速度計3及
びエンジン回転計5の両脇にそれぞれ配置された燃料計
7及びラジエータ水温計9、速度計3及びエンジン回転
計5の間に配置されたシフトポジションランプ11、並
びに、速度計3及びエンジン回転計5の下方に配置され
たウォーニングランプ13等を備えている。
7、及び、ラジエータ水温計9は、いずれも、図2に要
部拡大断面図で基本構成を模式的に示すように、文字板
15と、この文字板15の表面に形成された目盛や数字
からなる表示部17(図1参照)のうち車両の走行速度
に応じた箇所を指示する指針19と、文字板15の裏面
に配設され指針19を車両の走行速度に応じた表示部1
7箇所に回転駆動する内機23とを有しており、さら
に、文字板15の裏面に配置された導光板25と、この
導光板25に近接して文字板15の裏面側に配置された
光源27とを有している。
回転計5、燃料計7、及び、ラジエータ水温計9は、導
光板25を介して光源27から導かれる光により、文字
板15の表示部17が透過照明されると共に、光源27
から導光板25を介して導かれる光により、指針19の
指示部21が光輝するように構成されている。尚、前記
文字板15の表面周縁は見返し板29により覆われてお
り、この見返し板29により、光源27からの光が文字
板15の周縁から表面側に漏れるのを防いでいる。
ーニングランプ13は、光源33と、この光源33が収
容され光源33が発する光の出射側が開放されたランプ
ハウジング35と、このランプハウジング35の開口3
7に取着されたレンズ39とを有している。
示す「1」、「2」、「D」、「N」、「R」、「P」
のマーク(図示せず)や、ウォーニング状態を示す「ハ
イビーム」、「サイドブレーキ」、「エンジンオイ
ル」、「シートベルト」、「バッテリ」を図案化したマ
ーク(図示せず)が1つずつ印刷されており、また、レ
ンズ39は、印刷されたマークの表示色に応じて透光可
能な程度の濃さで着色されている。そして、前記レンズ
39が取着されたランプハウジング35の開口37は、
見返し板29に形成された開口31にレンズ39が丁度
嵌合するように、文字板15を裏面側から表面側に貫通
した上でこの文字板15に取着されている。
ンプ11は、現在のシフトポジションに応じた光源33
の点灯により、この光源33からの光がランプハウジン
グ35の開口37のレンズ39を透過し、見返し板29
の開口31を通してこの見返し板29の前方に、レンズ
39を透過した現在のシフトポジションを示すマークの
着色された像光が出射するように構成されている。
ジションランプ11と同様に、ウォーニング状態の発生
時に、対応する光源33の点灯により、この光源33か
らの光がランプハウジング35の開口37のレンズ39
を透過し、開口31を通して見返し板29の前方に、レ
ンズ39を透過した現在発生しているウォーニング状態
を示すマークの着色された像光が出射するように構成さ
れている。
5、燃料計7、ラジエータ水温計9、シフトポジション
ランプ11、並びに、ウォーニングランプ13の文字板
15よりも裏面側の構成部分は、前記コンビネーション
メータ1の前方に開放されたハウジング41内に収容さ
れ、ハウジング41の前面に前記見返し板29が取着さ
れ、この見返し板29の前面に、透明樹脂からなる前面
カバー43が取着されている。従って、運転者(図示せ
ず)は、前面カバー43を通して速度計3、エンジン回
転計5、燃料計7、並びに、ラジエータ水温計9の透過
照明された文字板15や自身で光輝する指針19の像
光、及び、シフトポジションランプ11やウォーニング
ランプ13のレンズ39を透過したマークの像光を視認
することとなる。
転計5、燃料計7、ラジエータ水温計9、シフトポジシ
ョンランプ11、並びに、ウォーニングランプ13の発
生する各種の像光が、車両のフロントガラス(図示せ
ず)に映り込んで運転の支障となるのを防ぐために、コ
ンビネーションメータ1の外方に向かう前記像光の光路
上に位置する、文字板15の表裏面、指針19の指示部
21の表裏面、レンズ39の表裏面、並びに、前面カバ
ー43の表裏面等に、像光の光路の方向を規制するルー
バを形成することが考えられる。
の文字板15、指針19の指示部21、及び、レンズ3
9にルーバを設ける際の工程の実施形態について、図3
乃至図29を参照しながら説明する。
透過照明により発光表示する文字板の拡大正面図、図4
は図3の文字板の要部断面図で、図3及び図4中図1及
び図2と同一の部材、部分には、図1及び図2で付した
ものと同一の引用符号を付して説明する。
5は、透光性樹脂で形成された基材15aと、この基材
15aの前面15bに組み合わせて単層状に形成された
ルーバ60及び白色拡散層15cと、これらルーバ60
及び白色拡散層15c上に重ねて積層された意匠抜き用
の黒色不透過層15dとを備えている。
字板15の表示部17のうち比較的下部に位置する、0
km/hや180km/hの速度を示す文字とその目盛
を囲む表示部部分17aに対応する基材15aの前面1
5b箇所に、それぞれ形成されている。そして、前記ル
ーバ60は、文字板15の左右方向に延在する遮光部6
1(遮光部分に相当)を文字板15の上下方向に間隔を
置いて複数配置して構成されており、各遮光部61は、
図4に示すように、この遮光部61の基材15aからの
高さHよりも小さい高さH1の遮光層61aを基材15
aの前面15b上に複数積層して構成されている。
に、基材15aの前面15bのうち、ルーバ60の各遮
光部61を除く前面15b部分に形成され、図4に示す
ように、前記遮光層61aと同じ高さH1の層を前面1
5b上に複数積層して構成されている。
うに、前記ルーバ60及び白色拡散層15cの上から基
材15aの前面15b全体を覆うように形成されてお
り、図3に示すように、前記0km/h〜180km/
hの速度を示す文字とその目盛に対応する黒色不透過層
15d部分には、これらをネガ型に抜いた形状の表示用
スリット15eが形成されていて、図4に示すように、
この表示用スリット15eを介して、その下のルーバ6
0及び白色拡散層15cが露出するように構成されてい
る。
5c、及び、黒色不透過層15dを基材15aの前面1
5b上にスクリーン印刷法により印刷し積層する際に適
用可能な、本発明の第1実施形態に係る車両用表示光光
路方向規制部材の製造方法の工程について、図5乃至図
17の工程図により説明する。
場合には、まず、図5に示すように、前面15bを上に
して基材15aをスライドステージ51上に載置、固定
し、この状態で、図6に示すように、ルーバ印刷用の版
が形成された例えばスチールメッシュ製のスクリーン版
53aを上方から降下させて基材15aの前面15bに
当て付けると共に、スクリーン版53a上に、光が透過
できない例えば黒色等に着色された紫外線硬化インキ5
5a(遮光材に相当)を載せて、図7に示すように、紫
外線硬化インキ55aをスキージ57によりスクリーン
版53aに刷り込んで、スクリーン版53aを通り抜け
たルーバ60のパターンに応じた紫外線硬化インキ55
aを、前記表示部部分17aに対応する基材15aの前
面15b部分に転写する。
3aを上昇させて基材15aの前面15bから離間させ
ておいて、図9に示すように、基材15aを載置、固定
したままスライドステージ51を、サーボモータ等の位
置精度を高く保てる駆動源(図示せず)により、スクリ
ーン版53aの真下の位置から水平に移動させ、紫外線
ランプ59の真下に位置させる。そして、紫外線ランプ
59からの紫外光を基材15aの前面15bに均一に照
射して、先に転写された基材15aの前面15b上のル
ーバ60のパターンに応じた紫外線硬化インキ55aを
硬化させ、基材15aに定着させる。これにより、前記
表示部部分17aに対応する基材15aの前面15b部
分上に、厚みH1の遮光層61aが、遮光部61に応じ
た数及び配置で形成される。
スライドステージ51を、基材15aがスクリーン版5
3aの真下に位置するように、図5に示す位置まで移動
させると共に、スクリーン版53aを、白色拡散層印刷
用の版が形成された例えばスチールメッシュ製のスクリ
ーン版53bに交換する。そして、図10に示すよう
に、このスクリーン版53bを上方から降下させてルー
バ60の各遮光層61aの頂面に当て付けると共に、ス
クリーン版53b上に、透光及び光拡散性を有する白色
の紫外線硬化インキ55bを載せて、図11に示すよう
に、紫外線硬化インキ55bをスキージ57によりスク
リーン版53bに刷り込んで、スクリーン版53bを通
り抜けた白色拡散層15cのパターンに応じた紫外線硬
化インキ55bを、前記表示部部分17aを除く基材1
5aの前面15b部分に転写する。
53bを上昇させて各遮光層61aの頂面から離間させ
ておいて、図13に示すように、基材15aを載置、固
定したままスライドステージ51を前記駆動源により、
スクリーン版53bの真下の位置から水平に移動させ、
紫外線ランプ59の真下に位置させる。そして、紫外線
ランプ59からの紫外光を基材15aの前面15bに均
一に照射して、先に転写された基材15aの前面15b
上の白色拡散層15cのパターンに応じた紫外線硬化イ
ンキ55bを硬化させ、基材15aに定着させる。これ
により、前記表示部部分17aを除く基材15aの前面
15b部分上に、各遮光層61aと同じ厚みH1の白色
拡散層15cが形成される。
する基材15aの前面15b部分上とそれ以外の前面1
5b部分上に、厚みH1の遮光層61aと白色拡散層1
5cとをそれぞれ印刷したならば、前記不図示の駆動源
によりスライドステージ51を、基材15aがスクリー
ン版53bの真下に位置するように、図5に示す位置ま
で移動させると共に、スクリーン版53bを、ルーバ印
刷用の版が形成された前記スクリーン版53aに交換す
る。そして、図6乃至図13を参照して説明した上述の
工程を繰り返し行い、前記表示部部分17aに対応する
前面15b部分上に既に印刷された各遮光層61aの真
上に、厚みH1の新たな遮光層61aをそれぞれ重ね印
刷して積層すると共に、前記表示部部分17a以外の前
面15b部分上に既に印刷された白色拡散層15cの真
上に、厚みH1の新たな白色拡散層15cを重ね印刷し
て積層する。
拡散層15cとの全体の厚みが、この積層した複数の遮
光層61aにより構成すべきルーバ60の各遮光部61
の高さHと等しくなるまで、上述した、前記表示部部分
17aに対応する前面15b部分上に既に印刷された各
遮光層61a上への、新たな遮光層61aの重ね印刷に
よる積層と、前記表示部部分17a以外の前面15b部
分上に既に印刷された白色拡散層15c上への、新たな
白色拡散層15cを重ね印刷による積層とを繰り返して
行い、これにより、図3及び図4に示す高さHのルーバ
60と白色拡散層15cとを得る。
に高さHのルーバ60と白色拡散層15cとを印刷した
ならば、前記不図示の駆動源によりスライドステージ5
1を、基材15aがスクリーン版53bの真下に位置す
るように、図5に示す位置まで移動させると共に、スク
リーン版53bを、黒色不透過層印刷用の版が形成され
た例えばスチールメッシュ製のスクリーン版53cに交
換する。そして、図14に示すように、このスクリーン
版53cを上方から降下させてルーバ60と白色拡散層
15cとの頂面に当て付けると共に、スクリーン版53
c上に、ルーバ60の遮光部61と同じく光が透過でき
ない例えば黒色等に着色された前記紫外線硬化インキ5
5aを載せて、図15に示すように、紫外線硬化インキ
55aをスキージ57によりスクリーン版53cに刷り
込んで、スクリーン版53cを通り抜けた黒色不透過層
15dのパターンに応じた紫外線硬化インキ55aを、
基材15aの前面15bの全体に亘って均一に転写す
る。
53cを上昇させてルーバ60と白色拡散層15cとの
頂面から離間させておいて、図17に示すように、基材
15aを載置、固定したままスライドステージ51を前
記駆動源により、スクリーン版53cの真下の位置から
水平に移動させ、紫外線ランプ59の真下に位置させ
る。そして、紫外線ランプ59からの紫外光を基材15
aの前面15bに均一に照射して、先に転写されたルー
バ60と白色拡散層15c上の黒色不透過層15dのパ
ターンに応じた紫外線硬化インキ55aを硬化させ、ル
ーバ60と白色拡散層15c上に定着させる。これによ
り、前記ルーバ60と白色拡散層15c上に、意匠抜き
用の表示用スリット15eを有する黒色不透過層15d
が、各遮光層61aと同じ厚みH1で形成され、図3及
び図4に示す文字板15が完成する。
5c、及び、黒色不透過層15dを基材15aの前面1
5b上にオフセット印刷法により印刷し積層する際に適
用可能な、本発明の第2実施形態に係る車両用表示光光
路方向規制部材の製造方法の工程について、図18乃至
図30の工程図により説明する。
場合には、まず、図18に示すように、前面15bを上
にして基材15aをコンベア71上に載置すると共に、
基材15aを載置する箇所よりも進行方向前方のコンベ
ア71箇所の上方に、進行方向に対して回転軸が直交す
る向きに配置されたドラム72の、ルーバ印刷用の版が
形成された表面72aと、コンベア71との上下高さの
間隔を、基材15aの載置高さに合わせて調整する。
72の表面72aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記紫外線硬化インキ55aをドラム
72の表面72aに刷り込み、コンベア71により基材
15aをドラム72側に移送しつつドラム72を同期し
て回転させて、図20に示すように、表面72aに前面
15bが接触しながら基材15aがドラム72の下を通
過する際に、ドラム72の表面72aの版に応じたルー
バ60のパターンの紫外線硬化インキ55aを、ドラム
72の表面72aから前記表示部部分17aに対応する
基材15aの前面15b部分に転写する。
で、図21に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図22に示すように、コンベア
71から基材15aを降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の紫外線ランプ59からの
紫外光を基材15aの前面15bに均一に照射して、ド
ラム72から転写された基材15aの前面15b上のル
ーバ60のパターンに応じた紫外線硬化インキ55aを
硬化させ、基材15aに定着させる。これにより、前記
表示部部分17aに対応する基材15aの前面15b部
分上に、厚みH1の遮光層61aが、遮光部61に応じ
た数及び配置で形成される。
応する前面15b部分上に遮光層61aが既に印刷され
た基材15aを、図18に示すようにコンベア71上に
載置すると共に、ドラム72を、白色拡散層印刷用の版
が表面73aに形成されたドラム73に交換し、この表
面73aとコンベア71との上下高さの間隔を、基材1
5aの前面15b上の遮光層61aの載置高さに合わせ
て調整する。
73の表面73aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記紫外線硬化インキ55bをドラム
73の表面73aに刷り込み、コンベア71により基材
15aをドラム73側に移送しつつドラム73を同期し
て回転させて、図24に示すように、表面73aに前記
遮光層61aの頂面が接触しながら基材15aがドラム
73の下を通過する際に、ドラム73の表面73aの版
に応じた白色拡散層15cのパターンの紫外線硬化イン
キ55bを、ドラム73の表面73aから前記表示部部
分17aを除く基材15aの前面15b部分に転写す
る。
で、図25に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図26に示すように、コンベア
71から基材15aを降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の紫外線ランプ59からの
紫外光を基材15aの前面15bに均一に照射して、ド
ラム73から転写された基材15aの前面15b上の白
色拡散層15cのパターンに応じた紫外線硬化インキ5
5bを硬化させ、基材15aに定着させる。これによ
り、前記表示部部分17aを除く基材15aの前面15
b部分上に、各遮光層61aと同じ厚みH1の白色拡散
層15cが形成される。
する基材15aの前面15b部分上とそれ以外の前面1
5b部分上に、厚みH1の遮光層61aと白色拡散層1
5cとをそれぞれ印刷したならば、これら遮光層61a
と白色拡散層15cとが前面15b上に既に印刷された
基材15aを、図18に示すようにコンベア71上に載
置すると共に、ドラム73を、ルーバ印刷用の版が表面
72aに形成された前記ドラム72に交換し、この表面
72aとコンベア71との上下高さの間隔を、基材15
aの前面15b上の遮光層61aや白色拡散層15cの
載置高さに合わせて調整する。そして、図19乃至図2
6を参照して説明した上述の工程を繰り返し行い、前記
表示部部分17aに対応する前面15b部分上に既に印
刷された各遮光層61aの真上に、厚みH1の新たな遮
光層61aをそれぞれ重ね印刷して積層すると共に、前
記表示部部分17a以外の前面15b部分上に既に印刷
された白色拡散層15cの真上に、厚みH1の新たな白
色拡散層15cを重ね印刷して積層する。
拡散層15cとの全体の厚みが、この積層した複数の遮
光層61aにより構成すべきルーバ60の各遮光部61
の高さHと等しくなるまで、上述した、前記表示部部分
17aに対応する前面15b部分上に既に印刷された各
遮光層61a上への、新たな遮光層61aの重ね印刷に
よる積層と、前記表示部部分17a以外の前面15b部
分上に既に印刷された白色拡散層15c上への、新たな
白色拡散層15cを重ね印刷による積層とを繰り返して
行い、これにより、図3及び図4に示す高さHのルーバ
60と白色拡散層15cとを得る。
に高さHのルーバ60と白色拡散層15cとを印刷した
ならば、これら高さHのルーバ60と白色拡散層15c
とが前面15b上に既に印刷された基材15aを、図1
8に示すようにコンベア71上に載置すると共に、ドラ
ム73を、黒色不透過層印刷用の版が表面74aに形成
されたドラム74に交換し、この表面74aとコンベア
71との上下高さの間隔を、基材15aの前面15b上
のルーバ60や白色拡散層15cの載置高さに合わせて
調整する。
74の表面74aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、ルーバ60の遮光部61と同じく光が
透過できない例えば黒色等に着色された前記紫外線硬化
インキ55aをドラム74の表面74aに刷り込み、コ
ンベア71により基材15aをドラム74側に移送しつ
つドラム74を同期して回転させて、図28に示すよう
に、表面74aに前記ルーバ60や白色拡散層15cの
頂面が接触しながら基材15aがドラム74の下を通過
する際に、ドラム74の表面74aの版に応じた黒色不
透過層15dのパターンの紫外線硬化インキ55aを、
ドラム74の表面74aから前記基材15aの前面15
bの全体に亘って均一に転写する。
で、図29に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図30に示すように、コンベア
71から基材15aを降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の紫外線ランプ59からの
紫外光を基材15aの前面15bに均一に照射して、先
に転写されたルーバ60と白色拡散層15c上の黒色不
透過層15dのパターンに応じた紫外線硬化インキ55
aを硬化させ、基材15aに定着させる。これにより、
前記ルーバ60と白色拡散層15c上に、意匠抜き用の
表示用スリット15eを有する黒色不透過層15dが、
各遮光層61aと同じ厚みH1で形成され、図3及び図
4に示す文字板15が完成する。
文字板15によれば、文字板15の比較的下部に位置す
る発光表示源である、0km/hや180km/hの速
度を示す文字とその目盛部分からの、図31の原理図中
に引用符号Lで示す像光の光路L1のうち、フロントガ
ラスA(不要領域に相当)に向かう光路成分が、黒色不
透過層15dの表示用スリット15eから露出する白色
拡散層15c部分の上下間隔と、前面15bからの遮光
部61の突出高さとの関係により、ルーバ60で遮断さ
れる。
する発光表示源である、20km/h〜160km/h
の速度を示す文字とその目盛部分からの表示像の像光L
の光路L1が、コンビネーションメータ1の上部に向け
られて前方に突出する不図示のフードにより遮られるの
と相まって、文字板15からの表示像の像光Lがフロン
トガラスAに達して映り込み、この映り込んだ表示像
が、図31中引用符号Bで示す運転者の視点領域(視認
領域に相当)から視認されて運転の支障となることがな
く、表示像の像光Lの光路L1は、前記視点領域Bから
基材15aを見る視線により視認できる上下領域範囲内
に向かう成分のみに規制される。
述した第1及び第2実施形態では、基材15aが請求項
中の表示部材に相当し、基材15aの前面15bが、請
求項中の像印刷面と、遮光部分に対応する表示部材部分
とを兼ねており、黒色不透過層15dの表示用スリット
15eから露出する白色拡散層15c部分で請求項中の
表示像が構成されている。
光光路方向規制部材の製造方法によれば、文字板15の
基材15aに対するルーバ60の形成を、この基材15
aにルーバ60とは別に印刷される白色拡散層15cや
黒色不透過層15dと同じ、スクリーン印刷法やオフセ
ット印刷法を用いた紫外線硬化インキ55aの印刷によ
り行うようにした。
層15dの基材15aへの印刷に用いる設備を、ルーバ
60の基材15aへの形成に利用することができ、従っ
て、別途作成したフィルムを基材15aに貼着したり、
感光性樹脂を用いたりエッチング等により基材15aに
ルーバを形成する従来に比べて、ルーバ60の製造に掛
かるコストを印刷という安価な方法で安上がりに済ます
ことができ、しかも、ルーバ60を形成するための専用
の設備を不要として、白色拡散層15cや黒色不透過層
15dの印刷用設備を利用する分、設備コストを低減す
ることができる。
部材の製造方法によれば、基材15aに対するルーバ6
0の形成を、スクリーン印刷法を用いた紫外線硬化イン
キ55aの重ね印刷による積層で行うことで、印刷とい
うコストの掛からない方法で安価に基材15aの前面1
5bに対してルーバ60を製造することができるだけで
なく、印刷用の版自体のコストを安く済ませて、ランニ
ングコストも低く抑えることができる。さらに、第2実
施形態の表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、
基材15aに対するルーバ60の形成を、オフセット印
刷法を用いた紫外線硬化インキ55aの重ね印刷による
積層で行うことで、印刷というコストの掛からない方法
で安価に基材15aの前面15bに対してルーバ60を
製造することができるだけでなく、印刷処理の高速化を
実現し、大量生産による効率化を図ることができる。
路方向規制部材の製造方法によれば、スクリーン印刷法
やオフセット印刷法等による印刷により、文字板15の
基材15aに対するルーバ60の形成を行うので、スク
リーン版やオフセット版の厚みを調整したり、前記基材
15aの前面15bに同一のパターンで紫外線硬化イン
キ55aを重ね印刷し積層することで、前面15bから
の遮光部61の突出高さを細かく任意に設定して、像光
の不要な光路を遮断して像光の光路の向きを規制する向
きを、細かく任意の向きに設定することができる。
白色拡散層15c及び表示用スリット15eを有する黒
色不透過層15dにより構成される表示像とルーバ60
とを共に基材15aの前面15bに印刷する場合につい
て説明したが、例えば、基材15aの後面に表示像がら
みの白色拡散層15cと、表示用スリット15eを有す
る黒色不透過層15dとを、黒色不透過層15dから先
に印刷し、基材15aの前面15bにルーバ60のみを
印刷するようにしてもよい。
15の表示部17のうち比較的下部に位置する発光表示
源である、0km/hや180km/hの速度を示す文
字とその目盛部分に対応する表示部部分17aのみにル
ーバ60を印刷するものとしたが、基材15aの前面1
5b全体に亘ってルーバ60を形成してもよく、その場
合、第1及び第2実施形態のように、白色拡散層15c
とルーバ60を単一層中で位置をずらして印刷するか、
或は、白色拡散層15cを基材15aの前面15bに印
刷しておき、次の工程で白色拡散層15cの上からルー
バ60を印刷して積層するかは任意である。
た発光表示型の指針の拡大斜視図で、図32中図1及び
図2と同一の部材、部分には、図1及び図2で付したも
のと同一の引用符号を付して説明する。
9は、円形のキャップ20と、このキャップ20の周面
から径方向に延出する指示部21(表示部材に相当)と
を有しており、この指示部21の前面21a(像印刷
面、遮光部分に対応する表示部材部分に相当)には、前
方からの紫外光の照射により励起されて発光する発光層
21b(表示像に相当)が印刷され、その上から、指示
部21の延出方向に沿って延在する遮光部61を指示部
21の幅方向に間隔をおいて複数配置したルーバ60が
印刷されている。
を指示部21の前面21a上にスクリーン印刷法により
印刷し積層する際に適用可能な、本発明の第3実施形態
に係る車両用表示光光路方向規制部材の製造方法の工程
について、図33乃至図41の工程図により説明する。
場合には、まず、図33に示すように、前面21aを上
にして指示部21をスライドステージ51上に載置、固
定し、この状態で、図34に示すように、発光層印刷用
の版が形成された例えばスチールメッシュ製のスクリー
ン版53dを上方から降下させて指示部21の前面21
aに当て付けると共に、スクリーン版53d上に、紫外
光の照射により励起されて発光する熱硬化性の紫外線励
起インキ55dを載せて、図35に示すように、紫外線
励起インキ55dをスキージ57によりスクリーン版5
3dに刷り込んで、スクリーン版53dを通り抜けた紫
外線励起インキ55dを、発光層21bのパターンに応
じて、指示部21の前面21a全体に亘って転写する。
53dを上昇させて指示部21の前面21aから離間さ
せておいて、図37に示すように、指示部21を載置、
固定したままスライドステージ51を、前記不図示の駆
動源により、スクリーン版53dの真下の位置から水平
に移動させ、加熱ヒータ58の真下に位置させる。そし
て、加熱ヒータ58からの熱風を指示部21の前面21
aに均一に噴射して、指示部21の前面21aに転写さ
れた紫外線励起インキ55dを熱風により硬化させ、指
示部21に定着させる。これにより、指示部21の前面
21a上に厚みH1の発光層21bが形成される。
スライドステージ51を、指示部21がスクリーン版5
3dの真下に位置するように、図33に示す位置まで移
動させると共に、スクリーン版53dを、ルーバ印刷用
の版が形成された例えばスチールメッシュ製のスクリー
ン版53eに交換する。そして、図38に示すように、
このスクリーン版53eを上方から降下させて発光層2
1bに当て付けると共に、スクリーン版53e上に、光
が透過できない例えば黒色等に着色された熱硬化性の遮
光性インキ55e(遮光材、熱硬化性樹脂インキに相
当)を載せて、図39に示すように、遮光性インキ55
eをスキージ57によりスクリーン版53eに刷り込ん
で、スクリーン版53eを通り抜けたルーバ60のパタ
ーンに応じた遮光性インキ55eを、前記発光層21b
上に転写する。
53eを上昇させて指示部21の前面21aから離間さ
せておいて、図41に示すように、指示部21を載置、
固定したままスライドステージ51を、前記不図示の駆
動源により、スクリーン版53eの真下の位置から水平
に移動させ、加熱ヒータ58の真下に位置させる。そし
て、加熱ヒータ58からの熱風を指示部21の前面21
aに均一に噴射して、先に転写された指示部21の前面
21aの発光層21b上のルーバ60のパターンに応じ
た遮光性インキ55eを硬化させ、指示部21に定着さ
せる。これにより、指示部21の前面21aの発光層2
1b上に、厚みH1の遮光層61aが、遮光部61に応
じた数及び配置で形成される。
スライドステージ51を、指示部21がスクリーン版5
3eの真下に位置するように、図33に示す位置まで移
動させて、図38乃至図41を参照して説明した上述の
工程を繰り返し行い、指示部21の前面21aの発光層
21b上に既に印刷された各遮光層61aの真上に、厚
みH1の新たな遮光層61aをそれぞれ重ね印刷して積
層する。
厚みが、この積層した複数の遮光層61aにより構成す
べきルーバ60の各遮光部61の高さHと等しくなるま
で、上述した、指示部21の前面21aの発光層21b
上に既に印刷された各遮光層61a上への、新たな遮光
層61aの重ね印刷による積層を繰り返して行い、これ
により、図32に示す発光層21bと高さHのルーバ6
0を有する指針19が完成する。
を指示部21の前面21a上にオフセット印刷法により
印刷し積層する際に適用可能な、本発明の第4実施形態
に係る車両用表示光光路方向規制部材の製造方法の工程
について、図42乃至図50の工程図により説明する。
場合には、まず、図42に示すように、前面21aを上
にして指示部21をコンベア71上に載置すると共に、
指示部21を載置する箇所よりも進行方向前方のコンベ
ア71箇所の上方に、進行方向に対して回転軸が直交す
る向きに配置されたドラム77の、発光層印刷用の版が
形成された表面77aと、コンベア71との上下高さの
間隔を、指示部21の載置高さに合わせて調整する。
77の表面77aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記紫外線励起インキ55dをドラム
77の表面77aに刷り込み、コンベア71により指示
部21をドラム77側に移送しつつドラム77を同期し
て回転させて、図44に示すように、表面77aに前面
21aが接触しながら指示部21がドラム77の下を通
過する際に、ドラム77の表面77aの版に応じた発光
層21bのパターンの紫外線励起インキ55dを、ドラ
ム77の表面77aから指示部21の前面21aの全体
に亘って均一に転写する。
で、図45に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図46に示すように、コンベア
71から指示部21を降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の加熱ヒータ58からの熱
風を指示部21の前面21aに均一に噴射して、指示部
21の前面21aに転写された紫外線励起インキ55d
を熱風により硬化させ、指示部21に定着させる。これ
により、指示部21の前面21a上に厚みH1の発光層
21bが形成される。
均一に発光層21bが既に印刷された指示部21を、図
42に示すようにコンベア71上に載置すると共に、ド
ラム77を、ルーバ印刷用の版が表面78aに形成され
たドラム78に交換し、この表面78aとコンベア71
との上下高さの間隔を、指示部21の前面21a上の遮
光層61aの載置高さに合わせて調整する。
78の表面78aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記遮光性インキ55eをドラム78
の表面78aに刷り込み、コンベア71により指示部2
1をドラム78側に移送しつつドラム78を同期して回
転させて、図48に示すように、表面78aに前記遮光
層61aの頂面が接触しながら指示部21がドラム78
の下を通過する際に、ドラム78の表面78aの版に応
じたルーバ60のパターンの遮光性インキ55eを、ド
ラム78の表面78aから前記発光層21b上に転写す
る。
で、図49に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図50に示すように、コンベア
71から指示部21を降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の加熱ヒータ58からの熱
風を指示部21の前面21aに均一に噴射して、先に転
写された指示部21の前面21aの発光層21b上のル
ーバ60のパターンに応じた遮光性インキ55eを硬化
させ、指示部21に定着させる。これにより、指示部2
1の前面21aの発光層21b上に、厚みH1の遮光層
61aが、遮光部61に応じた数及び配置で形成され
る。
光層21b上に、厚みH1の遮光層61aを印刷したな
らば、この遮光層61aが前面21a上に既に印刷され
た指示部21を、図42に示すようにコンベア71上に
載置し、ドラム78の表面78aとコンベア71との上
下高さの間隔を、指示部21の前面21a上の遮光層6
1aの載置高さに合わせて調整する。そして、図47乃
至図50を参照して説明した上述の工程を繰り返し行
い、指示部21の前面21aの発光層21b上に既に印
刷された各遮光層61aの真上に、厚みH1の新たな遮
光層61aをそれぞれ重ね印刷して積層する。
厚みが、この積層した複数の遮光層61aにより構成す
べきルーバ60の各遮光部61の高さHと等しくなるま
で、上述した、指示部21の前面21aの発光層21b
上に既に印刷された各遮光層61a上への、新たな遮光
層61aの重ね印刷による積層を繰り返して行い、これ
により、図32に示す発光層21bと高さHのルーバ6
0を有する指針19が完成する。
9によれば、文字板15の比較的下部に位置する0km
/hや180km/hの速度を示す文字とその目盛部分
を指針19の指示部21が指示している際に、指示部2
1の前面21aに形成されたルーバ60の各遮光部61
が、略上下方向に間隔をおいて略水平方向にそれぞれ延
在することとなる。
おける0km/hや180km/hの速度を示す文字と
その目盛部分からの表示像の像光Lと同様に、指針19
に前方から紫外線が照射されると、指示部21の前面2
1aの発光層21bが励起して発光し、これにより発光
層21bから発生する像光Lの光路L1のうち、フロン
トガラスAに向かう光路成分が、0km/hや180k
m/hを指針19が指示した状態における、ルーバ60
の各遮光部61の上下間隔と、前面21aからの遮光部
61の突出高さとの関係により、ルーバ60で遮断され
る。
する発光表示源である、0km/hや180km/hの
速度を示す文字とその目盛部分を指示する指針19の前
面21aからの表示像の像光Lの光路L1が、フロント
ガラスAに達して表示像が映り込み、この映り込んだ表
示像が運転者の視点領域Bから視認されて運転の支障と
なることがなく、指針19の前面21aからの表示像の
像光Lの光路L1は、前記視点領域Bから指示部21を
見る視線により視認できる上下領域範囲内に向かう成分
のみに規制される。
光光路方向規制部材の製造方法によれば、指針19の指
示部21に対するルーバ60の形成を、この指示部21
にルーバ60とは別に印刷される発光層21bと同じ、
スクリーン印刷法やオフセット印刷法を用いた遮光性イ
ンキ55eの印刷により行うようにしたので、第3実施
形態の表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、第
1実施形態の表示光光路方向規制部材の製造方法と同様
の効果を、また、第4実施形態の表示光光路方向規制部
材の製造方法によれば、第2実施形態の表示光光路方向
規制部材の製造方法と同様の効果をそれぞれ奏すること
ができる。
1bにより構成される表示像とルーバ60とを共に指針
19の指示部21の前面21aに印刷する場合について
説明したが、例えば、指示部21の後面に表示像を構成
する発光層21bを印刷し、指示部21の前面21aに
ルーバ60を印刷するようにしてもよい。
3に用いる指針を想定して、ルーバ60の遮光部61を
指示部21の延出方向に沿って延在させ、この指示部2
1の幅方向に間隔をおいて複数配置するパターンで印刷
したが、例えば、指示部21aがどんな指示状態でも略
上下方向に延在するようなメータで用いられるものであ
る場合等には、ルーバ60の遮光部61を指示部21の
幅方向に沿って延在させ、この指示部21の延出方向に
間隔をおいて複数配置するパターンで印刷してもよい。
そのような場合でも、版のパターンを変えるだけで、上
述したスクリーンとオフセットの両印刷法によりルーバ
60を発光層21bと連続した工程で印刷できるのは勿
論のことである。
ーニング状態を示すマークとルーバとを印刷したシフト
ポジションランプやウォーニングランプ用のレンズの拡
大正面図、図52は図51のレンズの要部断面図で、図
51及び図52中図1及び図2と同一の部材、部分に
は、図1及び図2で付したものと同一の引用符号を付し
て説明する。
39(表示部材に相当)は、内部に光源33が収容され
たランプハウジング35の開口37に対応する形状の板
状を呈し、シフトポジションやウォーニング状態の表示
色に着色された半透明の透光性部材で形成されており、
図52に示すように、開口37側の裏面39a(像印刷
面に相当)に、シフトポジションやウォーニング状態を
示すマークをネガ型に抜いたマスク層39b(表示像に
相当)が印刷され、反対側の表面39c(遮光部分に対
応する表示部材部分に相当)に、レンズ39をコンビネ
ーションメータ1に配置した状態で、水平方向に延在す
る帯状の遮光部61を上下方向に間隔をおいて複数配置
したルーバ60が印刷されている。
0をレンズ39の裏面39a及び表面39c上にスクリ
ーン印刷法によりそれぞれ印刷する際に適用可能な、本
発明の第5実施形態に係る車両用表示光光路方向規制部
材の製造方法の工程について、図53乃至図61の工程
図により説明する。
場合には、まず、図53に示すように、裏面39aを上
にしてレンズ39をスライドステージ51上に載置、固
定し、この状態で、図54に示すように、マーク印刷用
の版が形成された例えばスチールメッシュ製のスクリー
ン版53fを上方から降下させてレンズ39の裏面39
aに当て付けると共に、スクリーン版53f上に、光源
33からの光の透過を不能とする例えば黒色の熱硬化性
の遮光性インキ55fを載せて、図55に示すように、
遮光性インキ55fをスキージ57によりスクリーン版
53fに刷り込んで、スクリーン版53fを通り抜けた
遮光性インキ55fを、マークのネガ型パターンに応じ
て、レンズ39の裏面39a全体に亘って転写する。
53fを上昇させてレンズ39の裏面39aから離間さ
せておいて、図57に示すように、レンズ39を載置、
固定したままスライドステージ51を、前記不図示の駆
動源により、スクリーン版53fの真下の位置から水平
に移動させ、加熱ヒータ58の真下に位置させる。そし
て、加熱ヒータ58からの熱風をレンズ39の裏面39
aに均一に噴射して、レンズ39の裏面39aに転写さ
れた遮光性インキ55fを熱風により硬化させ、レンズ
39に定着させる。これにより、レンズ39の裏面39
a上に、マークをネガ型に抜いたマスク層39bが形成
される。
スライドステージ51を、レンズ39がスクリーン版5
3fの真下に位置するように、図53に示す位置まで移
動させ、スクリーン版53fを、ルーバ印刷用の版が形
成された例えばスチールメッシュ製のスクリーン版53
gに交換すると共に、レンズ39を表面39cが上を向
くように反転させてスライドステージ51に載置、固定
し直す。そして、図58に示すように、このスクリーン
版53gを上方から降下させてレンズ39の表面39c
に当て付けると共に、スクリーン版53g上に、光が透
過できない例えば黒色等に着色された熱硬化性の遮光性
インキ55g(遮光材、熱硬化性樹脂インキに相当)を
載せて、図59に示すように、遮光性インキ55gをス
キージ57によりスクリーン版53gに刷り込んで、ス
クリーン版53gを通り抜けたルーバ60のパターンに
応じた遮光性インキ55gを、レンズ39の表面39c
に転写する。
53gを上昇させてレンズ39の表面39cから離間さ
せておいて、図61に示すように、レンズ39を載置、
固定したままスライドステージ51を、前記不図示の駆
動源により、スクリーン版53gの真下の位置から水平
に移動させ、加熱ヒータ58の真下に位置させる。そし
て、加熱ヒータ58からの熱風をレンズ39の表面39
cに均一に噴射して、レンズ39の表面39cに転写さ
れたルーバ60のパターンに応じた遮光性インキ55g
を硬化させ、レンズ39に定着させる。これにより、レ
ンズ39の表面39c上に、厚みH1の遮光層61a
が、遮光部61に応じた数及び配置で形成される。
スライドステージ51を、レンズ39がスクリーン版5
3gの真下に位置するように、図53に示す位置まで移
動させて、図54乃至図61を参照して説明した上述の
工程を繰り返し行い、レンズ39の表面39c上に既に
印刷された各遮光層61aの真上に、厚みH1の新たな
遮光層61aをそれぞれ重ね印刷して積層する。
厚みが、この積層した複数の遮光層61aにより構成す
べきルーバ60の各遮光部61の高さHと等しくなるま
で、上述した、レンズ39の表面39c上に既に印刷さ
れた各遮光層61a上への、新たな遮光層61aの重ね
印刷による積層を繰り返して行い、これにより、図51
及び図52に示すマスク層39bと高さHのルーバ60
を有するレンズ39が完成する。
0をレンズ39の裏面39a及び表面39c上にオフセ
ット印刷法により印刷し積層する際に適用可能な、本発
明の第6実施形態に係る車両用表示光光路方向規制部材
の製造方法の工程について、図62乃至図70の工程図
により説明する。
場合には、まず、図62に示すように、裏面39aを上
にしてレンズ39をコンベア71上に載置すると共に、
レンズ39を載置する箇所よりも進行方向前方のコンベ
ア71箇所の上方に、進行方向に対して回転軸が直交す
る向きに配置されたドラム79の、マスク層印刷用の版
が形成された表面79aと、コンベア71との上下高さ
の間隔を、レンズ39の載置高さに合わせて調整する。
79の表面79aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記遮光性インキ55fをドラム79
の表面79aに刷り込み、コンベア71によりレンズ3
9をドラム79側に移送しつつドラム79を同期して回
転させて、図64に示すように、表面79aに裏面39
aが接触しながらレンズ39がドラム79の下を通過す
る際に、ドラム79の表面79aの版に応じたマスク層
39bのパターンの遮光性インキ55fを、ドラム79
の表面79aからレンズ39の裏面39aの全体に亘っ
て均一に転写する。
で、図65に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図66に示すように、コンベア
71からレンズ39を降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の加熱ヒータ58からの熱
風をレンズ39の裏面39aに均一に噴射して、レンズ
39の裏面39aに転写された遮光性インキ55fを熱
風により硬化させ、レンズ39に定着させる。これによ
り、レンズ39の裏面39a上に厚みH1のマスク層3
9bが形成される。
均一にマスク層39bが既に印刷されたレンズ39を、
図62に示すようにコンベア71上に載置すると共に、
ドラム79を、ルーバ印刷用の版が表面70aに形成さ
れたドラム70に交換すると共に、レンズ39を表面3
9cが上を向くように反転させてコンベア71上に載置
し直し、この表面70aとコンベア71との上下高さの
間隔を、レンズ39の表面39cの載置高さに合わせて
調整する。
70の表面70aと接触して反対方向に回転する転写ロ
ール75により、前記遮光性インキ55gをドラム70
の表面70aに刷り込み、コンベア71によりレンズ3
9をドラム70側に移送しつつドラム70を同期して回
転させて、図68に示すように、表面70aにレンズ3
9の表面39cが接触しながらレンズ39がドラム70
の下を通過する際に、ドラム70の表面70aの版に応
じたルーバ60のパターンの遮光性インキ55gを、ド
ラム70の表面70aからレンズ39の表面39c上に
転写する。
で、図69に示すように、コンベア71を止めてそのコ
ンベア71上で、或は、図70に示すように、コンベア
71からレンズ39を降ろし他のステージ76に移して
そのステージ76上で、上方の加熱ヒータ58からの熱
風をレンズ39の表面39cに均一に噴射して、先に転
写されたレンズ39の表面39c上のルーバ60のパタ
ーンに応じた遮光性インキ55gを硬化させ、レンズ3
9に定着させる。これにより、レンズ39の表面39c
上に、厚みH1の遮光層61aが、遮光部61に応じた
数及び配置で形成される。
に、厚みH1の遮光層61aを印刷したならば、この遮
光層61aが表面39c上に既に印刷されたレンズ39
を、図62に示すようにコンベア71上に載置し、ドラ
ム70の表面70aとコンベア71との上下高さの間隔
を、レンズ39の表面39c上の遮光層61aの載置高
さに合わせて調整する。そして、図67乃至図70を参
照して説明した上述の工程を繰り返し行い、レンズ39
の表面39c上に既に印刷された各遮光層61aの真上
に、厚みH1の新たな遮光層61aをそれぞれ重ね印刷
して積層する。
厚みが、この積層した複数の遮光層61aにより構成す
べきルーバ60の各遮光部61の高さHと等しくなるま
で、上述した、レンズ39の表面39c上に既に印刷さ
れた各遮光層61a上への、新たな遮光層61aの重ね
印刷による積層を繰り返して行い、これにより、図61
及び図62に示すマスク層39bと高さHのルーバ60
を有するレンズ39が完成する。
示すレンズ39によれば、ランプハウジング35内の光
源33からの光が裏面39a側から照射されてレンズ3
9のマスク層39bの抜き部分を通過してレンズ39を
表面39c側に透過した光が、シフトポジションやウォ
ーニング状態の表示色の像光Lとなって前方に出射する
際、像光Lの光路L1のうち、フロントガラスAに向か
う光路成分が、ルーバ60の各遮光部61の上下間隔
と、表面39cからの遮光部61の突出高さとの関係に
より、ルーバ60で遮断される。
する発光表示源である、シフトポジションランプ11や
ウォーニングランプ13のレンズ39からの表示像の像
光Lの光路L1が、フロントガラスAに達して表示像が
映り込み、この映り込んだ表示像が運転者の視点領域B
から視認されて運転の支障となることがなく、レンズ3
9からの表示像の像光Lの光路L1は、前記視点領域B
からレンズ39を見る視線により視認できる上下領域範
囲内に向かう成分のみに規制される。
光光路方向規制部材の製造方法によれば、シフトポジシ
ョンランプ11やウォーニングランプ13のレンズ39
に対するルーバ60の形成を、このレンズ39にルーバ
60とは別に印刷されるマスク層39bと同じ、スクリ
ーン印刷法やオフセット印刷法を用いた遮光性インキ5
5gの印刷により行うようにしたので、第5実施形態の
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、第1実施
形態の表示光光路方向規制部材の製造方法と同様の効果
を、また、第6実施形態の表示光光路方向規制部材の製
造方法によれば、第2実施形態の表示光光路方向規制部
材の製造方法と同様の効果をそれぞれ奏することができ
る。
39bにより構成される表示像をレンズ39の裏面39
aに印刷し、ルーバ60をレンズ39の表面39cに印
刷する場合について説明したが、例えば、レンズ39の
裏面39aにルーバ60を印刷した後、その上からマス
ク層39bを印刷したり、或は、レンズ39の表面39
cにマスク層39bを印刷した後、その上からルーバ6
0を印刷するようにしてもよい。
じて、ルーバ60の各遮光部61を、この遮光部60の
高さHよりも小さい厚みH1の遮光層61aの重ね印刷
による積層で形成するものとしたのは、ルーバ60とし
ての必要な高さHを単層で確保できるのであれば、各遮
光部61を単層の遮光層61aで形成するものとし、ル
ーバ60形成時の紫外線硬化インキ55aや遮光性イン
キ55e,55gの印刷工程を1回で済ませるように変
えてもよい。
施形態では、透過照明により発生する表示像の像光Lの
光路L1の向きを規制するルーバ60を、文字板15の
基材15a、及び、シフトポジションランプ11やウォ
ーニングランプ13のレンズ39に印刷する場合の工程
について説明し、第3及び第4実施形態では、前方から
の直接、或は、間接照明により発生する像光Lの光路L
1の向きを規制するルーバ60を指針19の指示部21
に印刷する場合の工程について説明したが、第1、第
2、第5、並びに、第6実施形態の形態と、第3及び第
4実施形態の形態とを逆にした場合にも、本発明は適用
可能である。
バの印刷法は、第1、第3、及び、第5実施形態に示し
たスクリーン印刷法や、第2、第4、及び、第6実施形
態に示したオフセット印刷法に限らず、同一の印刷法で
あれば、例えば写真印刷法を用いる等任意である。
は、帯状の遮光部61をその延在方向に対して直交する
方向に間隔をおいて多数並べたルーバ60を形成する場
合について説明したが、ルーバ60を構成する遮光部の
パターンは、このような直線状の縞模様に限らず、曲線
状の縞模様にしたり、或は、縦横の直線からなる格子状
にしたり、さらには、多数の点を規則的、又は、不規則
に配置したスプレー状にする等、全体として像光の光路
の向きを一義的に規制できるパターンであれば任意であ
る。
光部61の高さHが同じルーバ60を形成する場合につ
いて説明したが、遮光層61aを重ね印刷する場合にそ
の途中で版のパターンを変えて、遮光部61毎に遮光層
61aの積層数を変えるようにしてもよく、そのように
すれば、各遮光部61の高さが互いに異なるようにし
て、文字板15、指針19の指示部21、及び、シフト
ポジションランプ11やウォーニングランプ13のレン
ズ39の位置によって、ルーバ60が規制する像光の光
路の向きを異ならせるようにすることができる。
は、ルーバ60の遮光部61を形成する材料として紫外
線硬化インキ55aや熱硬化性の遮光性インキ55e,
55gを用いたが、所定時間放置することで常温でも乾
燥等による物理的変化で硬化するインキを用いてもよ
い。さらに、印刷後のインキの硬化を非接触で行って、
硬化作業中のインキへの接触による形成面50aからの
インキの剥離を防ぐと共に、硬化時間の短縮を図ること
ができるように、紫外線硬化インキ55aや熱硬化性の
遮光性インキ55e,55g以外に、ガスとの反応によ
る化学的変化で硬化するインキを用いてもよい。
選択可能であり、また、印刷したインキを硬化させる手
段は、使用するインキの種類に適したものをやはり任意
に選択可能であり、これらインキの種類や硬化手段は、
例えば、第1乃至第6実施形態に示すパターンのよう
に、印刷法や印刷対象により一義的に決定されるもので
はない。
は、車両のコンビネーションメータ1における文字板1
5、指針19の指示部21、及び、レンズ39を対象と
してルーバ60を形成する場合について説明したが、本
発明は、運転席周りの電照型スイッチ等、車載型の表示
部材に印刷により形成された表示像を照明することで発
生する像光の光路の向きを所望の向きに規制するため
に、表示部材の部分に表示光光路方向規制部材を形成す
る場合に広く適用可能であることはいうまでもない。
本発明の車両用表示光光路方向規制部材の製造方法によ
れば、表示像が印刷された像印刷面を有し外部から光照
射により照明される車両の表示部材に形成され、該表示
部材への光照射により前記像印刷面で発生し前記表示部
材から出射される前記表示像の像光のうち、前記表示部
材を視認する視認領域以外の不要領域に向かう、前記像
光の不要光路を遮断する遮光部分が所定のパターンで配
置された表示光光路方向規制部材の製造方法であって、
前記表示部材で前記遮光部分に対応する表示部材部分に
遮光材を前記所定のパターンで印刷し、前記像印刷面へ
の前記表示像の印刷と前記表示部材部分への前記遮光材
の印刷とを、同一の印刷法により行うようにした。
表示部材への遮光材の形成を、像印刷面への表示像の印
刷と同一の印刷法により行うことで、遮光材の形成に掛
かる工程を表示像の印刷工程と共通化して工程数の削減
による製造コストの低減を図ることが可能となるだけで
なく、表示像を形成するのに用いる印刷設備を遮光材の
形成に兼用して、設備コストの低減を図ることができ
る。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記像印
刷面への前記表示像の印刷と前記表示部材部分への前記
遮光材の印刷とをスクリーン印刷法により行うようにし
たので、印刷対象にスクリーン版を当て付け、このスク
リーン版上からスキージによりインキを刷り込んで、ス
クリーン版の印刷パターンを透過したインキを印刷対象
に転写するというスクリーン印刷法の特徴を生かし、表
示部材に対する表示光光路方向規制部材の製造に掛かる
製造コストや設備コストを低く抑えるだけでなく、印刷
用の版自体のコストをも低く抑えることができる。
用表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記像
印刷面への前記表示像の印刷と前記表示部材部分への前
記遮光材の印刷とをオフセット印刷法により行うように
したので、版が表面に形成されたドラムに回転ロールか
らインキを転写し印刷対象に転写するオフセット印刷法
の特徴を生かし、光路規制面に対する表示光光路方向規
制部材の製造に掛かる設備コストを低く抑えることがで
きる他に、複数の光路規制面に対する表示光光路方向規
制部材の連続的で高速な製造を実現し、大量生産による
効率化を図ることができる。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記表示
部材部分に印刷した前記遮光材を、物理的変化及び化学
的変化のうち少なくとも一方の変化で硬化させて前記表
示部材部分に定着させるようにしたので、通常行う乾燥
よりも短時間で遮光材を表示部材部分に定着させること
ができる。
用表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記遮
光材として紫外線硬化インキを用い、前記表示部材部分
に前記所定のパターンで印刷した前記紫外線硬化インキ
を紫外光の照射により硬化させるようにした。また、請
求項6に記載した本発明の車両用表示光光路方向規制部
材の製造方法によれば、前記遮光材として熱硬化性樹脂
インキを用い、前記表示部材部分に前記所定のパターン
で印刷した前記熱硬化性樹脂インキを加熱により硬化さ
せるようにした。
による表示部材で遮光部分に対応する表示部材部分への
遮光材の定着を、遮光材や表示部材部分に対して非接触
で行い、遮光材の硬化時における表示部材部分からの遮
光材の剥離を防止し確実に定着させることができる。
用表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記光
路規制面部分に前記遮光材を前記所定のパターンで複数
回重ね印刷して積層するようにしたので、遮光材の印刷
高さを、1回の印刷による遮光材の高さにより調整する
だけでなく、遮光材の印刷回数の選択により細かく調整
することができる。
表示光光路方向規制部材の製造方法によれば、前記表示
部材部分を前記像印刷面とし、前記表示像と前記遮光材
とを重ね印刷して積層するようにしたので、像印刷面に
表示像と共に遮光材を重ね印刷して積層することによ
り、表示部材を印刷設備に配置したまま表示像と遮光材
の印刷を連続工程で行い、工程数の削減と製造効率の向
上を図ることができる。
向規制部材を形成することができる車両のコンビネーシ
ョンメータの正面図である。
を模式的に示す要部拡大断面図である。
バを印刷し背後からの透過照明により発光表示する文字
板の拡大正面図である。
発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成す
る場合の工程を示す説明図である。
発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成す
る場合の工程を示す説明図である。
発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成す
る場合の工程を示す説明図である。
発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成す
る場合の工程を示す説明図である。
発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成す
る場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバを形成
する場合の工程を示す説明図である。
乃至図29のオフセット印刷法により文字板に形成した
ルーバがフロントガラスに対する表示像の映り込みに関
して果たす機能を示す原理図である。
ーバを印刷した発光表示型の指針の拡大斜視図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
ションやウォーニング状態を示すマークとルーバとを印
刷したシフトポジションランプやウォーニングランプ用
のレンズの拡大正面図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してスクリーン印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
示部に本発明を適用してオフセット印刷法によりルーバ
を形成する場合の工程を示す説明図である。
インキ) 61 ルーバ遮光部(遮光部分) A フロントガラス(不要領域) B 運転者視点領域(視認領域) L 像光
Claims (8)
- 【請求項1】 表示像が印刷された像印刷面を有し外部
から光照射により照明される車両の表示部材に形成さ
れ、該表示部材への光照射により前記像印刷面で発生し
前記表示部材から出射される前記表示像の像光のうち、
前記表示部材を視認する視認領域以外の不要領域に向か
う、前記像光の不要光路を遮断する遮光部分が所定のパ
ターンで配置された表示光光路方向規制部材の製造方法
であって、 前記表示部材で前記遮光部分に対応する表示部材部分に
遮光材を前記所定のパターンで印刷し、 前記像印刷面への前記表示像の印刷と前記表示部材部分
への前記遮光材の印刷とを、同一の印刷法により行うよ
うにした、 ことを特徴とする車両用表示光光路方向規制部材の製造
方法。 - 【請求項2】 前記像印刷面への前記表示像の印刷と前
記表示部材部分への前記遮光材の印刷とをスクリーン印
刷法により行うようにした請求項1記載の車両用表示光
光路方向規制部材の製造方法。 - 【請求項3】 前記像印刷面への前記表示像の印刷と前
記表示部材部分への前記遮光材の印刷とをオフセット印
刷法により行うようにした請求項1記載の車両用表示光
光路方向規制部材の製造方法。 - 【請求項4】 前記表示部材部分に印刷した前記遮光材
を、物理的変化及び化学的変化のうち少なくとも一方の
変化で硬化させて前記表示部材部分に定着させるように
した請求項1、2又は3記載の車両用表示光光路方向規
制部材の製造方法。 - 【請求項5】 前記遮光材として紫外線硬化インキを用
い、前記表示部材部分に前記所定のパターンで印刷した
前記紫外線硬化インキを紫外光の照射により硬化させる
ようにした請求項4記載の車両用表示光光路方向規制部
材の製造方法。 - 【請求項6】 前記遮光材として熱硬化性樹脂インキを
用い、前記表示部材部分に前記所定のパターンで印刷し
た前記熱硬化性樹脂インキを加熱により硬化させるよう
にした請求項4記載の車両用表示光光路方向規制部材の
製造方法。 - 【請求項7】 前記表示部材部分に前記遮光材を前記所
定のパターンで複数回重ね印刷して積層するようにした
請求項1、2、3、4、5又は6記載の車両用表示光光
路方向規制部材の製造方法。 - 【請求項8】 前記像印刷面を前記表示部材部分とし、
前記表示像と前記遮光材とを重ね印刷して積層するよう
にした請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の車両
用表示光光路方向規制部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19809496A JP3700796B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 車両用表示光光路方向規制部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19809496A JP3700796B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 車両用表示光光路方向規制部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1039785A true JPH1039785A (ja) | 1998-02-13 |
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