JPH1039574A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1039574A
JPH1039574A JP9099871A JP9987197A JPH1039574A JP H1039574 A JPH1039574 A JP H1039574A JP 9099871 A JP9099871 A JP 9099871A JP 9987197 A JP9987197 A JP 9987197A JP H1039574 A JPH1039574 A JP H1039574A
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JP
Japan
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exposure
image
lamp
voltage
line width
Prior art date
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Pending
Application number
JP9099871A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawamoto
博司 川本
Takeshi Miyamoto
宮本  剛
Yasutaka Maeda
恭孝 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH1039574A publication Critical patent/JPH1039574A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外センサを用いたやり方では画像検出部の濃
度を検出するだけなので正確な調整が行えず、自動調整
後に徴調整を行う必要があり面倒であった。 【構成】 画像形成信号に基づいてトナー像を形成する
トナー像形成手段と、トナー像形成手段により形成され
た複数の線状のトナー像を検出するトナー像検出手段2
6と、トナー像検出手段26により検出された検出結果
と予め設定された基準値とを比較する比較手段51e
と、比較手段51eの比較結果に基づいてトナー像形成
手段の出力を調整する調整手段とを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラー複写機
等の画像形成装置のカラーバランス調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフルカラー複写機においては、原
稿台上に載置された原稿を複数回露光走査してカラート
ナー像を形成していた。即ち、まず1回目の走査で原稿
の反射光をブルーのフィルタを通して感光体上に潜像を
形成し、該潜像をブルーと補色関係にあるイエローのト
ナーによって可視化して転写中間体上に転写させてい
た。
【0003】次に、2回目の走査で原稿の反射光をグリ
ーンのフィルタを通して感光体上に潜像を形成し、該潜
像をグリーンと補色関係にあるマゼンダのトナーによっ
て可視化して転写中間体上に転写させていた。
【0004】更に、3回目の走査で原稿の反射光をレッ
ドのフィルタを通して感光体上に潜像を形成し、該潜像
をレッドと補色関係にあるシアンのトナーによって可視
化して転写中間体上に転写させていた。
【0005】以上のようにして、転写中間体上でイエロ
ー,マゼンダ,シアンのトナー像が重ね合わされてフル
カラー画像が形成されていた。
【0006】このような従来のフルカラー複写機では、
適正なカラーバランスを得るための露光ランプの露光条
件の調整はサービスマンがメンテナンス時に行ってい
た。具体的には、サービスマンが露光ランプの印加電圧
を変化させて複写を行い、得られた複写画像が適正なも
のとなるまで電圧調整、複写をくり返していた。
【0007】また、別のやり方としてカラー原稿の濃度
を赤外センサで検出してその結果に基づいて露光量を自
動的に調整する方法もあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の露光調整のやり方では、調整に非常に時間がかかる
とともに、何度も複写をしなければならないので、感光
体の疲労、現像剤、用紙等の浪費につながっていた。
【0009】また、赤外センサを用いたやり方では画像
検出部の濃度を検出するだけなので正確な調整が行え
ず、自動調整後に徴調整を行う必要があり面倒であっ
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成信号
に基づいて顕像剤像を形成する顕像剤像形成手段と、顕
像剤像形成手段により形成された複数の線状の顕像剤像
を検出する顕像剤像検出手段と、顕像剤像検出手段によ
り検出された検出結果と予め設定された基準値とを比較
する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて上記顕
像剤像形成手段の出力を調整する調整手段とを設けてい
る。
【0011】上記構成によれば、顕像剤検出手段により
複数の線状の顕像剤像を検出し、この顕像剤検出手段に
より検出した検出結果と予め設定された基準値とを比較
手段により比較し、この比較手段による比較結果に基づ
いて調整手段により顕像剤像形成手段の出力を調整し、
所望の画像を形成する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例について図面
を参照して説明する。図1は本発明に係るフルカラー複
写機の概略構成を示す断面図、図2は本発明に係るカラ
ーバランス調整装置においてイエローを調整する場合の
基準条件を求める動作を示すフローチャートである。
【0013】図1において、複写機本体上面には原稿P
を載置するためのガラスよりなる原稿台11が不透明な
金属板12により固定され、該原稿台11の上面は原稿
を押えるための不透明な材質により形成された原稿押え
カバー13が開閉可能に設けられている。
【0014】原稿台11の下方には、該原稿台11上に
載置された原稿Pを露光走査するための露光光学系14
が配設されている。該露光光学系14は、透明な原稿台
11を介して原稿Pの下面を照射する露光ランプ14a
と、原稿Pからの反射光を感光体16上の露光位置に導
くための複数の反射鏡14bと、ブルー,グリーン,レ
ッドの3原色のフィルタを有する色分解フィルタ14c
と、結像レンズ14d等により構成されている。
【0015】感光体16は、無端ベルト状に形成されて
おり、駆動ローラ17と従動ローラ18との間に巻き掛
けされ駆動ローラ17の回転に伴って反時計方向に回転
される。
【0016】感光体16の露光位置Aの上流側には帯電
チャージャ19が配設されている。一方、上記露光位置
Aの下流側にはカラー画像を形成するためのイエロー現
像槽20Y、マゼンダ現像槽20M、シアン現像槽20
C、が順次配設され、更にその下流側には白黒複写画像
或は4色カラー画像を得るためのブラック現像槽20B
が配設されている。
【0017】感光体16の駆動ローラ17部には転写中
間体21が、その下流にはクリーニングユニット22、
除電ランプ23が順次設けられている。
【0018】転写中間体21は、ポリカーボネイト樹脂
にカーボンを分散含有させた黒色のフィルム材よりなる
無端状ベルトにより形成され、第1ローラ24aと第2
ローラ24bと第3ローラ24cとの間に巻き掛けされ
ている。該転写中間体21はローラの回転に伴って時計
回り方向(図1矢印方向)に回転され、感光体16上の
トナー像を転写中間体21上へ転写するための転写ロー
ラ25により感光体16に圧接されている。
【0019】転写ローラ25の下流側にして転写中間体
21の外面側には転写中間体21上により形成された線
状のトナー像の線幅を検出するためのトナー像検出手段
26が設けられている。該トナー像検出手段26として
は、例えば反射型の光センサ、特に750nm以上の波
長のみを検出するものが使用される。
【0020】第3ローラ24cの下方には、該第3ロー
ラ24cと転写中間体21と圧接されている転写ローラ
28が設けられている。該転写ローラ28はタイミング
を合わせて該転写ローラ28部に搬送されて来た用紙に
転写中間体21上のトナー像を転写するためのものであ
る。
【0021】更に、転写ローラ28の下流側には転写後
の転写中間体21上の残留トナーを除去するためのクリ
ーニング装置36が配設されている。
【0022】用紙27は、複写機本体に装着された給紙
カセット30a,30bから給紙ローラ32,33によ
って給紙されるか、或は手差し給紙台30cから給紙ロ
ーラ31によって給紙される。
【0023】タイミングローラ34位置まで搬送された
用紙27は、転写中間体21上のトナー像と一致するタ
イミングで転写ローラ28部に搬送されてトナー像が転
写される。トナー像が転写された用紙27は搬送ベルト
35によって定着装置36まで搬送されて定着された
後、出紙ローラ37によって排紙トレイ38上に排出さ
れる。
【0024】カラーバランス調整装置51には以下の手
段が設けられている。まず、トナー像検出手段26によ
るトナー像の線幅検出を、露光ランプ14aの露光条件
をシフトさせ、具体的には露光ランプ14aのランプ電
圧を例えば3Vおきに10ステップシフトさせるので各
ステップでのトナー像の線幅を検出するトナー像検出制
御手段51aが設けられている。
【0025】また、検出された各ステップのトナー像の
線幅データを、線幅を検出したときの露光ランプ14a
のランプ電圧と対応させて記憶させる露光データ記憶手
段51bが設けられている。
【0026】また、露光データ記憶手段51bに記憶さ
れた10個の線幅データとランプ電圧データから最小二
乗法の近似式(W=a/L+b)を求めてから基準とな
る露光条件を演算する露光条件演算手段51cが設けら
れている。露光条件演算手段51cによって演算された
基準露光条件は露光条件記憶手段51dに記憶される。
露光量調整装置51には、更に露光条件記憶手段51d
に記憶された露光条件と実際の露光データとを比較する
比較手段51eと、比較結果に応じてランプ電圧を基準
露光条件に調整する露光調整手段51fが設けられてい
る。
【0027】転写中間体21上に線状のトナー像を形成
させるための原稿としては、線幅100ミクロンで間隔
5ミリ程度の格子状の線模様を有する調整用原稿を使用
する。該調整用原稿は調整毎に原稿台に載置してもよい
し、例えば原稿台部の金属板12の裏面に予め固定して
おいてもよい。
【0028】次に、以上のような構成のフルカラー複写
機において露光調整する場合の基準露光条件を求める動
作についてイエロートナーを例に図2のフローチャート
に従って説明する。
【0029】まず、ステップS11において、ランプ電
圧等の初期条件を設定する。次にステップS12におい
て、ランプ電圧Ln(例えば50V)を所定の時間露光
ランプ14aに印加して点灯させる。
【0030】ステップS13では、色分解フィルタ14
cの中からブルーフィルタを選択して光路中に配置させ
るとともに、該ブルーフィルタと補色関係にあるイエロ
ートナーの収容されたイエロー現像槽20Yを駆動させ
る。このようにすることで、原稿台部にセットされてい
る調整用原稿の格子状の線模様の反射光がブルーの色分
解フィルタを介して感光体16のA位置に導かれ、感光
体16上にその静電潜像が形成される。
【0031】上記静電潜像はイエロー現像槽20Yのイ
エロートナーにより可視化された後、転写ローラ25に
よって転写中間体21上に転写される。
【0032】次に、ステップS14において、転写中間
体21上に形成されたイエロートナー像の線幅Wnが光
センサ26によって検出される。ステップS15では、
光センサ26によって検出されたイエロートナー像の線
幅Wnデータを、検出時の露光ランプ14aの電圧と対
応させて露光データ記憶手段51bに記憶させる。
【0033】次にステップS16に進み、光センサ26
によるトナー像の線幅検出回数が所定の回数(例えば1
0回)か否かを判定し、所定回数に達していない場合は
ステップS17において計数カウンタをインクリメント
する。続いてステップS18において露光ランプ14a
のランプ電圧Lnを3V増加した後、ステップS12に
戻って1回目と同様の動作を行う。以後検出回数が10
回に達するまでS12〜S18の動作をくり返す。
【0034】ステップS16において、トナー像の線幅
検出回数が10回に達したと判定された場合にはステッ
プS19に進む。ステップS19では、露光データ記憶
手段51bに記憶されている10個の線幅Wnとランプ
電圧Lnのデータから最小二乗法の近似式(前述)を求
める。求めた近似式から、露光条件演算手段51cによ
って最適露光の基準となる露光ランプ電圧を演算し、露
光条件記憶手段51dに記憶させる。
【0035】次に、ステップS20においては、上記近
似式から、予め設定された暗い画像で複写する場合の線
幅Wdと、明るい画像で複写する場合の線幅Wlとに夫
々対応する露光ランプ電圧LdとLlを求め、ステップ
S21において該電圧LdとLlを露光条件記憶手段5
1dに記憶させる。
【0036】以上がイエロートナーの場合についての動
作であるが、マゼンダトナー,シアントナーについても
上記イエロートナーの場合と同様の動作によって露光条
件を求めればよいので、ここでは説明を省略する。
【0037】以上のようにイエロー,マゼンダ,シアン
の各トナーの基準となる最適露光条件と暗い画像を希望
する場合の露光条件、及び明るい画像を希望する場合の
露光条件を予め求めて記憶させておく。
【0038】このように基準となる露光条件を初期(出
荷前)に予め記憶させておくことで、以後は例えば複写
機の電源ON時と、所定時間経過毎の複写動作開始前
に、原稿台部にセットされている100ミクロンで間隔
5ミリ程度の格子状の線模様が形成されている調整用原
稿を露光光学系14により露光走査し、この露光走査さ
れた調整用原稿の格子状の線模様を用いて転写中間体2
1上に各トナーのトナー像を形成して、そのトナー像の
線幅を光センサ26で検出し、そのときのデータを比較
手段51eによって露光条件記憶手段51dに記憶され
ている基準条件と比較し、その結果、検出データにずれ
が生じていれば、このずれに応じて露光調整手段51f
が中間転写体21に形成されるトナー像の線幅を調整用
原稿に形成された格子状の線模様の線幅と同じになるよ
うに露光条件を調整し、この調整した露光条件を初期の
露光条件に変えて記憶することで、露光条件の調整を自
動的に行うことが可能となる。
【0039】従って、サービスマンのメンテナンスによ
ることなく、簡単且つ正確な露光調整が行えるので、時
間が節約でき、しかも実際の複写を行いながらの調整で
はないので、感光体の疲労、現像剤及び用紙の浪費を防
止できる。また、いつでも鮮明なカラー画像か得られ
る。
【0040】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、サービ
スマンによることなく、簡単且つ正確に顕像剤像形成手
段の出力を調整することができ、しかも、顕像剤像検出
手段により検出された検出結果と予め設定された基準値
との比較結果を画像形成時の種々のパラメータ、例え
ば、画像密度に応じた顕像剤像の線幅等の調整にも用い
ることができ、形成画像に応じた良好な画像形成を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフルカラー複写機の概略構成を示
す断面図である。
【図2】本発明に係る露光量調整装置においてイエロー
を調整する場合の基準条件を求める動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
21 転写中間体 26 トナー像検出手段 51a トナー像検出制御手段 51b 露光データ記憶手段 51c 露光条件演算手段 51d 露光条件記憶手段 51e 比較手段 51f 露光調整手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成信号に基づいて顕像剤像を形成
    する顕像剤像形成手段を備えた画像形成装置のカラーバ
    ランス調整装置において、 顕像剤像形成手段により形成された複数の線状の顕像剤
    像を検出する顕像剤像検出手段と、 顕像剤像検出手段により検出された検出結果と予め設定
    された基準値とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果に基づいて上記顕像剤像形成手
    段の出力を調整する調整手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置のカラーバランス調整装置。
JP9099871A 1997-04-17 1997-04-17 画像形成装置 Pending JPH1039574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9099871A JPH1039574A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 画像形成装置

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JP9099871A JPH1039574A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 画像形成装置

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JP3156595A Division JPH056072A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 フルカラー複写機のカラーバランス調整装置

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JPH1039574A true JPH1039574A (ja) 1998-02-13

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JP9099871A Pending JPH1039574A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 画像形成装置

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