JPH1039136A - 光学素子および投写型表示装置 - Google Patents

光学素子および投写型表示装置

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JPH1039136A
JPH1039136A JP8215378A JP21537896A JPH1039136A JP H1039136 A JPH1039136 A JP H1039136A JP 8215378 A JP8215378 A JP 8215378A JP 21537896 A JP21537896 A JP 21537896A JP H1039136 A JPH1039136 A JP H1039136A
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JP
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light
film
polarized light
polarization
polarized
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JP8215378A
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English (en)
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Fumitaka Yajima
章隆 矢島
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Seiko Epson Corp
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Priority to DE69734251T priority patent/DE69734251T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光変換素子の製造を容易にし、また、偏光
変換素子における光の損失を防ぐ。 【解決手段】 偏光ビームスプリッタアレイ320の偏
光分離膜331と反射膜332とを誘電体多層膜で形成
する。また、複数の第1と第2の透光性部材321,3
22を交互に積層することによって偏光ビームスプリッ
タアレイ320を構成し、第1と第2の透光性部材32
1,322の境界面に偏光分離膜331と反射膜332
を交互に介挿させる。偏光分離膜331と反射膜332
を、第1の透光性部材321の表面上に形成しておき、
この第1の透光性部材321と第2の透光性部材322
とを交互に貼り合わせることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、互いに偏光方向
の異なる2種類の偏光光束を含む光束を1種類の偏光光
束を有する光束に変換する光学素子、および、このよう
な光学素子を備えた投写型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ランダムな偏光方向を有する光を、一方
向の偏光方向を有する光に変換する光学素子(偏光変換
素子)としては、特開平7−294906号公報に記載
されたものが知られている。図1(A)は、このような
光学素子の平面図であり、図1(B)はその斜視図であ
る。この光学素子は、偏光分離膜36を有する線状の偏
光ビームスプリッタ30と、反射膜46を有する線状の
プリズム40とを交互に貼り合わせた偏光ビームスプリ
ッタアレイ22を備えている。また、偏光ビームスプリ
ッタアレイ22の出射面の一部には、λ/2位相差板2
4が選択的に設けられている。
【0003】線状の偏光ビームスプリッタ30は、2つ
の直角プリズム32,34と、これらの直角プリズム3
2,34の斜面である境界面に形成された偏光分離膜3
6とを有している。この偏光ビームスプリッタ30を製
造する際には、一方の直角プリズムの斜面上に偏光分離
膜36を形成した後に、2つの直角プリズム32,34
を光学接着剤で接着する。
【0004】線状のプリズム40は、2つの直角プリズ
ム42,44と、これらの直角プリズム42,44の斜
面である境界面に形成された反射膜46とを有してい
る。このプリズム40を製造する際には、一方の直角プ
リズムの斜面上に反射膜46を形成した後に、2つの直
角プリズム42,44を光学接着剤で接着する。反射膜
46は、アルミニウム膜等の金属膜で形成される。
【0005】こうして準備された複数の線状偏光ビーム
スプリッタ30と、複数の線状プリズム40とを、光学
接着剤で交互に貼り合わせることによって、偏光ビーム
スプリッタアレイ22が作成される。そして、λ/2位
相差板24が、偏光ビームスプリッタ30の出射面に選
択的に貼りつけられる。
【0006】光入射面からは、s偏光成分とp偏光成分
とを含む入射光が入射される。この入射光は、まず、偏
光分離膜36によってs偏光とp偏光とに分離される。
s偏光は、偏光分離膜36によってほぼ垂直に反射さ
れ、反射膜46によってさらに垂直に反射されて、プリ
ズム40から出射される。一方、p偏光は、偏光分離膜
36をそのまま透過し、λ/2位相差板24によってs
偏光に変換されて出射される。従って、この光学素子に
入射したランダムな偏光方向を有する光束は、すべてs
偏光光束となって出射される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す従来の光学
素子では、4つの直角プリズム32,34,42,44
がそれぞれ光学接着剤で貼り合わされている。光学接着
剤を硬化させるためには、紫外線を光学接着剤層に照射
する必要がある。しかし、従来の光学素子では、反射膜
46としてアルミニウム膜等の金属膜を使用しているの
で、紫外線が反射膜46で反射されてしまう。このた
め、光学接着剤を硬化させる作業にもかなりの手間と時
間を要していた。
【0008】また、このような光学素子を用いる光学装
置では、入射光を、できる限り効率よく利用することが
望まれている。しかし、金属膜で反射膜46を形成した
場合には、反射率を十分に高くすることができない。こ
のため、光学素子における光の利用効率をあまり高くで
きないという問題もあった。
【0009】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、光学素子の製造
を容易にする技術を提供することを第1の目的とする。
【0010】また、光学素子における光の利用効率を高
めることのできる技術を提供することを第2の目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明
によるは、光入射面と、前記光入射面とほぼ平行な光出
射面と、前記入射面及び前記光出射面と所定の角度をな
すように形成された偏光分離膜と、前記偏光分離膜とほ
ぼ平行に形成された反射膜とを有する複数の偏光分離手
段がマトリクス状に配列された光学素子であって、前記
偏光分離膜と前記反射膜とが誘電体多層膜で形成されて
いることを特徴とする。
【0012】光学接着剤を硬化させるための光は、誘電
体多層膜を透過する。従って、偏光分離膜と反射膜とを
誘電体多層膜でそれぞれ形成するようにすれば、光学接
着剤を硬化させるための光を、これらの誘電体多層膜を
透過するように照射することができ、光学素子の製造工
程を簡略化することができる。また、誘電体多層膜で形
成された反射膜では、アルミニウム膜などの金属製の反
射膜に比べて特定の直線偏光成分の反射率を高めること
ができる。従って、光の利用効率を高めることが可能で
ある。
【0013】上記第1の発明は、さらに、前記光出射面
が、偏光分離膜を透過したp偏光光束またはs偏光光束
を出射する第1の出射面と、前記偏光分離膜で反射され
たs偏光光束またはp偏光光束を出射する第2の出射面
とからなり、前記光出射面の側には、前記第1の出射面
または前記第2の出射面に対応してλ/2位相差板が設
けられていることが好ましい。
【0014】第1の透光性部材の出射面部分と第2の透
光性部材の出射面部分からは、異なる偏光方向の直線偏
光成分が出射される。従って、このうちのいずれか一方
にλ/2位相差板を設けることによって、光学素子から
出射される光束を、すべて1つの直線偏光成分に変換す
ることができる。
【0015】第2の発明は、投写型表示装置であって、
s偏光成分とp偏光成分とを含む光束を出射する光源部
と、前記光源部からの光をs偏光またはp偏光のうちい
ずれか一方の偏光方向を有する光束として出射する光学
素子と、前記光学素子からの出射光を与えられた画像信
号に基づいて変調する変調手段と、前記変調手段により
変調された光束を投写する投写光学系とを備え、前記光
学素子は、光入射面と、前記光入射面とほぼ平行な光出
射面と、前記入射面及び前記光出射面と所定の角度をな
すように形成された偏光分離膜と、前記偏光分離膜とほ
ぼ平行に形成された反射膜とを有する複数の偏光分離手
段がマトリクス状に配列されてなり、前記光出射面は、
偏光分離膜を透過したp偏光光束またはs偏光光束を出
射する第1の出射面と、前記偏光分離膜で反射されたs
偏光光束またはp偏光光束を出射する第2の出射面とか
らなり、前記光出射面の側には、前記第1の出射面また
は前記第2の出射面に対応してλ/2位相差板が設けら
れ、前記偏光分離膜と前記反射膜とは誘電体多層膜で形
成されていることを特徴とする
【0016】第2の発明によれば、光の利用効率の高い
光学素子を使用しているので、投写面上に投写される映
像を明るくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づき説明する。図2および図3は、この発明の第
1実施例である偏光ビームスプリッタアレイを製造する
主要な工程を示す工程断面図である。
【0018】図2(A)の工程では、それぞれ板状の複
数の第1の透光性部材321と複数の第2の透光性部材
322とが準備される。第1の透光性部材321のほぼ
平行な2つの表面(膜形成面)のうちで、一方の表面上
には偏光分離膜331が形成されている。また、他方の
表面上には、反射膜332が形成されている。第2の透
光性部材322の表面上には、これらの膜のいずれも形
成されていない。
【0019】第1と第2の透光性部材321,322と
しては、板ガラスが用いられる。ただし、ガラス以外の
透光性の板状材料を用いることも可能である。また、第
1と第2の透光性部材の一方を、他方とは異なる色を有
する材料を用いるようにするようにしてもよい。こうす
れば、偏光ビームスプリッタアレイとして完成した後
に、2つの部材の区別をつけやすいという利点がある。
たとえば一方の部材を、無色透明な板ガラスで形成し、
他方を青色で透明な板ガラスで形成するようにしてもよ
い。なお、板ガラスとしては、磨き板ガラスやフロート
ガラスが好ましく、特に、磨き板ガラスが好ましい。
【0020】偏光分離膜331は、s偏光とp偏光のい
ずれか一方を選択的に透過させ、他方を選択的に反射す
る性質を有する膜である。通常は、このような性質を有
する誘電体多層膜を積層することによって偏光分離膜3
31が形成される。
【0021】反射膜332は、誘電体多層膜を積層する
ことによって形成される。もちろん、反射膜332を構
成する誘電体多層膜は、偏光分離膜331を構成するも
のとは異なる組成および構成を有している。反射膜33
2としては、偏光分離膜331で反射された直線偏光成
分(s偏光またはp偏光)のみを選択的に反射し、他の
直線偏光成分は反射しないような誘電体多層膜で構成さ
れたものが好ましい。
【0022】反射膜332は、アルミニウムを蒸着する
ことによって形成するようにしてもよい。誘電体多層膜
で反射膜332を形成した場合には、特定の直線偏光成
分(たとえばs偏光)を約98%程度の反射率で反射す
ることができる。一方、アルミニウム膜では、反射率は
高々92%程度である。従って、誘電体多層膜で反射膜
332を形成するようにすれば、偏光ビームスプリッタ
アレイから出射される光量を高めることができる。さら
に、誘電体多層膜は、アルミニウム膜よりも光の吸収が
少ないので、発熱も少ないという利点もある。なお、特
定の直線偏光成分の反射率を向上させるには、反射膜3
32を構成する誘電体多層膜(通常は2種類の膜が交互
に積層された構造である)を構成するそれぞれの膜の厚
さ、あるいは膜の材料を最適化すれば良い。
【0023】図2(B)の工程では、第1と第2の透光
性部材321,322が光学接着剤によって交互に貼り
合わされる。この結果、光学接着剤層325が、偏光分
離膜331と第2の透光性部材322との間、および、
反射膜332と第2の透光性部材322との間にそれぞ
れ形成される。なお、図2および図3では、図示の便宜
上、各層331,332,325の厚みが誇張されてい
る。また、貼り合わされるガラスの枚数についても省略
されている。
【0024】図3(A)の工程では、貼り合わされた透
光性部材321,322の表面にほぼ垂直な方向から紫
外線を照射することによって、光学接着剤層325を硬
化させる。紫外線は、誘電体多層膜を通過する。この実
施例では、偏光分離膜331と反射膜332が、それぞ
れ誘電体多層膜で形成されている。従って、図3(A)
に示すように、透光性部材321,322の表面にほぼ
垂直な方向から紫外線を照射することによって、複数の
光学接着剤層325を同時に硬化させることができる。
【0025】一方、従来のように、反射膜332をアル
ミニウムの蒸着で形成した場合には、紫外線がアルミニ
ウム膜で反射されてしまう。従って、この場合には、図
3(A)に破線で示すように、紫外線を透光性部材32
1,322の表面にほぼ平行な方向から照射する。この
時、紫外線を入射する側と反対側の部分では、紫外線に
よる光学接着剤層325の照射効率が低下する。従っ
て、光学接着剤層325が硬化するまでに比較的長い時
間が必要になる。一方、本実施例のように、反射膜33
2を誘電体多層膜で形成するようにすれば、透光性部材
321,322の表面に平行でない方向から紫外線を照
射できるので、比較的短時間で効率よく光学接着剤層3
25を硬化させることができる。
【0026】図3(B)の工程では、こうして互いに接
着された複数の透光性部材321,322を、その表面
と所定の角度θをなす切断面(図中、破線で示す)でほ
ぼ平行に切断することによって、透光性ブロックが切り
出される。θの値は、約45度とすることが好ましい。
こうして切り出された透光性ブロックの表面(切断面)
を研磨することによって、偏光ビームスプリッタアレイ
を得ることができる。
【0027】図4は、こうして製造された偏光ビームス
プリッタアレイ320を示す斜視図である。この図から
わかるように、偏光ビームスプリッタアレイ320は、
それぞれ断面が平行四辺形の柱状の第1と第2の透光性
部材321,322が、交互に貼り合わされた形状を有
している。
【0028】図5(A)は、第1実施例による偏光ビー
ムスプリッタアレイ320の出射面の一部に、λ/2位
相差板321を選択的に設けた偏光変換素子を示す平面
断面図である。また、図5(B)は、第2実施例の偏光
変換素子を示す平面断面図である。第1実施例の偏光変
換素子では、偏光ビームスプリッタアレイ320の出射
面(図5では左側の面)のうちで、第2の透光性部材3
22の表面部分に、偏光方向変換手段としてのλ/2位
相差板381が貼りつけられている。
【0029】図5(B)に示す第2実施例の構成は、図
5(A)の第1実施例の構成において、偏光分離膜33
1と、これに隣接する光学接着剤層325との位置関係
が逆転している点が異なるだけである。第2実施例の偏
光ビームスプリッタアレイ320aを製造する際には、
まず、第1の透光性部材321の表面上に反射膜332
を形成し、一方、第2の透光性部材322の表面上に偏
光分離膜331を形成する。そして、これらの透光性部
材321,322を光学接着剤層325で交互に貼り合
わせる。
【0030】図5(A)に示す第1実施例の偏光変換素
子の入射面からは、s偏光成分とp偏光成分とを含むラ
ンダムな偏光方向を有する入射光が入射される。この入
射光は、まず、偏光分離膜331によってs偏光とp偏
光とに分離される。s偏光は、偏光分離膜331によっ
てほぼ垂直に反射され、反射膜332によってさらに反
射されて、出射面326から出射される。一方、p偏光
は、偏光分離膜331をそのまま透過して、λ/2位相
差板381によってs偏光に変換されて出射される。従
って、偏光変換素子からは、s偏光のみが選択的に出射
される。
【0031】なお、λ/2位相差板381を、第1の透
光性部材321の出射面部分に選択的に設けるようにす
れば、偏光変換素子からp偏光のみを選択的に出射する
ことができる。
【0032】図5(A)に示す第1実施例の偏光ビーム
スプリッタアレイ320では、偏光分離膜331を透過
するp偏光は、偏光ビームスプリッタアレイ320の入
射面から出射面までの間に光学接着剤層325を1回通
過する。これは、図5(B)に示す第2実施例の偏光ビ
ームスプリッタアレイ320aにおいても同様である。
【0033】また、第1実施例の偏光ビームスプリッタ
アレイ320では、偏光分離膜331で反射されるs偏
光は、偏光ビームスプリッタアレイ320の入射面から
出射面までの間に光学接着剤層325を1回も通過しな
い。これに対して、第2実施例の偏光ビームスプリッタ
アレイ320aでは、s偏光は、偏光ビームスプリッタ
アレイ320の入射面から出射面までの間に光学接着剤
層325を2回通過する。光学接着剤層325はほぼ透
明であるが、いくらか光を吸収する性質を有している。
従って、光学接着剤層325を通過するたびに、光量は
減少する。また、光学接着剤層325を通過する際に
は、偏光方向が若干変わる可能性もある。第1実施例の
偏光ビームスプリッタアレイでは、s偏光が光学接着剤
層325を通る回数が第2実施例に比べて少ないので、
光の利用効率がより高い。
【0034】ところで、第2実施例の偏光ビームスプリ
ッタアレイ320aも、図1に示した従来の偏光ビーム
スプリッタアレイ22に比較すれば光学接着剤層が少な
いので、光の利用効率は比較的高い。しかし、図5
(A)に示す第1実施例では、この第2実施例よりもさ
らに光の利用効率が高いことがわかる。
【0035】図6は、実施例による偏光ビームスプリッ
タアレイを有する偏光照明装置1の要部を平面的にみた
概略構成図である。この偏光照明装置1は、光源部10
と、偏光発生装置20とを備えている。光源部10は、
s偏光成分とp偏光成分とを含むランダムな偏光方向の
光束を出射する。光源部10から出射された光束は、偏
光発生装置20によって偏光方向がほぼ揃った一種類の
直線偏光に変換されて、照明領域90を照明する。
【0036】光源部10は、光源ランプ101と、放物
面リフレクター102とを備えている。光源ランプ10
1から放射された光は、放物面リフレクター102によ
って一方向に反射され、略平行な光束となって偏光発生
装置20に入射する。光源部10の光源光軸Rは、シス
テム光軸Lに対して一定の距離DだけX方向に平行にシ
フトした状態にある。ここで、システム光軸Lは、偏光
ビームスプリッタアレイ320の光軸である。このよう
に光源光軸Rをシフトさせる理由については後述する。
【0037】偏光発生装置20は、第1の光学要素20
0と、第2の光学要素300とを備えている。図7は、
第1の光学要素200の外観を示す斜視図である。図7
に示すように、第1の光学要素200は矩形状の輪郭を
有する微小な光束分割レンズ201が縦横に複数配列さ
れた構成を有している。第1の光学要素200は、光源
光軸R(図6)が第1の光学要素200の中心に一致す
るように配置されている。各光束分割レンズ201をZ
方向から見た外形形状は、照明領域90の形状と相似形
をなすように設定されている。本実施例では、X方向に
長い横長の照明領域90を想定しているため、光束分割
レンズ201のXY平面上における外形形状も横長であ
る。
【0038】図6の第2の光学要素300は、集光レン
ズアレイ310と、偏光ビームスプリッタアレイ320
と、選択位相差板380と、出射側レンズ390とを備
えている。選択位相差板380は、図5で説明したよう
に、λ/2位相差板381が第2の透光性部材322の
出射面部分にのみ形成されており、第1の透光性部材3
21の出射面部分は無色透明となっている板状体であ
る。なお、図6に示した偏光ビームスプリッタアレイで
は、図4に示した構造のうち、両端の突出した部分を切
断して略直方体形状としている。
【0039】集光レンズアレイ310は、図7に示す第
1の光学要素200とほぼ同様な構成を有している。す
なわち、集光レンズアレイ310は、第1の光学要素2
00を構成する光束分割レンズ201と同数の集光レン
ズ311をマトリックス状に複数配列したものである。
集光レンズアレイ310の中心も、光源光軸Rと一致す
るように配置されている。
【0040】光源部10は、ランダムな偏光方向を有す
るほぼ平行な白色の光束を出射する。光源部10から出
射されて第1の光学要素200に入射した光束は、それ
ぞれの光束分割レンズ201によって中間光束202に
分割される。中間光束202は、光束分割レンズ201
と集光レンズ311の集光作用によって、システム光軸
Lと垂直な平面内(図1ではXY平面)で収束する。中
間光束202が収束する位置には、光束分割レンズ20
1の数と同数の光源像が形成される。なお、光源像が形
成される位置は、偏光ビームスプリッタアレイ320内
の偏光分離膜331の近傍である。
【0041】光源光軸Rがシステム光軸Lからずれてい
るのは、光源像を偏光分離膜331の位置で結像させる
ためである。このずれ量Dは、偏光分離膜331のX方
向の幅Wp(図6)の1/2に設定されている。前述し
たように、光源部10と、第1の光学要素200と、集
光レンズアレイ310の中心は、光源光軸Rと一致して
おり、システム光軸LからD=Wp/2だけずれてい
る。一方、図6から理解できるように、中間光束202
を分離する偏光分離膜331の中心も、システム光軸L
からWp/2だけずれている。従って、光源光軸Rを、
システム光軸LからWp/2だけずらせることによっ
て、偏光分離膜331のほぼ中央において光源ランプ1
01の光源像を結像させることができる。
【0042】偏光ビームスプリッタアレイ320に入射
された光束は、前述した図5(A)にも示したように、
すべてs偏光に変換される。偏光ビームスプリッタアレ
イ320から出射された光束は、出射側レンズ390に
よって照明領域90を照明する。照明領域90は、多数
の光束分割レンズ201で分割された多数の光束で照明
されるので、照明領域90の全体をむらなく照明するこ
とができる。
【0043】なお、第1の光学要素200に入射する光
束の平行性が極めて良い場合には、第2の光学要素30
0から集光レンズアレイ310を省略することも可能で
ある。
【0044】以上のように、図6に示す偏光照明装置1
は、ランダムな偏光方向を有する白色の光束を特定の偏
光方向の光束(s偏光またはp偏光)に変換する偏光発
生部としての機能と、このような多数の偏光光束で照明
領域90をむらなく照明する機能とを有している。この
偏光照明装置1は、実施例による偏光ビームスプリッタ
アレイ320を使用しているので、従来よりも光の利用
効率が高いという利点を有している。
【0045】図8は、図6に示す偏光照明装置1を備え
た投写型表示装置800の要部を示す概略構成図であ
る。この投写型表示装置800は、偏光照明装置1と、
ダイクロイックミラー801,804と、反射ミラー8
02,807,809と、リレーレンズ806,80
8,810と、3枚の液晶パネル(液晶ライトバルブ)
803,805,811と、クロスダイクロイックプリ
ズム813と、投写レンズ814とを備えている。
【0046】ダイクロイックミラー801,804は、
白色光束を赤、青、緑の3色の色光に分離する色光分離
手段としての機能を有する。3枚の液晶パネル803,
805,811は、与えられた画像情報(画像信号)に
従って、3色の色光をそれぞれ変調して画像を形成する
光変調手段としての機能を有する。クロスダイクロイッ
クプリズム813は、3色の色光を合成してカラー画像
を形成する色光合成手段としての機能を有する。投写レ
ンズ814は、合成されたカラー画像を表す光をスクリ
ーン815上に投写する投写光学系としての機能を有す
る。
【0047】青光緑光反射ダイクロイックミラー801
は、偏光照明装置1から出射された白色光束の赤色光成
分を透過させるとともに、青色光成分と緑色光成分とを
反射する。透過した赤色光は、反射ミラー802で反射
されて、赤光用液晶パネル803に達する。一方、第1
のダイクロイックミラー801で反射された青色光と緑
色光のうちで、緑色光は緑光反射ダイクロイックミラー
804によって反射され、緑光用液晶パネル805に達
する。一方、青色光は、第2のダイクロイックミラー8
04も透過する。
【0048】この実施例では、青色光の光路長が3つの
色光のうちで最も長くなる。そこで、青色光に対して
は、ダイクロイックミラー804の後に、入射レンズ8
06と、リレーレンズ808と、出射レンズ810とを
含むリレーレンズ系で構成された導光手段850が設け
られている。すなわち、青色光は、緑光反射ダイクロイ
ックミラー804を透過した後に、まず、入射レンズ8
06及び反射ミラー807を経て、リレーレンズ808
に導かれる。さらに、反射ミラー809によって反射さ
れて出射レンズ810に導かれ、青光用液晶パネル81
1に達する。なお、3枚の液晶パネル803,805,
811は、図6における照明領域90に相当する。
【0049】3つの液晶パネル803、805、811
は、図示しない外部の制御回路から与えられた画像信号
(画像情報)に従って、それぞれの色光を変調し、それ
ぞれの色成分の画像情報を含む色光を生成する。変調さ
れた3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム81
3に入射する。クロスダイクロイックプリズム813に
は、赤光を反射する誘電体多層膜と、青光を反射する誘
電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電
体多層膜によって3つの色光が合成されて、カラー映像
を表す光が形成される。合成された光は、投写光学系で
ある投写レンズ814によってスクリーン815上に投
写され、映像が拡大されて表示される。
【0050】この投写型表示装置800では、光変調手
段として、特定の偏光方向の光束(s偏光またはp偏
光)を変調するタイプの液晶パネル803,805,8
11が用いられている。これらの液晶パネルには、入射
側と出射側にそれぞれ偏光板(図示せず)が貼り付けら
れているのが普通である。従って、ランダムな偏光方向
を有する光束で液晶パネルを照射すると、その光束のう
ちの約半分は、液晶パネルの偏光板で吸収されて熱に変
わってしまう。この結果、光の利用効率が低く、また、
偏光板が発熱するという問題が生じる。しかし、図8に
示す投写型表示装置800では、偏光照明装置1によっ
て、液晶パネル803,805,811を通過する特定
の偏光方向の光束を生成しているので、液晶パネルの偏
光板における光の吸収や発熱の問題が大幅に改善されて
いる。また、この投写型表示装置800は、実施例によ
る偏光ビームスプリッタアレイ320を使用しているの
で、投写型表示装置800全体の光の利用効率が、これ
によって高められているという利点もある。
【0051】なお、偏光ビームスプリッタアレイ320
の反射膜332は、液晶パネル803,805,811
の変調対象となる特定の偏光成分(例えばs偏光)のみ
を選択的に反射する性質を有する誘電体多層膜で形成す
ることが好ましい。こうすれば、液晶パネル803,8
05,811における光の吸収や発熱の問題をさらに改
善することができる。この結果、投写型表示装置80全
体としての光の利用効率をさらに高めることができる。
【0052】以上のように、この実施例による偏光ビー
ムスプリッタアレイを用いることによって、投写型表示
装置における光の利用効率を従来に比べて高めることが
できる。従って、スクリーン815上に投写される映像
をより明るくすることができる。
【0053】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。
【0054】(1)本発明による偏光ビームスプリッタ
アレイは、図8に示す投写型表示装置に限らず、これ以
外の種々の装置に適用することが可能である。例えば、
カラー画像でなく、白黒画像を投写する投写型表示装置
にも本発明による偏光ビームスプリッタアレイを適用す
ることができる。この場合には、図8の装置において、
液晶パネルが1枚で済み、また、光束を3色に分離する
色光分離手段と、3色の光束を合成する色光合成手段と
を省略できる。
【0055】(2)図5に示す第1実施例において、第
2の透光性部材の入射面から光が入射しないような遮光
手段を設けるようにしてもよい。図9(A)は、図5
(A)に示す第1実施例の光学素子の前に、遮光プレー
ト340を設けた状態を示す説明図である。この遮光プ
レート340には、光を遮断する遮光部341と、光を
透過させる透光部342とが交互に形成されている。遮
光プレート340は、例えば板ガラス等の透光性の板材
の表面に、遮光部341として光の反射膜や吸収膜を形
成することによって作成される。遮光部341は、入射
面327を遮光するように、第2の透光性部材322の
入射面327に対応して設けられている。
【0056】図9(B)は、遮光プレート340が設け
られていない場合に、第2の透光性部材322の入射面
327に入射される光の光路を示している。入射面32
7に入射した光は、反射膜332aで反射された後に、
その上方の分離膜331でs偏光とp偏光に分離され
る。p偏光は、λ/2位相差板381でs偏光に変換さ
れる。一方、s偏光は、上方の反射膜332bで反射さ
れて出射面326から出射する。図9(B)からわかる
ように、入射面327から入射した光のs偏光成分は、
上方の反射膜332bに至るまでの間に、最初の光学接
着剤層325aを2回通過し、次の光学接着剤層325
bを1回通過する。一方、p偏光成分は、λ/2位相差
板381に至るまでの間に、2つの光学接着剤層325
a,325bをそれぞれ2回通過する。このように、遮
光プレート340を設けない場合には、第2の透光性部
材322の入射面327に入射した光が、光学接着剤層
325を何回も通過することになる。そこで、図9
(A)のように、遮光プレート340を設けることによ
って、このような光を遮光することができる。
【0057】なお、遮光プレート340を偏光ビームス
プリッタアレイ320と別個に設ける代わりに、第2の
透光性部材322の入射面327の上に、アルミニウム
製の反射膜等で遮光部341を形成するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏光変換素子の概略構成を示す図。
【図2】この発明の実施例である偏光ビームスプリッタ
アレイを製造する主要な工程を示す工程断面図。
【図3】この発明の実施例である偏光ビームスプリッタ
アレイを製造する主要な工程を示す工程断面図。
【図4】実施例による偏光ビームスプリッタアレイ32
0を示す斜視図。
【図5】第1実施例と第2実施例の偏光変換素子を比較
して示す平面断面図。
【図6】実施例による偏光ビームスプリッタアレイを有
する偏光照明装置の要部を平面的にみた概略構成図。
【図7】第1の光学要素200の外観を示す斜視図。
【図8】偏光照明装置1を備えた投写型表示装置800
の要部を示した概略構成図。
【図9】遮光プレート340を有する光学素子の構成を
示す説明図。
【符号の説明】
1…偏光照明装置 10…光源部 20…偏光発生装置 22…偏光ビームスプリッタアレイ 30…偏光ビームスプリッタ 32,34,42,44…直角プリズム 36…偏光分離膜 40…プリズム 46…反射膜 80…投写型表示装置 90…照明領域 101…光源ランプ 102…放物面リフレクター 200…第1の光学要素 201…光束分割レンズ 202…中間光束 300…第2の光学要素 310…集光レンズアレイ 311…集光レンズ 320…偏光ビームスプリッタアレイ 321…第1の透光性部材 322…第2の透光性部材 325…光学接着剤層 326…出射面 327…入射面 331…偏光分離膜 332…反射膜 340…遮光プレート 341…遮光部 342…透光部 380…選択位相差板 381…λ/2位相差板 390…出射側レンズ 800…投写型表示装置 801…青光緑光反射ダイクロイックミラー 802,807,809…反射ミラー 803,805,811…液晶パネル 804…緑光反射ダイクロイックミラー 806…入射レンズ 807…反射ミラー 808…リレーレンズ 809…反射ミラー 810…出射レンズ 813…クロスダイクロイックプリズム 814…投写レンズ 815…スクリーン 850…導光手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光入射面と、前記光入射面とほぼ平行な
    光出射面と、前記入射面及び前記光出射面と所定の角度
    をなすように形成された偏光分離膜と、前記偏光分離膜
    とほぼ平行に形成された反射膜とを有する複数の偏光分
    離手段がマトリクス状に配列された光学素子であって、 前記偏光分離膜と前記反射膜とが誘電体多層膜で形成さ
    れていることを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光学素子であって、 前記光出射面は、偏光分離膜を透過したp偏光光束また
    はs偏光光束を出射する第1の出射面と、前記偏光分離
    膜で反射されたs偏光光束またはp偏光光束を出射する
    第2の出射面とからなり、 前記光出射面の側には、前記第1の出射面または前記第
    2の出射面に対応してλ/2位相差板が設けられたこと
    を特徴とする光学素子。
  3. 【請求項3】 s偏光成分とp偏光成分とを含む光束を
    出射する光源部と、 前記光源部からの光をs偏光またはp偏光のうちいずれ
    か一方の偏光方向を有する光束として出射する光学素子
    と、 前記光学素子からの出射光を与えられた画像信号に基づ
    いて変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された光束を投写する投写光学
    系とを備え、 前記光学素子は、光入射面と、前記光入射面とほぼ平行
    な光出射面と、前記入射面及び前記光出射面と所定の角
    度をなすように形成された偏光分離膜と、前記偏光分離
    膜とほぼ平行に形成された反射膜とを有する複数の偏光
    分離手段がマトリクス状に配列されてなり、 前記光出射面は、偏光分離膜を透過したp偏光光束また
    はs偏光光束を出射する第1の出射面と、前記偏光分離
    膜で反射されたs偏光光束またはp偏光光束を出射する
    第2の出射面とからなり、 前記光出射面の側には、前記第1の出射面または前記第
    2の出射面に対応してλ/2位相差板が設けられ、 前記偏光分離膜と前記反射膜とは誘電体多層膜で形成さ
    れていることを特徴とする投写型表示装置。
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