JPH1038728A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH1038728A
JPH1038728A JP19458896A JP19458896A JPH1038728A JP H1038728 A JPH1038728 A JP H1038728A JP 19458896 A JP19458896 A JP 19458896A JP 19458896 A JP19458896 A JP 19458896A JP H1038728 A JPH1038728 A JP H1038728A
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JP
Japan
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circuit board
cover
sensor
pressure
insertion recess
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19458896A
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English (en)
Inventor
Fumio Kanezaki
文雄 金崎
Kiyoshi Sawada
清 澤田
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Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、冷凍機等の機器に使用される冷媒
回路の圧力や空気圧、油圧などを検知するために用いる
圧力センサに関し、内部に搭載する回路基板と接続端子
との接続作業が簡素化され、生産性が向上すると共に信
頼性の高い圧力センサを提供することを課題とする。 【解決手段】 センサ本体1に結合する覆体2の内壁に
基板挿着凹部15を設け、センサ本体1に装着した回路
基板10を基板挿着凹部15内に挿着して、接続端子1
4の可撓接触片14bと、回路基板10の電極部とを弾
性的に接合することにより互いに電気的に接続すると共
に、センサ本体1と覆体2とを挟持体3により挟圧して
一体に保持するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアコンや冷凍
機、あるいはエアコンプレッサ等の機器に使用される冷
媒回路の圧力や空気圧、油圧などを検知するために用い
る圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力センサとしては、たとえ
ば、特開平8−21774号公報に、図8に示すよう
な、半導体圧力センサSが開示されている。半導体圧力
センサSは、センサ基板aに、圧力差により応動する薄
肉のダイアフラム部bを形成し、圧力を受けてダイアフ
ラム部bに生じた歪みをダイアフラム部bに設けた感歪
ゲージ素子cにより検出するようにしたものである。
【0003】このような半導体圧力センサSにより得ら
れた信号に基づいて機器の制御を行うためには、感歪ゲ
ージ素子cにより検出した信号を増幅するなどの処理を
施して機器の制御装置へ導出する必要があり、その一例
として、特開平8−21775号公報には、図9に示す
ような、圧力センサPが開示されている。
【0004】圧力センサPは、圧力受側接続口体P1
中間体P2 、信号側接続口体P3 から成る。中間体P2
内には、圧力を受けるダイアフラムb′の表面に設けた
歪ゲージc′からの信号を増幅するための各種電気部品
を搭載したプリント基板dが配備されている。プリント
基板dは、歪ゲージc′に接続された端子片eを介し
て、歪ゲージc′と電気的に接続されている。
【0005】プリント基板dの回路は、板ばね部fを介
してターミナル部g内の端子金具hに接続されており、
ターミナル部g内に相手側のコネクタを結合することに
より歪ゲージc′からの出力信号を端子金具hを通じて
外部回路に導出するようにしている。そのため、プリン
ト基板dの回路に別部品としての板ばね部fを接続する
工程を要すると共に、構造的に板ばね部fと端子金具h
の端部とを結合するリセプタクル部iを設ける必要があ
り、製造工程、および組立て工程が複雑となって製造コ
ストの増加、および信頼性の低下が生じるなどの問題点
を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、圧力検出素子からの出力
信号を処理する回路基板の回路と外部コネクタに対する
接続端子との接続作業が簡素化され、組立て工程の生産
性が向上すると共に信頼性の高い圧力センサを提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の圧力センサは、圧力導入路を有する接続口
体を備え、該圧力導入路に圧力検出素子を着設すると共
に、内部に該圧力検出素子からの出力信号を処理する回
路基板を装着したセンサ本体と、外部コネクタに対する
接続端子を備えた覆体と、該センサ本体と該覆体とを一
体に結合する挟持体とからなり、該覆体の内側に基板挿
着凹部を設けると共に、該接続端子の端部に付設した可
撓接触片を該基板挿着凹部に向けて突出させ、該基板挿
着凹部に該回路基板を挿着することにより、該回路基板
に形成した電極部と該可撓接触片とを弾性的に接合して
互いに電気的に接続すると共に、該センサ本体と該覆体
とを該挟持体により挟圧して一体に保持するようにした
ことを特徴とする。
【0008】前記覆体が、外部コネクタに対する受容部
を有し、該受容部内に前記接続端子の電気接続部を突設
することが好ましい(請求項2)。
【0009】前記センサ本体の周壁に、前記回路基板と
平行する摺動面を設けると共に該摺動面より突出した係
止突部とを設け、前記覆体の周壁に、該摺動面と摺接す
る摺接面を設けると共に該係止突部と係合する係止段部
を設け、該摺接面と該摺動面とを摺接して該センサ本体
および該覆体を相互に近接させることにより、前記基板
挿着凹部に前記回路基板を挿入すると共に、該係止突部
と該係止段部とを係合させて両者を一体的に結合するこ
とが好適である(請求項3)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。図1は、本発明の実施例に係わる圧力センサA
の断面図であり、図2は圧力センサA分解して示した断
面図である。圧力センサAは、各種機器における圧力を
検出する部位に装着するセンサ本体1と、センサ本体1
に一体に装着する覆体2と、センサ本体1と覆体2とを
結合して一体に保持する枠状の挟持体3とから成る。
【0011】センサ本体1は、黄銅などの金属により円
筒状の周壁4aで囲まれた素子収容部4を有し、素子収
容部4の底壁4bには圧力導入路5を有する管状の接続
口体6が外側へ向けて突設されている。接続口体6の外
周壁には、相手側機器の配管などに挿入して螺合するた
めの雄ねじ部6aおよび六角ナット部6bが形成されて
いる。周壁4aの端部には、底壁4bに平行する摺動面
7が形成されており、周壁4aの一側には摺動面7より
突出した係止突部8が設けられている。
【0012】素子収容部4内に開口する圧力導入路5の
端部5aには、半導体圧力検出素子9と、この半導体圧
力検出素子9からの出力信号を処理する電子部品および
回路導体を備えた回路基板10が接合材を介して着設さ
れている。回路基板10の一方の端部には、図3および
図4に示すように、回路導体と導通する複数個(本実施
例においては3個)の電極部10aが上向きに並設され
ている。
【0013】覆体2は、一端に、センサ本体1の素子収
容部4の周壁4aと略同一の外径を有する円筒状の周壁
2aを有し、周壁2aの端部には、センサ本体1の周壁
4aの摺動面7と接合する摺接面11が形成されてい
る。また、周壁2aの一側にはセンサ本体1の周壁4a
に設けた係止突部8と係合する係止段部12が設けられ
ている。覆体2の背壁2bには、外部コネクタと結合す
る雌形の受容部13が設けられている。
【0014】受容部13内には、図5および図6に示す
ように、複数本(本実施例においては3本)の接続端子
14がインサート成形により背壁2bを貫通して一体に
形成されている。接続端子14は、図7に示すように、
一端に雄形の電気接続部14aを有し、他端にコ字状に
屈折した可撓接触片14bが付設されている。可撓接触
片14bの自由端部は折り返して電気接触部14b1
形成している。
【0015】電気接続部14aは受容部12内に突出さ
せ、可撓接触片14bは、背壁2bの内側に並設されて
いる。可撓接触片14bの位置する覆体2の周壁2aの
内側には、基板挿着凹部15が形成されており、センサ
本体1に装着された回路基板10を基板挿着凹部15内
に挿着して挟持するようにしてある。
【0016】センサ本体1と覆体2とを結合するには、
図2の矢印方向に両者を近接させ、センサ本体1の周壁
4aの摺動面7と、覆体2の周壁2aの摺接面11とを
接合して互いにスライドさせる。予め、センサ本体1に
装着した回路基板10の位置と覆体2の基板挿着凹部1
5の位置とは一致するように設定してあるため、スライ
ドに伴って回路基板10の電極部10a側の端部が、基
板挿着凹部15内に挿入される。
【0017】センサ本体1と覆体2のスライドが進行す
ると、センサ本体1の係止突部8と覆体2の係止段部1
2とが係合し、図1に示したように、両者が結合され
る。基板挿着凹部15内においては、回路基板10の電
極部10aと接続端子14の電気接触部14b1 とが弾
性的に接触し、互いに電気的に接続される。
【0018】センサ本体1と覆体2とを一体に結合した
のち、挟持体3を装着する。挟持体3は、弾性を有する
金属板で円筒状に形成されており、底部3aの中心部に
は、センサ本体1の接続口体6を挿通する孔16が開設
されいる。挟持体3の装着は、センサ本体1側から挟持
体3を嵌入して挟持体3の周壁3aの端部3a1 を加締
めることにより行われる。加締め操作により挟持体3の
端部3a1 が内側に変形して覆体2の背壁2bの周縁部
が挟圧され、センサ本体1と覆体2とが一体的に結合し
た状態に保持される。
【0019】
【発明の効果】本発明の圧力センサは、センサ本体と結
合する覆体に基板挿着凹部を形成すると共に、接続端子
の端部に可撓接触片を設けることにより、センサ本体内
に収容する回路基板を基板挿着凹部と可撓接触片との間
で挟持して電気的接続を行うようにしている。そのた
め、回路基板の電極部と接続端子とを電線などを介して
半田付けによって接続したり、ばね片などの別部品を回
路基板に接続する必要がなく、回路基板を基板挿着凹部
内に挿入する作業のみで接続端子と回路基板との電気的
接続が達成される。したがって、組立工程が著しく簡素
化されて生産性が向上し、製造コストが低減できると共
に、半田付け作業が不要となるため電気的接続が確実と
なり、導通不良による障害の発生が防止され信頼性が向
上するなどの多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる圧力センサの要部断面
図である。
【図2】図1の圧力センサを分解して示した要部断面図
である。
【図3】図2のX−X線に沿ったセンサ本体の要部断面
図である。
【図4】図2のセンサ本体の平面図である。
【図5】図2のY−Y線に沿った覆体の断面図である。
【図6】図2の覆体の底面図である。
【図7】図1の接続端子を示す斜視図である。
【図8】従来の半導体圧力センサを示す断面図である。
【図9】従来の別の圧力センサを示す断面図である。
【符号の説明】
A 圧力センサ 1 センサ本体 2 覆体 2a 周壁 3 挟持体 4 素子収容部 4a 周壁 5 圧力導入路 6 接続口体 7 摺動面 8 係止突部 9 圧力検出素子 10 回路基板 10a 電極部 11 摺接面 12 係止段部 13 受容部 14 接続端子 14a 電気接続部 14b 可撓接触片 15 基板挿着凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力導入路を有する接続口体を備え、該
    圧力導入路に圧力検出素子を着設すると共に、内部に該
    圧力検出素子からの出力信号を処理する回路基板を装着
    したセンサ本体と、外部コネクタに対する接続端子を備
    えた覆体と、該センサ本体と該覆体とを一体に結合する
    挟持体とからなり、該覆体の内側に基板挿着凹部を設け
    ると共に、該接続端子の端部に付設した可撓接触片を該
    基板挿着凹部に向けて突出させ、該基板挿着凹部に該回
    路基板を挿着することにより、該回路基板に形成した電
    極部と該可撓接触片とを弾性的に接合して互いに電気的
    に接続すると共に、該センサ本体と該覆体とを該挟持体
    により挟圧して一体に保持するようにしたことを特徴と
    する圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記覆体が、外部コネクタに対する受容
    部を有し、該受容部内に前記接続端子の電気接続部を突
    設したことを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記センサ本体の周壁に、前記回路基板
    と平行する摺動面を設けると共に該摺動面より突出した
    係止突部とを設け、前記覆体の周壁に、該摺動面と摺接
    する摺接面を設けると共に該係止突部と係合する係止段
    部を設け、該摺接面と該摺動面とを摺接して該センサ本
    体および該覆体を相互に近接させることにより、前記基
    板挿着凹部に前記回路基板を挿入すると共に、該係止突
    部と該係止段部とを係合させて両者を一体的に結合する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の圧力センサ。
JP19458896A 1996-07-24 1996-07-24 圧力センサ Withdrawn JPH1038728A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333377A (ja) * 2001-05-07 2002-11-22 Fuji Koki Corp 圧力センサ
JP2021502553A (ja) * 2017-11-08 2021-01-28 ティーディーケイ・エレクトロニクス・アクチェンゲゼルシャフトTdk Electronics Ag 凍結媒体に対する保護機能を備える圧力センサシステム

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Effective date: 20031007