JPH1038326A - 氷蓄熱式冷却設備 - Google Patents
氷蓄熱式冷却設備Info
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- JPH1038326A JPH1038326A JP21064596A JP21064596A JPH1038326A JP H1038326 A JPH1038326 A JP H1038326A JP 21064596 A JP21064596 A JP 21064596A JP 21064596 A JP21064596 A JP 21064596A JP H1038326 A JPH1038326 A JP H1038326A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄熱運転中に負荷要求があったとしても、安
定した温度のブラインを氷蓄熱槽に供給することができ
る氷蓄熱式冷却設備を提供する。 【解決手段】 水熱交換器２と氷蓄熱槽３の間の配管で
あってバイパス配管接続部２１の上流側且つ水熱交換器
循環配管１５の接続部の下流側に仕切弁１３を取り付け
る。水熱交換器循環配管１５の水熱交換器循環ポンプ１
０の吐出側と氷蓄熱槽３の出口側の配管の間に逃がし配
管１２を接続し且つ該逃がし配管１２中に調節弁１４を
取り付ける。
定した温度のブラインを氷蓄熱槽に供給することができ
る氷蓄熱式冷却設備を提供する。 【解決手段】 水熱交換器２と氷蓄熱槽３の間の配管で
あってバイパス配管接続部２１の上流側且つ水熱交換器
循環配管１５の接続部の下流側に仕切弁１３を取り付け
る。水熱交換器循環配管１５の水熱交換器循環ポンプ１
０の吐出側と氷蓄熱槽３の出口側の配管の間に逃がし配
管１２を接続し且つ該逃がし配管１２中に調節弁１４を
取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は氷蓄熱式冷却設備に
関し、特に蓄熱運転時間帯に負荷要求があっても無駄の
ない氷蓄熱運転が行なえる氷蓄熱式冷却設備に関するも
のである。
関し、特に蓄熱運転時間帯に負荷要求があっても無駄の
ない氷蓄熱運転が行なえる氷蓄熱式冷却設備に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の氷蓄熱式冷却設備を示す概
略構成フロー図である。同図に示す氷蓄熱式冷却設備
は、２台並列設置の冷凍機１，１と調節弁５と水熱交換
器２と氷蓄熱槽３と三方調節弁７と２台並列設置のブラ
イン循環ポンプ４，４とを配管で接続してなるブライン
経路ａと、前記水熱交換器２と空調機８と冷水ポンプ９
とを配管で接続してなる冷水経路ｂとを有し、前記ブラ
イン経路ａには前記冷凍機１，１から水熱交換器２をバ
イパスして氷蓄熱槽３に導くバイパス配管２１を調節弁
６を介して接続し、前記三方調節弁７に氷蓄熱槽３を迂
回する配管２３を接続し、さらに前記水熱交換器２のブ
ライン経路出口とブライン経路入口間を水熱交換器循環
配管１５で接続するとともにその途中に水熱交換器２の
ブライン経路出口側から入口側に向けてブラインを循環
せしめる水熱交換器循環ポンプ１０を接続して構成され
ている。
略構成フロー図である。同図に示す氷蓄熱式冷却設備
は、２台並列設置の冷凍機１，１と調節弁５と水熱交換
器２と氷蓄熱槽３と三方調節弁７と２台並列設置のブラ
イン循環ポンプ４，４とを配管で接続してなるブライン
経路ａと、前記水熱交換器２と空調機８と冷水ポンプ９
とを配管で接続してなる冷水経路ｂとを有し、前記ブラ
イン経路ａには前記冷凍機１，１から水熱交換器２をバ
イパスして氷蓄熱槽３に導くバイパス配管２１を調節弁
６を介して接続し、前記三方調節弁７に氷蓄熱槽３を迂
回する配管２３を接続し、さらに前記水熱交換器２のブ
ライン経路出口とブライン経路入口間を水熱交換器循環
配管１５で接続するとともにその途中に水熱交換器２の
ブライン経路出口側から入口側に向けてブラインを循環
せしめる水熱交換器循環ポンプ１０を接続して構成され
ている。
【０００３】そして夜間等の蓄熱運転時は、冷凍機１，
１によって冷却されたブライン（−５℃程度）は、調節
弁５を全閉，調節弁６を全開することによって、水熱交
換器２を通さないで直接氷蓄熱槽３に導かれ、該氷蓄熱
槽３内の熱交換チューブ１１内を流れ、氷蓄熱槽３内の
水と熱交換が行なわれ、再び冷凍機１に戻る。このとき
氷蓄熱槽３内の水は凍結し、氷として蓄熱される。
１によって冷却されたブライン（−５℃程度）は、調節
弁５を全閉，調節弁６を全開することによって、水熱交
換器２を通さないで直接氷蓄熱槽３に導かれ、該氷蓄熱
槽３内の熱交換チューブ１１内を流れ、氷蓄熱槽３内の
水と熱交換が行なわれ、再び冷凍機１に戻る。このとき
氷蓄熱槽３内の水は凍結し、氷として蓄熱される。
【０００４】一方昼間等の負荷運転時は、氷蓄熱槽３内
の氷の融解と冷凍機１，１によってブラインが冷却さ
れ、調節弁５，６の開閉量を調節することで水熱交換器
２に冷却したブラインを導き、該水熱交換器２にて冷水
経路ｂ内の冷水を冷却して空調機８から冷房能力を取り
出す。
の氷の融解と冷凍機１，１によってブラインが冷却さ
れ、調節弁５，６の開閉量を調節することで水熱交換器
２に冷却したブラインを導き、該水熱交換器２にて冷水
経路ｂ内の冷水を冷却して空調機８から冷房能力を取り
出す。
【０００５】なお負荷に応じて調節すべき水熱交換器２
を通るブライン量は、調節弁５，６の開閉量の調節によ
って制御される。また三方調節弁７は負荷に応じて水熱
交換器２に流れるブラインの温度を調節する。
を通るブライン量は、調節弁５，６の開閉量の調節によ
って制御される。また三方調節弁７は負荷に応じて水熱
交換器２に流れるブラインの温度を調節する。
【０００６】ところで前記蓄熱運転中に負荷要求があっ
た場合は、冷凍機１は蓄熱運転状態であり、従って冷凍
機１のブライン出口温度は−５℃程度なので、水熱交換
器２内を通す冷水経路ｂ側の冷水が凍結しないように、
水熱交換器２に流すブライン量を調節弁５によって制御
すると同時に、水熱交換器２の冷水出口温度が所定の設
定温度以下になると、循環ポンプ１０を運転して水熱交
換器２を通過して温まったブラインを該水熱交換器２に
循環することとしていた。
た場合は、冷凍機１は蓄熱運転状態であり、従って冷凍
機１のブライン出口温度は−５℃程度なので、水熱交換
器２内を通す冷水経路ｂ側の冷水が凍結しないように、
水熱交換器２に流すブライン量を調節弁５によって制御
すると同時に、水熱交換器２の冷水出口温度が所定の設
定温度以下になると、循環ポンプ１０を運転して水熱交
換器２を通過して温まったブラインを該水熱交換器２に
循環することとしていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上のことから分かる
ように氷蓄熱槽３に流れるブラインは、バイパス配管２
１からくるブラインと水熱交換器２で使用したブライン
とが混合したものである。
ように氷蓄熱槽３に流れるブラインは、バイパス配管２
１からくるブラインと水熱交換器２で使用したブライン
とが混合したものである。
【０００８】しかしながら上記従来例の場合、蓄熱運転
中に要求される負荷の量が大きい場合、水熱交換器２で
使用後のブラインの量と温度が高くなり、氷蓄熱槽３に
流れるブライン温度が０℃以上になってしまう場合もあ
り、その場合は氷蓄熱槽３内の水を氷として蓄熱できな
くなってしまうという問題点があった。
中に要求される負荷の量が大きい場合、水熱交換器２で
使用後のブラインの量と温度が高くなり、氷蓄熱槽３に
流れるブライン温度が０℃以上になってしまう場合もあ
り、その場合は氷蓄熱槽３内の水を氷として蓄熱できな
くなってしまうという問題点があった。
【０００９】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、蓄熱運転中に負荷要求があったとして
も、安定した温度のブラインを氷蓄熱槽に供給すること
ができる氷蓄熱式冷却設備を提供することにある。
ありその目的は、蓄熱運転中に負荷要求があったとして
も、安定した温度のブラインを氷蓄熱槽に供給すること
ができる氷蓄熱式冷却設備を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、水熱交換器と氷蓄熱槽の間の配管であって
バイパス配管接続部の上流側且つ水熱交換器循環配管の
接続部の下流側に仕切弁を取り付け、さらに水熱交換器
循環配管の水熱交換器循環ポンプの吐出側と氷蓄熱槽の
出口側の配管の間に逃がし配管を接続し且つ該逃がし配
管中に調節弁を取り付けることとした。
め本発明は、水熱交換器と氷蓄熱槽の間の配管であって
バイパス配管接続部の上流側且つ水熱交換器循環配管の
接続部の下流側に仕切弁を取り付け、さらに水熱交換器
循環配管の水熱交換器循環ポンプの吐出側と氷蓄熱槽の
出口側の配管の間に逃がし配管を接続し且つ該逃がし配
管中に調節弁を取り付けることとした。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
かかる氷蓄熱式冷却設備を示す概略構成フロー図であ
る。
基づいて詳細に説明する。図１は本発明の一実施形態に
かかる氷蓄熱式冷却設備を示す概略構成フロー図であ
る。
【００１２】同図に示すようにこの氷蓄熱式冷却設備も
前記図２に示す従来例と同様に、２台並列設置の冷凍機
１，１と調節弁５と水熱交換器２と氷蓄熱槽３と三方調
節弁７と２台並列設置のブライン循環ポンプ４，４とを
配管でこの順番に接続してなるブライン経路Ａと、前記
水熱交換器２と空調機８と冷水ポンプ９とを配管で接続
してなる冷水経路Ｂとを有し、前記ブライン経路Ａには
前記冷凍機１，１から水熱交換器２をバイパスして氷蓄
熱槽３に導くバイパス配管２１を調節弁６を介して接続
し、前記三方調節弁７に氷蓄熱槽３を迂回する配管２３
を接続し、さらに前記水熱交換器２のブライン経路出口
とブライン経路入口間を水熱交換器循環配管１５で接続
するとともにその途中に水熱交換器２のブライン経路出
口側から入口側に向けてブラインを循環せしめる水熱交
換器循環ポンプ１０を接続して構成されている。
前記図２に示す従来例と同様に、２台並列設置の冷凍機
１，１と調節弁５と水熱交換器２と氷蓄熱槽３と三方調
節弁７と２台並列設置のブライン循環ポンプ４，４とを
配管でこの順番に接続してなるブライン経路Ａと、前記
水熱交換器２と空調機８と冷水ポンプ９とを配管で接続
してなる冷水経路Ｂとを有し、前記ブライン経路Ａには
前記冷凍機１，１から水熱交換器２をバイパスして氷蓄
熱槽３に導くバイパス配管２１を調節弁６を介して接続
し、前記三方調節弁７に氷蓄熱槽３を迂回する配管２３
を接続し、さらに前記水熱交換器２のブライン経路出口
とブライン経路入口間を水熱交換器循環配管１５で接続
するとともにその途中に水熱交換器２のブライン経路出
口側から入口側に向けてブラインを循環せしめる水熱交
換器循環ポンプ１０を接続して構成されている。
【００１３】そして本発明の場合さらに、前記水熱交換
器２と氷蓄熱槽３の間の配管であって前記バイパス配管
２１を接続した部分の上流側且つ前記水熱交換器循環配
管１５を接続した部分の下流側に仕切弁１３を取り付
け、さらに前記水熱交換器循環配管１５の前記水熱交換
器循環ポンプ１０の吐出側と前記氷蓄熱槽３の出口側の
配管の間に逃がし配管１２を接続し且つ該逃がし配管１
２中に調節弁１４を取り付けている。
器２と氷蓄熱槽３の間の配管であって前記バイパス配管
２１を接続した部分の上流側且つ前記水熱交換器循環配
管１５を接続した部分の下流側に仕切弁１３を取り付
け、さらに前記水熱交換器循環配管１５の前記水熱交換
器循環ポンプ１０の吐出側と前記氷蓄熱槽３の出口側の
配管の間に逃がし配管１２を接続し且つ該逃がし配管１
２中に調節弁１４を取り付けている。
【００１４】またさらに前記水熱交換器２のブライン入
口部分には、該ブライン入口温度を検出する温度センサ
１７が取り付けられており、該温度センサ１７の出力は
制御盤２０に入力されている。制御盤２０は図示の信号
線で示すように調節弁５と調節弁１４の開閉制御を行な
うばかりか、その他の各種機器、即ち冷凍機１，１や各
種ポンプ４，４，９，１０や、各種弁６，７，１３の運
転又は開閉も図示しない信号線で制御する。
口部分には、該ブライン入口温度を検出する温度センサ
１７が取り付けられており、該温度センサ１７の出力は
制御盤２０に入力されている。制御盤２０は図示の信号
線で示すように調節弁５と調節弁１４の開閉制御を行な
うばかりか、その他の各種機器、即ち冷凍機１，１や各
種ポンプ４，４，９，１０や、各種弁６，７，１３の運
転又は開閉も図示しない信号線で制御する。
【００１５】次にこの氷蓄熱式冷却設備の動作を説明す
る。即ち負荷運転時は、水熱交換器循環ポンプ１０を停
止し、仕切弁１３を全開し、調節弁１４を全閉する。
る。即ち負荷運転時は、水熱交換器循環ポンプ１０を停
止し、仕切弁１３を全開し、調節弁１４を全閉する。
【００１６】そしてブライン循環ポンプ４，４と冷水ポ
ンプ９を駆動してブライン経路Ａと冷水経路Ｂにそれぞ
れブラインと冷水を循環する。これによって氷蓄熱槽３
内で凍結していた氷の融解熱と、前記冷凍機１，１の駆
動とによってブラインを冷却し、該冷却されたブライン
を前記水熱交換器２に供給して冷水経路Ｂ内の水と熱交
換して冷水を製造する。
ンプ９を駆動してブライン経路Ａと冷水経路Ｂにそれぞ
れブラインと冷水を循環する。これによって氷蓄熱槽３
内で凍結していた氷の融解熱と、前記冷凍機１，１の駆
動とによってブラインを冷却し、該冷却されたブライン
を前記水熱交換器２に供給して冷水経路Ｂ内の水と熱交
換して冷水を製造する。
【００１７】なお水熱交換器２に流すブライン量は負荷
に応じて調節弁５と調節弁６でコントロールする。また
氷蓄熱槽３の放熱量は三方調節弁７によって氷蓄熱槽３
内を通ってくるブラインと氷蓄熱槽３をバイパスしてく
るブラインを調節することによって調節する。
に応じて調節弁５と調節弁６でコントロールする。また
氷蓄熱槽３の放熱量は三方調節弁７によって氷蓄熱槽３
内を通ってくるブラインと氷蓄熱槽３をバイパスしてく
るブラインを調節することによって調節する。
【００１８】次に蓄熱運転時は、調節弁５を全閉し、調
節弁６を全開し、仕切弁１３を全閉し、調節弁１４を全
閉し、水熱交換器循環ポンプ１０を停止しておく。
節弁６を全開し、仕切弁１３を全閉し、調節弁１４を全
閉し、水熱交換器循環ポンプ１０を停止しておく。
【００１９】そしてブライン循環ポンプ４，４を駆動し
てブライン経路Ａにブラインを循環する。これによって
冷凍機１によって冷却されたブラインはバイパス配管２
１を通って直接氷蓄熱槽３内の熱交換チューブ１１へ流
れ、氷蓄熱槽３内の水と熱交換して該水を凍結し、再び
冷凍機１に戻る。
てブライン経路Ａにブラインを循環する。これによって
冷凍機１によって冷却されたブラインはバイパス配管２
１を通って直接氷蓄熱槽３内の熱交換チューブ１１へ流
れ、氷蓄熱槽３内の水と熱交換して該水を凍結し、再び
冷凍機１に戻る。
【００２０】次に前記蓄熱運転中に負荷要求があった場
合は、水熱交換器循環ポンプ１０を運転し、同時に調節
弁５と調節弁１４を所定量だけ開く。なお仕切弁１３は
全閉状態のままとし、調節弁６は全開状態のままとす
る。
合は、水熱交換器循環ポンプ１０を運転し、同時に調節
弁５と調節弁１４を所定量だけ開く。なお仕切弁１３は
全閉状態のままとし、調節弁６は全開状態のままとす
る。
【００２１】これによって冷凍機１によって冷却された
ブラインの一部が水熱交換器２に供給されて使用され
る。また水熱交換器２で使用後のブラインは仕切弁１３
が全閉なので氷蓄熱槽３には供給されず、水熱交換器循
環ポンプ１０によって水熱交換器２に循環されるととも
に、水熱交換器２で使用された温度の上昇したブライン
の一部は調節弁１４を通して冷凍機１，１に直接戻され
る。
ブラインの一部が水熱交換器２に供給されて使用され
る。また水熱交換器２で使用後のブラインは仕切弁１３
が全閉なので氷蓄熱槽３には供給されず、水熱交換器循
環ポンプ１０によって水熱交換器２に循環されるととも
に、水熱交換器２で使用された温度の上昇したブライン
の一部は調節弁１４を通して冷凍機１，１に直接戻され
る。
【００２２】つまり蓄熱運転中に負荷側で使用されて温
度が上昇したブラインは、氷蓄熱槽３へ供給されないの
で、氷蓄熱槽３へ供給されるブライン温度を一定の低い
温度に保つことができる。
度が上昇したブラインは、氷蓄熱槽３へ供給されないの
で、氷蓄熱槽３へ供給されるブライン温度を一定の低い
温度に保つことができる。
【００２３】一方前記温度センサ１７によって検出され
た水熱交換器２のブライン入口温度は制御盤２０に入力
され、該温度が所定の設定温度になるように、調節弁５
と調節弁１４の開度調節が制御盤２０からの出力信号に
よって行なわれる。つまり冷たい冷凍機１，１からのブ
ラインと水熱交換器２通過後に水熱交換器循環配管１５
で循環された温められたブラインを所定の割合で混合す
ることによってブライン入口温度を所定の設定温度に制
御する。
た水熱交換器２のブライン入口温度は制御盤２０に入力
され、該温度が所定の設定温度になるように、調節弁５
と調節弁１４の開度調節が制御盤２０からの出力信号に
よって行なわれる。つまり冷たい冷凍機１，１からのブ
ラインと水熱交換器２通過後に水熱交換器循環配管１５
で循環された温められたブラインを所定の割合で混合す
ることによってブライン入口温度を所定の設定温度に制
御する。
【００２４】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、仕切弁と、調節弁を設けた逃がし配管とを設置した
ので、蓄熱運転中の負荷要求に対して負荷量の大小にか
かわらず氷を生成するのに必要な安定した温度のブライ
ンを氷蓄熱槽に供給することができ、これによって無駄
のない氷蓄熱運転を行なうことができるという優れた効
果を有する。
ば、仕切弁と、調節弁を設けた逃がし配管とを設置した
ので、蓄熱運転中の負荷要求に対して負荷量の大小にか
かわらず氷を生成するのに必要な安定した温度のブライ
ンを氷蓄熱槽に供給することができ、これによって無駄
のない氷蓄熱運転を行なうことができるという優れた効
果を有する。
【図１】本発明の一実施形態にかかる氷蓄熱式冷却設備
を示す概略構成フロー図である。
を示す概略構成フロー図である。
【図２】従来の氷蓄熱式冷却設備を示す概略構成フロー
図である。
図である。
１ 冷凍機 ２ 水熱交換器 ３ 氷蓄熱槽 ４ ブライン循環ポンプ ５ 調節弁 ６ 調節弁 ８ 空調機 ９ 冷水ポンプ １０ 水熱交換器循環ポンプ １２ 逃がし配管 １３ 仕切弁 １４ 調節弁 １５ 水熱交換器循環配管 ２０ 制御盤（制御手段） Ａ ブライン経路 Ｂ 冷水経路
Claims (2)
- 【請求項１】 冷凍機と調節弁と水熱交換器と氷蓄熱槽
とブライン循環ポンプとを配管で接続してなるブライン
経路と、前記水熱交換器と空調機と冷水ポンプとを配管
で接続してなる冷水経路とを有し、 前記ブライン経路には、前記冷凍機から水熱交換器をバ
イパスして氷蓄熱槽に導くバイパス配管を接続すると共
に該バイパス配管中に調節弁を接続し、 また前記水熱交換器のブライン経路出口とブライン経路
入口間を水熱交換器循環配管で接続するとともにその途
中に水熱交換器循環ポンプを接続し、 前記冷凍機で冷却したブラインにて前記氷蓄熱槽内の水
を凍結して蓄熱を行ない、一方前記氷蓄熱槽内の氷の融
解熱によって冷却したブラインを水熱交換器に導いて前
記冷水経路内の水を冷却して前記空調機から冷房能力を
取り出し、 さらに前記水熱交換器循環ポンプを駆動して水熱交換器
循環配管にブラインを循環させることで前記水熱交換器
の凍結を防止する氷蓄熱式冷却設備において、 前記水熱交換器と氷蓄熱槽の間の配管であって前記バイ
パス配管接続部の上流側且つ前記水熱交換器循環配管の
接続部の下流側に仕切弁を取り付け、さらに前記水熱交
換器循環配管の前記水熱交換器循環ポンプの吐出側と前
記氷蓄熱槽の出口側の配管の間に逃がし配管を接続し且
つ該逃がし配管中に調節弁を取り付けたことを特徴とす
る氷蓄熱式冷却設備。 - 【請求項２】 前記水熱交換器へのブライン入口温度が
所定の設定温度になるように、前記冷凍機と水熱交換器
の間の配管に設けた調節弁と、前記ブライン逃がし配管
中に設けた調節弁の開閉量を調節する制御手段を設けた
ことを特徴とする請求項１記載の氷蓄熱式冷却設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21064596A JP3252209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 氷蓄熱式冷却設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21064596A JP3252209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 氷蓄熱式冷却設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038326A true JPH1038326A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3252209B2 JP3252209B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=16592747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21064596A Expired - Fee Related JP3252209B2 (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | 氷蓄熱式冷却設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3252209B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP21064596A patent/JP3252209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3252209B2 (ja) | 2002-02-04 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
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