JPH1035715A - 密閉容器 - Google Patents

密閉容器

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JPH1035715A
JPH1035715A JP8193742A JP19374296A JPH1035715A JP H1035715 A JPH1035715 A JP H1035715A JP 8193742 A JP8193742 A JP 8193742A JP 19374296 A JP19374296 A JP 19374296A JP H1035715 A JPH1035715 A JP H1035715A
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JP
Japan
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lid
container
main body
peripheral portion
hard
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Application number
JP8193742A
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English (en)
Inventor
Kisho Katayama
紀章 片山
Takao Matsumoto
孝夫 松本
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Gifu Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Gifu Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1035715A publication Critical patent/JPH1035715A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D43/00Lids or covers for rigid or semi-rigid containers
    • B65D43/02Removable lids or covers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/54Inspection openings or windows

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋体の形状・構造を工夫することによって、
十分な密閉性を確保することができて、その開閉操作及
び取外し操作を容易に行うことができしかも製造も容易
に行うことのできる密閉容器を提供すること。 【解決手段】 物を収納する容器本体10と、その上端
開口を覆蓋する蓋体20とからなりこの蓋体20を構成
している硬質蓋本体部の外周に容器本体10の上端縁が
嵌合される嵌合凹溝を形成した軟質周縁部22を一体化
した密閉容器100であって、蓋体20を構成している
軟質周縁部22の全体をスチレン−エチレン・ブチレン
−スチレンコポリマーが75〜65%と、ポリプロピレ
ンが25〜35%との混合割合からなる合成樹脂材料に
よって一体的に形成するとともに、この軟質周縁部22
の一部を硬質蓋本体部に形成した露出窓24から露出さ
せたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体と、これ
に嵌合される蓋体とからなる容器であって、弁当容器、
ゴミ容器、あるいは漬物容器等に適用するのに適した密
閉容器に関し、特に蓋体側に工夫を加えることによっ
て、密閉性及び開閉操作性を向上させた容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の、密閉容器としては、既に種々
なものが提案されてきており、特に食品の鮮度を保つも
のとして重宝されているものである。ところが、この種
の密閉容器は、例えば実公平7−32432号公報に指
摘されている通り、その容器本体及びこれに嵌合される
べき蓋が合成樹脂材料によって形成してあるため、例え
ば温度変化によってどちらかが相対的に収縮するもので
ある。このように収縮すると、蓋体と容器本体との間に
隙間が生じ、従来の容器は、その密閉性が低下するとい
う問題を有していたものである。
【0003】この密閉性を改善するために、例えば図9
に示すように、蓋体の方を低密度ポリエチレンによって
一体成形するとともに、この蓋体の周縁部に容器本体の
上端が嵌合される嵌合凹溝を形成しておき、この周縁部
に容器本体の上端縁に係合することになる凸条を形成す
ることがなされている。この低密度ポリエチレンによっ
て一体成形された蓋体では、その凸条を含む周縁部の形
状が複雑であり、かつこの周縁部における凸条等の各部
の肉厚には差があるため、成形後の収縮率に差異が生じ
て嵌合力に差異を生ずることになる。特に、この種の密
閉容器が略四角形状のものであると、そのコーナー部と
直線辺部との間に狭持力にアンバランスが生じて密閉度
が充分なものとならず、液漏れの原因となっていた。
【0004】一方、この種の密閉容器においては、その
容器本体に蓋体を嵌合させる場合、内部の空気が簡単に
抜けなければならないし、これとは逆に蓋体を外す場合
も、空気が入る等して内部の圧力低下をきたさないよう
にできると、蓋体の嵌合・取外し操作が容易に行えるは
ずである。ところが、密閉性を向上させれば、蓋体の嵌
合時等において、前述した空気の出入を充分行えなくな
るため、蓋体の開閉操作が悪くなるということになる。
【0005】このため、例えば特公昭55−10465
号公報の「プラスチック蓋の押圧開放機構」のように、
「有弾性プラスチックで作られた蓋1は、鏡面2と側壁
3とからなり、側壁の端縁内側には係止凸縁4を、鏡面
の裏側には開放支持凸5を夫々設け、上記蓋1が容器口
に被冠せられたとき容器口縁8が蓋1の開放支持凸縁5
を支えると共に、容器口縁の外周縁9と蓋1の係止凸縁
4が互に係止して容器口を密閉し、次に容器口に被冠せ
られた蓋1の中央の押圧部6を押圧したとき鏡面の機部
となっている環状拡開部7に連接せる側壁3が拡開し、
その端縁内側の係止凸縁4が容器口縁8の外周縁9を越
して後、自ら収縮することにより蓋1が容器口より離
脱」ようにすることが考えられる。
【0006】ところが、この機構は、図10に示すよう
な構造のものであるが、有弾性(弾力性を有した軟質で
あること)プラスチックで作られた蓋1の押圧部6は、
図10の(イ)に示したように、外方へ突出しているた
め、この押圧部6が不用意に何かに当接すると、当該蓋
1は簡単に外れてしまうと考えられる。
【0007】換言すれば、従来の密閉容器では、蓋の容
器本体に対する密閉性を高めれば、その容器本体に対す
る開閉操作が困難となり、蓋体を軟質プラスチックによ
って成形することにより、その容器本体に対する開閉時
に容器に変形できるようにすれば、不用意な蓋体の押圧
によって簡単に外れてしまい、十分な密閉性を確保する
ことができなかったのである。
【0008】そこで、本発明者は、この種の密閉容器に
おける密閉性を確保しながらその嵌合操作性をも向上さ
せるにはどうしたらよいかについて種々検討を重ねてき
た結果、本発明を完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、容器本体に対する蓋体の密閉性とともに、嵌合操作
性をも向上させることである。
【0010】すなわち、本発明の目的とするところは、
蓋体の形状・構造を工夫することによって、十分な密閉
性を確保することができて、その開閉操作及び取外し操
作を容易に行うことができしかも製造も容易に行うこと
のできる密閉容器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明の採った手段は、後述の実施形態の説明中
において使用する符号を付して説明すると、「物を収納
する容器本体10と、その上端開口を覆蓋する蓋体20
とからなりこの蓋体20を構成している硬質蓋本体部2
1の外周に容器本体10の上端縁11が嵌合される嵌合
凹溝23を形成した軟質周縁部22を一体化した密閉容
器100であって、蓋体20を構成している軟質周縁部
22の全体を、 スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンコポリマーが
75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
するとともに、この軟質周縁部22の一部を硬質蓋本体
部21に形成した露出窓24から露出させたことを特徴
とする密閉容器100」である。
【0012】すなわち、本発明に係る密閉容器100
は、硬質合成樹脂、ガラスあるいは陶磁器等の剛性の高
い材料によって形成した容器本体10と、その上端縁1
1に、嵌合凹溝23により液密的に嵌合される蓋体20
とからなるものであり、特に蓋体20については、容器
本体10側の上端縁11に嵌合される嵌合凹溝23を有
する軟質周縁部22と、この軟質周縁部22を支持する
硬質蓋本体部21とにより構成したものである。
【0013】そして、この密閉容器100においては、
その軟質周縁部22の全体を、スチレン−エチレン・ブ
チレン−スチレンコポリマーが75〜65%で、ポリプ
ロピレンが25〜35%の混合割合からなる合成樹脂材
料によって一体的に形成したものである。
【0014】すなわち、本発明に係る密閉容器100
は、その蓋体20を構成している軟質周縁部22を、ポ
リプロピレンを上記の割合で混入したスチレン−エチレ
ン・ブチレン−スチレンコポリマーを主材とした合成樹
脂材料によって形成したものであり、これにより蓋体2
0の軟質周縁部22を、例えば蓋体20の硬質蓋本体部
21に対して少し軟質のものとしたものである。軟質周
縁部22が軟質のものであれば、その嵌合凹溝23によ
る容器本体10の上端縁11に対する開閉操作は勿論、
取外し操作も容易に行えるのであるし、蓋体20の容器
本体10に対する密閉性も向上しているのである。何故
なら、軟質周縁部22が軟質のものであると、嵌合凹溝
23を含む軟質周縁部22の変形が容易となり、かつそ
の復元性も良くなるからである。
【0015】このような嵌合凹溝23を含む軟質周縁部
22を軟質なものとするために、この軟質周縁部22を
構成するための合成樹脂材料は、スチレン−エチレン・
ブチレン−スチレンコポリマーを75〜65%だけ含有
したポリプロピレンにより構成する必要がある。その理
由は、このスチレン−エチレン・ブチレン−スチレンコ
ポリマーの含有量が65%より少ないと、必要とする柔
軟性を蓋体20の軟質周縁部22に付与することができ
ないからであり、このスチレン−エチレン・ブチレン−
スチレンコポリマーの含有量が75%より多いと、容器
本体10の上端縁11に嵌合されるべき嵌合凹溝23を
含む軟質周縁部22が必要とする剛性を確保することが
できないだけでなく、蓋体20を高価なものとしてしま
うからである。
【0016】また、この蓋体20の硬質蓋本体部21を
構成する主材をポリプロピレンとしたのは、異なる材料
によって1つの製品・物品を同時型成形する場合に、異
種材料といっても互いにある程度の親和性を有すること
がよいからである。従って、本発明の蓋体20を、その
軟質周縁部22の内側に位置することになる硬質蓋本体
部21をポリプロピレンによって形成することを前提と
して、軟質周縁部22を構成するための合成樹脂材料の
主材を25〜35%のポリプロピレンとしたのである。
【0017】そして、本発明の密閉容器100において
は、その蓋体20を構成している硬質蓋本体部21の一
部に露出窓24を形成して、この露出窓24から軟質周
縁部22の一部を露出させるようにしてある。このよう
にする必要があるのは、蓋体20の容器本体10に対す
る嵌合時、あるいは蓋体20の容器本体10からの取外
し時において、露出窓24から露出している軟質周縁部
22の一部を外方へ膨出させる(嵌合時)ためである。
このように、蓋体20の嵌合時において、密閉容器10
0内の空気圧力が外気圧と略同一となることにより、圧
力差に抗した押圧力を蓋体10等に与える必要がなくな
り、嵌合操作性がよくなり、当該密閉容器100の密閉
性に悪影響を及ぼすことなく向上させることができるの
である。
【0018】一方、この蓋体20を構成している硬質蓋
本体部21の一部に露出窓24を形成して、この露出窓
24から軟質周縁部22の一部を露出させることによ
り、この軟質周縁部22の一部を内方に凹ませた(取外
し時)とき、当接密閉容器100内の圧力を外気圧と略
同じにさせるためである。このように、蓋体20の取外
し時において、密閉容器100内の圧力が外気圧と略同
一となれば、圧力の差に抗した力を蓋体20等に入れる
必要がないため、その嵌合または取外しの操作性が、当
該密閉容器100の密閉性に悪影響を及ぼすことなく、
向上することになるのである。
【0019】この露出窓24は、硬質蓋本体部21の種
々な位置に形成することができるものである。図1及び
図2に示した密閉容器100では、蓋体20を構成して
いる硬質蓋本体部21の4つのコーナー部に切欠をそれ
ぞれ形成して、これらの切欠を露出窓24としたもので
あるが、これにより、密閉容器100の各コーナー部に
おいて軟質周縁部22のコーナー部が露出するようにし
たものである。これにより、この密閉容器100では、
少なくとも上側のコーナー部を軟質周縁部22により軟
質なものとして、手に持った時の感触をよくしているの
である。また、この図1及び図2に示した密閉容器10
0では、容器本体10の下面のコーナー部に、各露出窓
24内に係合する突出部を形成しておくことにより、こ
の密閉容器100の複数を段積みしたときの位置ズレを
防止することができることになるものである。
【0020】また、図3及び図4、図7及び図8に示し
た例では、硬質蓋本体部21のコーナー部に硬質周縁部
27を残した状態でその少し内側に露出窓24を形成す
るようにしているものである。つまり、この硬質周縁部
27により、蓋体20のコーナーに位置する軟質周縁部
22の補強を行って、特にコーナー部における軟質周縁
部22の容器本体10に対する嵌合または取外しを確実
に行うことができるようにしているものである。
【0021】特に、例えば図5及び図6に示すように、
硬質蓋本体部21の中央部に人の手指が入り得る程度の
大きさの押圧窓26を形成しておいて、この押圧窓26
内に軟質周縁部22の一部が露出するようにすれば、容
器本体10に嵌合されている蓋体20を取外す場合に、
この押圧窓26内に露出している軟質周縁部22を押圧
することにより、今度は密閉容器100内の圧力を高め
て、その取外し操作をよりし易くすることができるので
ある。この場合には、軟質周縁部22は、その名称に反
して硬質蓋本体部21の下面全体に一体化されるもので
ある。
【0022】
【発明の実施の形態】以上のように構成した本発明を、
図面に示した実施の形態である密閉容器100について
説明すると、次の通りである。
【0023】容器本体10は、ポリプロピレン等のどち
らかと言えば硬質で耐熱性にすぐれた合成樹脂材料、ガ
ラス、あるいは陶磁器等によって一体成形したものであ
り、その上端開口を形成している上端縁11は、外側上
方に僅かに傾斜させてある。この上端縁11には、その
上端から蓋体20側の嵌合凹溝23が嵌合されるのであ
り、これにより蓋体20の一体化がなされるものであ
る。
【0024】蓋体20は、図2〜図8に示したように、
その中央部分を構成する硬質蓋本体部21の少なくとも
外周に、例えばコアバック成形法によって軟質周縁部2
2を成形することにより一体成形したものである。本実
施形態の蓋体20では、その硬質蓋本体部21を透明ま
たは半透明な合成樹脂材料にて形成したものである。
【0025】この蓋体20を構成する硬質蓋本体部21
は、ポリプロピレン等の硬質合成樹脂により成形したも
のであり、硬質蓋本体部21として必要な剛性を確保す
るためのものである。また、この硬質蓋本体部21に
は、その内側になる軟質周縁部22の一部を外部へ露出
させるための露出窓24が形成してあるが、この露出窓
24の形成の仕方としては種々な態様が考えられる。
【0026】図1及び図2に示した実施形態の密閉容器
100では、そのコーナー部に切欠を形成することによ
り、これを露出窓24としたものであり、この露出窓2
4を有した硬質蓋本体部21の型成形を容易にしたもの
である。また、これらの図1及び図2に示した硬質蓋本
体部21では、各露出窓24の間に位置することになる
縁部が軟質周縁部22の嵌合凹溝23直上に位置する部
分を覆うものとしてあり、これら各縁部上が、当該蓋体
20を容器本体10に嵌合する際の押圧部となるもので
ある。換言すれば、硬質蓋本体部21の露出窓24以外
の縁部が軟質周縁部22上にあるということは、この軟
質周縁部22の言わば補強をしていることになり、この
縁部を直接押圧することにより、軟質周縁部22側の嵌
合凹溝23の、容器本体10の上端縁11に対する嵌合
を容易に行うことができるのである。
【0027】この硬質蓋本体部21による軟質周縁部2
2のコーナー部の補強をより効果的なものとするには、
図3及び図4に示した実施形態の密閉容器100のよう
にすればよい。すなわち、図3及び図4の硬質蓋本体部
21では、軟質周縁部22のコーナー部直上に位置する
ことになる硬質周縁部27を残して、これら各硬質蓋本
体部21の僅かに内側に各露出窓24を形成したもので
ある。
【0028】図5及び図6に示した実施形態の密閉容器
100では、上述した各露出窓24の他にも、硬質蓋本
体部21の例えば略中央部に押圧窓26が形成してあ
る。この押圧窓26からも、後述する軟質周縁部22の
一部を露出させるものであり、この押圧窓26から軟質
周縁部22を押圧することにより、密閉容器100内の
圧力を高めて、蓋体20の容器本体10からの取外しを
より一層容易に行えるようにしたものである。勿論、こ
の場合には、硬質蓋本体部21の下面の略全体に軟質周
縁部22を一体化しなければならないため、軟質周縁部
22としてはその名称とは異なった形状の、すなわち略
板状のものにはなる。
【0029】軟質周縁部22は、文字通りの軟質のもの
であり、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンコポ
リマー等の合成樹脂を採用し、硬質蓋本体部21の裏面
に一体成形されるものである。特に、この軟質周縁部2
2の、露出窓24または押圧窓26内に位置することに
なる部分は、膜状のものとされるのであり、言わばダイ
アフラムの機能を備えたものとなるものである。
【0030】また、この蓋体20を構成している軟質周
縁部22は、図2または図4等に示したように、容器本
体10側の上端縁11の外側及び内側に位置することに
なる外側周縁及び内側周縁からなるものであり、これら
の外側周縁及び内側周縁の間には、上端縁11が嵌入さ
れるべき嵌合凹溝23が形成してある。この嵌合凹溝2
3の中心線は、図2等に示したように、上端縁11の中
心線と同じ傾斜角度で傾斜するようにしてあり、これに
より、嵌合凹溝23は、外側上方に向けて傾斜したもの
となっている。
【0031】さらに、蓋体20の軟質周縁部22を構成
している外側周縁及び内側周縁の上端縁11側面には、
この上端縁11の嵌入時における嵌合凹溝23に対する
案内を行うための案内面がそれぞれ形成してある。な
お、特に外側周縁については、他の軟質周縁部22を構
成している部分よりも肉厚なものとしてある。
【0032】以上のような肉厚なものとした外側周縁
は、これを合成樹脂材料によって型成形すると、その部
分を構成している合成樹脂材料が冷却・固化する際に、
他の部分を構成している合成樹脂材料よりも大きく収縮
することになる。この収縮は、当該外側周縁が蓋体20
の外周に環状に位置していることによっても助長される
ものであり、前述したように、外側周縁は、収縮によ
り、より一層の内倒れを発揮するため、嵌合時における
容器本体10側の上端縁11に対する密着性を向上させ
るものでもある。
【0033】ところで、この密閉容器100は、その蓋
体20の容器本体10からの取外しを、使用者が手指を
使って行うものであるから、その取外し操作を行い易く
するための指掛部25が設けてある。この種の密閉容器
100が、実施形態のような略四角形状のものである場
合には、嵌合強度はそのコーナー部において最も強くな
るものであるから、この指掛部25は、図1等4に示し
たように、いずれかのコーナー部に位置する外側周縁に
一体的に形成したものである。
【0034】なお、この請求項1係る発明は、図1等に
示したような略長方形状、あるいは略正方形状の場合は
勿論、円筒形状のものに対しても適用することができる
ものである。また、蓋体20を、硬質蓋本体部21の周
囲に軟質周縁部22をコアバッグ成形法によって一体的
に成形する場合に、硬質蓋本体部21及び軟質周縁部2
2の突き合わせを、垂直面によって行うようにして実施
してもよいが、両者の各端面に形成した段部によって行
うようにして実施してもよい。段部によって突き合わせ
るようにすれば、硬質蓋本体部21と軟質周縁部22と
の密着面積が増大することから、両者の一体化をより一
層確実に行うことができるものである。
【0035】この蓋体20をコアバック成形法によって
形成するには、透明または半透明のポリプロピレンによ
って硬質蓋本体部21を(一次)射出成形しておき、そ
の後に硬質蓋本体部21を形成していた型の一部を後退
させること(コアバック)により空間(軟質周縁部22
のためのキャビティ)を形成、またはこの空間への樹脂
の流動路を形成して、この空間内に、スチレン−エチレ
ン・ブチレン−スチレンコポリマーを75〜65%だけ
混入したポリプロピレンからなる、エラストマーを主材
とする合成樹脂材料を注入することにより、射出成形
(二次)を行うことによりなされる。この間、型開きさ
れることはなく、一次射出されたものの一次冷却時間中
に二次射出がなされるのであり、成形時間を短縮しなが
ら、軟質周縁部22の硬質蓋本体部21に対する密着性
を確保しているものである。
【0036】本実施形態における軟質周縁部22の合成
樹脂材料としては、スチレン−エチレン・ブチレン−ス
チレンコポリマーを、重量比で27.5%となるように
ポリプロピレンを入れたものを採用している。このポリ
プロピレンには、ホモ、ランダム、ブロックの三種類タ
イプがあるが、本実施形態ではランダムタイプを採用し
ている。しかも、スチレン−エチレン・ブチレン−スチ
レンコポリマーを使用しているので、このベースポリマ
ーは二重結合を有していないため、耐候性や耐熱性に優
れているだけでなく、「臭い」が少ないものとなり、例
えば食品を収納するための密閉容器100として適して
いる。
【0037】また、スチレン−エチレン・ブチレン−ス
チレンコポリマーとポリプロピレンとを混在させた合成
樹脂材料によって形成した軟質周縁部22の硬度を、デ
ュロメータによって、JIS−K−7215の基準の下
に測定してみたところ、A93であり、硬質蓋本体部2
1の硬度は、ロックウェル硬度計によってJIS−K−
7202号によって測定したところ、その硬度はR57
であった。なお、この軟質周縁部22を、従来のものと
同様に低密度ポリエチレン100%によって形成してお
き、上記JIS−K−7215の基準の下でデュロメー
タによる硬度を測定したところ、その硬度はA98であ
った。
【0038】つまり、本発明に係る蓋体20の軟質周縁
部22の硬度と、硬質蓋本体部21の硬度との間に硬度
差を設けることにより、密閉する際には、硬度の高い硬
質蓋本体部21を強く押圧することができるという操作
性を向上させる意味があり、硬質蓋本体部21より軟質
周縁部22の硬度を低くすることは、容器本体10の上
端縁11に対する嵌合・取外し操作を従来品より行い易
くし、かつ密閉性を向上させるという意味がある。
【0039】ところで、この蓋体20を、図1に示した
ような略長方形のものに形成した場合に、その大部分は
透明または半透明のポリプロピレンによって形成した硬
質蓋本体部21であるから、この硬質蓋本体部21を通
して容器本体10内を視認することができるだけでな
く、硬質蓋本体部21の周囲には着色された軟質周縁部
22が存在しているから、この軟質周縁部22によって
その内側は見えない。すなわち、この蓋体20は、着色
された軟質周縁部22が硬質蓋本体部21の周囲に存在
しているというデザイン上でも優れたものとなっている
だけでなく、もし蓋体20と容器本体10との間に物が
挟っていたとしても、これを軟質周縁部22が外部から
は見えなくしているのであり、使用時における全体の見
栄えをよくするものである。
【0040】勿論、この蓋体20の軟質周縁部22に
は、図2〜図4に示したように、断面略逆U字状の嵌合
凹溝23が形成してあるが、この嵌合凹溝23内に容器
本体10側の上端縁11が嵌入されることになるのであ
る。この嵌合凹溝23の周囲は、前述した硬度を有する
合成樹脂材料によって形成されている軟質周縁部22な
のであるから、当該蓋体20の容器本体10に対する嵌
合性が良好でかつ密閉性も良いものであることは前述し
た通りである。
【0041】
【発明の効果】以上、詳述した通り、本発明において
は、「物を収納する容器本体10と、その上端開口を覆
蓋する蓋体20とからなりこの蓋体20を構成している
硬質蓋本体部21の外周に容器本体10の上端縁11が
嵌合される嵌合凹溝23を形成した軟質周縁部22を一
体化した密閉容器100であって、蓋体20を構成して
いる軟質周縁部22の全体を、 スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンコポリマーが
75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
するとともに、この軟質周縁部22の一部を硬質蓋本体
部21に形成した露出窓24から露出させたこと」にそ
の構成上の特徴があり、これにより、容器本体10と蓋
体20との嵌合部分における形状・構造を工夫したこと
になって、十分な密閉性を確保することができて、その
開閉操作を容易に行うことができ、しかも製造も容易に
行うことができる密閉容器100を提供することができ
るのである。
【0042】従って、本発明に係る密閉容器100は、
弁当容器、ゴミ容器、あるいは漬物容器等のように、開
閉操作が頻繁に行われるとともに、閉じたときの密閉
性、つまり容器本体10内の液汁が外部に洩れ出ないよ
うにする必要性のあるものに適用するのに、非常に適し
たものとすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る密閉容器の、第1実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1中の1−1線に沿ってみた部分拡大断面図
である。
【図3】本発明に係る密閉容器の、第2実施例を示す斜
視図である。
【図4】図3中の2−2線に沿ってみた部分拡大断面図
である。
【図5】本発明に係る密閉容器の、第3実施例を示す斜
視図である。
【図6】図5中の3−3線に沿ってみた部分拡大断面図
である。
【図7】本発明に係る密閉容器の、第4実施例を示す平
面図である。
【図8】図7に示した密閉容器の断面図を示すもので、
(イ)は図7中の4−4線に沿ってみた断面図、(ロ)
は同5−5線に沿ってみた断面図である。
【図9】従来の密閉容器を示す部分拡大断面図である。
【図10】従来の別の密閉容器を、蓋体の嵌合時(イ)
及び取外し時(ロ)をそれぞれ示す部分断面図である。
【符号の説明】
100 密閉容器 10 容器本体 11 上端縁 20 蓋体 21 硬質蓋本体部 22 軟質周縁部 23 嵌合凹溝 24 露出窓 25 指掛部 26 押圧窓 27 硬質周縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物を収納する容器本体と、その上端開口を
    覆蓋する蓋体とからなり、この蓋体を構成している硬質
    蓋本体部の外周に前記容器本体の上端縁が嵌合される嵌
    合凹溝を形成した軟質周縁部を一体化した密閉容器であ
    って、 前記蓋体を構成している軟質周縁部の全体を、 スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンコポリマーが
    75〜65% ポリプロピレンが25〜35% の混合割合からなる合成樹脂材料によって一体的に形成
    するとともに、 この軟質周縁部の一部を前記硬質蓋本体部に形成した露
    出窓から露出させたことを特徴とする密閉容器。
JP8193742A 1996-07-23 1996-07-23 密閉容器 Pending JPH1035715A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148853A1 (en) * 2006-06-17 2007-12-27 Doo Jin Jang Easy opening airtight container
CN109132174A (zh) * 2018-09-14 2019-01-04 郑天波 一种植物纤维模塑杯盖

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