JPH1035024A - 小型印字装置 - Google Patents
小型印字装置Info
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- JPH1035024A JPH1035024A JP8195986A JP19598696A JPH1035024A JP H1035024 A JPH1035024 A JP H1035024A JP 8195986 A JP8195986 A JP 8195986A JP 19598696 A JP19598696 A JP 19598696A JP H1035024 A JPH1035024 A JP H1035024A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字モードとデータ送受信モードとの切替え
を簡単な装置構成でかつ低コストに実現できるようにす
ること。 【解決手段】 本印字装置と被記録媒体との当接状態を
検出するためのマイクロスイッチがＯＮしている状態で
は、印字モードにして、赤外線インターフェース部の動
作を停止し本印字装置と外部装置との印字データの送受
信を行わないように制御する。また、マイクロスイッチ
がＯＦＦしている状態では、データ送受信モードにし
て、ヘッド駆動制御部による印字動作を禁止する。
を簡単な装置構成でかつ低コストに実現できるようにす
ること。 【解決手段】 本印字装置と被記録媒体との当接状態を
検出するためのマイクロスイッチがＯＮしている状態で
は、印字モードにして、赤外線インターフェース部の動
作を停止し本印字装置と外部装置との印字データの送受
信を行わないように制御する。また、マイクロスイッチ
がＯＦＦしている状態では、データ送受信モードにし
て、ヘッド駆動制御部による印字動作を禁止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、本装置を被記録媒
体に対して手動あるいは自動で走査させることにより、
被記録媒体上に画像形成を行う小型印字装置に関する。
体に対して手動あるいは自動で走査させることにより、
被記録媒体上に画像形成を行う小型印字装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、手動で走査される印字装置は被記
録媒体上を移動する速度が一定ではないため、例えば特
開昭４８−１７６３０号公報に示されているように印字
ヘッドの被記録媒体との相対位置変化を検出するための
変位検出装置が設けられている。この変位検出装置は印
字ヘッドが被記録媒体上を移動することによって生じる
相対位置の変化を印字ヘッドと共に移動するローラーが
被記録媒体上を接触して回転することによって行われ
る。すなわち、このローラーの回転角度を検出すること
によって、印字ヘッドと被記録媒体との相対位置変化を
検出し、印字ヘッドの位置検出を行っている。
録媒体上を移動する速度が一定ではないため、例えば特
開昭４８−１７６３０号公報に示されているように印字
ヘッドの被記録媒体との相対位置変化を検出するための
変位検出装置が設けられている。この変位検出装置は印
字ヘッドが被記録媒体上を移動することによって生じる
相対位置の変化を印字ヘッドと共に移動するローラーが
被記録媒体上を接触して回転することによって行われ
る。すなわち、このローラーの回転角度を検出すること
によって、印字ヘッドと被記録媒体との相対位置変化を
検出し、印字ヘッドの位置検出を行っている。
【０００３】このようにして従来の印字装置は変位検出
装置が印字ヘッドと被記録媒体との相対位置変化を検出
し、該検出結果に同期して印字ヘッドを制御することに
より移動速度が一定でない場合にも良好な印字を行うこ
とができる。
装置が印字ヘッドと被記録媒体との相対位置変化を検出
し、該検出結果に同期して印字ヘッドを制御することに
より移動速度が一定でない場合にも良好な印字を行うこ
とができる。
【０００４】さらに、従来の印字装置は誤印字を防止す
るために、印字装置が被記録媒体に当接していることを
検出するためのマイクロスイッチを備えており、このマ
イクロスイッチによって印字装置が被記録媒体に当接し
ていることを検出している場合にのみ印字動作を行うよ
うに構成されている。
るために、印字装置が被記録媒体に当接していることを
検出するためのマイクロスイッチを備えており、このマ
イクロスイッチによって印字装置が被記録媒体に当接し
ていることを検出している場合にのみ印字動作を行うよ
うに構成されている。
【０００５】また、このような印字装置はＰＣなどの外
部装置から印字データの供給を受けて、記録用紙上に印
字を行うものであり、外部装置との間をケーブル接続し
てシリアルあるいはパラレルで印字データの送受信を行
う構成となっており、データ受信モードと印字モードと
の切替えを印字装置本体に設けられたモードスイッチに
よって行うように構成されている。
部装置から印字データの供給を受けて、記録用紙上に印
字を行うものであり、外部装置との間をケーブル接続し
てシリアルあるいはパラレルで印字データの送受信を行
う構成となっており、データ受信モードと印字モードと
の切替えを印字装置本体に設けられたモードスイッチに
よって行うように構成されている。
【０００６】さらに、上述した外部装置との間のインタ
ーフェースを赤外線を用いたワイヤレス通信で行う印字
装置も提案されている。このような構成の印字装置の場
合は、ケーブル接続を必要とする印字装置に比べ操作性
が高くなるという利点がある。
ーフェースを赤外線を用いたワイヤレス通信で行う印字
装置も提案されている。このような構成の印字装置の場
合は、ケーブル接続を必要とする印字装置に比べ操作性
が高くなるという利点がある。
【０００７】以上のような構成にした印字装置は、被記
録媒体上の任意の位置に印字を行うことが容易に可能で
あり、例えば製本済みの厚い書籍や書類あるいは大きな
寸法の用紙などにも印字を行うことができるという特徴
を有している。
録媒体上の任意の位置に印字を行うことが容易に可能で
あり、例えば製本済みの厚い書籍や書類あるいは大きな
寸法の用紙などにも印字を行うことができるという特徴
を有している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た小型印字装置においては、印字動作モードとデータ送
受信モードを切替える為のモードスイッチと、さらに誤
印字防止のために印字動作中に被記録媒体を検出するた
めの検出スイッチとの両方を必要とする構成となってお
り、コストアップになるという問題点があった。
た小型印字装置においては、印字動作モードとデータ送
受信モードを切替える為のモードスイッチと、さらに誤
印字防止のために印字動作中に被記録媒体を検出するた
めの検出スイッチとの両方を必要とする構成となってお
り、コストアップになるという問題点があった。
【０００９】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字動作モードとデータ送受信
モードとの切替えを簡単かつ低コストに実現できる小型
印字装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、印字動作モードとデータ送受信
モードとの切替えを簡単かつ低コストに実現できる小型
印字装置を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載の小型印字装置においては、
外部装置と印字データの通信を行うためのインターフェ
ース手段と、そのインターフェース手段によって受信し
た印字データを記憶保持する記憶手段と、その記憶手段
が記憶する印字データに従って被記録媒体上に像を形成
する画像記録手段と、その画像記録手段の被記録媒体に
対する相対移動を検出する移動検出手段と、その移動検
出手段の検出結果に同期して画像記録手段を駆動する駆
動手段とを備えた小型印字装置において、接触検出手段
が被記録媒体との当接状態を検出し、その接触検出手段
が被記録媒体を検出していない状態では制御手段がイン
ターフェース手段を制御するためのデータ送受信モード
になると共に、接触検出手段が被記録媒体を検出してい
る状態では制御手段が駆動手段を制御するための印字モ
ードになる。よって、簡単な装置構成でモード切替えが
可能となり低コスト化を図ることができる。
に、本発明の請求項１記載の小型印字装置においては、
外部装置と印字データの通信を行うためのインターフェ
ース手段と、そのインターフェース手段によって受信し
た印字データを記憶保持する記憶手段と、その記憶手段
が記憶する印字データに従って被記録媒体上に像を形成
する画像記録手段と、その画像記録手段の被記録媒体に
対する相対移動を検出する移動検出手段と、その移動検
出手段の検出結果に同期して画像記録手段を駆動する駆
動手段とを備えた小型印字装置において、接触検出手段
が被記録媒体との当接状態を検出し、その接触検出手段
が被記録媒体を検出していない状態では制御手段がイン
ターフェース手段を制御するためのデータ送受信モード
になると共に、接触検出手段が被記録媒体を検出してい
る状態では制御手段が駆動手段を制御するための印字モ
ードになる。よって、簡単な装置構成でモード切替えが
可能となり低コスト化を図ることができる。
【００１１】また、請求項２記載の小型印字装置は、外
部装置と印字データの通信を行うためのインターフェー
ス手段と、そのインターフェース手段によって受信した
印字データを記憶保持する記憶手段と、その記憶手段が
記憶する印字データに従って被記録媒体上に像を形成す
る画像記録手段と、その画像記録手段の被記録媒体に対
する相対移動を検出する移動検出手段と、その移動検出
手段の検出結果に同期して画像記録手段を駆動する駆動
手段とを備えた小型印字装置において、移動検出手段が
相対移動を検出していない状態では制御手段がインター
フェース手段を制御するためのデータ送受信モードにな
ると共に、制御手段が移動検出手段が相対移動を検出し
ている状態では駆動手段を制御するための印字モードに
なる。よって、簡単な装置構成でモード切替えが可能と
なり低コスト化を図ることができる。
部装置と印字データの通信を行うためのインターフェー
ス手段と、そのインターフェース手段によって受信した
印字データを記憶保持する記憶手段と、その記憶手段が
記憶する印字データに従って被記録媒体上に像を形成す
る画像記録手段と、その画像記録手段の被記録媒体に対
する相対移動を検出する移動検出手段と、その移動検出
手段の検出結果に同期して画像記録手段を駆動する駆動
手段とを備えた小型印字装置において、移動検出手段が
相対移動を検出していない状態では制御手段がインター
フェース手段を制御するためのデータ送受信モードにな
ると共に、制御手段が移動検出手段が相対移動を検出し
ている状態では駆動手段を制御するための印字モードに
なる。よって、簡単な装置構成でモード切替えが可能と
なり低コスト化を図ることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【００１３】図１は本実施の形態の小型印字装置の外観
を示す外観図である。本印字装置のボディ部１は、円筒
上の形状をしており使用者が手で支持しやすいよう構成
されている。ローラ６は回転可能にボディ部１の先端に
設けられている。そして、ローラ６の表面はゴム等の弾
性材料にて形成されている。ローラ６の側方にはインク
ジェット記録ヘッド７と被記録媒体との接触状態を検出
するためのマイクロスイッチ２とが配置されている。そ
して該インクジェット記録ヘッド７が本発明の画像記録
手段を構成し、前記マイクロスイッチ２が本発明の接触
検出手段を構成する。
を示す外観図である。本印字装置のボディ部１は、円筒
上の形状をしており使用者が手で支持しやすいよう構成
されている。ローラ６は回転可能にボディ部１の先端に
設けられている。そして、ローラ６の表面はゴム等の弾
性材料にて形成されている。ローラ６の側方にはインク
ジェット記録ヘッド７と被記録媒体との接触状態を検出
するためのマイクロスイッチ２とが配置されている。そ
して該インクジェット記録ヘッド７が本発明の画像記録
手段を構成し、前記マイクロスイッチ２が本発明の接触
検出手段を構成する。
【００１４】ボディ部１の他端には、外部装置（図示せ
ず）との間での印字データの送受信を行うための赤外線
通信用のインターフェイス部３が設けられている。ま
た、ボディ部１の側面には本印字装置の電源のオン・オ
フを行う電源スイッチ４と、本印字装置の印字動作を許
可するための印字許可スイッチ５とがそれぞれ設けられ
ている。
ず）との間での印字データの送受信を行うための赤外線
通信用のインターフェイス部３が設けられている。ま
た、ボディ部１の側面には本印字装置の電源のオン・オ
フを行う電源スイッチ４と、本印字装置の印字動作を許
可するための印字許可スイッチ５とがそれぞれ設けられ
ている。
【００１５】つまり、本実施の形態の小型印字装置は外
部装置等より入力された印字データ等を使用者が手でボ
ディ１を把持して被記録媒体（紙等）上をローラ６を接
触回転させながら手動走査する事によって被記録媒体上
に所定の印字を行う装置である。
部装置等より入力された印字データ等を使用者が手でボ
ディ１を把持して被記録媒体（紙等）上をローラ６を接
触回転させながら手動走査する事によって被記録媒体上
に所定の印字を行う装置である。
【００１６】図２は本実施の形態の小型印字装置の内部
の構成を説明するための内部構成図である。以下に図２
を用いて本実施の形態の小型印字装置の内部構成を詳述
する。
の構成を説明するための内部構成図である。以下に図２
を用いて本実施の形態の小型印字装置の内部構成を詳述
する。
【００１７】ボディ部１の先端にはローラ６が回転中心
軸を中心として回転自在に構成されている。ローラ６の
側方にはインクジェット記録ヘッド７及び被記録媒体と
の接触状態を検出するためのマイクロスイッチ２が配置
されている。インクジェット記録ヘッド７は被記録媒体
（用紙）に対して先端部が一定の隙間になるように配置
されている。
軸を中心として回転自在に構成されている。ローラ６の
側方にはインクジェット記録ヘッド７及び被記録媒体と
の接触状態を検出するためのマイクロスイッチ２が配置
されている。インクジェット記録ヘッド７は被記録媒体
（用紙）に対して先端部が一定の隙間になるように配置
されている。
【００１８】また、インクジェット記録ヘッド７の上方
にはインクジェット記録ヘッド７にインクを供給するた
めのインクタンク１３が配置されている。ローラ６の回
転中心軸には、プーリーがローラ６の回転に伴い回転す
るよう配置されている。該プーリーにはベルト９が引き
回されており、ローラ６の回転に伴って回転するプーリ
ーの回転力を回転円板８へ伝達するよう構成されてい
る。回転円板８には所定の間隔で円周上にスリットが設
けられており、スリットの回転によってオン・オフされ
るフォトインタラプター１４によって回転円板８の回転
速度を電気パルス信号に変換して後述するヘッド駆動制
御部２３に入力されるよう構成されている。そして回転
円板８及びフォトインタラプタ１４が、所謂光学式ロー
タリーエンコーダーを構成しており、本発明の移動検出
手段を構成する。
にはインクジェット記録ヘッド７にインクを供給するた
めのインクタンク１３が配置されている。ローラ６の回
転中心軸には、プーリーがローラ６の回転に伴い回転す
るよう配置されている。該プーリーにはベルト９が引き
回されており、ローラ６の回転に伴って回転するプーリ
ーの回転力を回転円板８へ伝達するよう構成されてい
る。回転円板８には所定の間隔で円周上にスリットが設
けられており、スリットの回転によってオン・オフされ
るフォトインタラプター１４によって回転円板８の回転
速度を電気パルス信号に変換して後述するヘッド駆動制
御部２３に入力されるよう構成されている。そして回転
円板８及びフォトインタラプタ１４が、所謂光学式ロー
タリーエンコーダーを構成しており、本発明の移動検出
手段を構成する。
【００１９】ボディ１内部には前述したインクジェット
記録ヘッド７、フォトインタラプタ１４の電気パルス信
号を制御する印字制御基板１０と、外部からの印字デー
タを受信するために設けられたインターフェイス部３お
よび本印字装置全体の制御を行うためのメイン制御基板
１２とが配置されている。また、そのボディ１の中央部
には各機能ブロックに電力を供給するための電源１１が
配置されている。電源１１は小型の一次電池あるいは二
次電池などの電力供給部及びこれらの電力を安定化する
装置等から構成されている。
記録ヘッド７、フォトインタラプタ１４の電気パルス信
号を制御する印字制御基板１０と、外部からの印字デー
タを受信するために設けられたインターフェイス部３お
よび本印字装置全体の制御を行うためのメイン制御基板
１２とが配置されている。また、そのボディ１の中央部
には各機能ブロックに電力を供給するための電源１１が
配置されている。電源１１は小型の一次電池あるいは二
次電池などの電力供給部及びこれらの電力を安定化する
装置等から構成されている。
【００２０】図３は本実施の形態の小型印字装置の電気
的構成を示す機能ブロック図である。
的構成を示す機能ブロック図である。
【００２１】ＣＰＵ２０には各機能ブロックを決められ
たプログラムに従って制御するための制御プログラムを
内蔵したＲＯＭ２１およびインターフェース部３より入
力された印字データを記憶するためのＲＡＭ２２が接続
されている。ＣＰＵ２０には、前述したインターフェイ
ス部３およびマイクロスイッチ２とが接続されている。
また、前述の回転円板の回転速度が電気パルス信号に変
換されたあとの信号はヘッド駆動制御部２３に入力され
ている。ヘッド駆動制御部２３はインクジェット記録ヘ
ッド７を駆動するものであり、ＣＰＵ２０に接続されて
いる。
たプログラムに従って制御するための制御プログラムを
内蔵したＲＯＭ２１およびインターフェース部３より入
力された印字データを記憶するためのＲＡＭ２２が接続
されている。ＣＰＵ２０には、前述したインターフェイ
ス部３およびマイクロスイッチ２とが接続されている。
また、前述の回転円板の回転速度が電気パルス信号に変
換されたあとの信号はヘッド駆動制御部２３に入力され
ている。ヘッド駆動制御部２３はインクジェット記録ヘ
ッド７を駆動するものであり、ＣＰＵ２０に接続されて
いる。
【００２２】前記ＣＰＵ２０、ＲＯＭ２１、ＲＡＭ２
２、インターフェース部３などが前記メイン制御基板１
２に搭載され、前記ヘッド駆動制御部２３が前記印字制
御基板１０に搭載され図１に示した小型印字装置のボデ
ィ１に内蔵されている。
２、インターフェース部３などが前記メイン制御基板１
２に搭載され、前記ヘッド駆動制御部２３が前記印字制
御基板１０に搭載され図１に示した小型印字装置のボデ
ィ１に内蔵されている。
【００２３】そして前記ＲＡＭ２２が本発明の記憶手段
であり、前記ヘッド駆動制御部２３が本発明の駆動手段
であり、前記ＣＰＵ２０が本発明の制御手段である。
であり、前記ヘッド駆動制御部２３が本発明の駆動手段
であり、前記ＣＰＵ２０が本発明の制御手段である。
【００２４】次に、このように構成された本印字装置の
動作について図４のフローチャートを参照して説明す
る。
動作について図４のフローチャートを参照して説明す
る。
【００２５】本印字装置は前記電源スイッチ４をＯＮす
ることにより、前記ＣＰＵ２０が前記ＲＯＭ２１に記憶
されている制御プログラムに従って動作を開始する。各
機能ブロックの初期化動作終了後（ステップＳ１、以下
Ｓ１とし、他のステップも同じ）、本印字装置が被記録
媒体と接触していない状態、即ち、マイクロスイッチ２
がＯＦＦ状態である時（Ｓ２：Ｎ）、本印字装置は、デ
ータ送受信モードとなり、印字データ受信が可能とな
る。そして、ＰＣ等の外部装置との間で前記赤外線イン
ターフェース部３を介して印字データの送受信を行うこ
とができる。印字データ受信可能状態では、外部装置か
らの送信要求に対しては受信可能であることを応答し、
外部装置より印字データが送信されると（Ｓ３：Ｙ）、
その印字データは順次ＲＡＭ２２内部に記憶保持される
（Ｓ４）。
ることにより、前記ＣＰＵ２０が前記ＲＯＭ２１に記憶
されている制御プログラムに従って動作を開始する。各
機能ブロックの初期化動作終了後（ステップＳ１、以下
Ｓ１とし、他のステップも同じ）、本印字装置が被記録
媒体と接触していない状態、即ち、マイクロスイッチ２
がＯＦＦ状態である時（Ｓ２：Ｎ）、本印字装置は、デ
ータ送受信モードとなり、印字データ受信が可能とな
る。そして、ＰＣ等の外部装置との間で前記赤外線イン
ターフェース部３を介して印字データの送受信を行うこ
とができる。印字データ受信可能状態では、外部装置か
らの送信要求に対しては受信可能であることを応答し、
外部装置より印字データが送信されると（Ｓ３：Ｙ）、
その印字データは順次ＲＡＭ２２内部に記憶保持される
（Ｓ４）。
【００２６】一方、本印字装置を被記録媒体に接触させ
た状態では、前記マイクロスイッチ２がＯＮし、ＣＰＵ
２０が前記マイクロスイッチ２のＯＮを検出すると（Ｓ
２：Ｙ）、本印字装置は印字モードとなり、赤外線イン
ターフェース部３の動作を停止し、本印字装置と外部装
置との印字データの送受信を行わないように制御する。
このような状態にある場合、ＣＰＵ２０は外部装置から
の送信要求に対して本印字装置がビジー状態であること
を応答するように制御する。
た状態では、前記マイクロスイッチ２がＯＮし、ＣＰＵ
２０が前記マイクロスイッチ２のＯＮを検出すると（Ｓ
２：Ｙ）、本印字装置は印字モードとなり、赤外線イン
ターフェース部３の動作を停止し、本印字装置と外部装
置との印字データの送受信を行わないように制御する。
このような状態にある場合、ＣＰＵ２０は外部装置から
の送信要求に対して本印字装置がビジー状態であること
を応答するように制御する。
【００２７】そして、ＣＰＵ２０はＲＡＭ２２内に印字
すべき印字データがあることを判別し（Ｓ５：Ｙ）、印
字許可スイッチ５がＯＮしていることを判別すると（Ｓ
６：Ｙ）、Ｓ７において印字データに従ってヘッド駆動
制御部２３を制御して被記録媒体上に印字する。尚、ヘ
ッド駆動制御部２３の具体的な印字動作は従来のものと
同一のためその説明は省略する。
すべき印字データがあることを判別し（Ｓ５：Ｙ）、印
字許可スイッチ５がＯＮしていることを判別すると（Ｓ
６：Ｙ）、Ｓ７において印字データに従ってヘッド駆動
制御部２３を制御して被記録媒体上に印字する。尚、ヘ
ッド駆動制御部２３の具体的な印字動作は従来のものと
同一のためその説明は省略する。
【００２８】以上のように構成したので、本印字装置は
マイクロスイッチ２が被記録媒体との接触状態を検出し
ていない状態ではデータ送受信モードになり、被記録媒
体を検出している状態では印字モードになるように動作
するので、簡単な装置構成でモード切替えが可能となり
低コスト化を図ることができる。
マイクロスイッチ２が被記録媒体との接触状態を検出し
ていない状態ではデータ送受信モードになり、被記録媒
体を検出している状態では印字モードになるように動作
するので、簡単な装置構成でモード切替えが可能となり
低コスト化を図ることができる。
【００２９】また、ＣＰＵ２０はデータ送受信モード時
にはヘッド駆動制御部２３を制御する必要がなく、また
印字モード時にはインターフェイス部３に本印字装置が
ビジー状態であることのみを応答するように制御するだ
けなので、ＣＰＵ２０が一度に処理するデータ量を少な
くでき、処理能力の小さいＣＰＵを使用することができ
る。
にはヘッド駆動制御部２３を制御する必要がなく、また
印字モード時にはインターフェイス部３に本印字装置が
ビジー状態であることのみを応答するように制御するだ
けなので、ＣＰＵ２０が一度に処理するデータ量を少な
くでき、処理能力の小さいＣＰＵを使用することができ
る。
【００３０】次に、本発明の変形の形態の小型印字装置
について説明する。尚、上記実施の形態の小型印字装置
と同一の構成及び動作については同一の符号を付しその
説明を省略する。
について説明する。尚、上記実施の形態の小型印字装置
と同一の構成及び動作については同一の符号を付しその
説明を省略する。
【００３１】図５は、変形の形態の小型印字装置の内部
構成図であり、実施の形態の小型印字装置との相違点は
マイクロスイッチ２及び印字許可スイッチ５が存在しな
い点である。図６は、変形の形態の小型印字装置の電気
的構成図であり、実施の形態の小型印字装置との相違点
はマイクロスイッチ２及び印字許可スイッチ５が存在し
ない点と、フォトインタラプタ１４の信号がＣＰＵ２０
に供給される点である。この信号によってＣＰＵ２０は
本印字装置が被記録媒体に対して相対移動しているか否
かが判別できる。
構成図であり、実施の形態の小型印字装置との相違点は
マイクロスイッチ２及び印字許可スイッチ５が存在しな
い点である。図６は、変形の形態の小型印字装置の電気
的構成図であり、実施の形態の小型印字装置との相違点
はマイクロスイッチ２及び印字許可スイッチ５が存在し
ない点と、フォトインタラプタ１４の信号がＣＰＵ２０
に供給される点である。この信号によってＣＰＵ２０は
本印字装置が被記録媒体に対して相対移動しているか否
かが判別できる。
【００３２】図７は本変形の形態の小型印字装置の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【００３３】そして、ＣＰＵ２０にフォトインタラプタ
１４からの信号が入力されない状態においては（Ｓ１
０：Ｎ）、本印字装置は、データ送受信モードとなり前
述したようにＳ３及びＳ４の動作を行う。また、本印字
装置が手動走査されてフォトインタラプタ１４から信号
が入力されると（Ｓ１０：Ｙ）、本印字装置は、印字モ
ードとなり前述したようにＳ５及びＳ７の動作を行う。
１４からの信号が入力されない状態においては（Ｓ１
０：Ｎ）、本印字装置は、データ送受信モードとなり前
述したようにＳ３及びＳ４の動作を行う。また、本印字
装置が手動走査されてフォトインタラプタ１４から信号
が入力されると（Ｓ１０：Ｙ）、本印字装置は、印字モ
ードとなり前述したようにＳ５及びＳ７の動作を行う。
【００３４】よって、この変形の形態の小型印字装置に
よれば、更にスイッチを減らすことができる。
よれば、更にスイッチを減らすことができる。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項１記載の手動走査式印字装置は、被記録媒
体に当接していない状態ではデータ送受信モードとな
り、被記録媒体に当接している状態では印字モードとな
るように構成されているので、簡単な装置構成で印字モ
ードとデータ送受信モードとの切替えが可能となり低コ
スト化を図ることができる。
発明の請求項１記載の手動走査式印字装置は、被記録媒
体に当接していない状態ではデータ送受信モードとな
り、被記録媒体に当接している状態では印字モードとな
るように構成されているので、簡単な装置構成で印字モ
ードとデータ送受信モードとの切替えが可能となり低コ
スト化を図ることができる。
【００３６】また、請求項２記載の手動走査式印字装置
は、被記録媒体に対して相対移動していない状態ではデ
ータ送受信モードとなり、被記録媒体に対して相対移動
している状態では印字モードとなるように構成されてい
るので、簡単な装置構成で印字モードとデータ送受信モ
ードとの切替えが可能となり低コスト化を図ることがで
きる。
は、被記録媒体に対して相対移動していない状態ではデ
ータ送受信モードとなり、被記録媒体に対して相対移動
している状態では印字モードとなるように構成されてい
るので、簡単な装置構成で印字モードとデータ送受信モ
ードとの切替えが可能となり低コスト化を図ることがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態における小型印字装置の外
観を示す外観図である。
観を示す外観図である。
【図２】上記小型印字装置の内部構成を示す内部構成図
である。
である。
【図３】上記小型印字装置の電気的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図４】上記小型印字装置の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図５】本発明の変形の形態の小型印字装置の内部構成
を示す内部構成図である。
を示す内部構成図である。
【図６】上記変形の形態の小型印字装置の電気的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図７】上記変形の形態の小型印字装置の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【符号の説明】 ２ マイクロスイッチ ３ インターフェース部 ６ ローラ ７ インクジェット記録ヘッド １４ フォトインタラプタ ２０ ＣＰＵ ２２ ＲＡＭ ２３ ヘッド駆動制御部
Claims (2)
- 【請求項１】 外部装置と印字データの通信を行うため
のインターフェース手段と、そのインターフェース手段
によって受信した印字データを記憶保持する記憶手段
と、その記憶手段が記憶する印字データに従って被記録
媒体上に像を形成する画像記録手段と、その画像記録手
段の被記録媒体に対する相対移動を検出する移動検出手
段と、その移動検出手段の検出結果に同期して画像記録
手段を駆動する駆動手段とを備えた小型印字装置におい
て、 前記被記録媒体との当接状態を検出する接触検出手段
と、 その接触検出手段が被記録媒体を検出していない状態で
は前記インターフェース手段を制御するためのデータ送
受信モードとすると共に、前記接触検出手段が被記録媒
体を検出している状態では前記駆動手段を制御するため
の印字モードとする制御手段とを備えたことを特徴とす
る小型印字装置。 - 【請求項２】 外部装置と印字データの通信を行うため
のインターフェース手段と、そのインターフェース手段
によって受信した印字データを記憶保持する記憶手段
と、その記憶手段が記憶する印字データに従って被記録
媒体上に像を形成する画像記録手段と、その画像記録手
段の被記録媒体に対する相対移動を検出する移動検出手
段と、その移動検出手段の検出結果に同期して画像記録
手段を駆動する駆動手段とを備えた小型印字装置におい
て、 前記移動検出手段が相対移動を検出していない状態では
前記インターフェース手段を制御するためのデータ送受
信モードとすると共に、前記移動検出手段が相対移動を
検出している状態では前記駆動手段を制御するための印
字モードとする制御手段とを備えたことを特徴とする小
型印字装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195986A JPH1035024A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 小型印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8195986A JPH1035024A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 小型印字装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1035024A true JPH1035024A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16350320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8195986A Pending JPH1035024A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 小型印字装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1035024A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3539786A1 (en) * | 2018-03-17 | 2019-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile image forming apparatus body and mobile image forming apparatus |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP8195986A patent/JPH1035024A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3539786A1 (en) * | 2018-03-17 | 2019-09-18 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile image forming apparatus body and mobile image forming apparatus |
| US20190283452A1 (en) * | 2018-03-17 | 2019-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Mobile image forming apparatus and mobile image forming apparatus body |
| CN110271299A (zh) * | 2018-03-17 | 2019-09-24 | 株式会社理光 | 图像形成装置以及图像形成装置主体 |
| US10882332B2 (en) | 2018-03-17 | 2021-01-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming apparatus body |
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