JPH1034251A - 管液圧成形装置 - Google Patents

管液圧成形装置

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JPH1034251A
JPH1034251A JP8190346A JP19034696A JPH1034251A JP H1034251 A JPH1034251 A JP H1034251A JP 8190346 A JP8190346 A JP 8190346A JP 19034696 A JP19034696 A JP 19034696A JP H1034251 A JPH1034251 A JP H1034251A
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JP
Japan
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hydraulic
air
work
connection
forming
Prior art date
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Withdrawn
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JP8190346A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Shimizu
義隆 清水
Yoshimasa Murata
好正 村田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1034251A publication Critical patent/JPH1034251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管液圧成形装置において、作業性及び生産性
の向上を図る。 【解決手段】 成形型11の成形部に配設されたパイプ
Pの各端部に着脱自在な一対の接続金具13を、液圧接
続装置14によって着脱自在とし、接続金具13及び液
圧接続装置14に液圧流体の給排を行う液圧発生装置1
5を連結すると共に、液圧発生装置15を駆動制御する
液圧制御装置18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用のエンジ
ンの構成部品など、例えば、冷却管や空調管、油圧配管
などを製造する管液圧成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管液圧成形装置は、成形型内に長手方向
同一断面のパイプを入れ、このパイプの端部から液圧を
送給することで、パイプの断面を丸から四角にしたり、
局部的に膨出させるものである。図9に液圧成形型の正
面視、図10に従来の管液圧成形装置の概略を示す。
【0003】図9に示すように、管液圧成形装置は、プ
レス下部ボルスター101にはブロック102を介して成形下
型103が設置される一方、プレス上部ボルスター104には
成形上型105が取付けられている。この成形型103,105
には、図10に示すように、成形部106が形成され、各
端部には反力受け金具107が取付けられている。この各
反力受け金具107にはそれぞれ接続金具108が装着され、
鍔部108aが反力受け金具107の長溝107aに嵌入すること
で反力位置決めされる。そして、この接続金具108の一
端部はOリング109を介して成形するパイプPが接続可
能となっており、他端部は接続ホース110を介して高圧
発生機111に接続されている。
【0004】従って、成形部106にパイプPを入れると
共にパイプPの端部を接続金具108に接続し、プレス下
部ボルスター101の成形下型103に対してプレス上部ボル
スター104と共に成形上型105を下降して密着される。こ
の状態で、高圧発生機111から接続ホース110を介してパ
イプPに液圧を供給することで、このパイプPは成形部
106に沿って膨出し、液圧成形が施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した管
液圧成形装置は、パイプPの断面形状を丸から四角へ変
化させる程度で曲率半径も比較的大きく、伸ばし量が近
似したもので限定され、成形圧力も700気圧以下であ
った。また、サイクルタイムも長く、接続金具の着脱が
困難であり、コストが高いために広く採用されていなか
った。
【0006】即ち、前述した管液圧成形装置において、
成形下型103と成形上型105の取付時に、各成形型103,1
05の厚さに応じてブロック102が必要となり、複数の作
業者がフォークリフトを用いて作業することとなり、作
業性が良くなかった。また、パイプPに液圧を供給する
際、接続金具108には反力が作用するために、この接続
金具108は反力受け金具107に嵌入することで反力を受け
止めており、この反力受け金具107を取付けるために各
成形型103,105にはスペースが必要となり、大型化して
しまう。そして、液圧漏れを防止するために、接続金具
108はOリング109を介してパイプPと接続しており、こ
のOリング109の損傷による交換が必要となってしま
う。更に、多様化によって複雑な断面のパイプの需要が
あるが、現状の装置では成形は困難であった。
【0007】また、高圧発生機111は低圧ポンプ及び高
圧ポンプを有し、この各ポンプを順次作動して圧力を高
め、パイプPに液圧を供給していたが、高圧になるほど
時間がかかり、生産性がよくない。また、成形部106に
パイプPを入れる際、パイプPの端部と接続金具108を
接続してボルトで固定し、更に、この接続金具108を反
力受け金具107に嵌入して固定しており、作業性がよく
ないという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、作業性及び生産性の向上を図った管液圧成形装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の管液圧成形装置は、成形型内に管状のワー
クを配設して該ワーク内に液圧を送給して膨出させる管
液圧成形装置において、前記成形型の成形部に配設され
た前記ワークの各端部に着脱自在な一対の接続金具と、
該一対の接続金具をそれぞれ前記ワークの各端部に着脱
させる液圧接続機構と、前記接続金具及び前記液圧接続
機構に連結されて液圧流体の給排を行う液圧発生手段
と、該液圧発生手段を駆動制御する液圧制御手段とを具
えたことを特徴とするものである。
【0010】従って、成形型の成形部にワークを載置し
て型締めし、液圧制御手段によって液圧発生手段を駆動
制御することで、まず、液圧接続機構を作動して一対の
接続金具をワークの各端部に連結し、次に、接続金具を
介して液圧流体を成形部内のワークに供給することで、
このワークを膨出して所定形状に成形する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1に本発明の一実施形態に係る管液圧成
形装置の概略構成、図2に液圧接続装置の平面視、図3
に液圧接続装置の正面視、図4に液圧発生装置の平面
視、図5に液圧発生装置の正面視、図6に液圧発生装置
の制御回路、図7に液圧成形作業工程の制御ブロック、
図8に管液圧成形装置によって製造される成形品の概略
を示す。
【0013】本実施形態の管液圧成形装置において、図
1に示すように、成形型11にはワークとしてのU字形
パイプPを成形可能な図示しない成形部が設けられてお
り、側部に成形部の開口部12が形成されている。そし
て、この成形型11に隣接して開口部12を介してパイ
プPの端部に接続金具13を着脱する液圧接続装置14
が設置されている。また、超高圧を高速で発生させる液
圧発生装置15は床面を移動自在であって、各接続金具
13及び液圧接続装置14に連結ホース16,17を介
して連結されており、液圧流体の給排を行うことができ
る。更に、液圧発生装置15には液圧制御装置と18が
接続され、操作盤19の操作によって液圧発生装置15
を駆動制御することができる。
【0014】液圧接続装置14において、図2及び図3
に示すように、プレスボルスター20には補助ボルスタ
ー21を介して成形型11が支持されており、液圧接続
装置本体22は前端部がプレスボルスター20のスライ
ド座23に支持され、後端部は床面上にころ24を介し
て支持され、成形型11に対して左右に移動自在となっ
ている。そして、スライド座23にはねじ軸25が回転
自在に取付けられ、このねじ軸25は液圧接続装置本体
22に螺合し、回転駆動部26によってねじ軸25を回
転することで、液圧接続装置本体22を移動して成形型
11(開口部12)に対して位置調整を行うことができ
る。また、この液圧接続装置本体22上には自動接続反
力受け用の流体シリンダ27が装着されており、この流
体シリンダ27の後部は反力受け台28に当接してい
る。そして、流体シリンダ27の駆動ロッド29の先端
部には接続金具13が取付けられている。従って、流体
シリンダ27の駆動ロッド29を伸縮することで、接続
金具13を成形型11内のパイプPの端部に着脱させる
ことができる。
【0015】また、液圧発生装置15において、図3及
び図4、図5に示すように、複数の車輪31を有する枠
状の台車32には第1液溜タンク33が設けられ、この
第1液溜タンク33にはエアプリーザ34及び液面計3
5が装着されている。また、第1液溜タンク33には電
動機36によって駆動する吐出ポンプ37が接続され、
この吐出ポンプ37は一対の電磁弁38a,38bを介
してパイロットチェック弁39a,39bに接続されて
いる。そして、このパイロットチェック弁39a,39
bは連結ホース17を介して流体シリンダ27に接続可
能となっている。従って、電動機36によって吐出ポン
プ37を駆動すると、第1液溜タンク33内の流体がこ
の吐出ポンプ37によって送給され、電磁弁38a,3
8bを開閉操作することで、パイロットチェック弁39
a,39bから連結ホース17を介して流体シリンダ2
7に送給し、この流体シリンダ27を伸縮駆動すること
ができる。
【0016】一方、台車32には第2液溜タンク40が
設けられ、この第2液溜タンク40にはエアプリーザ4
1、液面計42、レベルスイッチ43が装着されてい
る。また、第2液溜タンク40には電動機44によって
駆動する吐出ポンプ45が接続され、この吐出ポンプ4
5は電磁弁46を介してピストンポンプ(増圧機)47
に接続されている。そして、このピストンポンプ47は
エア供給源48を介して連結ホース16により接続金具
13の一方に接続可能となっている。一方、他方の接続
金具13には連結ホース16を介して圧抜弁49が接続
されている。従って、電動機44によって吐出ポンプ4
5を駆動すると、第2液溜タンク40内の流体がこの吐
出ポンプ45によって送給され、電磁弁46を開閉操作
することで、ピストンポンプ47に送給される。する
と、このピストンポンプ47はエア供給源48から供給
されるエアを増圧し、連結ホース17を介して接続金具
13の一方に供給することができる。また、圧抜弁49
を開閉操作することで、連結ホース17を介して接続金
具13の他方からエアを排出するができる。
【0017】ここで、本実施形態の管液圧成形装置によ
る作用について、図7の工程図を用いて説明する。
【0018】図1及び図7に示すように、まず、準備工
程の『プレス制御』において、上昇して下降してから加
圧保持し、再び、上昇し、『型搬送制御によるワークセ
ット』において、保管庫からワーク(パイプ)を搬送し
て成形型内にクランプする。そして、『液圧接続』にお
いて、液圧発生装置15の電動機36によって吐出ポン
プ37を駆動し、第1液溜タンク33内の流体を電磁弁
38a,38bを開閉操作することで、連結ホース17
を介して流体シリンダ27に送給し、この流体シリンダ
27を伸長することで、接続金具13を成形型11内の
パイプPの端部に嵌入する。
【0019】このように接続金具13が成形型11にセ
ットされた状態で液圧成形を行う。即ち、『低圧制御』
において、エア供給源48を起動し、連結ホース17を
介して接続金具13の一方にエアを供給し、成形型11
内を低圧に保持する。そして、『エアパージ」にて配管
中のエアを追い出し、『高圧制御』において、電動機4
4によって吐出ポンプ45を駆動し、第2液溜タンク4
0内の流体をピストンポンプ47に送給してこれを起動
し、このピストンポンプ47がエア供給源48からのエ
アを増圧し、連結ホース17を介して接続金具13の一
方に供給する。すると、成形型11内が高圧となってワ
ークが膨出して成形される。その後、圧抜弁49を開放
することで、連結ホース17を介して接続金具13の他
方からエアを排出する。最後に、『残圧抜き』におい
て、接続金具13の図示しないバルブを開放してエアを
抜く。そして、接続金具13を成形型11内のパイプP
から抜き取って離間し、『ワーク離型』において、成形
品を取り出す。
【0020】このように液圧成形されると、図8(a)に
示すように、成形前のパイプPは、図8(b)に示すよう
に、断面形状が丸から四角となり、且つ、所定箇所が膨
出することとなる。
【0021】
【発明の効果】以上、実施形態を挙げて詳細に説明した
ように本発明の管液圧成形装置によれば、成形型の成形
部に配設されたワークの各端部に着脱自在な一対の接続
金具を、液圧接続機構によってそれぞれワークの各端部
に着脱自在とし、接続金具及び液圧接続機構に液圧流体
の給排を行う液圧発生手段を連結すると共に、液圧発生
手段を駆動制御する液圧制御手段を設けたので、成形型
への接続金具の着脱が短時間で容易に行うことができ、
且つ、高圧を高速で発生させて成形することで局部伸び
による破断を防止し、その結果、作業性及び生産性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る管液圧成形装置の概
略構成図である。
【図2】液圧接続装置の平面図である。
【図3】液圧接続装置の正面図である。
【図4】液圧発生装置の平面図である。
【図5】液圧発生装置の正面図である。
【図6】液圧発生装置の制御回路図である。
【図7】液圧成形作業工程の制御ブロック図である。
【図8】管液圧成形装置によって製造される成形品の概
略図である。
【図9】液圧成形型の正面図である。
【図10】従来の管液圧成形装置の概略図である。
【符号の説明】
11 成形型 13 接続金具 14 液圧接続装置 15 液圧発生装置 18 液圧制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型内に管状のワークを配設して該ワ
    ーク内に液圧を送給して膨出させる管液圧成形装置にお
    いて、前記成形型の成形部に配設された前記ワークの各
    端部に着脱自在な一対の接続金具と、該一対の接続金具
    をそれぞれ前記ワークの各端部に着脱させる液圧接続機
    構と、前記接続金具及び前記液圧接続機構に連結されて
    液圧流体の給排を行う液圧発生手段と、該液圧発生手段
    を駆動制御する液圧制御手段とを具えたことを特徴とす
    る管液圧成形装置。
JP8190346A 1996-07-19 1996-07-19 管液圧成形装置 Withdrawn JPH1034251A (ja)

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JP8190346A JPH1034251A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 管液圧成形装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102619813A (zh) * 2012-04-02 2012-08-01 大连理工大学 一种用于核主泵定子屏蔽套无隙贴附精密安装的液压系统

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20031007