JPH10341476A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH10341476A
JPH10341476A JP9151020A JP15102097A JPH10341476A JP H10341476 A JPH10341476 A JP H10341476A JP 9151020 A JP9151020 A JP 9151020A JP 15102097 A JP15102097 A JP 15102097A JP H10341476 A JPH10341476 A JP H10341476A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置に現在地の検出機能を持たせ
て、携帯電話装置の利便性をより向上させた携帯電話装
置を提供する。 【解決手段】 携帯電話装置1は、操作部11と、表示
部17と、GPS受信部23と、無線送受信部25と、
主制御回路40を有している。携帯電話装置1によれ
ば、操作部11に通話先となる電話端末を指定する入力
を行えば、無線通信による他の電話端末との通話ができ
る。さらに、GPS受信部23及びGPS画像データ生
成ルーチンにより得られた現在地を液晶表示器19に表
示でき、現在地を把握することができる。従って、従来
の携帯電話装置の利便性をより向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信により電
話回線網に接続されて、該電話回路網に接続された電話
端末との間で通話情報を送受信する携帯電話装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えば、通話情報をアナログ信号にて送受信する携
帯電話用のシステムや通話情報をデジタルデータにて送
受信する携帯電話用のシステム(例えば、PHS;パー
ソナルハンディホンシステム)が知られている。
【0003】この種のシステムでは、そのシステムにお
ける情報伝達方式に適合した携帯電話装置を使用すれ
ば、任意の場所から電話をかけることができるので、例
えば、取引先や知人宅などに出向く途中で道に迷ったと
しても、その場で、相手先に電話をかけて、道順を教え
てもらう、といったことができる。
【0004】しかし、携帯電話装置は、その電話装置が
属するシステムのサービスエリアから外れると使用でき
ないので、サービスエリアから外れた場所で道に迷った
ような場合には、道順を相手先に確認することはできな
い。また、相手先に電話をかけることができたとして
も、自分の位置を相手先に伝えることができなければ、
道順を教えてもらうことはできない。
【0005】本発明は、こうした問題を鑑みてなされた
もので、携帯電話装置に現在地の検出機能を持たせて、
携帯電話装置の利便性をより向上することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記の目的を達成するためになされた本発明
の請求項1記載の携帯電話装置は、電話回線網に接続さ
れた地上局との間で無線通信を行うことにより、前記電
話回線網に接続された他の電話端末との間で通話情報を
送受信する無線送受信部と、該送受信部により前記電話
端末との間で送受信される通話情報を入出力する通話情
報入出力部と、外部操作によって、通話先となる電話端
末の指定及び通話終了指令の入力を行うための操作部
と、該操作部を介して電話端末が指定されると、前記無
線送受信部を起動して、前記地上局との間の無線通信に
より前記電話端末に接続させると共に、その後、前記操
作部から通話終了指令が入力されるまで、該接続された
電話端末との間で前記通話情報を送受信させる通話制御
手段と、を備えた携帯電話装置において、予め地図情報
が記憶された地図情報記憶部と、人工衛星からの送信電
波に基づき現在位置を検出するGPS受信部と、該GP
S受信部にて検出された現在位置と前記地図情報記憶部
に記憶された地図情報とから、現在地表示用のGPS画
像データを生成するGPS画像データ生成手段と、前記
無線送受信部の動作停止時に前記操作部に通話先となる
電話端末を指定する入力が行われると、通話案内用の電
話画像データを生成する電話画像データ生成手段と、前
記各画像データ生成手段にて生成された画像データに基
づき、現在地及び通話案内を表示するための表示器と、
該表示器への現在地及び通話案内の表示を制御する表示
制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1記載の携帯電話装置によれば、G
PS画像データ生成手段が、GPS受信部にて検出され
た現在位置と地図情報記憶部に記憶された地図情報とか
ら、現在地表示用のGPS画像データを生成し、生成さ
れたGPS画像データに基づいて、表示制御手段が表示
器に現在地を表示させることができる。また、操作部に
通話先となる電話端末を指定する入力が行われると、通
話情報入出力手段にて入出力される通話情報を、無線通
信手段により指定された電話端末との間で送受信するこ
とができると共に、電話画像データ生成手段が通話案内
用の電話画像データを生成し、生成された電話画像デー
タに基づいて、表示制御手段が表示器に通話案内を表示
させる。ここで、通話案内とは、後述する実施例にある
ように、通話を行う際の携帯電話装置の情報の入出力状
況及び動作状況を表すものである。
【0008】この結果、操作部に通話先となる電話端末
を指定する入力を行えば、無線通信による他の電話端末
との通話ができる。さらに、GPS受信部及びGPS画
像データ生成手段により得られた現在地を表示器に表示
でき、現在地を把握することができる。従って、携帯電
話装置の利便性をより向上することができる。
【0009】また、現在地と通話案内とを表示器に表示
する方法として、表示器の画面を二分割して表示しても
よいが、次に示すように表示するのが好適である。請求
項2記載の発明は、請求項1記載の携帯電話装置におい
て、外部操作によって前記GPS受信部及び前記GPS
画像データ生成手段の動作・非動作を切り替えるための
GPS動作切替手段と、前記各画像データ生成手段の動
作状態に応じて、前記表示制御手段に入力する画像デー
タを、前記GPS画像データ及び電話画像データのいず
れか一方に設定する画像データ切替手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の携帯電話装置によれば、画
像データ切り替え手段が、各画像データ生成手段の動作
・非動作に応じて画像データを切り替える。例えば、G
PS画像データ生成手段が動作させている際には、表示
器に現在地を表示させ、操作部に通話先となる電話端末
を指定する入力が行われると、表示器に通話案内を表示
させる。
【0011】このように、画像データ切替手段が各画像
データ生成手段の動作状態に応じて表示器の表示を、現
在地の表示に替えて通話案内の表示へ、または、通話案
内の表示に替えて現在地の表示へ切り替えることによ
り、現在地または通話案内を表示器の表示範囲一杯に表
示させることができ、特に地図情報に基づいた現在地を
表示器の表示範囲一杯に表示させれば、見やすくするこ
とができる。また、画像データ切替手段により表示器の
表示が切り替わることから、大きな表示面の表示器を備
える必要もなく、携帯電話装置を小型化できる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の携
帯電話装置において、前記画像データ切り替え手段は、
前記各画像データ生成手段が同時に動作している場合に
は、前記電話画像データを前記表示制御手段に入力し
て、前記表示器に前記通話案内を優先して表示させるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明によれば、GPS画像
データ生成手段が動作して、表示器に現在地が表示され
ている際に、操作部に通話先となる電話端末を指定する
入力が行われると、表示器に表示させていた現在地に替
えて通話案内を優先して表示させる。
【0014】この結果、現在地の検出機能を使用して、
表示器に現在地を表示させていても、操作部に通話先と
なる電話端末を指定する入力をすれば、表示器の表示が
通話案内に切り替わるので、特に表示器の表示を現在地
の表示から通話案内の表示に切り替える手間が掛からな
い。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載の携
帯電話装置において、前記操作部は、少なくとも通話先
の電話番号を入力するためのプッシュダイヤルを備え、
前記電話画像データ生成手段は、前記プッシュダイヤル
を介して数値が複数個連続して入力されると、前記操作
部から通話先となる電話端末を指定する入力が行われて
いると判断して、前記操作部から入力された数値を含む
電話番号入力案内用の電話画像データを生成することを
特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によれば、表示器に現
在地が表示されていても、プッシュダイヤルを連続して
入力すれば、表示器に入力された数値を含む電話番号入
力案内が表示されることから、従来の携帯電話装置と何
ら変わることもなく、通話機能を使用することができ
る。また、プッシュダイヤルに複数個連続して入力され
なければ、通話先を指定する入力が行われたと判断しな
いので、例えば、一回だけの入力や、一度に多数の入力
を受けても入力が行われたと判断しない。従って、誤操
作をしても通話機能が誤って起動することがない。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項2〜請求項
4のいずれかに記載の携帯電話装置において、前記無線
送受信部による通話情報の送受信中に、前記操作部に通
話終了指令の入力が行われると、前記GPS画像データ
生成手段が動作している場合には、前記画像データ切替
手段は、前記表示制御手段に入力する画像データを、前
記電話画像データから前記GPS画像データに切り替え
ることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明によれば、無線送受信
部による通話情報のやり取りが終了したりして、操作部
に通話終了指令の入力を行った際に、GPS画像データ
生成手段が動作している場合には、画像データ切替手段
が表示器の表示が通話案内の表示から現在地の表示に切
り替えるので、切り替える手間が掛からない。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例の携帯電話装置1を図
面を参照しながら説明する。図1は、携帯電話装置1の
概略ブロック図である。携帯電話装置1は、通話情報入
出力部3と、操作部11と、表示部17と、GPS受信
部23と、無線送受信部25と、衛星用アンテナ35
と、無線用アンテナ37と、これらの各部を制御するた
めの主制御回路40を有している。
【0020】通話情報入出力部3は、マイク5、スピー
カー7及びPCM(Pulse Code Modulation )コーデッ
ク9を備えており、マイク5に入力された音声などの音
声情報をPCMコーデック9によりデジタル変換し主制
御回路40に送る。また、主制御回路40からのデジタ
ルの音声情報をPCMコーデック9によりアナログ変換
し、スピーカー7に出力する。
【0021】表示部17は、液晶表示器19と、主制御
回路40から送られてきた画像データに基づいて、液晶
表示器19に画像を出力する表示制御回路21とを備え
ている。GPS受信部23は、3個以上のGPS衛星か
ら所定の信号(各衛星毎に付された識別情報)を衛星用
アンテナで受信し、そのGPS衛星の識別情報に基づい
て、各々のGPS衛星までの距離を算出し、算出された
距離から現在位置(緯度及び経度)を検出する回路を備
えている。
【0022】無線送受信部25は、主制御回路40から
送られてきた信号を送信信号に変調して、無線用アンテ
ナ37から他の通信機器へ送信信号を送信すると共に、
無線用アンテナ37から入力される他の通信機器からの
送信信号を復調して、その送信信号を主制御回路40へ
送る回路を備えている。
【0023】主制御回路40は、CPU42と、記憶部
44を備え、記憶部44には、ROM46と、不揮発性
のRAM48と、緯度及び経度に対応した地図情報を記
録され、携帯電話装置1に脱着可能なICカード50と
を備えている。操作部11は、電話番号などを入力する
ためのプッシュダイヤル13a、予めRAM48に記憶
しておいた電話番号を呼び出すための周知の短縮呼出キ
ー13b、後述する画面切替キー13c、GPS受信部
のON・OFFの切替を行うGPSキー13d及び通話
情報の送受信を終了を示すためのフックキー13eを有
するキーパネル13と、キーパネル13に入力された情
報を主制御回路40に送る入力制御回路15とを備えて
いる。
【0024】以上のように構成された携帯電話装置1で
は、GPSキー13dがONにされていると、主制御回
路40がGPS画像データ生成ルーチンを実行する。以
下にGPS画像データ生成ルーチンについて図2を参照
しながら説明する。まず、s10(sはステップを表
す)にて、GPS受信部23に現在位置(緯度及び経
度)を検出させる。
【0025】次に、s20にて、現在位置の緯度及び経
度とICカード50に記憶された地図情報の緯度及び経
度を一致させる。次に、s30にて、現在位置の緯度及
び経度と地図情報の経度及び緯度とを対応させて、地図
情報上に現在位置を示す画像データであるGPS画像デ
ータを生成する。
【0026】次に、s40にて、表示部17の表示制御
回路21へGPS画像データを送り、液晶表示器19に
表示させる。次に、s50にて、GPSキー13dがO
Nにされているか否かを判断する。GPSキー13dが
ONにされているならば、s10の処理に戻り、OFF
にされているならば、GPS画像データ生成ルーチンを
終了する。従って、GPSキー13dがONにされたま
まであると、GPS画像データ生成ルーチンが常時繰り
返され、常に現在位置が入った地図情報が液晶表示器1
9に表示される。
【0027】また、携帯電話装置1では、操作部11の
キーパネル13に通話先を指定する入力が行われたか否
かの判定を行う入力判定ルーチンが、タイマー割り込み
で所定時間毎に駆動されている。以下に入力判定ルーチ
ンについて図3を参照しながら説明する。
【0028】まず、s110にて、キーパネル13の数
字、すなわちプッシュダイヤル13aが連続して3つ以
上入力されたか否か判定する。ここで、プッシュダイヤ
ル13aが連続して3つ以上入力されるのであるが、一
つ一つのプッシュダイヤル13aが押される間隔は、所
定の時間以内でなければ入力されたと判定しないものと
する。所定の時間としては1秒程度がよい。また、プッ
シュダイヤル13aが二つ以上同時に押されても入力さ
れたと判定しないものとする。そして、プッシュダイヤ
ル13aが連続して3つ以上入力されていなければ、s
120を処理し、入力されていれば、s123にて、プ
ッシュダイヤル13aに入力された数値を含む電話番号
入力案内用の電話画像データを生成すると共に、電話画
像データを表示制御回路21へ送ることで、電話番号入
力案内を液晶表示器19へ表示させた後、電話番号の入
力が終了すると、s130を処理する。
【0029】次に、s120にて、短縮呼出キー13b
が押されているか否か判定する。短縮呼出キー13bが
押されていなければ、入力判定ルーチンを終了し、押さ
れていれば、s125にて、予めRAM48に記憶され
た通話先に関する情報、少なくとも氏名及び電話番号を
含む通話先の一覧テーブルを読み出して電話画像データ
を生成すると共に、電話画像データを表示制御回路21
へ送ることで、通話先の一覧情報である通話案内を液晶
表示器19へ表示させる。そして、表示された通話案内
から任意に通話先の電話番号を指定されると、s130
を処理する。
【0030】次に、s130にて入力された電話番号に
基づいて、通話先と通話を行うための通話制御ルーチン
を実行する。この入力判定ルーチンは上述のようにタイ
マー割り込みで駆動しており、通話先を指定する入力が
行われているか否か常に判定している。
【0031】次に、通話先と通話を行うための通話制御
ルーチンについて図4を参照しながら説明する。まず、
s210にて、GPSキー13dがONにされているか
否かを判定する。GPSキー13dがONにされていて
いれば、s220にて、GPSキー13dがONである
ことをRAM48に記憶し、OFFにされていればs2
30を処理する。
【0032】次に、s230にて、操作部11に入力さ
れた通話先の電話番号に基づいて、無線送受信部25に
無線を介して電話回線網に接続された通話先の電話端末
と接続し、通話先と通話情報を送受信する。このs23
0にて通話先と、音声を含む通話情報のやり取りを行う
ことができる。
【0033】次に、s235にて、電話回線網に接続さ
れた通話先の電話端末と接続したことを表す画像データ
を表示制御回路21に送ることで液晶表示器19に電話
回線網と接続したことを示す通話案内を表示させる。次
に、s240にて、フックキー13eが押されたか否か
判定する。通話情報の送受信を終了を示すためのフック
キー13eが押されたならば、s250にて、電話回路
網との接続を終了し、押されていなければ、s240で
待機する。
【0034】次に、s255にて、電話回線網との接続
を終了したことを表す電話画像データを表示制御回路2
1に送ることで液晶表示器19に電話回路網との接続を
週力したことを表す通話案内を表示させる。次に、s2
60にて、s220の処理でRAM48に記憶したGP
Sキー13dのON、OFF状態について判定する。G
PSキー13dがONであったのであれば、GPS画像
データ生成ルーチンを実行し、OFFであったのであれ
ば、通話制御ルーチンを終了する。
【0035】また、GPSキー13dがONにされた状
態において、電話画像データ生成ルーチンが生成した電
話画像データが液晶表示器19に表示されている際に、
キーパネル13の画面切替キー13cが押されると、G
PS画像データ生成ルーチンが実行され、GPS画像デ
ータが液晶表示器19に表示されるようになっている。
再度、画面切替キー13cが押された際には、電話画像
データ生成ルーチンが生成した電話画像データが液晶表
示器19に表示される。
【0036】以上に説明した携帯電話装置1については
以下のような効果を奏する。携帯電話装置1によれば、
操作部11に通話先となる電話端末を指定する入力を行
えば、無線通信による他の電話端末との通話ができる。
さらに、GPS受信部23及びGPS画像データ生成ル
ーチンにより得られた現在地を液晶表示器19に表示で
き、現在地を把握することができる。従って、従来の携
帯電話装置の利便性をより向上することができる。
【0037】また、画像データ切り替え手段に相当する
s110、s120及びs260の処理がGPS画像デ
ータ生成ルーチン及び電話画面データ生成ルーチンの動
作状態に応じて液晶表示器19の表示を、現在地の表示
に替えて通話案内の表示へ、または、通話案内の表示に
替えて現在地の表示へ切り替えることにより、現在地ま
たは通話案内を液晶表示器19の表示範囲一杯に表示さ
せることができ、特に地図情報に基づいた現在地を液晶
表示器19の表示範囲一杯に表示させれば、見やすくす
ることができる。また、画像データ切替手段に相当する
s110、s120及びs260の処理により液晶表示
器19の表示が切り替わることから、大きな表示面の液
晶表示器19を備える必要もなく、携帯電話装置を小型
化できる。
【0038】また、GPS画像データ生成ルーチンが動
作して、液晶表示器19に現在地が表示されている際
に、操作部11に通話先となる電話端末を指定する入力
が行われると、液晶表示器19に表示させていた現在地
に替えて通話案内を優先して表示させる。この結果、現
在地の検出機能を使用して、液晶表示器19に現在地を
表示させていても、操作部11に通話先となる電話端末
を指定する入力をすれば、液晶表示器19の表示が通話
案内に切り替わるので、特に液晶表示器19の表示を現
在地の表示から通話案内の表示に切り替える手間が掛か
らない。
【0039】また、液晶表示器19に現在地が表示され
ていても、プッシュダイヤル13aを連続して入力すれ
ば、液晶表示器19に入力された数値を含む電話番号入
力案内が表示されることから、従来の携帯電話装置と何
ら変わることもなく、通話機能を使用することができ
る。また、プッシュダイヤル13aに複数個連続して入
力されなければ、通話先を指定する入力が行われたと判
断しないので、例えば、一回だけの入力や、一度に多数
の入力を受けても入力が行われたと判断しない。従っ
て、誤操作をしても通話機能が誤動作することがない。
【0040】また、無線送受信部25による通話情報の
やり取りが終了したりして、操作部11に通話終了指令
の入力を行った際に、GPS画像データ生成ルーチンが
動作している場合には、画像データ切替手段に相当する
s260の処理が液晶表示器19の表示が通話案内の表
示から現在地の表示に切り替えるので、切り替える手間
が掛からない。
【0041】上記実施例と請求項との対応についてまと
めると、通話制御ルーチンが通話制御手段に、ICカー
ド50が地図情報記憶部に、GPS画像データ生成ルー
チンがGPS画像データ生成手段に、s123、s12
5、s235及びs255の処理が電話画像データ生成
手段に、表示制御回路21が表示制御部に、s110、
s120及びs260が画像データ切替手段に、GPS
キー13dがGPS動作切替手段に、それぞれ相当す
る。
【0042】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこれに限らず、さらに種々なる態様にて実施しても
よい。例えば、現在地画像データ及び電話画像データを
液晶表示器19に表示する方法として、画像データ切替
手段に相当するs123、s125、s235及びs2
55の処理による切り替えを行うことで表示していた
が、液晶表示器19の画面を二分割して表示してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の携帯電話装置1の概略を示すブロッ
ク図である。
【図2】 実施例の携帯電話装置1のGPS画像データ
生成ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】 実施例の携帯電話装置1の入力判定ルーチン
を示すフローチャートである。
【図4】 実施例の携帯電話装置1の通話制御ルーチン
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話装置 3…通話情報入出力部 11…
操作部 13a…プッシュダイヤル 13b…短縮呼出キー
13c…画面切替キー 13d…GPSキー 13e…フックキー 19…
液晶表示器 23…GPS受信部 25…無線送受信部 40…
主制御回路 44…記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線網に接続された地上局との間で
    無線通信を行うことにより、前記電話回線網に接続され
    た他の電話端末との間で通話情報を送受信する無線送受
    信部と、 該送受信部により前記電話端末との間で送受信される通
    話情報を入出力する通話情報入出力部と、 外部操作によって、通話先となる電話端末の指定及び通
    話終了指令の入力を行うための操作部と、 該操作部を介して電話端末が指定されると、前記無線送
    受信部を起動して、前記地上局との間の無線通信により
    前記電話端末に接続させると共に、その後、前記操作部
    から通話終了指令が入力されるまで、該接続された電話
    端末との間で前記通話情報を送受信させる通話制御手段
    と、 を備えた携帯電話装置において、 予め地図情報が記憶された地図情報記憶部と、 人工衛星からの送信電波に基づき現在位置を検出するG
    PS受信部と、 該GPS受信部にて検出された現在位置と前記地図情報
    記憶部に記憶された地図情報とから、現在地表示用のG
    PS画像データを生成するGPS画像データ生成手段
    と、 前記無線送受信部の動作停止時に前記操作部に通話先と
    なる電話端末を指定する入力が行われると、通話案内用
    の電話画像データを生成する電話画像データ生成手段
    と、 前記各画像データ生成手段にて生成された画像データに
    基づき、現在地及び通話案内を表示するための表示器
    と、 該表示器への現在地及び通話案内の表示を制御する表示
    制御部と、 を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 外部操作によって前記GPS受信部及び
    前記GPS画像データ生成手段の動作・非動作を切り替
    えるためのGPS動作切替手段と、 前記各画像データ生成手段の動作状態に応じて、前記表
    示制御部に入力する画像データを、前記GPS画像デー
    タ及び電話画像データのいずれか一方に設定する画像デ
    ータ切替手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像データ切替手段は、前記各画像
    データ生成手段が同時に動作している場合には、前記電
    話画像データを前記表示制御部に入力して、前記表示器
    に前記通話案内を優先して表示させることを特徴とする
    請求項2記載の携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部は、少なくとも通話先の電話
    番号を入力するためのプッシュダイヤルを備え、前記電
    話画像データ生成手段は、前記プッシュダイヤルを介し
    て数値が複数個連続して入力されると、前記操作部から
    通話先となる電話端末を指定する入力が行われていると
    判断して、前記操作部から入力された数値を含む電話番
    号入力案内用の電話画像データを生成することを特徴と
    する請求項3記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 前記無線送受信部による通話情報の送受
    信中に、前記操作部に通話終了指令の入力が行われる
    と、前記GPS画像データ生成手段が動作している場合
    には、前記画像データ切替手段は、前記表示制御部に入
    力する画像データを、前記電話画像データから前記GP
    S画像データに切り替えることを特徴とする請求項2〜
    請求項4のいずれかに記載の携帯電話装置。
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