JPH11275272A - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

Info

Publication number
JPH11275272A
JPH11275272A JP10078625A JP7862598A JPH11275272A JP H11275272 A JPH11275272 A JP H11275272A JP 10078625 A JP10078625 A JP 10078625A JP 7862598 A JP7862598 A JP 7862598A JP H11275272 A JPH11275272 A JP H11275272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
call
communication method
communication system
party
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10078625A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Fujiwara
徹也 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10078625A priority Critical patent/JPH11275272A/ja
Publication of JPH11275272A publication Critical patent/JPH11275272A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meter Arrangements (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチモード携帯電話機において、待ち受け
状態に入っている通信方式を無条件に使用したのでは、
電話をかける相手先によっては、非常に高額な通話料金
が必要になる場合がある。 【解決手段】 複数の通信方式を適宜切り替えて使用可
能なマルチモード携帯電話機10において、キーパッド
21から相手先の電話番号が入力されると、CPU18
1は入力された電話番号やデータベースなどから相手先
の通信方式を特定するとともに、現在使用可能な通信方
式を選択する。そして、現在使用可能な通信方式のそれ
ぞれに対して電話をかけた際の単位時間当りの通話料金
を演算し、その演算結果に基づいて最も通話料金の安い
通信方式を使用するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信装置に関
し、特に複数の通信方式を適宜切り替えて使用可能な移
動体通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信装置として、複数の通信方式
に対応した複数系統の送受信機を具備し、複数の通信方
式を適宜切り替えて使用可能ないわゆるマルチモード携
帯電話機がある。この種の携帯電話機では、従来、電話
をかけるときはその時点で待ち受け状態に入っている通
信方式をそのまま使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、待ち受け状
態に入っている通信方式を無条件に使用したのでは、電
話をかける相手先によっては、非常に高額な通話料金が
必要になる場合がある。これに対して、使用可能な別の
通信方式を利用することにより、通話料金が非常に安く
て済む場合がある。
【0004】しかしながら、従来のマルチモード携帯電
話機では、ユーザーが電話をかける相手に応じて、使用
する通信方式を毎回変更しなければならないという煩わ
しさがあった。しかも、電話をかける相手によってその
都度ユーザーが、通信方式ごとに単位時間当りの通話料
金を計算しなければ、どの通信方式を使用するのが一番
有利であるかを判定することができず、したがってユー
ザーが電話をかける相手に応じて通信方式を切り替える
のは現実的ではない。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、相手先に応じてより
安い通話料金の通信方式を選択する操作を自動化し、よ
りユーザーフレンドリーな移動体通信装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体通信
装置は、複数の通信方式に対応した複数系統の送受信手
段と、これら複数の通信方式に対応した通話料金を計算
するためのデータを格納するデータ格納手段と、入力さ
れた電話番号から相手先の通信方式を特定する特定手段
と、現在使用可能な通信方式を選択する選択手段と、こ
の選択手段により選択された使用可能な通信方式のそれ
ぞれに対して上記特定手段により特定された相手先の通
信方式に対する単位時間当たりの通話料金を上記データ
格納手段の格納データに基づいて計算する演算手段と、
この演算手段による演算結果に基づいて複数の通信方式
のうちの単位時間当たりの通話料金が最も安い通話方式
を使用すべく制御する制御手段とを備えた構成となって
いる。
【0007】上記構成の移動体通信装置において、先
ず、入力された電話番号やデータベースなどから相手先
の通信方式を特定する。また、複数の通信方式の中か
ら、現在使用可能な通信方式を選択し、これらの通信方
式のそれぞれに対して電話をかけた際の単位時間当りの
通話料金を演算する。そして、その演算結果に基づいて
最も通話料金の安い通信方式を使用するようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示すブロック図であり、例えば、2つの通信
方式を適宜切り替えて使用可能なマルチモード携帯電話
機に適用した場合を例に採って示している。
【0009】本実施形態に係るマルチモード携帯電話機
10は、アンテナ11と、第1の通信方式用の受信機
12および送信機13と、第2の通信方式用の受信機
14および送信機15と、第1の通信方式用のベー
スバンド処理部16と、第2の通信方式用のベースバ
ンド処理部17と、システムコントローラ18と、ス
ピーカ20と、LCD(液晶表示装置)20と、キーパ
ッド21と、マイクロホン22とを有する構成となって
いる。
【0010】上記構成のマルチモード携帯電話機10に
おいて、本例では、第1の通信方式として例えばIMT
(International Mobile Telecommunications) −200
0を、第2の通信方式として例えばPDC(Personal Di
gital Cellular) をそれぞれ使用するようにしている。
【0011】なお、これらの通信方式に限定されるもの
ではなく、PHS(Personl Handy-phone System)やPS
TN(Public Switched Telephone Network) などの他の
通信方式を使用することも可能である。また、2つの通
信方式に限らず、3つ以上の通信方式に対応できるよう
にすることも可能である。この場合には、各通信方式に
対応した3系統以上の送受信機が設けられることにな
る。
【0012】システムコントローラ18は、例えば、C
PU(Central Processing Unit)181、ROM(Read
Only Memory)182、RAM(Randam Access Memor
y)183、I/O(Input/Output)制御部184およ
びモード選択部185を有するマイクロコンピュータに
よって構成されている。
【0013】このシステムコントローラ18において、
CPU181は、後述するように、入力された電話番号
から相手先の通信方式を特定する手段、現在使用可能な
通信方式を選択する手段、現在使用可能な通信方式のそ
れぞれに対して、特定された相手先の通信方式に対する
単位時間の通話料金を計算する手段などとしての機能を
持ち、これらの機能を予め定められた制御プログラムに
したがってソフトウエアにて実行する。
【0014】ROM182には、通話料金を計算するた
めのデータが予め格納されている。このROM182の
格納データは、通話料金の改定時など、必要に応じて更
新可能となっている。RAM183には、通話料金の演
算処理の際に算出されたデータなどが一時的に格納され
る。モード選択部185は、CPU181の命令によ
り、通信方式の切り替え、即ち受信機12、送信機
13およびベースバンド処理部16と、受信機1
4、送信機15およびベースバンド処理部17との
切り替えを行う。
【0015】スピーカ19は、受信機12または受信
機14で受信されかつ復調されて得られる通話相手の
音声信号を電気−音響変換し、音声としてユーザーに伝
達するためのものである。LCD20は、内部情報や通
話情報を表示し、視覚を通じてユーザーに伝達するため
のものである。マイクロホン22は、ユーザーの音声を
取り込んで音響−電気変換し、システムコントローラ1
8を介して送信機13または送信機15に与えるた
めのものである。
【0016】キーパッド21は、1〜0の数字ボタンや
通話ボタン等の各種キーを有する構成となっている。こ
のキーパッド21において、ユーザーが数字ボタンにて
相手先の電話番号を入力し、その入力後通話ボタンを押
すと、入力されたデータはシステムコントローラ18内
のCPU181に取り込まれて処理され、送信機13
または送信機15を通して基地局に発呼される。その
結果、電話をかけることができる。
【0017】次に、上記構成のマルチモード携帯電話機
10において、その動作について図2のフローチャート
を用いて説明する。なお、本動作の処理ルーチンは、待
ち受け状態において、キーパッド21からのキー入力に
よって呼び出されて実行されるものとする。
【0018】先ず、ユーザーが電話をかける目的で相手
先電話番号をキーパッド21にて入力し、通話ボタンを
押す(ステップS11)。すると、CPU181は入力
された電話番号を取り込み、この電話番号から相手先の
機種(通信方式)がIMT−2000であるか、PDC
であるかを判定する(ステップS12)。
【0019】続いて、CPU181は、IMT−200
0およびPDCの通信方式の中から現在使用可能な通信
モード(通信方式)を選択し(ステップS13)、その
選択した通信モードのそれぞれに対して、ステップS1
2で判定した機種情報を基に単位時間当りの通話料金を
見積もる(ステップS14)。そして、最も通話料金の
安い通信モードを選択する(ステップS15)。
【0020】次に、選択した最も通話料金の安い通信モ
ードが、現在待ち受けにて使用中の通信モードと同じで
あるか否かを判断し(ステップS16)、同じであれ
ば、発呼処理を行う(ステップS17)。これにより、
最も通話料金の安い通信方式を使用して、通常通り電話
をかけることができる。
【0021】一方、ステップS16の判断において、選
択した最も通話料金の安い通信モードが、現在待ち受け
にて使用中の通信モードと違う場合には、モード選択部
185を介して目的の通信モードに切り替え、プロトコ
ル手順にしたがって待ち受け状態に移行し(ステップS
18)、しかる後ステップS17に進んで発呼処理を行
う。これにより、最も通話料金の安い通信方式を使用し
て、通常通り電話をかけることができる。
【0022】なお、ステップS18での通信モードの切
り替え処理は、発呼処理の動作に迅速に移行できるよう
にする観点から、できる限り短時間で行うことが望まし
い。また、通話料金が改定されることがあるため、常に
新しいデータベースを提供でるような手段を持つことが
望ましい。
【0023】また、上記の動作手順は、第1の通信方式
としてIMT−2000を、第2の通信方式としてPD
Cをそれぞれ使用した場合を前提としているが、例えば
相手がPSTNの場合には、ステップS12でPSTN
と判定された際に、PSTNにおいて市内通話/近距離
通話/遠距離通話のいずれであるかの判定を行う処理
を、ステップS12とステップS13の間で行うように
すれば良い。
【0024】上述したように、複数の通信方式を適宜切
り替えて使用可能なマルチモード携帯電話機10におい
て、入力された電話番号やデータベースなどから相手先
の通信方式を特定し、現在使用可能な通信方式のそれぞ
れに対して電話をかけた際の単位時間当りの通話料金を
演算し、その演算結果に基づいて最も通話料金の安い通
信方式を使用するようにしたことにより、相手先に応じ
てより安い通話料金の通信方式を自動的に選択できると
ともに、ユーザーは通信方式の切り替え操作や、通話料
金の計算などを行う必要が全くなくなる。
【0025】なお、上記実施形態では、入力された電話
番号から相手先の通信方式を特定する手段、現在使用可
能な通信方式を選択する手段、現在使用可能な通信方式
のそれぞれに対して、特定された相手先の通信方式に対
する単位時間の通話料金を計算する手段等の機能をソフ
トウエアにて実行するとしたが、電子回路を用いてハー
ドウエアにて実行するように構成することも可能であ
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の通信方式を適宜切り替えて使用可能する機能と、
その切り替え先の通信方式が現在使用可能かを検出する
機能とを備えた移動体通信装置において、入力された電
話番号やデータベースなどから相手先の通信方式を特定
し、現在使用可能な通信方式のそれぞれに対して電話を
かけた際の単位時間当りの通話料金を演算し、その演算
結果に基づいて最も通話料金の安い通信方式に切り替え
るようにしたことにより、ユーザーを煩わせることな
く、より低コストの通信方式を自動的に選択することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るマルチモード携帯電話機の動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…マルチモード携帯電話機、12,14…受信機、
13,15…送信機、16,17…ベースバンド処理
部、18…システムコントローラ、20…液晶表示装
置、21…キーパッド、181…CPU、185…モー
ド選択部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信方式に対応した複数系統の送
    受信手段と、 前記複数の通信方式に対応した通話料金を計算するため
    のデータを格納するデータ格納手段と、 入力された電話番号から相手先の通信方式を特定する特
    定手段と、 現在使用可能な通信方式を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された使用可能な通信方式のそ
    れぞれに対して前記特定手段により特定された相手先の
    通信方式に対する単位時間当たりの通話料金を前記デー
    タ格納手段の格納データに基づいて計算する演算手段
    と、 前記演算手段による演算結果に基づいて前記複数の通信
    方式のうちの単位時間当たりの通話料金が最も安い通話
    方式を使用すべく制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする移動体通信装置。
JP10078625A 1998-03-26 1998-03-26 移動体通信装置 Pending JPH11275272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10078625A JPH11275272A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 移動体通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10078625A JPH11275272A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 移動体通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275272A true JPH11275272A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13667075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10078625A Pending JPH11275272A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 移動体通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11275272A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1701569A1 (en) 2005-03-11 2006-09-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication system and mobile station with enhanced handling of call establishment
WO2013063884A1 (zh) * 2011-11-03 2013-05-10 中兴通讯股份有限公司 一种通讯终端及其根据资费标准自动选网的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1701569A1 (en) 2005-03-11 2006-09-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication system and mobile station with enhanced handling of call establishment
WO2013063884A1 (zh) * 2011-11-03 2013-05-10 中兴通讯股份有限公司 一种通讯终端及其根据资费标准自动选网的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7643619B2 (en) Method for offering TTY/TDD service in a wireless terminal and wireless terminal implementing the same
KR101305286B1 (ko) 휴대용 단말기 및 그의 응급전화 통화방법
US6198942B1 (en) Telephone apparatus adaptable to different communication systems
US20030191646A1 (en) Method of setting voice processing parameters in a communication device
JPH10164660A (ja) 無線通信装置
US6044278A (en) Method and apparatus for message communication
JPH06315005A (ja) 無線電話装置
JP3217669B2 (ja) 移動体通信機
JPH11275272A (ja) 移動体通信装置
JPH08204811A (ja) 携帯電話装置及びその制御方法
JPH10308975A (ja) 携帯電話機
JPH11266482A (ja) 移動無線通信端末装置
JP2001196997A (ja) 携帯電話機
KR0184501B1 (ko) 휴대폰에서 무선전화기 겸용방법
JP3273902B2 (ja) 携帯電話装置
KR100413625B1 (ko) 착신 제한이 가능한 이동통신 단말기 및 착신 제한방법과, 착신 제한 서비스를 제공하는 이동통신 시스템 및착신 제한 서비스 제공 방법
KR20040040058A (ko) 다자간 통신을 서비스하는 휴대용 단말기에서 실제통화자의 정보를 표시하는 방법
JP2000287246A (ja) 無線通信端末
KR950007974B1 (ko) 셀룰라폰의 전화번호 자동 송출방법
KR100241896B1 (ko) 무선전화기에서 휴대장치 이용 톤/펄스 전환방법.
JP3123546B2 (ja) 無線電話機の回線接続方法
JP2001128240A (ja) 複合移動端末の通信方法及びその通信システム
KR20030081584A (ko) 이동통신 단말기에서 복수의 전화번호를 이용한전화통신과 단문 메시지 전송 및 전화번호 저장방법
KR19980026629A (ko) 무선전화기의 휴대장치에서 국선 접속 상태 표시방법
KR20030069525A (ko) 액정표시장치가 장착된 자동 접속 다이얼 전화기의 선로설정 방법