JPH10340158A - Z軸座標入力機能付マウス - Google Patents

Z軸座標入力機能付マウス

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JPH10340158A
JPH10340158A JP9150631A JP15063197A JPH10340158A JP H10340158 A JPH10340158 A JP H10340158A JP 9150631 A JP9150631 A JP 9150631A JP 15063197 A JP15063197 A JP 15063197A JP H10340158 A JPH10340158 A JP H10340158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouse
axis
rotor
light
slits
Prior art date
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Pending
Application number
JP9150631A
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English (en)
Inventor
Motohiro Suzuki
基宏 鈴木
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
Application filed by NEC AccessTechnica Ltd filed Critical NEC AccessTechnica Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な機構を不要としてコスト低減を可能と
し、三次元座標のZ軸座標入力を使用者自身が感覚的に
変位量を認識しつつ正確にマウス操作が行えるようにす
る。 【解決手段】 マウス本体11の表面から一部を突出さ
せて、回転ロータ20がZ軸の座標変位に対応する方向
へ正逆回転可能に支持されている。この回転ロータ20
には、光が透過する複数のスリット22が一面側から他
面側へ貫通して放射状に形成されている。また、スリッ
ト22に臨む一面側には発光ダイオード23が配置さ
れ、またたそのスリット22に臨む他面側に発光ダイオ
ード23から射出された光を受光するフォトダイオード
24が配置されている。このフォトダイオード24から
の光情報信号をロータリエンコーダ25で検出し、この
検出信号を符号化することによりZ軸の座標変位量を認
識させる。使用者は、回転ローラ20を直に指操作する
から、感覚的に変位量を認識してZ軸座標入力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ入力
デバイスとして移動操作する手持ち式位置入力デバイス
のマウスに係り、さらに詳しくは、使用者が直にZ軸座
標入力できるZ軸座標入力機能付マウスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種マウスには、例えば実開平
2−149438号公報に記載されたデータ入力用マウ
スがある。
【0003】これを図2で概略的に説明する。マウスボ
ール1を有し、このX軸方向とY軸方向からそれぞれロ
ーラ2を回転接触させることにより、キャプスタン3を
回転させる。このキャプスタン3には放射状にスリット
4が形成されている。キャプスタン3の回転により、発
光ダイオード5から射出された光がキャプスタン3のス
リット4で遮光される。フォトダイオード6に接続され
たロータリエンコーダ7はその遮光回数を計数し、X軸
方向とY軸方向への変位量を算出して、座標を認識する
構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
2で示された公報記載のマウスの場合、解決すべき次の
問題点が残されている。
【0005】1つは、使用者が任意の二次元座標におい
てZ軸方向へ座標入力する場合、その移動変位量を使用
者自身が感覚的に認識できないことである。
【0006】その理由は、ソフトウェアを用いて二次元
座標からZ軸の座標を入力しようとすると、視点を切り
替えて二次元座標のX軸またはY軸のいずれかにZ軸を
割り当てて入力を行わざるを得ない。そのため、割り当
てられた方の座標軸が一時的に画面表示されなくなり、
三次元座標として捕捉できなくなるからである。
【0007】また、問題点の1つは、使用者がマウスに
て座標入力を行う際、マウスボール1を転動させるとき
にスリップし、適正な座標を入力しづらいことである。
【0008】その理由は、マウスボール1が机とかマウ
スパッドに的確に接地できなかったり、マウスボール1
に付着した塵埃等の異物により空回りするからである。
【0009】さらに、第3の問題点として、図2の従来
例を含むこれまでのように、Z軸座標を入力する機構に
マウスボール1を使用すると、構造が複雑化し、しかも
コスト的に高価となることである。
【0010】それは、マウスボール1にローラ2を回転
接触させて、キャプスタン3を回転させるといった機構
を要するためである。
【0011】したがって、本発明の目的は、低コスト機
構でもって三次元座標のZ軸座標入力を使用者自身が感
覚的に変位量を認識しつつ正確に行えるようにしたZ軸
座標入力機能付マウスを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のZ軸座標入力機
能付マウスは、マウス本体と、このマウス本体の表面か
ら一部が突出してZ軸の座標変位に対応する方向へ正逆
回転可能に支持され、光が透過する複数のスリットが一
面側から他面側へ貫通して放射状に形成されている回転
ロータと、この回転ロータのスリットに臨む一面側に配
置された発光ダイオード等よりなる発光素子と、またそ
のスリットに臨む他面側に配置されて前記発光素子から
射出された光を受光するフォトダイオード等よりなる受
光素子と、この受光素子からの光情報信号を受け取って
符号化することによりZ軸の座標変位量を認識するロー
タリエンコーダとしての符号器と、を備えてなってい
る。
【0013】この場合、回転ローラの外周に沿って使用
者の指操作によるスリップ防止用の刻み溝を形成するこ
とにより、刻み溝を指操作して使用者が直に前記回転ロ
ータを回転操作する際、感覚的に変位量を認識してZ軸
座標入力できる。
【0014】すなわち、マウス本体の表面から突出して
いる回転ロータを使用者が直に回転操作し、平面上でマ
ウスボールを動かしながら、X軸方向とY軸方向への位
置決めを行い、その二次元座標から回転ロータを指で前
後に回すことで、感覚的にZ軸方向の座標入力が可能と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるZ軸座標入力
機能付マウスの実施の形態について、図面を参照して詳
細に説明する。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のマウス
10は、このマウス本体11に設けられた左スイッチ釦
12と右スイッチ釦13との間に、Z軸座標入力用の回
転ロータ20が配置されている。この回転ロータ20の
外周一円には、使用者が操作指を触れて回転させるとき
適度な摩擦力が得られるよう、凹凸部を交互に連ねたロ
ーレット加工的な刻み溝21が形成されている。また、
回転ロータ20の内周側には放射状に複数のスリット2
2が形成されている。
【0017】また、この回転ロータ20の両側面におい
ては、一方の片面側に2つの発光ダイオード(発光素
子)23がスリット22に臨む位置に配置されている。
他方の片面側には、2つのフォトダイオード(受光素
子)24をスリット22に臨む位置に、すなわち一方面
側の2つの発光ダイオード23に対向する位置に配置さ
れている。さらに、フォトダイオード24に回路接続さ
れたロータリエンコーダ(符号器)25が配置され、フ
ォトダイオード24からの光情報を検出し、符号化して
出力するようになっている。
【0018】以上の構成により、本実施の形態のマウス
10は次のように動作および作用する。使用に際して、
使用者がZ軸座標データを入力する場合、回転ロータ2
0を外周の刻み溝21に操作指を当てて回転正逆方向へ
前後に回転させる。回転ロータ20を回転操作すること
により、発光ダイオード23から射出された光が回転ロ
ータ20のスリット22を通過し、スリット22以外の
部分では遮光される。この光の透光と遮光による明滅が
フォトダイオード24によって検出される。光の明滅に
よる光情報の検出信号はロータリエンコーダ25に送ら
れ、ここでは受け取った光のデータに基づいて回転ロー
タ20の回動量すなわちZ軸座標の変位移動量を認識す
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のZ軸座標
入力機能付マウスは、従来のようにZ軸座標の入力をソ
フトウェアに依存することなく、マウス本体の表面に一
部突出させたZ軸入力用の回転ロータを使用者が直に回
転操作して視点を切り替えることなく、平面上でマウス
ボールを動かしながら、X軸方向とY軸方向の二次元座
標から感覚的にZ軸方向の座標入力を正確に行うことが
できる。動かすことによりZ軸方向の移動量と座標が感
覚的に認識できる。
【0020】また、回転ロータの外周にスリップ防止用
の刻み溝を形成してあるので、従来構造のように、Z軸
入力時のマウスボールと机やマウスパッドとの接地が適
正でなくスリップを発生するといった不具合が解消され
る。
【0021】さらに、従来のようにローラを回転接触さ
せてキャプスタンを回すといった間接機構が不要とな
り、感覚的に変位量を認識できることと相まって、機構
が簡素化されてコスト低減が可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるZ軸座標入力機能付マウスの実施
の形態を一部拡大して示す斜視図である。
【図2】従来例のZ軸座標入力機能付マウスを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 マウス 11 マウス本体 20 回転ロータ 21 スリップ防止用の刻み溝 22 スリット 23 発光ダイオード(発光素子) 24 フォトダイオード(受光素子) 25 ロータリエンコーダ(符号器)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マウス本体と、 このマウス本体の表面から一部が突出してZ軸の座標変
    位に対応する方向へ正逆回転可能に支持され、光が透過
    する複数のスリットが一面側から他面側へ貫通して放射
    状に形成されている回転ロータと、 この回転ロータのスリットに臨む一面側に配置された発
    光素子と、 またそのスリットに臨む他面側に配置されて前記発光素
    子から射出された光を受光する受光素子と、 この受光素子からの光情報信号を受け取って符号化する
    ことによりZ軸の座標変位量を認識する符号器と、 を備えてなっていることを特徴とするZ軸座標入力機能
    付マウス。
  2. 【請求項2】前記回転ローラの外周に沿って使用者の指
    操作によるスリップ防止用の刻み溝が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のZ軸座標入力機能付マ
    ウス。
  3. 【請求項3】前記刻み溝を指操作して使用者が直に前記
    回転ロータを回転操作することにより、感覚的に変位量
    を認識してZ軸座標入力できるようにしたことを特徴と
    する請求項2に記載のZ軸座標入力機能付マウス。
  4. 【請求項4】前記発光素子に発光ダイオードが用いら
    れ、前記受光素子にフォトダイオードが用いられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のZ軸
    座標入力機能付マウス。
JP9150631A 1997-06-09 1997-06-09 Z軸座標入力機能付マウス Pending JPH10340158A (ja)

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JPH10340158A true JPH10340158A (ja) 1998-12-22

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ID=15501083

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