JPH10339981A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH10339981A
JPH10339981A JP9149281A JP14928197A JPH10339981A JP H10339981 A JPH10339981 A JP H10339981A JP 9149281 A JP9149281 A JP 9149281A JP 14928197 A JP14928197 A JP 14928197A JP H10339981 A JPH10339981 A JP H10339981A
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JP
Japan
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image forming
image
exposure
color
unit
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JP9149281A
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Inventor
Masayasu Onodera
正泰 小野寺
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の像露光手段に設けられる発光素子より
のリード線の結線が簡素化され、像形成体ユニットの交
換が容易であると共に、信頼性の高い信号の伝送が可能
なカラー画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 複数の像露光手段を支持する共通支持体
を設け、像形成体と共通支持体に取付けられた像露光手
段とを一体的な像形成体ユニットとし、像形成体ユニッ
トをカラー画像形成装置に交換可能とすると共に、像形
成体ユニットとカラー画像形成装置本体との信号の授受
を光伝送にて行うことを特徴とするカラー画像形成装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、FAX等で、像形成体の内部に複数の像露光手段
を、また、像形成体の外周部に複数の帯電手段と現像手
段とを配置してカラー画像形成を行う電子写真方式のカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色のカラー画像を形成する方法
としては、画像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電
手段、現像手段等を備え、それぞれの像形成体に形成し
た単色のトナー像を転写材に重ね合わせてカラー画像と
するカラー画像形成装置や、像形成体を複数回回転して
各色毎の帯電、像露光ならびに現像を繰り返してカラー
画像を形成するカラー画像形成装置、あるいは、同じく
像形成体の一回転以内に各色毎の帯電、像露光ならびに
現像を順次行ってカラー画像を形成するカラー画像形成
装置等が知られている。
【0003】しかし前記の各画像形成装置において、画
像形成に必要な色と同数の像形成体、帯電手段、現像手
段等を備え、それぞれ像形成体に形成した単色のトナー
像を転写材に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像
形成装置は、複数の像形成体や転写材の搬送を要するた
め装置の容積が大型化する欠点があり、一方、像形成体
を複数回回転して各色毎の帯電、像露光ならびに現像を
繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装置
は、容積は小型化されるものの、形成される画像のサイ
ズが像形成体の表面積以下に限定されると云う制約があ
る。
【0004】その点、像形成体の一回転以内に各色毎の
帯電、像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を形
成するカラー画像形成装置は、画像のサイズに制約がな
く、しかも高速の画像形成を可能とする等の利点があ
る。更に、像形成体の基体として透光性基体を用い、像
形成体の内部に像露光手段を配置し装置の小型化を図っ
たものが、例えば特開平5−307307号公報によっ
て提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の提案による画像
形成装置は、その内部に複数の像露光手段を収容するた
めに小型の像露光手段が必要とされ、像露光手段に小型
の露光素子が用いられる。そのため、発光素子として複
数のLED(発光ダイオード)を基板上に線状に配列し
た露光素子を用い、該露光素子を露光素子の保持部材に
保持させた像露光手段が多く用いられる。また、像形成
体と像露光手段とを一体として像形成体ユニットとし、
該像形成体ユニットをカラー画像形成装置に交換可能に
設けるものが多く用いられる。
【0006】しかしながら、像形成体ユニットの交換の
際に、複数の像露光手段に設けられる発光素子よりのリ
ード線が数多く有るため、これらの結線に多くの手間を
要すると同時に、個々のリード線を間違いなく像形成体
ユニット外部の対応するリード線と接続することが困難
であり、像形成体ユニットの交換に手間が掛かるという
問題がある。また、複数の信号を伝送するので、信号の
遣り取りの信頼性が低下するという問題も生じる。
【0007】本発明は上記の問題点を解決し、複数の像
露光手段に設けられる発光素子よりのリード線の結線が
簡素化され、像形成体ユニットの交換が容易であると共
に、信頼性の高い信号の伝送が可能なカラー画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体の
外周面に複数の帯電手段及び現像手段、内周面に複数の
像露光手段を配設し、前記像形成体の一回転中に帯電、
像露光及び現像を繰り返し、前記像形成体の周面に複数
のトナー像を重ね合わせてカラートナー像を形成するカ
ラー画像形成装置において、前記複数の像露光手段を支
持する共通支持体を設け、前記像形成体と前記共通支持
体に取付けられた前記像露光手段とを一体的な像形成体
ユニットとし、前記像形成体ユニットを前記カラー画像
形成装置に交換可能とすると共に、前記像形成体ユニッ
トと前記カラー画像形成装置本体との信号の授受を光伝
送にて行うことを特徴とするカラー画像形成装置によっ
て達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0010】本発明にかかわるカラー画像形成装置の一
実施形態の画像形成プロセス及び構成を図1〜図4によ
り説明する。図1は、本発明にかかわるカラー画像形成
装置の一実施形態の断面構成図であり、図2は、像露光
手段を示す図であり、図3は、図2の斜視図であり、図
4は、像形成体ユニットの一例を示す断面構成図であ
る。
【0011】図1ないし図4によれば、ドラム状の像形
成体としての感光体ドラム10は、例えば、透光性アク
リル樹脂の透光性部材によって形成される円筒状の透光
性樹脂基体を内側に設け、透光性の導電層及び有機感光
体層(OPC)を該基体の外周に形成したものであり、
接地された状態で図1の矢印で示す方向に回転される。
【0012】本実施形態では、感光体ドラムの光導電体
層において適切なコントラストを付与できる露光光量を
有していればよい。従って、本実施形態における感光体
ドラムの透光性樹脂基体の光透過率は、100%である
必要はなく、露光ビームの透過時にある程度の光が吸収
されるような特性であっても構わない。透光性基体の素
材としては、アクリル樹脂、特にメタクリル酸メチルエ
ステルモノマーを用い重合したものが、透光性、強度、
精度、表面性等において優れており好ましく用いられる
が、その他一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリ
エステル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレ
ート、などの各種透光性樹脂が使用可能である。また、
露光光に対し透光性を有していれば、着色していてもよ
い。これらの樹脂の屈折率はほぼ1.5である。透光性
導電層の成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着
法、各種スパッタリング法、各種CVD法を用いて、イ
ンジウム錫酸化物(ITO)、アルミナ、酸化錫、酸化
鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、
Al等からなる透光性を維持した薄膜が用いられたり、
浸漬塗工法、スプレー塗布法等を用いて上記金属の微粒
子とバインダー樹脂とからなる導電性樹脂等が用いられ
る。また、光導電体層としては、各種有機感光体層(O
PC)が使用可能である。
【0013】以下に好ましい像形成体の例を示す。
【0014】プラスチック材料モノマーを合成し、重合
させるための触媒を添加した後、円筒状の型に注ぎ、側
板にて密封して固定し、これを高速に回転させると共
に、適度に加熱することにより均一な重合を促進させ
る。重合終了後は冷却し、得られた透明な樹脂基体を型
より取り出し、切断し、必要ならば仕上げ工程を経て画
像形成装置の感光体ドラム用の透光性樹脂基体が製造さ
れる(遠心重合法)。
【0015】遠心重合によって成型される透光性のプラ
スチックの透光性樹脂基体の素材としては、上記のごと
くメタクリル酸メチルエステルモノマーを用い重合した
ものが、透光性、強度、精度、表面性等において最も良
いが、その他ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル
酸ブチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチ
ル、ポリスチレン、ポリイミド、ポリエステル或いはポ
リ塩化ビニル等、又はこれらの共重合体などが使用され
得る。遠心重合法では真円度が成型に用いられる型で決
まるので、高精度の基体を得ることができる。また、偏
肉は重合時の回転ムラや粘度や重合時の加熱条件で変化
する。
【0016】導電層としては、インジウム錫酸化物(I
TO)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、アルミナ、
ヨウ化銅や、Au、Ag、Ni、Alなどからなる導電
性微粒子と樹脂とを混合した導電性樹脂が用いられ、成
膜法としては、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが好ま
しく利用される。
【0017】有機感光体層は、電荷発生物質(CGM)
を主成分とする電荷発生層(CGL)と電荷輸送物質
(CTM)を主成分とする電荷輸送層(CTL)とに機
能分離された二層構成の感光体層とされる。二層構成の
有機感光体層は、CGLが薄いために像露光光の透過性
が良く本発明に適する。なお有機感光体層は、電荷発生
物質(CGM)と電荷輸送物質(CTM)を1つの層中
に含有する単層構成とされてもよく、該単層構成又は前
記二層構成の感光体層には、通常バインダー樹脂が含有
される。
【0018】前記二層構成の有機感光体層を有する感光
体ドラムにおいて、CGLに含有されるCGMとして
は、LED,LD等の光源光に感光性を有するアゾ系顔
料、アズレニウム顔料、フタロシアニン系顔料、ペリレ
ン系顔料が用いられ、なかでも赤〜赤外光(600nm
〜850nm)に感光するOPC感光体のCGMとして
は、銅フタロシアニン顔料やチタニルフタロシアニン顔
料等が好ましく用いられる。
【0019】CGLに用いられるバインダー樹脂として
は、ポリビニルブチラール樹脂又はポリカーボネート樹
脂が用いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等にお
いて優れる。これらのバインダー樹脂は、単独で或いは
2種以上の混合物として用いることができる。
【0020】CGLの形成に用いられる溶媒或いは分散
媒としては、ケトン系又はハロゲン系溶剤が好ましく用
いられ、感度、繰り返し使用時の電位変化等が更に良好
となる。また、これらの溶媒は単独或いは2種以上の混
合溶媒として用いることもできる。
【0021】CGL中のCGMとバインダー樹脂との重
量比は100:1〜100:1000とされ、該CGL
の膜厚は0.01〜10μmとされ、該CGLの形成の
ための塗布方法としては、ブレード塗布、ワイヤーバー
塗布、スプレー塗布、ディップ塗布、スライドホッパー
塗布等の各塗布方法がある。
【0022】次に前記CTLに含有されるCTMとして
は、ヒドラゾン系化合物、スチリル系化合物、ベンジジ
ン系化合物、スチルベン系化合物等が用いられる。
【0023】前記CTLに用いられるバインダー樹脂と
しては、広範囲な絶縁性樹脂から適時選択して使用する
ことができ、好ましい結着樹脂としては、シリコン−ア
ルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリシラン等の絶縁性樹
脂を挙げることができ、これらの結着樹脂は単独或いは
2種以上混合して用いることができる。
【0024】バインダー樹脂とCTMとの配合比は1:
10〜500とされ、更には1:20〜150が好まし
い。CTLの膜厚は1:100μmとされるが、更に5
〜50μmが好ましい。
【0025】塗布方法としては、CGLと同様な方法を
用いることができる。
【0026】又、有機感光体層と導電層との間に必要に
より中間層が設けられるが、中間層としては、例えば塩
ビ酢ビ共重合体、塩ビ酢ビマレイン酸共重合体、エチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、共重合タイ
プ若しくは変性タイプのアルコール可溶性ポリアミド樹
脂等の0.01〜2μm厚の樹脂層とされる。
【0027】前記の製造方法によって造られたプラスチ
ックの円筒状の透光性樹脂基体を用いることにより、肉
厚が均一で、円筒状の基体の円筒度、真円度に優れ、像
露光光の焦点ズレのない感光体ドラムが提供される。
【0028】11は帯電手段としてのスコロトロン帯電
器で感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
【0029】Y、M、C及びKの各色毎の像露光手段と
しての露光光学系12は、露光系として基板122上に
感光体ドラム10の軸と平行な主走査方向に配列された
複数の発光素子としてのLED(発光ダイオード)12
1をアレイ状に並べた線状の露光素子12aと、結像素
子としての光集束性光伝送体(商品名、セルフォックレ
ンズ)12bとよりなり、セルフォックレンズ12bが
レンズホルダ12cに例えば図2及び図3に黒丸で示す
接着剤により固定され、また、露光素子12aが例えば
黒丸で示す接着剤により熱伝導性の良好な露光素子の保
持部材としての金属ケーシング12dに固定され、更に
露光素子12aとセルフォックレンズ12bとが位置出
しされた状態で、金属ケーシング12dにレンズホルダ
12cが例えば黒丸で示す接着剤により固着されて露光
光学系12が構成される。金属ケーシング12dを用い
ることにより、露光素子12a部で発生した熱が速やか
に伝達、拡散され、熱膨張に起因する露光素子12a間
の位置ずれや光量変動に影響を与える、露光素子12a
の不均一な温度分布や温度上昇が防止される。
【0030】上記露光素子の保持部材を、好ましい例と
して金属性のケーシングとしたが、必ずしも金属部材に
こだわるものでなく、樹脂製等のケーシングを用いるも
のでもよい。
【0031】発光素子としてはその他、FL(蛍光体発
光)、EL(エレクトロルミネッセンス)、PL(プラ
ズマ放電)等が用いられる。
【0032】各色毎の露光光学系12は楔状のブロック
部材としてのスペーサブロック12eを用いて、予め治
工具等により感光体ドラム10との主走査方向及び感光
体ドラム10の回転方向の副走査方向とを位置出しされ
る状態に調整されて、各色毎の像露光手段の共通支持体
である例えば円筒パイプや角パイプ等のパイプ状の中空
部材を用いた支持部材20に位置出しされて金属ケーシ
ング12dとスペーサブロック12eとが、また、スペ
ーサブロック12eと支持部材20とが例えば図2及び
図3に黒丸で示す接着剤にて固着される。各色毎の露光
光学系12を保持した状態で、支持部材20の中心軸を
感光体ドラム10の中心軸に合わせて感光体ドラム10
の内側に配置される。従って、感光体ドラム10に対し
露光光学系12による像露光が感光体ドラム10の中心
軸に垂直に行われる。
【0033】また、支持部材20はその内周面と感光体
ドラム10の基体の外周面との間の距離が露光光学系1
2の高さとその結像位置までの距離より大、即ち露光光
学系12の底面が常に支持部材20の内周面より外側に
位置される大きさの円周面を有していて、それによって
支持部材20は円筒面を破る必要がなく、強度が保たれ
て露光光学系12を所定の結像位置に確実に保持出来る
こととなる。
【0034】イメージスキャナにより読込まれたり、外
部信号等により入力されて不図示の記憶部、例えばRA
M内に記憶された各色の画像信号が装置本体の制御部を
通して記憶部より順次読み出されて各色毎の露光光学系
12にそれぞれ電気信号として入力され、LED121
が、例えばパルス幅変調方式(PWM方式)により発光
される。この実施形態で使用される発光素子の発光波長
は600〜900nmの範囲のものである。
【0035】上記の如く、各露光光学系12は何れもパ
イプ状の中空部材を用いた支持部材20に取り付けられ
て感光体ドラム10の基体内部に収容され、後述する像
形成体ユニットが構成されるが、各露光光学系12の基
板122より引出され金属ケーシング12dの下部の一
端に取付けられたコネクタC1を通しLED121のリ
ード線WAが設けられる。各色毎の露光光学系12のリ
ード線WAがそれぞれリード線WAの他端に設けられた
コネクタC2に接続される。また、支持部材20には、
後述する像露光手段としての各色毎の露光光学系12の
位置合わせ情報であるLED121のユニットずれ量
(レジストデータ)や像露光手段の露光光量補正データ
や像形成体としての感光体ドラム10の感光体特性デー
タの情報を記憶する記憶部材としての、例えばROM
(2)204が取付けられ、ROM(2)204よりの
リード線WBがリード線WAと束ねられてコネクタC2
に接続される。コネクタC2が支持部材20の内装リン
グ20Bに設けられる中継接続端子T1に接続される。
【0036】各挿通孔20HはコネクタC1とリード線
WAとの結線後、支持部材20の内周側からシール部材
Sをもってリード線WAと共に閉塞され、それによって
露光光学系12への飛散トナーやほこり等の侵入が防止
される。更に、挿通孔20Hに接着剤或いは例えば発泡
ウレタンやゴム材等の弾性部材を詰込み、トナーや塵等
の侵入を防止する。なおシール材Sとしては例えば硬化
型のシリコンゴムシートが用いられていて接着剤等によ
って各挿通孔20Hが閉塞され、それによって気密性が
保たれる。その結果リード線WAは強く折り曲げられる
ことなく支持部材20の内周面に沿い結線されることと
なり、また露光素子の保持部材はリード線WAによるス
トレスを受けることなく、リード線WAの曲げなどによ
り外れることがなくなる。
【0037】各露光光学系12は感光体ドラム10の中
心に対し放射状に配置されることから、露光光学系12
や感光体ドラム10の熱膨張によっても、感光体ドラム
10を一定の角速度で駆動することにより色ずれが起こ
らない構造となっている。
【0038】更に、各露光光学系12の共通支持体であ
る前記の支持部材20にはアルミニウムやステンレス等
の軽金属材料から形成される薄肉の中空部材、好ましく
は円筒パイプや角パイプ等が使用されていて、それによ
って金属性の中空部材を用いた支持部材20の軽量化と
低熱容量化が図られると共に、画像形成部の重量が軽減
されかつ熱容量が小さく熱伝導性も良好であり、露光光
学系12内や各露光光学系12間の温度差を小さくして
温度調節の効率が高められている。また円筒や角柱パイ
プは力学的な変形にも強い。これらのために、色ずれが
起こされずらい構成となっている。
【0039】13Yないし13Kはイエロー(Y),マ
ゼンタ(M),シアン(C)及び黒色(K)の各現像剤
を収容する現像手段としての現像器で、それぞれ感光体
ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に回
転する現像スリーブ130を備えている。
【0040】前記の各現像器は、前述したスコロトロン
帯電器11による帯電、露光光学系12による像露光に
よって形成される感光体ドラム10上の静電潜像を、現
像バイアス電圧の印加により非接触の状態で反転現像す
る。
【0041】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像或いは
コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及びKの
各色別の画像データとして一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0042】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タの始動により感光体ドラム10を反時計方向へと回転
し、同時にスコロトロン帯電器11(Y)の帯電作用に
より感光体ドラム10に電位の付与が開始される。
【0043】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
即ちイエロー(Y)の画像データに対応する電気信号に
よる露光が開始されドラムの回転走査によってその表面
の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する
静電潜像を形成する。
【0044】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0045】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に更にスコロトロン帯電器11
(M)の帯電作用により電位を付与され、露光光学系1
2(M)の第2の色信号即ちマゼンタ(M)の画像デー
タに対応する電気信号による露光が行われ、現像器13
(M)による非接触の反転現像によって前記のイエロー
(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順
次重ね合わせて形成していく。
【0046】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11(C)、露光光学系12(C)及び現像器13
(C)によって更に第3の画像データの色信号に対応す
るシアン(C)のトナー像が、またスコロトロン帯電器
11(K)、露光光学系12(K)及び現像器13
(K)によって第4の画像データの色信号に対応する黒
色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成され、感光
体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラーのトナ
ー像が形成される。
【0047】これ等各露光光学系による感光体ドラム1
0の有機感光層に対する露光はドラムの内部より前述し
た露光波長に対し透光性の基体を通して行われる。従っ
て第2,第3及び第4の画像データの色信号に対応する
画像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全
く受けることなく行われ、第1の画像データの色信号に
対応する画像と同等の静電潜像を形成することが可能と
なる。なお各現像器による現像作用に際しては、それぞ
れ現像スリーブ130に対し直流或いは更に交流を加え
た現像バイアスが印加され、現像器の収容する一成分或
いは二成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、
透明電導層を接地する感光体ドラム10に対して非接触
の反転現像が行われるようになっている。
【0048】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は一旦中間転写手段として設け
た中間転写ベルト14の周面に転写される。
【0049】中間転写体としての中間転写ベルト14は
厚さ0.5〜2.0mmの無端状のゴムベルトで、シリ
コンゴム或いはウレタンゴムの108〜1012Ω・cm
の抵抗値をもつ半導電性基体と、ゴムの基体の外側にト
ナーフィルミング防止層として抵抗値1010〜1016Ω
・cmで、厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行
った2層構成とされる。この層も同様な半導電性が好ま
しい。ゴムベルト基体の代わりに厚さ0.1〜0.5m
mの半導電性のポリエステルやポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリエチレンテレフタレート等を使用することも
できる。中間転写ベルト14がローラ14A,14B,
14C及び14Dの間に張架され、ローラ14Dに伝達
される動力により感光体ドラム10の周速度に同期して
時計方向に循環して搬送される。
【0050】前記の中間転写ベルト14はローラ14A
とローラ14Bの間のベルト面を感光体ドラム10の周
面に接し、一方ローラ14C外周のベルト面を転写部材
である転写ローラ15に接していてそれぞれの接点にお
いてトナー像の転写域を形成している。
【0051】感光体ドラム10周面に付着した状態にあ
るカラートナー像は、先ず前記の中間転写ベルト14と
の間の接点においてローラ14Bへのトナーと反対極性
のバイアス電圧の印加により順次中間転写ベルト14の
周面側に転写される。即ちドラム上のカラートナー像は
接地したローラ14Aの案内によりトナーを散らすこと
なく転写域へと搬送され、ローラ14Bに対する1〜3
kVのバイアス電圧の印加によって中間転写ベルト14
側に効率良く転写される。
【0052】一方では給紙カセット(図示せず)の給紙
ローラ17の作動により転写材としての転写紙Pが搬出
されてタイミングローラ18に給送され、中間転写ベル
ト14上のカラートナー像の搬送に同期して転写ローラ
15の転写域へと給紙される。
【0053】転写ローラ15は前記中間転写ベルト14
の周速度に同期して反時計方向に回動されていて、給紙
された転写紙Pは転写ローラ15と前記の接地状態にあ
るローラ14Cの間のニップ部の形成する転写域におい
て中間転写ベルト14上のカラートナー像に密着され転
写ローラ15への1〜3kVのトナーと反対極性のバイ
アス電圧の印加により順次カラートナー像は転写紙P上
に転写される。
【0054】カラートナー像の転写を受けた転写紙Pは
除電され、搬送板19を介して定着装置91に搬送さ
れ、熱ローラ91Aと圧着ローラ91Bとの間に挟着搬
送して加熱され、トナーを溶着して定着がなされたのち
排紙ローラ92を介して装置外部に排出される。
【0055】前述した感光体ドラム10及び中間転写ベ
ルト14にはそれぞれクリーニング手段としてのクリー
ニング装置100及び140が設置され、それぞれの備
えるブレードが常時圧接されていて、残留した付着トナ
ーの除去がなされて周面は常に清浄な状態に保たれてい
る。
【0056】一般に感光体ドラム10としては装置の規
模及び感光体ドラム10の外周面に設置される複数のス
コロトロン帯電器11、複数の現像器13やクリーニン
グ装置100等による制約に応じて外径が50mmない
し200mmの間の径を有したドラムが好ましく使用さ
れるが、その場合剛性を保つ目的から感光体ドラム10
の基体の厚さはドラム径に対応して2mmないし10m
mとされ、一方これ等の感光体ドラム10を支持する前
記の支持部材20としては、露光光学系12とその結像
距離分だけ小径となり、円筒パイプの場合で外径を20
mmないし160mm、支持部材20の厚さを外径に対
応して0.5mmないし5mmにとることにより、強度
が充分でかつ前記の各露光光学径12を余裕をもって支
持部材20上に設置することが可能となる。
【0057】図4及び図3によれば、前記の共通支持体
としてのパイプ状の支持部材20は外周に直接保持する
軸受B1と支持部材20と一体とする円盤部材22の保
持する軸受B2を介して感光体ドラム10の図4の左右
両端のフランジ10A,10Bをそれぞれ支持してい
て、露光光学系12が取付けられた支持部材20を内包
して感光体ドラム10が設けられた像形成体ユニットと
してのドラムユニット300が構成される。
【0058】ドラムユニット300に設けられる支持部
材20の図4の左側の外周面には円盤部材21が嵌込ま
れ、それぞれに設けられた孔にピン20Pが打込まれて
円盤部材21が支持部材20に固定され、また、支持部
材20の図4の右側の外周面に円盤部材22が、内周面
に内装リング20Bが嵌込まれ、それぞれに設けられた
孔にピン20Pが打込まれて円盤部材22と内装リング
20Bとが支持部材20に固定される。内装リング20
Bの凸部リングに中継接続端子T1が設けられる。複数
の露光素子12aに設けられ、支持部材20のパイプ状
の内部を通して配設されるLED121よりのリード線
WAとROM(2)よりのリード線WBとによる複数の
リード線が束ねられた先端部のコネクタC2が支持部材
20に設けられた中継接続端子T1に接続される。内装
リング20Bは上記中継接続端子T1を位置出しされて
支持部材20に固定される。
【0059】ドラムユニット300が右側板(図4の右
側の側板)30Bの挿入孔30bより挿入され、左側板
(図4の左側の側板)30Aの内側に突出して設けられ
た円筒状の係合部31に保持される。なお支持部材20
の保持に際しては一方の側面基板30の係合部31の外
周面に備える係合ピン32が支持部材20の端面の切欠
20Aに係合して支持部材20の固定角度が規制され、
各露光光学系12が装置本体に対して所定位置に設定さ
れ、感光体ドラム10の周面に沿って配設されるスコロ
トロン帯電器11や現像器13に対しても正しい位置関
係が保持される。左側板30Aには係合部31の円筒孔
に連なり円筒孔と同芯に、LED121よりの発熱を冷
却するための挿通孔30Hが設けられる。
【0060】40は側部部材としての円板状のフランジ
部材であり、円板の中心に円筒状の係合部41が設けら
れ、係合部41を通して内部に円筒状の挿通孔40Hが
円板状のフランジ部材40の中心に設けられる。
【0061】10〜30本程度の複数のリード線が束ね
られたコネクタC2が接続された中継接続端子T1に、
上記挿通孔40Hを通して装置本体の制御部201より
の外部リード線WDのコネクタC3を中継接続端子T1
に接続する。外部リード線WDは後述する中継接続端子
T1により束線数を1〜3本程度と少なくされて装置本
体の内部より右側板30Bに設けられたリード線引出し
用の孔30cを通して制御部201に接続される。
【0062】外部リード線WDを通して画像データが露
光光学系12に入力され、またROM(2)204内に
記憶された各色毎の露光光学系12の位置合わせ情報で
あるLED121のユニットずれ量(レジストデータ)
や像露光手段の露光光量補正データや像形成体としての
感光体ドラム10の感光体特性データ等の情報が制御部
204に出力される。また、挿通孔40Hと前記挿通孔
30Hとパイプ状の支持部材20の中空孔とを通して風
の流れ路が形成され、LED121よりの発熱が冷却さ
れる。
【0063】左側板30Aの係合部31に係止されるド
ラムユニット300に対し、図4の右側よりフランジ部
材40が挿入され、フランジ部材40が孔40aにより
位置出しされてネジ51により右側の側板30Bに固定
される。ドラムユニット300がフランジ部材40を取
外し、コネクタC3を取外して交換可能とされる。
【0064】左右の側板30A,30Bに装着された状
態で、ドラムユニット300が感光体ドラム10をフラ
ンジ10Aの歯車10Gに噛合する駆動歯車Gの動力に
より回動可能とされる。現像器13が挿入され、円盤部
材21,22の外周面を基準として端面に突当コロ13
0Aが突当てられ現像器13が感光体ドラム10と位置
出しされ、不図示のネジ等により装置本体に固定され
る。従って感光体ドラム10は現像器13の圧接による
負荷を受けることがないので円筒形状をなくした感光体
ドラム10は歪や変形が生ぜず、ドラム表面に重ねて形
成されるトナー画像の間にも変形等に基づくズレ等が生
じることがない。また現像器13の振動も感光体ドラム
10に直接伝達されないので像露光時のブレ等の生じる
ことがない。このようにして感光体ドラム10は常に精
度の高い真円度を保って円滑に駆動回転されることとな
り、その結果高品位のカラー画像形成が実現される。
【0065】左右の側板30A,30Bにドラムユニッ
ト300が装着された状態で、図1にて説明した現像手
段、帯電手段、クリーニング手段及び中間転写体等が所
定位置に取付けられる。
【0066】本発明の信号の授受について、図5ないし
図8、及び図3、図4を用いて説明する。図5は、像露
光手段の信号の授受の方法を示す図であり、図6は、光
伝送による信号の授受を示す図であり、図7は、シリア
ル伝送による信号の授受を示す図であり、図8は、光変
換器の一例を示す図である。
【0067】各色毎の露光光学系12のLED121よ
りのリード線WAとこれに束ねられたROM(2)20
4よりのリード線WBとが中継接続端子T1に接続さ
れ、中継接続端子T1を通して制御部201よりの外部
リード線WDに接続される。
【0068】外部リード線WDを通して画像データが露
光光学系12に入力され、またROM(2)204内に
記憶された各色毎の露光光学系12の位置合わせ情報で
あるLED121のユニットずれ量(レジストデータ)
や像露光手段としての露光光学系12の露光光量補正デ
ータや像形成体としての感光体ドラム10の感光体特性
データ等の情報が外部リード線WDを通して制御部20
4に出力される。
【0069】即ち、感光体ドラム10と支持部材20に
固定する露光光学系12とを一体化したドラムユニット
300毎に、或いは基準感光体ドラム装着して支持部材
20に固定する露光光学系12毎に、例えば基準画像形
成装置を用いて各色毎の露光光学系12の位置合わせ調
整が行われ、下記に説明する位置合わせ調整時の位置合
わせ情報が設定され、それぞれの露光光学系12毎の該
位置合わせ情報が記憶部材としてのROM(2)204
に書込まれ、位置合わせ情報が書込まれたROM(2)
204が支持部材20に取付けられる。
【0070】従って、図5に示すように、支持部材20
に設けられた記憶部材としてのROM(2)204に記
憶された情報、例えば上記の位置合わせ情報が中継接続
端子T1を中継しリード線WB及び外部リード線WDを
通して読み出され、制御部201より中継接続端子T1
を中継し外部リード線WD及びリード線WAを通してL
ED露光タイミング制御信号に基づき画像データが発光
素子としてのLED121に送られて画像書込みが行わ
れる。
【0071】画像形成装置本体の設定時やドラムユニッ
ト300の交換の際に、新規のドラムユニット300の
支持部材20に取付けられたROM(2)204よりの
位置合わせ情報が装置本体の制御部201に読込まれ、
新規の情報に基づいたLED露光タイミング制御信号に
より画像データがLED121に送られて画像書込みが
行われる。
【0072】上記において、リード線WA,WBによる
10〜30本程度の多数のリード線が束ねられたコネク
タC2が接続された中継接続端子T1に、上記挿通孔4
0Hを通して装置本体の制御部201よりの外部リード
線WDのコネクタC3を中継接続端子T1に接続する。
外部リード線WDは後述する中継接続端子T1の作用に
より束線数を1〜3本程度と逓減されて装置本体の内部
より右側板30Bに設けられたリード線引出し用の孔3
0cを通して制御部201に接続される。
【0073】結線の逓減方法としては、図6に示すよう
に中継接続端子T1の代わりにシリアルパラレル変換器
TAを用い、コネクタC2に接続されるリード線WA,
WBによる10〜30本程度の多数のリード線よりの信
号を、束線数を電力用の結線を含む1〜3本程度と逓減
されたコネクタC3に接続される外部リード線WDによ
るシリアル信号として上記の位置合わせ情報であるユニ
ットずれ量(レジストデータ)や露光光量補正データや
感光体特性データ等の情報の信号の授受を行う。コネク
タC2,C3はシリアルパラレル変換器TAに接続され
る。
【0074】上記の如く、シリアルパラレル変換器を中
継接続端子として用いることにより、複数の像露光手段
に設けられる発光素子よりのリード線や記憶部材よりの
リード線の結線が簡素化されて像形成体ユニットの交換
が容易となると共に、像形成体交換時の結線の信頼性が
向上される。また、像形成体ユニットよりの信号の授受
を簡素化された外部リード線によりシリアル信号として
データを伝送することにより、特に高速で信頼性の高い
信号の伝送が可能となる。
【0075】また、結線の他の逓減方法として、図7に
示すように中継接続端子T1の代わりに光変換器TB
を、また外部リード線WDの代わりに光ファイバーケー
ブルWDHを用い、コネクタC2に接続されるリード線
WA,WBによる10〜30本程度の多数のリード線よ
りの信号を、束線数を1〜3本程度と逓減されたコネク
タC4の接続される光ファイバーケーブルWDHによる
光信号として上記の位置合わせ情報であるユニットずれ
量(レジストデータ)や露光光量補正データや感光体特
性データ等の情報の信号の授受を行う。コネクタC2,
C4は光変換器TBに接続される。
【0076】また、光ファイバーケーブルWDHとして
は、単一モードファイバーまたはマルチモードファイバ
ーが用いられる。単一モードファイバーを用いる場合に
は、上記の位置あわせ情報であるユニットずれ量(レジ
ストデータ)や露光光量補正データや感光体特性データ
等の情報信号の授受にシリアル信号を用いる必要があ
る。マルチモードファイバーを用いる場合には上記の信
号の授受にシリアル信号を用いる必要はない。また、上
記の信号の授受に光ファイバーケーブルを使用する場合
には、電力用の束線が1ないし2本必要となる。
【0077】光ファイバーケーブルの材料には、石英ガ
ラス、プラスチックまたは多成分系ガラスが用いられ
る。その中でも単一モードファイバーの場合にはもっぱ
ら石英ガラスが用いられ、マルチモードファイバーの場
合には、石英ガラス、プラスチック又は多成分系ガラス
など種々材料が用いられる。
【0078】光変換器TBには例えば図8に示すような
LD(レーザダイオード)モジュールが用いられる。リ
ード線WA,WBよりのデジタル電気信号がレーザダイ
オードチップLDにより光信号に変換され集光レンズL
により集光されて光ファイバーケーブルWDHにより制
御部201に光伝送される。逆に、制御部201よりの
光ファイバーケーブルWDHによる光信号が不図示の集
光レンズとフォトセンサとにより電気信号に変換されて
デジタル電気信号としてリード線WA,WBに伝送され
る。これらの系ではレーザダイオードチップLDやフォ
トセンサと光ファイバケーブルWDHの軸ずれの許容誤
差が大きくとれ、生産性に優れていて、安定な光変換器
が得られる。
【0079】上記の如く、光変換器を中継接続端子とし
て用いることにより、複数の像露光手段に設けられる発
光素子よりのリード線や記憶部材よりのリード線の結線
が簡素化されて像形成体ユニットの交換が容易となると
共に、像形成体交換時の結線の信頼性が向上される。ま
た、像形成体ユニットよりの信号の授受を簡素化された
光ファイバーケーブルにより光信号としてデータを伝送
することにより、ノイズに強い信頼性の高い信号の伝送
が可能となり、特に現像手段等にて発生する高周波のノ
イズや電子部材にて発生する電磁波ノイズに強く信頼性
の高い信号の伝送が可能となる。光ファイバーケーブル
を用いシリアル信号としてデータを伝送することによ
り、ノイズに強い信頼性の高い信号の伝送が可能となる
と共に、高速で信頼性の高い信号の伝送が可能となる。
【0080】像露光手段の位置合わせについて、図9な
いし図16を用いて説明する。図9は、本発明にかかわ
る像露光制御手段の回路構成を示すブロック図であり、
図10は、LEDアレイのずれ量の関係を示す説明図で
あり、図11は、本発明にかかわる露光タイミングの制
御による結果の第1の例を示す説明図であり、図12
は、本発明にかかわる露光タイミングの制御による結果
の第2の例を示す説明図であり、図13は、従来の露光
タイミングの制御による結果を示す説明図であり、図1
4は、従来の露光タイミングの制御システムを示す説明
図であり、図15は、本発明にかかわる露光タイミング
の制御システムを示す説明図であり、図16は、LED
アレイの等価回路図である。
【0081】LED121を直線状に配列したLEDア
レイは等価回路として図16に示す構成となっている
が、LEDアレイを像露光手段として使用する場合、通
常画像データの転送と像露光のタイミングは図14
(a)に示す如くLEDアレイ全域にわたって同時に行
われるのが普通であるが回路の応答時間を稼ぐ目的から
LEDアレイを図14(b)あるいは(c)に示すよう
に幾つかのユニットに区分して画像データの転送を分割
して行う例もある。しかしその場合にも露光のタイミン
グはLEDアレイ全域に対して同時に行われるかあるい
は各ユニット毎に分割して行われたとしてもタイミング
が全く同一であるために、LEDアレイのもつ傾きや曲
がりはそのまま画像の傾きや曲がりとして表れている。
【0082】これに対し本発明においては図15に示す
如く画像データをLEDアレイの各ユニット毎に分割し
て転送すると共に、各ユニットの露光タイミングを主走
査方向の上流側からその傾きや曲がりの程度や方向に対
応して制御することにより、取り付けられたLEDアレ
イのもつ傾きや曲がりを矯正した画像を得ることを可能
としている。
【0083】図9に示す像露光制御手段によれば、外部
から入力された画像情報や画像読み取り装置によって読
み取られた画像情報は、画像処理が行われたのちY,
M,C,K各色の画像データとして制御部201に入力
される。またROM(1)203にはモノクロおよび多
色の像露光プログラムが記録されていて、モード切替選
択釦211によってモノクロモードが選択されたとき
は、選択された単色の像露光プログラムが制御部201
に出力され、カラーモードが選択されたときは、Y,
M,C,K各色についての像露光プログラムが制御部2
01に出力される。
【0084】本発明においては、後に説明する露光光学
系12の基準となるLEDアレイ(LS)と、他のLE
Dアレイ(L)例えばイエロー(Y)の露光光学系12
(Y)のLEDアレイ(LY)とを重ね合わせたときの
各ユニットのずれ量をROM(2)204に書き入れて
記憶するようにしたもので、基準となるLEDアレイ
(LS)としては、黒色(K)のLEDアレイ(LK)
が好ましく用いられる。
【0085】各LEDアレイ(L)は図10に示すよう
に、感光体ドラム10の移動方向と直交する方向に直線
状をなして配設され、かつ複数(図9には4分割で示し
ている)、例えば17のユニット(LU)に分割されて
いて、LEDアレイ(L)の各ユニット(LU)を左側
から順次LU1,LU2,・・・LU17と名付ける。
基準となるLEDアレイ(LS)に対する例えばイエロ
ー(Y)のLEDアレイ(LY)の各ユニットのずれ量
は、露光タイミングの基準点となる例えば中央のLU9
を重ね合わせ、対応する各ユニット(LU1Sに対する
LU1Y,LU2Sに対するLU2Y,・・・)のずれ
量LLU(LLU1Y,LLU2Y・・・)としてRO
M(2)204に書き入れられる。
【0086】ROM(2)204に書き込まれた各露光
手段のユニットずれ量(Kを基準) LLU1Y,LLU2Y,・・・LLU17Y LLU1M,LLU2M,・・・LLU17M LLU1C,LLU2C,・・・LLU17C がカラー画像形成に当たって制御部201に出力され
る。
【0087】図9に示す露光タイミング制御手段につい
て下記に説明する。
【0088】本実施形態のカラー画像形成装置では、図
1にて説明したと同様の画像形成プロセス及び構成を有
する基準画像形成装置を用いた画像形成に当たって、帯
電状態にある感光体ドラム10上に先ずイエロー(Y)
の像露光が行われる。
【0089】露光タイミング制御手段としての露光タイ
ミング制御部によれば、205Yは画像データバッファ
部であって、1行分の画像データはユニット毎に分割さ
れた形で一旦画像データバッファ部205Yに移動す
る。
【0090】206Yは露光タイム制御回路で、像露光
プログラムによってLEDアレイ(LY)の露光開始の
タイミング指示が各ユニット露光タイム補正回路208
(LU1Y,LU2Y,・・・)に出力される。
【0091】207Yはユニット露光タイム補正制御回
路で、ROM(2)204から呼び出されたLEDアレ
イ(LY)の各ユニットのずれ量(LLU1Y,LLU
2Y,・・・LLU17Y)に基づいて各ユニットの補
正露光時間が算出される。感光体ドラム10の周面上で
の移動速度がPmm/secであるとき、各ユニット
(LU1Y,LU2Y,・・・LU17Y)の露光制御
時間は、LLUnY/Psec(n:1〜17)であっ
て、ずれ量が感光体ドラム10の移動方向に対して上流
側はLLUnY/Psecだけ早く、下流側はLLUn
Y/Psecだけ遅く露光するよう算出された露光補正
時間は、各ユニットのユニット露光タイム補正回路20
8(LU1Y,LU2Y・・・LU17Y)に出力され
る。
【0092】ユニット露光タイム補正回路208(LU
1Y,LU2Y・・・LU17Y)では、露光タイム制
御回路206から出力された露光開始のタイミングにL
LUnY/Psecだけ補正された形で出力され、LE
Dアレイ(LY)の各ユニットは上記の補正された露光
開始タイミングによって画像データの像露光が行われ
る。
【0093】本実施例ではイエロー(Y)の像露光のの
ち、マゼンタ(M),シアン(C),黒(K)の順で像
露光がなされるが黒(K)のLEDアレイ(LK)を像
露光タイミング補正の基準としているので、黒(K)の
像露光制御部(K)については、像露光のタイミング補
正を必要としない。
【0094】本発明の画像形成における制御方法は、異
なる2つ以上の像露光手段によって像形成体上にトナー
像を重ね合わせるようにしたカラー画像形成において極
めて有効で、単色の場合にはその効果は認められない。
従ってモノクロモードにおいては本発明によるユニット
毎の露光タイミングの制御は、上記の説明したカラー画
像形成装置において解除可能とすると共に、自動的に解
除することが行われる。
【0095】以上説明した本発明による装置と制御は、
トナー像を重ね合わせる場合のずれ量をなくす上で卓越
した効果を有しており、図11及び図12にて以下にそ
の効果を説明する。説明を容易にするため前記装置によ
るイエロー(Y)およびシアン(C)の2色のトナーを
重ねて緑色の線状の画像を形成する場合について、露光
光学系12(Y)のLEDアレイ(LY)に対する露光
光学系12(C)のLEDアレイ(LC)の露光タイミ
ングの制御について説明する。
【0096】前記のLEDアレイ(LY)とLEDアレ
イ(LC)は、図11(a)に示す如く感光体ドラム1
0の移動方向の所定の間隔を置いた位置で、ドラム10
の移動方向の直交する方向に対し直線状をなし、かつ相
反する方向の角度θ1およびθ2に傾斜しているとす
る。
【0097】各LEDアレイは直線方向に複数(一般に
は4個以上本実施例では17個)の露光ユニットに区分
されていて、LEDアレイ(LY)については中央の露
光ユニットを露光タイミングの基準点PYとして各露光
ユニットが同じタイミングで像露光を行い、一方LED
アレイ(LC)については中央の露光ユニットを前記の
LEDアレイ(LY)に対する露光タイミングの基準点
PCとした上で、予め設けた像露光プログラムにより合
致するよう露光制御が行われるが、それ以外の各露光ユ
ニットの像露光を対応するLEDアレイ(LY)の各露
光ユニットの像露光に対してタイミングを予め入力され
たずれ量に基づいて先行もしくは遅延させることによっ
て図11(b)に示す如く緑色(Y+C)のトナー像の
輪郭が微小な鋸歯状を呈するよう露光タイミングが制御
される。
【0098】例えば各露光ユニットが12.5mmの長
さに区分されていて各LEDアレイの角度θ1およびθ
2がそれぞれ1分以内とすると、感光体ドラム10の周
面上に形成される太さ0.1mm、長さ100mmの線
形画像は、前述した鋸歯状の輪郭部に僅かに4μm程度
の視認の不可能なイエロー(Y)あるいはシアン(C)
のみの単色の領域を混在するのみで、大部分に2色(Y
+C)の合致した緑色の画像領域を形成することが可能
となり、実用上充分な色ずれの認められない高画質のカ
ラー画像を得ることが出来る。
【0099】さらに前述したLEDアレイの各露光ユニ
ット個々の露光タイミングの制御は、図12(a)に示
すような直線状でないLEDアレイの露光タイミングの
調整にも利用することが出来る。
【0100】図12(a)に示すLEDアレイ(LY)
は感光体ドラム10の移動方向の直交する方向に対し直
線状に角度θ傾斜し、一方LEDアレイ(LC)はドラ
ム10の移動方向に対し曲率Rの円弧状に湾曲したLE
Dアレイである。
【0101】前記のLEDアレイ(LY)とLEDアレ
イ(LC)を前述した角度θおよび曲率Rの大きさに応
じて複数の露光ユニットに区分し、先の例同様中央の露
光ユニットをそれぞれのタイミング制御の基準点PLお
よびPCとした上でLEDアレイ(LC)側の各露光ユ
ニットの露光タイミングを対応するLEDアレイ(L
Y)側の露光ユニットの像露光に対してタイミングを予
め入力されたずれ量に基づいて先行もしくは遅延させる
ことによって単色の領域を視認不可能の大きさに抑える
ことが出来る。
【0102】因に本発明の制御方法によらないで、図1
3(a)に示す如く従来行われていたように前記のLE
Dアレイ(LY)およびLEDアレイ(LC)を複数の
露光ユニットに区分することなく、それぞれの中央の基
準点PYおよびPCによって一体で露光タイミングを制
御した場合には、LEDアレイの傾斜による色ズレが顕
著に表れ、LEDアレイの傾斜の角度θ1およびθ2を
先の例同様1分とした時、図13(b)に示すように太
さ0.1mm長さ100mmの画像に生ずるイエロー
(Y)およびシアン(C)のみの単色の領域は画像の両
端部において30μmとなって明らかに色ずれが視認さ
れ、画像のカラー画像が大きく損なわれる。
【0103】上記の説明において、各色毎の露光タイミ
ング制御部は装置本体に設けられるものとして説明した
が、各色毎の露光タイミング制御部も記憶部材としての
ROM(2)204内に予め記憶しておき、画像形成装
置本体の設定時やドラムユニット300の交換の際に、
新規のドラムユニット300の支持部材20に取付けら
れたROM(2)204よりの位置合わせ情報及び各色
毎の露光タイミング制御情報が装置本体の制御部201
に読込まれ、新規の情報に基づいたLED露光タイミン
グ制御信号により画像データがLED121に送られて
画像書込が行われるようにしてもよい。
【0104】上記により、画像形成装置本体の設定時や
像形成体の交換毎に像露光手段の位置合わせの補正の必
要がなくなる。
【0105】図17に記憶部材に格納されるその他の情
報を示すが、記憶部材としてのROM(2)204内
に、さらに感光体ドラム10の初期の感光体特性補正デ
ータ、露光素子12aに設けられる発光素子としてのL
ED121の初期の露光光量補正データ等の初期データ
や使用コピー枚数に応じた感光体特性補正データ、露光
光量補正データ等の履歴データを予め記憶しておき、画
像形成装置本体の設定時やドラムユニット300の交換
の際に、新規のドラムユニット300の支持部材20に
取付けられたROM(2)204よりの初期の感光体特
性補正データや露光光量補正データを装置本体の制御部
201に読込み、新規の情報に基づいた画像形成や、制
御部201の記憶部213に記憶されるコピー枚数との
比較により、コピー枚数に応じた感光体特性補正デー
タ、露光光量補正データに基づいた画像形成を行う。
【0106】また、記憶部材をROM(2)204及び
RAM214にて構成し感光体ドラム10のみの交換の
際に、その都度新規の感光体ドラム10の初期の感光体
特性補正データ、露光光量補正データやコピー枚数に応
じた感光体特性補正データ、露光光量補正データ等を不
図示の操作部よりのテンキーにより入力しRAM214
内に記憶させ、これらの情報に基づき画像形成を行うよ
うにすることも可能であり、更に、制御部201よりR
AM214にコピー枚数を記憶させ、記憶されたコピー
枚数との比較により、コピー枚数に応じた感光体特性補
正データ、露光光量補正データに基づいた画像形成を行
うことも可能である。感光体ドラム10の情報としてさ
らに外形寸法を持たせることも可能である。
【0107】これにより、像形成体の交換毎に像形成体
特性の補正や像露光手段の露光光量補正等の必要がなく
なる。
【0108】
【発明の効果】請求項1によれば、複数の像露光手段に
設けられる発光素子よりのリード線の結線が簡素化さ
れ、像形成体ユニットの交換が容易となると共に、特に
高周波のノイズや電磁波ノイズに強く信頼性の高い信号
の伝送が可能となる。
【0109】請求項2によれば、複数の像露光手段に設
けられる発光素子よりのリード線の結線が簡素化され、
像形成体ユニットの交換が容易となると共に、特に高速
で信頼性の高い信号の伝送が可能となる。
【0110】請求項3によれば、高速で信頼性の高い信
号の伝送が可能となると共に、高周波のノイズに強く信
頼性の高い信号の伝送が可能となる。
【0111】請求項4または5によれば、レジストデー
タ、光量補正データ等のデータ伝送の信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわるカラー画像形成装置の一実施
形態の断面構成図である。
【図2】像露光手段を示す図である。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】像形成体ユニットの一例を示す断面構成図であ
る。
【図5】像露光手段の信号の授受の方法を示す図であ
る。
【図6】光伝送による信号の授受を示す図である。
【図7】シリアル伝送による信号の授受を示す図であ
る。
【図8】光変換器の一例を示す図である。
【図9】本発明にかかわる像露光制御手段の回路構成を
示すブロック図である。
【図10】LEDアレイのずれ量の関係を示す説明図で
ある。
【図11】本発明にかかわる露光タイミングの制御によ
る結果の第1の例を示す説明図である。
【図12】本発明にかかわる露光タイミングの制御によ
る結果の第2の例を示す説明図である。
【図13】従来の露光タイミングの制御による結果を示
す説明図である。
【図14】従来の露光タイミングの制御システムを示す
説明図である。
【図15】本発明にかかわる露光タイミングの制御シス
テムを示す説明図である。
【図16】LEDアレイの等価回路図である。
【図17】記憶部材に格納されるその他の情報を示す図
である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光光学系 13 現像器 20 支持部材 121 LED 201 制御部 204 ROM(2) 300 ドラムユニット T1 中継接続端子 TA シリアルパラレル変換器 TB 光変換器 WA,WB リード線 WD 外部リード線 WDH 光ファイバーケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体の外周面に複数の帯電手段及び
    現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記像
    形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し、
    前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせてカ
    ラートナー像を形成するカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前
    記像形成体と前記共通支持体に取付けられた前記像露光
    手段とを一体的な像形成体ユニットとし、前記像形成体
    ユニットを前記カラー画像形成装置に交換可能とすると
    共に、 前記像形成体ユニットと前記カラー画像形成装置本体と
    の信号の授受を光伝送にて行うことを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像形成体の外周面に複数の帯電手段及び
    現像手段、内周面に複数の像露光手段を配設し、前記像
    形成体の一回転中に帯電、像露光及び現像を繰り返し、
    前記像形成体の周面に複数のトナー像を重ね合わせてカ
    ラートナー像を形成するカラー画像形成装置において、 前記複数の像露光手段を支持する共通支持体を設け、前
    記像形成体と前記共通支持体に取付けられた前記像露光
    手段とを一体的な像形成体ユニットとし、前記像形成体
    ユニットを前記カラー画像形成装置に交換可能とすると
    共に、 前記像形成体ユニットと前記カラー画像形成装置本体と
    の信号の授受をシリアル伝送にて行うことを特徴とする
    カラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記シリアル伝送が光伝送によることを
    特徴とする請求項2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記共通支持体をパイプ状とし、前記共
    通支持体の内部に記憶部材を設けることを特徴とする請
    求項1〜3の何れか1項に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶部材が像形成体データ、レジス
    トデータ或いは露光量補正データを内部に有することを
    特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装置。
JP9149281A 1997-06-06 1997-06-06 カラー画像形成装置 Pending JPH10339981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171799A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、像形成ユニット、像形成ユニットの交換方向、及び像形成ユニットの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007171799A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、像形成ユニット、像形成ユニットの交換方向、及び像形成ユニットの製造方法

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