JPH10339653A - 燃料残量トリップメータ - Google Patents

燃料残量トリップメータ

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JPH10339653A
JPH10339653A JP9219951A JP21995197A JPH10339653A JP H10339653 A JPH10339653 A JP H10339653A JP 9219951 A JP9219951 A JP 9219951A JP 21995197 A JP21995197 A JP 21995197A JP H10339653 A JPH10339653 A JP H10339653A
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JP
Japan
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fuel
point
reserve
reserve point
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP9219951A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ishigaki
宏 石垣
Norio Hayashi
典男 林
Yuichi Takeda
祐一 竹田
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リザーブ点の検出に基づく距離表示を行い、
リザーブ点からの積算距離を容易に認識でき、燃料の残
量を的確に把握できる燃料残量トリップメータを提供す
る。 【解決手段】 燃料タンク内に貯留された燃料の残量が
少なくなった状態であるリザーブ点を検出する「リザー
ブ点検出手段」としてのサーミスタ7と、該サーミスタ
7によりリザーブ点が検出された時点からの走行距離を
積算する「走行距離算出手段」としての中央処理装置9
と、該算出値を表示可能な表示部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃料タンク内に
貯留された燃料の残量が少なくなった状態であるリザー
ブ点の検出に基づいて距離表示を行い、リザーブ点から
の走行距離を容易に認識でき、燃料の残量を的確に把握
できる燃料残量トリップメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動二輪車等は、燃料タンク
内の燃料が完全に無くなる以前の、残り少ない状態(以
下「リザーブ点」という)に達した時点で、警告灯を点
灯させて運転者に知らせるようなものがある。
【0003】運転者は、リザーブ点から、どれくらい走
行できるか、経験則により認識しており、従って、リザ
ーブ点から所定の走行距離の範囲で、給油を行うことに
より、走行中における燃料切れを未然に防止するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動二
輪車等の場合には運転操作上、運転中に計器類を頻繁に
見ることができず、警告灯の点灯した瞬間を見逃すこと
がある。かかる場合には、リザーブ点に達した時点から
の走行距離を認識できず、その結果、燃料の残量も把握
できないことから、燃料切れが発生することがある。ま
た、警告灯の点灯した瞬間を認識できたとしても、その
時点からどれくらい走行したかを覚えていることが困難
な場合には、燃料の残量も把握できないこととなる。さ
らに、いわゆる満タン時からの走行距離を把握するに
は、あまりに走行距離が長く、走行の仕方により、燃費
が変化することから、走行距離から燃料消費量を換算す
ると誤差が大きくなってしまい、適正な把握を行うこと
ができない。
【0005】そこで、この発明は、リザーブ点の検出に
基づく距離表示を行い、リザーブ点からの積算距離を容
易に認識でき、燃料の残量を的確に把握できる燃料残量
トリップメータを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、燃料タンク内に貯留さ
れた燃料の残量が少なくなった状態であるリザーブ点を
検出するリザーブ点検出手段と、該リザーブ点検出手段
によりリザーブ点が検出された時点からの走行距離を算
出する走行距離算出手段と、該算出値を表示可能な表示
部とを有する燃料残量トリップメータとしたことを特徴
とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、燃料タンク内に
貯留された燃料の残量が少なくなった状態であるリザー
ブ点を検出するリザーブ点検出手段と、該リザーブ点検
出手段によりリザーブ点が検出された時点における積算
距離を算出する走行距離算出手段と、該算出値を表示可
能な表示部とを有する燃料残量トリップメータとしたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記リザーブ点に達した時点で、
前記算出値が前記表示部に自動的に表示されるようにし
たことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れか一つに記載の構成に加え、前記表示部は、積算
距離の表示項目を有する走行距離表示部であり、リザー
ブ点の検出時において、前記算出値の表示項目を追加し
て、当該各表示項目を選択的に表示可能とする一方、リ
ザーブ点の非検出時において、前記算出値の表示項目を
削除することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
の何れか一つに記載の構成に加え、前記リザーブ点検出
手段が所定時間継続してON状態となっていることを条
件として、当該時点をリザーブ点とすることを特徴とす
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
の何れか一つに記載の構成に加え、前記リザーブ点検出
手段がOFF状態となっており、且つ、所定距離及び又
は時間走行したことを条件として、前記算出値をリセッ
トするようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0013】[発明の実施の形態1]図1乃至図4に
は、この発明の実施の形態1を示す。
【0014】まず構成について説明すると、図1中符号
1は計器板で、この計器板2には、車速を表示するスピ
ード表示部2及び車両の走行距離を表示する「表示部」
としての走行距離表示部3が設けられると共に、モード
切替ボタン4,リセットボタン5及びフューエルランプ
8が設けられている。なお、フューエルランプ8の横に
設けられている他の3つの表示灯は、ギヤポジションや
ハイビーム等、自動二輪車の状態を示すものである。
【0015】一方、図示省略の燃料タンクには、「セン
サ」としてのサーミスタ7が配設され、燃料が少なくな
った状態、つまり、燃料の残量が所定量まで減少する
と、このサーミスタ7にてその状態が検出されることに
より、フューエルランプ8が点灯されるようになってい
る。このフューエルランプ8は、サーミスタ7の出力電
圧Voが8.827V±0.5V以下にて点灯するよう
になっており、そのON・OFF時には、サーミスタ7
からの信号に対して3s±0.5s遅延するようになっ
ている。
【0016】このフューエルランプ8は、図2に示すよ
うに、「走行距離算出手段」としての中央処理装置9に
接続され、この装置9に走行距離表示部3が接続され、
フューエルランプ8、つまり、サーミスタ7からの信号
により、中央処理装置9を介して走行距離表示部3に、
燃料の残量が少なくなった状態であるリザーブ点からの
走行距離が自動的に表示されるようになっている。
【0017】具体的には、その中央処理装置9には、リ
ザーブ点に達したか否かを判定するリザーブ判定部が設
けられている。自動二輪車では、四輪車より、液面変動
が大きいため、適正にリザーブ点に達したか否かを判断
する必要がある。この実施の形態では、フューエルラン
プ8のON時には、リザーブ判定用変数FRがON時間
1s当たり[1]ずつ加算し、最大で、[256]にて
クリップするようになっている。また、フューエルラン
プ8のOFF時には、同じレートで減算する。さらに、
このリザーブ判定用変数FRは、メインスイッチがOF
Fに切り換えられたときには、切換え前のON状態の時
の変数FRを維持するようになっている(図4参照)。
【0018】そして、そのON状態が所定時間継続し、
変数FRが判定用設定値[128]以上となったとき
に、リザーブ判定をONとする。このようにすることに
より、フューエルランプ8が車両走行時等の液面変動に
より、ON・OFFを繰り返すような場合でも、適正な
リザーブ点の検出を行うことができる。
【0019】このリザーブ判定がONとなることによ
り、走行距離表示部3にリザーブ点が検出された時点か
らの走行距離である「算出値」としてフューエルトリッ
プが自動的に表示される。
【0020】すなわち、この走行距離表示部3は、総積
算距離を表示するオド表示の表示項目(オドモード)
と、トリップ1表示の表示項目(トリップ1モード)
と、トリップ2表示の表示項目(トリップ2モード)と
がモード切換ボタン4の操作により、選択的に表示され
るようになっている。そのオドモードは、走行距離表示
部3の全体を使って車両出荷時からの総積算距離が表示
されるようになっており、トリップ1モードは、図3の
(a)に示すように、モード部3aに[1]が表示さ
れ、距離部3bに積算距離が表示され、又、トリップ2
モードは、図3の(b)に示すように、モード部3aに
[2]が表示され、距離部3bに積算距離が表示される
ようになっている。そして、リザーブ点が検出される
と、リザーブ点が検出された時点からの走行距離を表示
するフューエルトリップ表示の表示項目(フューエルト
リップモード)が、上記モードに追加される。このフュ
ーエルトリップモードは、図3の(c)に示すように、
自動的に、モード部3aに[F]が表示され、距離部3
bにそのリザーブ点が検出された時点からの走行距離が
表示される。このフューエルトリップモードは、リザー
ブ判定がONになると自動的に走行距離表示部3に表示
される。
【0021】従って、従来のように警告灯の点灯だけで
なく、リザーブ点からの走行距離が表示されるため、こ
の走行距離に基づき、燃料の残量を的確に把握できるこ
とから、走行途中での燃料切れを未然に防止できる。
【0022】このフューエルトリップ表示後は、モード
切替ボタン4の操作により、フューエルトリップ表示→
トリップ1表示→トリップ2表示→オド表示→フューエ
ルトリップ表示の順に表示の切り換えができるようにな
っている。
【0023】その後、一旦、リザーブ判定がON状態に
なった後には、以下の条件を満足したときに、OFF状
態となるように設定されている。
【0024】すなわち、メインスイッチがON状態で、
リザーブ判定用変数FRが[0]及び減算しているとき
には、リセット判定用積算距離が積算される。そして、
この距離がリセット設定距離(例えば10km)より大
きくなり、且つ、リザーブ判定用変数FRが[0]にな
るのを条件として、リザーブ判定がOFFとなる。ここ
では、リセット設定距離を用いているが、リセット設定
時間を用いることもできる。この場合には、フューエル
ランプ8がOFF状態となってから、一定時間ONとな
らないことを条件として、リザーブ判定をOFFとす
る。
【0025】これにより、走行距離表示部3のフューエ
ルトリップ表示の積算が[0]にリセットされ、強制的
にフューエルトリップ表示がキャンセルされる。
【0026】一方、上記の自動的なリセットは、給油後
即座に行われるものでないため、給油後に手動により、
リセットボタン5を1秒以上押し続けることにより、リ
ザーブ判定がONの時で、フューエルトリップ表示が強
制的に行われているときでも、フューエルトリップ表示
がキャンセルされ、トリップ1表示となり、通常の表示
状態となりリセットが行われることとなる。
【0027】このリセット後に、上記のように、リザー
ブ判定がOFF状態となり、再度ONするまでは、フュ
ーエルトリップ表示は行われず、各モードの内からフュ
ーエルトリップモードが削除されることとなる。
【0028】従って、この通常の状態では、オドモー
ド,トリップ1モード,トリップ2モードの3種類とな
り、モード切替ボタン4の操作により、トリップ1表示
→トリップ2表示→オド表示→トリップ1表示の順に表
示の切り換えができることとなる。
【0029】[発明の実施の形態2]図5には、この発
明の実施の形態2を示す。
【0030】この実施の形態2は、燃料が少なくなった
状態を検出する「センサ」の配置に特徴がある。すなわ
ち、図5は、燃料タンク11を後方から見た図(背面
図)で、一部を破断したものであるが、ここでのセンサ
12は、燃料タンク11の車幅方向の中心線Oより図中
右側、つまり中心線Oに対して図示省略のサイドスタン
ドと反対側に配置されている。
【0031】詳しくは、このセンサ12は、燃料タンク
11の底面部11aにアーム13が車両前後方向に回動
するように取り付けられ、このアーム13の上端部にフ
ロート14が配設され、又、このアーム13の下端部に
可変抵抗器15が配設されている。
【0032】これは、燃料の液面が変化することによ
り、アーム13の傾きが変化し、この傾きに応じて可変
抵抗器15の抵抗値が変化することから、液面の位置が
検出されるようになっている。そして、このアーム13
が所定の位置まで傾いた時点で、フューエルランプ8が
ONとなるように設定されている。
【0033】この実施の形態2では、センサ12を、中
心線Oの右側(サイドスタンドと反対側)に配置するこ
とにより、左側(サイドスタンド側)に配置する物と比
較して不用意な燃料切れを起こすことがない。
【0034】すなわち、サイドスタンドを出して車体を
傾けた状態では、燃料タンク11が図5中左側に傾くた
め、燃料も左側に片寄る。従って、この状態では、セン
サ12が中心線Oより右側に配置されているものでは、
正規の燃料残量より残量が少なめに検出され、反対に、
中心線Oより左側にセンサが配置されているものでは、
正規の燃料残量より残量が多めに検出される。
【0035】してみれば、リザーブ判定がON状態とな
った後、OFF状態となる条件として、フューエルラン
プ8がOFF状態となってから一定時間OFF状態を継
続することが条件である場合には、走行中リザーブ判定
がON状態となった後、停車してサイドスタンドを出し
て車体を傾けた状態(アイドリング放置状態)では、中
心線Oより左側にセンサが配置されているときには、正
規の燃料残量がリザーブ点に達しているにも拘わらず、
これより多めに検出されてリザーブ点の検出がされず
に、フューエルランプ8のOFF状態が所定時間継続す
ることにより、リザーブ判定がOFF状態となり、走行
距離表示部3のフューエルトリップ表示の積算が[0]
にリセットされてしまう。そして、その後、走行を開始
すると、燃料残量は本来リザーブ点に達しているため、
この時点から再度、フューエルトリップ表示の積算が開
始される。従って、この積算値は、正確な値より小さ
く、運転者は燃料残量の予測を本来の量よりも多く認識
してしまう虞があり、ひいては燃料切れを起こすことに
もつながる。
【0036】これに対して、中心線Oより右側にセンサ
12が配置されている場合には、サイドスタンドを出し
て車体を傾けた場合には、燃料残量を正規の量より少な
く検出するため、走行中、一旦、リザーブ判定がON状
態となったものは、傾けてもOFF状態となることが無
い。従って、走行距離表示部3のフューエルトリップ表
示の積算が[0]にリセットされることがなく、その
後、走行を開始した場合でも、停車以前の積算値に更に
加算されてゆくものであるため、燃料残量の予測を正確
に行うことが出来る。従って、上記のような燃料切れの
心配がない。
【0037】また、中心線Oより右側にセンサ12が配
置されている場合には、燃料がまだ十分あるのにサイド
スタンドを出して車体を傾けると、フューエルランプ8
がON状態となり、この状態が所定時間継続するとリザ
ーブ判定がON状態となる。しかし、走行していないた
め、走行距離表示部3のフューエルトリップ表示の積算
がされることなく、又、走行を開始し、燃料がリザーブ
点以上のレベルにあり、且つ、その状態で所定距離走行
すれば、リザーブ判定がOFF状態となるため、誤った
認識を運転者に与えることはない。
【0038】また、万が一、所定距離を走行する前に、
実際に燃料がリザーブ点に達した場合には、リザーブ判
定がOFFとはならず、走行開始時からのフューエルト
リップの積算となるが、このことは運転者に対し、早め
の給油を促すことであるため、燃料切れを起こすことは
ない。
【0039】これに対して、センサが中心線Oより左側
にあるときには、実際には燃料がリザーブ点に達してい
る場合でも、サイドスタンドを出して車体を傾けた状態
では、リザーブ判定がOFFとなっていることがある。
かかる場合には、走行を開始した時点からリザーブ判定
のカウントが行われ、所定時間経過した後、リザーブ判
定がON状態となり、この時点からフューエルトリップ
の積算となる。してみれば、積算開始時点が遅れるた
め、給油が遅れることがあり、燃料切れを起こす可能性
がある。
【0040】他の構成及び作用は実施の形態1と同様で
あるので説明を省略する。
【0041】なお、上記実施の形態では、リザーブ判定
のON状態で、自動的に、走行距離表示部3にフューエ
ルトリップ表示が行われるようになっているが、これに
限らず、手動操作により、そのフューエルトリップ表示
が行われるようにすることもでき、又、フューエルトリ
ップの表示部は走行距離表示部3以外の部分に設けるこ
ともできる。
【0042】また、上記実施の形態では、リザーブ点か
らの走行距離を算出して表示するようにしているが、こ
れに限らず、リザーブ点における総積算距離を表示する
ことにより、この距離をオドモードの総積算距離から減
算することで、間接的に、リザーブ点からの走行距離を
把握することもできる。勿論、リザーブ点における積算
距離を表示することにより、この距離をトリップモード
の積算距離から減算することで、リザーブ点からの走行
距離を把握することもできる。
【0043】さらに、上記実施の形態では、「リザーブ
点検出手段」としてサーミスタ7及びアーム式センサ1
2を用いているが、これに限らず、リザーブ点を検出す
ることができれば良く、レベルスイッチ等を用いること
ができると共に、リザーブ点に達した時点で給油管の切
り換えを行うコックの切換え動作を検知してリザーブ点
の検出を行うこともできる。
【0044】さらにまた、上記実施の形態では、リザー
ブ判定、つまり、リザーブ点の検出は、フューエルラン
プ8のON時間を加算してカウントし、OFF時間を減
算してカウントすることにより、カウント数が所定値よ
り大きくなった時をリザーブ点としているが、これに限
らず、ON時間の単純な積算により、所定時間以上ON
しているときに、当該時点をリザーブ点であると認定す
ることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、各請求項に記
載の発明によれば、燃料タンク内に貯留された燃料の残
量が少なくなった状態であるリザーブ点を検出するリザ
ーブ点検出手段と、このリザーブ点検出手段によりリザ
ーブ点が検出された時点からの走行距離を積算する走行
距離算出手段と、この算出値を表示可能な表示部とを有
することにより、この算出値に基づき、燃料の残量を的
確に把握できる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、リザーブ点に達した時点で、算出値の表示が表
示部に自動的に行われるため、運転者が操作することな
く、簡単に燃料の残量を把握できる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、上記効果
に加え、表示部は、積算距離の表示項目を有する走行距
離表示部であり、リザーブ点の検出時において、算出値
の表示項目を追加して、当該各表示項目を選択的に表示
可能とする一方、リザーブ点の非検出時において、算出
値の表示項目を削除することにより、選択項目が減少
し、リザーブ点の非検出時における各表示項目の選択が
し易くなる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、上記効果
に加え、リザーブ点検出手段が所定時間継続してON状
態となっていることを条件として、当該時点をリザーブ
点とすることにより、燃料の液面変動があってもより正
確にリザーブ点の検出を行うことができる。
【0049】請求項6に記載の発明によれば、上記効果
に加え、リザーブ点検出手段がOFF状態となってお
り、且つ、所定距離及び又は時間走行したことを条件と
して、算出値をリセットすることにより、給油後の自動
リセットが行われて、運転者への操作の負担軽減を可能
としながら、残量が少ないにも拘わらず、リセットが不
用意に行われることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る燃料残量トリッ
プメータを示す計器盤の平面図である。
【図2】同実施の形態1に係る燃料残量トリップメータ
を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態1に係る距離表示部の表示状態を
示す説明図である。
【図4】同実施の形態1に係るタイムチャートを示す図
である。
【図5】この発明の実施の形態2に係る燃料タンクを一
部破断した背面図である。
【符号の説明】
3 走行距離表示部(表示部) 7 サーミスタ(リザーブ点検出手段) 9 中央処理装置(走行距離算出手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内に貯留された燃料の残量が
    少なくなった状態であるリザーブ点を検出するリザーブ
    点検出手段と、該リザーブ点検出手段によりリザーブ点
    が検出された時点からの走行距離を算出する走行距離算
    出手段と、該算出値を表示可能な表示部とを有すること
    を特徴とする燃料残量トリップメータ。
  2. 【請求項2】 燃料タンク内に貯留された燃料の残量が
    少なくなった状態であるリザーブ点を検出するリザーブ
    点検出手段と、該リザーブ点検出手段によりリザーブ点
    が検出された時点における積算距離を算出する走行距離
    算出手段と、該算出値を表示可能な表示部とを有するこ
    とを特徴とする燃料残量トリップメータ。
  3. 【請求項3】 前記リザーブ点に達した時点で、前記算
    出値が前記表示部に自動的に表示されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の燃料残量トリップメ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、積算距離の表示項目を有
    する走行距離表示部であり、リザーブ点の検出時におい
    て、前記算出値の表示項目を追加して、当該各表示項目
    を選択的に表示可能とする一方、リザーブ点の非検出時
    において、前記算出値の表示項目を削除することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の燃料残量ト
    リップメータ。
  5. 【請求項5】 前記リザーブ点検出手段が所定時間継続
    してON状態となっていることを条件として、当該時点
    をリザーブ点とすることを特徴とする請求項1乃至4の
    何れか一つに記載の燃料残量トリップメータ。
  6. 【請求項6】 前記リザーブ点検出手段がOFF状態と
    なっており、且つ、所定距離及び又は時間走行したこと
    を条件として、前記算出値をリセットするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の燃
    料残量トリップメータ。
JP9219951A 1997-04-08 1997-07-31 燃料残量トリップメータ Pending JPH10339653A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9139095B2 (en) 2012-03-20 2015-09-22 Hyundai Motor Company Technique for calculating distance to empty in electric vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9139095B2 (en) 2012-03-20 2015-09-22 Hyundai Motor Company Technique for calculating distance to empty in electric vehicle

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