JPH10339492A - 冷媒回路の制御装置 - Google Patents

冷媒回路の制御装置

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JPH10339492A
JPH10339492A JP9148840A JP14884097A JPH10339492A JP H10339492 A JPH10339492 A JP H10339492A JP 9148840 A JP9148840 A JP 9148840A JP 14884097 A JP14884097 A JP 14884097A JP H10339492 A JPH10339492 A JP H10339492A
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JP
Japan
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control
time
normal
refrigerant circuit
shortening
Prior art date
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Application number
JP9148840A
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English (en)
Inventor
Toshio Hamano
敏生 濱野
Yuzo Tabata
勇造 田端
Michinobu Sakanaka
理展 阪中
Takeshi Sugimoto
猛 杉本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤設定などで時間短縮制御に設定されたまま
の場合でも、特定の条件により時間短縮制御を自動的に
解除して通常制御に復帰させる冷媒回路の制御装置を得
ること。 【解決手段】 この冷媒回路の制御装置は、冷媒回路を
構成する電磁弁8、ヒータ9、圧縮機10を制御するC
PU1を有する制御装置であって、冷媒回路の通常運転
の際に実行される通常制御と当該通常制御のうち所定動
作の時間のみを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設
定するスイッチ6および入力回路3と、スイッチ6およ
び入力回路3により時間短縮制御が設定されたときから
計時するタイマ12と、タイマ12により計時された時
間が予め設定されている所定時間を経過したとき時間短
縮制御を通常制御に切り換えるCPU1の機能とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば冷凍装置
や空気調和機などに配備される冷媒回路に接続され、圧
縮機や電磁弁などの作動機器の作動を制御する制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の冷凍装置に配備された冷媒
回路の制御装置の一例を示すブロック図である。図にお
いて、1はメモリ2に格納されたプログラムの内容に従
って、冷凍装置の冷媒回路を制御する演算処理装置(以
下、CPUと略称する)、2はCPU1の制御プログラ
ム及び処理データを記憶するメモリ、3はスイッチ6の
設定値及びサーミスタ7の検出値をCPU1に入力する
入力回路、4はCPU1の演算結果によって電磁弁8、
ヒータ9及び圧縮機10を作動させる出力回路、5はC
PU1の演算結果をリモコン11に入力しリモコン11
からの操作信号をCPU1に入力するリモコン通信回
路、6は運転制御モードを選択するためのスイッチ、7
は冷凍装置の保存庫内の空気温度を検出するサーミス
タ、8は冷媒回路の一経路を連通または遮断する電磁
弁、9は除霜時に作動して室外側熱交換器を加熱するヒ
ータ、10は冷媒回路の一部をなし冷媒を圧縮循環させ
る圧縮機、11は使用者からの操作内容入力をCPU1
に送信し冷凍装置の運転状況を受信表示するリモコン、
22は伝送線23上に送信された他ユニットの制御装置
24からの受信データをCPU1に出力しCPU1から
入力された送信データを伝送線23上に送信する伝送回
路、23は伝送の通信媒体である伝送線、24は伝送線
23に接続され当該制御装置と運転情報を通信する冷凍
システムの1構成要素である他ユニットの制御装置であ
る。
【0003】図8はメモリ2に格納されており冷媒回路
を制御するプログラムの要部処理を示す流れ図である。
図において、13はスイッチ6の設定値を判定分岐する
ステップ、14は通常制御を行うステップ、15は時間
短縮制御を行うステップである。このような冷媒回路の
制御装置において、CPU1はメモリ2に格納されたプ
ログラムの内容に従って動作する。すなわち、図8のよ
うに、スイッチ6が通常制御に設定されていれば(ステ
ップ13のNO)、ステップ14でサーミスタ7の検出
値とリモコン11の操作入力及び他ユニットの制御装置
24からの受信データを演算処理し、その演算結果に基
づいて電磁弁8、ヒータ9及び圧縮機10を制御し、他
ユニットの制御装置24に運転情報を送信する。一方、
スイッチ6が時間短縮制御に設定されている場合(ステ
ップ13のYES)は、ステップ15で上記通常制御に
おける一部の処理を所定の時間に短縮して制御する。こ
の時間短縮制御は運転条件が特定されており、その動作
に所定の時間を必要としない場合、例えば製品の出荷検
査や設置後の初期動作確認などの作業時間を短縮するた
めに使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の冷媒回路の制御装置では、時間短縮制御の設定及び
解除をスイッチなどのハードウエアからの設定により行
っているため、例えば現地据付け後の動作確認において
時間短縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や、他のス
イッチと間違えて設定したままとなった場合には、永久
的に時間短縮運転制御を行ってしまうという問題点があ
った。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであって、誤設定などによって時間
短縮制御に設定されたままの場合でも、特定の条件によ
り時間短縮制御を自動的に解除して通常制御に復帰させ
る冷媒回路の制御装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明に係る冷媒回路の制御装置は、冷媒回路
を構成する作動機器を制御する制御装置であって、冷媒
回路の通常運転の際に実行される通常制御と当該通常制
御のうち所定動作の時間のみを短縮する時間短縮制御と
を切り換えて設定する時間短縮制御設定手段と、時間短
縮制御設定手段により時間短縮制御が設定されたときか
ら計時する計時手段と、計時手段により計時された時間
が予め設定されている所定時間を経過したとき時間短縮
制御を通常制御に切り換える第1の通常制御復帰手段と
を備えた構成にしてある。
【0007】また、冷媒回路を構成する作動機器を制御
する制御装置であって、冷媒回路の通常運転の際に実行
される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
短縮制御設定手段と、外部からの所定の操作入力を設定
する操作入力設定手段と、時間短縮制御設定手段により
時間短縮制御が設定されている状態で操作入力設定手段
から所定の操作入力が設定されたとき時間短縮制御を通
常制御に切り換える第2の通常制御復帰手段とを備えて
いるものである。
【0008】そして、冷媒回路を構成する作動機器を制
御する制御装置であって、冷媒回路の通常運転の際に実
行される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間
のみを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時
間短縮制御設定手段と、外部機器からの所定の通信信号
を受信可能な受信手段と、時間短縮制御設定手段により
時間短縮制御が設定されたときから計時する計時手段
と、計時手段により計時された時間が予め設定されてい
る所定時間を経過し、かつ、受信手段により外部機器か
ら所定の通信信号が受信されなかったとき時間短縮制御
を通常制御に切り換える第3の通常制御復帰手段とを備
えているものである。
【0009】更に、冷媒回路を構成する作動機器を制御
する制御装置であって、冷媒回路の通常運転の際に実行
される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
短縮制御設定手段と、外部機器からの所定の通信信号を
受信可能な受信手段と、時間短縮制御設定手段により時
間短縮制御が設定されている状態で受信手段により外部
機器から所定の通信信号が受信されたとき時間短縮制御
を通常制御に切り換える第4の通常制御復帰手段とを備
えているものである。
【0010】また、冷媒回路を構成する作動機器を制御
する制御装置であって、冷媒回路の通常運転の際に実行
される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
短縮制御設定手段と、時間短縮制御に係る制御手順の内
容を予め記憶している記憶手段と、記憶手段に記憶され
ている制御手順の実行が全て完了したか否かを判定する
手順遂行判定手段と、手順遂行判定手段により制御手順
の実行が全て完了したと判定されたとき時間短縮制御を
通常制御に切り換える第5の通常制御復帰手段とを備え
ているものである。
【0011】
【発明の実施の形態】引続き、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳しく説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態に
係る冷凍装置に配備された冷媒回路の制御装置を示すブ
ロック図である。図において、1はメモリ2に格納され
たプログラムの内容に従って冷凍装置の冷媒回路を制御
するCPU、2はCPU1による制御手順の内容及び処
理データを記憶しているメモリ(記憶手段の例)、3は
スイッチ6の設定値及びサーミスタ7の検出値をCPU
1に入力する入力回路(時間短縮制御設定手段の例)、
4はCPU1の演算結果に基づいて電磁弁8、ヒータ9
及び圧縮機10を作動させる出力回路、5はCPU1の
演算結果をリモコン11に入力しリモコン11からの操
作信号をCPU1に入力するリモコン通信回路(操作入
力設定手段の例)、6は冷媒回路の通常運転の際に実行
される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定するため
のスイッチ(時間短縮制御設定手段の例)、7は冷凍装
置の保存庫内の空気温度を検出するサーミスタ、8は上
記冷媒回路の一経路を接続または遮断する電磁弁(作動
機器の例)、9は除霜時に冷媒回路の室外側熱交換器を
加熱するヒータ(作動機器の例)、10は冷媒回路の一
部をなし冷媒を圧縮循環させる圧縮機(作動機器の
例)、11は外部から使用者により入力された操作内容
をCPU1に送信し冷凍装置の運転状況を受信表示する
リモコン(操作入力設定手段の例)、12はCPU1か
らの積算開始信号入力により積算を開始しその積算値が
所定時間となったときCPU1に対し積算終了信号を送
信するタイマ(計時手段の例)、22は伝送線23上に
送信された他ユニットの制御装置24からの受信データ
をCPU1に入力しCPU1から出力された送信データ
を伝送線23上に送信する伝送回路(受信手段の例)、
23は前記伝送の通信媒体である伝送線(受信手段の
例)、24は伝送線23に接続され当該制御装置との間
で運転情報を通信する冷凍システムの一構成要素である
他ユニットの制御装置(外部機器の例)である。尚、上
記の冷媒回路は周知のものと同様であり、圧縮機10、
四方切換弁、室外側熱交換器、絞り装置、室内側熱交換
器(圧縮機以外はいずれも図示省略)などを順次配管接
続して構成されている。
【0012】図2は上記冷凍装置の冷媒回路を制御する
ためにメモリ2に格納されているプログラムの要部処理
を示す流れ図である。図において、まず、ステップ13
でCPU1によりスイッチ6および入力回路3からの設
定が通常制御であると判定されれば(NO)、ステップ
14において通常制御が実行される。一方、ステップ1
3で時間短縮制御が設定されていると判定されれば(Y
ES)、ステップ16でタイマ12が計時積算を開始し
てステップ17に移行する。ステップ17ではタイマ1
2により計時積算された時間が予め設定されている所定
積算時間を経過していなければ(NO)、そのままステ
ップ15に移行しCPU1が時間短縮制御を実行してス
テップ17に戻す。ステップ17で所定積算時間が経過
していればタイマ12は積算終了信号を出力し(YE
S)、ステップ14でCPU1が時間短縮制御を通常制
御に切り換えるようになっている。
【0013】すなわち、ステップ16においてタイマ1
2により計時された時間が予め設定されている所定時間
を経過したときステップ17および14で時間短縮制御
を通常制御に切り換えるという機能を実現するCPU1
の手段が、本発明にいう「第1の通常制御復帰手段」の
一例である。従って、スイッチ6を時間短縮制御に設定
したまま戻し忘れた場合や他のスイッチと間違えて設定
したままになった場合でも、所定の時間経過後には自動
的に通常制御に復帰する。
【0014】発明の実施の形態2.この実施の形態2に
用いられる冷媒回路の制御装置は図1に示した実施の形
態1と同様のブロック構成であり、図示は省略する。実
施の形態1では時間短縮制御中の動作に拘らず所定時間
の経過によって強制的に時間短縮制御を解除したが、こ
こでは、ユーザの操作による入力を検出した場合に時間
短縮制御を解除するようにしてある。図3はこの発明の
実施の形態2である冷媒回路の制御装置のプログラムの
一部の流れ図である。図において、まず、CPU1によ
りステップ13でスイッチ6および入力回路3からの設
定が通常制御であると判定されれば(NO)、ステップ
14において通常制御が実行される。一方、ステップ1
3で時間短縮制御が設定されていると判定されれば(Y
ES)、ステップ25へ移行する。ステップ25でリモ
コン11およびリモコン通信回路5からユーザの操作入
力が設定されていないと判定されれば(NO)、CPU
1はステップ15で時間短縮制御を実行する。ステップ
25で操作入力が設定されていると判定されれば(YE
S)、CPU1はステップ14で時間短縮制御を通常制
御に切り換えて実行する。
【0015】すなわち、ステップ13においてスイッチ
6および入力回路3により時間短縮制御が設定されてい
る状態でステップ25においてリモコン11およびリモ
コン通信回路5から所定の操作入力が設定されたときス
テップ14で時間短縮制御を通常制御に切り換えるとい
う機能を実現するCPU1の手段が、本発明にいう「第
2の通常制御復帰手段」の一例である。従って、スイッ
チ6を時間短縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や他
のスイッチと間違えて設定したままになった場合でも、
リモコン11などからユーザの操作によって即時に通常
制御に復帰する。
【0016】発明の実施の形態3.この実施の形態3に
用いられる冷媒回路の制御装置は、図1に示した実施の
形態1と同様のブロック構成であり、図示は省略する。
この場合、実施の形態1では時間短縮制御中の動作に拘
らず所定時間の経過によって強制的に時間短縮制御を解
除したが、ここでは、所定時間経過する間に所定の通信
コマンドを受信しないとき時間短縮制御を解除するよう
にしてある。図4はこの発明の実施の形態3である冷媒
回路の制御装置のプログラムの一部の流れ図である。図
において、まず、CPU1によりステップ13でスイッ
チ6および入力回路3からの設定が通常制御であると判
定されれば(NO)、ステップ14において通常制御が
実行される。一方、ステップ13で時間短縮制御が設定
されていると判定されれば(YES)、ステップ16で
CPU1がタイマ12に積算開始信号を出力しタイマ1
2は計時積算を開始する。そして、ステップ17ではタ
イマ12により計時された積算時間が予め設定されてい
る所定積算時間を経過していなければ(NO)、ステッ
プ18において伝送回路22により他ユニットの制御装
置24からの所定の通信信号(例えばコマンドY)が受
信されたかどうかが判定される。ステップ18でコマン
ドYが受信されていれば(YES)、ステップ19でタ
イマ12の積算時間を0にリセットしたのち、ステップ
15に移行し、コマンドYが受信されていなければ(N
O)、そのままステップ15に移行しCPU1が時間短
縮制御を実行してステップ17に戻す。そうして、ステ
ップ17において所定積算時間が経過していると判定さ
れると(YES)、CPU1はステップ14で時間短縮
制御を通常制御に切り換える。
【0017】すなわち、ステップ17においてタイマ1
2により計時された時間が予め設定されている所定時間
を経過し、かつ、ステップ18で伝送回路22により他
ユニットの制御装置24からの所定の通信信号が受信さ
れなかったときステップ14で時間短縮制御を通常制御
に切り換えるという機能を実現するCPU1の手段が、
本発明にいう「第3の通常制御復帰手段」の一例であ
る。従って、例えば通信処理を含む検査ののちスイッチ
6を時間短縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や他の
スイッチと間違えて時間短縮制御を設定したままになっ
た場合でも、所定の通信処理中は時間短縮制御を維持し
たうえ、通信処理終了後は所定の時間をおいて自動的に
通常制御に復帰する。
【0018】発明の実施の形態4.この実施の形態4に
用いられる冷媒回路の制御装置は図1に示した実施の形
態1と同様のブロック構成であり、図示は省略する。こ
の場合、所定の通信コマンドを受信した場合に時間短縮
制御を解除するようにしてある。図5はこの発明の実施
の形態4である冷媒回路の制御装置のプログラムの一部
の流れ図である。図において、まず、CPU1によりス
テップ13でスイッチ6および入力回路3からの設定が
通常制御であると判定されれば(NO)、ステップ14
において通常制御が実行される。一方、ステップ13で
時間短縮制御が設定されていると判定されれば(YE
S)、ステップ20において伝送線23および伝送回路
22により他ユニットの制御装置24から所定の通信信
号(コマンドZ)が受信されたか判定される。ここで、
コマンドZが受信されていなければ(NO)、そのまま
ステップ15に移行しCPU1が時間短縮制御を実行し
てステップ20に戻す。そうして、ステップ20におい
てコマンドZが受信されていると判定されると(YE
S)、CPU1はステップ14で時間短縮制御を通常制
御に切り換える。
【0019】すなわち、ステップ13において時間短縮
制御が設定されている状態でステップ20において伝送
線23および伝送回路22により他ユニットの制御装置
24から所定の通信信号が受信されたときステップ14
で時間短縮制御を通常制御に切り換えるという機能を実
現するCPU1の手段が、本発明にいう「第4の通常制
御復帰手段」の一例である。従って、スイッチ6を時間
短縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や他のスイッチ
と間違えて設定したままになった場合でも、所定の通信
信号、例えば通常制御の運転コマンドなどを受信すると
自動的かつ即時に通常制御に復帰する。
【0020】発明の実施の形態5.この実施の形態5に
用いられる冷媒回路の制御装置は図1に示した実施の形
態1と同様のブロック構成であり、図示は省略する。こ
の場合、所定の処理が完了後に自動的に時間短縮制御を
解除するようにしてある。図6はこの発明の実施の形態
5である冷媒回路の制御装置のプログラムの一部の流れ
図である。図において、まず、CPU1によりステップ
13でスイッチ6および入力回路3からの設定が通常制
御であると判定されれば(NO)、ステップ14におい
て通常制御が実行される。一方、ステップ13で時間短
縮制御が設定されていると判定されれば(YES)、ス
テップ15でメモリ2に記憶されている時間短縮制御に
係る種々の制御手順がCPU1により順次実行される。
次のステップ21では上記の制御手順が全て完了したか
否かが判定される。ステップ21で制御手順が全て完了
したと判定されたとき(YES)、CPU1はステップ
14で時間短縮制御を通常制御に切り換える。
【0021】すなわち、ステップ21においてメモリ2
に記憶されている制御手順の実行が全て完了したか否か
を判定するという機能を実現するCPU1の手段が本発
明にいう「手順遂行判定手段」の一例であり、制御手順
の実行が全て完了したと判定されたときステップ14で
時間短縮制御を通常制御に切り換えるという機能を実現
するCPU1の手段が、本発明にいう「第5の通常制御
復帰手段」の一例である。従って、スイッチ6を時間短
縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や他のスイッチと
間違えて設定したままになった場合、例えば出荷前検査
にて通信処理による検査工程ののち時間短縮制御を設定
したままで誤って出荷された場合でも、出荷検査に係る
処理手順の全てを終了した時点で自動的に通常制御に復
帰する。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。すな
わち、この発明においては、時間短縮制御を設定したと
きから所定の時間経過時に自動的に時間短縮制御を解除
するようにしてあるので、スイッチを時間短縮制御に設
定したまま戻し忘れた場合や他のスイッチと間違えて設
定したままになった場合でも、所定の時間経過後に自動
的に通常制御に復帰させることができる。
【0023】また、ユーザなどにより外部から操作入力
があると、自動的に時間短縮制御を解除するようにして
あるので、スイッチを時間短縮制御に設定したまま戻し
忘れた場合や他のスイッチと間違えて設定したままにな
った場合でも、リモコンなど操作入力設定手段からの操
作によって即時に通常制御に復帰させることができる。
【0024】そして、所定の時間経過の間に通信コマン
ドなどの所定の通信信号を受信しなかったときには自動
的に時間短縮制御を解除するようにしてあるので、例え
ば通信処理を含む検査ののちスイッチを時間短縮制御に
設定したまま戻し忘れた場合や他のスイッチと間違えて
時間短縮制御を設定したままになった場合でも、所定の
通信処理中は時間短縮制御を維持したうえ、通信処理終
了後は所定の時間をおいて自動的に通常制御に復帰させ
ることができる。
【0025】更に、所定の通信信号を受信した時に自動
的に時間短縮制御を解除するようにしてあるので、スイ
ッチを時間短縮制御に設定したまま戻し忘れた場合や他
のスイッチと間違えて設定したままになった場合でも、
所定の通信信号、例えば通常制御の運転コマンドなどを
受信して自動的かつ即時に通常制御に復帰させることが
できる。
【0026】また、時間短縮制御に係る所定の処理手順
の全てを実行すれば自動的に時間短縮制御を解除するよ
うにしてあるので、スイッチを時間短縮制御に設定した
まま戻し忘れた場合や他のスイッチと間違えて設定した
ままになった場合、例えば出荷前検査にて通信処理によ
る検査工程ののち時間短縮制御を設定したままで誤って
出荷された場合でも、出荷検査の処理終了時点で自動的
に通常制御に復帰させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る冷媒回路の制御
装置を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る冷媒回路の制
御装置のプログラムの一部を示す流れ図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る冷媒回路の制
御装置のプログラムの一部を示す流れ図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係る冷媒回路の制
御装置のプログラムの一部を示す流れ図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係る冷媒回路の制
御装置のプログラムの一部を示す流れ図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係る冷媒回路の制
御装置のプログラムの一部を示す流れ図である。
【図7】 従来の冷凍装置に配備された冷媒回路の制御
装置を示すブロック図である。
【図8】 従来の冷凍装置の冷媒回路の制御装置のプロ
グラムの一部を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 CPU(通常制御復帰手段または手順遂行判定手
段)、2 メモリ(記憶手段)、3 入力回路(時間短
縮制御設定手段)、5 リモコン通信回路(操作入力設
定手段)、6 スイッチ(時間短縮制御設定手段)、8
電磁弁(作動機器)、9 ヒータ(作動機器)、10
圧縮機(作動機器)、11 リモコン(操作入力設定
手段)、12 タイマ(計時手段)、13 ステップ、
14 ステップ、15 ステップ、16 ステップ、1
7 ステップ、18 ステップ、19 ステップ、20
ステップ、21 ステップ、22 伝送回路(受信手
段)、23 伝送線(受信手段)、24 他ユニットの
制御装置(外部機器)、25ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 猛 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路を構成する作動機器を制御する
    制御装置であって、前記冷媒回路の通常運転の際に実行
    される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
    みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
    短縮制御設定手段と、前記時間短縮制御設定手段により
    前記時間短縮制御が設定されたときから計時する計時手
    段と、前記計時手段により計時された時間が予め設定さ
    れている所定時間を経過したとき前記時間短縮制御を前
    記通常制御に切り換える第1の通常制御復帰手段とを備
    えていることを特徴とする冷媒回路の制御装置。
  2. 【請求項2】 冷媒回路を構成する作動機器を制御する
    制御装置であって、前記冷媒回路の通常運転の際に実行
    される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
    みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
    短縮制御設定手段と、外部からの所定の操作入力を設定
    する操作入力設定手段と、前記時間短縮制御設定手段に
    より前記時間短縮制御が設定されている状態で前記操作
    入力設定手段から前記所定の操作入力が設定されたとき
    前記時間短縮制御を前記通常制御に切り換える第2の通
    常制御復帰手段とを備えていることを特徴とする冷媒回
    路の制御装置。
  3. 【請求項3】 冷媒回路を構成する作動機器を制御する
    制御装置であって、前記冷媒回路の通常運転の際に実行
    される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
    みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
    短縮制御設定手段と、外部機器からの所定の通信信号を
    受信可能な受信手段と、前記時間短縮制御設定手段によ
    り前記時間短縮制御が設定されたときから計時する計時
    手段と、前記計時手段により計時された時間が予め設定
    されている所定時間を経過し、かつ、前記受信手段によ
    り前記外部機器から前記所定の通信信号が受信されなか
    ったとき前記時間短縮制御を前記通常制御に切り換える
    第3の通常制御復帰手段とを備えていることを特徴とす
    る冷媒回路の制御装置。
  4. 【請求項4】 冷媒回路を構成する作動機器を制御する
    制御装置であって、前記冷媒回路の通常運転の際に実行
    される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
    みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
    短縮制御設定手段と、外部機器からの所定の通信信号を
    受信可能な受信手段と、前記時間短縮制御設定手段によ
    り前記時間短縮制御が設定されている状態で前記受信手
    段により前記外部機器から前記所定の通信信号が受信さ
    れたとき前記時間短縮制御を前記通常制御に切り換える
    第4の通常制御復帰手段とを備えていることを特徴とす
    る冷媒回路の制御装置。
  5. 【請求項5】 冷媒回路を構成する作動機器を制御する
    制御装置であって、前記冷媒回路の通常運転の際に実行
    される通常制御と当該通常制御のうち所定動作の時間の
    みを短縮する時間短縮制御とを切り換えて設定する時間
    短縮制御設定手段と、前記時間短縮制御に係る制御手順
    の内容を予め記憶している記憶手段と、前記記憶手段に
    記憶されている前記制御手順の実行が全て完了したか否
    かを判定する手順遂行判定手段と、前記手順遂行判定手
    段により前記制御手順の実行が全て完了したと判定され
    たとき前記時間短縮制御を前記通常制御に切り換える第
    5の通常制御復帰手段とを備えていることを特徴とする
    冷媒回路の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286432A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Sharp Corp 遠隔操作システム

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JP2008286432A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Sharp Corp 遠隔操作システム

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