JP3127432B2 - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

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JP3127432B2
JP3127432B2 JP08335475A JP33547596A JP3127432B2 JP 3127432 B2 JP3127432 B2 JP 3127432B2 JP 08335475 A JP08335475 A JP 08335475A JP 33547596 A JP33547596 A JP 33547596A JP 3127432 B2 JP3127432 B2 JP 3127432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、停止状態から運
転状態への空調機(ファンコイルユニット:FCU)の
移行時、このFCUへの送水(冷水/温水)の供給通路
に設けられたバルブを開き、このバルブが開かれている
間にFCUへの送水温度をチェックし、FCUへの送水
が冷水であるのか温水であるのかを判断する空調制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の空調制御装置におい
ては、停止状態から運転状態へのFCUの移行時、この
FCUへの送水の供給通路に設けられたバルブ(電磁
弁)を必ず一定時間開いて送水を行い、このバルブが開
かれている間にFCUへの送水温度をチェックし、FC
Uへの送水が冷水であるのか温水であるのかを判断する
ようにしている。この場合、水温検出センサが実際の水
温に近い温度を検出できるように、FCUが停止状態か
ら運転状態へ移行してから一定時間の経過を待って送水
温度のチェックを行うようにしている。
【0003】すなわち、図1にそのタイミングチャート
を示すように、FCUの停止状態から運転状態への移行
時(図1(a)に示すtON1 ,tON2 ・・・・tONn
)、このFCUへの送水の供給通路に設けられたバル
ブを必ず一定時間Ta開き、FCUが停止状態から運転
状態へ移行してから一定時間Tb(図1(b)に示すT
b1,Tb2・・・・Tbn、Tb<Ta)の経過を待って、
送水温度のチェックを行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空調制御装置によると、例えば冬場の休み明
けの朝で冷温水配管が冷え切っているような場合、待ち
時間Tbが経過しても水温検出センサの検出温度が温水
と判断できる温度にならないため、冷温水の判断を誤る
虞れがある。また、この冷温水の判断の誤りを防ぐた
め、待ち時間Tbを長くすると、朝の立ち上がり時(図
1(a)に示すtON1 )ばかりでなく、日中におけるユ
ーザの停止/運転操作時(図1(a)に示すtON2 ,t
ON3 ・・・・tONn )にも待ち時間Tbが長くなり、冷
温水の判断に遅滞が生じる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、朝の立ち上
がり時における冷温水の判断を確実に行うことができ、
かつ日中における冷温水の判断に遅滞の生じることのな
い空調制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、上述し
た空調制御装置において、バルブが前回全閉状態とされ
てから今回開状態とされるまでの間の閉時間を計測する
ものとし、これにより計測されたバルブの閉時間に応じ
て今回の停止状態から運転状態への空調機の移行時にお
ける送水温度をチェックするまでの待ち時間を調節する
ようにしたものである。この発明によれば、バルブが前
回全閉状態とされてから今回開状態とされるまでの間の
閉時間に応じて、今回の停止状態から運転状態への空調
機の移行時における送水温度をチェックするまでの待ち
時間が調節される。
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、上述
した空調制御装置において、空調機が前回停止状態とさ
れてから今回運転状態とされるまでの間の停止時間を計
測するものとし、これにより計測された空調機の停止時
間に応じて今回の停止状態から運転状態への空調機の移
行時における送水温度をチェックするまでの待ち時間を
調節するようにしたものである。この発明によれば、空
調機が前回停止状態とされてから今回運転状態とされる
までの間の停止時間に応じて、今回の停止状態から運転
状態への空調機の移行時における送水温度をチェックす
るまでの待ち時間が調節される。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、上述
した空調制御装置において、空調機の立ち上げ時刻を記
憶するものとし、この立ち上げ時刻における空調機の停
止状態から運転状態への移行時は、他の時点における空
調機の停止状態から運転状態への移行時よりも、送水温
度をチェックするまでの待ち時間を長くするようにした
ものである。この発明によれば、記憶されている立ち上
げ時刻における空調機の停止状態から運転状態への移行
時には、他の時点における空調機の停止状態から運転状
態への移行時よりも送水温度をチェックするまでの待ち
時間が長くされる。
【0009】第4発明(請求項4に係る発明)は、第3
発明において、他の時点における空調機の停止状態から
運転状態への移行時には、バルブが前回全閉状態とされ
てから今回開状態とされるまでの間の閉時間あるいは空
調機が前回停止状態とされてから今回運転状態とされる
までの間の停止時間に応じて、送水温度をチェックする
までの待ち時間を調節するようにしたものである。この
発明によれば、記憶されている立ち上げ時刻における空
調機の停止状態から運転状態への移行時には、他の時点
における空調機の停止状態から運転状態への移行時より
も送水温度をチェックするまでの待ち時間が長くされる
一方、他の時点における空調機の停止状態から運転状態
への移行時には、バルブが前回全閉状態とされてから今
回開状態とされるまでの間の閉時間に応じて、あるい
は、空調機が前回停止状態とされてから今回運転状態と
されるまでの間の停止時間に応じて、送水温度をチェッ
クするまでの待ち時間が調節される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2は本発明に係る空調制御装置を
用いてなる空調制御システムの構成図である。同図にお
いて、1はFCU、2は本発明に係る空調制御装置(F
CU用コントローラ)、3は設定器、4は冷温水配管、
4−1は往水路、4−2は還水路、5は冷温水配管4の
往水路4−1の途上に設けられた電磁弁、6は電磁弁5
を介するFCU1への送水の温度を検出する送水温度検
出センサ、7はFCU1からの給気の供給を受ける室内
の温度を検出する室温センサである。なお、同図におい
て、CHSは往水、CHRは還水を示す。
【0011】FCU1は、冷温水配管4からの送水の供
給を受ける冷温水コイル1−1と、ファン1−2とを備
えている。FCU用コントローラ2は、マイクロプロセ
ッサ(MPU)2−1と、RAMやROM等からなるメ
モリ2−2と、センサ入力回路2−3と、ファン出力回
路2−4と、バルブ出力回路2−5と、設定器3とのイ
ンターフェイス回路2−6と、電源回路2−7と、電源
監視回路2ー8とを備えている。設定器3は、マイクロ
プロセッサ(MPU)3−1と、RAMやROM等から
なるメモリ3−2と、操作キー3−3と、液晶表示部
(LCD)3−4と、FCU用コントローラ2とのイン
ターフェイス回路3−5とを備えている。
【0012】この空調制御システムにおいて、FCU1
にはFCU用電源11からスイッチSW1を介して電源
電圧が印加され、FCU用コントローラ2にはコントロ
ーラ用電源12からスイッチSW2を介して電源電圧が
印加される。FCU用コントローラ2における電源監視
回路2−8は、FCU1への電源電圧を分岐入力とし、
FCU1への電源電圧が正常か異常かを監視し、その監
視結果をMPU2−1へ与える。MPU2−1は、FC
U1への電源電圧が正常であることを前提として、室温
センサ7からの検出室温tpvを設定器3からの設定温度
tspと合致させるように、電磁弁5の開度やファン1−
2の回転数、すなわちFCU1への送水量やファン風量
を制御する。
【0013】次に、FCU用コントローラ2における本
実施の形態特有の処理動作について、MPU2−1の機
能を交えながら説明する。
【0014】〔実施の形態1:電磁弁5の閉時間に応じ
て送水温度をチェックするまでの待ち時間Tbを調節す
る方式〕MPU2−1は、電磁弁5が全閉状態であるか
否かをチェックし(図3に示すステップ301)、全閉
状態でなければ、すなわち開状態であれば、タイマをク
リアして(ステップ302)、主ルーチンへ戻る。
【0015】電磁弁5が全閉状態とされると、MPU2
−1は、ステップ301でのYESに応じてステップ3
03へ進み、ステップ302でクリア状態とされている
タイマのカウントを開始する。そして、FCU1が停止
状態から運転状態へ移行すれば(ステップ304)、ス
テップ305へ進んでタイマのカウントをストップす
る。
【0016】〔朝の立ち上がり時〕ここで、例えば朝の
立ち上がり時であって、図1(a)に示すtON1 時点で
FCU1が停止状態から運転状態へ移行されたものとす
る。この時、MPU2−1は、電磁弁5を開くと共に、
ステップ303でカウント処理を続けていたタイマのカ
ウント動作をストップし、そのカウント値tを取り込む
(ステップ305)。すなわち、電磁弁5が前回全閉状
態とされてから今回開状態とされるまでの閉時間tを取
り込む。
【0017】そして、MPU2−1は、ステップ305
で取り込んだ電磁弁5の閉時間t(t1 )に所定の係数
αを掛けて、FCU1への送水温度をチェックするまで
の待ち時間Tb(Tb1)を求める(ステップ306)。
【0018】このとき求められる電磁弁5の閉時間t1
は前日の夜FCU1を停止してから翌日の朝起動するま
での時間にほゞ等しい。従って、この場合、FCU1へ
の送水温度をチェックするまでの待ち時間Tb1は、電磁
弁5の閉時間t1 に応じて図1(c)に示すように長く
なる。これにより、例えば冬場の休み明けの朝で冷温水
配管4が冷え切っていたとしても、待ち時間Tb1を長く
して冷温水の判断を確実に行うことができるようにな
る。
【0019】〔日中〕図1(a)に示すtON2 時点でF
CU1が停止状態から運転状態へ移行されたものとす
る。この時、MPU2−1は、電磁弁5を開くと共に、
ステップ303でカウント処理を続けていたタイマのカ
ウント動作をストップし、そのカウント値tを取り込む
(ステップ305)。すなわち、電磁弁5が前回全閉状
態とされてから今回開状態とされるまでの閉時間t(t
2 )を取り込む。
【0020】そして、MPU2−1は、ステップ305
で取り込んだ電磁弁5の閉時間t2に所定の係数αを掛
けて、FCU1への送水温度をチェックするまでの待ち
時間Tb2を求める(ステップ306)。
【0021】このとき求められる電磁弁5の閉時間t2
は、前回FCU1を停止してから今回その運転を再開す
るまでの時間にほゞ等しく、先の閉時間t1 よりも短
い。従って、この場合、FCU1への送水温度をチェッ
クするまでの待ち時間Tb2は、図1(c)に示すように
朝の立ち上がり時の待ち時間Tb1よりも短くなる。
【0022】これと同様にして、TON3 〜TONn 時点で
FCU1が停止状態から運転状態へ移行された場合に
も、FCU1への送水温度をチェックするまでの待ち時
間Tb3〜Tbnは朝の立ち上がり時の待ち時間Tb1よりも
短くなる。これにより、日中におけるユーザの停止/運
転操作時、冷温水の判断に遅滞を生じさせないようにす
ることができる。
【0023】〔実施の形態2:FCU1の停止時間に応
じて送水温度をチェックするまでの待ち時間Tbを調節
する方式〕MPU2−1は、FCU1が停止状態から運
転状態への移行時にあるか否かをチェックし(図4に示
すステップ401)、停止状態から運転状態への移行時
になければ、FCU1が停止中か否かをチェックする
(ステップ402)。ここで、FCU1が停止中でなけ
れば直ちに主ルーチンへ戻るが、FCU1が停止中であ
れば前回の停止状態から運転状態への移行時に後述する
ステップ406でクリアされているタイマのカウントを
行う(ステップ403)。 〔朝の立ち上がり時〕ここで、例えば朝の立ち上がり時
であって、図1(a)に示すtON1 時点でFCU1が停
止状態から運転状態へ移行されたものとする。この時、
MPU2−1は、電磁弁5を開くと共に、ステップ40
3でカウント処理を続けていたタイマのカウント動作を
ストップし、そのカウント値tを取り込む(ステップ4
04)。すなわち、FCU1が前回停止状態とされてか
ら今回運転状態とされるまでの間の停止時間tを取り込
む。
【0024】そして、MPU2−1は、ステップ404
で取り込んだFCU1の停止時間t(t1 )に所定の係
数αを掛けて、FCU1への送水温度をチェックするま
での待ち時間Tb(Tb1)を求め(ステップ405)、
タイマをクリアしたうえ(ステップ406)、主ルーチ
ンへ戻る。
【0025】このとき求められるFCU1の停止時間t
1 は前日の夜FCU1を停止してから翌日の朝起動する
までの時間である。従って、この場合、FCU1への送
水温度をチェックするまでの待ち時間Tb1は、FCU1
の停止時間t1 に応じて図1(c)に示すように長くな
る。これにより、例えば冬場の休み明けの朝で冷温水配
管4が冷え切っていたとしても、待ち時間Tb1を長くし
て冷温水の判断を確実に行うことができるようになる。
【0026】〔日中〕図1(a)に示すtON2 時点でF
CU1が停止状態から運転状態へ移行されたものとす
る。この時、MPU2−1は、電磁弁5を開くと共に、
ステップ403でカウント処理を続けていたタイマのカ
ウントをストップし、そのカウント値tを取り込む(ス
テップ404)。すなわち、FCU1が前回停止状態と
されてから今回運転状態とされるまでの間の停止時間t
(t2 )を取り込む。
【0027】そして、MPU2−1は、ステップ404
で取り込んだFCU1の停止時間t2 に所定の係数αを
掛けて、FCU1への送水温度をチェックするまでの待
ち時間Tb2を求める(ステップ405)。
【0028】このとき求められるFCU1の停止時間t
2 は、前回FCU1を停止してから今回その運転を再開
するまでの時間であり、先の停止時間t1 よりも短い。
従って、この場合、FCU1への送水温度をチェックす
るまでの待ち時間Tb2は、図1(c)に示すように朝の
立ち上がり時の待ち時間Tb1よりも短くなる。
【0029】これと同様にして、TON3 〜TONn 時点で
FCU1が停止状態から運転状態へ移行された場合に
も、FCU1への送水温度をチェックするまでの待ち時
間Tb3〜Tbnは朝の立ち上がり時の待ち時間Tb1よりも
短くなる。これにより、日中におけるユーザの停止/運
転操作時、冷温水の判断に遅滞を生じさせないようにす
ることができる。
【0030】なお、上述した実施の形態1,2では、待
ち時間TbをTb=αtとして求めたが、適当な最適化
式を作成のうえ、この最適化式に計測した時間tを代入
することによって求めるようにしてもよい。
【0031】また、上述した実施の形態1,2では電磁
弁5の閉時間tやFCU1の停止時間tに応じて待ち時
間Tbを調節するようにしたが、必ずしもこのような調
節方式としなくてもよい。
【0032】例えば、FCU1の朝の立ち上げ時刻を記
憶するようにし、この立ち上げ時刻におけるFCU1の
停止状態から運転状態への移行時(TON1 )は、他の時
点におけるFCU1の停止状態から運転状態への移行時
(TON2 〜TONn )よりも、待ち時間Tbを長くするよ
うにしてもよい。この場合、曜日,時刻,季節等の情報
により、長めとするTON1 時における待ち時間Tb1 を
変化させるようにしてもよい。また、短めとするTON2
〜TONn時における待ち時間Tb2〜Tbnを電磁弁5の閉
時間t2 〜tn やFCU1の停止時間t2 〜tn に応じ
て調節するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、バルブが前回全閉状態と
されてから今回開状態とされるまでの間の閉時間に応じ
て、第2発明では、空調機が前回停止状態とされてから
今回運転状態とされるまでの間の停止時間に応じて、今
回の停止状態から運転状態への空調機の移行時における
送水温度をチェックするまでの待ち時間が調節されるも
のとなり、朝の立ち上がり時には待ち時間を長くして冷
温水の判断を確実に行うようにすることが可能となり、
また日中の停止/運転操作時には待ち時間を短くして冷
温水の判断に遅滞を生じさせないようにすることが可能
となる。第3発明では、記憶されている立ち上げ時刻に
おける空調機の停止状態から運転状態への移行時には、
他の時点における空調機の停止状態から運転状態への移
行時よりも送水温度をチェックするまでの待ち時間が長
くされ、朝の立ち上がり時には待ち時間を長くして冷温
水の判断を確実に行うようにすることができ、かつ日中
の停止/運転操作時には待ち時間を短くして冷温水の判
断に遅滞を生じさせないようにすることができる。
【0034】第4発明では、記憶されている立ち上げ時
刻における空調機の停止状態から運転状態への移行時に
は、他の時点における空調機の停止状態から運転状態へ
の移行時よりも送水温度をチェックするまでの待ち時間
が長くされる一方、他の時点における空調機の停止状態
から運転状態への移行時には、バルブが前回全閉状態と
されてから今回開状態とされるまでの間の閉時間に応じ
て、あるいは、空調機が前回停止状態とされてから今回
運転状態とされるまでの間の停止時間に応じて、送水温
度をチェックするまでの待ち時間が調節されるものとな
り、第3発明の効果に加えて、日中の停止/運転操作時
における待ち時間をバルブの閉時間や空調機の停止時間
に応じて調節し、冷温水の判断を確実かつ素早く行うよ
うにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願および従来の送水温度のチェックタイミ
ングを示すタイミングチャートである。
【図2】 本発明に係る空調制御装置を用いてなる空調
制御システムの構成図である。
【図3】 電磁弁5の閉時間に応じて送水温度をチェッ
クするまでの待ち時間Tbを調節する方式とした場合
(実施の形態1)の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 FCU1の停止時間に応じて送水温度をチェ
ックするまでの待ち時間Tbを調節する方式とした場合
(実施の形態2)の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…空調機(ファンコイルユニット:FCU)、1−1
…冷温水コイル、1−2…ファン、2…空調制御装置
(FCU用コントローラ)、2−1…マイクロプロセッ
サ(MPU)、2−2…メモリ、2−3…センサ入力回
路、2−4…ファン出力回路、2−5…バルブ出力回
路、2−6…インターフェイス回路。3…設定器、4…
冷温水配管、5…電磁弁、6…送水温度検出センサ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止状態から運転状態への空調機の移行
    時、この空調機への送水の供給通路に設けられたバルブ
    を開き、このバルブが開かれている間に前記空調機への
    送水温度をチェックし、前記空調機への送水が冷水であ
    るのか温水であるのかを判断する空調制御装置におい
    て、 前記バルブが前回全閉状態とされてから今回開状態とさ
    れるまでの間の閉時間を計測する閉時間計測手段と、 この閉時間計測手段により計測された前記バルブの閉時
    間に応じて今回の停止状態から運転状態への空調機の移
    行時における送水温度をチェックするまでの待ち時間を
    調節する待ち時間調節手段とを備えたことを特徴とする
    空調制御装置。
  2. 【請求項2】 停止状態から運転状態への空調機の移行
    時、この空調機への送水の供給通路に設けられたバルブ
    を開き、このバルブが開かれている間に前記空調機への
    送水温度をチェックし、前記空調機への送水が冷水であ
    るのか温水であるのかを判断する空調制御装置におい
    て、 前記空調機が前回停止状態とされてから今回運転状態と
    されるまでの間の停止時間を計測する停止時間計測手段
    と、 この停止時間計測手段により計測された前記空調機の停
    止時間に応じて今回の停止状態から運転状態への空調機
    の移行時における送水温度をチェックするまでの待ち時
    間を調節する待ち時間調節手段とを備えたことを特徴と
    する空調制御装置。
  3. 【請求項3】 停止状態から運転状態への空調機の移行
    時、この空調機への送水の供給通路に設けられたバルブ
    を開き、このバルブが開かれている間に前記空調機への
    送水温度をチェックし、前記空調機への送水が冷水であ
    るのか温水であるのかを判断する空調制御装置におい
    て、 前記空調機の立ち上げ時刻を記憶する立上時刻記憶手段
    と、 この立上時刻記憶手段が記憶している立ち上げ時刻にお
    ける前記空調機の停止状態から運転状態への移行時は、
    他の時点における前記空調機の停止状態から運転状態へ
    の移行時よりも、送水温度をチェックするまでの待ち時
    間を長くする待ち時間調節手段とを備えたことを特徴と
    する空調制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、他の時点における前
    記空調機の停止状態から運転状態への移行時には、前記
    バルブが前回全閉状態とされてから今回開状態とされる
    までの間の閉時間あるいは前記空調機が前回停止状態と
    されてから今回運転状態とされるまでの間の停止時間に
    応じて、送水温度をチェックするまでの待ち時間を調節
    するようにしたことを特徴とする空調制御装置。
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