JPH1033827A - 走行遊戯装置 - Google Patents

走行遊戯装置

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JPH1033827A
JPH1033827A JP21062496A JP21062496A JPH1033827A JP H1033827 A JPH1033827 A JP H1033827A JP 21062496 A JP21062496 A JP 21062496A JP 21062496 A JP21062496 A JP 21062496A JP H1033827 A JPH1033827 A JP H1033827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体の走行頭数を自動的に変更できる走行
遊戯装置を提供すること。 【解決手段】 永久磁石22aを備える模擬移動体20
と、この模擬移動体20が載置されて移動するフィール
ド12と、フィールド12下で走行して永久磁石22a
と磁力で吸引し合って模擬移動体20を移動させる走行
体30と、永久磁石22aと吸引し合う吸引板60と、
を有し、吸引板60は、模擬移動体20と走行体30と
の間の領域と、この領域以外の領域と、の間を移動する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行遊戯装置に関
し、特に、馬などの移動体の走行頭数を変更できる走行
遊戯装置に関する。
【0002】
【発明の背景】競馬ゲームのような競争遊戯装置が知ら
れている。例えば、特開平2−63489号公報には、
実施例として、フィールドの上面を馬の移動模型が走る
ようにした装置が記載されている。この装置は、フィー
ルドの下面に設けられた電磁石と、移動模型の取り付け
られた永久磁石と、が引き寄せ合うことで移動模型が走
るようになっている。
【0003】このような従来の競争遊戯装置は、移動模
型の頭数が一定であり、自動的には変更できないもので
あった。
【0004】しかしながら、実際の競馬では、レースに
よって競争馬の頭数が異なるので、従来の競争遊戯装置
は、実際の競馬を十分に真似ているとは言えなかった。
【0005】また、従来の競争遊戯装置は、所定の頭数
の移動模型が、常時フィールド上にいるようになってい
るが、いずれかの移動模型をフィールドから除外した
り、あるいは、一頭ずつ順にフィールドに入れたりでき
れば、実際の競馬に近いものとなる。
【0006】本発明は、これら従来技術の問題を解決す
るためになされたもので、その目的は、移動体の走行頭
数を自動的に変更できる走行遊戯装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、磁性体部を備える移動体
と、この移動体が載置されて移動するフィールドと、前
記フィールド下で走行して前記磁性体部と磁力で吸引し
合って前記移動体を移動させる走行体と、前記移動体を
吸引する吸引手段と、を有し、前記吸引手段は、前記移
動体と前記走行体との間の領域と、この領域以外の領域
と、の間を移動することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、フィールドの上に移動体
が置かれ、フィールドの下を走行体が走るようになって
いる。移動体は磁性体部を有し、この磁性体部を磁力で
吸引して走行体が走る。こうして、磁力によって移動体
が動く。
【0009】移動体と走行体との間に吸引手段が配置さ
れると、移動体と吸引手段とが吸引し合って、走行体に
よる吸引を妨げる。そして、移動体は、吸引手段と吸引
し合ったまま取り残されて、走行体のみが走行する。こ
うして、走行する移動体の頭数を変えることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の走
行遊戯装置において、前記吸引手段は、前記磁性体部と
磁力で吸引し合う板材であることを特徴とする。移動体
を吸引するには、このように、吸引手段を板材として構
成して、磁性体部と磁力で吸引し合うようにすることが
好ましい。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の走
行遊戯装置において、前記磁性体部は永久磁石であり、
前記移動体は前記永久磁石と吸引し合うように極性を向
けた永久磁石を有し、前記吸引手段は磁気を帯びていな
い磁性体であることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、磁性体部としての永久磁
石は、移動体の永久磁石に対しては磁石同士として吸引
し合い、吸引手段に対しては、磁石と磁性体として吸引
し合う。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の走行遊戯装置において、前記移動体の移動方
向に沿って入口及び出口を有して該移動体を収容する収
容ケースを有し、前記吸引手段は、前記収容ケースの下
部で移動可能に設けられ、前記収容ケースは、前記移動
体の移動コースから離脱できることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、収容ケース内に移動体が
入るようになっており、この収容ケースの下部で吸引手
段が移動して、移動体と走行体との間に吸引手段が配置
されると、移動体は収容ケース内に取り残される。そし
て、収容ケースが、移動体の移動コースから離脱するこ
とで、移動体をフィールド上から排除することができ
る。また、逆の作用によって、フィールドへ移動体を戻
すことができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の走
行遊戯装置において、前記移動体は複数設けられ、前記
収容ケースは前記移動体を収容する複数の収容部を有す
ることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、複数の移動体のいずれか
の移動を、任意に止めることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の走
行遊戯装置において、前記複数の収容部は、前記移動体
の移動コースと交差する方向に並んで設けられ、前記吸
引手段は、前記収容ケースの並ぶ方向に沿って移動する
一枚板であることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、複数の収納部が移動体の
移動コースと交差する方向に並んでいるので、複数の移
動体は、この方向に並んだ状態で収納ケースに入る。そ
して、任意の移動体の下に吸引手段を配置してから、走
行体を走行させると、これらの移動体を取り残して、そ
れ以外の移動体が移動を続行する。こうして、移動体の
頭数を変更することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照して説明する。図3は、実施形態に係る競馬ゲ
ーム装置を示す図である。この競馬ゲーム装置は、筐体
10に設けられたフィールド12上を複数の模擬移動体
20が走るようになっている。模擬移動体20は馬を模
して構成されている。
【0020】(本実施形態の概略)この競馬ゲーム装置
は、模擬移動体20の頭数を変更できるようになってい
る。すなわち、図3において格納されていた収納ケース
50が、図4に示すようにフィールド12上に突出し、
図5に示すように模擬移動体20のうちの数頭が収納ケ
ース50内に収納され、図6に示すように収納ケース5
0とともに数頭の模擬移動体20は格納される。そし
て、格納されていたゲート100が、スタート位置に移
動する。
【0021】こうして、頭数の減った模擬移動体20は
ゲート100に入り、図7に示すようにしてスタートし
て、図8に示すように競馬が始まる。
【0022】また、一旦減った頭数を増やすには、図9
に示すように模擬移動体20が収容された収容ケース5
0を、再びフィールド12上に配置する(図10参
照)。そして、図11に示すように、フィールド12上
を走行してきた模擬移動体20を、収容ケース50の隣
に配置し、一旦停止させた後、収納ケース50内の模擬
移動体20とともに再び走行させる(図12参照)。
【0023】こうして、本実施形態によれば、模擬移動
体20の頭数を増減させることができる。詳しくは、後
述する。
【0024】(模擬移動体の走行)模擬移動体20の頭
数を変更する手段を説明する前に、それぞれの模擬移動
体20が走るのための構成を図13〜図15を参照して
説明する。図13は、フィールド12を取り外して筐体
10の内部を示す図である。
【0025】図13に示すように、筐体10の内部に
は、複数の走行体30と、全ての走行体30を牽引する
牽引部14と、が設けられている。牽引部14は、フィ
ールド12において、模擬移動体20が走るコースの中
央に対応する位置に設けられたレール16に沿って、駆
動部18によって移動するようになっている。
【0026】走行体30は、弾力性及び導電性を有する
テープ材32によって、牽引部14に牽引される。さら
に、走行体30は、テープ材32に沿って移動すること
ができる。詳しくは、走行体30は、図示しない一対の
ローラによってテープ材32を挟持し、ローラが回転す
ることでテープ材32に沿って移動する。こうして、各
走行体30は、順序が入れ替わるようになっている。な
お、ローラの回転駆動のための電力は、導電性を有する
テープ材32から供給され、図示しない中央制御部にて
制御される。
【0027】そして、走行体30は、フィールド12を
介して、磁力によって模擬移動体20を引っ張って行く
ようになっている。走行体30及び模擬移動体20の構
成を図14及び図15に示す。
【0028】走行体30は、テープ材32によって牽引
される牽引台34と、高さ調整部36を介して牽引台3
4の上に設けられる制御部38と、を含む。高さ調整部
36は、制御部38とフィールド12の下面との間に隙
間が開かないように、わずかに制御部38を上方向に持
ち上げる力を加えている。制御部38は、テープ材32
から供給される電力によって、模擬移動体20を、飛び
跳ねるように駆動する。そのための構成について以下説
明する。
【0029】模擬移動体20には、図14(A)に示す
ように、前足22と後ろ足24とが、開脚及び閉脚でき
るように回動可能に設けられている。また、前足22と
後ろ足24とは、バネ26によって閉脚する方向に付勢
されている。前足22の先端部には、S極を先端方向に
向けた永久磁石22aが設けられ、後ろ足24の先端部
には、N極を先端方向に向けた永久磁石24aが設けら
れている。
【0030】制御部38は、前足22を駆動するための
永久磁石40と、後ろ足24を駆動するための永久磁石
42、44と、を有する。
【0031】永久磁石40は、前足22及び後ろ足24
の開閉の方向に移動可能なスライド部40aに設けら
れ、N極側がフィールド12の下面を摺動するように配
置されている。前足22の永久磁石22aは、S極側が
フィールド12の方向を向くので、永久磁石40は、永
久磁石22aを磁力によって引き寄せる。そして、走行
体30が移動すると、これとともに模擬移動体20も移
動する。
【0032】永久磁石42、44は、ローラ46に設け
られている。詳しくは、永久磁石42はN極側の面がロ
ーラ46の周面の一部を構成し、永久磁石44はS極側
の面がローラ46の周面の一部を構成するように設けら
れている。そして、ローラ46は、フィールド12の下
面と接触している。
【0033】ローラ46の回転軸46aは、前足22及
び後ろ足24の開閉の方向とは直交する方向に延びるよ
うに配置されている。また、ローラ46は、フィールド
12側において、後ろ足24の開脚する方向に回転す
る。
【0034】ローラ46には、回転軸46aとずれた位
置に、レバー48の一端部が回動自在に連結され、レバ
ー48の他端部は、スライド部40aに回動自在に連結
されている。ローラ46、レバー48及びスライド部4
0aによってクランク機構が構成され、ローラ46の回
転に連動して、スライド部40aがスライド移動する。
詳しくは、スライド部40aが、前足22の開脚とは反
対方向に最も移動した状態(図14(B)参照)から、
前足22の開脚方向に移動して行く途中(図15(A)
参照)で、永久磁石44は、後ろ足24の永久磁石24
aを吸引するように位置する。そして、スライド部40
aが、前足22の開脚方向に最も移動した状態(図15
(B)参照)では、永久磁石42は、後ろ足24の永久
磁石24aと反発するように位置する。
【0035】上記競馬ゲーム装置においてゲームが開始
されると、フィールド12の下に設けられた牽引部14
によって走行体30が牽引される。走行体30に設けら
れる永久磁石40(図14参照)は、フィールド12を
介して、模擬移動体20の前足22の永久磁石22aを
磁力により吸引している。したがって、走行体30の移
動とともに模擬移動体20も前方に移動する。
【0036】模擬移動体20は、跳ねる動きをする。ま
ず、図14(A)において、走行体30の永久磁石40
は、永久磁石22aを吸引している。また、模擬移動体
20の前足22及び後ろ足24は、バネ26によって付
勢されて閉脚している。そして、スライド部40aは、
ローラ46の回転に伴って後方にスライドして、図14
(B)に示すように、永久磁石40が最も後退した状態
となる。
【0037】さらにローラ46が回転すると、スライド
部40aは前方にスライドするので、スライド部40a
に設けられた永久磁石40によって、前足22は開脚す
る。また、この開脚動作が始まると、永久磁石44の磁
力による吸引力が後ろ足24の永久磁石24aに徐々に
及び始める。そして、さらにローラ46が回転して、後
ろ足24が開脚して行く(図15(A)参照)。こうし
て、前足22及び後ろ足24が開脚する。
【0038】さらにローラ46が回転すると、永久磁石
44が後ろ足24の永久磁石24aから離れていく。そ
して、永久磁石24aに対する永久磁石44の磁力が弱
まると、次に、永久磁石42が永久磁石24aに近づ
く。永久磁石42と永久磁石24aとは、極性が同一で
あるので反発し合う。そうすると、図15(B)に示す
ように、後ろ足24の永久磁石24aは、フィールド1
2から離れる。しかも、模擬移動体20のバネ26によ
って、フィールド12から離れた後ろ足24は、直ちに
開脚する方向に動く。このような動きは、まさに、動物
が飛び跳ねる動きである。
【0039】(収容ケース)次に、収容ケース50の詳
細を、図16〜図18を参照して説明する。図16に
は、収容ケース50がフィールド12から退避した状態
で示されている。
【0040】収容ケース50は、底板50a上に複数の
収容部52が形成されてなる。各収容部52は、模擬移
動体20の移動コースとは交差する方向、言い換える
と、フォールド12から離れる方向に沿って並べられて
いる。なお、複数ではなく、単一の収容部52のみを有
するように構成してもよい。
【0041】底板50aは、フィールド12上を摺動し
て移動する模擬移動体20が、滑らかに収容部52に入
り込めるように、先端が傾斜して段が形成されないよう
になっている。あるいは、極めて薄い板材にて底板50
aを構成してもよい。
【0042】各収容部52は、図9に示すように、一つ
の模擬移動体20を収容できるスペースを有し、模擬移
動体20の移動コースに沿って入口及び出口が開口する
ようになっている。したがって、収容部52は、模擬移
動体20の移動方向には、その移動を妨げないようにな
っている。
【0043】収容ケース50には、フィールド12とは
反対側に、駆動板54が設けられている。駆動板54
は、モータ56によって、模擬移動体20の移動コース
に交差する方向にスライドするようになっている。これ
に伴って、同じ方向に収容ケース50も移動するので、
収容ケース50は、フィールド12上と、フィールド1
2から離脱する位置と、の間を往復移動できる。収納ケ
ース50が移動すると、底板50a上に載った模擬移動
体20も共に移動する。
【0044】駆動板54には、長手方向に沿ってガイド
溝54aが形成され、このガイド溝54aに沿って、吸
引板60が移動するようになっている。その駆動は、モ
ータ58によって行われる。この吸引板60は、磁気を
帯びない磁性体で構成されている。
【0045】また、収納ケース50の底板50aの下面
には、上記ガイド溝54aと連続するガイド溝(図示せ
ず)が形成されている。したがって、吸引板60は、底
板50aの下面側で、スライドするようになっている。
つまり、吸引板60は、収納ケース50の収納部52の
下をスライドする。こうすることで、吸引板60は、模
擬移動体20と走行体30との間をスライドする。
【0046】さらに、この吸引板60は、模擬移動体2
0の前足22に対応する位置でスライドするようになっ
ている。上述したように、前足22は、永久磁石22a
を備え、この永久磁石22aが走行体30の永久磁石4
0に吸引されることで、模擬移動体20が移動する。
【0047】そして、磁性体の吸引板60が、前足22
の永久磁石22aと、走行体30の永久磁石40との間
に配置されると、永久磁石22aは吸引板60と吸引し
合う。そうすると、走行体30が走行しても、模擬移動
体20は吸引板60に吸引されているので、取り残され
る。こうして、本実施形態では、模擬移動体20の頭数
を変更する。
【0048】(頭数変更の作用)次に、模擬移動体20
の頭数を変更する作用について図1及び図2を参照して
説明する。
【0049】図1は、模擬移動体20の頭数を減らすと
きの作用を示す断面図であり、図4〜図6に対応する。
図1(A)に示すように、模擬移動体20は、走行体3
0とともに移動する。詳しくは、模擬移動体20の永久
磁石22aが、走行体30の永久磁石40に吸引され
て、模擬移動体20が移動する。このとき、図18に示
すように、収容ケース50はフィールド12上に配置さ
れ、かつ、吸引板60は収容ケース50の下部に位置し
ている。
【0050】そして、図1(B)に示すように、模擬移
動体20が底板50a上に載り、その永久磁石22aが
吸引板60上に位置すると、両者は吸引し合う。走行体
30が走行し続けても両者は吸引し合ったままなので、
図1(C)に示すように、走行体30は、模擬移動体2
0を取り残して走行する。その後、直ちに収容ケース5
0が、図6に示すように、フィールド12から退避する
と、収納ケース50とともに模擬移動体20の一部も排
除される。こうして、模擬移動体20の頭数を減らし
て、競馬ゲームを行うことができる。
【0051】なお、吸引板60の移動量を調整すること
で、模擬移動体20の減る頭数を変えることができる。
例えば、収容ケース50に、6頭の模擬移動体20が入
るようになっていても、2頭分に相当する長さだけ吸引
板60を移動させておけば、2頭減らして残りの4頭
は、フィールド12に戻すことができる。
【0052】図2は、模擬移動体20の頭数を増やすと
きの作用を示す断面図であり、図9〜図12に対応す
る。
【0053】図2(A)において、既に模擬移動体20
の一部がフィールド12から排除されており、対応する
走行体30は、牽引対象の無いままフィールド12下を
移動している。そして、図10に示すように、収容ケー
ス50はフィールド12上に配置され、かつ、吸引板6
0は収容ケース50の下部に位置させておく。なお、模
擬移動体20が収容ケース50から出て行く直前まで、
永久磁石22aと吸引板60とを吸引させておくこと
で、模擬移動体20を安定させることができる。
【0054】そして、図2(B)に示すように、模擬移
動体20の永久磁石22aの下に走行体30の永久磁石
40が位置すると、一旦、走行体30を止めて、吸引板
60を離脱させる。このように、永久磁石40が所定位
置に来てから吸引板60を離脱させることによって、模
擬移動体20の後ろ足24の永久磁石24aと、永久磁
石40とが、反発して模擬移動体20を押し出さないよ
うにしている。
【0055】こうして、吸引板60が離脱すると、永久
磁石22aと永久磁石40とが吸引し合う。そして、走
行体30が再び走行すると、図2(C)に示すように、
移動体20は収容ケース50から出て、フィールド12
に戻る。こうして、模擬移動体20の頭数を増やして、
競馬ゲームを行うことができる。
【0056】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施
形態では、図4に示すように、フィールド12の外周側
の数頭の模擬移動体20を対象として、頭数を増減でき
るようにしたが、全ての模擬移動体20を対象にできる
ようにしてもよい。その場合、収容ケース50が、全て
の模擬移動体20を収容できる収容部を有するようにす
る。
【0057】また、フィールド12の外周側のみなら
ず、任意の箇所の模擬移動体20を対象として、頭数を
増減できるようにしてもよい。その場合、上記実施形態
のような、一枚板としての吸引板60の代わりに、それ
ぞれの模擬移動体20に対応する複数の吸引板を設け
て、個別に制御してもよい。
【0058】あるいは、吸引手段は、磁力により模擬移
動体20を吸引する以外に、真空ポンプによって模擬移
動体20を吸い付けるようにしてもよい。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における模擬移動体の頭数を減らす
作用を説明する図である
【図2】本実施形態における模擬移動体の頭数を増やす
作用を説明する図である
【図3】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図4】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図5】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図6】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図7】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図8】実施形態に係る競馬ゲーム装置を示す図であ
る。
【図9】実施形態に係る競馬ゲーム装置の一部を示す図
である。
【図10】実施形態に係る競馬ゲーム装置の一部を示す
図である。
【図11】実施形態に係る競馬ゲーム装置の一部を示す
図である。
【図12】実施形態に係る競馬ゲーム装置の一部を示す
図である。
【図13】図3に示す競馬ゲーム装置の内部構造を示す
図である
【図14】本発明の実施形態における模擬移動体及び走
行体を示す図である。
【図15】本発明の実施形態における模擬移動体及び走
行体を示す図である。
【図16】図3に示す競馬ゲーム装置の収容ケースを示
す図である
【図17】図3に示す競馬ゲーム装置の収容ケースを示
す図である
【図18】図3に示す競馬ゲーム装置の収容ケースを示
す図である
【符号の説明】
12 フィールド 20 模擬移動体(移動体) 22a 永久磁石(磁性体部) 30 走行体 40 永久磁石 50 収容ケース 52 収容部 60 吸引板(吸引手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体部を備える移動体と、この移動体
    が載置されて移動するフィールドと、前記フィールド下
    で走行して前記磁性体部と磁力で吸引し合って前記移動
    体を移動させる走行体と、前記移動体を吸引する吸引手
    段と、を有し、 前記吸引手段は、前記移動体と前記走行体との間の領域
    と、この領域以外の領域と、の間を移動することを特徴
    とする走行遊戯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の走行遊戯装置において、 前記吸引手段は、前記磁性体部と磁力で吸引し合う板材
    であることを特徴とする走行遊戯装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の走行遊戯装置において、 前記磁性体部は永久磁石であり、前記移動体は前記永久
    磁石と吸引し合うように極性を向けた永久磁石を有し、
    前記吸引手段は磁気を帯びていない磁性体であることを
    特徴とする走行遊戯装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の走行遊戯装
    置において、 前記移動体の移動方向に沿って入口及び出口を有して該
    移動体を収容する収容ケースを有し、 前記吸引手段は、前記収容ケースの下部で移動可能に設
    けられ、 前記収容ケースは、前記移動体の移動コースから離脱で
    きることを特徴とする走行遊戯装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の走行遊戯装置において、 前記移動体は複数設けられ、前記収容ケースは前記移動
    体を収容する複数の収容部を有することを特徴とする走
    行遊戯装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の走行遊戯装置において、 前記収容部は、前記移動体の移動コースと交差する方向
    に並んで設けられ、 前記吸引手段は、前記収容ケースの並ぶ方向に沿って移
    動する一枚板であることを特徴とする走行遊戯装置。
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