JPH10337678A - ステープラー - Google Patents

ステープラー

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JPH10337678A
JPH10337678A JP15109397A JP15109397A JPH10337678A JP H10337678 A JPH10337678 A JP H10337678A JP 15109397 A JP15109397 A JP 15109397A JP 15109397 A JP15109397 A JP 15109397A JP H10337678 A JPH10337678 A JP H10337678A
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JP
Japan
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staple
pressing lever
pressing
base
discharge port
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Withdrawn
Application number
JP15109397A
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English (en)
Inventor
Eitaro Asakura
英太郎 朝倉
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EDOGAWA BUSSAN KK
Original Assignee
EDOGAWA BUSSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧レバーを完全に閉じることによって、安
全にしかも容易に保管できるステープラーを提供するこ
と。 【解決手段】 ステープラーSは、押圧レバー1と、ス
テープル収納体2と、ベース3とを備え、押圧レバー1
がベース3に対して開閉できるように構成されている。
押圧レバー1は、押圧レバー1の押圧片40が、ステー
プル排出口23に対向してステープル5を押圧する位置
と、ステープル排出口23を越えてベース3の押圧片収
納部30bに対向する位置との間を移動可能に構成さ
れ、押圧レバー1の押圧片40がステープル排出口23
と対向する位置において、押圧レバー1はステープル5
を束ねた紙に打ち込む作業を行なうことができ、押圧レ
バー1の押圧片40が押圧片収納部30bと対向する位
置において、押圧片40が押圧片収納部30bに収納さ
れて保管される状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステープラーに
関する。
【0002】
【従来の技術】ステープラーは、登録商標「ホッチキ
ス」の名前で知られるように、複数の紙等を、ステープ
ルを押圧して係着させることによって、1つに束ねるよ
うに使用されていた。従来のステープラーS1は、図8
に示されるように、ベース体51と、ベース体51に一
端が軸支され、ステープル5が収納されるステープル収
納体52と、ベース体51に一端が軸支され、ステープ
ル収納体52に収納されるステープル50をステープル
収納体52の先端部に形成される排出口52aから押圧
するように、回動する押圧レバー53と、を備えて構成
されている。
【0003】ベース体51の前方部にはステープル50
の脚部が内側に屈折できるるとともに脚部が押圧支持さ
れるようにステープル受け部51aが形成されている。
また、ベース体51の後部両側には壁部54が配設さ
れ、両壁部54に枢軸55が支持されている。
【0004】ステープル収納体52は、上部及び後部が
解放される箱状に形成され、後部の両側に形成される壁
52bが前述の枢軸55に嵌合され、ステープル収納体
52が回動可能に支承される。また、中央部にはステー
プル50を前方に付勢するように、ばね56に係止され
たステープル押し板57が配設され、前方部下面にはス
テープル50が1個づつ排出される上述の排出口52a
が形成されている。
【0005】押圧レバー53は、下方及び後部が解放さ
れた箱形に形成され、後部の両側に形成される壁53a
が前述の枢軸55に嵌合され、押圧レバー53が回動可
能に支承される。押圧レバー53の天上部内側には、ス
テープル収納体52に収納されるステープル50を排出
口52aから押圧するL字形の押圧部材58が弾性部を
有して配設されている。
【0006】そして、ステープラーS1を使用しない時
には、押圧レバー53が、押圧部材58に形成される弾
性部により、ベース体51から離隔された位置に付勢さ
れて静止され、ベース体51とステープル収納体52と
の間に複数の紙等を置き、押圧レバー53の上方から加
圧すると、押圧部材58がステープル収納体52に収納
されたステープル50を1個づつ排出口52aから押し
出して紙に係着させて束ねていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のステー
プラーS1は、使用しない時には、押圧レバー53が上
方の位置にあり、押圧レバー53とベース体51との間
が開口された状態にあるため、ステープラーS1を適当
な場所に置いた儘にしていると、通りすがりに押圧レバ
ー53を引っ掛けてしまい、けがをしたり床あるいは壁
等を傷つけてしまう。
【0008】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、使用しない時には、押圧レバーとベース体を閉口
状態にすることによって、安全に保管できるステープラ
ーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるステ
ープラーでは、上記の課題を解決するために、以下のよ
うに構成するものである。すなわち、一端に保持壁が形
成され、他端にステープル受け部が形成されるベース
と、前記ベースの保持壁に一端が軸支されるとともにス
テープルを収納し他端にステープル排出口を有するステ
ープル収納体と、前記ベースの保持壁に一端が軸支され
るとともに、他端に弾性部とステープルを押圧する押圧
片を有する押圧レバーと、を備えて構成され、前記押圧
レバーが、前記ベースのステープル受け部において前記
ステープルを押圧する位置と、前記ステープル受け部か
ら離隔して静止する位置と、の間を前記押圧レバーの軸
支部を中心に開閉可能に構成されるステープラーであっ
て、前記押圧レバーの押圧片が、前記ステープル排出口
に対向して前記ステープルを押圧する位置と、前記ステ
ープル排出口を越えて前記ステープル排出口と離隔する
位置と、に配置されるように、前記押圧レバーが前記ベ
ースに沿って移動可能に構成され、前記押圧レバーの押
圧片が前記ステープル排出口と対向する位置において、
前記押圧レバーが前記ステープルを押圧可能に作動する
とともに、前記ステープル収納体と一体的に前記押圧レ
バーの軸支部を中心に開閉可能に構成され、前記押圧レ
バーの押圧片が前記ステープル排出口と離隔する位置に
おいて、前記押圧レバーが単独で前記押圧レバーの軸支
部を中心に開閉されるとともに、前記押圧レバーが閉時
において、前記ベースとロック可能に構成されることを
特徴とするものである。
【0010】また好ましくは、前記押圧レバーに、前記
保持壁に配設される枢軸に係合可能な略凹状の溝部が形
成されることを特徴とするものであればよい。
【0011】さらに好ましくは、前記押圧片が前記ステ
ープル排出口に対向する位置において、前記押圧レバー
と前記ステープル収納体とが共に開閉するできるよう
に、前記押圧レバーと前記ステープル収納体との間に係
合手段が配設されていることを特徴とするものであれば
なお好ましい。
【0012】また、前記押圧片が前記ステープル排出口
を離隔する位置において、前記押圧レバーと前記ベース
とがロックできるように、前記押圧レバーと前記ベース
との間にロック手段が配設されていることを特徴とする
ものであってもよい。
【0013】さらに、前記ベースの裏面にマグネットが
貼着されることを特徴とするものであってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0015】実施形態のステープラーSは、図1〜2に
示すように、押圧レバー1と、押圧レバー1の下方に位
置しステープル5が収納されるステープル収納体2と、
ステープル収納体2の下方に位置するベース体3と、を
有し、押圧レバー1とステープル収納体2の一端はベー
ス体3の後部に軸支され、ベース体3に対して開閉可能
に構成される。
【0016】押圧レバー1は、下方及び後方が開口され
る断面コ字形に形成され、両横壁1aの後部内側面に凹
状溝部11が形成されている。凹状溝部11には、前方
に形成される前係止部11a、後方に形成される後係止
部11b、前係止部11aと後係止部11bとの下部を
つなぐスライド部11cとが形成され、後述の枢軸に対
して凹状溝部11が移動され、そのことによって、押圧
レバー1がベース3に対してスライド可能に構成され
る。凹状溝部11の前方部に内側に向かって突起された
係合片10が形成され、係合片10の上面が係合面10
aを備えている。また、押圧レバー1の上壁の内側面
に、先端部が下方に突起する押圧片40を備えた略L字
形の押圧部材4が配設され、押圧部材4の後部には、二
股状の脚部41、42が下方に傾斜してばねを形成し、
二股状の脚部41、42間に、一端が下方に傾斜しさら
に上方に屈折する板状のばね部43が形成されている。
【0017】ステープル収納体2は、平面視矩形に形成
されるとともに上部と後部が開口される略断面コ字形に
形成され、上方の開口部よりステープル5がステープル
収納体2の両側壁内に収納され、前方壁20に向かって
ステープル移送体22によって移動される。前方壁20
は、収納される複数のステープル5が押圧されて前進方
向に移動する際の、最前進位置にあるステープル5のス
トッパーになり、前方壁20の直前には押圧部材4の押
圧片40が挿入されるための中空状のガイド部21が形
成され、ガイド部21の下部にはステープル5が排出さ
れるための排出口23が形成されている。また、中央部
の一方の側壁の上部外側にステープル収納体2の横ぶれ
を規制するための突起部25が形成され、突起部25の
後方には、押圧レバー1に形成されている係合片10の
係合面10aと係合可能なロック部26が両側壁外方に
突起している。さらに、突起部25とロック部26との
間の下部には、ステープル収納体2の上方への移動を規
制するための丸状突起部27が両側壁より外方に向かっ
て形成されている。ステープル収納体2の後端部には後
述の枢軸が嵌合される嵌合穴28が両壁に形成されてい
る。
【0018】ステープル収納体2内には、断面形状がス
テープル5と同様に形成されたステープル移送体22が
ステープル収納体2内を水平方向に移動可能に配設され
ている。ステープル移送体22の両側壁にはガイドピン
22aが配設され、ステープル収納体2の両側壁の内側
に形成されたガイド溝2a内に係合している。そして、
ステープル移送体22の後部に形成されるフック22b
とステープル収納体2の前方部に形成されるフック2b
との間にコイルばね29が係止され、ステープル移送体
22をステープル収納体2の前方壁20に向かって付勢
するように構成している。
【0019】ベース体3は、平面視矩形に形成され、前
方部にはステープル5が押圧部材4の押圧片40により
押圧される際の受け座としてのステープル受け部30a
が配設されるとともに、ステープル受け部30aの前方
に押圧片40を収納する押圧片収納部30bが溝状に形
成されている。ステープル受け部30aの後方にはスリ
ット状の凹状の溝31が両側に形成され、さらに凹状の
溝31の後方には、前述のステープル収納体2の両側壁
の外面をガイドするためのガイド壁34が両側壁上にそ
れぞれ立設され、ガイド壁34の内側面には長溝状の係
合溝33が形成され、ステープル収納体22に形成され
た丸状突起部27がステープル収納体22の上方に移動
することを規制している。ガイド壁34の外側面下部に
は外方に突起されたロックピン部34aが形成され、押
圧レバー1の両横壁1aの内側面が当接することによっ
て押圧レバー1とベース3がロックされる。さらに、ベ
ース体3の後部両側にはそれぞれ保持壁35が立設さ
れ、それぞれの保持壁35に枢軸6がそれぞれの保持壁
35の内方及び外方に突出するように嵌着されている。
また、ベース体3の裏面側にはマグネット32がベース
体3の長尺方向に貼着されている。
【0020】それぞれ上記のように形成された押圧レバ
ー1と、ステープル収納体2は、ベース体3の枢軸6に
回動可能に嵌合される。押圧レバー1は、両側壁の後部
内面をベース体3の保持壁35の外面に当接するととも
に、凹状溝部11を保持壁35の外方に突出した枢軸6
に嵌合することによって、枢軸6を中心に回動可能に配
設される。そして、押圧レバー1は枢軸6に対してその
凹状溝部11に沿って移動することができ、そのため、
ベース体3に対して平行にスライドすることができる。
そして、押圧レバー1が最後端に移動した時に、押圧レ
バー1に形成される係合片10の係合面10aが、ステ
ープル収納体2に形成されるロック部26の下面に対向
する位置に配置され、この位置では押圧レバー1は枢軸
6を中心にステープル収納体2と共に開閉可能に回動す
るとともに、押圧レバー1の押圧片40がステープル収
納体2のステープル排出口に対向する位置にある。その
際、ステープル収納体2は、両側壁の外面をベース体3
のガイド壁34及び保持壁35の内面に当接するととも
に、両側壁に形成されている嵌合穴28を保持壁35の
内側に突起している枢軸6に嵌合することによってベー
ス体3に支持されている。さらに、両側壁の外方に突起
している丸状突起部27を、ベース体3のガイド壁34
に形成されている係合溝33に係合することによって、
ステープル収納体2がベース体3から上方への離隔が規
制され、押圧レバー1はステープル収納体2とともに一
定の角度で保持される。但し、大きく開口する場合には
手動で押圧レバー1を引っ張れば上方への離隔の規制が
解除される。
【0021】従って、本形態のステープラーSは、押圧
レバー1がベース体3に対して開閉可能に作用されると
共に、押圧レバー1がベース体3に沿って前後方向に移
動可能に作用される。
【0022】次に、上記のように構成されたステープラ
ーSの作用を、図3〜6に従ってさらに詳しく説明す
る。
【0023】図3は、押圧レバー1がベース体3に対し
て開口状態、つまり上方に配置されている状態にあり、
この状態では、押圧レバー1に形成されている溝状凹部
11の後係止部11bにベース体3の枢軸6が係止され
ている。さらに、押圧レバー1の係合片10はステープ
ル収納体2のロック部26との係合位置から離れている
ため、押圧レバー1がステープル収納体2を伴わずに単
独で枢軸6を中心に開口され、押圧部材4は押圧レバー
1と共に上方に移動され押圧部材4に形成される脚部4
1・42はステープル収納体2と大きく離れている。ま
た、ステープル収納体2はベース3に対して略平行に配
置され、ステープル収納体2の丸状突起部27とベース
体3の係合溝部33とにより上方への移動が規制されて
いる。そして、この状態あるいはさらに開口した状態
で、ステープル5をステープル収納体2に収納すること
ができる。収納されたステープル5は、コイルばね29
に付勢されたステープル移送体22により前方に移動さ
れ、最前進位置にあるステープル5がステープル収納体
2の前方壁に当接する位置に移動される。
【0024】次に押圧レバー1をベース体3に対して後
方へ押圧することによって移動させると、枢軸6は溝状
凹部11の後係止部11bからスライド部11cを通り
前係止部11aに移動し(実際は押圧レバーの溝部11
が移動する)、押圧レバー1の係合部10とステープル
収納体2のロック部26が対向する位置に配置される。
そして、押圧レバー1を開口の中間位置まで枢軸6を中
心に回動し、図4のように前記係合部10をロック部2
6の下方まで移動させた後、係合部10の係合面10a
とロック26の下面を係合させると、ステープラーSを
使用状態にすることができる。この状態においては、押
圧レバー1とステープル収納体2は共に作動されるとと
もに、押圧片40はステープル5を挟んでステープル収
納体2のステープル排出口23と対向する位置に配置さ
れる。また、押圧部材4二股状の脚部41と42はステ
ープル収納体2をベース3側に付勢するように、ステー
プル収納体2と接触をする。
【0025】そして、図5に示すように、ステープル収
納体2とベース3との間に、例えば束ねる紙を挟んで押
圧レバー1を加圧することによって、押圧片40がステ
ープル5を押圧し、ステープル5が束ねた紙を貫通して
ベース3のステープル受け部30aに当接すると同時に
内側に向かって屈折する。それによってステープル5を
束ねた紙に打ち込むことができる。
【0026】次に、図4〜5の状態での作業を終了する
と、図4の状態から押圧レバー1を前方に移動する。す
ると、図6に示すように、押圧レバー1の凹状溝11が
前係止部11aから後係止部11bに移動し、枢軸6は
後係止部11bに嵌合する。この状態においては、押圧
片40はステープル収納体2のステープル排出口23よ
り前方に移動され、押圧片収納部30bに対向する位置
に配置される。この時、押圧レバー1の係合部10とス
テープル収納体2のロック部26との係合は解除され
る。この状態で押圧レバー1をさらにベース3に向かっ
て押圧すると、図7に示すように、押圧片40はベース
3の押圧片収納部30bに収納されるとともに、押圧レ
バー1の両横壁部の内側面がベース3のガイド壁34の
下部に形成されたロックピン部34aに当接することに
よって、押圧レバー1とベース3がロック状態に支持さ
れる。そして、押圧レバー1は完全に閉じられる。この
状態でステープラーSをベース3の下面に取り付けられ
ているマグネット32で適所な場所に貼着して保管す
る。
【0027】上記のように押圧レバー1を完全に閉じた
状態で貼着すれば押圧レバー1を引っ掛けることなしに
保管することが可能となる。
【0028】なお、本発明のステープラーSは、ステー
プルを打ち込む際の使用時と保管する際の未使用時の状
態を押圧レバーの横方向の移動によって容易に作ること
ができることを主な特徴としているので、この要旨を変
えることがなければその構成は上記に限るものではな
い。例えば、ステープル収納体2の上方への移動を規制
するために設けられたステープル収納体2の丸状突起部
27とベース3の係合溝33は省略してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ステープラーはベース
と、ステープル収納体と、押圧レバーと、を備えて構成
され、前記押圧レバーが、前記ベースのステープル受け
部において前記ステープルを押圧する位置と、前記ステ
ープル受け部から離隔して静止する位置と、の間を前記
押圧レバーの軸支部を中心に開閉可能に構成されるもの
であり、前記押圧レバーの押圧片が、前記ステープル排
出口に対向して前記ステープルを押圧する位置と、前記
ステープル排出口を越えて前記ステープル排出口と離隔
する位置と、に配置されるように、前記押圧レバーが前
記ベースに沿って移動可能に構成され、前記押圧レバー
の押圧片が前記ステープル排出口と対向する位置におい
て、前記押圧レバーが前記ステープルを押圧可能に作動
するとともに、前記ステープル収納体と一体的に前記押
圧レバーの軸支部を中心に開閉可能に構成され、前記押
圧レバーの押圧片が前記ステープル排出口と離隔する位
置において、前記押圧レバーが単独で前記押圧レバーの
軸支部を中心に開閉されるとともに、前記押圧レバーが
閉時において、前記ベースとロック可能に構成されてい
る。そして、前記押圧レバーの押圧片が前記ステープル
排出口と対向する位置において、ステープルの打ち込み
作業を行なうことができ、前記押圧レバーの押圧片が前
記ステープル排出口と離隔する位置において、前記押圧
レバーを完全に閉じて保管することができる。そのた
め、押圧レバーを引っ掛けることなく安全に保管するこ
とが可能となる。
【0030】また、前記押圧レバーに、前記ベースの保
持壁に配設される枢軸に係合可能な略凹状の溝部が形成
されていれば、簡単な構造で容易に押圧レバーの二点位
置を横移動することができる。
【0031】さらに、前記押圧片が前記ステープル排出
口に対向する位置において、前記押圧レバーと前記ステ
ープル収納体とが共に開閉するできるように、前記押圧
レバーと前記ステープル収納体との間に係合手段が配設
されている。そのため、使用時においては押圧レバーと
ステープル収納体は同時に作動され、未使用時には押圧
レバーだけが単独に作動され押圧レバーを完全に閉じる
ことができるとともに、ステープルを前記ステープル収
納体に挿入するときでも容易に、その作業を行なうこと
ができる。
【0032】また、前記押圧片が前記ステープル排出口
を離隔する位置において、前記押圧レバーと前記ベース
とがロックできるように、前記押圧レバーと前記ベース
との間にロック手段が配設されていれば、保管する際に
押圧レバーが開くことがないため、安全に保管できる。
【0033】また、このステープラーにはマグネットが
取り付けられているため、磁力を発生する場所であれば
どこでも保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態のステープラーを示す分解斜視
【図2】図1のステープラーの断面を示す図
【図3】図1のステープラーの開口状態を示す図
【図4】図1のステープラーの使用状態を示す図その1
【図5】図1のステープラーの使用状態を示す図その2
【図6】図1のステープラーの閉口状態を示す図その1
【図7】図1のステープラーの閉口状態を示す図その2
【図8】従来のステープラーを示す断面図
【符号の説明】
S…ステープラー 1…押圧レバー 2…ステープル収納体 3…ベース 5…ステープル 6…枢軸 10…係合片 11…凹状溝部 23…ステープル排出口 26…ロック部 30a…ステープル受け部 30b…押圧片収納部 32…マグネット 34b…ロックピン部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に保持壁が形成され、他端にステー
    プル受け部が形成されるベースと、前記ベースの保持壁
    に一端が軸支されるとともにステープルを収納し他端に
    ステープル排出口を有するステープル収納体と、前記ベ
    ースの保持壁に一端が軸支されるとともに、他端に弾性
    部とステープルを押圧する押圧片を有する押圧レバー
    と、を備えて構成され、 前記押圧レバーが、前記ベースのステープル受け部にお
    いて前記ステープルを押圧する位置と、前記ステープル
    受け部から離隔して静止する位置と、の間を前記押圧レ
    バーの軸支部を中心に開閉可能に構成されるステープラ
    ーであって、 前記押圧レバーの押圧片が、前記ステープル排出口に対
    向して前記ステープルを押圧する位置と、前記ステープ
    ル排出口を越えて前記ステープル排出口と離隔する位置
    と、に配置されるように、前記押圧レバーが前記ベース
    に沿って移動可能に構成され、 前記押圧レバーの押圧片が前記ステープル排出口と対向
    する位置において、前記押圧レバーが前記ステープルを
    押圧可能に作動するとともに、前記ステープル収納体と
    一体的に前記押圧レバーの軸支部を中心に開閉可能に構
    成され、 前記押圧レバーの押圧片が前記ステープル排出口と離隔
    する位置において、前記押圧レバーが単独で前記押圧レ
    バーの軸支部を中心に開閉されるとともに、前記押圧レ
    バーが閉時において、前記ベースとロック可能に構成さ
    れることを特徴とするステープラー。
  2. 【請求項2】 前記押圧レバーに、前記保持壁に配設さ
    れる枢軸に係合可能な略凹状の溝部が形成されることを
    特徴とする請求項1記載のステープラー。
  3. 【請求項3】 前記押圧片が前記ステープル排出口に対
    向する位置において、前記押圧レバーと前記ステープル
    収納体とが共に開閉するできるように、前記押圧レバー
    と前記ステープル収納体との間に係合手段が配設されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載のステープ
    ラー。
  4. 【請求項4】 前記押圧片が前記ステープル排出口を離
    隔する位置において、前記押圧レバーと前記ベースとが
    ロックできるように、前記押圧レバーと前記ベースとの
    間にロック手段が配設されていることを特徴とする請求
    項1,2または3記載のステープラー。
  5. 【請求項5】 前記ベースの裏面にマグネットが貼着さ
    れることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の
    ステープラー。
JP15109397A 1997-06-09 1997-06-09 ステープラー Withdrawn JPH10337678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15109397A JPH10337678A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ステープラー

Applications Claiming Priority (1)

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JP15109397A JPH10337678A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ステープラー

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JPH10337678A true JPH10337678A (ja) 1998-12-22

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ID=15511188

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JP15109397A Withdrawn JPH10337678A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 ステープラー

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JP (1) JPH10337678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137080A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Max Co Ltd ステープラ

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JP2008137080A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Max Co Ltd ステープラ

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Effective date: 20040907