JPH10337066A - 過負荷時停止機能付制御装置 - Google Patents

過負荷時停止機能付制御装置

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JPH10337066A
JPH10337066A JP13846297A JP13846297A JPH10337066A JP H10337066 A JPH10337066 A JP H10337066A JP 13846297 A JP13846297 A JP 13846297A JP 13846297 A JP13846297 A JP 13846297A JP H10337066 A JPH10337066 A JP H10337066A
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motor
current
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overload
control device
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JP13846297A
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Takahiko Akinaga
孚彦 秋永
Kazuyuki Ogata
一幸 尾形
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Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータを使用する装置を過負荷時に停止させ
る停止制御手段を具備する過負荷時停止機能付制御装置
において、従来採用されていた機構の部分を少なくし、
装置全体を簡単にして、信頼性の高い過負荷時停止機能
付制御装置を得る。 【解決手段】 過負荷時停止機能付制御装置2A、2
B、2Cにおいて、停止制御手段は、過負荷時又はリミ
ット点に至ったときモータに供給される電流の増加を検
知する電流増加検知手段23と、モータへの電源供給を
遮断する電子スイッチ機能を有する電源供給遮断手段2
1、22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過負荷時停止機能
付制御装置に関り、過負荷時又はリミット点に至ったと
きモータへの供給電源を遮断する電子スイッチ機能を持
つ過負荷時停止機能付制御装置である。
【0002】この過負荷時停止機能付制御装置は、例え
ばモータで開閉するドアやシャッタ巻上げ下げ装置、車
のウインドウ上げ下げ装置、クレーン等のモータを使用
する装置に用いられる。
【0003】
【従来の技術】従来、モータを駆動源として利用した自
動ドア等の装置は、開閉動作の終了時に停止させる必要
があり、その終了時を判定し、モータのトルクを低くな
るように制御していた。その際、終了時である、過負荷
時又はリミット点でモータのトルクを制御する手段とし
ては、機械的に作動するリミットスイッチを設け、過負
荷時又はリミット点をセンサなどで検知すると、クラッ
チブレーキを組み合わせてモータの動作を制御してい
た。このため機構が複雑になり、信頼性に欠けることが
あり、故障を生じやすくなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来採用さ
れていた機構の部分を少なくするものであり、装置全体
を簡単にして、信頼性の高い過負荷時停止機能付制御装
置を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、モ
ータを使用する装置を過負荷時に停止させる停止制御手
段を具備する過負荷時停止機能付制御装置において、停
止制御手段は、過負荷時又はリミット点に至ったときモ
ータに供給される電流の増加を検知する電流増加検知手
段と、モータへの電源供給を遮断する電子スイッチ機能
を有する電源供給遮断手段とを備える過負荷時停止機能
付制御装置である。
【0006】また、本発明は、停止制御手段は、過負荷
時又はリミット点でのモータのトルクを供給電流で無段
階に制御するトルク制御手段を備える過負荷時停止機能
付制御装置である。
【0007】そして、停止直前でのトルクの調整手段は
モータ単体に設けられている過負荷時停止機能付制御装
置である。
【0008】更に、本発明は、停止直前でのトルクの調
整手段はリモートでできるようにされている過負荷時停
止機能付制御装置である。
【0009】本発明は、モータを使用する装置を過負荷
時に停止させる停止制御手段を具備する過負荷時停止機
能付制御装置において、停止制御手段は、過負荷時又は
リミット点に至ったときモータに供給される電流の増加
を検知する電流増加検知手段と、モータへの電源供給を
遮断する電子スイッチ機能を有する電源供給遮断手段と
を備えることを特徴とする過負荷時停止機能付制御装置
である。
【0010】また、停止制御手段は、過負荷時又はリミ
ット点でのモータのトルクは供給電流で無段階に制御で
きるトルク制御手段を備える過負荷時停止機能付制御装
置である。
【0011】更に、停止直前でのトルクの調整手段はモ
ータ単体に設けられている過負荷時停止機能付制御装置
である。
【0012】そして、停止直前でのトルクの調整手段は
リモートでできるようにされている過負荷時停止機能付
制御装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
本発明の過負荷停止機能付制御装置について、その実施
例を図1〜3を使用して説明する。
【0014】(実施例1)図1において、第1の過負荷
停止機能付制御装置2Aは、トランジスタ21と、OF
F点設定可変抵抗22と、電流センスコイル23A1
と、磁気センサ23A2と、アンプ24とを有してい
る。そして、第1の過負荷停止機能付制御装置2Aは、
直流電源12及びスイッチ13とで、モータを使用する
装置の駆動源である直流モータ11への電源供給回路を
構成する。
【0015】モータを使用する装置の使用開始時、スイ
ッチ13が入れられ、電源供給回路は、直流モータ11
へ電流を供給する。なお、スイッチ13には、例えば跳
ね返りスイッチを使用することができる。
【0016】直流モータ11が過負荷時又はリミット点
に至ったとき、直流モータ11に供給される電流は増大
するので、電源供給回路の電流は増大する。電流センス
コイル23A1は、その電流増加を受けて、生成する磁
場の強さを変化させる。磁気センサ23A2は、変化し
た磁場の強さを測定電流に変換し、測定電流をアンプ2
4に出力する。アンプ24は、測定電流を増幅してトラ
ンジスタ制御電流IとしてOFF点設定可変抵抗22に
出力する。OFF点設定可変抵抗22は、事前に、モー
タが過負荷時又はリミット点に至ったときにトランジス
タ制御電流I0でトランジスタ21の導通を停止するよ
うに所定の抵抗値R0 に設定してあるので、トランジス
タ制御電流IがI0 まで増大するすると、トランジスタ
21の導通は停止され、すなわち、直流モータ11への
電源供給回路を流れる電流は遮断され、直流モータ11
への電源供給はストップされる。このように、第1の過
負荷停止機能付制御装置2Aは、直流モータ11が過負
荷時又はリミット点に至ったときを検知し、直流モータ
11への電源供給を確実に遮断して停止させることがで
きる。
【0017】第1の過負荷停止機能付制御装置2Aで
は、電流増加検知手段は、電流センスコイル23A1、
磁気センサ23A2及びアンプ24が該当し、電源供給
遮断手段は、トランジスタ21及びOFF点設定可変抵
抗22が該当する。OFF点設定可変抵抗22の抵抗値
0 は、所定の値にに設定することができるので、過負
荷時又はリミット点でのモータのトルクは供給電流で無
段階に制御することが可能である。
【0018】(実施例2)図2は、第2の過負荷停止機
能付制御装置2Bであって、第1の過負荷停止機能付制
御装置2Aにおける電流センスコイル23A1と磁気セ
ンサ23A2の組合せの代わりに、カップリングコイル
23Bを、電源供給回路のそばに設置したものである。
その他のトランジスタ21、OFF点設定可変抵抗22
及びアンプ24を使用することは同じであり、直流モー
タ11、直流電源12とスイッチ13も同様であり、電
源供給回路を構成している。
【0019】カップリングコイル23Bは、電源供給回
路に流れる電流が形成する磁場の変化が生じたとき電流
を発生し、発生電流をアンプ24に出力させる。アンプ
24は、入力した発生電流の電流値が所定の値より大き
いとき、すなわち、直流モータ11が過負荷時又はリミ
ット点に至ったとき、トランジスタ制御電流を発生す
る。その後は、第1の過負荷停止機能付制御装置2Aと
同じであり、第2の過負荷停止機能付制御装置2Bは、
モータが過負荷時又はリミット点に至ったときを検知
し、そして、直流モータ11への電源供給を確実に遮断
して停止させることができる。
【0020】第2の過負荷停止機能付制御装置2Bで
は、電流増加検知手段は、カップリングコイル23Bと
アンプ24とが該当し、電流供給遮断手段は、第1の過
負荷停止機能付制御装置2Aと同じく、トランジスタ2
1及びOFF点設定可変抵抗22が該当する。
【0021】(実施例3)図3は、第3の過負荷停止機
能付制御装置2Cであって、第1の過負荷停止機能付制
御装置2Aにおける電流センスコイル23A1と磁気セ
ンサ23A2との組合せの代わりに、抵抗23C1と電
圧計23C2(又は過電圧センサ23C3)との組合せ
を使用したものである。その他のトランジスタ21、O
FF点設定可変抵抗22及びアンプ24を使用すること
は同じであり、直流モータ11、直流電源12も同様で
あり、電源供給回路を構成している。
【0022】抵抗23C1は、電源供給回路に直列に挿
入されているので、抵抗23C1の両側に電圧を生じ
る。電圧計23C21(又は過電圧センサ23C22)
は生じた電圧を測定し、測定値をアンプ24に出力す
る。アンプ24は、入力した電圧測定値が所定の値より
大きいとき、すなわち、直流モータ11が過負荷時又は
リミット点に至ったとき、トランジスタ制御電流を発生
する。その後は、第1、2の過負荷停止機能付制御装置
2A、2Bと同じであり、第3の過負荷停止機能付制御
装置2Cは、モータ11が過負荷時又はリミット点に至
ったときを検知し、直流モータ11への電源供給を確実
に遮断して停止させることができる。
【0023】第3の過負荷停止機能付制御装置2Cで
は、電流増加検知手段は、抵抗23C1と電圧計23C
2(又は過電圧センサ23C3)とアンプ24とが該当
し、電流供給遮断手段は、第1、2の過負荷停止機能付
制御装置2A、2Bと同じく、トランジスタ21及びO
FF点設定可変抵抗22が該当する。
【0024】このように本発明では、過負荷時又はリミ
ット点に至ったときを検知し、直流モータ11への電源
供給を確実に遮断して停止させることができる。そし
て、本発明では、メカニカルなリミットスイッチが不要
になるため、誤動作することがなくなり、信頼性が向上
することとなる。
【0025】なお、アンプ24で設定する所定値は、実
験データ等を基にして決定することが可能であるので、
過負荷時又はリミット点でのモータのトルクを供給電流
で無段階に制御することができる。
【0026】また、トルクの調整手段は、モータ単体に
設けることも可能であり、それにより、部品点数を削減
することができる。更に、トルクの調整をリモート操作
できるようにして、離れた場所での操作を可能とするこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】本発明では、過負荷時又はリミット点に
至ったときを検知し、モータ11への電源供給を確実に
遮断して停止させることができる。また、メカニカルな
リミットスイッチが不要になるため、誤動作することが
なくなり、信頼性が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第1実施
例の回路の説明図。
【図2】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第2実施
例の回路の説明図。
【図3】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第3実施
例の回路の説明図。
【符号の説明】
11 直流モータ 12 電源 13 スイッチ 2A、2B、2C 過負荷停止機能付制御装置 21 トランジスタ 22 OFF点設定可変抵抗 23A1 電流センスコイル 23A2 磁気センサ 23B カップリングコイル 23C1 抵抗 23C2 電圧計 24 アンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを使用する装置を過負荷時に停止
    させる停止制御手段を具備する過負荷時停止機能付制御
    装置において、 停止制御手段は、過負荷時又はリミット点に至ったとき
    モータに供給される電流の増加を検知する電流増加検知
    手段と、モータへの電源供給を遮断する電子スイッチ機
    能を有する電源供給遮断手段とを備えることを特徴とす
    る過負荷時停止機能付制御装置。
  2. 【請求項2】 停止制御手段は、過負荷時又はリミット
    点でのモータのトルクを供給電流で無段階に制御するト
    ルク制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の過負荷時停止機能付制御装置。
  3. 【請求項3】 停止直前でのトルクの調整手段はモータ
    単体に設けられていることを特徴とする、請求項2記載
    の過負荷時停止機能付制御装置。
  4. 【請求項4】 停止直前でのトルクの調整手段はリモー
    トでできるようにされていることを特徴とする、請求項
    2又は3に記載の過負荷時停止機能付制御装置。
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