JP2957145B2 - 過負荷時停止機能付制御装置 - Google Patents

過負荷時停止機能付制御装置

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JP2957145B2 JP13846297A JP13846297A JP2957145B2 JP 2957145 B2 JP2957145 B2 JP 2957145B2 JP 13846297 A JP13846297 A JP 13846297A JP 13846297 A JP13846297 A JP 13846297A JP 2957145 B2 JP2957145 B2 JP 2957145B2
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孚彦 秋永
一幸 尾形
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過負荷時停止機能
付制御装置に関り、過負荷時又はリミット点に至ったと
きモータへの供給電源を遮断する電子スイッチ機能を持
つ過負荷時停止機能付制御装置である。
【0002】この過負荷時停止機能付制御装置は、例え
ばモータで開閉するドアやシャッタ巻上げ下げ装置、車
のウインドウ上げ下げ装置、クレーン等のモータを使用
する装置に用いられる。
【0003】
【従来の技術】従来、モータを駆動源として利用した自
動ドア等の装置は、開閉動作の終了時に停止させる必要
があり、その終了時を判定し、モータのトルクを低くな
るように制御していた。その際、終了時である、過負荷
時又はリミット点でモータのトルクを制御する手段とし
ては、機械的に作動するリミットスイッチを設け、過負
荷時又はリミット点をセンサなどで検知すると、クラッ
チブレーキを組み合わせてモータの動作を制御してい
た。このため機構が複雑になり、信頼性に欠けることが
あり、故障を生じやすくなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来採用さ
れていた機構の部分を少なくするものであり、装置全体
を簡単にして、信頼性の高い過負荷時停止機能付制御装
置を得ようとするものである。
【0005】このため、本発明は、モータを使用する装
置を過負荷時に停止させる停止制御手段を具備する過負
荷時停止機能付制御装置において、前記停止制御手段
は、過負荷時又はリミット点に至ったときモータに供給
される電流の増加を検知する電流増加検知手段と、モー
タへの電流供給を遮断するトランジスタと、該トランジ
スタのベースを中間タップに接続してトルク制御する
FF点設定可変抵抗と、電流増加検知手段が電流の増加
を検知したときにOFF点設定可変抵抗に流れる電流を
増加させる抵抗電流増加手段と、を備える過負荷時停止
機能付制御装置である。
【0006】また、本発明は、停止直前でのトルクの調
整手段はモータ単体に設けられている過負荷時停止機能
付制御装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
本発明の過負荷停止機能付制御装置について、その実施
例を図1〜3を使用して説明する。
【0008】(実施例1) 図1において、第1の過負荷停止機能付制御装置2A
は、トランジスタ21と、OFF点設定可変抵抗22
と、電流センスコイル23A1と、磁気センサ23A2
と、アンプ24とを有している。トランジスタ21のベ
ースはOFF点設定可変抵抗22の中間タップに接続さ
れている。そして、第1の過負荷停止機能付制御装置2
Aは、直流電源12及びスイッチ13とで、モータを使
用する装置の駆動源である直流モータ11への電源供給
回路を構成する。
【0009】モータを使用する装置の使用開始時、スイ
ッチ13が入れられ、電源供給回路は、直流モータ11
へ電流を供給する。なお、スイッチ13には、例えば跳
ね返りスイッチを使用することができる。
【0010】直流モータ11が過負荷時又はリミット点
に至ったとき、直流モータ11に供給される電流は増大
するので、電源供給回路の電流は増大する。電流センス
コイル23A1は、その電流増加を受けて、生成する磁
場の強さを変化させる。磁気センサ23A2は、変化し
た磁場の強さを測定電流に変換し、測定電流をアンプ2
4に出力する。アンプ24は、測定電流を増幅してトラ
ンジスタ制御電流IとしてOFF点設定可変抵抗22に
出力する。OFF点設定可変抵抗22は、事前に、モー
タが過負荷時又はリミット点に至ったときにトランジス
タ制御電流I0でトランジスタ21の導通を停止するよ
うに所定の抵抗値R0 に設定しており、そして、トラン
ジスタ21のベースはOFF点設定可変抵抗22の中間
タップに接続されているため、トランジスタ制御電流I
がI0 まで増大すると、トランジスタ21の導通は停止
され、すなわち、直流モータ11への電源供給回路を流
れる電流は遮断され、直流モータ11への電源供給はス
トップされる。このように、第1の過負荷停止機能付制
御装置2Aは、直流モータ11が過負荷時又はリミット
点に至ったときを検知し、直流モータ11への電源供給
を確実に遮断して停止させることができる。
【0011】第1の過負荷停止機能付制御装置2Aで
は、電流増加検知手段は、電流センスコイル23A1、
磁気センサ23A及びアンプ24が該当し、また、モー
タへの電流供給を遮断するトランジスタと、該トランジ
スタのベースを中間タップに接続してトルク制御するO
FF点設定可変抵抗と、電流増加手段が電流の増加を検
出したときにOFF点設定可変抵抗に流れる電流を増加
させる抵抗電流増加手段と、を備えている。OFF点設
定可変抵抗22の抵抗値R0 は、所定の値設定するこ
とができるので、過負荷時又はリミット点でのモータの
トルクは供給電流で無段階に制御することが可能であ
る。
【0012】(実施例2) 図2は、第2の過負荷停止機能付制御装置2Bであっ
て、第1の過負荷停止機 能付制御装置2Aにおける電流
センスコイル23A1と磁気センサ23A2の組合せの
代わりに、カップリングコイル23Bを、電源供給回路
のそばに設置したものである。その他のトランジスタ2
1、OFF点設定可変抵抗22及びアンプ24を使用す
ることは同じであり、直流モータ11、直流電源12と
スイッチ13も同様であり、電源供給回路を構成してい
る。
【0013】カップリングコイル23Bは、電源供給回
路に流れる電流が形成する磁場の変化が生じたとき電流
を発生し、発生電流をアンプ24に出力させる。アンプ
24は、入力した発生電流の電流値が所定の値より大き
いとき、すなわち、直流モータ11が過負荷時又はリミ
ット点に至ったとき、トランジスタ制御電流を発生す
る。その後は、第1の過負荷停止機能付制御装置2Aと
同じであり、第2の過負荷停止機能付制御装置2Bは、
モータが過負荷時又はリミット点に至ったときを検知
し、そして、直流モータ11への電源供給を確実に遮断
して停止させることができる。
【0014】第2の過負荷停止機能付制御装置2Bで
は、電流増加検知手段は、カップリングコイル23Bと
アンプ24とが該当し、また、モータへの電流供給を遮
断するトランジスタと、該トランジスタのベースを中間
タップに接続してトルク制御するOFF点設定可変抵抗
と、電流増加手段が電流の増加を検出したときにOFF
点設定可変抵抗に流れる電流を増加させる抵抗電流増加
手段と、を備えている。
【0015】(実施例3) 図3は、第3の過負荷停止機能付制御装置2Cであっ
て、第1の過負荷停止機能付制御装置2Aにおける電流
センスコイル23A1と磁気センサ23A2との組合せ
の代わりに、抵抗23C1と電圧計23C2(又は過電
圧センサ23C3)との組合せを使用したものである。
その他のトランジスタ21、OFF点設定可変抵抗22
及びアンプ24を使用することは同じであり、直流モー
タ11、直流電源12も同様であり、電源供給回路を構
成している。
【0016】抵抗23C1は、電源供給回路に直列に挿
入されているので、抵抗23C1の 両側に電圧を生じ
る。電圧計23C21(又は過電圧センサ23C22)
は生じた電圧を測定し、測定値をアンプ24に出力す
る。アンプ24は、入力した電圧測定値が所定の値より
大きいとき、すなわち、直流モータ11が過負荷時又は
リミット点に至ったとき、トランジスタ制御電流を発生
する。その後は、第1、2の過負荷停止機能付制御装置
2A、2Bと同じであり、第3の過負荷停止機能付制御
装置2Cは、モータ11が過負荷時又はリミット点に至
ったときを検知し、直流モータ11への電源供給を確実
に遮断して停止させることができる。
【0017】第3の過負荷停止機能付制御装置2Cで
は、電流増加検知手段は、抵抗23C1と電圧計23C
2(又は過電圧センサ23C3)とアンプ24とが該当
し、また、第1、2の過負荷停止機能付制御装置2A、
2Bと同じく、モータへの電流供給を遮断するトランジ
スタと、該トランジスタのベースを中間タップに接続し
てトルク制御するOFF点設定可変抵抗と、電流増加手
段が電流の増加を検出したときにOFF点設定可変抵抗
に流れる電流を増加させる抵抗電流増加手段と、を備え
ている。
【0018】このように本発明では、過負荷時又はリミ
ット点に至ったときを検知し、直流モータ11への電源
供給を確実に遮断して停止させることができる。そし
て、本発明では、メカニカルなリミットスイッチが不要
になるため、誤動作することがなくなり、信頼性が向上
することとなる。
【0019】なお、アンプ24で設定する所定値は、実
験データ等を基にして決定することが可能であるので、
過負荷時又はリミット点でのモータのトルクを供給電流
で無段階に制御することができる。
【0020】また、トルクの調整手段は、モータ単体に
設けることも可能であり、それにより、部品点数を削減
することができる。更に、トルクの調整をリモート操作
できるようにして、離れた場所での操作を可能とするこ
ともできる。
【0021】
【発明の効果】本発明では、過負荷時又はリミット点に
至ったときを検知し、モータ11への 電源供給を確実に
遮断して停止させることができる。また、メカニカルな
リミットスイッチが不要になるため、誤動作することが
なくなり、信頼性が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第1実施
例の回路の説明図。
【図2】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第2実施
例の回路の説明図。
【図3】本発明の過負荷停止機能付制御装置の第3実施
例の回路の説明図。
【符号の説明】
11 直流モータ 12 電源 13 スイッチ 2A、2B、2C 過負荷停止機能付制御装置 21 トランジスタ 22 OFF点設定可変抵抗 23A1 電流センスコイル 23A2 磁気センサ 23B カップリングコイル 23C1 抵抗 23C2 電圧計 24 アンプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを使用する装置を過負荷時に停止
    させる停止制御手段を具備する過負荷時停止機能付制御
    装置において、 前記停止制御手段は、過負荷時又はリミット点に至った
    ときモータに供給される電流の増加を検知する電流増加
    検知手段と、モータへの電流供給を遮断するトランジス
    と、該トランジスタのベースを中間タップに接続して
    トルク制御するOFF点設定可変抵抗と、電流増加検知
    手段が電流の増加を検知したときにOFF点設定可変抵
    抗に流れる電流を増加させる抵抗電流増加手段と、を備
    えることを特徴とする過負荷時停止機能付制御装置。
  2. 【請求項2】 停止直前でのトルクの調整手段はモータ
    単体に設けられていることを特徴とする、請求項1記載
    の過負荷時停止機能付制御装置。
JP13846297A 1997-05-28 1997-05-28 過負荷時停止機能付制御装置 Expired - Fee Related JP2957145B2 (ja)

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