JPH10336960A - 電機子鉄心の冷却装置 - Google Patents

電機子鉄心の冷却装置

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JPH10336960A
JPH10336960A JP15583397A JP15583397A JPH10336960A JP H10336960 A JPH10336960 A JP H10336960A JP 15583397 A JP15583397 A JP 15583397A JP 15583397 A JP15583397 A JP 15583397A JP H10336960 A JPH10336960 A JP H10336960A
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armature core
core
armature
frame
cooling
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Tadahiro Miyamoto
恭祐 宮本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電機子鉄心の冷却力を増大する。 【解決手段】 鉄板を積層し、鉄板のスロットに電機子
巻線を収納した電機子鉄心2をフレーム1の内周に固定
し、フレーム1に、フレーム1の一部を切り欠いた切り
欠き孔5を設け、この切り欠き孔5に冷却ファン6を配
設し、冷却ファン6の冷却風を電機子鉄心2の周方向に
流通させて冷却する電機子鉄心の冷却装置において、電
機子鉄心2の積層方向の中間部に設け、外径が電機子鉄
心2の外径より大きくした熱伝導体よりなる挿入板3
と、フレーム1の内周面と電機子鉄心2外周面間に介挿
し、フレーム1の内周面と電機子鉄心2外周面との間に
通風路を形成するスリーブ12とを設けている。したが
って、電機子鉄心からの損失熱を有効に放散することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の電機子鉄
心を冷却ファンで冷却する電機子鉄心の冷却装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電機子鉄心の冷却装置は、図2に
示すように構成している。図において、20はフレーム
で、このフレーム20内に鉄板を積層した電機子鉄心2
1が収納されている。前記フレーム20の中間部に切り
欠き孔22が設けられている。23は冷却ファンで、前
記切り欠き孔22を覆ってフレーム20に取付けてい
る。24は前記フレーム20の内周に周方向に設けた通
風溝で、前記冷却ファン23の冷却風を前記通風溝24
内を流通させてフレーム20に設けた排気口(図示せ
ず)より排出するように構成している。25は前記電機
子鉄心21に巻装した電機子巻線である。26はブラケ
ット、27は前記ブラケット26に取付けた軸受、28
は前記軸受27に支持された回転軸で、この回転軸28
に回転子29が固定してある。30はロータスリーブで
ある。このように構成した電機子鉄心の冷却装置におい
ては、冷却ファン23により機外から導入した冷却風
を、フレーム20の切り欠き孔22からフレーム20に
設けた通風溝24内を通り、電機子鉄心21からの熱を
奪って排気口(図示せず)より機外に排出することによ
り電機子鉄心を冷却していた。
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電機
子鉄心21の冷却は、フレーム20に設けた通風溝24
を冷却風が流れ、この通風溝24を流れる冷却風に接す
る部分の電機子鉄心21を冷却し、冷却風に接しない部
分の電機子鉄心21を冷却していなかった。このため、
冷却風に接せず冷却されない部分が生じ、電機子鉄心2
1を十分に冷却できなかった。そこで、本発明は、電機
子鉄心の冷却力を増大することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、鉄板を積層し、前記鉄板のスロットに
電機子巻線を収納した電機子鉄心をフレームの内周に固
定し、前記フレームに、フレームの一部を切り欠いた切
り欠き孔を設け、この切り欠き孔に冷却ファンを配設
し、前記冷却ファンの冷却風を電機子鉄心の周方向に流
通させて冷却する電機子鉄心の冷却装置において、前記
電機子鉄心の積層方向の中間部に設け、外径が電機子鉄
心の外径より大きくした熱伝導体よりなる挿入板と、前
記フレームの内周面と前記電機子鉄心外周面間に介挿
し、前記フレームの内周面と前記電機子鉄心外周面との
間に通風路を形成するスリーブとを設けている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施例を示す電動
機の上半側断面図である。図において、1はフレーム
で、このフレーム1内に鉄板を積層した電機子鉄心2が
収納されている。3は銅板あるいはアルミ板等の熱伝導
材よりなり、電機子鉄心2の積層した鉄板の板厚と同じ
板厚の挿入板で、前記電機子鉄心2の間にあって積層し
た鉄板と同じようにスロットが設けられている。前記挿
入板3の内径は電機子鉄心2のスロットの巻線収納部上
面までとし、外径は電機子鉄心2の外径より大きく構成
している。前記挿入板3は、電機子鉄心の積層した鉄板
の板厚と同じ厚さの挿入板を複数枚積み重ねてもよい。
前記挿入板および鉄板の両面に接着剤を塗布し、組立加
工の際、加熱加圧処理して一体に構成するようにしても
よい。4は電機子鉄心2および電機子鉄心2の間に挿入
した挿入板3に巻装した電機子巻線、5は前記フレーム
1の中間部に設けた切り欠き孔である。6は冷却ファン
で、前記切り欠き孔5を覆ってフレーム1に冷却ファン
6の枠体7を取付け固定している。8はブラケットで、
このブラケット8に取付けた軸受9に回転軸10が取付
けてある。11は回転軸10に固定した回転子である。
12は銅あるいはアルミ材等の熱伝導体より環状に形成
したスリーブで、このスリーブ内周面を前記電機子鉄心
2の外周に取付け、スリーブ12の外周面を前記フレー
ム1の内周に固定し、前記電機子鉄心2の外周面とフレ
ーム1の内周面との間に通風路を形成している。13は
ロータスリーブである。つぎに、電機子鉄心の冷却作用
について説明をする。電動機を駆動すると、前記電機子
巻線4に損失熱が発生する。冷却ファン6を始動して、
冷却ファン6により外気から導入した冷却風を切り欠き
孔5を通り、電機子鉄心2の外周面とフレーム1の内周
面との間に形成された広い通風路を通って排出口より機
外に排出する。前記電機子巻線4に損失熱は、電機子鉄
心2より挿入板3に伝導する。前記挿入板3に伝導した
熱は電機子鉄心2の外周より突出する部分の挿入板3か
ら冷却ファン6の冷却風により冷却されるとともに、電
機子鉄心2は、電機子鉄心2の外周のほぼ全面を流通す
る冷却風により冷却される。また、電機子鉄心2外周に
取付けたスリーブ12よりフレーム1に伝導して損失熱
を放散して電機子鉄心2を冷却する。前記挿入板3の内
径を電機子鉄心2のスロットの巻線収納部の上面までに
したので、挿入板3に発生する渦電流を少なくして損失
熱の発生を低減する。また、挿入板の板厚を電機子鉄心
の板厚と同じ厚さにしたので、均一なスキューを電機子
鉄心2に付けることができる。
【0006】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればつぎ
のような効果がある。 (1) フレーム内周面にスリーブを介して電機子鉄心
の外周を取付けフレーム内周面と電機子鉄心の外周面と
の間に広い通風路を形成し、この通風路を流通する冷却
風により電機子鉄心のほぼ全面および電機子鉄心の外周
より突出する挿入板を冷却して電機子鉄心を冷却するの
で、電機子鉄心の冷却力を増大することができる。 (2) 挿入板の内径を電機子鉄心のスロットの巻線収
納部上面としたので、挿入板に発生する渦電流を少なく
して損失熱の発生を低減することができる。 (3) 挿入板の板厚を電機子鉄心の板厚と同じ厚さと
したので、電機子鉄心にスキューを設ける場合でも電機
子鉄心に均一なスキューを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電動機の上半部の側断面
図である。
【図2】従来の電動機の上半部の側断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム、 2 電機子鉄心、 3 挿入板、 4
電機子巻線、5 中空室、 6 冷却フアン、 7
枠体、 8 ブラケット、9 軸受、 10 回転軸、
11 回転子、 12 スリーブ、13 ロータスリ
ーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄板を積層し、前記鉄板のスロットに電
    機子巻線を収納した電機子鉄心(2)をフレーム(1)
    の内周に固定し、前記フレーム(1)に、フレーム
    (1)の一部を切り欠いた切り欠き孔(5)を設け、こ
    の切り欠き孔(5)に冷却ファン(6)を配設し、前記
    冷却ファン(6)の冷却風を電機子鉄心(2)の周方向
    に流通させて冷却する電機子鉄心の冷却装置において、 前記電機子鉄心(2)の積層方向の中間部に設け、外径
    が電機子鉄心(2)の外径より大きくした熱伝導体より
    なる挿入板(3)と、 前記フレーム(1)の内周面と前記電機子鉄心(2)外
    周面間に介挿し、前記フレーム(1)の内周面と前記電
    機子鉄心(2)外周面との間に通風路を形成するスリー
    ブ(12)と、 を設けたことを特徴とする電機子鉄心の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記電機子鉄心(2)に挿入した挿入板
    (3)の内径を電機子鉄心(2)の前記スロットの巻線
    収納部の上面までとしたことを特徴とする請求項1記載
    の電機子鉄心の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記電機子鉄心(2)に挿入した挿入板
    (3)の板厚を、前記電機子鉄心(2)の鉄板の板厚と
    同じ厚さとしたことを特徴とする請求項1または2記載
    の電機子鉄心の冷却装置。 【0001】
JP15583397A 1997-05-28 1997-05-28 電機子鉄心の冷却装置 Expired - Fee Related JP3788661B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2860854A3 (en) * 2013-06-17 2016-03-09 Honeywell International Inc. Air cooling of a motor using radially mounted fan

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2860854A3 (en) * 2013-06-17 2016-03-09 Honeywell International Inc. Air cooling of a motor using radially mounted fan

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