JPH10336672A - 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法 - Google Patents

符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法

Info

Publication number
JPH10336672A
JPH10336672A JP14173197A JP14173197A JPH10336672A JP H10336672 A JPH10336672 A JP H10336672A JP 14173197 A JP14173197 A JP 14173197A JP 14173197 A JP14173197 A JP 14173197A JP H10336672 A JPH10336672 A JP H10336672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion vector
encoding
image data
vector
candidate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14173197A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Matsuo
明彦 松尾
Masahito Nonaka
雅人 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP14173197A priority Critical patent/JPH10336672A/ja
Publication of JPH10336672A publication Critical patent/JPH10336672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化された画像データを再度他の符号化方
式にて符号化する際に、動きベクトル検出精度を劣化さ
せることなく、処理量を削減する。 【解決手段】 復号部10は符号化された画像データを復
号する。動きベクトルメモリ12は復号部10にて復号され
た際に得られる動きベクトルを蓄積する。解像度変換部
14は復号部10にて復号された画像データを所定の解像度
に変換する。符号化部16は、復号され解像度変換された
画像データを動きベクトルメモリ12からの動きベクトル
を用いて、所定の符号化方式にて再符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、符号化方式変換装置お
よびその動きベクトル検出方法に係り、特にたとえば、
テレビ電話およびテレビ会議などの通信装置あるいはそ
の受信画像を蓄積する際に用いて好適な符号化方式変換
装置およびその動きベクトル検出方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ITU-T (International Telecommu
nication Union - TelecommunicationStandardization
Sector) にて国際標準になっている動画像の符号化方式
として、たとえば、MPEG (Motion Picture Expert Grou
p) 2ビデオを標準化したH.262勧告、テレビ電話および
テレビ会議の伝送画像を標準化したH.261 勧告、または
PHS (Personal Handy-phone System) などの低ビットレ
ートの回線にて伝送される画像を標準化したH.263 勧告
などに規定された符号化方式が知られている。
【0003】それぞれの符号化方式は、たとえば、動画
圧縮時に用いられる符号化方式、たとえば、DCT (Discr
ete Cosine Transform) およびハフマン符号などが同じ
であること、または入力画像サイズが同じものを扱える
程度の類似点しかなく、実際に符号化されたときのコー
ドなどは各方式で異なっている。そのため、違う標準方
式を用いて符号化されたビットストリームを相互に接続
する場合、または、同じ方式で符号化された複数の画像
を一つの画像に合成したい場合などには、一度符号化さ
れたビットストリームを用いて復号を行ない、再度符号
化したい方式が扱える画像サイズに変換してから再符号
化する必要が生じる。
【0004】従来、上記のように符号化方式を変換する
場合、たとえば、MPEG2 ビデオからH.261 勧告の画像デ
ータに変換する場合、MPEG2 ビデオに一度符号化された
画像データを復号する復号器と、復号された画像のサイ
ズを変更するための解像度変換を行なう解像度変換器
と、たとえば、H.261 勧告の画像データに再度符号化す
る符号器が必要であった。
【0005】復号器には、入力端子より符号化されたビ
ットストリーム、つまり、この場合ITU-T 勧告H.262 の
MPEG2 ビデオのビットストリームが入力される。これに
より符号化されたビットストリームは、復号器にて復号
されて元画像データとして生成される。生成された復号
画像をもとに解像度変換器では、符号化器にて符号化す
る動画像符号化方式で符号化可能な画像サイズ、たとえ
ばH.261 勧告の画像の場合、CIF (Common Intermediate
d Format) の解像度の画像サイズに変換する。
【0006】符号化器では、変換された画像を所定の符
号化方式で符号化して、出力端子から符号化データであ
るビットストリームを出力する。この場合、符号化器内
部では、動き補償するための動きベクトル検出部にて復
号画像からそれぞれの動きベクトルが検出され、符号化
処理部では検出された動きべクトルを用いて符号化処理
を行ないビットストリームを作り出す処理が順次行なわ
れいた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、それぞれの方式の復号器および符号
化器が必要になるため、装置が大きくなるという問題が
あった。特に、符号化器側では動き補償を行なうために
処理量の多い動きベクトル検出を再度行なう必要が生じ
て、符号化器側のハードウェア規模が大きくなりやす
い。このため、動きベクトル検出処理を簡素化すること
により、ハードウェア規模の削減を図ることが考えられ
る。しかし、この場合、動きベクトル検出精度の劣化を
招きやすく、検出精度の劣化にともない動き補償効果が
低減して、生成ビットストリームの増大や画質の劣化に
つながる問題が生じていた。
【0008】本発明は上述の課題を解決し、動きベクト
ル検出精度の劣化を少なくして、ハードウェア規模の削
減を図ることができる符号化方式変換装置およびその動
きベクトル検出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による符号化方式
変換装置は、上述した課題を解決するために、動きベク
トルを用いた動き補償をベースとして符号化された動画
像を表わす画像データを所定の符号化方式の画像データ
に再符号化して変換する符号化方式変換装置であって、
符号化された画像データを復号する復号手段と、復号手
段にて復号する際に得られる少なくとも画像データの動
きベクトルを蓄積する復号情報蓄積手段と、復号手段に
て復号された画像データを所定の符号化方式にて再符号
化する符号化手段とを含み、符号化手段は、再符号化時
の画像のそれぞれの領域に応じて復号情報蓄積手段に蓄
積された動きベクトルから再符号化する際の動きベクト
ルを選択して、それら動きベクトルを用いて復号された
画像データを所定の符号化方式にて符号化することを特
徴とする。
【0010】この場合、本発明による符号化方式変換装
置は、復号手段にて復号した画像データを所定の解像度
に変換する解像度変換手段を有し、符号化手段は、解像
度変換後の領域に応じた解像度変換前の領域の複数の動
きベクトルの中からいくつかの候補ベクトルを選出する
候補ベクトル選出手段と、候補ベクトル選出手段にて選
出した候補ベクトルの中から再符号化の際の動きベクト
ルを決定する動きベクトル決定手段とを含むと有利であ
る。
【0011】この際、候補ベクトル選出手段は、選出し
た候補ベクトルを解像度変換前の領域と解像度変換後の
領域との画像サイズ比に基づいてスケーリングするサイ
ズ変換手段を含むとよい。
【0012】また、符号化手段は、再符号化の際の画像
のフレーム数を決定するフレーム数決定手段を含み、候
補ベクトル選出手段は、動きベクトル蓄積手段から選出
した候補ベクトルをフレーム数決定手段にて決定したフ
レーム数に応じて、そのベクトル量を変換すると有利で
ある。
【0013】さらに、符号化手段は、画像データを順次
蓄積する現フレームメモリと、現フレームメモリからの
画像データをフレーム数決定手段の制御の下に遅延させ
る遅延手段と、遅延手段からの画像データを順次蓄積す
る前フレームメモリとを含み、動きベクトル決定手段
は、現フレームメモリおよび前フレームメモリに蓄積し
た画像データに基づいて候補ベクトル選出手段にて選出
した候補ベクトルの中から再符号化の際の動きベクトル
を決定するとよい。
【0014】この場合、動きベクトル決定手段は、候補
ベクトル選出手段にて選出したそれぞれの候補ベクトル
にて前フレームの画像データを演算した結果の画素値
と、現フレームの画素値との絶対値差分値の累計が小と
なる候補ベクトルを再符号化の際の動きベクトルとして
決定すると有利である。
【0015】一方、復号情報蓄積手段は、復号手段にて
復号された画像データがいかなる符号化量にて符号化さ
れていたかを表わす符号化情報を蓄積する符号化情報蓄
積手段を含み、符号化手段は、符号化情報手段に蓄積さ
れた符号化情報に基づいて再符号化の際の動きベクトル
を決定するとよい。
【0016】この場合、符号化情報は、それぞれの画像
データの量子化ステップサイズを含むとよい。たとえ
ば、符号化手段は、量子化ステップサイズの大小に応じ
て重み付けを施した画像データに基づいて動きベクトル
を決定すると有利である。
【0017】また、符号化手段は、量子化ステップサイ
ズの大小に応じた評価値を生成してその評価値に基づい
て動きベクトルを決定してもよい。
【0018】さらに、符号化情報は、それぞれの画像デ
ータの符号長を含むとよい。たとえば、符号化手段は、
符号長の長短に応じて重み付けを施した画像データに基
づいて動きベクトルを決定するとよい。
【0019】また、符号化手段は、符号長の長短に応じ
た評価値を生成して、該評価値に基づいて動きベクトル
を決定してもよい。
【0020】他方、本発明による動きベクトル検出方法
は、動きベクトルを用いた動き補償をベースとして符号
化された動画像を表わす画像データを所定の符号化方式
にて再符号化する際に、その再符号化の際の画像データ
のそれぞれの動きベクトルを検出する動きベクトル検出
方法であって、符号化された画像データを復号する際に
得られる動きベクトルを順次蓄積しておき、その蓄積し
た動きベクトルの中から再符号化する画像データの領域
と復号時の画像データの領域とに応じて複数の候補ベク
トルを選出し、それら候補ベクトルの中から再符号化す
る際に有効な動きベクトルを検出することを特徴とす
る。
【0021】この場合、有効な動きベクトルを検出する
際に、再符号化する画像データの前フレームの画像デー
タをそれぞれの候補ベクトルにて演算した結果の画素値
を求め、それぞれの演算結果と現フレームの画像データ
の画素値との絶対値差分値の累計を求めて、それら累計
値が小となる候補ベクトルを再符号化の際の動きベクト
ルとして検出するとよい。
【0022】また、本発明による動きベクトル検出方法
は、動きベクトルを用いた動き補償をベースとして符号
化された動画像を表わす画像データを所定の符号化方式
にて再符号化する際に、その符号化の際の画像データの
それぞれの動きベクトルを検出する動きベクトル検出方
法であって、符号化された画像データを復号する際に得
られる動きベクトルおよびその符号化量を表わす符号化
情報を順次蓄積しておき、その蓄積した動きベクトルか
ら再符号化する画像データの領域と復号時の画像データ
の領域とに応じて複数の候補ベクトルを選出し、それら
候補ベクトルの中から再符号化する際の有効な動きベク
トルを検出する際に、蓄積した符号化情報に基づいて動
きベクトルを決定することを特徴とする。
【0023】この場合、符号化情報は、それぞれの画像
データの量子化ステップサイズを含み、これら量子化ス
テップサイズの大小に応じて、選出した候補ベクトルの
中から再符号化に有効な動きベクトルを決定するとよ
い。
【0024】たとえば、有効な動きベクトルを検出する
際に、再符号化する画像データの前フレームの画像デー
タにそれぞれの候補ベクトルにて演算した結果の画素値
を求め、それぞれの演算結果と現フレームの画像データ
の画素値との絶対値差分値の累計を求めて、それら累計
値にそれぞれの候補ベクトルに対する量子化ステップサ
イズの大小に応じた重み付けを施し、その結果が小とな
る候補ベクトルを再符号化の際の動きベクトルとして検
出するとよい。
【0025】また、有効な動きベクトルを検出する際
に、選出した候補ベクトルに対する量子化ステップサイ
ズの大小に応じた評価値を生成して、それら評価値に基
づいて再符号化の際の動きベクトルを決定するようにし
てもよい。
【0026】さらに、符号化情報は、それぞれの画像デ
ータの符号長を含み、それら符号長の長短に応じて、選
出した候補ベクトルの中から再符号化に有効な動きベク
トルを決定するとよい。
【0027】この場合、有効な動きベクトルを検出する
際に、再符号化する画像データの前フレームの画像デー
タにそれぞれの候補ベクトルにて演算した結果の画素値
を求め、それぞれの演算結果と現フレームの画像データ
の画素値との絶対値差分値の累計を求めて、それら累計
値にそれぞれの候補ベクトルに対する符号長の長短に応
じた重み付けを施して、その結果が小となる候補ベクト
ルを再符号化の際の動きベクトルとして検出するとよ
い。
【0028】また、有効な動きベクトルを検出する際
に、選出した候補ベクトルに対する符号長の長短に応じ
た評価値を生成して、それら評価値に基づいて再符号化
の際の動きベクトルを決定するようにしてもよい。
【0029】さらに、符号化情報は、複数の符号化パラ
メータを含み、本発明による検出方法は、有効な動きベ
クトルを検出する際に、選出した候補ベクトルに対する
それぞれの符号化パラメータに応じた評価値を生成し
て、それら評価値の合計値に基づいて再符号化の際の動
きベクトルを決定するようにしてもよい。
【0030】この場合、それぞれの符号化パラメータの
評価値に、それぞれの符号化パラメータに応じた重み付
けを施して、それらの合計値に基づいて再符号化の際の
動きベクトルを決定するようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方
法の実施例を詳細に説明する。図1には、本発明による
動きベクトル検出方法が適用された符号化方式変換装置
の一実施例が示されている。本実施例による符号化方式
変換装置は、たとえば、MPEG (Motion Picture Expert
Group)2ビデオとして蓄積された動画像をテレビ電話を
介して伝送する場合あるいはさらに低ビットレートの回
線を介して伝送する場合などに用いられるH.262/H.261
(H.263)変換装置である。特に、本実施例では、MPEG2
ビデオを復号した際に得られるMPEG2 ビデオの動きベク
トルを蓄積しておき、その動きベクトルを用いて、復号
された画像データをH.261 勧告あるいはH.263 勧告の画
像データに再符号化する点が主な特徴点である。
【0032】詳細には、本実施例による符号化方式変換
装置は、図1に示すように、復号部10と、動きベクトル
メモリ12と、解像度変換部14と、符号化部16とを含み、
復号部10に、動きベクトルメモリ12と解像度変換部14が
それぞれ接続され、これらを介して符号化部16に、復号
画像のデータと動きベクトルがそれぞれ供給される。ま
た、本実施例の符号化部16は、動き補償部20と、符号化
処理部22とを含む。
【0033】各部の詳細を説明すると、本実施例の復号
部10は、少なくともMPEG2 ビデオのメインレベルの画像
フレーム、たとえば、720 画素/576 ラインの画像フレ
ームを30フレーム/秒にて復号可能な復号器であり、入
力端子101 を介してMPEG2 ビデオの符号化データのビッ
トストリームを受けて復号画像を生成する。特に、本実
施例では、ビットストリームを解析して元の画像に復号
する際に、MPEG2 にて符号化された際のそれぞれの符号
化データに含まれる動きベクトルを検出して、それらを
動きベクトルメモリ12に順次供給する。一方、復号され
た画像データは解像度変換部14に順次供給される。
【0034】動きベクトルメモリ12は、少なくとも復号
部10からの復号時の動きベクトルを順次蓄積する復号情
報蓄積回路であり、RAM (Random Access Memory)などの
記憶回路を含み、任意のフレームおよび任意の領域のい
ずれからも自在に蓄積した動きベクトルを読み出し可能
となっている。
【0035】解像度変換部14は、復号部10からの復号画
像を再符号化する方式で扱える画像サイズに変換する変
換回路であり、本実施例では復号画像のそれぞれのフレ
ーム画像をたとえば、H.261 勧告の共通中間フォーマッ
ト(CIF) 、つまり360 画素/288 ラインのフレーム画像
に変換する。解像度変換された画像データは、順次符号
化部16に供給される。
【0036】符号化部16は、解像度変換部14を介して供
給される復号画像をたとえばH.261勧告あるいはH.263
勧告の画像データに符号化する符号化器であり、本実施
例では動きべクトルメモリ12に蓄積された動きベクトル
から再符号化の際の動きベクトルを検出する動き補償部
20と、その動きベクトルに基づいて符号化処理する符号
化処理部22とを含む。再符号化されたビットストリーム
は、出力端子102 を介して通信装置の送信部などに接続
される。
【0037】本実施例の符号化部16をさらに詳細に説明
すると、その動き補償部20は、たとえば図2に示すよう
に、フレーム数決定部200 と、現フレームメモリ202
と、遅延回路(delay) 204 と、前フレームメモリ206
と、候補ベクトル選出部208 と、動きベクトル検出部21
0 とを含み、現フレームメモリ202 に、解像度変換部14
からの復号画像のデータが供給され、候補ベクトル選出
部208 に動きベクトルメモリ12からの動きベクトルが供
給される。
【0038】フレーム数決定部200 は、再符号化の際の
動画像のフレーム数を決定する回路であり、本実施例で
は、たとえば、H.263 勧告の画像のように駒落しが必要
なフレームが生じた場合にそのフレームに応動して制御
信号Sを生成して遅延回路204 および候補ベクトル選出
部208 に供給する制御回路である。
【0039】現フレームメモリ202 は、少なくとも共通
中間フォーマットの画像デー夕をそれぞれのフレーム毎
に蓄積可能な容量を有する記憶回路であり、解像度変換
部14からの画像データをフレーム毎に順次蓄積して、そ
の画像データを必要に応じて動きベクトル検出部210 に
供給し、また1フレーム毎に遅延回路204 に読み出して
順次フレーム毎の画像データを書き換えるフレームメモ
リである。
【0040】遅延回路204 は、基本的には現フレームメ
モリ202 からの画像データを1フレーム毎に遅延させて
前フレームメモリ206 に供給する回路であり、本実施例
ではフレーム数決定部200 の制御の下に現フレームメモ
リ202 からの画像データを前フレームメモリ206 に供給
する。つまり、制御信号Sが発生しない場合のみ通常の
遅延動作を行なって、制御信号Sを受けた場合、その時
の画像データを廃棄して前フレームメモリ206 への画像
データの供給を行なわない回路である。
【0041】一方、候補ベクトル選出部208 は、動きベ
クトルメモリ12から再符号化するフレームおよび領域に
応じた動きべクトルを復号時の対応のフレームおよび領
域から読み出して、その中から再符号化の際の候補ベク
トルを選出する回路であり、本実施例では、選出した候
補ベクトルを解像度変換に応じたサイズ比にスケーリン
グするサイズ変換処理回路(図示略)と、駒落しの際に
そのフレーム数に応じた動きベクトルに変換するベクト
ル変換処理回路(図示略)とを含む。
【0042】より具体的には、本実施例では図4に示す
ように、再符号化する領域K毎に、たとえば8画素×8
画素のマクロブロック毎に符号化される。その領域K
は、解像度変換前の画像では1マクロブロック以上の領
域Lに相当する。解像度変換前の画像における領域L内
の画像は、符号化された時には複数のマクロブロックに
分割されて符号化がなされている。そこで、候補ベクト
ル選出部208 は、たとえば図3に示すような手順にて候
補ベクトルを選出する。つまり、動きベクトルメモリ12
から再符号化時の領域に応じた復号時の複数のマクロブ
ロックの動きベクトルを読み出して取得する。この際、
取得したブロックがフレーム内符号化されている場合ま
たは動きベクトルを用いずにフレーム間符号化されてい
る場合には動きベクトルが存在しないため、そのマクロ
ブロックの動きベクトルを零ベクトル(0,0) であるとみ
なす処理を施し、これらを候補ベクトルとする。零ベク
トルでない有意な候補ベクトルは、解像度変換した際の
画像サイズ比でスケーリング処理が施され、また、駒落
しが起きた場合には、制御信号Sに基づいてどれだけの
フレームが駒落しされたのかを計算し、候補ベクトルを
外挿もしくは内挿することで時間方向のスケーリング処
理を施す。これら候補ベクトルは、順次動きベクトル検
出部210 に供給される。
【0043】動きベクトル検出部210 は、候補ベクトル
選出部208 にて選出された候補べクトルの中から再符号
化の際の動きベクトルを決定する動きベクトル決定回路
であり、本実施例ではたとえばブロックマッチングによ
る各画素毎の絶対値差分をマクロブロック内の全画素に
ついて累計を行ない、その累計絶対値差分の値が最小と
なる候補ベクトルを動きベクトルとして決定する。検出
された動きベクトルは順次符号化処理部22に供給され
る。
【0044】符号化処理部22は、解像度変換部14からの
画像データを動き補償部20からの動きベクトルに基づい
て符号化する処理部であり、本実施例では、検出した動
きベクトルを用いた動き補償フレーム間符号化、DCT (D
iscrete Cosine Transform)符号化およびハフマン符号
化などの符号化処理を所定の手順にて実行する符号化実
行回路である。符号化されたビットストリームは出力端
子103 から順次出力される。
【0045】以上のような構成において本実施例による
符号化方式変換装置の動作を動きベクトル検出方法とと
もに説明すると、まず、たとえばMPEG2 ビデオとして蓄
積されていた画像データが順次読み出されて入力端子10
1 に供給されると、復号部10は、その符号化されたビッ
トストリームを解析して、順次元の画像に復号する。そ
の際、ここで得られた動きベクトルは、順次動きベクト
ルメモリ12に蓄積される。
【0046】次に、復号部10で復元された画像データ
は、解像度変換部14にて再符号化する方式で扱える画像
サイズに変更されて、順次符号化部16に供給される。
【0047】次に、符号化部16では、復号されて解像度
変換された画像データが順次、フレーム毎に動き補償部
20の現フレームメモリ202 に蓄積される。その際、遅延
回路204 は、現フレームメモリ202 からの画像デー夕を
順次1フレーム毎に遅延させて、前フレームメモリ206
に供給する。この場合、駒落しによる符号化が行なわれ
る場合には、フレーム数決定部200 からの制御信号Sが
遅延回路204 に供給され、遅延回路204 は、駒落しによ
る符号化が行われない場合にのみ前フレームメモリ206
のデータを更新する。したがって、前フレームメモリ20
6 には直前に符号化された画像のデータが蓄えられ、現
フレームメモリ202 には現在符号化を行なう画像データ
が蓄えられることになる。
【0048】一方、候補ベクトル選出部208 では、動き
ベクトルメモリ12に蓄積されている動きべクトルを取得
して、再符号化するマクロブロックの符号化時に用いる
動きベクトルの候補ベクトルを順次選出して、動きベク
トル検出部210 に供給する。より詳細には、図3に示す
フローチャートを参照して説明すると、候補ベクトル選
出部208 は、まず、ステップS10 にて符号化するマクロ
ブロックの位置情報を取得する。次に、ステップS12 に
て復号された画像におけるマクロブロックの占める領域
を抽出する。これにより、ステップS14 にて複数マクロ
ブロックに対する符号化時の動きベクトルを動きベクト
ルメモリ12から読み出して取得する。
【0049】次に、ステップS16 に進み、読み出した動
きベクトルの取得ブロックがフレーム内符号化(INTRA)
されているか、または動き補償なし(MC off)にてフレー
ム間符号化をされているか否かを判定する。いずれかの
場合であるときには、ステップS18 にてそのマクロブロ
ックの動きベクトルを零ベクトル(0,0) であるとみなし
て、それらを候補ベクトルとして動きベクトル検出部16
に供給する(ステップS20 )。
【0050】また、いずれでもない取得ブロックでは、
ステップS22 にて取得した動きベクトルを解像度変換す
る際の画像サイズ比でスケーリングを行ない、また、駒
落しが起きた場合には、制御信号Sに基づいてどれだけ
のフレームが駒落しされたのかを計算し、取得した動き
ベクトルを外挿もしくは内挿することで時間方向のスケ
ーリングを行なう。次に、ステップS24 にてこれら候補
ベクトルは、順次動きベクトル検出部210 に供給され
る。
【0051】次に、候補ベクトルを受けた動きベクトル
検出部210 は、現フレームメモリ202 および前フレーム
メモリ206 からそれぞれの領域の画像データを読み出し
て、これらに基づいてそれぞれの候補ベクトルの中から
再符号化の際の動きベクトルを決定する。つまり、ブロ
ックマッチングによる各画素毎の絶対値差分をマクロブ
ロック内の全画素について累計して、その累計絶対値差
分の値が最小となる候補ベクトルを動きベクトルとす
る。動きベクトル検出部210 で求められた動きベクトル
は、順次符号化処理部22に供給される。
【0052】これにより、符号化処理部22では、動き補
償部20にて検出した動きベクトルに基づいて動き補償フ
レーム間符号化を行ない、あるいは動きのない背景など
には直接DCT 変換および量子化などが行なわれて、それ
らがさらにハフマン符号化されて、H.261 またはH.263
の符号化されたビットストリームとして出力端子103か
ら順次出力される。
【0053】このように本実施例の符号化方式変換装置
および動きベクトル検出方法によれば、再符号化する際
に復号された画像から直接動きベクトル検出処理を行な
うことなく、復号時の動きベクトルから選択すること
で、本来行なうべき動きベクトル検出処理に比べて大幅
に処理量を削減することができる。たとえば、整数画素
位置精度の動きベクトルを求める場合に、再符号化の際
の動きベクトルの個数をMxN 個、上記実施例における候
補ベクトルの数をSとして、本来行なうべき動きベクト
ル検出処理としてブロックマッチングによる全点探索法
を仮定した場合には、処理量をS/(MxN) に押えることが
できる。
【0054】また、復号時に得られる動きベクトルから
複数の候補ベクトルを選出し、その中から再符号化する
際の動きベクトルを検出するため、本来行なうべき動き
ベクトル検出処理を施した時に得られる動き補償効果と
同程度の動き補償効果を維持することができる。したが
って、動きベクトル検出精度の劣化を少なくして、動き
ベクトル検出処理を簡素化することができるため、処理
量の多い復号画像から直接動きベクトルを検出する場合
に比べてハードウェア規模の削減を図ることができる。
【0055】次に図5および図6には、本発明による符
号化方式変換装置の他の実施例が示されている。図5お
よび図6において、上記実施例と異なる点は、復号部10
にて符号化された画像データを復号した際に、その画像
データがいかなる符号化量にて符号化されているかを表
わす符号化情報を蓄積する符号化情報メモリ30を含む点
と、その符号化情報に基づいて符号化部16の動きベクト
ル検出部210 にて再符号化の際の動きベクトルを決定す
る点である。なお、図5および図6において上記実施例
の各部と同様な部分には同符号を付して、その説明は省
略する。
【0056】すなわち、本実施例における符号化情報メ
モリ30は、復号時に得られる画像データの動きベクトル
とともに、復号時の画像データの符号化情報を蓄積する
復号情報蓄積回路であり、特に本実施例では、たとえ
ば、符号化された画像データのそれぞれのマクロブロッ
ク毎の量子化ステップサイズおよび符号長を符号化情報
として蓄積する。なお、たとえば、MPEG2 ビデオでは、
量子化ステップサイズまたは符号長の他にも各種の符号
化パラメータが設定可能となっており、それらを符号化
情報として蓄積してもよい。蓄積された符号化情報は、
随時、図6に示す動きベクトル検出部210 に供給され、
また、動きベクトルは上記実施例と同様に候補ベクトル
選出部208 に供給される。
【0057】本実施例の動きベクトル検出部210 は、候
補ベクトル選出部208 からの候補べクトルの中から再符
号化の際の動きベクトルを決定する際に、符号化情報メ
モリ30からの符号化情報に基づいて決定する動きベクト
ル決定回路であり、特に本実施例では、上記実施例と同
様なブロックマッチング法にて演算した累計絶対値差分
に量子化ステップサイズおよび符号長に応じた重み付け
を付加して、その値が小となる候補ベクトルを再符号化
の際の動きベクトルとして決定する。たとえば量子化ス
テップサイズに対してはそれぞれステップサイズの最小
値から最大値に近づくにつれて徐々に値が大きくなるよ
うに設定された値を累計絶対値差分値に付加する。同様
に、符号長に対してもその最短値から最長値にかけて徐
々に値が大きくなるように設定された値を付加する。
【0058】以上のような構成において本実施例による
符号化方式変換装置の動作を動きベクトル検出方法とと
もに説明すると、まず、上記実施例と同様に、たとえ
ば、MPEG2 ビデオとして蓄積されていた画像データが順
次読み出されて入力端子101 に供給されると、復号部10
は、その符号化されたビットストリームを解析して、順
次元の画像に復号する。その際、ここで得られた動きベ
クトルは、上記と同様に順次符号化情報メモリ30に蓄積
される。さらに、本実施例では、復号時に得られる各マ
クロブロック毎の量子化ステップサイズおよび符号長と
いった各種の符号化パラメータなどの符号化情報が符号
化情報メモリ30に蓄積される。
【0059】次に、復号部10で復元された画像データ
は、上記実施例と同様に解像度変換部14にて再符号化す
る方式で扱える画像サイズに変更されて、順次符号化部
16に供給される。
【0060】次に、解像度変換部14からの画像データを
受けた符号化部16では、上記実施例と同様に、その動き
補償部20の現フレームメモリ202 に符号化される現フレ
ームの画像データが蓄積され、さらに遅延回路204 を介
して前フレームメモリ206 に前フレームの画像データが
蓄積される。次に、符号化部16では、上記実施例と同様
に動き補償部20の候補ベクトル部208 にて再符号化する
フレームおよび領域の動きベクトルをその対応する復号
時のフレームおよび領域の符号化情報メモリ30から読み
出して、その中から候補ベクトルを選出する。選出され
た候補ベクトルは、上記実施例と同様に、解像度変換に
応じたサイズ比にてスケーリングされ、また、駒落とし
がある場合には時間方向のスケーリングが施されて、順
次、動きベクトル検出部210 に供給される。
【0061】次に、動きベクトル検出部210 では、候補
ベクトル選出部208 より得られる候補べクトルに対し
て、動き補償効果が一番得られる候補ベクトルを動きベ
クトルとして決定する。その際、符号化情報メモリ30か
ら各候補ベクトルを用いて符号化された時のステップサ
イズや符号量といった符号化情報を順次読み出して取得
して、ステップサイズが大きなものを用いて符号化され
た候補ベクトルに対しては動き補償効果が少ないとみな
すような重み付けを行なうことにより、また符号量が多
くなったものにも動き補償効果が少ないとみなすような
重み付けを行なうことにより、動き補償効果を評価し、
動きベクトルを決定する。
【0062】つまり、ブロックマッチング法による各画
素の絶対値差分値をマクロブロック内の全画素について
累計した累計絶対値差分値を用いて、たとえば、ステッ
プサイズに対してはステップサイズの最小値から最大値
に近づくにつれて徐々に値が大きくなるように設定され
た値を累計絶対値差分値に付加する。
【0063】同様に、符号量に対しても、累計絶対値差
分に重み付を付加した合計値を動き補償効果を示す評価
値として設定する。これにより、評価値が一番小さくな
る候補ベクトルを動きベクトルとして決定して、これら
を再符号化の再の動きベクトルとして符号化処理部22に
順次供給する。
【0064】次に、符号化処理部22では、上記実施例と
同様に、動き補償部20からの動きベクトルを用いて動き
補償フレーム間符号化し、およびDCT 変換ならび量子化
による符号化して、さらにハフマン符号化により所定の
符号に圧縮して、その符号化データによるビットストリ
ームを出力端子103 から順次出力する。
【0065】このように本実施例の符号化方式変換装置
および動きベクトル検出方法によれば、上記実施例と同
様に、再符号化する際に、処理量の大きな動きベクトル
検出を復号時の動きベクトルデータを利用することによ
り、本来行なうべき動きベクトル検出処理に比べて大幅
に処理量を削減でき、ハードウェアの規模を削減するこ
とができる。
【0066】また、本実施例では復号時の符号化情報、
つまり符号化されていた画像データの量子化ステップサ
イズおよび符号長を活用して動きベクトルを検出するた
め、発生符号量を復号前の画像データと同様に押えるこ
とが可能となり、動きベクトル検出精度の劣化を少なく
して、動き補償効果の劣化を抑えることができる。たと
えば、動きベクトルの検出精度が悪い場合にも、動きベ
クトル検出後の符号化処理が同様の符号化処理を施す符
号化方式間で接続する場合には、その動き補償効果を復
号前の符号化データと同程度に抑えることができる。
【0067】次に図7には、上記他の実施例における動
き補償部20のさらに他の実施例が示されている。すなわ
ち、上記各実施例においては、現フレームメモリ202 お
よび前フレームメモリ206 に蓄積した画像データを用い
て、たとえばブロックマッチング法による画像データの
累計絶対値差分値に基づいて動きベクトルを決定する場
合を例に挙げて説明したが、本実施例では図7に示すよ
うに現フレームメモリ202 および前フレームメモリ206
からの画像データを用いないで符号化情報メモリ30から
の符号化情報のみにて再符号化の際の動きベクトルを決
定する動きベクトル決定部300 を動き補償部20に設けて
いる点が主な特徴点である。
【0068】詳細には、本実施例の動きベクトル決定部
300 は、符号化情報メモリ30から動きベクトルとともに
量子ステップサイズおよび符号長などの符号化情報を受
けてその符号化情報に基づいた評価値を生成して再符号
化の際の動きベクトルを決定する動きベクトル検出回路
であり、本実施例では、たとえば量子化ステップサイズ
および符号長に応じた評価値をあらかじめ設定して、こ
れら評価値の合計値に基づいて再符号化の際の動きベク
トルを決定する処理回路である。
【0069】さらに具体的に本実施例の動きベクトル決
定部300 の処理を図8に示すフローチャートを参照して
説明すると、まず、ステップS30 にて符号化するマクロ
ブロックの位置情報を取得する。次に、ステップS32 に
てそのマクロブロックが復号時の画像のいずれの領域に
存在するのかを算出する。次に、ステップS34 にてその
領域に含まれている復号時のマクロブロックの符号化時
の符号化情報を符号化情報メモリ30から取得する。
【0070】次に、ステップS36 にてそれぞれの符号化
情報に対する評価値を算出する。詳しくは、たとえば、
各量子化ステップサイズに対して最小値に近い値ほど小
さな値となるような評価値をあらかじめ設定しておく。
また、符号量に対しても同様に符号量が小さなものほど
値が小さくなるような評価値を設定する。それぞれの符
号化情報に対して設定した評価値を合計し、その合計値
を評価値として評価する。
【0071】この場合、合計値を求める際に、各符号化
パラメータの評価値に重み付けを行ない合計するとよ
い。つまり、動きベクトルを用いた動き補償効果を評価
する評価計算を、実際に動きベクトルを用いた上記各実
施例のように絶対値加算による評価演算を行わず、復号
時に得られる符号化情報のみを用いて評価する。これに
より、ステップS38 にて合計値の小さなものが符号化効
率が一番高いマクロブロックとして選出される。
【0072】次に、ステップS40 にて、選出されたマク
ロブロックの符号化時の動きベクトルを符号化情報メモ
リ30から読み出して取得する。次に、ステップS42 に
て、取得された動きベクトルに対して、解像度変換時の
画像サイズ比によリスケーリングを行なう。さらに、そ
のスケーリング後の動きベクトルに対して、駒落しが発
生した場合には、フレーム数決定部200 から制御信号S
を受けて、駒落としが発生したフレーム数を算出し、動
きべクトルを外挿/内挿することにより時間軸方向のス
ケーリングを行なう。
【0073】この結果、ステップS46 にてスケーリング
処理が終了した動きベクトルを現在符号化しているマク
ロブロックの動きべクトルとして符号化処理部22に順次
供給する。
【0074】このように本実施例の符号化方式変換装置
および動きベクトル検出方法によれば、再符号化する際
に、処理量の大きな動きベクトル検出を復号時の符号化
情報たとえば量子化ステップサイズや符号量等の符号化
パラメータを用いて決定することにより、本来行なうべ
き動きベクトル検出処理を単純なスケーリングにより実
現することができる。したがって、再符号化する際の処
理量をほぼ動きベクトル検出処理分だけに削減すること
ができることになり、ハ―ドウェア規模もその分小さく
抑えることが可能となる。
【0075】なお、上記各実施例では、MPEG2 ビデオか
らH.261 またはH.263 などの符号化方式に変換する場合
を例に挙げて説明したが、本発明においては、その他の
標準化方式間にて画像サイズを小さくして符号化し直さ
なければならない場合、あるいは、たとえばテレビ会議
などで複数の画像を1つの画像にまとめて送る際にそれ
ぞれの画像サイズを縮小しなければならない場合などに
適用してもよい。
【0076】また、MPEG2 などのようにスケーラブルコ
ーディングを行なう際に高解像度で求めた動きベクトル
を用いて、低解像度の動きベクトルを算出して符号化す
る場合にも適用することができる。さらに、動き補償を
ベースとした動画像符号化を用いたテレビ電話やテレビ
会議の模様を簡単に録画しておきたい場合に、画像を縮
小して動画像符号化する際にももちろん適用することが
できる。
【0077】
【発明の効果】このように本発明の符号化方式変換装置
および動きベクトル検出方法によれば、符号化された画
像データを復号して所定の符号化方式にて再符号化しな
ければならない場合に、復号時の動きベクトルの中から
再符号化の際の動きベクトルを選択して、その動きベク
トルを用いて再符号化処理を実行するので、動きベクト
ルの検出精度の劣化を少なくして、その検出処理量を大
幅に削減することができる。したがって、本来行なって
いた復号した画像データそのものから動きベクトルを検
出する処理などを削減することができるため、ハードウ
ェアの規模を大幅に縮小することができるなどの効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による符号化方式変換装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の実施例による符号化方式変換装置の動き
補償部の詳細を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例による符号化方式変換装置の候補
ベクトル選出部の処理を示すフローチャートである。
【図4】図1の実施例による符号化方式変換装置にて処
理する画像領域の関係を示す図である。
【図5】本発明による符号化方式変換装置の他の実施例
を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例による符号化方式変換装置の動き
補償部の詳細を示すブロック図である。
【図7】図5の実施例による符号化方式変換装置の動き
補償部の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7の実施例による符号化方式変換装置の動き
補償部の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 復号部 12 動きベクトルメモリ 14 解像度変換部 16 符号化部 30 符号化情報メモリ 200 フレーム数決定部 202 現フレームメモリ 204 遅延回路 206 前フレームメモリ 208 候補ベクトル選出部 210 動きベクトル検出部 300 動きベクトル決定部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動きベクトルを用いた動き補償をベース
    として符号化された動画像を表わす画像データを所定の
    符号化方式の画像データに変換する符号化方式変換装置
    であって、該装置は、 符号化された画像データを復号する復号手段と、 該復号手段にて復号する際に得られる、少なくとも画像
    データの動きベクトルを蓄積する復号情報蓄積手段と、 前記復号手段にて復号された画像データを所定の符号化
    方式にて再符号化する符号化手段とを含み、 該符号化手段は、再符号化時の画像のそれぞれの領域に
    応じて前記復号情報蓄積手段に蓄積された動きベクトル
    から再符号化する際の動きベクトルを選択してそれら動
    きベクトルを用いて復号された画像データを所定の符号
    化方式にて符号化することを特徴とする符号化方式変換
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、該装置
    は、前記復号手段にて復号した画像データを所定の解像
    度に変換する解像度変換手段を有し、前記符号化手段
    は、解像度変換後の領域に応じた解像度変換前の領域の
    複数の動きベクトルの中からいくつかの候補ベクトルを
    選出する候補ベクトル選出手段と、該候補ベクトル選出
    手段にて選出した候補ベクトルの中から再符号化の際の
    動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段とを含む
    ことを特徴とする符号化方式変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、前記候
    補ベクトル選出手段は、選出した候補ベクトルを解像度
    変換前の領域と解像度変換後の領域との画像サイズ比に
    基づいてスケーリングするサイズ変換手段を含むことを
    特徴とする符号化方式変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の装置におい
    て、 前記符号化手段は、再符号化の際の画像データのフレー
    ム数を決定するフレーム数決定手段を含み、 前記候補ベクトル選出手段は、選出した候補ベクトルを
    前記フレーム数決定手段にて決定したフレーム数に基づ
    いてその時間軸方向のベクトル量をスケーリングするベ
    クトル変換手段を含むことを特徴とする符号化方式変換
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、前記符
    号化手段は、 画像データを順次蓄積する現フレームメモリと、 該現フレームメモリからの画像データを前記フレーム数
    決定手段の制御の下に遅延させる遅延手段と、 該遅延手段からの画像データを順次蓄積する前フレーム
    メモリとを含み、 前記動きベクトル決定手段は、前記現フレームメモリお
    よび前記前フレームメモリに蓄積した画像データに基づ
    いて前記候補ベクトル選出手段にて選出した候補ベクト
    ルの中から再符号化の際の動きベクトルを決定すること
    を特徴とする符号化方式変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記動
    きベクトル決定手段は、前記候補ベクトル選出手段にて
    選出したそれぞれの候補ベクトルにて前フレームの画像
    データを演算した結果の画素値と現フレームの画素値と
    の絶対値差分値の累計が小となる候補ベクトルを再符号
    化の際の動きベクトルとして決定することを特徴とする
    符号化方式変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の装
    置において、 前記復号情報蓄積手段は、前記復号手段にて復号された
    画像データがいかなる符号化量にて符号化されていたか
    を表わす符号化情報を蓄積する符号化情報蓄積手段を含
    み、 前記符号化手段は、前記符号化情報蓄積手段に蓄積され
    た符号化情報に基づいて再符号化の際の動きベクトルを
    決定することを特徴とする符号化方式変換装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、前記符
    号化情報は、それぞれの画像データの量子化ステップサ
    イズを含むことを特徴とする符号化方式変換装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、前記符
    号化手段は、量子化ステップサイズの大小に応じて重み
    付けを施した画像データに基づいて動きベクトルを決定
    することを特徴とする符号化方式変換装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の装置において、前記
    符号化手段は、量子化ステップサイズの大小に応じた評
    価値を生成して、該評価値に基づいて動きベクトルを決
    定することを特徴とする符号化方式変換装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の装置において、前記
    符号化情報は、それぞれの画像データの符号長を含むこ
    とを特徴とする符号化方式変換置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、前記
    符号化手段は、符号長の長短に応じて重み付けを施した
    画像データに基づいて動きベクトルを決定することを特
    徴とする符号化方式変換装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の装置において、前記
    符号化手段は、符号長の長短に応じた評価値を生成し
    て、該評価値に基づいて動きベクトルを決定することを
    特徴とする符号化方式変換装置。
  14. 【請求項14】 動きベクトルを用いた動き補償をベー
    スとして符号化された動画像を表わす画像データを所定
    の符号化方式にて再符号化する際に、その再符号化の際
    の画像データのそれぞれの動きベクトルを検出する動き
    ベクトル検出方法であって、該方法は、 符号化された画像データを復号する際に得られる動きベ
    クトルを順次蓄積しておき、 該蓄積した動きベクトルの中から再符号化する画像デー
    タの領域と復号時の画像データの領域とに応じて複数の
    候補ベクトルを選出し、 該候補ベクトルの中から再符号化する際に有効な動きベ
    クトルを検出することを特徴とする動きベクトル検出方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、該方
    法は、有効な動きベクトルを検出する際に、再符号化す
    る画像データの前フレームの画像データをそれぞれの候
    補ベクトルにて演算した結果の画素値を求め、該演算結
    果と現フレームの画像データの画素値との絶対値差分値
    の累計を求めて、該累計値が小となる候補ベクトルを再
    符号化の際の動きベクトルとして検出することを特徴と
    する動きベクトル検出方法。
  16. 【請求項16】 動きベクトルを用いた動き補償をベー
    スとして符号化された動画像を表わす画像データを所定
    の符号化方式にて再符号化する際に、その符号化の際の
    画像データのそれぞれの動きベクトルを検出する動きベ
    クトル検出方法であって、該方法は、 符号化された画像データを復号する際に得られる動きベ
    クトルおよびその符号化量を表わす符号化情報を順次蓄
    積しておき、 該蓄積した動きベクトルから再符号化する画像データの
    領域と復号時の画像データの領域とに応じて複数の候補
    ベクトルを選出し、 該候補ベクトルの中から再符号化する際の有効な動きベ
    クトルを検出する際に蓄積した符号化情報に基づいて動
    きベクトルを決定することを特徴とする動きベクトル検
    出方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、前記
    符号化情報は、それぞれの画像データの量子化ステップ
    サイズを含み、該量子化ステップサイズの大小に応じ
    て、選出した候補ベクトルの中から再符号化に有効な動
    きベクトルを決定することを特徴とする動きベクトル検
    出方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、該方
    法は、有効な動きベクトルを検出する際に、再符号化す
    る画像データの前フレームの画像データにそれぞれの候
    補ベクトルにて演算した結果の画素値を求め、該演算結
    果と現フレームの画像データの画素値との絶対値差分値
    の累計を求めて、該累計値にそれぞれの候補ベクトルに
    対する量子化ステップサイズの大小に応じた重み付けを
    施し、その結果が小となる候補ベクトルを再符号化の際
    の動きベクトルとして検出することを特徴とする動きベ
    クトル検出方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の方法において、該方
    法は、有効な動きベクトルを検出する際に、選出した候
    補ベクトルに対する量子化ステップサイズの大小に応じ
    た評価値を生成して、該評価値に基づいて再符号化の際
    の動きベクトルを決定することを特徴とする動きベクト
    ル検出方法。
  20. 【請求項20】 請求項16に記載の方法において、前記
    符号化情報は、それぞれの画像データの符号長を含み、
    該符号長の長短に応じて、選出した候補ベクトルの中か
    ら再符号化に有効な動きベクトルを決定することを特徴
    とする動きベクトル検出方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の方法において、該方
    法は、有効な動きベクトルを検出する際に、再符号化す
    る画像データの前フレームの画像データにそれぞれの候
    補ベクトルにて演算した結果の画素値を求め、該演算結
    果と現フレームの画像データの画素値との絶対値差分値
    の累計を求めて、該累計値にそれぞれの候補ベクトルに
    対する符号長の長短に応じた重み付けを施して、その結
    果が小となる候補ベクトルを再符号化の際の動きベクト
    ルとして検出することを特徴とする動きベクトル検出方
    法。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の方法において、該方
    法は、有効な動きベクトルを検出する際に、選出した候
    補ベクトルに対する符号長の長短に応じた評価値を生成
    して、該評価値に基づいて再符号化の際の動きベクトル
    を決定することを特徴とする動きベクトル検出方法。
  23. 【請求項23】 請求項16に記載の方法において、前記
    符号化情報は、複数の符号化パラメータを含み、該方法
    は、有効な動きベクトルを検出する際に、選出した候補
    ベクトルに対するそれぞれの符号化パラメータに応じた
    評価値を生成して、それら評価値の合計値に基づいて再
    符号化の際の動きベクトルを決定することを特徴とする
    動きベクトル検出方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の方法において、それ
    ぞれの符号化パラメータの評価値は、それぞれの符号化
    パラメータに応じた重み付けが施され、それら評価値の
    合計値に基づいて再符号化の際の動きベクトルを決定す
    ることを特徴とする動きベクトル検出方法。
JP14173197A 1997-05-30 1997-05-30 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法 Pending JPH10336672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14173197A JPH10336672A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14173197A JPH10336672A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10336672A true JPH10336672A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15298908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14173197A Pending JPH10336672A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10336672A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000035571A (ko) * 1998-11-23 2000-06-26 디. 크레이그 노룬드 제 1 움직임 벡터를 따르는 데이터 스트림 수정 장치
WO2000062554A1 (en) * 1999-04-08 2000-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing method and image processing device
JP2001313948A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Sony Corp 動きベクトル変換装置及び方法
JP2002118851A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Sony Corp 動きベクトル変換方法及び変換装置
JP2002125236A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Sony Corp 動きベクトル変換方法及び変換装置
JP2002135717A (ja) * 2000-07-26 2002-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理方法及び信号処理装置
JP2002218468A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Sony Corp 動きベクトル変換装置及び動きベクトル変換方法
WO2003088676A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video data conversion device and video data conversion method
US6959041B2 (en) 1999-12-03 2005-10-25 Nec Corporation Picture encoding system conversion device and encoding rate conversion device
US7099823B2 (en) 2000-02-28 2006-08-29 Nec Corporation Coded voice signal format converting apparatus
JP2007259142A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Sony Corp ネットワーク伝送用の映像信号符号化システム及び映像信号符号化方法,映像出力装置,信号変換装置
JP2008109702A (ja) * 1997-11-05 2008-05-08 Sony Corp ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
JP2008109701A (ja) * 1997-11-05 2008-05-08 Sony Corp ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109702A (ja) * 1997-11-05 2008-05-08 Sony Corp ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
JP4513856B2 (ja) * 1997-11-05 2010-07-28 ソニー株式会社 ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
JP2008109701A (ja) * 1997-11-05 2008-05-08 Sony Corp ディジタル信号変換方法およびディジタル信号変換装置
KR20000035571A (ko) * 1998-11-23 2000-06-26 디. 크레이그 노룬드 제 1 움직임 벡터를 따르는 데이터 스트림 수정 장치
WO2000062554A1 (en) * 1999-04-08 2000-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing method and image processing device
US7809065B2 (en) 1999-12-03 2010-10-05 Nec Corporation Picture encoding system conversion device and encoding rate conversion device
US6959041B2 (en) 1999-12-03 2005-10-25 Nec Corporation Picture encoding system conversion device and encoding rate conversion device
US7099823B2 (en) 2000-02-28 2006-08-29 Nec Corporation Coded voice signal format converting apparatus
JP2001313948A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Sony Corp 動きベクトル変換装置及び方法
JP4556286B2 (ja) * 2000-04-27 2010-10-06 ソニー株式会社 動きベクトル変換装置及び方法
JP4510337B2 (ja) * 2000-07-26 2010-07-21 パナソニック株式会社 信号処理方法及び信号処理装置
JP2002135717A (ja) * 2000-07-26 2002-05-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理方法及び信号処理装置
JP2002118851A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Sony Corp 動きベクトル変換方法及び変換装置
JP4622077B2 (ja) * 2000-10-11 2011-02-02 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002125236A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Sony Corp 動きベクトル変換方法及び変換装置
JP4682410B2 (ja) * 2000-10-12 2011-05-11 ソニー株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2002218468A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Sony Corp 動きベクトル変換装置及び動きベクトル変換方法
CN100353769C (zh) * 2002-04-16 2007-12-05 三菱电机株式会社 影像数据转换装置以及影像数据转换方法
WO2003088676A1 (en) * 2002-04-16 2003-10-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video data conversion device and video data conversion method
US7526027B2 (en) 2002-04-16 2009-04-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Video data converter and video data converting method
JP2007259142A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Sony Corp ネットワーク伝送用の映像信号符号化システム及び映像信号符号化方法,映像出力装置,信号変換装置
US8416852B2 (en) 2006-03-23 2013-04-09 Sony Corporation Video signal coding system and method of coding video signal for network transmission, video output apparatus, and signal conversion apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100592651B1 (ko) 트랜스코딩 방법 및 장치
JP4193406B2 (ja) 映像データ変換装置および映像データ変換方法
US7444026B2 (en) Image processing apparatus and method of motion vector detection in a moving picture, and recording medium used therewith
US7292634B2 (en) Image coding method and apparatus
US20030095603A1 (en) Reduced-complexity video decoding using larger pixel-grid motion compensation
JP2004336369A (ja) 動画像符号化装置、動画像復号化装置、動画像符号化方法、動画像復号化方法、動画像符号化プログラム及び動画像復号化プログラム
JPH07112284B2 (ja) 予測符号化装置及び復号化装置
JPH10336672A (ja) 符号化方式変換装置およびその動きベクトル検出方法
JPH08111870A (ja) 画像情報の再符号化方法及び装置
JP4360093B2 (ja) 画像処理装置および符号化装置とそれらの方法
US7236529B2 (en) Methods and systems for video transcoding in DCT domain with low complexity
JP2002152752A (ja) 画像情報変換装置及び方法
KR100602148B1 (ko) 1/4픽셀 움직임 벡터를 이용한 동영상 압축방법
JP3207095B2 (ja) 動き補償フレーム間/フレーム内符号化装置
KR100617598B1 (ko) 1/4픽셀 움직임 벡터를 이용한 동영상 압축방법
JP3690259B2 (ja) 動画像高速符号化装置及び動画像高速符号化方法
JP2000188735A (ja) 動きベクトル検出装置及びこれを用いた動画像符号化装置
JPH11205801A (ja) 動画像符号化装置およびその符号化選択方法
JPH10155149A (ja) フレームレート変換方式、及びフレームレート変換装置
KR100757832B1 (ko) 1/4픽셀 움직임 벡터를 이용한 동영상 압축방법
JPH10164596A (ja) 動き検出装置
JP2002209213A (ja) 動きベクトル検出方法及び装置、並びに画像符号化装置
JP3188081B2 (ja) 画像符号化方法および画像符号化装置
JP2004140794A (ja) 画像符号化方法および画像符号化装置
JPH11298902A (ja) 画像符号化装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405