JPH10336529A - 画素信号処理装置 - Google Patents

画素信号処理装置

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JPH10336529A
JPH10336529A JP10093035A JP9303598A JPH10336529A JP H10336529 A JPH10336529 A JP H10336529A JP 10093035 A JP10093035 A JP 10093035A JP 9303598 A JP9303598 A JP 9303598A JP H10336529 A JPH10336529 A JP H10336529A
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pixel signal
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/41Extracting pixel data from a plurality of image sensors simultaneously picking up an image, e.g. for increasing the field of view by combining the outputs of a plurality of sensors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCD撮像センサ等の画像検出領域の互いに
隣接する区分領域の境界を画像再生時に輝度差として現
出させないようにする。 【解決手段】 画素信号処理装置は固体撮像センサ10
4の画像検出領域の第1及び第2の区分領域からの画素
信号を処理する。画素信号読出し手段106は第1及び
第2の区分領域から画素信号を一ラインずつ同時にかつ
対応的に読み出し、このとき各ラインに含まれる画素信
号のうちの先頭側の画素信号が第1及び第2の区分領域
の境界から最も遠くに離れ、かつ各ラインに含まれる画
素信号のうち最後続の画素信号が境界に最も近接するよ
うになっており、信号レベル調節手段(132A等)は
第1の区分領域からの画素信号のレベルと第2の区分領
域からの対応画素信号のレベルとのレベル差を境界に向
かって次第に減少させて双方のラインの最後続側の画素
信号のレベルを互いに実質的に一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、固体撮像
センサを持つ電子ビデオカメラで用いられる画素信号処
理装置に関し、一層詳しくは固体撮像センサの画像検出
領域の区分領域から同時に読み出された画素信号を処理
する画素信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビデオカメラでは、光学的被写体像
を一フレーム分の画素信号に光電変換するために、固体
撮像センサ、例えばCCD(charge-coupled device) 撮
像センサが使用される。一フレーム分の画素信号はCC
D撮像センサから読み出されて適宜画像処理された後に
ビデオ信号とされ、このビデオ信号に基づいて光学的被
写体像が再現される。
【0003】近年、光学的被写体像を高解像度で再現す
ることが求められており、再現画像の解像度は一フレー
ムに含まれる画素信号の数に依存し、一フレーム分の画
素信号の数はCCD撮像センサのCCD素子の数に対応
する。周知のように、CCD素子はCCD撮像センサの
画像検出領域即ち受光領域にマトリックス状に配列さ
れ、再現画像を高解像度で得るためには、CCD素子の
数を増大させることが必要である。CCD素子の増大は
そのマトリックス状配列のために指数関数的となる。
【0004】一方、CCD素子の増大化にはCCD撮像
センサからの画素信号の読出しに時間が掛かるという問
題が伴う。この問題を解決するために、CCD撮像セン
サの画像検出領域を垂直方向及び/又は水平方向に少な
くとも2つの区分領域に区分し、それら区分領域から画
素信号を同時に読み出し、それら画像信号を一フレーム
分の画素信号に再構成することが提案されている。かく
して、CCD撮像センサの画像検出領域からの画素信号
の読出し時間は短縮されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それにも拘らず、CC
D撮像センサの画像検出領域の区分領域から画素信号を
読み出して一フレーム分の画素信号に再構成して光学的
被写体像を再現した場合には、互いに隣接する2つの区
分領域の境界が再現画像に輝度差として現れるという問
題が生じ得る。というのは、互いに隣接する2つの区分
領域の一方からの画素信号の平均輝度レベルはその他方
の区分領域からの画素信号の平均輝度レベルが異なるか
らである。
【0006】詳述すると、例えば、互いに隣接する2つ
の区分領域のそれぞれから読み出された画素信号は2つ
のアンプによって順次増幅され、このとき2つのアンプ
は当然同じ製品が用いられることになるが、しかし2つ
のアンプがたとえ同じ製品であったとしても、その増幅
特性が全く同じというわけではない。従って、互いに隣
接する2つの区分領域のそれぞれから読み出された画素
信号の平均輝度レベルが相違し、その結果、互いに隣接
する2つの区分領域の境界が再現画像に輝度差として現
れることになる。また、区分領域のそれぞれから読み出
された画素信号がオートゲインコントローラ(AGC)
によって処理される際にもそれぞれの区分領域からの画
素信号の増幅率が異なることもあり、その場合にも互い
に隣接する2つの区分領域の境界が再現画像に輝度差と
して現出する。
【0007】更に、大規模サイズのCCD撮像センサの
製造では、歩留りの向上のために、小規模サイズのCC
D撮像センサを個別に製造した後に、それら小規模サイ
ズのCCD撮像センサを組み合わせて大規模サイズのC
CD撮像センサとすることが行われ、このとき大規模サ
イズのCCD撮像センサの画像検出領域は個々の小規模
サイズのCCD撮像センサの画像検出領域、即ち区分領
域から構成されることになる。勿論、このような場合で
も、小規模サイズのCCD撮像センサの画像検出領域、
即ち区分領域から画素信号が同時に読み出され、それら
読出し画像信号が一フレーム分の画素信号として再構成
される。小規模サイズのCCD撮像センサの製造につい
ては同一製造条件で行われるが、しかし個々の小規模サ
イズのCCD撮像センサの光電変換特性は互いに異なり
得る。従って、このような場合にも、互いに隣接する2
つの区分領域の境界が再現画像に輝度差として現れると
いう問題が伴う。
【0008】従って、本発明の目的は、固体撮像センサ
の画像検出領域の区分領域のそれぞれから同時に読み出
された画素信号を処理して、互いに隣接する区分領域の
境界を輝度差として再現画像に現出しないようにする画
素信号処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
る画素信号処理装置は固体撮像センサの画像検出領域の
少なくとも2つの区分領域即ち第1の区分領域及び第2
の区分領域からの画素信号を処理するためのものであっ
て、第1及び第2の区分領域から画素信号を一ラインず
つ同時にかつ対応的に読み出す画素信号読出し手段を具
備し、この画素信号読出し手段による画素信号の読出し
態様については、各ラインに含まれる画素信号のうちの
先頭側の画素信号が第1及び第2の区分領域の境界から
最も遠くに離れ、かつ各ラインに含まれる画素信号のう
ち最後続の画素信号が境界に最も近接するようになって
おり、更に、第1の区分領域からの各ラインの画素信号
のレベルと第2の区分領域からの対応ラインの画素信号
のレベルとのレベル差を上述の境界に向かって次第に減
少させて双方のラインの最後続側の画素信号のレベルを
互いに実質的に一致させるように該レベル差を相関的に
調整する信号レベル調整手段を具備して成るものであ
る。
【0010】信号レベル調整手段は第1の区分領域から
の画素信号のレベルを変更する第1の信号レベル変更手
段と、第2の区分領域からの画素信号のレベルを変更す
る第2の信号レベル変更手段と、第1の信号レベル変更
手段から出力された画素信号のレベルを検出する第1の
信号レベル検出手段と、第2の信号レベル変更手段から
出力された画素信号のレベルを検出する第2の信号レベ
ル検出手段と、第1の信号レベル検出手段で検出された
信号レベルと第2の信号レベル検出手段で検出された信
号レベルとのレベル差を演算する信号レベル差演算手段
と、信号レベル差演算手段で得られたレベル差に対し
て、最小値から最大値までに変動するウエイト値を乗算
するウエイト値乗算手段とを包含し得るものである。こ
の場合、第1の信号レベル変更手段による画素信号レベ
ル変更と第2の信号レベル変更手段による画素信号レベ
ル変更とがウエイト値乗算手段によって得られた重み付
けレベル差に基づいて相関的に行われ、これにより第1
の区分領域からの各ラインの画素信号のレベルと第2の
区分領域からの対応ラインの画素信号のレベルとのレベ
ル差が上述の境界に向かって次第に減少させられる。
【0011】好ましくは、第1及び第2の信号レベル変
更手段のそれぞれは第1の電圧制御アンプ及び第2の電
圧制御アンプから成り、第1及び第2の電圧制御アンプ
のそれぞれの増幅率はそこに入力される制御電圧によっ
て制御され、該制御電圧は重み付けレベル差に基づいて
設定される。更に好ましくは、第1の信号レベル検出手
段は第1の区分領域からの画素信号の検出レベルとして
電圧信号(V1st )を出力し、第2の信号レベル検出手
段は第2の区分領域からの画素信号の検出レベルとして
電圧信号(V2nd )を出力し、信号レベル差演算手段は
上述したレベル差として第1のレベル検出手段から出力
される電圧信号(V1st )と第2のレベル検出手段から
出力される電圧信号(V2nd )との差電圧(V1st −V
2nd )を出力する。このとき第1の電圧制御アンプ及び
第2の電圧制御アンプのそれぞれの制御電圧(VC1st
及びVC2nd )については以下の式によって決定するこ
とができる。 VC1st =(1−WF)V1st +WF*V2nd VC2nd =(1−WF)V2nd +WF*V1st ここで、WFはウエイト値を示す(0≦WF≦1)。
【0012】本発明の第2の局面による画素信号処理装
置は固体撮像センサの画像検出領域の垂直方向に区分さ
れた2つの区分領域即ち第1の区分領域及び第2の区分
領域のそれぞれに多数の画素信号をマトリックス配列状
に発生させて該第1及び第2の区分領域からの画素信号
を処理するためのものであって、第1及び第2の区分領
域のそれぞれで水平ラインの画素信号を垂直方向に順次
転送し、次いで画素信号の先頭側水平ラインの画素信号
を水平方向に順次転送することにより、画素信号を一水
平ラインずつ同時にかつ対応的に読み出す画素信号読出
し手段を具備し、この画素信号読出し手段による画素信
号の読出し態様については、各水平ラインに含まれる画
素信号のうちの先頭側の画素信号が第1及び第2の区分
領域の垂直方向の境界から最も遠くに離れ、かつ各水平
ラインに含まれる画素信号のうち最後続の画素信号が該
垂直方向の境界に最も近接するようになっており、更
に、第1の区分領域からの各水平ラインの画素信号のレ
ベルと第2の区分領域からの対応水平ラインの画素信号
のレベルとのレベル差を上述の垂直方向の境界に向かっ
て次第に減少させて双方の水平ラインの最後続の画素信
号のレベルを互いに実質的に一致させるゆe6うに該レベ
ル差を相関的に調整する信号レベル調整手段を具備して
成るものである。
【0013】本発明の第3の局面による画素信号処理装
置は固体撮像センサの画像検出領域の水平方向に区分さ
れた2つの区分領域即ち第1の区分領域及び第2の区分
領域のそれぞれに多数の画素信号をマトリックス配列状
に発生させて該第1及び第2の区分領域からの画素信号
を処理するためのものであって、第1及び第2の区分領
域のそれぞれで水平ラインの画素信号を垂直方向に順次
転送し、次いで画素信号の先頭側水平ラインの画素信号
を水平方向に順次転送することにより、画素信号を一水
平ラインずつ同時にかつ対応的に読み出す画素信号読出
し手段を具備し、この画素信号読出し手段による画素信
号の読出し態様については、水平ラインが垂直方向に転
送される際の先頭側水平ラインに含まれる画素信号が第
1及び第2の区分領域の水平方向の境界から最も遠くに
離れ、かつ水平ラインが垂直方向に転送される際の最後
続側水平ラインに含まれる画素信号が該水平方向の境界
に最も近接するようになっており、更に、第1の区分領
域からの各水平ラインの画素信号のレベルと第2の区分
領域からの対応水平ラインの画素信号のレベルとのレベ
ル差を上述の水平方向の境界に向かって次第に減少させ
て双方の最後続側水平ラインの画素信堺86のレベルを実
質的に一致させるように該レベル差を相関的に調整する
信号レベル調整手段を具備して成るものである。
【0014】本発明の第2及び第3の局面においても、
信号レベル調整手段については本発明の第1の局面の場
合と同様な態様で構成し得る。また、本発明のいずれの
局面においも、固体撮像センサについては、少なくとも
2つの小規模サイズの固体撮像素子を組み合わせること
により構成することが可能であり、この場合2つの小規
模サイズの固体撮像素子の画像検出領域はそれぞれ第1
及び第2の区分領域に対応することになる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明による画素信号処理装置の一実施形態について以下に
説明する。
【0016】先ず、図1を参照すると、本発明を実施化
した電子ビデオカメラのブロック図が示され、この電子
ビデオカメラは撮影光学系102と、この撮像光学系1
02に組み合わされた固体撮像センサ即ちCCD撮像セ
ンサ104とを具備する。撮影光学系102によって撮
られた光学的被写体像はCCD撮像センサ104の画像
検出領域即ち受光領域に結像され、CCD撮像センサ1
04はその光学的被写体像を一フレーム分の画素信号に
光電変換する。なお、本実施形態では、CCD撮像セン
サ104の画像検出領域は垂直方向及び水平方向に4つ
の区分領域に区分される。
【0017】CCD撮像センサ104の4つの区分領域
からは画素信号がCCDドライバ106によって同時に
順次読み出され、次いで画素信号処理回路108に対し
て出力される。なお、画素信号処理回路108は本発明
に従って構成されるものであり、その機能の詳細につい
ては後述する。画素信号処理回路108で処理された画
素信号はデジタル画素信号処理回路110に対して出力
され、そこで画素信号は先ずデジタル画素信号に変換さ
れた後に、CCD撮像センサ104の4つの区分領域の
それぞれから由来するデジタル画素信号は一フレーム分
の画素信号として再構成される。次いで、デジタル画素
信号は種々の画像処理、例えばシェーディング補正処
理、ガンマ補正処理等を受けた後に一時的にフレームメ
モリに順次格納される。
【0018】デジタル画素信号処理装置110のフレー
ムメモリからは一水平ライン分の画素信号が順次読み出
されてエンコーダ112に対して出力される。エンコー
ダ112はデジタル画素信号処理装置110から順次出
力される一水平ライン分の画素信号に水平同期信号及び
垂直同期信号等を付加して、例えば液晶タイプのTVモ
ニタ装置114にビデオ信号として出力し、そこで光学
的被写体像が該ビデオ信号に基づいて再現される。
【0019】図1に示すように、電子ビデオカメラには
システムコントローラ116が設けられ、このシステム
コントローラ116はその全体的な制御を行うべくマイ
クロコンピュータから構成され得る。例えば、システム
コントローラ116はCCD撮像センサ104からの画
素信号の読出しをCCDドライバ106を介して制御す
る。また、システムコントローラ116はタイミングジ
ェネレータ118を制御し、このタイミングジェネレー
タ118からは第1のクロックパルス及び第2のクロッ
クパルスがCCDドライバ106及び画素信号処理回路
108の双方に出力される。CCD撮像センサ104か
らの画素信号の読出し及び画素信号処理回路108での
画素信号の処理は後述するようにタイミングジェネレー
タ118から出力される第1のクロックパルス及び第2
のクロックパルスに従って行われる。更に、システムコ
ントローラ116は上述したような種々の画像処理を行
うデジタル画素信号処理回路110も制御する。
【0020】電子ビデオカメラは、更に、ICメモリカ
ード、フロッピィディスク等の記録媒体120と、この
記録媒体120を駆動するためのは記録媒体ドライバ1
22とを具備する。システムコントローラ116は記録
媒体ドライバ122を駆動してデジタル画素信号を記録
媒体120に書き込ませたり或いはそこからデジタル画
素信号を読み出させたりする。
【0021】図2を参照すると、CCD撮像センサ10
4の画像検出領域の構成が概念的に図示される。同図に
示すように、CCD撮像センサ104の画像検出領域は
4つの区分領域A、B、C及びDに区分され、互いに隣
接する2つの区分領域の境界がそれぞれ参照符号A/
B、B/C、C/D及びD/Aで示される。各区分領域
(A、B、C、D)には、100 個のCCD素子が10×10
のマトリックス状に配列される。即ち、各区分領域に
は、10個の垂直CCD素子配列が設けられ、各垂直CC
D素子配列にはCCD素子(1、11、21、31、…
91;2、21、22、32、…92;3、31、3
2、33、…93;〜10、20、30、40…10
0)が含まれる。
【0022】なお、実際には、CCD撮像センサ104
には膨大な数のCCD素子が含まれるが、ここでは説明
の便宜上、CCD撮像センサ104には400 個のCCD
素子が含まれるものとしている。また、CCD撮像セン
サ104を小規模サイズのCCD撮像センサを組み合わ
せて構成することも可能であり、例えば41万個のCCD
素子を持つ小規模サイズのCCD撮像センサを4つ組み
合わせてCCD撮像センサ104を構成した場合には、
そこには164 万個のCCD素子が設けられることにな
る。
【0023】CCD素子のそれぞれにはフォトダイオー
ドが含まれ、これらフォトダイオードによりCCD撮像
センサ104の画像検出領域が形成される。各CCD素
子はそのフォトダイオードに入射した光量に応じて発生
した電荷を保持する。即ち、光学的被写体像がCCD撮
像センサ104の画像検出領域に結像されると、個々の
フォトダイオードは光学的被写体像の光強度分布に応じ
て電荷を発生し、その電荷が画素信号として個々のCC
D素子によって保持される。
【0024】また、図2に示すように、CCD撮像セン
サ104の各区分領域(A、B、C、D)には10個の垂
直転送CCD(124A、124B、124C、124
D)が設けられ、これら垂直転送CCDは各区分領域で
10個の垂直CCD素子配列にそれぞれ隣接して配置され
る。また、各区分領域(A、B、C、D)には水平転送
CCD(126A、126B、126C、126D)が
設けられ、そこには各区分領域の10個の垂直転送CCD
(124A、124B、124C、124D)が接続さ
れる。各水平転送CCD(126A、126B、126
C、126D)の出力端子にはアンプ(128A、12
8B、128C、128D)が接続され、これらアンプ
の出力端子は画素信号処理回路108に接続される。
【0025】CCD撮像センサ104からの画素信号の
読出し開始時、区分領域A、B、C及びDのそれぞれで
は、各垂直CCD素子配列に保持された10個の画素信号
(電荷)が図3の白抜き矢印で示すようにその隣接した
垂直転送CCD(124A、124B、124C、12
4D)に同時にシフトされ、このような画素信号のシフ
ト自体はCCDドライバ106によって制御される。
【0026】次いで、各垂直CCD素子配列からシフト
された10個の画素信号は図3の湾曲矢印で示すように垂
直転送CCD(124A、124B、124C、124
D)に沿って該当水平転送CCD(126A、126
B、126C、126D)に向かって順次転送され、こ
のような画素信号の垂直転送はタイミングジェネレータ
118からCCDドライバ106に対して出力される第
1のクロックパルス即ち垂直転送クロックパルスに従っ
て行われる。即ち、タイミングジェネレータ118から
CCDドライバ106に対して垂直転送クロックパルス
の1つが出力されると、水平転送CCD(126A、1
26B、126C、126D)はそれに対応した10個の
垂直転送CCD(124A、124B、124C、12
4D)から一水平ライン分の10個の画素信号を得ること
になる。
【0027】水平転送CCD(126A、126B、1
26C、126D)に保持された一水平ライン分の10個
の画素信号はタイミングジェネレータ118からCCD
ドライバ106に対して出力される第2のクロックパル
ス即ち水平転送クロックパルスに従ってその該当アンプ
(128A、128B、128C、128D)に順次転
送される。即ち、タイミングジェネレータ118からC
CDドライバ106に対して水平転送クロックパルスの
1つが出力される度毎に、水平転送CCD(126A、
126B、126C、126D)から画素信号が1つず
つその該当アンプに対して出力される。
【0028】要するに、図2及び図3に示す例では、第
2のクロックパルス即ち水平転送クロックパルスの周波
数は第1のクロックパルス即ち垂直転送クロックパルス
の周波数の10倍とされているので、CCD撮像センサ1
04の各区分領域(A、B、C、D)からは100 個の画
素信号がCCD素子の番号順に従って読み出されてその
該当アンプ(128A、128B、128C、128
D)に対して順次出力される。
【0029】図4を参照すると、CCD撮像センサ10
4と、CCDドライバ106と、画素信号処理回路10
8と、タイミングジェネレータ118との相関関係がブ
ロック図として詳しく図示されている。
【0030】図4に示すように、タイミングジェネレー
タ118は垂直転送クロックパルス発生器118V及び
水平転送クロックパルス発生器118Hが設けられ、垂
直転送クロックパルス発生118Vからは第1のクロッ
クパルス即ち垂直転送パルスが出力され、水平転送クロ
ックパルス発生器118Vからは第2のクロックパルス
即ち垂直転送クロックパルスが出力される。クロックパ
ルス発生器118Vから垂直転送クロックパルスがCC
Dドライバ106に出力されている間、CCDドライバ
106からは一連の垂直転送指令信号がCCD撮像セン
サ104に対して出力され、これにより垂直転送CCD
(124A、124B、124C、124D)に沿う画
素信号の垂直転送が行われる。また、クロックパルス発
生器118Hから水平転送クロックパルスがCCDドラ
イバ106に出力されている間、CCDドライバ106
からは水平転送指令信号がCCD撮像センサ104に対
して出力され、これにより水平転送CCD(126A、
126B、126C、126D)に沿う画素信号の水平
転送が行われる。
【0031】図4に示すように、画素信号処理回路10
8には4つの相関二重サンプリング回路(CDS)13
0A、130B、130C及び130Dが設けられ、こ
れら相関二重サンプリング回路130A、130B、1
30C及び130Dのそれぞれはアンプ128A、12
8B、128C及び128Dの出力端子側に接続され
る。各アンプ(128A、128B、128C、128
D)で増幅された画素信号がその該当相関二重サンプリ
ング回路(130A、130B、130C、130D)
を通過するとき、該画像信号からはノイズ成分が除去さ
れる。
【0032】相関二重サンプリング回路130A、13
0B、130C及び130Dはそれらの出力端子で電圧
制御アンプ(VCA)132A、132B、132C及
び132Dにそれぞれ接続される。画素信号が各電圧制
御アンプ(132A、132B、132C、132D)
を通過するとき、該画素信号は所定の増幅率によって増
幅され、その増幅率は該電圧制御アンプ(132A、1
32B、132C、132D)に入力される制御電圧の
大きさに従って変化する。即ち、制御電圧の大きさが増
大するにつれ、増幅率も増大する。なお、図4において
は、電圧制御アンプ132A、132B、132C及び
132Dのそれぞれに入力される制御電圧がCVa 、C
b 、CVc 及びCVd として示されている。
【0033】電圧制御アンプ132A、132B、13
2C及び132Dによって増幅された画素信号はデジタ
ル画素信号処理回路110に対して出力され、そこで画
素信号は上述したようにデジタル画素信号に変換され
る。既に述べたように、CCD撮像センサ104の区分
領域A、B、C及びDのそれぞれから由来するデジタル
画素信号は信号は一フレーム分の画素信号として再構成
され、次いで種々の画像処理を受けた後に一時的にフレ
ームメモリに順次格納される。また、既に述べたよう
に、デジタル画素信号処理装置110のフレームメモリ
からは一水平ライン分の画素信号が順次読み出されてエ
ンコーダ112に対して出力され、エンコーダ112は
デジタル画素信号処理装置110から順次出力される一
水平ライン分の画素信号に水平同期信号及び垂直同期信
号等を付加して、TVモニタ装置114にビデオ信号と
して出力し、そこで光学的被写体像が該ビデオ信号に基
づいて再現される。
【0034】光学的被写体像がTVモニタ装置114で
再現されたとき、その再現画像には区分領域A、B、C
及びD間の互いに隣接する境界A/B、B/C、C/D
及びD/Aが輝度差として現れ得る。というのは、互い
に隣接する2つの区分領域の一方からの画素信号の平均
輝度レベルはその他方の区分領域からの画素信号の平均
輝度レベルが異なるからである。
【0035】詳述すると、先に述べたように、アンプ1
28A、128B、128C及び128Dがたとえ同じ
製品であったとしても、その増幅特性が全く同じという
わけではない。同様に、相関二重サンプリング回路13
0A、130B、130C及び130Dもたとえ同じ製
品であったとしても、その特性が全く同じというわけで
はない。また、区分領域のそれぞれから読み出された画
素信号がオートゲインコントローラ(AGC)によって
処理される際にもそれぞれの区分領域からの画素信号の
増幅率は異なり得る。更に、CCD撮像センサ104が
小規模サイズのCCD撮像センサを互いに組み合わせる
ことにより構成された場合には、個々の小規模サイズの
CCD撮像センサの光電変換特性は互いに異なり得る。
従って、例えば、区分領域Aからの画素信号の平均輝度
レベルと区分領域Bからの画素信号の平均輝度レベルと
は互いに異なり得るので、互いに隣接する2つの区分領
域の境界が再現画像に輝度差として現れる得る。
【0036】しかしながら、本発明によれば、電圧制御
アンプ132A、132B、132C及び132Dのそ
れぞれに入力される制御電圧CVa 、CVb 、CVc
びCVd を後述するような態様で適宜調整することによ
り、再現画像から境界A/B、B/C、C/D及びD/
Aの輝度差としての現出を排除することができる。
【0037】制御電圧CVa を適宜調整するために、画
素信号処理回路108には信号レベル検出器(DET)
134A、減算器136A及び減算器138Aが設けら
れ、これら構成要素は図4に示すように配置される。同
様に、制御電圧CVb を適宜調整するために、画素信号
処理回路108には信号レベル検出器(DET)134
B、加算器136B及び加算器138Bが設けられ、こ
れら構成要素は図4に示すように配置される。また、制
御電圧CVc を適宜調整するために、画素信号処理回路
108には信号レベル検出器(DET)134C、減算
器136C及び加算器138Cが設けられ、これら構成
要素は図4に示すように配置される。更に、制御電圧C
d を適宜調整するために、画素信号処理回路108に
は信号レベル検出器(DET)134D、加算器136
D及び減算器138Dが設けられ、これら構成要素は図
4に示すように配置される。更にまた、制御電圧C
a 、CVb 、CVc 及びCVd を相関的に調整するた
めに、画素信号処理回路108には、4つの差動アンプ
(DA)140A/B、140B/C、140C/D及
び140D/Aと、4つのウエイト値制御回路(WF
C)142A/B、142B/C、142C/D及び1
42D/Aとが設けられ、これら構成要素は図4に示す
ように配置される。
【0038】信号レベル検出器134AはCCD撮像セ
ンサ108の区分領域Aから得られる各々の画素信号の
電圧レベルを検出し、その電圧レベルを表す電圧信号V
aが信号レベル検出器134Aから出力される。同様
に、信号レベル検出器134BはCCD撮像センサ10
8の区分領域Bから得られる各々の画素信号の電圧レベ
ルを検出し、その電圧レベルを表す電圧信号VLb が信
号レベル検出器134Bから出力される。また、信号レ
ベル検出器134CはCCD撮像センサ108の区分領
域Cから得られる各々の画素信号の電圧レベルを検出
し、その電圧レベルを表す電圧信号VLc が信号レベル
検出器134Cから出力される。更に、信号レベル検出
器134DはCCD撮像センサ108の区分領域Dから
得られる各々の画素信号の電圧レベルを検出し、その電
圧レベルを表す電圧信号VLd が信号レベル検出器13
4Dから出力される。
【0039】なお、信号レベル検出器134A、134
B、134C及び134Dの各々は積分回路を包含し、
各検出電圧信号(VLa 、VLb 、VLc 、VLd )は
平均電圧値として得られる。要するに、積分回路によ
り、各撮像信号(画素信号)から低周波成分の信号が抽
出される。
【0040】信号レベル検出器134Aは差動アンプ1
40A/Bの非反転入力端子と差動アンプ140D/A
の非反転入力端子とに接続されるようになった出力端子
を備える。即ち、検出電圧信号VLa は差動アンプ14
0A/B及び140D/Aの双方にそれぞれの非反転入
力端子を通して入力される。信号レベル検出器134B
は差動アンプ140A/Bの反転入力端子と差動アンプ
140B/Cの反転入力端子とに接続されるようになっ
た出力端子を備える。即ち、検出電圧信号VL b は差動
アンプ140A/B及び140B/Cの双方にそれぞれ
の反転入力端子を通して入力される。信号レベル検出器
134Cは差動アンプ140B/Cの非反転入力端子と
差動アンプ140C/Dの反転入力端子とに接続される
ようになった出力端子を備える。即ち、検出電圧信号V
c は差動アンプ140B/Cにその非反転入力端子を
通して入力されると共に差動アンプ及び140C/Dに
その反転入力端子を通して入力される。信号レベル検出
器134Dは差動アンプ140A/Bの反転入力端子と
差動アンプ140C/Dの非反転入力端子とに接続され
るようになった出力端子を備える。即ち、検出電圧信号
VLd は差動アンプ140A/Bにその反転入力端子を
通して入力されると共に差動アンプ及び140C/Dに
その非反転入力端子を通して入力される。
【0041】差動アンプ140A/Bは検出電圧信号V
a 及びVLb の差電圧ΔVA/B をウエイト値制御回路
142A/Bに対して出力する。差電圧ΔVA/B は区分
領域Aから得られる画素信号の電圧レベルと区分領域B
から得られる対応画素信号の電圧レベルとの間の電圧レ
ベル差を表すものである。もし検出電圧信号VLa の電
圧レベルが検出電圧信号VLb の電圧レベルよりも高け
れば、差電圧ΔVA/Bは差動アンプ140A/Bから正
電圧として出力され、一方もし検出電圧信号VLa の電
圧レベルが検出電圧信号VLb の電圧レベルよりも低け
れば、差電圧ΔVA/B は差動アンプ140A/Bから負
電圧として出力される。
【0042】差動アンプ140D/Aは検出電圧信号V
d 及びVLa の差電圧ΔVD/A をウエイト値制御回路
142D/Aに対して出力する。差電圧ΔVD/A は区分
領域Dから得られる画素信号の電圧レベルと区分領域A
から得られる対応画素信号の電圧レベルとの間の電圧レ
ベル差を表すものである。もし検出電圧信号VLd の電
圧レベルが検出電圧信号VLa の電圧レベルよりも低け
れば、差電圧ΔVD/Aは差動アンプ140D/Aから正
電圧として出力され、一方もし検出電圧信号VLd の電
圧レベルが検出電圧信号VLa の電圧レベルよりも高け
れば、差電圧ΔVD/A は差動アンプ140D/Aから負
電圧として出力される。
【0043】差動アンプ140B/Cは検出電圧信号V
b 及びVLc の差電圧ΔVB/C をウエイト値制御回路
142B/Cに対して出力する。差電圧ΔVB/C は区分
領域Bから得られる画素信号の電圧レベルと区分領域C
から得られる対応画素信号の電圧レベルとの間の電圧レ
ベル差を表すものである。もし検出電圧信号VLb の電
圧レベルが検出電圧信号VLc の電圧レベルよりも低け
れば、差電圧ΔVB/Cは差動アンプ140B/Cから正
電圧として出力され、一方もし検出電圧信号VLb の電
圧レベルが検出電圧信号VLc の電圧レベルよりも高け
れば、差電圧ΔVB/C は差動アンプ140B/Cから負
電圧として出力される。
【0044】差動アンプ140C/Dは検出電圧信号V
c 及びVLd の差電圧ΔVC/D をウエイト値制御回路
142C/Dに対して出力する。差電圧ΔVC/D は区分
領域Cから得られる画素信号の電圧レベルと区分領域D
から得られる対応画素信号の電圧レベルとの間の電圧レ
ベル差を表すものである。もし検出電圧信号VLc の電
圧レベルが検出電圧信号VLd の電圧レベルよりも低け
れば、差電圧ΔVC/Dは差動アンプ140C/Dから正
電圧として出力され、一方もし検出電圧信号VLc の電
圧レベルが検出電圧信号VLd の電圧レベルよりも高け
れば、差電圧ΔVC/D は差動アンプ140C/Dから負
電圧として出力される。
【0045】図5に示すように、参照符号142A/B
及び142C/Dによって示されるウエイト値制御回路
には、乗算器144H、ウエイト値出力器146H及び
カウンタ148Hが設けられる。差電圧(ΔVA/B 、Δ
C/D )は乗算器144Hに入力され、そこで乗率即ち
ウエイト値(WA/B 、WC/D )で乗ぜられ、そのウエイ
ト値(WA/B 、WC/D )はウエイト値出力器146Hか
ら乗算器144Hに電圧信号として出力される。ウエイ
ト値即ち電圧信号は(WA/B 、WC/D )はカウンタ14
8Hによって周期的に変化させられる。
【0046】詳述すると、カウンタ148Hはタイミン
グジェネレータ118の水平転送クロックパルス発生器
118Hから出力される水平転送クロックパルスの数を
カウントし、そのカウント数は10パルス毎にリセットさ
れる。また、カウンタ148Hのカウント数が1だけ加
算される度毎に、カウンタ148Hはウエイト値出力指
令信号をウエイト値出力器146Hに出力する。カウン
タ148Hによって10パルスがカウントされる間、カウ
ンタ148Hからウエイト値出力指令信号がウエイト値
出力器146Hに対して出力される度毎に、ウエイト値
出力器146Hから乗算器144Hに出力されるウエイ
ト値(WA/B 、WC/D )は図6に示すような特性曲線に
従って次第に増大する。同図の特性曲線から明らかなよ
うに、カウンタ148Hのカウント数が1であるとき、
ウエイト値(WA/B 、WC/D )は零とされ、カウンタ1
48Hのカウント数が10のとき、ウエイト値(WA/B
C/D )は1とされる。
【0047】即ち、例えば、区分領域Aからの一水平ラ
インに含まれる10個の画素信号から得られる検出電圧信
号VLa と区分領域Bからの対応一水平ラインに含まれ
る10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLb との
入力により差動アンプ140A/Bから出力される10個
の差電圧ΔVA/B は図6の特性曲線に従って次第に増大
するウエイト値WA/B によって順次乗ぜられ、その乗算
結果はウエイト値制御回路142A/Bから重み付け電
圧信号WVA/B として順次出力される。
【0048】また、区分領域Cからの一水平ラインに含
まれる10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLc
と区分領域Dからの対応一水平ラインに含まれる10個の
画素信号から得られる検出電圧信号VLd との入力によ
り差動アンプ140C/Dから出力される10個の差電圧
ΔVC/D についても同様なことが言える。即ち、かかる
10個の差電圧ΔVC/D は図6の特性曲線に従って次第に
増大するウエイト値W C/D によって順次乗ぜられ、その
乗算結果はウエイト値制御回路142C/Dから重み付
け電圧信号WVC/D として順次出力される。
【0049】図7に示すように、参照符号142D/A
及び142B/Cによって示されるウエイト値制御回路
にも、図5に示すウエイト値制御回路(142A/B、
142C/D)と同様に、乗算器144V、ウエイト値
出力器146V及びカウンタ148Vが設けられる。差
電圧(ΔVD/A 、ΔVB/C )は乗算器144Vに入力さ
れ、そこで乗率即ちウエイト値(WD/A 、WB/C )で乗
ぜられ、そのウエイト値(WD/A 、WB/C )はウエイト
値出力器146Vから乗算器144Vに電圧信号として
出力される。ウエイト値即ち電圧信号は(WD/A 、W
B/C )はカウンタ148Vによって周期的に変化させら
れる。
【0050】詳述すると、カウンタ148Vはタイミン
グジェネレータ118の垂直転送クロックパルス発生器
118Vから出力される垂直転送クロックパルスの数を
カウントし、そのカウント数は10パルス毎にリセットさ
れる。また、カウンタ148Vのカウント数が1だけ加
算される度毎に、カウンタ148Vはウエイト値出力指
令信号をウエイト値出力器146Vに出力する。カウン
タ148Vによって10パルスがカウントされる間、カウ
ンタ148Vからウエイト値出力指令信号がウエイト値
出力器146Vに対して出力される度毎に、ウエイト値
出力器146Vから乗算器144Vに出力されるウエイ
ト値(WD/A 、WB/C )は図6に示すような特性曲線に
従って次第に増大する。同図の特性曲線から明らかなよ
うに、カウンタ148Vのカウント数が1であるとき、
ウエイト値(WD/A 、WB/C )は零とされ、カウンタ1
48Vのカウント数が10のとき、ウエイト値(WD/A
B/C )は1とされる。
【0051】即ち、例えば、区分領域Dからの一水平ラ
インに含まれる10個の画素信号から得られる検出電圧信
号VLd と区分領域Aからの対応一水平ラインに含まれ
る10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLa との
入力により差動アンプ140D/Aから出力される10個
の差電圧ΔVD/A については、垂直転送クロックパルス
の周波数が水平転送クロックパルスの周波数の十分の一
となっているために、カウンタ148Hのカウント数に
応じた同一のウエイト値WD/A によって順次乗ぜられ、
その乗算結果はウエイト値制御回路142D/Aから重
み付け電圧信号WVD/A として順次出力される。勿論、
かかる同一のウエイト値WD/A による10個の差電圧ΔV
D/A の乗算が行われる度毎に、該ウエイト値WD/A は次
第に増大されることになる。
【0052】また、区分領域Bからの一水平ラインに含
まれる10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLb
と区分領域Cからの対応一水平ラインに含まれる10個の
画素信号から得られる検出電圧信号VLc との入力によ
り差動アンプ140B/Cから出力される10個の差電圧
ΔVB/C についても同様なことが言える。即ち、かかる
10個の差電圧ΔVB/C は同一のウエイト値WB/C によっ
て順次乗ぜられ、その乗算結果はウエイト値制御回路1
42B/Cから重み付け電圧信号WVB/C として順次出
力される。
【0053】図4から明らかなように、ウエイト値制御
回路142A/Bから出力された重み付け電圧信号WV
A/B は減算器138A及び加算器138Bに入力され、
またウエイト制御回路142C/Dから出力された重み
付け電圧信号WVC/D は加算器138C及び減算器13
8Dに入力される。また、ウエイト値制御回路142D
/Aから出力された重み付け電圧信号WVD/A は減算器
136A及び加算器136Dに入力され、またウエイト
制御回路142B/Cから出力された重み付け電圧信号
WVB/C は加算器136B及び減算器136Cに入力さ
れる。
【0054】以上に述べたような構成により、電圧制御
アンプ132A、132B、132C及び132Dのそ
れぞれに入力されるべき制御電圧CVa 、CVb 、CV
c 及びCVd が適宜調整されて、再現画像から境界A/
B、B/C、C/D及びD/Aの輝度差としての現出を
排除することができる。
【0055】例えば、図4に示すように、信号レベル検
出器134Aによって検出された検出電圧信号VLa
差動アンプ140D/Aに対して出力されるとき、該検
出電圧信号VLa は同時に減算器136Aに対しても出
力される。かくして、減算器136Aでは、ウエイト値
制御回路142D/Aから出力される対応重み付け電圧
信号WVD/A が検出電圧信号VLa から減算される。一
方、信号レベル検出器134Dによって検出された検出
電圧信号VLd が差動アンプ140D/Aに対して出力
されるとき、該検出電圧信号VLd は同時に加算器13
6Dに対しても出力される。かくして、加算器136D
では、ウエイト値制御回路142D/Aから出力される
対応重み付け電圧信号WVD/A が検出電圧信号VLd
加算される。
【0056】もしVLa >VLd であれば、重み付け信
号電圧WVD/A はウエイト値制御回路142D/Aから
正電圧として出力される。従って、減算器136Aに対
する正電圧としての重み付け電圧信号WVD/A の入力の
ために、検出電圧信号VLaの電圧レベルは重み付け電
圧信号WVD/A の分だけ低減され、この低減された電圧
信号は制御電圧CVa として電圧制御アンプ132Aに
入力される。かくして、電圧制御アンプ132Aの増幅
率は低下させられ、そこを通る画素信号(区分領域A)
の電圧レベルはその分だけ低くなる。一方、加算器13
6Dに対する正電圧としての重み付け電圧信号WVD/A
の入力のために、検出電圧信号VLd の電圧レベルは重
み付け電圧信号WVD/A の分だけ増大され、この増大さ
れた電圧信号は制御電圧CVd として電圧制御アンプ1
32Dに入力される。かくして、電圧制御アンプ132
Dの増幅率は上昇させられ、そこを通る画素信号(区分
領域D)の電圧レベルはその分だけ高くなる。
【0057】上述した場合とは反対に、もしVLa <V
d であるとすると、重み付け信号電圧WVD/A はウエ
イト値制御回路142D/Aから負電圧として出力され
る。従って、減算器136Aに対する負電圧としての重
み付け電圧信号WVD/A の入力のために、検出電圧信号
VLa の電圧レベルは重み付け電圧信号WVD/A の分だ
け増大され、この増大された電圧信号は制御電圧CVa
として電圧制御アンプ132Aに入力される。かくし
て、電圧制御アンプ132Aの増幅率は上昇させられ、
そこを通る画素信号(区分領域A)の電圧レベルはその
分だけ高くなる。一方、加算器136Dに対する負電圧
としての重み付け電圧信号WVD/A の入力のために、検
出電圧信号VLd の電圧レベルは減少され、この減少さ
れた電圧信号は制御電圧CVd として電圧制御アンプ1
32Dに入力される。かくして、電圧制御アンプ132
Dの増幅率は低下させられ、そこを通る画素信号(区分
領域D)の電圧レベルはその分だけ低くなる。
【0058】ところで、上述したような制御電圧CVa
及びCVd の調整については、区分領域Dからの一水平
ラインに含まれる10個の画素信号から得られる検出電圧
信号VLd と区分領域Aからの対応一水平ラインに含ま
れる10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLa
に関しては実質的に等価なものとなる。というのは、そ
れら検出電圧信号VLd 及びVLa の入力により差動ア
ンプ140D/Aから出力される10個の差電圧ΔVD/A
が上述したようにカウンタ148Hのカウント数に応じ
た同一のウエイト値WD/A によって乗ぜられるからであ
る。
【0059】ここで重要なことは、ウエイト値WD/A
次第に1に近づくにつれて、制御電圧CVa 及びCVd
の調整幅が大きくされるということである。即ち、区分
領域Dと区分領域Aとのそれぞれから得られる互いに対
応した画素信号が境界D/Aに次第に近づくにつれて、
その互いに対応した画素信号の電圧レベル差が次第に零
に近づくということである。かくして、区分領域Dで9
1、92、93、…98、99及び100でもって番号
付けされたCCD素子から得られる10個の画素信号の電
圧レベルと区分領域Aで91、92、93、…98、9
9及び100でもって番号付けされたCCD素子から得
られる10個の画素信号の電圧レベルとの間の電圧レベル
差は実質的に零となり、再現画像に境界D/Aが輝度差
として現れることはない。というのは、そのときのウエ
イト値WD/A は1となっているからである。なお、区分
領域Dで1、2、3、…8、9及び10でもって番号付
けされたCCD素子から得られる10個の画素信号の電圧
レベルと区分領域Aで1、2、3、…8、9及び10で
もって番号付けされたCCD素子から得られる10個の画
素信号の電圧レベルとの間の電圧レベル差については調
整されない(ウエイト値WD/A =0)。
【0060】要するに、制御電圧CVa 及びCVd の調
整については以下の式に示すように行われる。 CVa =VLa −WD/A *ΔVD/A =VLa −WD/A (VLa −VLd ) =(1−WD/A )VLa +WD/A *VLd CVd =VLd −WD/A *ΔVD/A =VLd −WD/A (VLa −VLd ) =(1−WD/A )VLd +WD/A *VLa ここで、0≦WD/A ≦1
【0061】勿論、同様なことは区分領域Bからの画素
信号と区分領域Cからの画素信号との間の関係について
も言えることである。即ち、制御電圧CVb 及びCVc
の調整については以下の式に示すように行われる。 CVb =VLb −WB/C *ΔVB/C =VLb −WB/C (VLc −VLd ) =(1−WB/C )VLb +WB/C *VLc CVc =VLc −WB/C *ΔVB/C =VLc −WB/C (VLc −VLb ) =(1−WB/C )VLc +WB/C *VLb ここで、0≦WB/C ≦1
【0062】また、図4に示すように、信号レベル検出
器134Aによって検出された検出電圧信号VLa が差
動アンプ140A/Bに対して出力されるとき、該検出
電圧信号VLa は同時に減算器138Aに対しても出力
される。従って、減算器138Aでは、ウエイト値制御
回路142A/Bから出力される対応重み付け電圧信号
WVA/B が検出電圧信号VLa から減算される。一方、
信号レベル検出器134Bによって検出された検出電圧
信号VLb が差動アンプ140A/Bに対して出力され
るとき、該検出電圧信号VLb は同時に加算器138B
に対しても出力される。従って、加算器138Bでは、
ウエイト値制御回路142A/Bから出力される対応重
み付け電圧信号WVA/B が検出電圧信号VLb に加算さ
れる。
【0063】もしVLa >VLb であれば、重み付け信
号電圧WVA/B はウエイト値制御回路142A/Bから
正電圧として出力される。従って、減算器138Aに対
する正電圧としての重み付け電圧信号WVA/B の入力の
ために、検出電圧信号VLaの電圧レベルは重み付け電
圧信号WVA/B の分だけ低減され、この低減された電圧
信号は制御電圧CVa として電圧制御アンプ132Aに
入力される。かくして、電圧制御アンプ132Aの増幅
率は低下させられ、そこを通る画素信号(区分領域A)
の電圧レベルはその分だけ低くなる。一方、加算器13
8Bに対する正電圧としての重み付け電圧信号WVA/B
の入力のために、検出電圧信号VLb の電圧レベルは重
み付け電圧信号WVA/B の分だけ増大され、この増大さ
れた電圧信号は制御電圧CVb として電圧制御アンプ1
32Bに入力される。かくして、電圧制御アンプ132
Bの増幅率は上昇させられ、そこを通る画素信号(区分
領域B)の電圧レベルはその分だけ高くなる。
【0064】上述した場合とは反対に、もしVLa <V
b であるとすると、重み付け信号電圧WVA/B はウエ
イト値制御回路142A/Bから負電圧として出力され
る。従って、減算器138Aに対する負電圧としての重
み付け電圧信号WVA/B の入力のために、検出電圧信号
VLa の電圧レベルは重み付け電圧信号WVA/B の分だ
け増大され、この増大された電圧信号は制御電圧CVa
として電圧制御アンプ132Aに入力される。かくし
て、電圧制御アンプ132Aの増幅率は上昇させられ、
そこを通る画素信号(区分領域A)の電圧レベルはその
分だけ高くなる。一方、加算器138Bに対する負電圧
としての重み付け電圧信号WVA/B の入力のために、検
出電圧信号VLb の電圧レベルは減少され、この減少さ
れた電圧信号は制御電圧CVb として電圧制御アンプ1
32Bに入力される。かくして、電圧制御アンプ132
Bの増幅率は低下させられ、そこを通る画素信号(区分
領域B)の電圧レベルはその分だけ低くなる。
【0065】上述したような制御電圧CVa 及びCVb
の調整については、区分領域Aからの一水平ラインに含
まれる10個の画素信号から得られる検出電圧信号VLd
と区分領域Bからの対応一水平ラインに含まれる10個の
画素信号から得られる検出電圧信号VLa とに関して、
その間の電圧レベル差が次第に小さくなるように行われ
る。即ち、区分領域Aと区分領域Bとのそれぞれから得
られる互いに対応した一水平ラインに含まれる10個の画
素信号が境界A/Bに次第に近づくにつれて、その間の
電圧レベル差が次第に零に近づくことになる。かくし
て、区分領域Aで10、20、30、…80、90及び
100でもって番号付けされたCCD素子から得られる
10個の画素信号の電圧レベルと区分領域Bで10、2
0、30、…80、90及び100でもって番号付けさ
れたCCD素子から得られる10個の画素信号の電圧レベ
ルとの間の電圧レベル差は実質的に零となり、再現画像
に境界A/Bが輝度差として現れることはない。という
のは、そのときのウエイト値W D/A は1となっているか
らである。なお、区分領域Aで1、11、21、…7
1、81及び91でもって番号付けされたCCD素子か
ら得られる10個の画素信号の電圧レベルと区分領域Aで
1、11、21、…71、81及び91でもって番号付
けされたCCD素子から得られる10個の画素信号の電圧
レベルとの間の電圧レベル差については調整されない
(ウエイトWD/A =0)。
【0066】要するに、制御電圧CVa 及びCVb の調
整については以下の式に示すように行われる。 CVa =VLa −WA/B *ΔVA/B =VLa −WA/B (VLa −VLb ) =(1−WA/B )VLa +WA/B *VLb CVb =VLb −WA/B *ΔVA/B =VLb −WA/B (VLa −VLb ) =(1−WA/B )VLb +WA/B *VLa ここで、0≦WA/B ≦1
【0067】勿論、同様なことは区分領域Cからの画素
信号と区分領域Dからの画素信号との間の関係について
も言えることである。即ち、制御電圧CVc 及びCVd
の調整については以下の式に示すように行われる。 CVc =VLc −WC/D *ΔVC/D =VLc −WC/D (VLd −VLc ) =(1−WC/D )VLc +WC/D *VLd CVd =VLd −WC/D *ΔVC/D =VLd −WC/D (VLd −VLc ) =(1−WC/D )VLd +WC/D *VLc ここで、0≦WC/D ≦1
【0068】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、大規模サイズの固体撮像センサからの画素信
号の読出し時間を短縮化するためにその画像検出領域の
複数の区分領域から同時に読み出して画像再現を行って
も、互いに隣接する区分領域の境界を輝度差として再現
画像に現出しないようにすることができるので、高品位
の画像再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画素信号処理回路を備えた電子ビ
デオカメラの概略ブロック図である。
【図2】図1に示したCCD撮像センサを示す概念的ブ
ロック図である。
【図3】図2の一部を拡大して示す部分拡大図である。
【図4】本発明による画素信号処理回路の詳細ブロック
図であって、その画素信号処理回路をCCD撮像セン
サ、CCDドライバ及びタイミングジェネレータと共に
示す図である。
【図5】図4に示したウエイト値制御回路の詳細ブロッ
ク図である。
【図6】図5のウエイト値制御回路のウエイト値乗算器
で用いられるウエイト値の変化特性曲線を示すグラフで
ある。
【図7】図4に示した別のタイプのウエイト値制御回路
の詳細ブロック図である。
【符号の説明】
104 CCD撮像センサ 106 CCDドライバ 108 画素信号処理回路 110 デジタル画素信号処理回路 118 タイミングジェネレータ 118V 垂直転送クロックパルス発生器 118H 水平転送クロックパルス発生器 132A・132B 電圧制御アンプ 132C・132D 電圧制御アンプ 134A・134B 信号レベル検出器 134C・134D 信号レベル検出器 132A/B・132B/C 差動アンプ 132C/D・132D/A 差動アンプ 140A/B・140B/C ウエイト値制御回路 140C/D・140D/A ウエイト値制御回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体撮像センサの画像検出領域の少なく
    とも2つの区分領域即ち第1の区分領域及び第2の区分
    領域からの画素信号を処理する画素信号処理装置であっ
    て、 前記第1及び第2の区分領域から画素信号を一ラインず
    つ同時にかつ対応的に読み出す画素信号読出し手段を具
    備し、この画素信号読出し手段による画素信号の読出し
    態様については、各ラインに含まれる画素信号のうちの
    先頭側の画素信号が前記第1及び第2の区分領域の境界
    から最も遠くに離れ、かつ各ラインに含まれる画素信号
    のうち最後続の画素信号が前記境界に最も近接するよう
    になっており、 更に、前記第1の区分領域からの各ラインの画素信号の
    レベルと前記第2の区分領域からの対応ラインの画素信
    号のレベルとのレベル差を前記境界に向かって次第に減
    少させて双方のラインの最後続側の画素信号のレベルを
    互いに実質的に一致させるように該レベル差を相関的に
    調整する信号レベル調整手段を具備して成る画素信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記信号レベル調整手段が前記第1の区分領域か
    らの画素信号のレベルを変更する第1の信号レベル変更
    手段と、 前記第2の区分領域からの画素信号のレベルを変更する
    第2の信号レベル変更手段と、 前記第1の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第1の信号レベル検出手段と、 前記第2の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第2の信号レベル検出手段と、 前記第1の信号レベル検出手段で検出された信号レベル
    と前記第2の信号レベル検出手段で検出された信号レベ
    ルとのレベル差を演算する信号レベル差演算手段と、 前記信号レベル差演算手段で得られたレベル差に対し
    て、最小値から最大値まで変動するウエイト値を乗算す
    るウエイト値乗算手段とを包含し、 前記第1の信号レベル変更手段による画素信号レベル変
    更と前記第2の信号レベル変更手段による画素信号レベ
    ル変更とが前記ウエイト値乗算手段によって得られた重
    み付けレベル差に基づいて相関的に行われ、これにより
    前記第1の区分領域からの各ラインの画素信号のレベル
    と前記第2の区分領域からの対応ラインの画素信号のレ
    ベルとのレベル差が前記境界に向かって次第に減少させ
    られることを特徴とする画素信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記第1及び第2の信号レベル変更手段のそれぞ
    れが第1の電圧制御アンプ及び第2の電圧制御アンプか
    ら成り、前記第1及び第2の電圧制御アンプのそれぞれ
    の増幅率がそこに入力される制御電圧によって制御さ
    れ、該制御電圧が前記重み付けレベル差に基づいて設定
    されることを特徴とする画素信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記第1の信号レベル検出手段が前記第1の区分
    領域からの画素信号の検出レベルとして電圧信号(V
    1st )を出力し、前記第2の信号レベル検出手段が前記
    第2の区分領域からの画素信号の検出レベルとして電圧
    信号(V2nd )を出力し、前記信号レベル差演算手段が
    前記レベル差として前記第1のレベル検出手段から出力
    される電圧信号(V1st )と前記第2のレベル検出手段
    から出力される電圧信号(V2nd)との差電圧(V1st
    −V2nd )を出力し、前記第1及び第2の電圧制御アン
    プのそれぞれの制御電圧(VC1st 及びVC2nd )が以
    下の式によって決定されることを特徴とする画素信号処
    理装置。 VC1st =(1−WF)V1st +WF*V2nd VC2nd =(1−WF)V2nd +WF*V1st ここで、WFは前記ウエイト値を示す(0≦WF≦
    1)。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の画素信号処理装置において、前記固体撮像センサが
    少なくとも2つの小規模サイズの固体撮像素子を組み合
    わせることにより構成され、その2つの小規模サイズの
    固体撮像素子の画像検出領域がそれぞれ前記第1及び第
    2の区分領域に対応することを特徴とする画素信号処理
    装置。
  6. 【請求項6】 固体撮像センサの画像検出領域の垂直方
    向に区分された2つの区分領域即ち第1の区分領域及び
    第2の区分領域のそれぞれに多数の画素信号をマトリッ
    クス配列状に発生させて該第1及び第2の区分領域から
    の画素信号を処理する画素信号処理装置であって、 前記第1及び第2の区分領域のそれぞれで水平ラインの
    画素信号を垂直方向に順次転送し、次いで画素信号の先
    頭側水平ラインの画素信号を水平方向に順次転送するこ
    とにより、画素信号を一水平ラインずつ同時にかつ対応
    的に読み出す画素信号読出し手段を具備し、この画素信
    号読出し手段による画素信号の読出し態様については、
    各水平ラインに含まれる画素信号のうちの先頭側の画素
    信号が前記第1及び第2の区分領域の垂直方向の境界か
    ら最も遠くに離れ、かつ各水平ラインに含まれる画素信
    号のうち最後続の画素信号が前記垂直方向の境界に最も
    近接するようになっており、 更に、前記第1の区分領域からの各水平ラインの画素信
    号のレベルと前記第2の区分領域からの対応水平ライン
    の画素信号のレベルとのレベル差を前記垂直方向の境界
    に向かって次第に減少させて双方の水平ラインの最後続
    の画素信号のレベルを互いに実質的に一致させるように
    該レベル差を相関的に調整する信号レベル調整手段を具
    備して成る画素信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記信号レベル調整手段が前記第1の区分領域か
    らの画素信号のレベルを変更する第1の信号レベル変更
    手段と、 前記第2の区分領域からの画素信号のレベルを変更する
    第2の信号レベル変更手段と、 前記第1の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第1の信号レベル検出手段と、 前記第2の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第2の信号レベル検出手段と、 前記第1の信号レベル検出手段で検出された信号レベル
    と前記第2の信号レベル検出手段で検出された信号レベ
    ルとのレベル差を演算する信号レベル差演算手段と、 前記信号レベル差演算手段で得られたレベル差に対し
    て、最小値から最大値まで変動するウエイト値を乗算す
    るウエイト値乗算手段とを包含し、 前記第1の信号レベル変更手段による画素信号レベル変
    更と前記第2の信号レベル変更手段による画素信号レベ
    ル変更とが前記ウエイト値乗算手段によって得られた重
    み付けレベル差に基づいて相関的に行われ、これにより
    前記第1の区分領域からの各水平ラインの画素信号のレ
    ベルと前記第2の区分領域からの対応水平ラインの画素
    信号のレベルとのレベル差が前記垂直方向の境界に向か
    って次第に減少させられることを特徴とする画素信号処
    理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記第1及び第2の信号レベル変更手段のそれぞ
    れが第1の電圧制御アンプ及び第2の電圧制御アンプか
    ら成り、前記第1及び第2の電圧制御アンプのそれぞれ
    の増幅率がそこに入力される制御電圧によって制御さ
    れ、該制御電圧が前記重み付けレベル差に基づいて設定
    されることを特徴とする画素信号処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の画素信号処理装置にお
    いて、前記第1の信号レベル検出手段が前記第1の区分
    領域からの画素信号の検出レベルとして電圧信号(V
    1st )を出力し、前記第2の信号レベル検出手段が前記
    第2の区分領域からの画素信号の検出レベルとして電圧
    信号(V2nd )を出力し、前記信号レベル差演算手段が
    前記レベル差として前記第1のレベル検出手段から出力
    される電圧信号(V1st )と前記第2のレベル検出手段
    から出力される電圧信号(V2nd)との差電圧(V1st
    −V2nd )を出力し、前記第1及び第2の電圧制御アン
    プのそれぞれの制御電圧(VC1st 及びVC2nd )が以
    下の式によって決定されることを特徴とする画素信号処
    理装置。 VC1st =(1−WF)V1st +WF*V2nd VC2nd =(1−WF)V2nd +WF*V1st ここで、WFは前記ウエイト値を示す(0≦WF≦
    1)。
  10. 【請求項10】 請求項6から9までのいずれか1項に
    記載の画素信号処理装置において、前記固体撮像センサ
    が少なくとも2つの小規模サイズの固体撮像素子を組み
    合わせることにより構成され、その2つの小規模サイズ
    の固体撮像素子の画像検出領域がそれぞれ前記第1及び
    第2の区分領域に対応することを特徴とする画素信号処
    理装置。
  11. 【請求項11】 固体撮像センサの画像検出領域の水平
    方向に区分された2つの区分領域即ち第1の区分領域及
    び第2の区分領域のそれぞれに多数の画素信号をマトリ
    ックス配列状に発生させて該第1及び第2の区分領域か
    らの画素信号を処理する画素信号処理装置であって、 前記第1及び第2の区分領域のそれぞれで水平ラインの
    画素信号を垂直方向に順次転送し、次いで画素信号の先
    頭側水平ラインの画素信号を水平方向に順次転送するこ
    とにより、画素信号を一水平ラインずつ同時にかつ対応
    的に読み出す画素信号読出し手段を具備し、この画素信
    号読出し手段による画素信号の読出し態様については、
    前記水平ラインが垂直方向に転送される際の先頭側水平
    ラインに含まれる画素信号が前記第1及び第2の区分領
    域の水平方向の境界から最も遠くに離れ、かつ前記水平
    ラインが垂直方向に転送される際の最後続側水平ライン
    に含まれる画素信号が前記水平方向の境界に最も近接す
    るようになっており、 更に、前記第1の区分領域からの各水平ラインの画素信
    号のレベルと前記第2の区分領域からの対応水平ライン
    の画素信号のレベルとのレベル差を前記水平方向の境界
    に向かって次第に減少させて双方の最後続側水平ライン
    の画素信号のレベルを実質的に一致させるように該レベ
    ル差を相関的に調整する信号レベル調整手段を具備して
    成る画素信号処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の画素信号処理装置
    において、前記信号レベル調整手段が前記第1の区分領
    域からの画素信号のレベルを変更する第1の信号レベル
    変更手段と、 前記第2の区分領域からの画素信号のレベルを変更する
    第2の信号レベル変更手段と、 前記第1の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第1の信号レベル検出手段と、 前記第2の信号レベル変更手段から出力された画素信号
    のレベルを検出する第2の信号レベル検出手段と、 前記第1の信号レベル検出手段で検出された信号レベル
    と前記第2の信号レベル検出手段で検出された信号レベ
    ルとのレベル差を演算する信号レベル差演算手段と、 前記信号レベル差演算手段で得られたレベル差に対し
    て、最小値から最大値まで変動するウエイト値を乗算す
    るウエイト値乗算手段とを包含し、 前記第1の信号レベル変更手段による画素信号レベル変
    更と前記第2の信号レベル変更手段による画素信号レベ
    ル変更とが前記ウエイト値乗算手段によって得られた重
    み付けレベル差に基づいて相関的に行われ、これにより
    前記第1の区分領域からの各水平ラインの画素信号のレ
    ベルと前記第2の区分領域からの対応水平ラインの画素
    信号のレベルとのレベル差が前記水平方向の境界に向か
    って次第に減少させられることを特徴とする画素信号処
    理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の画素信号処理装置
    において、前記第1及び第2の信号レベル変更手段のそ
    れぞれが第1の電圧制御アンプ及び第2の電圧制御アン
    プから成り、前記第1及び第2の電圧制御アンプのそれ
    ぞれの増幅率がそこに入力される制御電圧によって制御
    され、該制御電圧が前記重み付けレベル差に基づいて設
    定されることを特徴とする画素信号処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の画素信号処理装置
    において、前記第1の信号レベル検出手段が前記第1の
    区分領域からの画素信号の検出レベルとして電圧信号
    (V1st )を出力し、前記第2の信号レベル検出手段が
    前記第2の区分領域からの画素信号の検出レベルとして
    電圧信号(V2nd )を出力し、前記信号レベル差演算手
    段が前記レベル差として前記第1のレベル検出手段から
    出力される電圧信号(V1st )と前記第2のレベル検出
    手段から出力される電圧信号(V 2nd )との差電圧(V
    1st −V2nd )を出力し、前記第1及び第2の電圧制御
    アンプのそれぞれの制御電圧(VC1st 及びVC2nd
    が以下の式によって決定されることを特徴とする画素信
    号処理装置。 VC1st =(1−WF)V1st +WF*V2nd VC2nd =(1−WF)V2nd +WF*V1st ここで、WFは前記ウエイト値を示す(0≦WF≦
    1)。
  15. 【請求項15】 請求項11から14までのいずれか1
    項に記載の画素信号処理装置において、前記固体撮像セ
    ンサが少なくとも2つの小規模サイズの固体撮像素子を
    組み合わせることにより構成され、その2つの小規模サ
    イズの固体撮像素子の画像検出領域がそれぞれ前記第1
    及び第2の区分領域に対応することを特徴とする画素信
    号処理装置。
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