JPH10336202A - データ転送装置および方法 - Google Patents

データ転送装置および方法

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JPH10336202A
JPH10336202A JP14479197A JP14479197A JPH10336202A JP H10336202 A JPH10336202 A JP H10336202A JP 14479197 A JP14479197 A JP 14479197A JP 14479197 A JP14479197 A JP 14479197A JP H10336202 A JPH10336202 A JP H10336202A
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network
congestion
resource
transmission
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JP14479197A
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浩一 ▲吉▼村
Koichi Yoshimura
Isao Uesawa
功 上澤
Katsuya Mitsutake
克也 光武
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回復型輻輳制御と回避型輻輳制御とを同時に
行えるようにする。 【解決手段】 要求帯域取得手段1は、データ転送に先
だってアプリケーション間で交換される制御情報から、
輻輳回避型データ転送の要求伝送帯域を取得する。伝送
帯域推定手段2は、データ転送に先だってアプリケーシ
ョン間で交換される制御情報から、輻輳回復型データ転
送の伝送帯域を推定する。管理情報記憶手段3は、現時
点で伝送路帯域を使用中の輻輳回避型データ転送、輻輳
回復型データ転送の全てについて、その管理情報を記憶
する。伝送帯域割当て手段4は、伝送路帯域の未使用量
と、新規に要求されたデータ転送の要求伝送帯域とか
ら、前記データ転送の実行の可否を判定すると共に、新
規要求の輻輳回避型データ転送に対して伝送帯域を割当
てる。データ転送指示手段5は、新規のデータ転送要求
について、アプリケーションに送信を指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のコンピュ
ータがネットワークを共有してデータ転送を行う環境に
好適なデータ転送技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、説明のために、本発明の対象とす
るコンピュータネットワークについて述べる。
【0003】図1にコンピュータネットワークの概略構
成図を示す。図中、複数のコンピュータ100が物理的
に分散された場所に配置される。これらコンピュータ1
00は、お互いにネットワーク101を介して接続され
る。各々のコンピュータ100には、複数のアプリケー
ション(適応業務対応のプログラム)102が存在す
る。データ通信制御ソフトウェア103は、アプリケー
ション102の要求するデータ通信を所定の手順に従っ
て実行する。ネットワーク101はこのデータ通信を実
現する伝送媒体である。これによって、複数のコンピュ
ータ100間で、アプリケーション102の要求するデ
ータ転送を実現している。この構成は、一般にLAN
(Local Area Network)として知ら
れ、例えば、Ethernetなどで常套的に実現され
ている。
【0004】ところで、このようなコンピュータネット
ワークにおいては、分散したコンピュータ100上のア
プリケーション102が、実質的なデータ転送の主体で
ある。アプリケーション102の機能から、以下のよう
にデータ転送の総量、速度が規定される。これを一般的
に、トラヒックと呼んでいる。 分散されたアプリケーション102間の制御 ・分散したアプリケーション102間での情報交換が目
的である。 ・1回の転送データ量は数キロ・バイト(1キロは10
の3乗)程度である。例えば、RPC(IETF RF
C1057)の転送データ量は約1.5キロ・バイトで
ある。 ・伝送遅延に対する制約が高い。 アプリケーション102の処理結果の転送 ・主に蓄積されている処理結果データを要求しているコ
ンピュータに転送することが目的である。 ・1回の転送データ量は数百キロ・バイトから数百メガ
・バイト(1メガは10の6乗)程度まで、データの内
容や処理の総量によって異なる。例えば、A4サイズ、
400dpi、白黒16階調画像のプリントでは、転送
データ量は約8メガ・バイトである。 ・伝送遅延に対する制約は、比較的少ない。一方、伝送
媒体の速度に対する要求はデータ量に大きく依存する。
【0005】いずれのトラヒックも、コンピュータ間通
信という用途から、以下の要求条件を満足する必要があ
る。前記通信制御プログラム103は、これを実現する
ための手順をパケット単位に実行する。 1)伝送誤りからの回復。すなわち送達確認手順の実
行。 2)アプリケーション102が起動した時刻にデータ転
送を即時に実行する。すなわち即時データ転送開始。
【0006】一般にこれをコネクションレス通信と呼
び、コンピュータ起動中は、常時ネットワークを使用可
能な状態に維持する。
【0007】一方、ネットワーク101は、データ転送
を行うための手段と位置づけられる。伝送媒体は、伝送
路とそれを接続するパケット交換スイッチとから構成さ
れる。一般に、このようなネットワーク101をスイッ
チ型パケット交換ネットワークと呼ぶ。前記パケット交
換スイッチには、パケットが一時的に滞留するバッファ
101a(図2参照)が伝送パス毎に存在する。
【0008】つぎに、前記コンピュータネットワーク上
での従来のデータ転送装置に関して説明する。図2は、
従来のデータ転送装置の概略構成を示したものである。
図中、輻輳検知手段104は、ネットワーク上101で
の後述する輻輳状態を検出し、送信側に輻輳状態である
ことを通知するフィードバック制御部である。送信側の
輻輳回復型送信帯域規制手段105では、アプリケーシ
ョン102によってデータ転送が要求された時点で、要
求された送出速度、もしくは自らの最大能力の送出速度
でデータ転送を開始する。輻輳検知手段104から輻輳
状態を通知されている期間、パケットデータの送出を規
制、又は、送出速度を低減させ、輻輳状態から復帰する
ための手順を実行する。
【0009】このような制御が必要となる理由について
説明する。
【0010】各コンピュータ間のデータ転送は、任意の
構成のネットワーク、即ち伝送媒体を一定時間占有す
る。この占有の程度を、ネットワーク資源の使用量と呼
ぶ。具体的には、送信側と、受信側を結ぶ伝送媒体の伝
送路帯域と継続時間で定義される。
【0011】LANではこの一定の伝送媒体(伝送パ
ス)上に複数のコンピュータ、又は、複数のアプリケー
ションを同時に接続する。これにより、伝送媒体の規
模、構成コストを最小化する。このことから、前記ネッ
トワーク上では、複数の伝送要求が競合する事を前提と
する制御が必要となる。
【0012】伝送媒体が提供しうるネットワーク資源は
一定である。競合の結果、必要となる占有量が資源の量
を超過した場合、ネットワーク内で、いずれかのパケッ
トデータが消失することは明らかである。これを輻輳状
態と呼ぶ。送信側では、パケット送出を規制することで
このデータの消失を防ぐ事が、前記1)、2)から必要
となる。これを輻輳制御と呼ぶ。
【0013】一方、大容量の結果データを短時間に伝送
するためには、前記のような輻輳の制御を行なわないこ
ともある。データ転送に先立ち、ネットワーク上の特定
の伝送パスを事前に設定し、一定時間ネットワーク資源
を占有する。伝送パスは、 アプリケーション起動時に設定する場合(例えば、電
話網などの回線交換) アプリケーション起動後、データ転送時に動的に伝送
パスを設定する場合(例えば、RSVP:A New
Resource ReSerVation Prot
ocol) の2通りがある。図3は、データ転送時に動的に伝送パ
スを設定するデータ転送装置の概略構成を示したもので
ある。図中、輻輳回避型送信帯域規制手段106は、デ
ータ転送に先立ち、資源配分手段107に対して送信要
求を行う。資源配分手段107は、送信要求を受信する
と伝送パスを設定した後、データ転送の開始を指示す
る。伝送パスの設定に際し、伝送路の伝送路帯域が既
知、かつ、占有できるものとして送出速度を決定する。
伝送路の実際の使用状況は観測できない。
【0014】以上をまとめると、輻輳制御には次のふた
つの方法があることになる。
【0015】回復型輻輳制御(図2): 前提:ネットワークの資源量と、他のデータ転送の資源
使用状況とを知ることができない。 原理:アプリケーションの要求通りにネットワーク資源
の使用を開始する。輻輳発生のフィードバックによって
使用量を低減する。輻輳発生後、輻輳状態から回復す
る。 特徴:各送信局は、任意のタイミングで遅滞なくデータ
転送を開始できる。 特性:伝送効率は、ネットワークが低負荷の場合にはよ
いが、高負荷では低下する。伝送効率は、1回の転送デ
ータ量には依存しない。 従来例:ABR(Available Bit Rat
e)、TCP(Transmission Contr
ol Protocol) 回避型輻輳制御(図3): 前提:ネットワークの資源量と、他のデータ転送の資源
使用状況とを知ることができる。 原理:アプリケーションの要求使用量の申告とネットワ
ーク資源の未使用量から、各データ転送の資源使用量を
配分する。輻輳状態を未然に回避する。 特徴:各送信局は、データ転送の要求発生からその開始
までに遅延が生じる。 特性:伝送効率は、1回の転送データ量が大きいとよい
が、小さいと低下する。伝送効率は、負荷に依存しな
い。 従来例:RSVP 近年、アプリケーションの要求するデータ量が大幅に増
大している。しかし、LANという前提から、従来どお
りのデータ量まで同時にカバーする必要がある。そこ
で、前記2種類の輻輳制御方式の利点を同一のネットワ
ークで享受したいという要求がある。
【0016】例えば、 従来のアプリケーションは、データ転送を回復型輻輳
制御によって実行する 大容量の処理結果データを広帯域で転送するアプリケ
ーションは、データ転送を回避型輻輳制御によって実行
する というように、ひとつのネットワーク上で、アプリケー
ション、もしくは、要求転送データ量に応じて2種類の
輻輳制御方式を使い分けることで、高い伝送効率を得る
ことができる。
【0017】このような状況においては、回復型輻輳制
御に従うデータ転送(以下、輻輳回避型データ転送)と
回避型輻輳制御に従うデータ転送(以下、輻輳回復型デ
ータ転送)とが、同一の伝送パスを流れる場合がある。
その場合、両者は伝送パス上の同一のネットワーク資源
を使用する。使用されるネットワーク資源は、いずれか
一方の輻輳制御方式によって単独で制御されるときと同
様に、2種類の輻輳制御方式によって同時に制御される
ときも、輻輳状態が制御される必要がある。
【0018】ところが、実際には、同一のネットワーク
資源の輻輳を前記2種類の輻輳制御方式によって同時に
制御する場合には、輻輳制御に破たんをきたし、伝送効
率が著しく低下するという問題がある。
【0019】以下、クライアント−サーバ型データ転送
装置を例に、この問題を説明する。
【0020】まず、クライアント−サーバ型データ転送
装置に関して説明する。クライアント−サーバ型とは、
図4にその概念を示すように、サービスの受益者(クラ
イアント)110とサービスの提供者(サーバ)111
の通信を表すモデルである。クライアント−サーバ型デ
ータ転送装置では、複数のクライアント110からのデ
ータ転送が、ひとつのサーバ111に同時に集中するこ
とがある。
【0021】図5は、クライアント−サーバ型データ転
送装置において、前記2種類の輻輳制御方式によるデー
タ転送を同時に収容する構成を示したものである。図
中、クライアント110a上のアプリケーション(プロ
グラム)102は輻輳回復型データ転送を行い、クライ
アント110bのアプリケーション102は輻輳回避型
データ転送を行う。輻輳回避型データ転送と輻輳回復型
データ転送は、サーバ111への入口である伝送路に集
中し、混合される。サーバ111のデータ転送分離手段
112は、前記2種類のデータ転送を受信して分離し
て、アプリケーションに渡す。
【0022】このとき、サーバ111への入口である伝
送路において、輻輳回避型データ転送の伝送帯域と輻輳
回復型データ転送の伝送帯域の総和が伝送路帯域を上回
る過負荷状態が発生することがある。伝送路帯域を上回
る分のデータはバッファ101aに一時的に滞留する
が、バッファ101aは有限であるから、過負荷状態が
継続するとバッファが溢れる。溢れたデータは消失す
る。これが輻輳である。
【0023】輻輳が発生すると、輻輳検知手段104が
輻輳を検出し、輻輳回復型送信帯域規制手段105に通
知することで、輻輳回復型送信帯域規制手段105がデ
ータ転送の送出速度を低減する。
【0024】しかし、輻輳回避型送信帯域規制手段10
6は輻輳状態にかかわりなく、データ転送開始時の送出
速度のままデータ転送を継続する。
【0025】以上をまとめると、前記の問題が発生する
理由は次のとおりである。 回復型輻輳制御は、輻輳状態のフィードバックを受け
て資源使用量を低減することで、資源を共有する。とこ
ろが、回避型輻輳制御は輻輳状態が発生しているにもか
かわらず、あらかじめ配分された資源量を使用し続けよ
うとする。これは回復型輻輳制御の原理に反し、回復型
輻輳制御が破たんする。 回避型輻輳制御は、ネットワーク資源の要求量の申告
と資源の未使用量から使用量を配分して伝送パスを設定
する。ところが、回復型輻輳制御は要求量の申告を行わ
ずに、任意のタイミングでデータ転送を開始する。その
ため、回避型輻輳制御は資源の未使用量を正しく把握す
ることができない。これは回避型輻輳制御の原理に反
し、回避型輻輳制御が破たんする。
【0026】このように、本来は共存しえない回復型輻
輳制御と回避型輻輳制御とによって、同一のネットワー
ク資源を使用してデータ転送を行うためには、次のふた
つの方法がある。
【0027】第一は、ネットワーク資源を分離して、そ
れぞれ異なる輻輳制御方式を適用する方法である。ネッ
トワーク資源の分離は、 物理的に分離する場合(例えば、無線伝送媒体による
空間分割や周波数分割) 論理的に分離する場合(例えば、ATM PVC−C
BRのような伝送路帯域予約、 ATM Forum
TM Specification Version
4.0、ATM Forum ATM UNI Spe
cification Version 3.1) の2通りがある。この場合、両者はひとつのネットワー
ク資源を共有しないで独立しているため、輻輳状態を制
御できる。しかし、この方法は、一方の輻輳制御方式で
のデータ転送が行われていない期間もネットワーク資源
は確保されているため、ネットワークの使用効率が悪い
という問題がある。
【0028】第二は、ネットワークを共有するすべての
データ転送装置が、最大能力で同時にデータ転送を行っ
ても、足りるだけのネットワーク資源をあらかじめ用意
する方法である。例えば、伝送路を超広帯域化する。こ
の場合、事実上輻輳は発生しない。しかし、この方法
は、通常の使用では非常な低負荷であり、ネットワーク
の使用効率が悪いという問題がある。
【0029】どちらの方法も、ネットワークの使用効率
が悪いという問題に加え、新たなアプリケーションの導
入のたびにネットワークを再構築する必要がある。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ネッ
トワークの分離や再構築を行うことなく、回復型輻輳制
御と回避型輻輳制御とをコンピュータネットワーク上で
共存させることである。ここで、共存とは、輻輳回避型
データ転送と輻輳回復型データ転送とが、同一の伝送パ
スを経由し、かつ、伝送パス上の同一のネットワーク資
源を共有するときも資源の輻輳状態を制御できることを
意味する。
【0031】
【発明の基本原理】本発明に於ける、輻輳制御型データ
転送装置は複数のクライアントとサーバの間でデータ転
送をネットワークを介して行う。以下、本発明における
共存を可能とする手法に関して説明する。
【0032】本装置に収容される前記回避型輻輳制御お
よび回復型輻輳制御は、以下の手順をアプリケーション
との間で実行する。 ・回避型輻輳制御は、アプリケーションのデータ転送要
求時に、伝送路帯域から帯域使用量を順次割当てる。 ・回復型輻輳制御は、アプリケーションのデータ転送要
求時に、データ転送の帯域使用量を要求しない。そこ
で、輻輳回復型データ転送の帯域使用量の推定値に基づ
き、輻輳回避型データ転送の帯域使用量を割当てる。
【0033】輻輳回復型データ転送の帯域使用量は、伝
送要求を受信する側のアプリケーション(以下、受信側
アプリケーションと称する)の持つパラメータに基づい
て推定される。
【0034】受信側アプリケーションが持つパラメータ
には、次の3つがある。 ・アプリケーションの種別 ・転送されるデータ量 ・送信側アプリケーションが動作するコンピュータ種
別。
【0035】コンピュータ種別からは、送信側アプリケ
ーションの概略伝送帯域が推定される。伝送帯域は、帯
域使用量の中心値W0とその時間変動量の2軸で推定さ
れる。先ず、中心値W0の値は、帯域使用量の長時間で
平均した値となり、例えば中心値W0は、以下のように
カテゴリーに分類される。 ・低レート:中心値W0=1Mbps(リモートプロシ
ージャコールなど) ・中レート:中心値W0=10Mbps(メール、ツー
ルサービスなど) ・高レート:中心値W0=25Mbps(ファイル転
送、文字原稿中心のプリントなど) 次に、その時間変動量を推定する。この場合、以下の条
件のいづれかのケースでは、中心値のみで推定は完了す
る。それ以外のケースでは、中心値に加えて、時間変動
量の推定を行う。このケースは、システム構成を決定す
る時点で選定される。 ・送信局において送出速度の上限が規制(シェーピン
グ)される。 ・送信側アプリケーションが固定帯域でデータを送信す
る。
【0036】以上をまとめると、推定は、フェーズ1
(中心値の推定)、フェーズ2(時間変動量の推定)の
2段階に分割される。フェーズ1では、受信側アプリケ
ーションの持つパラメータから、そのアプリケーション
が行う輻輳回復型データ転送の中心値を推定する。尚、
回復型データ転送が複数実行されている場合、推定総量
は、中心値W0の累計ΣW0、時間変動量を含めた総量
ΣW(t)と定義される。
【0037】以上の手順を実行するために、本発明に係
わる輻輳制御型データ転送装置は、次の5つの手段から
構成される。図6は本発明の手段構成を示したものであ
る。
【0038】要求帯域取得手段1 要求帯域取得手段1は、データ転送に先だってアプリケ
ーション間で交換される制御情報から、輻輳回避型デー
タ転送の要求伝送帯域を取得する手段である。前記制御
情報には、転送データ量、要求伝送時間などがある。
【0039】伝送帯域推定手段2 伝送帯域推定手段2は、データ転送に先だってアプリケ
ーション間で交換される制御情報から、輻輳回復型デー
タ転送の伝送帯域を推定する手段である。前記制御情報
には、転送データ量、送信側アプリケーションが動作す
るコンピュータの種別などがある。
【0040】図7は伝送帯域の推定について示したもの
である。伝送帯域の推定には次のふたつのフェーズがあ
る。 フェーズ 1.伝送帯域の中心値の選択 フェーズ 2.短時間変動の補正 管理情報記憶手段3 管理情報記憶手段3は、現時点で伝送路帯域を使用中の
輻輳回避型データ転送と、輻輳回復型データ転送との全
てについて、その管理情報を記憶している手段である。
前記管理情報には、各データ転送の伝送帯域が含まれ
る。
【0041】伝送帯域割当て手段4 伝送帯域割当て手段4は、伝送路帯域の未使用量と、ア
プリケーションによって新規に要求されたデータ転送の
要求伝送帯域とから、前記データ転送の実行の可否を判
定すると共に、新規要求の輻輳回避型データ転送に対し
て伝送帯域を割当てる手段である。
【0042】図8は伝送帯域の割当て方法を模式的に示
したものである。伝送路帯域の未使用量は、既知の伝送
路帯域WTから、管理情報記憶手段3に登録される輻輳
回避型データ転送の伝送帯域の総計WAと、管理情報記
憶手段3に登録される輻輳回復型データ転送の総伝送帯
域の推定量の総計WBとを差し引くことで算出する。
【0043】データ転送指示手段5 データ転送指示手段5は、新規のデータ転送要求につい
て、アプリケーションに送信を指示する手段である。新
規要求のデータ転送が輻輳回避型データ転送である場
合、前記指示には伝送帯域割当て手段4で割当てられた
伝送帯域が含まれる。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
基本原理にしたがって、時分割交換ネットワークに接続
された複数のコンピュータ上のアプリケーションが前記
ネットワークを介してデータ転送を行い、特定のコンピ
ュータに対して他の複数のコンピュータから単一の経路
を介して同時にデータ転送が行われるネットワークシス
テムにおいて用いるデータ転送装置に、前記時分割交換
ネットワークにおける輻輳を検出する輻輳検出手段と、
前記特定のコンピュータによる前記アプリケーションの
データ転送要求の受信を監視して前記時分割交換ネット
ワークの資源使用総量を判別する資源使用量観測手段
と、新規に要求されるデータ転送が第1の種類のデータ
転送(輻輳回復型データ転送)のときに、前記時分割交
換ネットワーク上で、前記データ転送の要求に応じてデ
ータ転送を開始し、前記輻輳検出のフィードバックによ
り、前記時分割交換ネットワークの資源使用量を制御す
る第1の転送制御手段と、新規に要求されるデータ転送
が第2の種類のデータ転送(輻輳回避型のデータ転送)
のときに、前記資源使用量観測手段で判別した資源使用
量に基づき前記新規要求されるデータ転送に対する前記
時分割ネットワークの資源使用可能量を求め、前記資源
使用可能量の範囲で資源割当て量を通知する資源割り当
て手段と、前記資源割当量の通知に基づいて、前記新規
に要求された第2の種類のデータ転送を前記資源割当量
の帯域で実行する第2の転送制御手段とを設けるように
している。
【0045】この構成においては、データ転送要求を監
視して、輻輳回復型のデータ転送に使用するネットワー
ク資源も決定するようにし、輻輳回復型のデータ転送と
輻輳回避型のデータ転送とを同時に行うことができる。
【0046】また、この構成において、前記資源使用量
観測手段は、前記第1のデータ転送の転送パスおよび前
記第2のデータ転送の転送パスが集中する位置におい
て、前記複数のコンピュータと前記特定のコンピュータ
間の接続手順のための制御パケットを監視して前記時分
割交換ネットワークの資源使用総量を判別するようにし
てもよい。
【0047】また、前記資源使用量観測手段は、前記第
1のデータ転送の要求を受信した時点でこのデータ転送
に要するネットワーク帯域の中心値とその時間変動量を
推定して、前記第1のデータ転送による前記時分割交換
ネットワークの資源使用量を集計し、さらに前記第2の
データ転送による前記時分割交換ネットワークの資源使
用量を集計し、これら集計した値を加算して前記時分割
交換ネットワークの資源使用総量を判別するようにして
もよい。
【0048】また、前記第1のデータ転送を、対応する
アプリケーションの種別および対応するアプリケーショ
ンの処理パラメータの少なくとも1つから予め設定した
複数のカテゴリーに分類し、前記カテゴリーに対応して
予め設定した伝送帯域値を前記第1のデータ転送のネッ
トワーク帯域の中心値と推定するようにしてもよい。
【0049】また、前記第1のデータ転送に要するネッ
トワーク帯域の時間変動量は、前記前記資源使用量観測
手段において集計したデータ転送の総量の短時間変動量
観測値に、一定の係数を乗じることにより決定するよう
にしてもよい。
【0050】また、前記資源割り当て手段は、前記第2
のデータ転送の許可時間間隔を一定の時間に分割し、こ
の時間間隔ごとに資源割当を実行し、前記資源使用量観
測手段は一定のデータパケット到着時間間隔に基づいて
前記データ転送の総量の短時間変動量観測値を算出する
ようにしてもよい。
【0051】また、前記他の複数のコンピュータはクラ
イアントであって、前記特定のコンピュータはサーバー
であってもよい。また、前記特定のコンピュータはプリ
ントサーバーであってもよい。また、前記特定のコンピ
ュータは前記ネットワーク内のスイッチであってもよ
い。また、前記特定のコンピュータは、前記データ転送
の相手先を選択するネットワーク通信制御サーバであっ
てもよい。
【0052】また、本発明によれば、ネットワークによ
り接続された複数のコンピュータの間のデータ転送を行
うデータ転送装置に、前記ネットワークにおける輻輳を
検出する輻輳検出手段と、前記輻輳検出手段による輻輳
検出をフィードバックして前記ネットワークの資源利用
量を制御しながら前記コンピュータ間のデータ転送を行
う第1の転送制御手段と、前記データ転送が集中する経
路における前記ネットワークの資源使用量を観測する資
源使用量観測手段と、前記資源使用量観測手段で観測さ
れた資源使用量に基づいて、使用可能な範囲で前記ネッ
トワークの資源を割り当てて、前記コンピュータ間のデ
ータ転送を実行する第2の転送制御手段とを設けるよう
にしている。
【0053】この構成においても、データ転送が集中す
る経路においてネットワークの資源利用量を観測し、こ
れにより輻輳回復型のデータ転送の資源利用量をも決定
し、これにより、輻輳回復型のデータ転送と輻輳回避型
のデータ転送とを同時に実行させることができる。
【0054】また、本発明は、データ転送方法としても
実現可能であり、またコンピュータ・プログラム製品と
しても実装可能である。
【0055】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図9に示
す。図9において、図5または図6と対応する個所には
対応する符号を付した。ここでは、まず、本発明のデー
タ転送手法が実装される位置に関して説明する。
【0056】本発明に係わる、輻輳制御型データ転送装
置は、輻輳回復型データ転送と輻輳回復型データ転送が
同時に集中して輻輳が発生しうるコンピュータ(例えば
サーバ)のアプリケーションと、データ転送制御プログ
ラムの間に位置する。即ち、ネットワーク上で、実質上
データ転送要求が集中する場所である。そこで、複数の
データ転送が集中する位置に着目する。
【0057】クライアント−サーバ型のアプリケーショ
ンでは、多数のクライアントとのデータ転送がサーバに
集約される。この場合、スイッチ型のネットワークで
は、輻輳回復型データ転送と輻輳回避型データ転送と
は、サーバとネットワークとを接続する伝送路に集中す
る。このとき、伝送路の一方の端であるネットワークの
接続ポート、もしくは、もう一方の端であるサーバの入
口において、伝送路に集中した全てのデータ転送を観測
できる。
【0058】このように、データ転送が集中して輻輳が
発生する位置が局在し、かつ、あらかじめその位置を設
計できるため、その位置において本発明を実施できる。
【0059】図9において、クライアント110aから
サーバ111に対して輻輳回復型のデータ転送が行われ
ると、伝送帯域推定手段2がこれを監視して、資源利用
量を推定する。推定した資源利用量は間情報記憶手段3
に記憶される。他方、クライアント110bからサーバ
111に対して輻輳回避型のデータ転送を行うには、輻
輳回避型送信帯域規制手段106が輻輳回避型のデータ
転送要求を送出する。要求帯域取得手段1はこのデータ
転送要求から要求帯域を判別する。伝送帯域割当て手段
4は、管理情報記憶手段3にアクセスし、輻輳回復型デ
ータ転送に使用されている資源推定値および、他の輻輳
回避型データ転送に用いられている資源を把握し、これ
に応じて、先の輻輳回避型データ転送要求に対して帯域
を割り当てる。データ転送指示手段5は資源割り当てに
応じて輻輳回避型送信帯域規制手段106に送信指示を
送る。
【0060】このようにして、輻輳回復型のデータ転送
と輻輳回避型のデータ転送とを同時に行うことが可能に
なる。
【0061】
【実施例】
[実施例1]次に、クライアント−サーバ型アプリケー
ションのデータ転送装置を例にとって、本発明の一実施
例を説明する。
【0062】図10は実施例1のデータ転送装置の全体
構成を示したものである。図中、データ転送はクライア
ント110a、110bからサーバ111に対して行わ
れ、クライアント110a、110bが送信局、サーバ
111が受信局である。データ転送装置は、輻輳回復型
送信帯域規制手段105を有するクライアント110a
と、輻輳回避型送信帯域規制手段106を有するクライ
アント110bと、データ転送分離手段112と、デー
タ転送観測部11と、資源使用量推定部12と、資源配
分部13とを有するサーバ111と、それらを相互に接
続してパケットによるデータ転送を実行する、輻輳検知
手段104と、バッファ101aとを有するパケット交
換スイッチ101bから成る。
【0063】サーバ111のアプリケーション102
は、輻輳回復型データ転送を用いたデータ転送を受け付
けたことを契機に、データ転送観測部11のデータ転送
検知機能14(図11)に対して、受信開始信号を通知
する。また、同データ転送が完了したことを契機に、デ
ータ転送観測部11のデータ転送検知機能14に対し
て、受信完了信号を通知する。
【0064】輻輳回復型送信帯域規制手段105、輻輳
検知手段104は、従来技術のABRと同様である。一
方、輻輳回避型送信帯域規制手段106は、本出願人が
先に提案した競合制御機能を備えたデータ伝送手法(特
願平8−17949号)と同等である。すなわち、特願
平8−17949号の手法においては、各データ伝送の
開始時刻、終了時刻、送信端末、受信端末、経路、使用
帯域の変化等の伝送状況を確定的に掌握し、これに基づ
いて、輻輳を回避するように一元的にデータ転送を制御
している。ただし、この実施例では、従来の輻輳回復型
データ転送も含まれ、この種類のデータ伝送については
その状況をすべて確定的に掌握することができない。し
たがって、輻輳回復型データ転送については資源使用量
を推定し、この推定値を利用して、輻輳回避型データ転
送にネットワーク資源の割り当てを行う。輻輳回避型送
信帯域規制手段106はアプリケーション102によっ
てデータ転送要求が発生すると、資源配分部13に対し
て、送信要求を通知する。
【0065】資源配分部13から、送信指示が通知され
ると、その指示内容の送信帯域でデータ転送を実行す
る。データ転送が完了すると、資源配分部13に対し
て、送信完了を通知する。
【0066】以下、各部の構成、動作に関して説明す
る。
【0067】図11は実施例1のデータ転送観測部11
の構成を、図12は動作を示したものである。
【0068】データ転送観測部11には、データ転送検
知機能14と、データ転送計数機能15と、伝送帯域統
計機能16がある。
【0069】適応業務対応のプログラム102は、輻輳
回復型データ転送を用いたデータ転送を受け付けたこと
を契機に、データ転送観測部11のデータ転送検知機能
14に対して、受信開始信号を通知する。また、同デー
タ転送が完了したことを契機に、データ転送観測部11
のデータ転送検知機能14に対して、受信完了信号を通
知する。
【0070】データ転送検知機能14は、初期化ののち
(S11)、適応業務対応のプログラム102から受信
開始信号を通知されると、データ転送計数機能15に対
して転送開始信号を通知するとともに、データ転送管理
テーブルに登録する(S12、S13)。図13は実施
例1のデータ転送管理テーブルの形式を示したものであ
る。つまり、データ転送管理テーブルには現時点で継続
中のデータ転送がエントリされている。
【0071】また、データ転送検知機能14は、アプリ
ケーション102から受信完了信号を通知されると、デ
ータ転送管理テーブルのエントリを検査する。エントリ
に一致する場合、データ転送計数機能15に対して転送
完了信号を通知するとともに、データ転送管理テーブル
のエントリを削除する(S12、S15)。
【0072】データ転送計数機能15は、計数カウンタ
を有し、データ転送検知機能14から転送開始信号を通
知されたことを契機にカウンタ値を増加し(S14)、
転送完了信号を通知されたことを契機にカウンタ値を減
少させる(S16)。すなわち、計数カウンタは生存デ
ータ転送数を保持している。データ転送計数機能15
は、カウンタ値が変化する毎に、伝送帯域統計機能16
および資源使用量推定部12に対して生存データ転送数
を通知する(S17)。
【0073】伝送帯域統計機能16は、伝送帯域統計テ
ーブルと、計数カウンタと、タイマとを有している。
【0074】伝送帯域統計テーブルは、生存データ転送
数毎に累計受信時間と累計受信パケット数を保持する。
図14はその形式を示したものである。
【0075】伝送帯域統計機能は16、データ転送計数
機能15から生存データ転送数が通知されることを契機
にタイマをリセットして、再スタートする。すなわち、
タイマは、生存データ転送数が一定である期間の時間長
を計測している。リセットに際し、伝送帯域統計テーブ
ルに生存データ転送数毎に保持されている累計受信時間
にタイマ値を加算する。
【0076】伝送帯域統計機能16は、輻輳回復型デー
タ転送のパケットを受信したことを契機として、計数カ
ウンタのカウンタ値を増加させる。すなわち、計数カウ
ンタは受信パケット数を計数している。伝送帯域統計機
能16は、タイマがリセットされたことを契機として、
伝送帯域統計テーブルに生存データ転送数毎に保持され
ている累計受信パケット数にカウンタ値を加算し、計数
カウンタをリセットする。
【0077】伝送帯域統計機能16は、データ転送計数
機能15から生存データ転送数が通知されることを契機
に、伝送帯域統計テーブルに生存データ転送数毎に保持
されている累計受信時間と累計受信パケット数から、生
存データ転送数に対応する平均伝送帯域[bps]を次
式によって算出し、資源使用量推定部12に対して通知
する。
【0078】
【数1】 データ転送ひとつ当たりの伝送帯域の長時間平均値は、
ユーザ・インタフェースを介して、ユーザがあらかじめ
入力した固定値を用いるように構成してもよい。あるい
は、ネットワーク管理情報を用いてもよい。
【0079】さらに別の実施例では、データ転送ひとつ
当たりの伝送帯域の長時間平均値の代わりに、データ転
送速度の上限を規制するシェーピング速度を用いてもよ
い。
【0080】図15は実施例1の資源使用量推定部12
の構成を、図16は動作を示したものである。
【0081】資源使用量推定部12には、総使用帯域算
出機能17と、短時間変動補正機能18がある。
【0082】総使用帯域算出機能17は、初期化の後
(S21)、データ転送観部11から、生存データ転送
数Nとデータ転送ひとつ当たりの伝送帯域の長時間平均
値Raveが通知されると、輻輳回復型データ転送の総
使用帯域Rusedを(2)式により算出する(S2
2、S23)。
【0083】
【数2】 短時間変動補正機能18は、総使用帯域算出機能17か
ら輻輳回復型データ転送の総使用帯域の推定値Ruse
dが通知されると、それに対して短時間変動分の補正を
行う(S24)。
【0084】補正方法を説明する。データ転送の、ある
計測期間中の伝送帯域の時間平均値は、計測期間が長け
れば長いほど長時間平均値(統計平均値)に近づく。逆
に、計測期間が短い場合には短時間変動分が誤差として
無視できない。輻輳回避制御の制御周期時間内の輻輳回
復型データ転送の使用帯域を推定することが目的である
から、(3)式で示される輻輳回避制御の制御周期時間
が、前記計測期間に相当する。
【0085】
【数3】 そこで、制御周期時間長に反比例する短時間変動分を、
伝送帯域の増加方向にマージンとしてとる。補正後の輻
輳回復型データ転送の使用帯域の推定値Rused’の
算出式を(4)式に示す。
【0086】
【数4】 短時間変動補正機能18は、補正を行って輻輳回復型デ
ータ転送の使用帯域Rused’を算出すると、それを
使用帯域記憶メモリに記憶する(S25)。使用帯域記
憶メモリを更新する度に、資源配分部13に資源配分信
号を通知する(S26)。
【0087】他の実施例では、送信局毎に記憶媒体の入
出力速度が異なるという前提の下で、送信局毎に異なる
データ転送ひとつ当たりの伝送帯域の長時間平均値Ra
ve(i)(i=0,1,2,...,m;iは送信局
を識別する識別子)から輻輳回復型データ転送の使用帯
域を推定してもよい。その場合、輻輳回復型データ転送
の使用帯域の推定値Rusedの算出式は(5)式とな
る。
【0088】
【数5】 図17は実施例1の資源配分部13の構成を、図18、
図19、図20は動作を示したものである。
【0089】資源配分部13には、送信待ち行列機能1
9、送信帯域決定機能20、送信帯域指示機能21があ
る。
【0090】資源配分部13には、自らが各輻輳回避型
データ転送に対して既に通知した送信帯域値を記憶する
資源使用量管理テーブルを有している。図21は資源使
用量管理テーブルの形式を示したものである。
【0091】送信待ち行列機能19は、FIFO(Fi
rst In,First Out)待ち行列を有して
いる。送信局から送信要求を通知されると、その内容を
待ち行列にキューイングする(S31、S32、S3
3)。送信待ち行列機能19は、待ち行列内の待ち要求
の有無を送信帯域決定機能20に対して常時表示する。
【0092】また、送信局から送信完了を通知される
と、資源使用量管理テーブル中の対応するエントリを削
除し、送信帯域決定機能20に対してデータ転送完了信
号を通知する(S31、S34、S35、S33)。
【0093】送信帯域決定機能20は、伝送路帯域値を
固定値として保持している。
【0094】送信帯域決定機能20は、資源使用量推定
部12から輻輳回復型データ転送の使用帯域が通知され
ると、輻輳回避型データ転送への送信帯域の割当て、な
らびに送信局から送信完了を通知されることを契機とし
て、エントリを更新される。
【0095】送信帯域決定機能20は、伝送路帯域値R
linkから、輻輳回復型データ転送の使用帯域の推定
値Rusedと、実行中の輻輳回避型データ転送に対し
て既に配分した帯域値Ri(i=0,1,2,...,
m;mは実行中の輻輳回避型データ転送数)の総計とを
差し引いくことで、空き帯域値Rmaxを算出する。
【0096】算出式を(6)式に示す。
【0097】
【数6】 送信待ち行列機能19においてキューイングされている
先頭の送信要求に対して、算出された空き帯域値の範囲
内で、要求送信帯域に基づいて送信帯域を割当てる。す
なわち、送信待ち行列の先頭の送信要求を取り出してこ
れを解析し要求送信帯域を求める(S41、S42)。
そして、空き帯域値を算出し、割り当て可能であれば、
送信帯域値を決定し(S43、S44)、資源使用量管
理テーブルにエントリを追加し(S45)、送信帯域指
示機能21に送信帯域値を通知する(S46)。空き帯
域が少ないせいで所望の帯域を割当てられない場合は、
他のデータ転送が完了して割当てられるようになるま
で、送信待ち行列機能19に保持しつづける(S4
7)。
【0098】送信帯域指示機能21は、送信帯域決定機
能20において決定した送信帯域値を含む送信指示を生
成し、送信要求の送信元である送信局に対して通知する
(S51〜S53)。
【0099】本実施例において、輻輳回避型データ転送
と輻輳回復型データ転送とがクライアント110からサ
ーバ111に対して同時に実行された場合に、サーバ1
11の入口である伝送路において輻輳回避型データ転送
の伝送効率の評価を行った。図22は評価結果の一例を
示したものである。図中、代表的なサービス例えばプリ
ントサービス等を想定し、以下に設定している。 回避型データ転送数(即ち、同時伝送データ本数):
1本。最大伝送路帯域までの帯域を使用。 回復型データ転送数:ネットワークの空き帯域に依存
して、最低1本から、最大20本まで。更に、伝送帯域
は、中心値を伝送路帯域の4%。各々のデータ転送帯域
の時間変動は、ポアソン過程に従うものとした。 輻輳の判断基準:データ消失率10-7以下 先ず、従来の構成のままの場合、帯域乗利用効率は15
%に止まる。資源使用量推定部において、フェーズ1
(平均値)のみで推定した場合、70%の空き帯域利用
効率を得た。
【0100】更に、フェーズ2(時間変動量補正)まで
含めると95%の空き帯域利用効率を得た。この時、第
4式における制御間隔Tを一定の回避型輻輳制御の伝送
間隔とし、補正係数aを実験解的に最適化した。また、
複数の輻輳回復型データ転送トラヒックの集合の時間変
動分布は、実験的に一定分布とした場合が、最適、即ち
固定レートとした場合が最適であった。
【0101】なお、上述の実験からも容易に理解できる
ように、輻輳回避型データ転送の制御期間を、輻輳回避
型データ転送に許容された期間を分割した一定の時間間
隔とし、この時間間隔ごとに割り当てを行うようにして
もよい。また、一定のパケットの到着時間間隔に基づい
て短時間変動量観測値を算出するようにしてもよい。
【0102】また、図10において、111aは、この
実施例のデータ転送制御をサーバ111に実行させるた
めにインストールされるプログラムを保持しているプロ
グラム製品であり、これを用いて本実施例の手法をサー
バ111に実装できる。
【0103】[実施例2]実施例2では、クライアント
−サーバ型アプリケーションのデータ転送装置を例にし
て説明する。図23は実施例2の全体構成を示す。デー
タ転送はクライアント110a、110bからサーバ1
11に対して行われ、クライアント110a、110b
が送信局、サーバ111が受信局である。
【0104】実施例2の観測点に関して説明する。実施
例2はクライアント−サーバ型アプリケーションであっ
て、輻輳回復型データ転送と輻輳回避型データ転送とが
集中して輻輳が発生しうる位置は、受信局への入口であ
ることから、中継スイッチ(パケット交換スイッチ10
1b)の接続ポートに観測点を設ける。
【0105】また、中継スイッチの配置を設計すること
によって、輻輳回復型データ転送と輻輳回避型データ転
送とが集中して輻輳が発生しうる位置を、この一点だけ
とするように設計している。
【0106】実施例2の観測対象に関して説明する。
【0107】アプリケーションプログラムの処理結果の
伝送は、通常、データ転送制御ソフトウェアにおいて接
続指向のデータ転送により実行される。ここで接続指向
のデータ転送とは、データ転送毎に接続の確立、維持、
解放と呼ばれる制御手順を制御パケットによって行うデ
ータ転送をいう。
【0108】すなわち、データ転送制御ソフトウェアの
接続の確立と解放の間に、アプリケーションプログラム
のの情報交換、および、アプリケーションプログラムの
処理結果の伝送が実行される。
【0109】そこで、データ転送制御ソフトウェアの接
続の確立と解放のためのパケットを観測することは、ア
プリケーションプログラムの情報交換を観測することの
代用となる。
【0110】図24は、従来のTCPを用いた接続動作
を、UNIXオペレーティングシステム上の一般的プリ
ントアプリケーションであるlpr(プリント)を例に
示したものである。図中、送信側クライアントアプリケ
ーションと受信側サーバアプリケーションとの間で、フ
ァイルデータの転送に先だって、TCPを用いた接続が
行われる。接続確立および接続解放の制御パケットも前
記観測点に集中する。
【0111】そこで、輻輳回復型データ転送の接続確立
および接続解放の制御パケットを検出することで、デー
タ転送が資源を使用している継続期間を検知することが
できる。またデータ転送が資源を使用している継続期間
を検出することもできる。
【0112】つぎに図23に戻り、データ転送装置の全
体構成を説明する。図中、実施例2のデータ転送装置
は、輻輳回復型送信帯域規制手段105を有するクライ
アント110aと、輻輳回避型送信帯域規制手段106
を有するクライアント110bと、データ転送分離手段
112とを有するサーバ111と、それらを相互に接続
してパケットによるデータ転送を実行する、バッファ1
01aと、輻輳検知手段104と、データ転送抽出部2
2と、データ転送観測部11と、資源使用量推定部12
と、資源配分部13とを有するパケット交換スイッチ1
01bとからなる。
【0113】実施例2の輻輳回復型送信帯域規制手段1
05、輻輳検知手段104、輻輳回避型送信帯域規制手
段106、データ転送観測部11と、資源使用量推定部
12および資源配分部13は実施例1と同等であるので
説明を省略する。
【0114】図25は実施例2のデータ転送抽出部22
の構成を、図26は動作を示したものである。データ転
送抽出部22には、パケット分離機能23、接続検知機
能24がある。
【0115】一般に、データ転送制御ソフトウェアは階
層化されたデータ転送プロトコルとして実装されてい
る。階層化されたデータ転送プロトコルによって生成さ
れたパケットは、プロトコルの制御情報を保持している
ヘッダと呼ばれる構造を有している。図27に示すヘッ
ダ構造を示す。すなわち、階層(N)のプロトコルの情
報には、1つ上位の階層(N+1)プロトコルを指定す
る情報が含まれており、これがプロトコル識別子であ
る。図28は従来のTCP/IP(InternetP
rotocol)によるコネクション、および、プロト
コル指定を示したものである。
【0116】データ転送制御ソフトウェアにおいて、2
種類の輻輳制御方式は異なるプロトコルとして実装され
る。そこで、プロトコル識別子を検査することにより、
データ転送を2種類の輻輳制御方式に分別できる。
【0117】また、アプリケーション間の接続の確立と
解放のための情報交換は、ヘッダの特定の部位(フィー
ルド)の値によって行われる。そこで、ヘッダの特定の
フィールドを検査することにより、接続の確立と解放の
手順を観測できる。
【0118】データ転送抽出部22は、図29に示す形
式のプロトコル情報テーブルを保持している。
【0119】パケット分離機能23は、伝送路からパケ
ットを受信すると、受信パケットのプロトコル識別子を
前記プロトコル情報テーブル(図29)に照らし合わせ
る(S61、S62)。プロトコル識別子がプロトコル
情報テーブル中の輻輳回復型データ転送かつ接続指向デ
ータ転送に対応するエントリに一致する場合に、受信パ
ケットを接続検知機能24に渡す(S63)。それ以外
の場合は受信パケットを破棄する(S67)。
【0120】接続検知機能24は、パケット分離機能2
3から輻輳回復型データ転送かつ接続指向データ転送の
受信パケットを受信すると、前記プロトコル識別子テー
ブルに照らし合わせる。受信パケットが接続指向の輻輳
回復型データ転送のプロトコル識別子に対応する接続確
立手順を示すパケット内容である場合、受信開始信号を
資源使用量推定部12に通知するとともにデータ転送管
理テーブルに登録する(S68、S69)。図30にデ
ータ転送管理テーブルの形式を示す。つまり、データ転
送管理テーブルには現時点で接続中のデータ転送がエン
トリされている。他方、受信パケットが接続指向の輻輳
回復型データ転送のプロトコル識別子に対応する接続解
放手順を示すパケット内容である場合、データ転送管理
テーブルのエントリを検査する(S65)。エントリに
一致する場合、受信完了信号を資源使用量推定部に通知
するとともに、データ転送管理テーブルのエントリを削
除する(S65、S66)。
【0121】この実施例においても実施例1と同様に輻
輳回復型データ転送と輻輳回避型データ転送を同時に行
うことが可能になる。
【0122】
【発明の効果】本発明によれば、回復型輻輳制御と回避
型輻輳制御とがネットワーク上に同時に存在して、ひと
つの伝送路を動的に共有し、かつ、負荷が大きい時も、
データ消失なく、高い伝送効率をえられる効果がある。
これにより、ネットワークの分離や再構築をすることな
く、従来のアプリケーションは回復型輻輳制御、大容量
かつ高負荷のデータ転送を行うアプリケーションは回避
型輻輳制御というように、アプリケーションに応じて使
い分けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンピュータネットワークの概略構成図であ
る。
【図2】 従来のデータ転送装置の概略構成図である。
【図3】 輻輳の制御を行なわないデータ転送装置の概
略構成図である。
【図4】 クライアント−サーバモデルの概念図であ
る。
【図5】 クライアント−サーバ型データ転送装置の構
成説明図である。
【図6】 本発明の手段構成説明図である。
【図7】 本発明の伝送帯域推定手段の説明図である。
【図8】 本発明の伝送帯域割当て方法の概略説明図で
ある。
【図9】 本発明の実施の形態説明図である。
【図10】 実施例1の全体構成説明図である。
【図11】 実施例1のデータ転送観測部の構成説明図
である。
【図12】 実施例1のデータ転送観測部の動作説明図
である。
【図13】 実施例1のデータ転送管理テーブルの説明
図である。
【図14】 実施例1の伝送帯域統計テーブルの説明図
である。
【図15】 実施例1の資源使用量推定部の構成説明図
である。
【図16】 実施例1の資源使用量推定部の動作説明図
である。
【図17】 実施例1の資源配分部の構成説明図であ
る。
【図18】 実施例1の資源配分部の送信待ち行列機能
の動作説明図である。
【図19】 実施例1の資源配分部の送信帯域決定機能
の動作説明図である。
【図20】 実施例1の資源配分部の送信帯域指示機能
の動作説明図である。
【図21】 実施例1の資源使用量管理テーブルの説明
図である。
【図22】 実施例1の評価説明図である。
【図23】 実施例2の全体構成説明図である。
【図24】 従来技術TCPを用いた接続動作の例(l
pr)である。
【図25】 実施例2のデータ転送観測部の構成説明図
である。
【図26】 実施例2のデータ転送観測部の動作説明図
である。
【図27】 階層型データ転送プロトコルによるパケッ
ト構造説明図である。
【図28】 従来技術TCP/IPによるコネクショ
ン、および、プロトコル指定の説明図である。
【図29】 実施例2のプロトコル情報テーブルの説明
図である。
【図30】 実施例2のデータ転送管理テーブルの説明
図である。
【符号の説明】
1 要求帯域取得手段 2 伝送帯域推定手段 3 管理情報記憶手段 4 伝送帯域割当て手段 5 データ転送指示手段 11 データ転送観測部 12 資源使用量指定部 13 資源配分部 14 データ転送検知機能 15 データ転送計数機能 16 伝送帯域統計機能 17 総使用帯域算出機能 18 短時間変動補正機能 19 送信待ち行列機能 20 送信帯域決定機能 21 送信帯域指示機能 22 データ転送抽出部 23 パケット分離機能 24 接続検知機能 100 コンピュータ 101 ネットワーク 101a バッファ 101b パケット交換スイッチ 102 アプリケーション(適用業務対応のプログラ
ム) 103 データ通信制御ソフトウェア 104 輻輳検知手段 105 輻輳回復型送信帯域規制手段 106 輻輳回避型送信帯域規制手段 107 資源配分手段 110a、110b クライアント 111 サーバ 112 データ転送分離手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割交換ネットワークに接続された複
    数のコンピュータ上のアプリケーションが前記ネットワ
    ークを介してデータ転送を行い、特定のコンピュータに
    対して他の複数のコンピュータから単一の経路を介して
    同時にデータ転送が行われるネットワークシステムにお
    いて、 前記時分割交換ネットワークにおける輻輳を検出する輻
    輳検出手段と、 前記特定のコンピュータによる前記アプリケーションの
    データ転送要求の受信を監視して前記時分割交換ネット
    ワークの資源使用総量を判別する資源使用量観測手段
    と、 新規に要求されるデータ転送が第1の種類のデータ転送
    のときに、前記時分割交換ネットワーク上で、前記デー
    タ転送の要求に応じてデータ転送を開始し、前記輻輳検
    出のフィードバックにより、前記時分割交換ネットワー
    クの資源使用量を制御する第1の転送制御手段と、 新規に要求されるデータ転送が第2の種類のデータ転送
    のときに、前記資源使用量観測手段で判別した資源使用
    量に基づき前記新規要求されるデータ転送に対する前記
    時分割ネットワークの資源使用可能量を求め、前記資源
    使用可能量の範囲で資源割当て量を通知する資源割り当
    て手段と、 前記資源割当量の通知に基づいて、前記新規に要求され
    た第2の種類のデータ転送を前記資源割当量の帯域で実
    行する第2の転送制御手段とを有することを特徴とする
    データ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記資源使用量観測手段は、前記第1の
    データ転送の転送パスおよび前記第2のデータ転送の転
    送パスが集中する位置において、前記複数のコンピュー
    タと前記特定のコンピュータ間の接続手順のための制御
    パケットを監視して前記時分割交換ネットワークの資源
    使用総量を判別する請求項1記載のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 前記資源使用量観測手段は、前記第1の
    データ転送の要求を受信した時点でこのデータ転送に要
    するネットワーク帯域の中心値とその時間変動量を推定
    して、前記第1のデータ転送による前記時分割交換ネッ
    トワークの資源使用量を集計し、さらに前記第2のデー
    タ転送による前記時分割交換ネットワークの資源使用量
    を集計し、これら集計した値を加算して前記時分割交換
    ネットワークの資源使用総量を判別する請求項1または
    2記載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のデータ転送を、対応するアプ
    リケーションの種別および対応するアプリケーションの
    処理パラメータの少なくとも1つから予め設定した複数
    のカテゴリーに分類し、前記カテゴリーに対応して予め
    設定した伝送帯域値を前記第1のデータ転送のネットワ
    ーク帯域の中心値と推定する請求項3記載のデータ転送
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータ転送に要するネットワ
    ーク帯域の時間変動量は、前記前記資源使用量観測手段
    において集計したデータ転送の総量の短時間変動量観測
    値に、一定の係数を乗じることにより決定する請求項3
    または4記載のデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 前記資源割り当て手段は、前記第2のデ
    ータ転送の許可時間間隔を一定の時間に分割し、この時
    間間隔ごとに資源割当を実行し、前記資源使用量観測手
    段は一定のデータパケット到着時間間隔に基づいて前記
    データ転送の総量の短時間変動量観測値を算出する請求
    項5記載のデータ転送装置。
  7. 【請求項7】 前記他の複数のコンピュータはクライア
    ントであって、前記特定のコンピュータはサーバーであ
    る請求項1、2、3、4、5または6記載のデータ転送
    装置。
  8. 【請求項8】 前記特定のコンピュータはプリントサー
    バーである請求項1、2、3、4、5、6または7記載
    のデータ転送装置。
  9. 【請求項9】 前記特定のコンピュータは前記ネットワ
    ーク内のスイッチである請求項1、2、3、4、5、6
    または7記載のデータ転送装置。
  10. 【請求項10】 前記特定のコンピュータは、前記デー
    タ転送の相手先を選択するネットワーク通信制御サーバ
    である請求項1、2、3、4、5、6または7記載のデ
    ータ転送装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークにより接続された複数の
    コンピュータの間のデータ転送を行うデータ転送装置に
    おいて、 前記ネットワークにおける輻輳を検出する輻輳検出手段
    と、 前記輻輳検出手段による輻輳検出をフィードバックして
    前記ネットワークの資源利用量を制御しながら前記コン
    ピュータ間のデータ転送を行う第1の転送制御手段と、 前記データ転送が集中する経路における前記ネットワー
    クの資源使用量を観測する資源使用量観測手段と、 前記資源使用量観測手段で観測された資源使用量に基づ
    いて、使用可能な範囲で前記ネットワークの資源を割り
    当てて、前記コンピュータ間のデータ転送を実行する第
    2の転送制御手段とを有することを特徴とするデータ転
    送装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークにより接続された複数の
    コンピュータの間のデータ転送を行うデータ転送方法に
    おいて、 前記ネットワークにおける輻輳を検出する輻輳検出ステ
    ップと、 前記輻輳検出ステップによる輻輳検出をフィードバック
    して前記ネットワークの資源利用量を制御しながら前記
    コンピュータ間のデータ転送を行う第1の転送制御ステ
    ップと、 前記データ転送が集中する経路における前記ネットワー
    クの資源使用量を観測する資源使用量観測ステップと、 前記資源使用量観測ステップで観測された資源使用量に
    基づいて、使用可能な範囲で前記ネットワークの資源を
    割り当てて、前記コンピュータ間のデータ転送を実行す
    る第2の転送制御ステップとを有することを特徴とする
    データ転送方法。
  13. 【請求項13】 ネットワークにより接続された複数の
    コンピュータの間のデータ転送を行うために用いられる
    データ転送用コンピュータ・プログラム製品において、 前記ネットワークにおける輻輳を検出する輻輳検出ステ
    ップと、 前記輻輳検出ステップによる輻輳検出をフィードバック
    して前記ネットワークの資源利用量を制御しながら前記
    コンピュータ間のデータ転送を行う第1の転送制御ステ
    ップと、 前記データ転送が集中する経路における前記ネットワー
    クの資源使用量を観測する資源使用量観測ステップと、 前記資源使用量観測ステップで観測された資源使用量に
    基づいて、使用可能な範囲で前記ネットワークの資源を
    割り当てて、前記コンピュータ間のデータ転送を実行す
    る第2の転送制御ステップとを所定のコンピュータに実
    行させるために用いることを特徴とするデータ転送用コ
    ンピュータ・プログラム製品。
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