JP2002044129A - 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法 - Google Patents

優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法

Info

Publication number
JP2002044129A
JP2002044129A JP2000219609A JP2000219609A JP2002044129A JP 2002044129 A JP2002044129 A JP 2002044129A JP 2000219609 A JP2000219609 A JP 2000219609A JP 2000219609 A JP2000219609 A JP 2000219609A JP 2002044129 A JP2002044129 A JP 2002044129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
network
request
user terminal
class
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000219609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3565265B2 (ja
Inventor
Toshihiko Kusano
俊彦 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000219609A priority Critical patent/JP3565265B2/ja
Priority to US09/906,856 priority patent/US20020010772A1/en
Publication of JP2002044129A publication Critical patent/JP2002044129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3565265B2 publication Critical patent/JP3565265B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/822Collecting or measuring resource availability data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/15Flow control; Congestion control in relation to multipoint traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2425Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS for supporting services specification, e.g. SLA
    • H04L47/2433Allocation of priorities to traffic types
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/76Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions
    • H04L47/765Admission control; Resource allocation using dynamic resource allocation, e.g. in-call renegotiation requested by the user or requested by the network in response to changing network conditions triggered by the end-points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/805QOS or priority aware

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自らの転送に必要な伝送路を確保し、使用す
る優先度クラスを選択可能とし、利用状況に応じ優先度
を任意に変更可能とし、通信コストの最適化を実現した
装置及び優先度別クラス選択型通信方法を提供する。 【解決手段】 ユーザ端末1は、送受信開始を検出する
コネクション開通トリガ検出部11、各優先度クラスの
ネットワーク利用情報を要求する情報要求部12、どの
優先度クラスを選択するか決定する優先度クラス選択部
13、優先度クラスの利用要求を行う要求部15、利用
可能IDにより情報の送受信を行う送受信部16を備
え、ネットワーク制御部2は、ネットワーク利用情報を
送信するネットワーク情報転送部21、ネットワーク利
用情報を格納するネットワークデータベース22、利用
可能IDを送信する要求受付部23を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優先度別クラス選
択型通信システム及び優先度別クラス選択型通信方法に
関し、特に、通信コストの最適化を図る場合などに好適
な優先度別クラス選択型通信システム及び優先度別クラ
ス選択型通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット等のネットワーク
を介した端末間の通信においては、優先度に区分を設け
ている。従来の優先度区分は、例えば、音声/データ/
映像等のあらゆる情報を全て所定バイトのセルに分解
し、ネットワーク内を伝送する「ATM(Asynchronous
Transfer Mode:非同期転送モード)伝送」であれば、
CBR(Constant Bit Rate:映像通信用のサービ
ス)、VBR(Variable Bit Rate:そのままの情報可
変速度で通信を実現するサービス)、UBR(Unspecif
ied Bit Rate:スループットを保証しない低料金用のサ
ービス)、等の伝送方式に依存する考え方が支配的であ
った。端末は、特定の伝送方式しか持たないことが普通
であり、この場合、常に同一通信方式の優先度クラスを
利用しなければならないという制約がある。
【0003】パケット通信網に関する従来例としては、
例えば特開平3−58646号公報に記載の技術が提案
されている。同公報は、確実な品質保証の実現を目的と
したものであり、パケット通信網において、優先度を2
種類設け、第1の優先度を要求する呼に対しては、情報
発生源のパケット送出速度の最大値に等しい帯域により
通過する伝送路に対して帯域割り当てを行い、第2の優
先度を要求する呼に対しては、情報発生源のパケット送
出速度の平均値以上、最大値以下の仮想帯域により通過
する伝送路に対して帯域割り当てを行い、網内において
第1の優先度をもつパケットは第2の優先度をもつパケ
ットより優先的に伝送されることを特徴とするパケット
通信網における帯域割り当て方式が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例においては次のような問題点があった。
【0005】上記の如く、従来の優先度区分は、例えば
ATM伝送であればCBR、VBR、UBR等の伝送方
式に依存する考え方が支配的で、端末は特定の伝送方式
しか持たないことが普通であり、常に同一通信方式の優
先度クラスを利用しなければならない、という制約が存
在した。
【0006】従って、ネットワークユーザが利用したい
場面、例えば、業務上、緊急に電子ファイルを転送した
い場合も、インターネットをブラウズするのも、同一優
先度クラスにおける通信であり、そこに優先度の区分は
存在していない。UNI(ユーザネットワークインタフ
ェース)の規定に従えば、ユーザ端末側とネットワーク
側がパラメータを交換することで、ユーザからの帯域要
求も可能である。
【0007】しかし、この方式では、ネットワーク側と
ユーザ側との間で、複雑なプロトコルが必要であり、ま
た、ユーザ側が何を申告すればネットワークが受けつけ
られるのかを示す情報が欠落しており、ユーザの柔軟な
要求に対し適切なサービスを提供することが困難である
という問題があった。
【0008】そこで、本発明は、通信方式に関係しない
優先度クラス分けを行うことにより、通信の優先度に応
じた対価を設け、自らの転送に必要な伝送路を確保し、
送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラスを選
択可能とし、情報の重要性等に基づいて、利用する状況
に応じ優先度を任意に変更可能とし、特定の優先度クラ
スを常に利用する契約とする必要がなく、通信コストの
最適化を実現した優先度別クラス選択型通信システム及
び優先度別クラス選択型通信方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、優先度に応じ
たネットワークの利用を行う優先度別クラス選択型通信
システムにおいて、前記ネットワーク内の伝送路の特定
の帯域をクラス分けすると共に優先度別に分割し、各優
先度クラス毎に最大収容ユーザ数を設定し、前記各優先
度クラスの前記帯域及び前記最大収容ユーザ数に基づ
き、最大数のユーザの利用時に使用可能帯域の下限を保
証値として設定することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、ユーザ端末とネットワー
ク制御部とを具備した優先度別クラス選択型通信システ
ムにおける優先度別クラス選択型通信方法において、ユ
ーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始に
伴い、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に対
し、前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域及び最大
収容ユーザ数に応じて分割された各優先度クラスのネッ
トワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づき前記ユ
ーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した前記ネ
ットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを選
択するかを決定し、前記ユーザ端末から前記ネットワー
ク制御部に対し前記決定した前記優先度クラスの利用要
求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネット
ワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通信を
行うことを特徴とする。
【0011】また、本発明の優先度別クラス選択型通信
システムは、図1を参照しつつ説明すれば、前記ユーザ
端末(1)は、他のユーザ端末との情報の送受信開始を
検出する検出手段(11)と、前記ネットワーク制御部
(2)に対し前記各優先度クラスのネットワーク利用情
報の要求を行う第一の要求手段(12)と、該要求に基
づき前記ネットワーク制御部(2)から受信した前記ネ
ットワーク利用情報及びユーザが有する選択ポリシーに
基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定する決
定手段(13)と、前記ネットワーク制御部(2)に対
し前記決定した前記優先度クラスの利用要求を行う第二
の要求手段(15)と、該要求に基づき前記ネットワー
ク制御部(2)から受信した前記利用可能IDを用いて
前記ネットワーク(3)を介し情報の送受信を行う送受
信手段(16)とを具備し、前記ネットワーク制御部
(2)は、前記ユーザ端末(1)から前記ネットワーク
利用情報の要求を受信し、前記ネットワーク利用情報を
前記ユーザ端末(1)に送信する転送手段(21)と、
前記ネットワーク利用情報の格納及び更新が可能な格納
手段(22)と、前記ユーザ端末(1)から前記利用要
求を受信し、前記ネットワーク(3)が利用可能な場合
に前記利用可能IDを前記ユーザ端末に送信する受付手
段と(23)を具備している。
【0012】[作用]本発明の優先度別クラス選択型通
信システムは、各ユーザは相応の対価を支払うことで、
自らの転送に必要な伝送路を確保することが可能とな
り、送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラス
を選択できる。そのため、情報の重要性等に基づいて、
利用する状況に応じ優先度を任意に変更することが可能
であり、特定の優先度クラスを常に利用する契約とする
必要がなく、通信コストの最適化を実現することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】[第1の実施形態] (1)構成の説明 本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システム
は、図1に示す如く、コネクション開通トリガ検出部1
1、情報要求部12、優先度クラス選択部13、ポリシ
ーデータベース14、要求部15、送受信部16を備え
たユーザ端末1と、ネットワーク情報転送部21、ネッ
トワークデータベース22、要求受付部23を備えたネ
ットワーク制御部2と、伝送路(ネットワーク)3とか
ら構成されている。
【0015】上記構成を詳述すると、ユーザ端末1にお
いて、コネクション開通トリガ検出部11は、自局のユ
ーザ端末内で送出したいデータが発生した場合にデータ
送出のトリガ信号を発生し、送受信開始のトリガとなる
ことを検出する。情報要求部12は、トリガ信号を入力
し、ネットワーク3に対し各優先度クラスの利用情報提
供を要求し、受信した情報を優先度クラス選択部13へ
転送する。優先度クラス選択部13は、情報要求部12
から転送されたネットワークの利用状態、及びユーザの
持つポリシーデータベース(選択ポリシー)14に従
い、どの優先度を選択するかを決定する。
【0016】要求部15は、優先度クラス選択部13の
選択結果を入力し、ネットワーク制御部2に対し優先度
クラスの要求を送信し、この応答として、ネットワーク
制御部2よりネットワーク内で情報を転送するための利
用可能Id値(以下、Id値)を受信する。送受信部1
6は、要求部15が受信したIdを使用して、ネットワ
ーク3に対し情報の送受を行う。
【0017】他方、ネットワーク制御部2において、ネ
ットワーク情報転送部21は、ユーザ端末1からのネッ
トワーク利用情報の参照要求を受信し、ネットワーク利
用情報をユーザ端末1に送信する。ネットワークデータ
ベース22は、利用情報を格納する。要求受付部23
は、ユーザ端末1からの利用要求を受信し、利用可能か
どうかの判定を行い、受付を行った場合、ユーザ端末1
に対し利用可能IDを引き渡すと共に、ネットワークデ
ータベース22の更新を行う。
【0018】また、上記ネットワーク制御部2が、ユー
ザ端末1に提供するネットワーク利用情報の一例は、図
2、図3に示す如くであり、最小保証帯域幅、利用可能
帯域幅に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラ
ス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付け
られている。
【0019】また、上記ネットワーク制御部2が有する
データベース情報の一例は、図4、図5に示す如くであ
り、全帯域幅、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大
収容ユーザ数に対し、例えば3ランクに分けた優先度A
クラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応
付けられている。この場合、図5は、図4の更新後のデ
ータベース情報である。
【0020】なお、上記構成では、ユーザ端末1とネッ
トワーク制御部2とは、ネットワーク3とは別個に伝送
ラインを備えた例を示しているが、後述する第2の実施
形態と同様にネットワークを介してユーザ端末がデータ
の発生によってネットワークの使用に、優先度の選定等
を行ってもよい。
【0021】(2)動作の説明 次に、本発明の実施形態の動作について図1〜図6を参
照して詳細に説明する。
【0022】ユーザ端末1において、他の端末間と情報
を送受信する状況が発生した場合、この発生を、コネク
ション開通トリガ検出部11が検出する。コネクション
開通トリガの検出の方法は、キャリアセンス、プロトコ
ルレベルでの送信要求発生に基づく検出、アプリケーシ
ョンレベルでのトランザクション要求発生に基づく検出
等、種々の検出方法が考えられる。
【0023】コネクション開通トリガ検出部11は、こ
のコネクション開通トリガを検出したという情報を、情
報要求部12へ通知する(図6のステップS41)。こ
のトリガ検出情報には、送信アプリケーション・転送情
報量等の送信する情報の質を判断するための付加情報が
付与されている。
【0024】ユーザ端末1の情報要求部12は、ネット
ワーク制御部2が備えるネットワーク情報転送部21に
対し、ネットワーク3における各優先度クラスの利用状
況を通知する依頼を行う(図6のステップS42)。ネ
ットワーク情報転送部21は、先の要求に従い、ネッワ
ークデータベース22を参照し、この情報を、要求元で
あるユーザ端末1の情報要求部12へ転送する(図6の
ステップS401)。
【0025】ここで、図2に、この時に渡されたネット
ワーク利用情報を示す。本実施形態では、ネットワーク
の優先度を3ランクに分けていることとし、優先度が高
い順に、優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cク
ラスとする。各クラスは、仮に、均等に100Mbps
の帯域を有しているが、優先度Aクラスは、最大10ユ
ーザ、優先度Bクラスは、最大100ユーザ、優先度C
クラスは、最大ユーザ数無制限とする。優先度Aクラス
は、最小10Mbps保証、優先度Bクラスは、最小1
Mbps保証、優先度Cクラスは、保証なしとなる。
【0026】従って、図2で示されるネットワーク利用
情報は、それぞれの最小保証帯域と、現時点での各優先
度クラスにおいて個々のユーザが利用可能な帯域が示さ
れている。利用可能帯域は、クラス選択を行うユーザに
簡便なように、新たにユーザが加わった時点で、利用で
きる帯域を示す。具体的には、優先度Bクラスの2Mb
psは次式により算出される。
【0027】 2=100/(49+1) ・・・(A) ここで、上記(A)式中の「1」は、仮に、このユーザ
が加わった場合の値を算出するために加算される。
【0028】上記のネットワーク利用情報を受け取った
ユーザ端末1の情報要求部12は、ネットワーク利用情
報を優先度クラス選択部13へ転送する。優先度クラス
選択部13は、ポリシーデータベース14を参照して、
どの優先度クラスを情報転送に使用するかを選択する。
【0029】ポリシーデータベース14は、例えば、転
送情報量、発信アプリケーションの種類等により、時間
的緊急性・情報に対するネットワーク使用量の下限・上
限等を設定し、適切な優先度クラスを選択するためのポ
リシーを保持する。このポリシーを元に、優先度クラス
選択部13は、送受信について、どの優先度クラスを利
用するのかを決定する(図6のステップS43、ステッ
プS44)。
【0030】次に、どの優先度クラス帯域を使用するか
を決定した結果を、優先度クラス選択部13が要求部1
5へ通知する(図6のステップS45)。ユーザ端末1
の要求部15は、ネットワーク制御部2の要求受付部2
3へ利用要求を送信する。本実施形態では、ポリシーデ
ータベース14に基づき、優先度Bクラスを利用する要
求を行うものとする。
【0031】この時、通信の対向局に関する情報も引き
渡す。ユーザ端末1の要求部15は、この情報、つまり
優先度Bクラスを使用するという情報を、ネットワーク
制御部2の要求受付部23へ転送する。 要求受付部2
3は、ネットワークデータベース22を参照し、図4に
示す情報を得たものとする(図6のステップS40
2)。
【0032】図4の情報は、上記図2の情報に全帯域幅
及びユーザ数情報が加わったものである。優先度Bクラ
スが最大ユーザ数に達しておらず、まだ40ユーザへの
サービスが可能であるため、この時点では、要求をその
まま受け付け、且つ、ネットワークデータベース22を
更新する(図6のステップS403、ステップS40
4)。仮に受付不可能であれば、受付不能を判定する
(図6のステップS405)。図5に、更新後のデータ
ベースを示す。この後に、情報転送要求を行ったユーザ
は、図3に示す情報を受け取ることになる。
【0033】ネットワーク制御部2の要求受付部23
は、更に、ネットワーク3内において、優先度Bクラス
をこのユーザが利用できるように、IDを割り当て(図
6のステップS406)、これをユーザ端末1の要求部
15に通知する。ネットワーク制御部2の要求受付部2
3は、同時に、対向局にあるユーザ端末1の要求部15
に対しても、同一のIDを割り当て通知する。更に、ネ
ットワーク制御部2の要求受付部23は、ネットワーク
3に対し、受付を行ったサービスのコネクションを開通
する操作を行う。
【0034】ユーザ端末1の要求部15は、ネットワー
ク制御部2側から送信された各信号を受信し(図6のス
テップS45)、このIDを送受信部16へ渡し、対向
する端末間とのデータの送受を、受信したIDを使用し
ながら実行する(図6のステップS46)。
【0035】尚、上記実施形態では、同一優先度クラス
内で、ユーザが直接優先度クラスを指定する方式例を示
したが、ユーザは単に最小保証帯域を指定し、ネットワ
ーク制御部2の要求受付部23がネットワークデータベ
ース22を参照し、適切なクラスを選択する方式として
もよい。
【0036】以上説明したように、本発明の実施形態の
優先度クラス選択型通信方式は、ネットワーク内の伝送
路の特定の帯域をクラス分けした上で優先度別に分割
し、各優先度毎に最大収容ユーザ数を設定する。また、
各優先度クラスの帯域及び最大収容ユーザ数より、最大
数のユーザがフェアシェアで利用した場合に、実際に使
用できる帯域の下限を保証値として設定する。また、最
大ユーザ数を無限大として、実質的に保証がない優先度
クラスも設定が可能とする。
【0037】各優先度クラスは、固有の課金体系を有し
ており、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど、単
位帯域当たりの単価を高く設定している。ネットワーク
は、各優先度クラスの利用状態から、その優先度クラス
の最小保証値及び利用可能な帯域情報を、リアルタイム
に更新し管理している。
【0038】ネットワークユーザは、ユーザが要求する
ことにより、ネットワークより各優先度クラスの利用情
報を入手することが可能である。ユーザの方針により、
何れの優先度クラスをどれだけの帯域幅で使用するか
を、ネットワークに対して要求し、予約することが可能
である。ユーザは、利用した優先度クラス・帯域・時間
の積により、使用料を課金される。ネットワークは、各
優先度クラスの持つ最大ユーザ数まで収容する。
【0039】従って、ユーザが、仮に、最小保証帯域を
超過する帯域を利用している状況においても、ユーザ数
の増加により、逐次、使用帯域が減少することが有り得
るが、最小保証帯域を下回ることはなく、優先度クラス
に応じたネットワークの利用が保証される。
【0040】[第2の実施形態] (1)構成の説明 図7を参照して、本発明の実施形態の優先度別クラス選
択型通信システムについて説明する。
【0041】図7に示すように、図1との相違点は、ユ
ーザ端末1とネットワーク制御部2とは、ネットワーク
3を介して相互通信を行う点である。そのために、ユー
ザ端末1は、送受信部16とネットワーク3との相互の
橋渡しの機能を有する端末インターフェース17を有
し、ネットワークで指定されているプロトコルに従って
ネットワーク3に接続されている。
【0042】このプロトコルは、OSI参照モデルにお
ける物理層、データリンク層、ネットワーク層、トラン
スポート層等でよい。また、ネットワーク制御部2は、
ネットワーク3との接続のために、管理部インターフェ
ース25を備えており、ネットワーク情報転送部21と
要求受付部23とユーザ端末1との間に管理部インター
フェース25をデータの相互通信のために介在してい
る。
【0043】また、ユーザ端末1には、ディスプレイ1
9と入出力機能を有する送信データ発生部18とを備
え、送信データ発生部18はデータ出力のトリガ信号を
発生する。また、コネクション開通トリガ検出部11、
情報要求部12、優先度クラス選択部13、ポリシーデ
ータベース14、要求部15、送受信部16はそれぞ
れ、図1と同様な機能を有している。また、ユーザ端末
1がネットワーク3からデータを受信する場合は、端末
インターフェース17,送受信部16、コネクション開
通トリガ検出部11をそれぞれ通って、送信データ発生
部18でディスプレイ19を視認しながら、受信処理を
行うことになる。
【0044】また、ネットワーク制御部2には、ネット
ワーク情報転送部21、ネットワークデータベース2
2、要求受付部23と、管理部インターフェース25,
ネットワークデータベース22のデータの参照・更新を
行う参照・更新部24を備えている。なお、ネットワー
ク情報転送部21と要求受付部23とは、管理部インタ
ーフェース25内に含まれていてもよい。
【0045】また、伝送路(ネットワーク)3には、通
常複数のユーザ端末が接続されており、ユーザ端末4を
図示し、その作用・動作はユーザ端末1と同様である。
ユーザ端末1及びネットワーク制御部2とは、第1の実
施形態によって説明した動作・作用とほぼ同じであるの
で、重複する説明は、省略する。
【0046】上記構成を詳述すると、ユーザ端末1にお
いて、コネクション開通トリガ検出部11は、自局のユ
ーザ端末1内で送信データ発生部18により送出したい
データが発生した場合に、データ送出のトリガ信号を発
生し、送受信開始のトリガとなることを検出する。情報
要求部12は、そのトリガ信号を入力し、ネットワーク
3に対し、端末インターフェース17を介してネットワ
ーク制御部2に各優先度クラスの利用情報提供を要求す
る。
【0047】この際、端末インターフェース17はネッ
トワーク制御部2への通信の場合には、パケットとして
そのヘッダ部に宛先のネットワーク制御部2とそのネッ
トワーク情報転送部21としてその要求を受け入れ、、
要求結果の応答により、管理部インターフェース25
は、応答パケットのヘッダ部の宛先にユーザ端末2の特
定とその情報要求部12としてネットワーク3端末イン
ターフェース17に送出し、受信した情報を優先度クラ
ス選択部13へ転送する。
【0048】優先度クラス選択部13は、情報要求部1
2から転送されたネットワーク3の利用状態、及びユー
ザの持つポリシーデータベース(選択ポリシー)14に
従い、どの優先度を選択するかを決定する。
【0049】要求部15は、優先度クラス選択部13の
選択結果を入力し、ネットワーク制御部2に対し優先度
クラスの要求を送信し、この応答として、ネットワーク
制御部2よりネットワーク内で情報を転送するための利
用可能Id値(以下、Id値)を受信する。送受信部1
6は、要求部15が受信したIdをパレット形式のヘッ
ダ部の送信元領域に埋め込み、ネットワーク3に対し情
報の送受を行う。
【0050】他方、ネットワーク制御部2において、ネ
ットワーク情報転送部21は、ユーザ端末1からのネッ
トワーク利用情報の参照要求を受信し、ネットワーク利
用情報をユーザ端末1に送信する。ネットワークデータ
ベース22は、利用情報を格納する。要求受付部23
は、ユーザ端末1からの利用要求を受信し、利用可能か
どうかの判定を行い、受付を行った場合、ユーザ端末1
に対し、利用可能IDを引き渡すと共に、ネットワーク
データベース22の更新を行う。
【0051】また、上記ネットワーク制御部2が、ユー
ザ端末1に提供するネットワーク利用情報の一例は、図
2、図3に示す如くであり、最小保証帯域幅、利用可能
帯域幅に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラ
ス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付け
られている。
【0052】また、上記ネットワーク制御部2が有する
データベース情報の一例は、図4、図5に示す如くであ
り、全帯域幅、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大
収容ユーザ数に対し、例えば3ランクに分けた優先度A
クラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応
付けられている。この場合、図5は、図4の更新後のデ
ータベース情報である。
【0053】(2)動作の説明 次に、本発明の実施形態の動作について図2〜図7を参
照して詳細に説明する。基本的には、第1の実施形態と
同様であるので、重複する説明は省略する。
【0054】ユーザ端末1において、他の端末、例えば
ユーザ端末4間と情報を送受信する状況が発生した場
合、データ送信発生部18からトリガを発生して、コネ
クション開通トリガ検出部11が検出する。コネクショ
ン開通トリガ検出部11は、このコネクション開通用ト
リガを検出したという情報を、情報要求部12へ通知す
る(図6のステップS41)。このトリガ検出情報に
は、送信アプリケーション・転送情報量等の送信する情
報の質を判断するための付加情報が付与されている。
【0055】ユーザ端末1の情報要求部12は、そのト
リガに従って端末インターフェース17に宛先をネット
ワーク制御部2のネットワーク情報伝送部21としてパ
ケットとして通知し、端末インターフェース17はネッ
トワーク3に送信する。ネットワーク制御部2の管理部
インターフェース25はネットワーク3に送出されたパ
ケット中自己宛のパケットを検出し、そのパケットを入
力して宛先のネットワーク情報転送部21に送信し、ネ
ットワーク3における各優先度クラスの利用状況を通知
する依頼を行う(図6のステップS42)。
【0056】ネットワーク情報転送部21は、先の要求
に従い、ネッワークデータベース22を参照し、この情
報を、要求元であるユーザ端末1の情報要求部12へネ
ットワーク3を介して転送する(図6のステップS40
1)。
【0057】ここで、図2に、この時に渡されたネット
ワーク利用情報を示す。本実施形態では、第1の実施形
態と同様に処理する。
【0058】上記のネットワーク利用情報を受け取った
ユーザ端末1の情報要求部12は、ネットワーク利用情
報を優先度クラス選択部13へ転送する。優先度クラス
選択部13は、ポリシーデータベース14を参照して、
どの優先度クラスを情報転送に使用するかを選択する。
ポリシーデータベース14は、例えば、転送情報量、発
信アプリケーションの種類等により、時間的緊急性・情
報に対するネットワーク使用量の下限・上限等を設定
し、適切な優先度クラスを選択するためのポリシーを保
持する。
【0059】このポリシーは、優先度を最善とするか、
低コストを最善とするか、データ品質を最善とするのか
など、ユーザ端末ごとに異なっているので、ユーザが好
む考え方によって、例えば、優先度は中庸、低コストは
最善、データ品質は最善というようにランク付けして、
ポリシーデータベース14に格納しておく。このポリシ
ーを元に、優先度クラス選択部13は、現状のネットワ
ークの利用情報に従ってクラス選択を決定する(図6の
ステップS43、ステップS44)。
【0060】次に、どの優先度クラス帯域を使用するか
を決定した結果を、優先度クラス選択部13が要求部1
5へ通知する(図6のステップS45)。ユーザ端末1
の要求部15は、優先度クラス帯域の情報をパケット化
し、端末インターフェース17及び管理部インターフェ
ース25を介して、ネットワーク制御部2の要求受付部
23へ利用要求を送信する。
【0061】本実施形態では、ポリシーデータベース1
4に基づき、優先度Bクラスを利用する要求を行うもの
とする。この時、通信の対向局であるユーザ端末4に関
する情報も引き渡す。ユーザ端末1の要求部15は、こ
の情報、つまり優先度Bクラスを使用するという情報
を、ネットワーク制御部2の要求受付部23へ転送す
る。
【0062】要求受付部23は、ネットワークデータベ
ース22を参照し、図4に示す情報を得たものとする
(図6のステップS402)。図4の情報は、上記図2
の情報に全帯域幅及びユーザ数情報が加わったものであ
る。優先度Bクラスが最大ユーザ数に達しておらず、ま
だ規定されるまでに40ユーザへのサービスが可能であ
るため、この時点では、要求をそのまま受け付け、且
つ、要求受付部23から通知されたユーザ端末1が優先
度Bクラスでネットワーク3を使用する旨を、参照・更
新部24を介して、ネットワークデータベース22に格
納して今まで不使用だった内容を更新する(図6のステ
ップS403、ステップS404)。
【0063】仮に受付不可能であれば、受付不能を判定
する(図6のステップS405)。図5に、更新後のデ
ータベースを示す。この後に、情報転送要求を行ったユ
ーザは、図3に示す情報を受け取ることになる。
【0064】ネットワーク制御部2の要求受付部23
は、更に、ネットワーク3内において、優先度Bクラス
をこのユーザが利用できるように、IDを割り当て、こ
れをユーザ端末1の要求部15に通知する。ネットワー
ク制御部2の要求受付部23は、同時に、対向局のユー
ザ端末4内にある要求部に対しても、同一のIDを割り
当て通知する。更に、ネットワーク制御部2の要求受付
部23は、ネットワーク3に対し、受付を行ったサービ
スのコネクションを開通する操作を行う。
【0065】ユーザ端末1の要求部15は、このIDを
送受信部16へ渡し、端末インターネット17を介し
て、対向するユーザ端末4間とのデータの送受を実行す
る(図6のステップS406)。
【0066】尚、上記実施形態では、同一優先度クラス
内で、ユーザが直接優先度クラスを指定する方式例を示
したが、ユーザは単に最小保証帯域を指定し、ネットワ
ーク制御部2の要求受付部23がネットワークデータベ
ース22を参照し、適切なクラスを選択する方式として
もよい。また、データ送信元が優先度等のクラス選択を
決定したとしても、対向するユーザ端末が、1ランク上
の優先度クラスを求めてきた場合もあり、このような場
合のために、ネゴシエーション機能をネットワーク制御
部2内に設けてもよい。
【0067】以上説明したように、本発明の実施形態の
優先度クラス選択型通信方式は、ネットワーク内の伝送
路の特定の帯域をクラス分けした上で優先度別に分割
し、各優先度毎に最大収容ユーザ数を設定する。また、
本実施形態では、ネットワークに接続するだけで、ネッ
トワーク制御部のネットワーク3におけるサービスを受
けられるので、ネットワークシステムの拡張等の時に効
果的である。
【0068】また、ネットワークユーザは、ユーザが要
求することにより、ネットワークより各優先度クラスの
利用情報を入手することが可能である。ユーザのポリシ
ーによる方針により、何れの優先度クラスをどれだけの
帯域幅で使用するかを、ネットワークに対して要求し、
予約することが可能である。ユーザは、利用した優先度
クラス・帯域・時間の積により、使用料を課金される。
ネットワークは、各優先度クラスの持つ最大ユーザ数ま
で収容する。
【0069】従って、ユーザが、仮に、最小保証帯域を
超過する帯域を利用している状況においても、ユーザ数
の増加により、逐次、使用帯域が減少することが有り得
るが、最小保証帯域を下回ることはなく、優先度クラス
に応じたネットワークの利用が保証される。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ユ
ーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始に
伴い、ユーザ端末からネットワーク制御部に対し、ネッ
トワーク内の伝送路の特定の帯域及び最大収容ユーザ数
に応じて分割された各優先度クラスのネットワーク利用
情報の要求を行い、該要求に基づきユーザ端末がネット
ワーク制御部から受信したネットワーク利用情報に基づ
き、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、ユーザ
端末からネットワーク制御部に対し、決定した優先度ク
ラスの利用要求を行い、該要求に基づきユーザ端末がネ
ットワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通
信を行うと共に、各優先度クラスは、固有の課金体系を
有し、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど単位帯
域当たりの単価を高く設定しているため、下記のような
効果が得られる。
【0071】各ユーザは相応の対価を支払うことで、自
らの転送に必要な伝送路を確保することが可能となり、
送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラスを選
択できるため、情報の重要性等に基づいて、利用する状
況に応じ優先度を任意に変更することが可能であり、特
定の優先度クラスを常に利用する契約とする必要がな
く、通信コストの最適化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムのネットワーク制御部がユーザ端末に提供するネ
ットワーク利用情報の一例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムのネットワーク制御部がユーザ端末に提供するネ
ットワーク利用情報の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムのネットワーク制御部が有するデータベース情報
の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムのネットワーク制御部が有するデータベース情報
の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムのユーザ端末側処理及びネットワーク制御部側処
理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末 2 ネットワーク制御部 3 ネットワーク 11 コネクション関連トリガ検出部 12 情報要求部 13 優先度クラス選択部 14 ポリシーデータベース 15 要求部 16 送受信部 21 ネットワーク情報転送部 22 ネットワークデータベース 23 要求受付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 優先度に応じたネットワークの利用を行
    う優先度別クラス選択型通信システムにおいて、 前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域をクラス分け
    すると共に優先度別に分割し、各優先度クラス毎に最大
    収容ユーザ数を設定し、前記各優先度クラスの前記帯域
    及び前記最大収容ユーザ数に基づき、最大数のユーザの
    利用時に使用可能帯域の下限を保証値として設定するこ
    とを特徴とする優先度別クラス選択型通信システム。
  2. 【請求項2】 前記各優先度クラスは、固有の課金体系
    を有し、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど単位
    帯域当たりの単価を高く設定することを特徴とする請求
    項1に記載の優先度別クラス選択型通信システム。
  3. 【請求項3】 他のユーザ端末との送受信開始に伴い、
    前記各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行
    い、該要求に基づき入手した前記ネットワーク利用情報
    に基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、
    決定した前記優先度クラスの利用要求を行い、該要求に
    基づき入手した利用可能IDを用いて通信を行うユーザ
    端末と、 前記ユーザ端末からの前記ネットワーク利用情報の要求
    に基づき、前記ネットワーク利用情報を前記ユーザ端末
    に送信し、前記ユーザ端末からの前記利用要求に基づ
    き、前記利用可能IDを前記ユーザ端末に送信するネッ
    トワーク制御部とを具備することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の優先度別クラス選択型通信システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ端末は、他のユーザ端末との
    情報の送受信開始を検出する検出手段と、前記ネットワ
    ーク制御部に対し前記各優先度クラスのネットワーク利
    用情報の要求を行う第一の要求手段と、該要求に基づき
    前記ネットワーク制御部から受信した前記ネットワーク
    利用情報及びユーザが有する選択ポリシーに基づき、何
    れの優先度クラスを選択するかを決定する決定手段と、
    前記ネットワーク制御部に対し前記決定した前記優先度
    クラスの利用要求を行う第二の要求手段と、該要求に基
    づき前記ネットワーク制御部から受信した前記利用可能
    IDを用いて前記ネットワークを介し情報の送受信を行
    う送受信手段とを具備し、 前記ネットワーク制御部は、前記ユーザ端末から前記ネ
    ットワーク利用情報の要求を受信し、前記ネットワーク
    利用情報を前記ユーザ端末に送信する転送手段と、前記
    ネットワーク利用情報の格納及び更新が可能な格納手段
    と、前記ユーザ端末から前記利用要求を受信し、前記ネ
    ットワークが利用可能な場合に前記利用可能IDを前記
    ユーザ端末に送信する受付手段とを具備することを特徴
    とする請求項3に記載の優先度別クラス選択型通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記各優先度クラスは、全帯域幅、最小
    保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大収容ユーザ数に対応
    付けて設定されることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の優先度別クラス選択型通信システム。
  6. 【請求項6】 ユーザ端末とネットワーク制御部とを具
    備した優先度別クラス選択型通信システムにおける優先
    度別クラス選択型通信方法において、 ユーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始
    に伴い、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に
    対し、前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域及び最
    大収容ユーザ数に応じて分割された各優先度クラスのネ
    ットワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づき前記
    ユーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した前記
    ネットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを
    選択するかを決定し、前記ユーザ端末から前記ネットワ
    ーク制御部に対し前記決定した前記優先度クラスの利用
    要求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネッ
    トワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通信
    を行うことを特徴とする優先度別クラス選択型通信方
    法。
JP2000219609A 2000-07-19 2000-07-19 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法 Expired - Fee Related JP3565265B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219609A JP3565265B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法
US09/906,856 US20020010772A1 (en) 2000-07-19 2001-07-18 System and method for communication based on priority class selection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000219609A JP3565265B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002044129A true JP2002044129A (ja) 2002-02-08
JP3565265B2 JP3565265B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=18714358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000219609A Expired - Fee Related JP3565265B2 (ja) 2000-07-19 2000-07-19 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020010772A1 (ja)
JP (1) JP3565265B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011500A1 (ja) * 2004-07-28 2006-02-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 通信異常検出装置及び乗員検出装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4688198B2 (ja) * 2001-07-31 2011-05-25 パイオニア株式会社 地図情報表示システム、地図情報表示方法、サーバ装置および端末装置
GB0124686D0 (en) 2001-10-15 2001-12-05 Hewlett Packard Co A scheme for splitting trusted authorities based on the shamir's secret sharing
GB0124681D0 (en) * 2001-10-15 2001-12-05 Hewlett Packard Co Method and apparatus for encrypting data
GB0124670D0 (en) * 2001-10-15 2001-12-05 Hewlett Packard Co Method and apparatus for encrypting data
US8775645B2 (en) * 2001-11-13 2014-07-08 Cvidya Networks Ltd. System and method for generating policies for a communication network
US6828716B2 (en) * 2002-05-10 2004-12-07 Lg. Philips Displays Korea Co., Ltd. Shadow mask for color CRT
FR2847754B1 (fr) * 2002-11-22 2005-03-25 France Telecom Procede et systeme d'acheminement de flux d'informations
US6990491B2 (en) * 2002-12-12 2006-01-24 International Business Machines Corporation System and method for accessibility data maintenance and privilege authorization
EP1700509B1 (en) * 2003-12-30 2008-11-19 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) A method and a system for providing a certain quality of service to a mobile station in a mobile communication system
JP2005339299A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Hitachi Ltd ストレージ装置のキャッシュ制御方法
JP4117889B2 (ja) * 2004-11-08 2008-07-16 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション ウェブアプリケーションを実行するための通信を制御するコンピュータおよびその方法
US9628393B2 (en) * 2005-01-17 2017-04-18 Singapore Technologies General IP (Singapore) Pte. Ltd Network user priority assignment system
JP4646827B2 (ja) * 2006-02-24 2011-03-09 京セラ株式会社 マルチバンド無線通信装置及びフィルタ作動制御方法
JP2013081051A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Sony Corp 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法
US10764265B2 (en) * 2014-09-24 2020-09-01 Ent. Services Development Corporation Lp Assigning a document to partial membership in communities
US9641424B1 (en) 2014-10-10 2017-05-02 Nomadix, Inc. Shaping outgoing traffic of network packets in a network management system
US11444881B2 (en) 2019-11-19 2022-09-13 Oracle International Corporation System and method for supporting use of forward and backward congestion notifications in a private fabric in a high performance computing environment
CN110913284A (zh) * 2019-11-26 2020-03-24 国网电子商务有限公司 一种电能信息的采集方法及装置
US11973689B2 (en) * 2020-08-21 2024-04-30 Intel Corporation User-configurable data prioritization

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006011500A1 (ja) * 2004-07-28 2006-02-02 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 通信異常検出装置及び乗員検出装置
US7605711B2 (en) 2004-07-28 2009-10-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Communication anomaly detecting device, and passenger detecting device

Also Published As

Publication number Publication date
US20020010772A1 (en) 2002-01-24
JP3565265B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3565265B2 (ja) 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法
JP4964046B2 (ja) パケット・データ・トラヒックのスケジューリング及び受入れ制御
US7123622B2 (en) Method and system for network processor scheduling based on service levels
US9456453B2 (en) System and method for dynamic allocation of capacity on wireless networks
US6295294B1 (en) Technique for limiting network congestion
US7075934B2 (en) Method and apparatus for hierarchical bandwidth distribution in a packet network
KR100463697B1 (ko) 네트워크 프로세서가 흐름 큐의 연결 해제/재연결을 통해출력을 스케줄링하는 방법 및 시스템
JP2003523134A (ja) 通信ネットワークにおける多重パケットをマルチレベルスケジューリングする方法
JPH07170271A (ja) 統合ネットワークにおけるマルチメディア・ストリームの柔軟な参入許可制御方法
JPH10336202A (ja) データ転送装置および方法
US6952424B1 (en) Method and system for network processor scheduling outputs using queueing
JP2004153778A (ja) 送受信制御装置、送受信制御方法および送受信制御プログラム
EP0995294B1 (en) Resource reservation
US9043468B2 (en) Method and arrangement for network resource management
US20050052997A1 (en) Packet scheduling of real time packet data
JP2002520910A (ja) ネットワーク用トラフィックの成形方法及び装置
EP1193905A2 (en) Communication system and method for determining user fee on the basis of quality of service
US6862292B1 (en) Method and system for network processor scheduling outputs based on multiple calendars
US6785283B1 (en) Quality of service (QOS) enforcement method
JP2000261435A (ja) 最小帯域保証接続方法及び装置
EP1113629A2 (en) Session subscription system and method for same
JP2002314578A (ja) 無線基地局、無線通信システム、ユーザプロファイル格納装置。
EP0975199A2 (en) UBR traffic class for ATM with and without weighted priorities
JPH0936880A (ja) 帯域可変通信装置
EP1195074B1 (en) Improvements in, or relating to, telecommunications systems

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees