JP3565265B2 - 優先度別クラス選択型通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、優先度別クラス選択型通信システム及び優先度別クラス選択型通信方法に関し、特に、通信コストの最適化を図る場合などに好適な優先度別クラス選択型通信システム及び優先度別クラス選択型通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット等のネットワークを介した端末間の通信においては、優先度に区分を設けている。従来の優先度区分は、例えば、音声/データ/映像等のあらゆる情報を全て所定バイトのセルに分解し、ネットワーク内を伝送する「ATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)伝送」であれば、CBR(Constant Bit Rate:映像通信用のサービス)、VBR(Variable Bit Rate:そのままの情報可変速度で通信を実現するサービス)、UBR(Unspecified Bit Rate:スループットを保証しない低料金用のサービス)、等の伝送方式に依存する考え方が支配的であった。端末は、特定の伝送方式しか持たないことが普通であり、この場合、常に同一通信方式の優先度クラスを利用しなければならないという制約がある。
【0003】
パケット通信網に関する従来例としては、例えば特開平3−58646号公報に記載の技術が提案されている。同公報は、確実な品質保証の実現を目的としたものであり、パケット通信網において、優先度を2種類設け、第1の優先度を要求する呼に対しては、情報発生源のパケット送出速度の最大値に等しい帯域により通過する伝送路に対して帯域割り当てを行い、第2の優先度を要求する呼に対しては、情報発生源のパケット送出速度の平均値以上、最大値以下の仮想帯域により通過する伝送路に対して帯域割り当てを行い、網内において第1の優先度をもつパケットは第2の優先度をもつパケットより優先的に伝送されることを特徴とするパケット通信網における帯域割り当て方式が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例においては次のような問題点があった。
【0005】
上記の如く、従来の優先度区分は、例えばATM伝送であればCBR、VBR、UBR等の伝送方式に依存する考え方が支配的で、端末は特定の伝送方式しか持たないことが普通であり、常に同一通信方式の優先度クラスを利用しなければならない、という制約が存在した。
【0006】
従って、ネットワークユーザが利用したい場面、例えば、業務上、緊急に電子ファイルを転送したい場合も、インターネットをブラウズするのも、同一優先度クラスにおける通信であり、そこに優先度の区分は存在していない。UNI(ユーザネットワークインタフェース)の規定に従えば、ユーザ端末側とネットワーク側がパラメータを交換することで、ユーザからの帯域要求も可能である。
【0007】
しかし、この方式では、ネットワーク側とユーザ側との間で、複雑なプロトコルが必要であり、また、ユーザ側が何を申告すればネットワークが受けつけられるのかを示す情報が欠落しており、ユーザの柔軟な要求に対し適切なサービスを提供することが困難であるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、通信方式に関係しない優先度クラス分けを行うことにより、通信の優先度に応じた対価を設け、自らの転送に必要な伝送路を確保し、送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラスを選択可能とし、情報の重要性等に基づいて、利用する状況に応じ優先度を任意に変更可能とし、特定の優先度クラスを常に利用する契約とする必要がなく、通信コストの最適化を実現した優先度別クラス選択型通信システム及び優先度別クラス選択型通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、優先度に応じたネットワークの利用を行う優先度別クラス選択型通信システムにおいて、前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域をクラス分けすると共に優先度別に分割し、各優先度クラス毎に最大収容ユーザ数を設定し、前記各優先度クラスの前記帯域及び前記最大収容ユーザ数に基づき、最大数のユーザの利用時に使用可能帯域の下限を保証値として設定することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、ユーザ端末とネットワーク制御部とを具備した優先度別クラス選択型通信システムにおける優先度別クラス選択型通信方法において、ユーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始に伴い、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に対し、前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域及び最大収容ユーザ数に応じて分割された各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した前記ネットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に対し前記決定した前記優先度クラスの利用要求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通信を行うことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の優先度別クラス選択型通信システムは、図1を参照しつつ説明すれば、前記ユーザ端末(1)は、他のユーザ端末との情報の送受信開始を検出する検出手段(11)と、前記ネットワーク制御部(2)に対し前記各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行う第一の要求手段(12)と、該要求に基づき前記ネットワーク制御部(2)から受信した前記ネットワーク利用情報及びユーザが有する選択ポリシーに基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定する決定手段(13)と、前記ネットワーク制御部(2)に対し前記決定した前記優先度クラスの利用要求を行う第二の要求手段(15)と、該要求に基づき前記ネットワーク制御部(2)から受信した前記利用可能IDを用いて前記ネットワーク(3)を介し情報の送受信を行う送受信手段(16)とを具備し、前記ネットワーク制御部(2)は、前記ユーザ端末(1)から前記ネットワーク利用情報の要求を受信し、前記ネットワーク利用情報を前記ユーザ端末(1)に送信する転送手段(21)と、前記ネットワーク利用情報の格納及び更新が可能な格納手段(22)と、前記ユーザ端末(1)から前記利用要求を受信し、前記ネットワーク(3)が利用可能な場合に前記利用可能IDを前記ユーザ端末に送信する受付手段と(23)を具備している。
【0012】
[作用]
本発明の優先度別クラス選択型通信システムは、各ユーザは相応の対価を支払うことで、自らの転送に必要な伝送路を確保することが可能となり、送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラスを選択できる。そのため、情報の重要性等に基づいて、利用する状況に応じ優先度を任意に変更することが可能であり、特定の優先度クラスを常に利用する契約とする必要がなく、通信コストの最適化を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
[第1の実施形態]
(1)構成の説明
本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムは、図1に示す如く、コネクション開通トリガ検出部11、情報要求部12、優先度クラス選択部13、ポリシーデータベース14、要求部15、送受信部16を備えたユーザ端末1と、ネットワーク情報転送部21、ネットワークデータベース22、要求受付部23を備えたネットワーク制御部2と、伝送路(ネットワーク)3とから構成されている。
【0015】
上記構成を詳述すると、ユーザ端末1において、コネクション開通トリガ検出部11は、自局のユーザ端末内で送出したいデータが発生した場合にデータ送出のトリガ信号を発生し、送受信開始のトリガとなることを検出する。情報要求部12は、トリガ信号を入力し、ネットワーク3に対し各優先度クラスの利用情報提供を要求し、受信した情報を優先度クラス選択部13へ転送する。優先度クラス選択部13は、情報要求部12から転送されたネットワークの利用状態、及びユーザの持つポリシーデータベース(選択ポリシー)14に従い、どの優先度を選択するかを決定する。
【0016】
要求部15は、優先度クラス選択部13の選択結果を入力し、ネットワーク制御部2に対し優先度クラスの要求を送信し、この応答として、ネットワーク制御部2よりネットワーク内で情報を転送するための利用可能Id値(以下、Id値)を受信する。送受信部16は、要求部15が受信したIdを使用して、ネットワーク3に対し情報の送受を行う。
【0017】
他方、ネットワーク制御部2において、ネットワーク情報転送部21は、ユーザ端末1からのネットワーク利用情報の参照要求を受信し、ネットワーク利用情報をユーザ端末1に送信する。ネットワークデータベース22は、利用情報を格納する。要求受付部23は、ユーザ端末1からの利用要求を受信し、利用可能かどうかの判定を行い、受付を行った場合、ユーザ端末1に対し利用可能IDを引き渡すと共に、ネットワークデータベース22の更新を行う。
【0018】
また、上記ネットワーク制御部2が、ユーザ端末1に提供するネットワーク利用情報の一例は、図2、図3に示す如くであり、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付けられている。
【0019】
また、上記ネットワーク制御部2が有するデータベース情報の一例は、図4、図5に示す如くであり、全帯域幅、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大収容ユーザ数に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付けられている。この場合、図5は、図4の更新後のデータベース情報である。
【0020】
なお、上記構成では、ユーザ端末1とネットワーク制御部2とは、ネットワーク3とは別個に伝送ラインを備えた例を示しているが、後述する第2の実施形態と同様にネットワークを介してユーザ端末がデータの発生によってネットワークの使用に、優先度の選定等を行ってもよい。
【0021】
(2)動作の説明
次に、本発明の実施形態の動作について図1〜図6を参照して詳細に説明する。
【0022】
ユーザ端末1において、他の端末間と情報を送受信する状況が発生した場合、この発生を、コネクション開通トリガ検出部11が検出する。コネクション開通トリガの検出の方法は、キャリアセンス、プロトコルレベルでの送信要求発生に基づく検出、アプリケーションレベルでのトランザクション要求発生に基づく検出等、種々の検出方法が考えられる。
【0023】
コネクション開通トリガ検出部11は、このコネクション開通トリガを検出したという情報を、情報要求部12へ通知する(図6のステップS41)。このトリガ検出情報には、送信アプリケーション・転送情報量等の送信する情報の質を判断するための付加情報が付与されている。
【0024】
ユーザ端末1の情報要求部12は、ネットワーク制御部2が備えるネットワーク情報転送部21に対し、ネットワーク3における各優先度クラスの利用状況を通知する依頼を行う(図6のステップS42)。ネットワーク情報転送部21は、先の要求に従い、ネッワークデータベース22を参照し、この情報を、要求元であるユーザ端末1の情報要求部12へ転送する(図6のステップS401)。
【0025】
ここで、図2に、この時に渡されたネットワーク利用情報を示す。本実施形態では、ネットワークの優先度を3ランクに分けていることとし、優先度が高い順に、優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスとする。各クラスは、仮に、均等に100Mbpsの帯域を有しているが、優先度Aクラスは、最大10ユーザ、優先度Bクラスは、最大100ユーザ、優先度Cクラスは、最大ユーザ数無制限とする。優先度Aクラスは、最小10Mbps保証、優先度Bクラスは、最小1Mbps保証、優先度Cクラスは、保証なしとなる。
【0026】
従って、図2で示されるネットワーク利用情報は、それぞれの最小保証帯域と、現時点での各優先度クラスにおいて個々のユーザが利用可能な帯域が示されている。利用可能帯域は、クラス選択を行うユーザに簡便なように、新たにユーザが加わった時点で、利用できる帯域を示す。具体的には、優先度Bクラスの2Mbpsは次式により算出される。
【0027】
2=100/(49+1) ・・・(A)
ここで、上記(A)式中の「1」は、仮に、このユーザが加わった場合の値を算出するために加算される。
【0028】
上記のネットワーク利用情報を受け取ったユーザ端末1の情報要求部12は、ネットワーク利用情報を優先度クラス選択部13へ転送する。優先度クラス選択部13は、ポリシーデータベース14を参照して、どの優先度クラスを情報転送に使用するかを選択する。
【0029】
ポリシーデータベース14は、例えば、転送情報量、発信アプリケーションの種類等により、時間的緊急性・情報に対するネットワーク使用量の下限・上限等を設定し、適切な優先度クラスを選択するためのポリシーを保持する。このポリシーを元に、優先度クラス選択部13は、送受信について、どの優先度クラスを利用するのかを決定する(図6のステップS43、ステップS44)。
【0030】
次に、どの優先度クラス帯域を使用するかを決定した結果を、優先度クラス選択部13が要求部15へ通知する(図6のステップS45)。ユーザ端末1の要求部15は、ネットワーク制御部2の要求受付部23へ利用要求を送信する。本実施形態では、ポリシーデータベース14に基づき、優先度Bクラスを利用する要求を行うものとする。
【0031】
この時、通信の対向局に関する情報も引き渡す。ユーザ端末1の要求部15は、この情報、つまり優先度Bクラスを使用するという情報を、ネットワーク制御部2の要求受付部23へ転送する。 要求受付部23は、ネットワークデータベース22を参照し、図4に示す情報を得たものとする(図6のステップS402)。
【0032】
図4の情報は、上記図2の情報に全帯域幅及びユーザ数情報が加わったものである。優先度Bクラスが最大ユーザ数に達しておらず、まだ40ユーザへのサービスが可能であるため、この時点では、要求をそのまま受け付け、且つ、ネットワークデータベース22を更新する(図6のステップS403、ステップS404)。仮に受付不可能であれば、受付不能を判定する(図6のステップS405)。図5に、更新後のデータベースを示す。この後に、情報転送要求を行ったユーザは、図3に示す情報を受け取ることになる。
【0033】
ネットワーク制御部2の要求受付部23は、更に、ネットワーク3内において、優先度Bクラスをこのユーザが利用できるように、IDを割り当て(図6のステップS406)、これをユーザ端末1の要求部15に通知する。ネットワーク制御部2の要求受付部23は、同時に、対向局にあるユーザ端末1の要求部15に対しても、同一のIDを割り当て通知する。更に、ネットワーク制御部2の要求受付部23は、ネットワーク3に対し、受付を行ったサービスのコネクションを開通する操作を行う。
【0034】
ユーザ端末1の要求部15は、ネットワーク制御部2側から送信された各信号を受信し(図6のステップS45)、このIDを送受信部16へ渡し、対向する端末間とのデータの送受を、受信したIDを使用しながら実行する(図6のステップS46)。
【0035】
尚、上記実施形態では、同一優先度クラス内で、ユーザが直接優先度クラスを指定する方式例を示したが、ユーザは単に最小保証帯域を指定し、ネットワーク制御部2の要求受付部23がネットワークデータベース22を参照し、適切なクラスを選択する方式としてもよい。
【0036】
以上説明したように、本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信方式は、ネットワーク内の伝送路の特定の帯域をクラス分けした上で優先度別に分割し、各優先度毎に最大収容ユーザ数を設定する。また、各優先度クラスの帯域及び最大収容ユーザ数より、最大数のユーザがフェアシェアで利用した場合に、実際に使用できる帯域の下限を保証値として設定する。また、最大ユーザ数を無限大として、実質的に保証がない優先度クラスも設定が可能とする。
【0037】
各優先度クラスは、固有の課金体系を有しており、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど、単位帯域当たりの単価を高く設定している。ネットワークは、各優先度クラスの利用状態から、その優先度クラスの最小保証値及び利用可能な帯域情報を、リアルタイムに更新し管理している。
【0038】
ネットワークユーザは、ユーザが要求することにより、ネットワークより各優先度クラスの利用情報を入手することが可能である。ユーザの方針により、何れの優先度クラスをどれだけの帯域幅で使用するかを、ネットワークに対して要求し、予約することが可能である。ユーザは、利用した優先度クラス・帯域・時間の積により、使用料を課金される。ネットワークは、各優先度クラスの持つ最大ユーザ数まで収容する。
【0039】
従って、ユーザが、仮に、最小保証帯域を超過する帯域を利用している状況においても、ユーザ数の増加により、逐次、使用帯域が減少することが有り得るが、最小保証帯域を下回ることはなく、優先度クラスに応じたネットワークの利用が保証される。
【0040】
[第2の実施形態]
(1)構成の説明
図7を参照して、本発明の実施形態の優先度別クラス選択型通信システムについて説明する。
【0041】
図7に示すように、図1との相違点は、ユーザ端末1とネットワーク制御部2とは、ネットワーク3を介して相互通信を行う点である。そのために、ユーザ端末1は、送受信部16とネットワーク3との相互の橋渡しの機能を有する端末インターフェース17を有し、ネットワークで指定されているプロトコルに従ってネットワーク3に接続されている。
【0042】
このプロトコルは、OSI参照モデルにおける物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層等でよい。また、ネットワーク制御部2は、ネットワーク3との接続のために、管理部インターフェース25を備えており、ネットワーク情報転送部21と要求受付部23とユーザ端末1との間に管理部インターフェース25をデータの相互通信のために介在している。
【0043】
また、ユーザ端末1には、ディスプレイ19と入出力機能を有する送信データ発生部18とを備え、送信データ発生部18はデータ出力のトリガ信号を発生する。また、コネクション開通トリガ検出部11、情報要求部12、優先度クラス選択部13、ポリシーデータベース14、要求部15、送受信部16はそれぞれ、図1と同様な機能を有している。また、ユーザ端末1がネットワーク3からデータを受信する場合は、端末インターフェース17,送受信部16、コネクション開通トリガ検出部11をそれぞれ通って、送信データ発生部18でディスプレイ19を視認しながら、受信処理を行うことになる。
【0044】
また、ネットワーク制御部2には、ネットワーク情報転送部21、ネットワークデータベース22、要求受付部23と、管理部インターフェース25,ネットワークデータベース22のデータの参照・更新を行う参照・更新部24を備えている。なお、ネットワーク情報転送部21と要求受付部23とは、管理部インターフェース25内に含まれていてもよい。
【0045】
また、伝送路(ネットワーク)3には、通常複数のユーザ端末が接続されており、ユーザ端末4を図示し、その作用・動作はユーザ端末1と同様である。ユーザ端末1及びネットワーク制御部2とは、第1の実施形態によって説明した動作・作用とほぼ同じであるので、重複する説明は、省略する。
【0046】
上記構成を詳述すると、ユーザ端末1において、コネクション開通トリガ検出部11は、自局のユーザ端末1内で送信データ発生部18により送出したいデータが発生した場合に、データ送出のトリガ信号を発生し、送受信開始のトリガとなることを検出する。情報要求部12は、そのトリガ信号を入力し、ネットワーク3に対し、端末インターフェース17を介してネットワーク制御部2に各優先度クラスの利用情報提供を要求する。
【0047】
この際、端末インターフェース17はネットワーク制御部2への通信の場合には、パケットとしてそのヘッダ部に宛先のネットワーク制御部2とそのネットワーク情報転送部21としてその要求を受け入れ、、要求結果の応答により、管理部インターフェース25は、応答パケットのヘッダ部の宛先にユーザ端末2の特定とその情報要求部12としてネットワーク3端末インターフェース17に送出し、受信した情報を優先度クラス選択部13へ転送する。
【0048】
優先度クラス選択部13は、情報要求部12から転送されたネットワーク3の利用状態、及びユーザの持つポリシーデータベース(選択ポリシー)14に従い、どの優先度を選択するかを決定する。
【0049】
要求部15は、優先度クラス選択部13の選択結果を入力し、ネットワーク制御部2に対し優先度クラスの要求を送信し、この応答として、ネットワーク制御部2よりネットワーク内で情報を転送するための利用可能Id値(以下、Id値)を受信する。送受信部16は、要求部15が受信したIdをパレット形式のヘッダ部の送信元領域に埋め込み、ネットワーク3に対し情報の送受を行う。
【0050】
他方、ネットワーク制御部2において、ネットワーク情報転送部21は、ユーザ端末1からのネットワーク利用情報の参照要求を受信し、ネットワーク利用情報をユーザ端末1に送信する。ネットワークデータベース22は、利用情報を格納する。要求受付部23は、ユーザ端末1からの利用要求を受信し、利用可能かどうかの判定を行い、受付を行った場合、ユーザ端末1に対し、利用可能IDを引き渡すと共に、ネットワークデータベース22の更新を行う。
【0051】
また、上記ネットワーク制御部2が、ユーザ端末1に提供するネットワーク利用情報の一例は、図2、図3に示す如くであり、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付けられている。
【0052】
また、上記ネットワーク制御部2が有するデータベース情報の一例は、図4、図5に示す如くであり、全帯域幅、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大収容ユーザ数に対し、例えば3ランクに分けた優先度Aクラス、優先度Bクラス、優先度Cクラスの各々が対応付けられている。この場合、図5は、図4の更新後のデータベース情報である。
【0053】
(2)動作の説明
次に、本発明の実施形態の動作について図2〜図7を参照して詳細に説明する。基本的には、第1の実施形態と同様であるので、重複する説明は省略する。
【0054】
ユーザ端末1において、他の端末、例えばユーザ端末4間と情報を送受信する状況が発生した場合、データ送信発生部18からトリガを発生して、コネクション開通トリガ検出部11が検出する。コネクション開通トリガ検出部11は、このコネクション開通用トリガを検出したという情報を、情報要求部12へ通知する(図6のステップS41)。このトリガ検出情報には、送信アプリケーション・転送情報量等の送信する情報の質を判断するための付加情報が付与されている。
【0055】
ユーザ端末1の情報要求部12は、そのトリガに従って端末インターフェース17に宛先をネットワーク制御部2のネットワーク情報伝送部21としてパケットとして通知し、端末インターフェース17はネットワーク3に送信する。ネットワーク制御部2の管理部インターフェース25はネットワーク3に送出されたパケット中自己宛のパケットを検出し、そのパケットを入力して宛先のネットワーク情報転送部21に送信し、ネットワーク3における各優先度クラスの利用状況を通知する依頼を行う(図6のステップS42)。
【0056】
ネットワーク情報転送部21は、先の要求に従い、ネッワークデータベース22を参照し、この情報を、要求元であるユーザ端末1の情報要求部12へネットワーク3を介して転送する(図6のステップS401)。
【0057】
ここで、図2に、この時に渡されたネットワーク利用情報を示す。本実施形態では、第1の実施形態と同様に処理する。
【0058】
上記のネットワーク利用情報を受け取ったユーザ端末1の情報要求部12は、ネットワーク利用情報を優先度クラス選択部13へ転送する。優先度クラス選択部13は、ポリシーデータベース14を参照して、どの優先度クラスを情報転送に使用するかを選択する。ポリシーデータベース14は、例えば、転送情報量、発信アプリケーションの種類等により、時間的緊急性・情報に対するネットワーク使用量の下限・上限等を設定し、適切な優先度クラスを選択するためのポリシーを保持する。
【0059】
このポリシーは、優先度を最善とするか、低コストを最善とするか、データ品質を最善とするのかなど、ユーザ端末ごとに異なっているので、ユーザが好む考え方によって、例えば、優先度は中庸、低コストは最善、データ品質は最善というようにランク付けして、ポリシーデータベース14に格納しておく。このポリシーを元に、優先度クラス選択部13は、現状のネットワークの利用情報に従ってクラス選択を決定する(図6のステップS43、ステップS44)。
【0060】
次に、どの優先度クラス帯域を使用するかを決定した結果を、優先度クラス選択部13が要求部15へ通知する(図6のステップS45)。ユーザ端末1の要求部15は、優先度クラス帯域の情報をパケット化し、端末インターフェース17及び管理部インターフェース25を介して、ネットワーク制御部2の要求受付部23へ利用要求を送信する。
【0061】
本実施形態では、ポリシーデータベース14に基づき、優先度Bクラスを利用する要求を行うものとする。この時、通信の対向局であるユーザ端末4に関する情報も引き渡す。ユーザ端末1の要求部15は、この情報、つまり優先度Bクラスを使用するという情報を、ネットワーク制御部2の要求受付部23へ転送する。
【0062】
要求受付部23は、ネットワークデータベース22を参照し、図4に示す情報を得たものとする(図6のステップS402)。図4の情報は、上記図2の情報に全帯域幅及びユーザ数情報が加わったものである。優先度Bクラスが最大ユーザ数に達しておらず、まだ規定されるまでに40ユーザへのサービスが可能であるため、この時点では、要求をそのまま受け付け、且つ、要求受付部23から通知されたユーザ端末1が優先度Bクラスでネットワーク3を使用する旨を、参照・更新部24を介して、ネットワークデータベース22に格納して今まで不使用だった内容を更新する(図6のステップS403、ステップS404)。
【0063】
仮に受付不可能であれば、受付不能を判定する(図6のステップS405)。図5に、更新後のデータベースを示す。この後に、情報転送要求を行ったユーザは、図3に示す情報を受け取ることになる。
【0064】
ネットワーク制御部2の要求受付部23は、更に、ネットワーク3内において、優先度Bクラスをこのユーザが利用できるように、IDを割り当て、これをユーザ端末1の要求部15に通知する。ネットワーク制御部2の要求受付部23は、同時に、対向局のユーザ端末4内にある要求部に対しても、同一のIDを割り当て通知する。更に、ネットワーク制御部2の要求受付部23は、ネットワーク3に対し、受付を行ったサービスのコネクションを開通する操作を行う。
【0065】
ユーザ端末1の要求部15は、このIDを送受信部16へ渡し、端末インターネット17を介して、対向するユーザ端末4間とのデータの送受を実行する(図6のステップS406)。
【0066】
尚、上記実施形態では、同一優先度クラス内で、ユーザが直接優先度クラスを指定する方式例を示したが、ユーザは単に最小保証帯域を指定し、ネットワーク制御部2の要求受付部23がネットワークデータベース22を参照し、適切なクラスを選択する方式としてもよい。また、データ送信元が優先度等のクラス選択を決定したとしても、対向するユーザ端末が、1ランク上の優先度クラスを求めてきた場合もあり、このような場合のために、ネゴシエーション機能をネットワーク制御部2内に設けてもよい。
【0067】
以上説明したように、本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信方式は、ネットワーク内の伝送路の特定の帯域をクラス分けした上で優先度別に分割し、各優先度毎に最大収容ユーザ数を設定する。また、本実施形態では、ネットワークに接続するだけで、ネットワーク制御部のネットワーク3におけるサービスを受けられるので、ネットワークシステムの拡張等の時に効果的である。
【0068】
また、ネットワークユーザは、ユーザが要求することにより、ネットワークより各優先度クラスの利用情報を入手することが可能である。ユーザのポリシーによる方針により、何れの優先度クラスをどれだけの帯域幅で使用するかを、ネットワークに対して要求し、予約することが可能である。ユーザは、利用した優先度クラス・帯域・時間の積により、使用料を課金される。ネットワークは、各優先度クラスの持つ最大ユーザ数まで収容する。
【0069】
従って、ユーザが、仮に、最小保証帯域を超過する帯域を利用している状況においても、ユーザ数の増加により、逐次、使用帯域が減少することが有り得るが、最小保証帯域を下回ることはなく、優先度クラスに応じたネットワークの利用が保証される。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ユーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始に伴い、ユーザ端末からネットワーク制御部に対し、ネットワーク内の伝送路の特定の帯域及び最大収容ユーザ数に応じて分割された各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づきユーザ端末がネットワーク制御部から受信したネットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、ユーザ端末からネットワーク制御部に対し、決定した優先度クラスの利用要求を行い、該要求に基づきユーザ端末がネットワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通信を行うと共に、各優先度クラスは、固有の課金体系を有し、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど単位帯域当たりの単価を高く設定しているため、下記のような効果が得られる。
【0071】
各ユーザは相応の対価を支払うことで、自らの転送に必要な伝送路を確保することが可能となり、送信時にポリシーに従って、使用する優先度クラスを選択できるため、情報の重要性等に基づいて、利用する状況に応じ優先度を任意に変更することが可能であり、特定の優先度クラスを常に利用する契約とする必要がなく、通信コストの最適化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムのネットワーク制御部がユーザ端末に提供するネットワーク利用情報の一例を示す説明図である。
【図3】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムのネットワーク制御部がユーザ端末に提供するネットワーク利用情報の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムのネットワーク制御部が有するデータベース情報の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムのネットワーク制御部が有するデータベース情報の一例を示す説明図である。
【図6】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムのユーザ端末側処理及びネットワーク制御部側処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態の優先度クラス選択型通信システムの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 ネットワーク制御部
3 ネットワーク
11 コネクション関連トリガ検出部
12 情報要求部
13 優先度クラス選択部
14 ポリシーデータベース
15 要求部
16 送受信部
21 ネットワーク情報転送部
22 ネットワークデータベース
23 要求受付部
Claims (6)
- 優先度に応じたネットワークの利用を行う優先度別クラス選択型通信システムにおいて、
前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域をクラス分けすると共に優先度別に分割し、各優先度クラス毎に最大収容ユーザ数を設定し、前記各優先度クラスの前記帯域及び前記最大収容ユーザ数に基づき、最大数のユーザの利用時に使用可能帯域の下限を保証値として設定することを特徴とする優先度別クラス選択型通信システム。 - 前記各優先度クラスは、固有の課金体系を有し、収容ユーザ数を制限する優先度クラスほど単位帯域当たりの単価を高く設定することを特徴とする請求項1に記載の優先度別クラス選択型通信システム。
- 他のユーザ端末との送受信開始に伴い、前記各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づき入手した前記ネットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、決定した前記優先度クラスの利用要求を行い、該要求に基づき入手した利用可能IDを用いて通信を行うユーザ端末と、
前記ユーザ端末からの前記ネットワーク利用情報の要求に基づき、前記ネットワーク利用情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末からの前記利用要求に基づき、前記利用可能IDを前記ユーザ端末に送信するネットワーク制御部とを具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の優先度別クラス選択型通信システム。 - 前記ユーザ端末は、他のユーザ端末との情報の送受信開始を検出する検出手段と、前記ネットワーク制御部に対し前記各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行う第一の要求手段と、該要求に基づき前記ネットワーク制御部から受信した前記ネットワーク利用情報及びユーザが有する選択ポリシーに基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定する決定手段と、前記ネットワーク制御部に対し前記決定した前記優先度クラスの利用要求を行う第二の要求手段と、該要求に基づき前記ネットワーク制御部から受信した前記利用可能IDを用いて前記ネットワークを介し情報の送受信を行う送受信手段とを具備し、
前記ネットワーク制御部は、前記ユーザ端末から前記ネットワーク利用情報の要求を受信し、前記ネットワーク利用情報を前記ユーザ端末に送信する転送手段と、前記ネットワーク利用情報の格納及び更新が可能な格納手段と、前記ユーザ端末から前記利用要求を受信し、前記ネットワークが利用可能な場合に前記利用可能IDを前記ユーザ端末に送信する受付手段とを具備することを特徴とする請求項3に記載の優先度別クラス選択型通信システム。 - 前記各優先度クラスは、全帯域幅、最小保証帯域幅、利用可能帯域幅、最大収容ユーザ数に対応付けて設定されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の優先度別クラス選択型通信システム。
- ユーザ端末とネットワーク制御部とを具備した優先度別クラス選択型通信システムにおける優先度別クラス選択型通信方法において、
ユーザ端末と他のユーザ端末との間の情報の送受信開始に伴い、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に対し、前記ネットワーク内の伝送路の特定の帯域及び最大収容ユーザ数に応じて分割された各優先度クラスのネットワーク利用情報の要求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した前記ネットワーク利用情報に基づき、何れの優先度クラスを選択するかを決定し、前記ユーザ端末から前記ネットワーク制御部に対し前記決定した前記優先度クラスの利用要求を行い、該要求に基づき前記ユーザ端末が前記ネットワーク制御部から受信した利用可能IDを用いて通信を行うことを特徴とする優先度別クラス選択型通信方法。
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