JPH10334620A - 記録媒体の再生装置、記憶媒体の記録再生装置、記録媒体の書き込み装置、エラー訂正回路、エラー訂正符号生成方法、データ転送のエラー訂正方法、記憶媒体および記録媒体 - Google Patents

記録媒体の再生装置、記憶媒体の記録再生装置、記録媒体の書き込み装置、エラー訂正回路、エラー訂正符号生成方法、データ転送のエラー訂正方法、記憶媒体および記録媒体

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JPH10334620A
JPH10334620A JP14414897A JP14414897A JPH10334620A JP H10334620 A JPH10334620 A JP H10334620A JP 14414897 A JP14414897 A JP 14414897A JP 14414897 A JP14414897 A JP 14414897A JP H10334620 A JPH10334620 A JP H10334620A
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JP14414897A
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English (en)
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Kosuke Nakai
康介 中井
Takuji Nishitani
卓史 西谷
Soichi Isono
聡一 磯野
Hitoshi Ogawa
仁 小川
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Masatoshi Nishina
昌俊 仁科
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録装置のユーザデータの容量を低減させるこ
となく、ECC回路が引き起こす誤訂正に対する検出能
力を高め、高信頼なユーザデータの記録および再生動作
を実現する。 【解決手段】 ユーザデータのシンボル毎に、論理セク
タ番号および物理セクタ番号に対応するビットを、ダミ
ーデータとして付加し、セクタ単位でECCを生成し、
ダミーデータを除くユーザデータとECCとからなるデ
ータを、磁気ディスクに記憶させる。再生時には、シン
ボル毎のユーザデータに、生成時に付加したダミーデー
タと同一のダミーデータをそれぞれ付加し、ECCにし
たがって、生じているエラーを検出し、エラーを訂正す
る。訂正後、ダミービットにエラーが発生した場合に
は、誤訂正であると判断し、その旨をホストに通知す
る。また、誤訂正が検出されないときには、訂正された
後のユーザデータを、ホストに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体(特に、
ディスク型記録媒体)からの情報読み出し時におけるエ
ラー検出処理に適したECC制御方法および装置、更に
はこれを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストから転送されるユーザデータ(情
報データ)を記録媒体に記録した後に再生する際、様々
な要因により再生データにエラーが発生する場合があ
る。高信頼なデータ転送を実現するために従来から記録
するユーザデータにECCパリティ部を付加して記録す
る手法がとられている。このECCパリティ部とは、記
録データの再生時にエラーが発生した際に、エラー検
出、エラー訂正するための情報を効率良くパックしたも
のである。
【0003】このECCパリティ部を算出する手法とし
ては、近年、リードソロモン符号に代表される複数のエ
ラーを検出、訂正可能なエラー訂正符号が広く利用され
ている。
【0004】リードソロモン符号は、非2元のBCH符
号の一種であり、シンボルを単位としてエラー訂正する
ため、磁気ディスク装置などのバーストエラーが発生す
る記録装置に適している。ここで、シンボルとはリード
ソロモン符号で訂正する際の最小ブロック単位のことを
示し、複数ビットから構成される。
【0005】ところで、このリードソロモン符号を用い
てエラー検出およびエラー訂正する場合、発生したエラ
ー数が、エラー訂正符号の訂正可能なエラー数を超えて
いるとき、ある確率で誤訂正を引き起こす。誤訂正と
は、エラー訂正符号の訂正能力を超えたエラーが発生し
た際、本来、エラー検出にとどまり、訂正不能エラー発
生と判定するところを、誤って正常なデータ(期待値)
以外の誤ったデータに訂正してしまう現象を示す。
【0006】この現象により、リードソロモン符号によ
るエラー検出および訂正手段だけでは、記録装置のデー
タ記録再生に関する信頼性が維持できず、他のエラー検
出(もしくは、 エラー訂正)手段を併用するシステム
が一般的に利用されている。
【0007】例えば、ホストからのユーザデータにCR
C等のエラー検出符号によるCRCパリティ部を付加
し、このユーザデータとCRCパリティ部とを一つのデ
ータブロックとして、リードソロモン符号化する。すな
わち、ECCパリティ部を算出し、かつ、ユーザデータ
+CRCパリティ部の後部にECCパリティ部を付加
し、一緒に記録媒体に記録する。
【0008】そして、ユーザデータを再生する際、エラ
ーが検出され、リードソロモン符号により再生データの
エラー訂正が終了した後、CRCパリティ部により、該
エラー訂正が正常に行われかどうか検証する手法が用い
られている。このようにエラー訂正符号が引き起こした
誤訂正をCRCにより検出する手段は、特開平2−42
688号公報、または、特開平4−259968号公報
に記載されている。
【0009】ここで、磁気ディスク装置を例にとり、ユ
ーザデータの記録再生に関して従来の技術を詳細に説明
する。まず、磁気ディスク装置の構成例について簡単に
述べ、次にユーザデータの記録動作について説明し、最
後にユーザデータの再生動作について説明する。
【0010】図17は磁気ディスク装置の従来例を概略
ブロック図で示したものである。図17において、磁気
ディスク810は磁気ヘッド811によりユーザデータ
が記録または再生されるディスク型記録媒体である。磁
気ヘッド811は、リード/ライト制御回路812を介
してエンコーダ/デコーダ813に接続されている。ま
た、磁気ディスク810および磁気ヘッド811は、サ
ーボ制御回路814の出力信号により回転制御および位
置制御がなされる。このサーボ制御回路814は中央処
理装置(CPU)815との間で双方向の信号の送受を
行い、CPU815の命令に従って磁気ディスク810
および磁気ヘッド811を制御する。このCPU81
5、エンコーダ/デコーダ813およびデータバッファ
816は、ハードディスクコントローラ(HDC)81
7にそれぞれ接続されている。
【0011】HDC817は、磁気ディスク810への
ユーザデータの記録および再生全般を制御するための部
分であり、本例ではHDC817を集積回路(IC)で
構成している。このHDC817はバッファ制御部81
8と、CPU入出力制御部819と、ドライブ制御部8
20と、ホストインタフェース制御部825とを有して
いる。
【0012】図17を用いて、 ホストからのユーザデ
ータの記録動作について説明する。図17において、上
位装置のホスト(図示せず)は、磁気ディスク810に
記録したいユーザデータおよび磁気ディスク810上の
格納場所(論理CCHS)をホストインタフェース82
6を介してホストインタフェース制御部825に送信す
る。論理CCHSとは、ホストが管理する磁気ディスク
上のユーザデータの記録場所を示し、シリンダ番号、ヘ
ッド番号、セクタ番号などの情報を含む。ただし、この
論理CCHSは、実際の磁気ディスク810上に記録す
るアドレス(物理CCHS)とは異なるのが一般的であ
り、後で、CPU815等により論理CCHSから物理
CCHSへの変換作業が必要である。ホストインタフェ
ース制御部825は、データバス832、CPU入出力
制御部819およびデータバス836を介して、CPU
815に論理CCHSを送信する。
【0013】また、該ユーザデータはデータバス83
3、バッファ制御部818およびデータバス827を介
してデータバッファ816に送信される。さらに該ユー
ザデータはデータバス827、バッファ制御部818お
よびデータバス828を介してドライブ制御部820に
送信される。
【0014】また、CPU815はホストインタフェー
ス制御部825から受信した論理CCHSを物理CCH
Sに変換して、データバス864を介して、ドライブ制
御部820に物理CCHSを送信する。
【0015】ドライブ制御部820は、該ユーザデータ
に対して、CRC回路835によりCRCパリティ部を
付加し、さらに、ECC回路830によりECCパリテ
ィ部を付加する。該ユーザデータ+CRCパリティ部+
ECCパリティ部は、データバス829を介してエンコ
ーダ/デコーダ813に送信され、ドライブ制御部82
0の制御により磁気ディスク810上の物理CCHSで
示された場所に記録される。このようにして、ユーザデ
ータの記録動作を実現する。
【0016】次に、ホストへのユーザデータの再生動作
について説明する。ホストは、磁気ディスク810から
再生したいユーザデータの論理CCHSをホストインタ
フェース826を介してホストインタフェース制御部8
25に送信する。ホストインタフェース制御部825
は、データバス832、CPU入出力制御部819およ
びデータバス836を介して、CPU815に論理CC
HSを送信する。
【0017】CPU815は、ホストインタフェース制
御部825から受信した論理CCHSを物理CCHSに
変換して、データバス864を介して、該物理CCHS
をドライブ制御部820に送信する。ドライブ制御部8
20の制御により磁気ディスク810上の物理CCHS
で示された場所のユーザデータ+CRCパリティ部+E
CCパリティ部が磁気ヘッド811、リード/ライト制
御回路812、エンコーダ/デコーダ813、データバ
ス829を介してドライブ制御部820に送信される。
ドライブ制御部820は、該ユーザデータ+CRCパリ
ティ部をデータバス828、バッファ制御部818およ
びデータバス827を介してデータバッファ816に送
信するとともに、ECC回路830を制御して、該ユー
ザデータ+CRCパリティ部+ECCパリティ部にエラ
ーが含まれるかを検出する。
【0018】ECC回路830によりエラーが検出され
た場合、引き続きエラー訂正処理を行い、算出されたエ
ラー位置およびエラー値を元に、データバス834、バ
ッファ制御部818およびデータバス827を介して、
データバッファ816に格納している該ユーザデータ+
CRCパリティ部のうち対応するエラーデータを訂正す
る。また、ECC回路830によりエラー訂正処理が終
了すると、すぐにCRC回路835によりCRCパリテ
ィ部を利用してエラー訂正結果を検証する。該検証によ
りECC回路830が誤訂正したかどうかを判定でき
る。ECC回路830において、訂正が成功し、かつ、
CRC回路835でECC回路830の誤訂正が検出さ
れなければ、訂正は成功したと判定する。
【0019】ECC回路830およびCRC回路835
により該ユーザデータが補償されると、データバッファ
816に一時格納してある該ユーザデータ+CRCパリ
ティ部のうちユーザデータのみがデータバス827、バ
ッファ制御部818およびデータバス833を介してホ
ストインタフェース制御部825に送られる。ホスト
は、ホストインタフェース制御部からホストインタフェ
ース826を介して該ユーザデータを受信する。このよ
うにして、ユーザデータの再生動作を実現する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録装置に
おけるユーザデータ再生時の信頼性向上に対する要求は
強まっており、また、高密度記録化に伴なうユーザデー
タの記録/再生時のエラー発生率の増加や、再生ユーザ
データ転送速度の増加にも伴って、エラー訂正回路が引
き起こす誤訂正に対する検出能力の高性能化が望まれて
いる。
【0021】磁気ディスク装置では、前述のように、一
般的にECC回路の誤訂正をCRC回路により検出して
データの信頼性を高めているが、このCRC回路による
検出能力を挙げる為には、データに付加するCRCパリ
ティ部の量を増やさなければならない。該CRCパリテ
ィ部は、磁気ディスク上に記録されるので、該CRCパ
リティ部の増大は磁気ディスクのユーザデータの記憶容
量を低下させる原因となる。
【0022】また、CRCによる検出演算は、ECC回
路の訂正終了後に開始する為、誤訂正を検出するまで
に、訂正終了後から一定の演算時間を必要とする。これ
は、高速に再生データをホストへと転送する際のオーバ
ーヘッドとなり問題である。
【0023】ところで、高信頼な再生データの転送を実
現するためには、ECC回路の引き起こす誤訂正だけで
なく、期待される論理セクタ番号や物理セクタ番号に対
応するデータが実際に磁気ディスクから再生されている
かということも検証する必要がある。当該検証手段とし
ては、磁気ディスクへの情報記録量を低下させず、しか
も、再生データ転送のスループットを下げないような手
段が望まれる。
【0024】そこで、本発明の目的は、ユーザデータの
記録容量を低下させることなく、ECC回路が引き起こ
す誤訂正に対する検出能力を高め、ユーザデータの記録
および再生動作を、さらに高信頼に実現する記録媒体の
再生装置、記録媒体の書き込み装置、エラー訂正回路、
データ転送のエラー訂正方法を提供することにある。
【0025】また、本発明の他の目的は、 より高速な
誤訂正の検出が行える記録媒体の再生装置、記録媒体の
書き込み装置、エラー訂正回路、データ転送のエラー訂
正方法を提供することにある。
【0026】さらに、本発明の他の目的は、HDC内部
での物理CCHSもしくは論理CCHSを利用して行わ
れるユーザデータの記録および再生動作において、高速
かつ高信頼を実現する記録媒体の再生装置、記録媒体の
書き込み装置、エラー訂正回路、データ転送のエラー訂
正方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、情報データに、当該情報データのあらか
じめ定めたビット数毎にあらかじめ定めたダミーデータ
を付加した場合の、上記あらかじめ定めたビット数の情
報データおよび上記ダミーデータから構成されるシンボ
ルについて、あらかじめ定めた個数のシンボルからなる
ブロック毎にエラー訂正符号を生成し、上記ダミーデー
タを除く上記情報データと上記エラー訂正符号とからな
るデータが記録されている記録媒体の再生装置であっ
て、上記記録媒体に記録されたデータを読み出す読み出
し手段と、上記読み出し手段により読み出されたデータ
の、上記シンボル毎の情報データに上記あらかじめ定め
たダミーデータと同じダミーデータをそれぞれ付加し、
上記読み出し手段により読み出されたデータのエラー訂
正符号にしたがって、生じているエラーを検出する検出
手段と、上記検出手段によってエラーが検出された場合
に、上記エラー訂正符号を用いて、当該情報データのエ
ラーを訂正する訂正手段と、上記検出手段で付加された
ダミーデータにエラーが生じている場合に、誤訂正が起
こったと判断する誤訂正検出手段と、上記訂正手段によ
って訂正された後の情報データを、外部に出力する出力
手段と、上記誤訂正検出手段により誤訂正と判断された
ときに、その旨を外部に通知する通知手段とを備える。
【0028】一般に、1シンボルを、mビットとしたと
きに、エラー訂正符号(ECC)を付加した場合に、エ
ラー訂正が可能なデータ(ユーザデータ+ECCパリテ
ィ部)の容量は、理論値2m―1(シンボル)で表すこ
とができる。このため、1シンボルのビット数が長いほ
ど、エラー訂正可能なデータの容量が大きくなる。本発
明においては、あらかじめ定めたビット数のシンボル
毎に、あらかじめ定めたダミービットを付加してエラー
訂正符号を生成するため、シンボルのビット数が擬似的
に大きくなり、これにより、エラー訂正可能なデータ容
量を大きくすることができる。例えば、従来は、1シン
ボル8ビットとしたときに、28―1=255バイトの
データしかカバーすることができなかったので、1セク
タ(512バイト)を1つのECCパリティ部ではカバ
ーできないので、1セクタのデータを3分割してそれぞ
れECCパリティ部を付加する必要があった。本発明に
おいては、例えば、ダミービットを2ビットとすること
により、1シンボル10ビットとすることができるの
で、1023バイトまでカバーできるので、セクタを3
分割する必要がなく、1セクタ毎にECCパリティ部を
付加することができ、より多くのデータを記憶させるこ
とができる。この場合、ダミービットは、あらかじめ定
めておくことにより、記録媒体に記録せずに、読みだし
時に、同一のダミービットを付加することができ、ダミ
ービットにより、ユーザデータの記録容量が低下するこ
とはない。また、この場合、上記誤訂正検出手段は、上
記ダミーデータにエラーが生じている場合に、ダミーデ
ータは、記録していないのでエラーが発生することはな
いはずであるので、誤訂正が起こったと判断することが
できる。このため、誤訂正に対する検出能力を高めるこ
とができる。さらに、本発明では、CRCによるエラー
訂正符号を付加したエラー検出を行わなくても、ダミー
データのエラー検出により誤訂正を検出することができ
るので、CRCを用いている従来に比べて、より高速に
誤訂正を行うことができ、CRCによるエラー訂正符号
分のデータ容量を増加させることができる。
【0029】また、上記エラー訂正符号を生成する生成
手段と、上記ダミーデータを除く上記情報データと上記
エラー訂正符号とからなるデータを記録媒体に書き込む
書き込み手段とをさらに有するようにしてもよい。
【0030】また、上記ダミーデータを、上記すべての
シンボルで同一の値とすることにより、ダミーデータを
簡単に付加することができる。さらに、上記書き込み手
段および上記検出手段は、少なくとも1つのシンボルの
上記ダミーデータの一部もしくは全ての値を、上記ブロ
ックの上記記録媒体における書き込み位置を示す識別情
報とし、上記誤訂正検出手段は、上記ダミーデータの上
記識別情報にエラーが生じている場合をさらに検出し、
上記通知手段は、上記誤訂正検出手段により、上記ダミ
ーデータの上記識別情報にエラーが生じている場合が検
出されたときに、その旨をさらに通知することができ
る。識別情報にエラーが生じている場合には、読み出し
位置が、指示された読み出し位置と異なる可能性がある
ので、このような読み出し位置間違いによるエラーを検
出することができる。
【0031】さらに、上記識別情報を、上記記録媒体に
おけるブロックの実際の書き込み位置を示す物理情報に
したり、上記上位装置によって指示される、上記ブロッ
クの論理的な書き込み位置を示す論理情報にしたり、も
しくは、物理情報および論理情報とするようにしてもよ
い。
【0032】
【発明の実施の形態】まず、本発明の第1の実施の形態
について説明する。
【0033】図2に、本実施の形態における磁気ディス
ク装置の構成例を示す。
【0034】図2において、磁気ディスク10は磁気ヘ
ッド11によりユーザデータが記録または再生されるデ
ィスク型記録媒体である。磁気ヘッド11は、リード/
ライト制御回路12を介してエンコーダ/デコーダ13
に接続されている。また、磁気ディスク10および磁気
ヘッド11は、サーボ制御回路14の出力信号により回
転制御および位置制御がなされる。このサーボ制御回路
14は中央処理装置(CPU)15との間で双方向の信
号の送受を行い、CPU15の命令に従って磁気ディス
ク10および磁気ヘッド11を制御する。このCPU1
5、エンコーダ/デコーダ13およびデータバッファ1
6は、ハードディスクコントローラ(HDC)17にそ
れぞれ接続されている。
【0035】HDC17は、磁気ディスク10へのユー
ザデータの記録および再生全般を制御するための部分で
あり、本例ではHDC17を集積回路(IC)で構成し
ている。このHDC17はバッファ制御部18と、CP
U入出力制御部19と、ドライブ制御部20と、ホスト
インタフェース制御部25とを有している。
【0036】本実施の形態において、従来の磁気ディス
ク装置と異なる部分は、ECC回路30の構成および機
能である。ここで、本実施の形態では図17で示した従
来の磁気ディスク装置の構成例にあったCRC回路を削
除している。 これは、本実施の形態では、ECC回路
30自身にエラー訂正結果を検証する手段を備えている
為、同種の機能を実現するCRC回路を備えなくてもエ
ラー訂正結果を検証することができるからである。もち
ろん、本発明で示される訂正結果検証手法と、CRC回
路が有する訂正結果検証手法とを併用するような磁気デ
ィスク装置としてもよい。このように複数の訂正結果検
証手法を備える磁気ディスク装置の構成は、より高信頼
なデータ転送が望まれるケースに好適である。
【0037】以下、本実施の形態の要部であるECC回
路30の動作を詳細に説明する。
【0038】図3に、本実施の形態で用いるエラー訂正
符号の構造を示す。当該エラー訂正符号はシンボル長が
10ビットで、情報部が512シンボル、ECCパリテ
ィ部が24シンボルのリードソロモン符号を用いる。た
だし、情報部の各シンボルは、ホストから送信されたユ
ーザデータを、あらかじめ定めた8ビット毎のブロック
に区切ったそれぞれのバイトデータ(ユーザビット38
1と呼ぶ)の上位に2ビットのダミービット380を付
加し、10ビットシンボルとして構成したものである。
当該構成のシンボルを用いてECCパリティ部383を
算出する。算出方法は、従来から用いられているリード
ソロモン符号の生成方法に従う。この作業をエンコード
を呼ぶことにする。
【0039】ここで、ダミービットの値は例えば”1
1’などの固定値等が挙げられる。ダミービットの値を
どのように設定しようと本質的な問題はない。ダミービ
ットは固定値でなくても構わない。重要なのは、エラー
訂正符号を生成する際に付加したダミービットと同じ値
を、磁気ディスク装置から読みだしてエラー訂正する時
にもそれぞれの8ビットのユーザビットに付加すること
である。
【0040】また、算出されるECCパリティ部にはダ
ミービットはなく、10ビット全てがパリティビットを
表す。この符号を用いて、エラー訂正することにより、
ランダムな12シンボルまでのエラーを訂正可能であ
る。ところで、本実施の形態では磁気ディスクのリード
/ライト制御回路部分でラン長制限符号として16−1
7符号の使用を想定している。この場合、再生データの
エラーは必ず、16ビット単位のバーストエラーとして
発生する。このエラー発生傾向に対して効率よくエラー
訂正するために、本実施の形態ではユーザデータ部分を
16ビットの約数である8ビット単位で切り分けてエン
コードしている。
【0041】次に、ハードウェアによるエラー訂正符号
のエンコード手法を説明する。
【0042】図4に、本実施の形態におけるHDC17
内のECC回路30の概要ブロック図を示す。図4に示
すECC回路30には、ホストからのデータと磁気ディ
スク10から読み出したデータとが受信データ130と
して入力される。エンコードには、図4に示すように、
8ビットのデータに2ビットのダミービットを付加して
10ビット変換する8→10ビットパラレル変換器14
1と、エラー訂正符号を生成するエンコーダエンジン1
32と、10ビットブロックのエラー訂正符号を8ビッ
トブロックに変換する10→8ビットパラレル変換器1
34と、入力した2つのデータのうちいずれかを選択す
るセレクタ139とを用いる。
【0043】図4において、ホストからのユーザデータ
(図3に示すユーザビット381部)はデータバス13
0から、8ビット毎に入力される。512バイトのユー
ザデータがすべて入力されるまで、セレクタ139は、
ユーザデータをそのまま出力させるため、データバス1
31を介して入力されたデータを選択し、出力データバ
スから512バイトのユーザデータを8ビット毎に送信
する。ここで、情報部については、ユーザデータだけが
磁気ディスク10に記録され、情報部のダミービットは
磁気ディスク10には記録されない。
【0044】その後、セレクタ139は、エラー訂正符
号を出力させるために、データバス138から入力され
たデータを選択し、データバス138経由で送られるE
CCパリティ部を8ビット毎に出力データバスから出力
する。このECCパリティ部は、8→10ビットパラレ
ル変換器141、エンコーダエンジン132および10
→8ビットパラレル変換器134を用いてエンコードさ
れたものである。
【0045】つぎに、このエンコードの手順を説明す
る。
【0046】8→10ビットパラレル変換器141は、
データバス130から入力される8ビットの入力情報を
10ビットに変換して、データバス146を介してエン
コーダエンジン132へ送信する。すなわち、ホストか
ら送信された8ビット単位のユーザデータに2ビットの
ダミービットを付加して、10ビットシンボルとしてエ
ンコーダエンジン132に送信する。本実施の形態では
付加するダミービットの値は、すべてのシンボルに対し
て’11’に固定する。
【0047】エンコーダエンジン132は、データバス
146を介して10ビットに変換された情報部を10ビ
ット毎に受信し、エンコードを行い、算出されたECC
パリティ部を10ビット毎にデータバス133を介して
10→8ビットパラレル変換器134に送信する。
【0048】図5に、エンコーダエンジン132の機能
ブロック図を示す。また、図6に、エンコーダエンジン
132の状態遷移図を示す。この図5および図6を用い
てエンコーダエンジン132の動作を説明する。
【0049】図6において、エンコーダエンジン132
は、まず”000”アイドル状態300となり、上位か
らエンコーダスタートの信号がイネイブルになるまで、
当該状態を保持する。ここで、上位とはドライブ制御部
20などECC回路30を制御するブロックをさす。上
位からのエンコーダスタート信号がイネイブルになる
と、”001”初期化状態301に遷移し、図5中のシ
フトレジスタ330、331、332、333、33
4、335および336等を’0’にリセットする。こ
こで、図5では省略されているが本実施の形態で採用し
たエラー訂正符号を生成するには合計24個の10ビッ
トシフトレジスタが必要となる。
【0050】初期化後、次のサイクルにおいて”01
0”情報部リード状態302に遷移する。当該状態で
は、図5に示すデータバス146を介して情報部を10
ビット毎に受信しながら、フィードバック乗算回路33
8によりエンコード演算を行い、前述の24個の10ビ
ットレジスタを更新する。この動作を情報部の最終シン
ボルまで続ける。
【0051】512シンボルの情報部全てが、エンコー
ダエンジン132に入力されると、図6において状態
は”010”から”011”パリティ部掃き出し状態3
03に遷移する。当該状態では、データバス133を介
して、前述の24個のシフトレジスタ(シフトレジスタ
330、331、332、333、334、335、3
36に代表される)の内容を10ビットずつ出力する。
【0052】この時、図4に示す10→8ビットパラレ
ル変換器134からのウエイト信号がコントロールバス
153を介してイネイブルになると、図6において”1
00”ウェイト状態に1サイクルだけ遷移し、次サイク
ルで、また”011”パリティ部掃き出し状態303に
遷移し、ECCパリティ部の掃き出しを続行する。この
ようにウエイト信号が10→8ビットパラレル変換器1
34から送信される理由については、後述する10→8
ビットパラレル変換器134の動作説明後に説明する。
【0053】全てのECCパリティ部の掃き出しを完了
すると、図6において”011”から”000”アイド
ル状態300に遷移しエンコードを完了する。
【0054】次に10→8ビットパラレル変換器134
の動作を説明する。図7に、図4中の10→8ビットパ
ラレル変換器134の機能ブロック図を示す。図7にお
いて、10→8ビットパラレル変換器134は2段の1
0ビットシフトレジスタ225および226と、セレク
タA222と、セレクタA222を制御するコントロー
ラA220とを備える。
【0055】図7において、データバス133を介して
10ビットのECCパリティ部シンボルが入力される
と、まず、シフトレジスタ226に格納され、次のサイ
クルでデータバス224を介してシフトレジスタ225
に格納される。同時に、シフトレジスタ226は、デー
タバス133を介して次の10ビットECCパリティ部
シンボルを格納する。セレクタA222は、シフトレジ
スタ225および226の合計20ビットより、順番に
8ビットずつを選択し、データバス138を介して送信
する。すなわち、生成されたECCパリティ部は、10
ビットであり、実際にディスク装置に記録する際には、
8ビットのブロックにする必要があるので、10ビット
ずつデータバス133から受信されるECCパリティ部
シンボルを、先頭から8ビットずつに分割しなおして、
データバス138に送信するように動作する。
【0056】ここで、10→8ビットパラレル変換器1
34は,送信ビット数が8ビットであるのに対して、受
信ビット数は10ビットと多量であるので、単一のクロ
ックサイクルで動作させる場合、ある間隔で10ビット
受信情報を一時停止させて、その間も8ビットの情報を
送信し続けることにより、受信と送信の情報量の差を吸
収する仕掛けが必要となる。このため、コントローラA
220は、セレクタA222をコントロールバス221
を介して制御するとともに、ある一定の間隔でコントロ
ールバス153を介して、エンコーダエンジン132に
対してウエイト信号をイネイブルにすることにより受信
を一時停止させるように動作する。すなわち、ウェイト
信号がコントロールバス153からエンコーダエンジン
132にイネイブルになった場合、エンコーダエンジン
はECCパリティ部の送信を一時停止させる。
【0057】つぎに、コントローラA220の動作につ
いて、図8に示すコントローラA220の状態遷移図を
用いて詳細に説明する。また、図7におけるシフトレジ
スタ225および226のビットから、図8に示すそれ
ぞれの状態において、セレクタAがどのように8ビット
を選択するかを、表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】ただし、表1中では、以下の記号を用い
る。図7において10ビットシフトレジスタ226の各
ビットの内容を上位から順に、R30、R31、R3
2、R33、R34、R35、R36、R37、R3
8、R39とする。また、10ビットシフトレジスタ2
25の各ビットの内容を上位から順に、R20、R2
1、R22、R23、R24、R25、R26、R2
7、R28、R29とする。各状態において、データ出
力は表1に示すように、出力される。
【0060】図8において、”000”のアイドル状態
260を保持し、ECCパリティ部の送信が開始される
と、”001”情報出力1状態261に遷移する。次の
クロックサイクルで、 ”010”情報出力2状態26
2に遷移し、同様に、 ”011“情報出力3状態26
3、そして”100“の情報出力4状態264へと遷移
する。これらの状態では、コントロールバス153から
出力されるウェイト信号はディスエイブルとする。”1
00“情報出力4状態264からは、次のクロックサイ
クルで、 ”101”の休止状態265へと遷移し、こ
の時、コントロールバス153を介してウェイト信号は
イネイブルとなり、エンコーダエンジン132からのE
CCパリティ部シンボルの受信を一時停止させる。
【0061】これらの制御により、図4に示すデータバ
ス130から送信される8ビット単位のユーザデータに
ダミービットを付加して10ビットのシンボルを生成
し、それに対応する10ビットシンボルのECCパリテ
ィ部を算出し、それを先頭から8ビット単位で切り分
け、図4に示す出力データバスからそれぞれ送信するこ
とにより、エンコードが可能となる。
【0062】次に、磁気ディスク10から記録されたユ
ーザデータ+ECCパリティ部を再生し、エラー検出、
訂正する方法について説明する。この作業をデコードと
呼ぶことにする。
【0063】デコードには、図4に示すように、8ビッ
トのデータに2ビットのダミービットを付加して10ビ
ット変換し、また、8ビットブロックのECCパリティ
部を10ビットブロックに変換する8→10ビットパラ
レル変換器141と、エラー検出及び訂正を行うデコー
ダ147と、訂正エラーを検出するデコードエラー検出
器155と、バッファインタフェース154を用いる。
【0064】図4において、デコーダ147は10ビッ
トシンボル単位で情報部+ECCパリティ部を扱うの対
して、磁気ディスク10からはユーザデータ+ECCパ
リティ部が8ビット単位でデータバス130を介して送
信される。すなわち、磁気ディスク上には、情報部のう
ち情報ビット(ユーザデータ)だけが記録されダミービ
ットは記録されていない。そのため、8→10ビットパ
ラレル変換器141によって、再生した8ビット単位の
ユーザデータ+ECCパリティ部を10ビット単位の情
報部(ユーザビットとダミービットからなる)+ECC
パリティ部に変換する。
【0065】この動作を詳細に説明する。図9に、8→
10ビットパラレル変換器141の機能ブロック図を示
す。図9において、8→10ビットパラレル変換器14
1は、2段の8ビットシフトレジスタ201および20
2と、セレクタB204と、セレクタB204を制御す
るコントローラB203とを備える。
【0066】図9において、データバス130を介して
8ビットのユーザビット部が入力されると、まず、シフ
トレジスタ201に格納され、次のクロックサイクルで
データバス208を介してシフトレジスタ202に格納
される。その時、シフトレジスタ201はデータバス1
30を介して次の8ビットのユーザビット部を格納す
る。
【0067】セレクタB204は、シフトレジスタ20
2に格納された8ビットのユーザビットの上位桁に2ビ
ットのダミービット”11”を付加し、10ビットシン
ボル情報としてデータバス146を介してデコーダ14
7に送信する。同様の手法で、512バイト全てのユー
ザビットについて、 2ビットのダミービットを付加し
てデコーダ147に送信を完了し、ECCパリティ部の
送信が開始されるとセレクタB204の動作は変化す
る。
【0068】図10に、ECCパリティ部が入力された
時のセレクタB204の動作を制御するコントローラB
203の状態遷移図を示す。また、それぞれの状態にお
いてセレクタB204が選択する送信データビットを表
2に示す。
【0069】
【表2】
【0070】ただし、表2中では、以下の記号を用い
る。図9において、8ビットシフトレジスタ201の各
ビットの内容を上位から順に、R10、R11、R1
2、R13、R14、R15、R16、R17とする。
また、8ビットシフトレジスタ202の各ビットの内容
を上位から順に、R00、R01、R02、R03、R
04、R05、R06、R07とする。
【0071】図10において、初期状態である”00
0”アイドル状態は、情報部がセレクタB204に受信
されているときの状態を示す。すなわち、この状態にお
いては、入力された8ビットユーザビット部の上位に2
ビットのダミービット”11”を付加して出力する。
【0072】セレクタB204でECCパリティ部の受
信が始まるったとき( ECCパリティ部であること
は、データビットをカウンタ等によりカウントしておく
ことにより検出できる)、実際にはECCパリティ部が
シフトレジスタ201に初めて格納されたときに、”0
00”から”001”のデータ出力1状態241に遷移
する。次のクロックサイクルで、”001”から”01
0”データ出力2状態242に遷移し、同様に”01
1”のデータ出力3状態243、 ”100”データ出
力4状態244、 ”101”休止状態245へとクロ
ックサイクル毎に遷移していく。
【0073】そして、”101”でセレクタB204か
らのECCパリティ部の送信が終了していなければ、”
001”のデータ出力1状態241に遷移しデータ送信
を続行し、ECCパリティ部の送信が終了していれ
ば、”000”アイドル状態240に遷移し、データ送
信作業を終了する。
【0074】次に、図4中のデコーダ147の動作を説
明する。図4において、デコーダ147は、データバス
146を介して、10ビット幅に変換された情報部+E
CCパリティ部を受信する。デコーダ147は、情報部
+ECCパリティ部より、シンドロームを算出する。た
だし、8→10ビットパラレル変換器146からのウェ
イト信号149がコントロールバス149を介してイネ
イブルになった場合には、データバス146を介したデ
ータ転送が一時停止していることを表しているので、デ
コーダ147はデータバス146を介したデータの受信
を一時停止する。
【0075】受け取った受信データの情報部およびパリ
ティ部から算出されたシンドロームが全て’0’であれ
ば、受信データにエラーは含まれていないと判定する。
算出されたシンドロームの一つでも’非0’であれば該
情報部+ECCパリティ部にエラーが発生したものとし
て、次の訂正演算を行う。
【0076】シンドロームの値をもとに、エラーを起こ
したシンボルの位置(セクタ中の何番目のシンボルであ
るか)を示すエラー位置、および、該エラー位置に対応
するエラー値を算出する。データバス142を介して、
算出されたエラー位置をバッファインタフェース154
およびデコードエラー検出器155に送信する。また、
算出されたエラー値(10ビットで表される)の上位2
ビット[9:8]の値(本実施の形態においては、上位
2ビットはダミーデータ部に対応し、エラーが発生して
いるビットは、1を示し、エラーが発生していないビッ
トは0を示す)をデータバス109を介してデコードエ
ラー検出器155に送信し、また、下位8ビット[7:
0](本実施の形態においては、下位8ビットはユーザ
データ部に対応し、エラーが発生しているビットは、1
を示し、エラーが発生していないビットは0を示す)の
値をデータバス143を介してバッファインタフェース
154に送信する。
【0077】エラーが複数箇所発生した場合にはエラー
訂正能力範囲内の個数であれば、それぞれのエラー位置
とエラー値が次々に算出されてくるので、その都度、前
述の要領でバッファインタフェース154およびデコー
ドエラー検出器155に、エラー位置およびエラー値を
送信する。
【0078】次に、図4中のバッファインタフェース1
54の動作を説明する。バッファインタフェース154
は、デコーダ147からエラー位置とエラー値の下位8
ビットとが送信されると、エラー位置を評価し、エラー
位置が情報部であれば、コントロールバス150を介し
て、バッファ制御部18にデータバッファ16に格納さ
れたエラーデータの読み出しを要求する。このエラーデ
ータの格納場所は、前述のエラー位置によって示される
ものである。
【0079】データバス151を介して、当該エラーデ
ータはバッファインタフェース154にバッファ制御部
18から送信される。バッファインタフェース154
で、該エラーデータと、当該エラー位置に対応するエラ
ー値との排他的論理和を算出することにより、正常デー
タへと訂正する。訂正済みの正常データはデータバス1
51を介して、再びデータバッファ内の同一の場所に格
納される。この動作を全てのエラー位置およびエラー値
の組に対して行うことにより、セクタ全体のエラー訂正
を実現する。
【0080】次に、デコードエラー検出器155の動作
を説明する。デコードエラー検出器155では、入力さ
れたエラー位置およびエラー値を図16のフローチャー
トに示すように検証する。
【0081】図16において、デコードエラー検出器1
55は、エラー値の上位2ビット(ダミービット部分
と、ECCパリティ部の上位2ビットの場合がある)が
“00”であれば(ステップ901)、ダミービット部
でエラーが発生していないので正常なエラー訂正と判定
する(ステップ904)。エラー値の上位2ビットが
“00”でなければ、情報部のダミービット部もしくは
ECCパリティ部の上位2ビットでエラーが発生してい
るので、エラー位置がECCパリティ部であるか否かを
判断する(ステップ902)。エラー位置がECCパリ
ティ部であれば、上位2ビットはダミービットではない
ので、正常なエラー訂正と判定する(ステップ90
4)。エラー位置がECCパリティ部でなければ情報部
であるため、上位2ビットはダミービットであるので、
ダミービットでエラーが発生するはずがないので、エラ
ー訂正が誤訂正であることを検出できる(ステップ90
3)。
【0082】その結果、デコーダによる誤訂正を検出し
た場合、デコードエラー検出器155は、該当する物理
セクタ番号および論理セクタ番号とともに誤訂正を検出
した旨(デコードエラー)を、コントロールバス144
を介して上位のCPU15に報告し、エラー訂正処理を
中止する。 CPU15は、デコードエラー検出器15
5から報告を受けると、上位のホストコンピュータに、
該当する物理セクタ番号および論理セクタ番号とともに
誤訂正を検出した旨を通知する。 デコードエラー検出
器155で誤訂正を検出せず、正常なエラー訂正が行わ
れていると判定した場合、さらにエラー訂正処理を続け
る。
【0083】このように本実施の形態ではエラー訂正処
理を続けながら、簡単なデコードエラー訂正検出回路に
より同時にエラー訂正処理結果の正当性を検証できる。
【0084】本実施の形態の具体的な効果について、以
下考察する。
【0085】訂正演算においてECC回路30が、本来
p個のエラーが発生したのに誤って、J個(Jシンボ
ル)のエラーが発生したと誤解釈して(ここで、JはE
CC回路30が訂正可能な個数)、誤訂正し、そのJ個
の見かけ上のエラーのうちL個が情報部に乗った場合、
本実施の形態でデコードエラー検出器155が、該誤訂
正を見逃す確率PLは、数1で示される。
【0086】
【数1】
【0087】ここで、数1において、Dは磁気ディスク
上に記録される1セクタのユーザデータバイト数を示
し、本実施の形態ではD=512である。また、Eは磁
気ディスク上に記録されるECCパリティ部のシンボル
数を示し、本実施の形態ではE=24とする。数1にお
いて、誤訂正を見逃す確率PLは、 ECCにより各ビッ
トに誤訂正が起こる確率に、2ビットのダミービットを
チェックして誤訂正を見逃す確率とを掛け合わせたもの
であると考えられれる。
【0088】本実施の形態においては、10ビットのシ
ンボルによりエラー訂正符号を付加しており、この場
合、 ECCパリティ部は24シンボルのため、J=1
2シンボルまでの訂正をすることができ、 J=12シ
ンボルの誤訂正発生確率が支配的である。J=12にお
いて、各Lの値についてデコードエラー検出器155が
誤訂正を見逃す確率を表3に示す。
【0089】
【表3】
【0090】本実施の形態では、情報部でエラーが起き
たときにのみ誤訂正を検出することができるので、情報
部にLこのエラーが載る確率と、数1で示される確率と
を掛け合わせることにより、L=0からL=12の全て
のケースの確率を求め、それらを加算することで、本実
施の形態におけるJ=12のときの誤訂正見逃し確率を
求めることができる。表3に示すように、 J=12の
ときの誤訂正見逃し確率は、3.8e-7程度となる。これ
は、2〜3バイトのCRCパリティによる誤訂正検出能
力に匹敵する。
【0091】本実施の形態ではCRCチェックバイトを
磁気ディスク10に記録する必要がないため、磁気ディ
スク10上に、 CRCチェックバイト分のユーザデー
タの記録が可能となる。また、本実施の形態において
は、あらかじめ定めたブロック(シンボル) 毎に、ダ
ミービットを付加してエラー訂正符号を生成するため、
シンボルのビット数が擬似的に大きくなり、これによ
り、エラー訂正可能なデータ容量を大きくすることがで
きる。ダミービットを2ビットとすることにより、1シ
ンボル10ビットとすることができるので、1023バ
イトまでカバーできるので、セクタを3分割する必要が
なく、その分、ユーザデータの記録が可能となる。ま
た、この場合、ダミーデータにエラーが生じている場合
に、ダミーデータは、記録していないのでエラーが発生
することはないはずであるので、誤訂正が起こったと判
断することができる。このため、誤訂正に対する検出能
力を高めることができ、エラー訂正とほぼ同時に、誤訂
正も検出することができる。
【0092】また、上述した実施の形態では消失訂正に
対応していないが、ECC回路30の上位(例えば、図
2に示すリード/ライト制御回路12)からエラーの位
置情報を入手することにより、デコーダ147を消失訂
正可能な回路に変更することができる。ここで消失とは
エラー位置は既知であるが、そのエラー値が不明である
エラーのことを呼ぶ。本実施の形態では、ダミービット
を付加したのみであるので、消失訂正に対応したデコー
ダを適用できる。
【0093】消失訂正に対応した場合、次のように訂正
能力は強化される。すなわち、エラーのみが発生した場
合、ランダムな12シンボルまでのエラーを訂正可能で
ある。また、消失のみが発生した場合、ランダムな24
シンボルまでの消失を訂正可能である。さらに、エラー
と消失とが併せて発生した場合、エラーの個数をt個、
消失の個数をf個とおくと、下記数2を満足すれば全て
の訂正が可能である。但し、Mはパリティ部の冗長数を
示し、本実施の形態では24である。
【0094】
【数2】
【0095】数2に示すように、エラー個数の2倍と、
消失個数との和が訂正可能個数を超えなけば訂正可能で
ある。
【0096】このように、本実施の形態では、消失訂正
にも対応することができる。
【0097】さらに、本実施の形態においては、磁気デ
ィスクの記録再生について述べたが、他の記録媒体の記
録再生に利用することもできる。記録装置と再生装置と
が異なる場合には、記録媒体にダミーデータをユーザデ
ータとして書き込むようにしてもよい。
【0098】また、ECC回路を利用するような通信シ
ステムにも利用することができる。この場合、送信側と
受信側とで同一のダミーデータを付加するようにあらか
じめ規定しておく。もしくは、規定していない場合に
は、ダミーデータをユーザデータとして送受信するよう
にしてもよい。
【0099】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。第2の実施の形態では、ダミーデータの一部もしく
は全ての値を、ユーザデータの各ブロック(セクタ)の
磁気ディスクにおける書き込み位置を示す識別情報とす
る場合について説明する。この場合、ダミーデータの識
別情報にエラーが生じている場合、読み出し位置が間違
っている可能性があるので、ダミーデータの識別情報に
エラーが生じている場合が検出されたときには、その旨
をホストコンピュータに通知することができる。磁気デ
ィスク装置の構成および動作は、第1の実施の形態と同
様である。
【0100】図11に、本実施の形態で用いるエラー訂
正符号の構造を示す。また、図12は、該エラー訂正符
号の先頭部分の拡大図を示す。当該符号はシンボル長が
10ビットで、情報部182が512シンボル、ECC
パリティ部183が24シンボル長のリードソロモン符
号である。ただし、情報部182の各シンボルは、ホス
トから送信されたユーザデータをバイト毎に区切ったそ
れぞれのユーザビット181の上位に2ビットのダミー
ビット180を付加し、10ビットシンボルとして構成
したものである。当該構成のシンボルを用いてECCパ
リティ部183を算出する(エンコード)。
【0101】ここで、情報部182の先頭から8シンボ
ルまでについては、ダミービットの値として、該ユーザ
データに対応する論理セクタ番号および物理セクタ番号
の値を割り当てることにする。このダミービットの構成
を図12で示す。本実施の形態では、論理セクタ番号お
よび物理セクタ番号情報のみをダミービット部に埋め込
んだが、もちろん、その他のシリンダ番号やヘッド番号
情報等も埋め込むことができる。その他の構成例を図1
8に示す。図18(1)には、論理CCHSおよび物理
CCHSのすべての情報をしようした場合の構成を示
し、図18(2)には、論理CCHSのすべての情報を
しようした場合の構成を示す。同様に、物理CCHSの
すべての情報をダミーデータとして使用してもよい。ま
た、論理CCHSおよび/または物理CCHSのすべて
の情報を1つのシンボルにダミービットとして付加する
ようにしてもよい。
【0102】また、図12において、情報部182の先
頭より9シンボル目から情報部の最終シンボルについて
は、ダミービットとして“11”を採用する。このよう
に、論理CCHSおよび/または物理CCHSのすべて
の情報は、少なくとも1つのシンボルにダミービットと
して付加すればよい。
【0103】算出されるECCパリティ部にはダミービ
ットはなく、10ビット全てがパリティビットを表す。
この符号を用いて、エラー訂正することにより、第1の
実施の形態と同一の訂正能力を得ることができる。
【0104】また、本実施の形態についても、ECC回
路30の上位からエラーの位置情報を入手することによ
り、比較的簡単に消失訂正可能な回路に変更できる。
【0105】次に、ハードウェアによる当該符号のエン
コード手法を説明する。図1に、第1の実施の形態にお
けるHDC17内のECC回路30の代わりに、第2の
実施の形態で用いるECC回路700の概要ブロック図
を示す。エンコードには、図1に示すように、8ビット
のデータに2ビットのダミービットを付加して10ビッ
ト変換する8→10ビットパラレル変換器741と、エ
ラー訂正符号を生成するエンコーダエンジン732と、
10ビットブロックのエラー訂正符号を8ビットブロッ
クに変換する10→8ビットパラレル変換器734と、
入力した2つのデータのうちいずれかを選択するセレク
タ739とを用いる。
【0106】図1において、ホストから送信されたユー
ザデータは、データバス130から、8ビット毎に入力
される。ECC回路700で512バイトのユーザデー
タすべて受信されるまで、セレクタ739は、ユーザデ
ータをそのまま出力させるため、データバス731を介
して入力されたデータを選択し、出力データバスから5
12バイトのユーザデータを8ビット毎に送信する。
【0107】その後、セレクタ739は、エラー訂正符
号を出力させるために、データバス738から入力され
たデータを選択し、データバス738経由で送られるE
CCパリティ部を8ビット毎に出力データバスから出力
する。このECCパリティ部は、8→10ビットパラレ
ル変換器741、エンコーダエンジン732および10
→8ビットパラレル変換器734を用いてエンコードさ
れたものである。
【0108】つぎに、このエンコードの手順を説明す
る。
【0109】8→10ビットパラレル変換器741は、
データバス130から入力される8ビットの入力情報を
10ビットに変換して、データバス746を介してエン
コーダエンジン732へ送信する。すなわち、ホストか
ら送信された8ビット単位のユーザデータに2ビットの
ダミービットを付加して、10ビットシンボルとしてエ
ンコーダエンジン732に送信する。
【0110】ここで、本実施の形態におけるエンコーダ
エンジン732、10→8ビットパラレル変換器734
およびセレクタ739は、それぞれ第1の実施の形態で
説明したエンコーダエンジン132、10→8ビットパ
ラレル変換器134およびセレクタ139と同じもので
ある。本実施の形態では付加するダミービットの値が可
変値であるため、8→10ビットパラレル変換器741
のみが異なる動作をする。
【0111】図13に、図1中の8→10ビットパラレ
ル変換器741の機能ブロック図を示す。図13におい
て、8→10ビットパラレル変換器741は、2段の8
ビットシフトレジスタ501、502、セレクタC50
4、および、セレクタC504を制御するコントローラ
C503を備える。
【0112】図13において、データバス130を介し
て8ビットのユーザデータが受信されると、まず、シフ
トレジスタ501に格納され、次のクロックサイクル
で、データバス508を介してシフトレジスタ502に
格納される。その時、シフトレジスタ501は、データ
バス130を介して次の8ビットのユーザデータを格納
する。
【0113】セレクタC504は、シフトレジスタ50
1、シフトレジスタ502、論理セクタ番号を示すデー
タバス5111、および、物理セクタ番号を示すデータ
バス510を介して送信されるそれぞれの8ビットの論
理セクタ番号、物理セクタ番号の合計32ビット中か
ら、状態に適した10ビットデータを選択し、データバ
ス746を介してデコーダ747に送信する。
【0114】ここで、論理セクタ番号情報および物理セ
クタ番号情報は、ECC回路700の上位にあるドライ
ブ制御部20からデータバス511、510を介して送
信される。
【0115】セレクタC504の動作を制御するコント
ローラC503の動作を詳細に説明する。図14に、コ
ントローラC503の状態遷移図を示す。また、それぞ
れの状態においてセレクタB204が選択する送信デー
タビットを表4に示す。
【0116】
【表4】
【0117】ただし、表4中では、以下の記号を用い
る。図13において、8ビットシフトレジスタ501の
各ビットの内容を上位から順に、R50、R51、R5
2、R53、R54、R55、R56、R57とする。
また、8ビットシフトレジスタ502の各ビットの内容
を上位から順に、R40、R41、R42、R43、R
44、R45、R46、R47とする。また、図1にお
いてデータバス511を介して送信される8ビットの論
理セクタ番号の内容を上位から順に、 L00、L0
1、L02、L03、L04、L05、L06、L07
とする。また、図1においてデータバス510を介して
送信される8ビットの物理セクタ番号の内容を上位から
順に、 P00、P01、P02、P03、P04、P
05、P06、P07とする。
【0118】図14において、コントローラC503は
初期状態として”0000”のアイドル状態630をと
り、データバス130を介したユーザデータの受信がス
タートするまで該状態を保持する。ユーザデータの受信
がスタートすると“0001”ID出力1状態631に遷
移する。そして次のクロックサイクルで“0010”ID
出力2状態632に無条件に遷移し、同様に、“001
1”ID出力3状態633、“0100”ID出力4状態6
34、“0101”ID出力5状態635、“0110”
ID出力6状態636、“0111”ID出力7状態63
7、“1000”ID出力8状態638、そして、“10
01”固定値出力状態639へと順にクロックサイクル
毎に遷移していく。
【0119】ユーザデータの最終バイトが受信されるま
で、この固定値出力状態639を保持し、受信後、
“0000”アイドル状態630に遷移し、次のユーザ
データの受信まで待機する。
【0120】コントローラC503はそれぞれの状態
で、表4に示すような10ビットデータが送信されるよ
うにセレクタC504を制御する。
【0121】この動作により図12に示すように、情報
部182の最初の8シンボルについてはダミービットと
して論理セクタ番号および物理セクタ番号が採用され、
その他のシンボルについては“11”が採用されること
になる。
【0122】磁気ディスク10には図11中の情報部1
82のユーザビット181部と、該情報部182からエ
ンコーダエンジン732が算出したECCパリティ部1
83とが記録される。
【0123】次に、磁気ディスク10から記録されたユ
ーザデータ+ECCパリティ部を再生し、エラー検出お
よびエラー訂正するデコード方法について説明する。
【0124】図1において、デコードのときには、8→
10ビットパラレル変換器741、デコーダ747、デ
コードエラー検出器755およびバッファインタフェー
ス754を用いる。
【0125】ここで、 デコーダ747、デコードエラ
ー検出器755およびバッファインタフェース754
は、それぞれ第1の実施の形態のデコーダ147、デコ
ードエラー検出器155およびバッファインタフェース
154と同じもので、同一の動作をする。
【0126】ここでは、8→10ビットパラレル変換器
741について詳細に説明する。図13に8→10ビッ
トパラレル変換器741の機能ブロック図を示す。ま
た、図15はデコード時の図13中のコントローラC5
03の状態遷移図を示す。また、各状態においては、表
5に示すようにセレクタCで選択された送信データがデ
ータバス746を介して送信される。
【0127】
【表5】
【0128】図15において、コントローラC503
は、まず、初期状態として“0000”のアイドル状態
600を保持する。ECC回路700で再生データの受
信がスタートすると、“0001”ID出力1状態601
に遷移し、次のクロックサイクルで“0010”のID出
力2状態602に無条件に遷移する。その後、同様に
“0011”ID出力3状態603、“0100”ID出力
4状態604、“0101”ID出力5状態605、“0
110”ID出力6状態606、“0111”ID出力7状
態607、“1000”ID出力8状態608、“111
1”固定値出力状態609へとクロックサイクル毎に順
に無条件に遷移していく。
【0129】受信ユーザデータのECCパリティ部18
3が受信されるまで固定値出力状態609を保持し、E
CCパリティ部183の受信がスタートすると“100
1”のパリティ出力1状態610に遷移する。
【0130】その後、“1010”パリティ出力2状態
611、“1011”パリティ出力3状態612、“1
100”パリティ出力4状態613、“1101”休止
状態614にクロックサイクル毎に順に無条件に遷移す
る。
【0131】休止状態614で受信データがECCパリ
ティ部の最終バイトであるか判断して最終シンボルでな
ければ、“1001”パリティ出力1状態610に遷移
し、図13中のデータバス746を介したデータ送信を
続ける。最終シンボルであれば、“0000”アイドル
状態600に遷移し、データ送信動作を終了し、次の転
送が行われるまで待機する。
【0132】このように動作することで、エンコード時
と同一と期待されるダミービットを磁気ディスク10か
ら再生された図11中の8ビットのユーザ181ビット
部に付加し、10ビットシンボルを作成し、かつ、EC
Cパリティ部183については、記録時に8ビット単位
で分割された10ビットシンボルのECCパリティ部1
83を10ビット単位に仕切り直すことができる。
【0133】図1において、磁気ディスク10からの再
生データにダミーデータとが付加された各シンボルのデ
ータはデータバス746を介してデコーダ747に送信
され、このデータからデコーダ747は第1の実施の形
態と同様にエラー位置およびエラー値を算出する。バッ
ファインタフェース754も第1の実施の形態と同様に
動作する。
【0134】デコードエラー検出器755も第1の実施
の形態と同様に動作し、ECCの誤訂正を検出する能力
は第1の実施の形態と同一である。
【0135】また、本実施の形態では、ECC訂正演算
による誤訂正を検出するだけでなく、期待される論理セ
クタ番号および物理セクタ番号で示されるセクタデータ
が実際に磁気ディスク上から再生されたかどうかも検証
できる。なぜなら、期待される論理セクタ番号および物
理セクタ番号で示される位置に格納されているユーザデ
ータと、実際には異なる位置に格納されているユーザデ
ータを磁気ディスクから再生した場合、エンコード時に
これらの論理セクタ番号や物理セクタ番号を埋め込んだ
ダミービット部にエラーが発生したことが、デコードエ
ラー検出器755で検出できるからである。
【0136】本実施の形態のデコードエラー検出器75
5では省略したが、 次のように判断する機能を設けて
もいい。すなわち、論理セクタ番号を埋め込んだダミー
ビット部にのみ、エラーが発生した場合、期待される論
理セクタ番号で示されるユーザデータが再生できなかっ
たと推定する。また、物理セクタ番号を埋め込んだダミ
ービット部にのみ、エラーが発生した場合、期待される
物理セクタ番号で示されるユーザデータが再生できなか
ったと推定する。
【0137】物理セクタ番号や論理セクタ番号以外のダ
ミービット部にもエラーが発生した場合、ECC訂正演
算による誤訂正が発生したと推定する。
【0138】上記のように推定した結果、誤訂正を検出
した場合には、物理セクタ番号および論理セクタ番号と
ともにその旨を上位のホストコンピュータに通知する。
これにより、ユーザは、磁気ディスク装置システムの再
生時に発生したエラーの原因をある程度、推定すること
ができる。
【0139】第2の実施の形態によれば、格納位置を示
す識別情報にエラーが生じている場合には、読み出し位
置が、指示された読み出し位置と異なる可能性があるの
で、このような読み出し位置間違いによるエラーを検出
することができる。
【0140】
【発明の効果】本発明によれば、ECC訂正演算による
誤訂正をCRC等の他手段を用いずに検出することが可
能で、ユーザデータの記録容量を低下させることなく、
ECC回路が引き起こす誤訂正に対する検出能力を高
め、ホストへの高信頼なユーザデータ転送を実現でき
る。この時、ECC訂正演算と同時に、ECCによる誤
訂正の検出演算を行なうため、ユーザデータ転送のスル
ープットを下げない。また、CRC等の他検出手段を併
用すれば、従来より更に高信頼なユーザデータ転送を実
現できる。
【0141】また、論理CCHSや物理CCHS等のユ
ーザデータ格納位置情報をダミービットとする場合に
は、その記録および再生動作を、さらに高信頼に実現で
きる。この時、 ECC訂正演算と同時に、期待される
論理CCHS、物理CCHSに対応するユーザデータが
実際に再生されているかどうか検証できるため、当該検
証をするための時間はまったく増加せず、ユーザデータ
転送のスループットを下げない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2の実施の形態におけるECC回路の機能ブ
ロック図である。
【図2】第1の実施の形態および第2の実施の形態にお
ける磁気ディスク装置の概略ブロック図である。
【図3】第1の実施の形態におけるエラー訂正符号の構
成を示す説明図である。
【図4】第1の実施の形態における本発明に好適なEC
C回路の機能ブロック図である。
【図5】第1の実施の形態、第2の実施の形態における
ECC回路中のエンコーダエンジンの機能ブロック図で
ある。
【図6】第1の実施の形態、第2の実施の形態における
ECC回路中のエンコーダエンジンの状態遷移図であ
る。
【図7】第1の実施の形態、第2の実施の形態における
ECC回路中の10→8ビットパラレル変換器の機能ブ
ロック図である。
【図8】第1の実施の形態、第2の実施の形態における
ECC回路中の10→8ビットパラレル変換器の状態遷
移図である。
【図9】第1の実施の形態におけるECC回路中の8→
10ビットパラレル変換器の機能ブロック図である。
【図10】第1の実施の形態におけるECC回路中の8
→10ビットパラレル変換器の状態遷移図である。
【図11】第2の実施の形態におけるエラー訂正符号の
構成を示す説明図である。
【図12】第2の実施の形態におけるエラー訂正符号構
成の先頭部分の拡大図である。
【図13】第2の実施の形態におけるECC回路中の8
→10ビットパラレル変換器の機能ブロック図である。
【図14】第2の実施の形態におけるECC回路中の8
→10ビットパラレル変換器のエンコード時の状態遷移
図である。
【図15】第2の実施の形態におけるECC回路中の8
→10ビットパラレル変換器のデコード時の状態遷移図
である。
【図16】第1の実施の形態および第2の実施の形態に
おけるECC回路中のデコードエラー検出器の判定フロ
ーチャート図である。
【図17】従来の磁気ディスク装置の概略ブロック図の
一例である。
【図18】第2の実施の形態におけるエラー訂正符号構
成のその他の例を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 仁 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山本 克己 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 仁科 昌俊 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報データに、当該情報データのあらかじ
    め定めたビット数毎にあらかじめ定めたダミーデータを
    付加した場合の、上記あらかじめ定めたビット数の情報
    データおよび上記ダミーデータから構成されるシンボル
    について、あらかじめ定めた個数のシンボルからなるブ
    ロック毎にエラー訂正符号を生成し、上記ダミーデータ
    を除く上記情報データと上記エラー訂正符号とからなる
    データが記録されている記録媒体の再生装置であって、 上記記録媒体に記録されたデータを読み出す読み出し手
    段と、 上記読み出し手段により読み出されたデータの、上記シ
    ンボル毎の情報データに上記あらかじめ定めたダミーデ
    ータと同じダミーデータをそれぞれ付加し、上記読み出
    し手段により読み出されたデータのエラー訂正符号にし
    たがって、生じているエラーを検出する検出手段と、 上記検出手段によってエラーが検出された場合に、上記
    エラー訂正符号を用いて、当該情報データのエラーを訂
    正する訂正手段と、 上記検出手段で付加されたダミーデータにエラーが生じ
    ている場合に、誤訂正が起こったと判断する誤訂正検出
    手段と、 上記訂正手段によって訂正された後の情報データを、外
    部に出力する出力手段と、 上記誤訂正検出手段により誤訂正と判断されたときに、
    その旨を外部に通知する通知手段とを備えることを特徴
    とする再生装置。
  2. 【請求項2】情報データに、当該情報データのあらかじ
    め定めたビット数毎にあらかじめ定めたダミーデータを
    付加した場合の、上記あらかじめ定めたビット数の情報
    データおよび上記ダミーデータから構成されるシンボル
    について、あらかじめ定めた個数のシンボルからなるブ
    ロック毎にエラー訂正符号を生成する生成手段と、 上記ダミーデータを除く上記情報データと上記エラー訂
    正符号とからなるデータを記録媒体に書き込む書き込み
    手段と、 上記記録媒体に記録されたデータを読み出す読み出し手
    段と、 上記読み出し手段により読み出されたデータの、上記シ
    ンボル毎の情報データに上記あらかじめ定めたダミーデ
    ータと同じダミーデータをそれぞれ付加し、上記読み出
    し手段により読み出されたデータのエラー訂正符号にし
    たがって、生じているエラーを検出する検出手段と、 上記検出手段によってエラーが検出された場合に、上記
    エラー訂正符号を用いて、当該情報データのエラーを訂
    正する訂正手段と、 上記検出手段で付加されたダミーデータにエラーが生じ
    ている場合に、誤訂正が起こったと判断する誤訂正検出
    手段と、 上記訂正手段によって訂正された後の情報データを、外
    部に出力する出力手段と、 上記誤訂正検出手段により誤訂正と判断されたときに、
    その旨を外部に通知する通知手段とを有することを特徴
    とする記録媒体の記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の記録媒体の再生装置また
    は請求項2に記載の記録媒体の記録再生装置において、
    上記ダミーデータを、上記すべてのシンボルで同一の値
    とすることを特徴とする記録媒体の再生装置または記録
    媒体の記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の記憶媒体の再生装置また
    は請求項2に記載の記録媒体の記録再生装置において、
    少なくとも1つのシンボルの上記ダミーデータの一部も
    しくは全ての値を、上記ブロックの上記記録媒体におけ
    る書き込み位置を示す識別情報とすることを特徴とする
    記録媒体の再生装置または記録媒体の記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の記憶媒体の再生装置また
    は記録媒体の記録再生装置において、上記誤訂正検出手
    段は、上記ダミーデータの上記識別情報にエラーが生じ
    ている場合をさらに検出し、上記通知手段は、上記誤訂
    正検出手段により、上記ダミーデータの上記識別情報に
    エラーが生じている場合が検出されたときに、その旨を
    さらに通知することを特徴とする記憶媒体の再生装置ま
    たは記録媒体の記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の記憶媒体の再生装置また
    は記録媒体の記録再生装置において、上記識別情報を、
    上記記録媒体におけるブロックの実際の書き込み位置を
    示す物理情報とすることを特徴とする記憶媒体の再生装
    置または記録媒体の記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の記憶媒体の再生装置また
    は記録媒体の記録再生装置において、 上記識別情報を、上記上位装置によって指示される、上
    記ブロックの論理的な書き込み位置を示す論理情報とす
    ることを特徴とする記憶媒体の再生装置または記録媒体
    の記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の記憶媒体の再生装置また
    は記録媒体の記録再生装置において、 上記識別情報を、上記記録媒体における実際の書き込み
    位置を示す物理情報、および、上記上位装置によって指
    示される、上記情報データの書き込み位置を示す論理情
    報とすることを特徴とする記憶媒体の再生装置または記
    録媒体の記録再生装置。
  9. 【請求項9】情報データに、当該情報データのあらかじ
    め定めたビット数毎にあらかじめ定めたダミーデータを
    付加した場合の、上記あらかじめ定めたビット数の情報
    データおよび上記ダミーデータから構成されるシンボル
    について、あらかじめ定めた個数のシンボルからなるブ
    ロック毎にエラー訂正符号を生成する生成手段と、上記
    ダミーデータを除く上記情報データと上記エラー訂正符
    号とからなるデータを記録媒体に書き込む書き込み手段
    とを有することを特徴とする記録媒体の書き込み装置。
  10. 【請求項10】外部から転送された情報データに、当該
    情報データのあらかじめ定めたビット数毎にあらかじめ
    定めたダミーデータを付加した場合の、上記ビット数の
    情報データおよび上記ダミーデータから構成されるシン
    ボルについて、あらかじめ定めた個数のシンボルからな
    るブロック毎にエラー訂正符号を生成する生成手段と、
    上記ダミーデータを除く上記情報データと上記エラー訂
    正符号とからなるデータを外部に出力するデータ出力手
    段と、 外部から上記データを受け付ける受付手段と、 上記受付手段により受け付けたデータの、上記シンボル
    毎の情報データに上記あらかじめ定めたダミーデータと
    同じダミーデータをそれぞれ付加し、上記読み出し手段
    により読み出されたデータのエラー訂正符号にしたがっ
    て、生じているエラーを検出する検出手段と、 上記検出手段によってエラーが検出された場合に、上記
    エラー訂正符号を用いて、当該情報データのエラーを訂
    正する訂正手段と、 上記ダミーデータにエラーが生じている場合に、誤訂正
    が起こったと判断する誤訂正検出手段と、 上記訂正手段によって訂正された後の情報データを、外
    部に出力する情報データ出力手段と、 上記誤訂正検出手段により誤訂正が検出されたときに、
    その旨を外部に通知する通知手段とを備えることを特徴
    とするエラー訂正回路。
  11. 【請求項11】外部から転送された情報データに、当該
    情報データのあらかじめ定めたビット数毎にあらかじめ
    定めたダミーデータを付加した場合の、上記あらかじめ
    定めたビット数の情報データおよび上記ダミーデータか
    ら構成されるシンボルについて、あらかじめ定めた個数
    のシンボルからなるブロック毎にエラー訂正符号を生成
    するステップと、上記ダミーデータを除く上記情報デー
    タと上記エラー訂正符号とからなるデータを、外部に出
    力するステップとを有することを特徴とするエラー訂正
    符号生成方法。
  12. 【請求項12】外部から転送された情報データに、当該
    情報データのあらかじめ定めたビット数毎にあらかじめ
    定めたダミーデータを付加した場合の、上記あらかじめ
    定めたビット数の情報データおよび上記ダミーデータか
    ら構成されるシンボルについて、あらかじめ定めた個数
    のシンボルからなるブロック毎にエラー訂正符号が生成
    され、上記ダミーデータを除く上記情報データと上記エ
    ラー訂正符号とからなるデータを、外部から受け付ける
    ステップと、 上記受け付けたデータの、上記シンボル毎の情報データ
    に上記ダミーデータと同じダミーデータをそれぞれ付加
    し、上記エラー訂正符号にしたがって、生じているエラ
    ーを検出するステップと、 上記エラーが検出された場合に、当該エラー訂正符号を
    用いて、当該情報データのエラーを訂正するステップ
    と、 上記訂正手段による誤訂正を、エラーが発生した位置に
    したがって検出するステップと、 上記訂正手段によって訂正された後の情報データを、外
    部に出力するステップと、 上記誤訂正検出手段により誤訂正が検出されたときに、
    その旨を外部に通知するステップとを備えることを特徴
    とするデータ転送のエラー訂正方法。
  13. 【請求項13】請求項11または12に記載の各ステッ
    プをコンピュータにより実現するためのプログラムを記
    憶することを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】情報データに、当該情報データのあらか
    じめ定めたビット数毎にあらかじめ定めたダミーデータ
    を付加した場合の、上記あらかじめ定めたビット数の情
    報データおよび上記ダミーデータから構成されるシンボ
    ルについて、あらかじめ定めた個数のシンボルからなる
    ブロック毎にエラー訂正符号が生成されたときに、上記
    ダミーデータを除く上記情報データと上記エラー訂正符
    号とからなるデータが記録されていることを特徴とする
    記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100611956B1 (ko) * 1999-08-19 2006-08-11 삼성전자주식회사 에러 정정 방법과 장치
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KR100784740B1 (ko) 2005-08-04 2007-12-13 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 에러 검출 코드 산출 회로, 에러 검출 코드 산출 방법, 및 레코딩 장치
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