JPH10334385A - 電力管理システム - Google Patents

電力管理システム

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Publication number
JPH10334385A
JPH10334385A JP9141898A JP14189897A JPH10334385A JP H10334385 A JPH10334385 A JP H10334385A JP 9141898 A JP9141898 A JP 9141898A JP 14189897 A JP14189897 A JP 14189897A JP H10334385 A JPH10334385 A JP H10334385A
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JP
Japan
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power consumption
power
data
equipment
demanding
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Application number
JP9141898A
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English (en)
Inventor
Masashi Suenaga
雅士 末永
Yukiyoshi Fujimori
之美 藤森
Hideo Kikuchi
英男 菊池
Yoichi Koishi
洋一 小石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH10334385A publication Critical patent/JPH10334385A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力および電力量を効率よく管理することが
可能な電力管理システムを提供する。 【解決手段】 需要設備に設置された消費電力量集計装
置300の消費電力量検出手段350bが電力測定部3
60によって計測した消費電力量を検出し、この検出し
た消費電力量データを消費電力量データ送信制御手段3
50cが送信時刻データ送信制御手段150aによって
指定される時刻に衛星回線を介して料金集計管理装置1
00に送信する。これに対して電力会社に設置される料
金集計管理装置100では、上記消費電力量データ受信
制御手段150bが上記消費電力量データを受信制御
し、そして利用料金算出手段150cが上記受信した消
費電力量データに基づいて各需要設備の電力の利用料金
を各々算出したのち、請求する利用料金を加入者毎に集
計する制御を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静止軌道上の通
信衛星を介して電気事業者と例えば電力の需要家との間
で通信を行なう電力管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電気事業者(電力会社)
が一般家庭や事業者、公的機関などの電力の需要家か
ら、供給した電力の利用料金を請求する場合には、専門
の検針員が個々の需要家の需要設備を巡回し備え付けた
取引用計器を検針し、この検針結果を基に利用料金を請
求するようにしていた。
【0003】しかしながら、このような従来の利用料金
を請求方法では、検針員の人件費がかさむばかりか、人
の手に頼るため誤った検針結果報告に基づいて料金が請
求されてしまう虞があるという問題があった。この問題
は、郊外や山間部、島しょ等の需要設備が散在する地域
にあっては、検針に関わる一需要家当たりのコストはさ
らに増大する。
【0004】また、この問題は、大口の需要家である事
業者や公的機関にあっても、その需要設備が散在してい
るために同様に存在するが、このような需要家の場合同
一の需要家であるのもかかわらず個々の需要設備に備え
付けた取引用計器を各々検針しなければならないため、
さらにこの問題は顕著なものとなる。
【0005】ところで、電子力発電所をはじめ種々の発
電設備では、数時間単位での急激な電力需要の変化に対
応することが難しいため、予め電力需要の変動を予測
し、この予測結果にしたがって運行されている。
【0006】しかしながら、この電力需要の予測は、天
候などの不確定なパラメータを含むデータを基に行なっ
ているため大変難しい。このため、予測に反した需要が
発生することも多く、このような場合には電話回線など
の地上網を利用して個々の大口の需要家に向け、消費電
力レベルを低減するよう求めていた。
【0007】しかし、このような従来の消費電力レベル
低減を求める方法では、夏場の急激な気温上昇に伴なう
電力需要の上昇や一部の発電設備や電力輸送設備のシス
テムダウンによる供給不足に対して、迅速な対応が行な
えないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、電力の需要家
から、供給した電力の利用料金を請求する場合には、専
門の検針員が個々の需要家の需要設備に備え付けた取引
用計器を検針し、この検針結果を基に利用料金を請求す
るようにしているため、検針員の人件費がかさむばかり
か、人の手に頼るため誤った検針結果報告に基づいて料
金が請求されてしまう虞があるという問題があった。ま
た、この問題は、郊外や山間部、島しょ等の需要設備が
散在する地域や、多数の需要設備を所有する大口の需要
家にあっては、一層顕著なものとなっていた。
【0009】また、従来では、不慮の事故や天候の変化
などによるによる電力供給不足が生じそうになった場合
に、多数の需要家に対して消費電力レベルを低減する要
求を迅速に出せないという問題があった。
【0010】以上のように、従来の電力を管理するシス
テムでは上述したような問題が存在しているため、新た
に効率的な電力管理を行なうことが可能な電力管理シス
テムの開発が求められていた。
【0011】この発明は上述の要請に応えるためになさ
れたもので、消費電力量の検針に要するコストを削減す
るとともに、迅速に各需要設備の消費電力量を集計する
ことが可能な電力管理システムを提供することを第1の
目的とする。
【0012】また、例えば電力供給不足が生じそうにな
った場合などに、多数の需要家に対して迅速に消費電力
レベルを低減する要求を通知することが可能な電力管理
システムを提供することを第2の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、この発明に係わる電力管理システムは、静止
軌道上の通信衛星を介して、複数の電力需要設備と電力
管理設備との間で通信を行なう電力管理システムであっ
て、電力需要設備は、所定時間内における自設備の消費
電力量を検出する消費電力量検出手段と、この消費電力
量検出手段により検出した消費電力量を、消費電力量デ
ータとして通信衛星を介して電力管理設備に送信する制
御を行なう消費電力量情報送信制御手段とを備え、電力
管理設備は、通信衛星を介して電力需要設備より送信さ
れる消費電力量データに基づいて、電力需要設備の消費
電力量に対する利用料金を求める電気料金演算手段とを
具備して構成するようにした。
【0014】上記構成の電力管理システムでは、複数の
電力需要設備がそれぞれ検出した自設備の消費電力量の
データを衛星回線を通じて電力管理設備に送信し、電力
管理設備が受信した消費電力量のデータを基に、各電力
需要設備の電気料金を求めるようにしている。
【0015】したがって、上記構成の電力管理システム
によれば、従来のように検針員が個々の需要設備を巡回
して取引用計器の検針を行なわなくても、電力管理設備
上ですべての電力需要設備の消費電力量とこれに対応す
る利用料金を管理することができる。
【0016】またこの発明では、電力管理設備は通信衛
星を介して電力需要設備に消費電力量データの送信を要
求する消費電力量情報要求手段を備え、消費電力量情報
送信制御手段は電力管理設備から消費電力量データの送
信要求があった場合に、消費電力量データを通信衛星を
介して電力管理設備に送信する制御を行なうことを特徴
とする。
【0017】この構成の電力管理システムによれば、電
力管理設備の要求に応じて各電力需要設備より消費電力
量が通知されるため、電力管理設備側で必要に応じて所
望の電力需要設備の消費電力量の情報を得ることができ
る。
【0018】またこの発明では、消費電力量情報送信制
御手段が、自設備に予め設定された時間になった場合
に、消費電力量データを通信衛星を介して電力管理設備
に送信する制御を行なうことを特徴とする。
【0019】この構成の電力管理システムでは、各電力
需要設備が各々設定された時間に消費電力量データの送
信を行なうため、上記時間の設定によりトラヒックを分
散して、限られた通信衛星の回線の有効利用することが
できる。
【0020】さらにこの発明では、電力管理設備は電力
需要設備毎に設定した時間情報を通信衛星を介して各々
対応する電力需要設備に通知する送信時間指定手段を備
え、消費電力量情報送信制御手段は、電力管理設備によ
り通知される時間になった場合に、消費電力量データを
通信衛星を介して電力管理設備に送信する制御を行なう
ことを特徴とする。
【0021】この構成の電力管理システムによれば、電
力管理設備より通知する時間情報に応じて各電力需要設
備より消費電力量が通知されるため、電力管理設備より
必要な時刻や経過時間後に所望の電力需要設備の消費電
力量の情報を得ることができる。
【0022】また、上記第2の目的を達成するために、
この発明に係わる電力管理システムは、静止軌道上の通
信衛星を介して、複数の電力需要設備と電力管理設備と
の間で通信を行なう電力管理システムであって、電力需
要設備は、自設備の消費電力を検出する消費電力検出手
段と、この消費電力検出手段により検出した消費電力
を、消費電力データとして通信衛星を介して電力管理設
備に送信する制御を行なう消費電力情報送信制御手段と
を備え、電力管理設備は、複数の電力需要設備からそれ
ぞれ送信される消費電力データを集計して、これら複数
の電力需要設備による消費電力の合計を求める総消費電
力集計手段と、この総消費電力集計手段で求めた消費電
力の合計が所定値を越えた場合に、複数の電力需要設備
のうち予め設定した特定の電力需要設備に通信衛星を介
して消費電力の低減を要求する消費電力低減要求手段と
を具備して構成するようにした。
【0023】上記構成の電力管理システムでは、複数の
電力需要設備がそれぞれ検出した自設備の消費電力のデ
ータを衛星回線を通じて電力管理設備に送信する。そし
て、電力管理設備では、複数の電力需要設備より受信し
た消費電力量のデータを集計して、これら複数の電力需
要設備による消費電力の合計を求め、この求めた消費電
力の合計が所定値を越えた場合には、予め設定した特定
の電力需要設備に対して通信衛星を介して消費電力の低
減を要求するようにしている。
【0024】したがって、上記構成の電力管理システム
によれば、従来のように電話回線などの地上網を利用し
て個々の大口の需要設備などに向け通知を行なわなくて
も、静止衛星を介して複数の需要設備に略同時に消費電
力の低減を直接勧告できるため、電力の供給不足に迅速
に対応することができる。
【0025】さらにこの発明では、電力需要設備は、電
力管理設備から消費電力の低減要求があった場合に、自
設備の消費電力を低減する制御を行なう消費電力制御手
段を備えることを特徴とする。
【0026】この構成の電力管理システムによれば、電
力管理設備から消費電力の低減要求があった電力需要設
備において、消費電力を低減する制御が実施されるた
め、さらに迅速に電力の供給不足に対応することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1に示す構成は、この
発明の第1の実施形態に係わる電力管理システムのもの
で、料金集計管理装置100と、静止衛星200と、消
費電力量集計装置300とから構成される。
【0028】料金集計管理装置100は、電力会社の本
支店あるいは営業所などに設置され、アンテナ110
と、無線部120と、LAN(Local Area Network)1
30と、記憶部140と、管理装置制御部150と、基
準時計160とを備えている。
【0029】アンテナ110は、後述の無線部120か
ら入力される高周波信号を静止衛星200に向けて空間
に放射するとともに、静止衛星200から送られる無線
高周波信号を受信して無線部120に入力する。なお、
このアンテナ110は、例えばパラボラ型の反射器を有
するアンテナである。
【0030】無線部120は、後述の管理装置制御部1
50から入力される送信データを符号化したのち変調
し、上記アンテナ110に入力する。また、アンテナ1
10にて受信された静止衛星200からの信号を復調し
たのち復号処理を施し、受信データとして再生する。こ
のようにして再生された受信データは、電力会社のネッ
トワークであるLAN130を介して管理装置制御部1
50に入力される。
【0031】記憶部140は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリやハードディスクを記録媒体としたも
ので、この記録媒体には後述の管理装置制御部150の
制御プログラムおよび種々の制御データを記憶するエリ
アを備えるとともに、送信時刻データ記憶エリア140
aと、利用料金記憶エリア140bとを備えている。
【0032】送信時刻データ記憶エリア140aは、各
加入者(需要家)が契約している電力の被供給設備(需
要設備)に対応させて、後述の消費電力量データを送信
させる時刻(以下、データ送信時刻データと称する)が
記憶されるエリアで、例えば図2に示すように構成され
る。
【0033】利用料金記憶エリア140bは、各加入者
が契約している電力の需要設備に対応させて、消費電力
量データとこの消費電力量に応じた利用料金データ、お
よび各加入者へ請求する利用料金データ(加入者が契約
している需要設備の利用料金の総計)が記憶されるエリ
アで、例えば図3に示すように構成される。
【0034】管理装置制御部150は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備え、当該料金集計管理
装置100を構成する各部を統括制御し、消費電力量集
計装置300との間のデータ通信制御および請求料金の
集計処理を行なうもので、送信時刻データ送信制御手段
150aと、消費電力量データ受信制御手段150b
と、利用料金算出手段150c、基準時刻データ送信制
御手段150dとを備えている。
【0035】送信時刻データ送信制御手段150aは、
無線部120を制御して送信時刻データ記憶エリア14
0aに記憶されるデータ送信時刻データを、対応する後
述の消費電力量集計装置300に送信する制御を行なう
ものである。
【0036】消費電力量データ受信制御手段150b
は、無線部120を制御して消費電力量集計装置300
から送信される消費電力量データを受信する制御を行な
うものである。なお、受信した消費電力量データは上述
の利用料金記憶エリア140bに記録される。
【0037】利用料金算出手段150cは、利用料金記
憶エリア140bに記録される消費電力量データに基づ
いて、需要設備の電力の利用料金を各々算出したのち、
請求する利用料金を加入者毎に集計する制御を行ない、
利用料金記憶エリア140bの対応するエリアに記録す
る。
【0038】基準時刻データ送信制御手段150dは、
無線部120を制御して基準時計160が計時する基準
時刻データを後述の消費電力量集計装置300に送信す
る制御を行なうものである。なお、この送信制御は例え
ば午前0時などの所定の時刻に行なわれる。また、基準
時計160は原子共鳴を利用した高精度な計時機能を有
する原子時計などが用いられる。
【0039】一方、消費電力量集計装置300は、加入
者の需要設備に設置され、アンテナ310と、無線部3
20と、時計部330と、記憶部340と、集計装置制
御部350と、電力測定部360を備えている。
【0040】アンテナ310は、無線高周波信号を静止
衛星200との間でやり取りするためのもので、後述の
無線部320から入力される高周波信号を空間に放射す
るとともに、静止衛星200から送られる無線高周波信
号を受信して無線部320に入力する。なお、このアン
テナ310は、例えばロッドアンテナなどのように全周
に指向性を有する小型のアンテナである。
【0041】無線部320は、後述の集計装置制御部3
50から入力される送信データを符号化したのち変調
し、上記アンテナ310に入力する。また、アンテナ3
10にて受信された静止衛星200からの信号を復調し
たのち復号処理を施し、受信データとして再生する。こ
のようにして再生された受信データは、集計装置制御部
350に入力される。
【0042】時計部330は、水晶発振器を備え時刻を
司る機能を備えたもので、前述の料金集計管理装置10
0から送られる基準時刻データにより時刻が較正され
る。記憶部340は、例えばROMやRAMなどの半導
体メモリを記録媒体としたもので、この記録媒体には後
述の集計装置制御部350の制御プログラムおよび種々
の制御データを記憶するエリアを備えるとともに、デー
タ送信時刻記憶エリア340aと、消費電力量データ記
憶エリア340bを備えている。
【0043】データ送信時刻記憶エリア340aは、後
述の送信時刻データ受信制御手段350aの制御によっ
て受信されるデータ送信時刻データを記憶するエリアで
ある。 消費電力量データ記憶エリア340bは、後述
の集計装置制御部350によって集計される消費電力量
を消費電力量データとして記憶するエリアである。
【0044】集計装置制御部350は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備え、当該消費電力量集
計装置300を構成する各部を統括制御して、消費電力
量の検出や料金集計管理装置100との間でデータ通信
を行なう制御を行なうもので、送信時刻データ受信制御
手段350aと、消費電力量検出手段350bと、消費
電力量データ送信制御手段350cとを備えている。
【0045】送信時刻データ受信制御手段350aは、
無線部320を制御して料金集計管理装置100より自
装置宛てに送信されるデータ送信時刻データを受信する
制御を行なうもので、受信したデータ送信時刻データは
上述のデータ送信時刻記憶エリア340aに記録する。
消費電力量検出手段350bは、後述の電力測定部36
0が計測した消費電力量を検出し、上記消費電力量デー
タ記憶エリア340bに記録するものである。
【0046】消費電力量データ送信制御手段350c
は、時計部330が計時する時刻を監視し、上記データ
送信時刻データにて指定される時刻になると、無線部3
20を制御して消費電力量データ記憶エリア340bに
記録される消費電力量データを料金集計管理装置100
に向け送信する制御を行なうものである。
【0047】電力測定部360は、例えば取引用計器や
計器用変成器などを組み合わせたもので、当該消費電力
量集計装置300が備え付けられた需要設備の所定時間
内の平均消費電力および所定期間内の消費電力量を計測
するものである。
【0048】静止衛星200は、上述したように料金集
計管理装置100と消費電力量集計装置300との間の
データ通信を中継する機能を有する静止軌道上の衛星
で、アンテナ310のように小型のアンテナとも送受信
することが可能な大型のアンテナを搭載している。
【0049】次に図4および図5を参照して、上記構成
の電力管理システムの動作を以下に説明する。なお、図
4は料金集計管理装置100の管理装置制御部150の
制御動作を説明するためのフローチャートで、図5は消
費電力量集計装置300の集計装置制御部350の制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【0050】まず管理装置制御部150は、ステップ4
aにおいて送信時刻データ送信制御手段150aが送信
時刻データ記憶エリア140aに記憶されるデータ送信
時刻データを無線部120に入力して、対応する需要設
備に送信する。
【0051】その後、送信が終了すると、ステップ4b
に移行する。ステップ4bでは、消費電力量データ受信
制御手段150bが受信データを監視し、各需要設備か
らの消費電力量データの受信待機状態となる。
【0052】これに対して、消費電力量集計装置300
では、まずステップ5aにおいて送信時刻データ受信制
御手段350aの制御により自装置宛てのデータ送信時
刻データを受信する。そして、この受信したデータ送信
時刻データをデータ送信時刻記憶エリア340aに記録
し、ステップ5bに移行する。
【0053】ステップ5bでは、電力測定部360によ
って計測した当該消費電力量集計装置300が備え付け
られた需要設備の消費電力量を消費電力量検出手段35
0bが検出する。そして、この計測結果を消費電力量デ
ータとして上記消費電力量データ記憶エリア340bに
記録し、ステップ5cに移行する。
【0054】ステップ5cでは、消費電力量データ送信
制御手段350cが時計部330の計時する時刻を監視
する。やがて、上記データ送信時刻データにて指定され
る時刻になると、ステップ5dに移行する。
【0055】ステップ5dでは、消費電力量データ送信
制御手段350cが無線部320を制御して、消費電力
量データ記憶エリア340bに記録される消費電力量デ
ータを料金集計管理装置100に向け送信させ、処理を
終了する。
【0056】これに対して料金集計管理装置100で
は、消費電力量データ受信制御手段150bが消費電力
量データを受信すると、ステップ4bからステップ4c
に移行する。ステップ4cでは、受信した消費電力量デ
ータを利用料金記憶エリア140bの対応する需要設備
のエリアに記録し、ステップ4dに移行する。
【0057】ステップ4dでは、利用料金算出手段15
0cが、利用料金記憶エリア140bに記録される消費
電力量データに基づいて、需要設備の電力の利用料金を
各々算出する。そしてこの算出結果に基づいて、請求す
る利用料金を加入者毎に集計し、処理を終了する。
【0058】以上のように、上記構成の電力管理システ
ムでは、各加入者の需要設備に設置した消費電力量集計
装置300が各需要設備の消費電力量を検出し、この検
出結果を定期的に静止衛星を介して電力会社の本支店あ
るいは営業所などに設置された料金集計管理装置100
に送信する。そして、この料金集計管理装置100が加
入者毎に集計し、利用料金を算出するようにしている。
【0059】したがって、上記構成の電力管理システム
によれば、従来のように検針員が個々の需要設備を巡回
して電力測定部360の取引用計器を検針しなくても、
上記LAN130に接続される電力会社の端末上ですべ
ての加入者の消費電力量とこれに対応する利用料金を把
握することができる。
【0060】また、上記構成の電力管理システムでは、
消費電力量集計装置300が検出した消費電力量データ
を、料金集計管理装置100が指定する時刻に送信する
ようにしている。したがって、送信時刻を分散すること
ができるため、回線数に制約のある静止衛星であって
も、効率よく消費電力量データを収集することができ
る。
【0061】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、料金集
計管理装置100が指定する時刻に消費電力量集計装置
300が検出した消費電力量データを送信するようにし
たが、これに代わり例えば料金集計管理装置100が必
要に応じて特定の消費電力量集計装置300に消費電力
量データの送信を要求するようにしてもよい。
【0062】また、所定の時刻でなく、所定の時間を経
過すると消費電力量集計装置300が検出した消費電力
量データを料金集計管理装置100宛てに送信する、す
なわち所定の周期で消費電力量データを送信するように
しても同様の効果を得られることはいうまでもない。
【0063】次に、この発明の第2の実施形態に係わる
電力管理システムについて説明する。図6は、その構成
を示す図で、消費電力管理装置400と、静止衛星50
0と、消費電力集計装置600とから構成される。
【0064】消費電力管理装置400は、電力会社の本
支店あるいは営業所などに設置され、第1の実施形態の
料金集計管理装置100と同様の構成よりなるが、記憶
部140および管理装置制御部150に代わり、記憶部
440と管理装置制御部450を備えた点が異なってい
る。以下の説明では、前述の料金集計管理装置100と
同様の構成については同一の符号を付して示し、異なる
点を中心に説明することにする。
【0065】記憶部440は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリやハードディスクを記録媒体としたも
ので、この記録媒体には後述の管理装置制御部450の
制御プログラムおよび種々の制御データを記憶するエリ
アを備えるとともに、消費電力データ記憶エリア440
aと、大口需要設備記憶エリア440bとを備えてい
る。
【0066】消費電力データ記憶エリア440aは、各
加入者が契約している電力の需要設備に対応させて、消
費電力データと、これらの消費電力データの合計とが記
憶されるエリアで、例えば図7に示すように構成され
る。
【0067】大口需要設備記憶エリア440bは、消費
電力の大きい需要設備を記録するエリアで、例えば図8
に示すように病院設備やインフラに関わる設備などを除
く需要設備が記憶される。
【0068】管理装置制御部450は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備え、当該消費電力管理
装置400を構成する各部を統括制御し、消費電力集計
装置600との間のデータ通信制御および供給電力の集
計処理を行なうもので、消費電力データ要求手段450
aと、消費電力データ受信制御手段450bと、消費電
力データ集計手段450cと、低減勧告制御手段450
dを備えている。
【0069】消費電力データ要求手段450aは、無線
部120を制御して後述の消費電力集計装置600に消
費電力のデータの送信を要求するものである。消費電力
データ受信制御手段450bは、無線部120を制御し
て消費電力集計装置600から送信される消費電力デー
タを受信する制御を行なうものである。なお、受信した
消費電力データは上述の消費電力データ記憶エリア44
0aに記録される。
【0070】消費電力データ集計手段450cは、消費
電力データ記憶エリア440aに記録される消費電力デ
ータを集計して、当該消費電力管理装置400が管轄す
る需要設備の消費電力の合計(以下、総消費電力と称す
る)を求めるものである。なお、求めた総消費電力は上
述の消費電力データ記憶エリア440aに記録される。
【0071】低減勧告制御手段450dは、消費電力デ
ータ記憶エリア440aに記録される総消費電力を監視
し、この総消費電力が所定値を越えた場合に、無線部1
20を制御して大口需要設備記憶エリア440bに記憶
される需要設備に対して消費電力を低減するように勧告
するデータ(以下、低減勧告データと称する)を送信す
る制御を行なうものである。
【0072】一方、消費電力集計装置600は、加入者
の需要設備に設置され、第1の実施形態の消費電力集計
装置300と同様の構成よりなるが、記憶部340およ
び集計装置制御部350に代わり、記憶部640と集計
装置制御部650を備え、新たに報知部660を備えた
点が異なっている。以下の説明では、前述の消費電力集
計装置300と同様の構成については同一の符号を付し
て示し、異なる点を中心に説明することにする。
【0073】記憶部640は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記録媒体としたもので、この記録媒
体には後述の集計装置制御部650の制御プログラムお
よび種々の制御データを記憶するエリアを備えるととも
に、消費電力データ記憶エリア640aを備えている。
この消費電力データ記憶エリア640aは、後述の集計
装置制御部650の消費電力検出手段650aによって
検出される消費電力を消費電力データとして記憶するエ
リアである。
【0074】集計装置制御部650は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備え、当該消費電力集計
装置600を構成する各部を統括制御して、消費電力の
算出や消費電力管理装置400との間でデータ通信を行
なう制御を行なうもので、消費電力検出手段650a
と、消費電力データ送信制御手段650bと、低減勧告
報知制御手段650cとを備えている。
【0075】消費電力検出手段650aは、後述の電力
測定部360が計測した消費電力を検出し、上記消費電
力データ記憶エリア640aに記録するものである。消
費電力データ送信制御手段650bは、無線部320を
制御して消費電力データ記憶エリア640aに記録され
る消費電力を消費電力データとして消費電力管理装置4
00に向け送信させる制御を行なうものである。
【0076】低減勧告報知制御手段650cは、消費電
力管理装置400から低減勧告データを受信した場合
に、ブザーや警告灯からなる報知部660を動作制御し
て、当該需要設備の管理者に電力会社から消費電力の低
減勧告があったことを報知する制御を行なうものであ
る。
【0077】静止衛星500は、静止衛星200と同様
に消費電力管理装置400と消費電力集計装置600と
の間のデータ通信を中継する機能を有する静止軌道上の
衛星で、アンテナ310のように小型のアンテナとも送
受信することが可能な大型のアンテナを搭載している。
【0078】図9および図10を参照して、上記構成の
電力管理システムの動作を以下に説明する。なお、図9
は消費電力集計装置600の集計装置制御部650の制
御動作を説明するためのフローチャートで、図10は消
費電力管理装置400の管理装置制御部450の制御動
作を説明するためのフローチャートである。
【0079】まず消費電力集計装置600の集計装置制
御部650では、消費電力検出手段650aにより電力
測定部360が計測した消費電力を検出し、消費電力デ
ータ記憶エリア640aに記録する(ステップ9a)。
【0080】そして次にステップ9bでは、消費電力デ
ータ送信制御手段650bが消費電力管理装置400か
ら消費電力のデータの送信を要求する信号が到来するの
を待機する。
【0081】一方、消費電力管理装置400の管理装置
制御部450は、ステップ10aにおいて消費電力デー
タ要求手段450aにより無線部120を制御して、自
装置が管轄する需要設備の消費電力集計装置600に消
費電力のデータを送信するように要求し、ステップ10
bに移行する。
【0082】これに対して消費電力集計装置600で
は、上記要求があると、ステップ9cに移行する。ステ
ップ9cでは、消費電力データ送信制御手段650bが
無線部320を制御して、消費電力データ記憶エリア6
40aの消費電力データを消費電力管理装置400に向
け送信させ、ステップ9dに移行する。
【0083】ステップ9dでは、低減勧告報知制御手段
650cが所定の時間、受信信号を監視し、消費電力管
理装置400から低減勧告データを含む信号が到来する
か待機する。
【0084】これに対して消費電力管理装置400で
は、ステップ10bにおいて消費電力データ受信制御手
段450bが無線部120を制御して各需要設備の消費
電力集計装置600から送信される消費電力データを受
信する。なお、ここで受信したデータは、消費電力デー
タ記憶エリア440aの対応する需要設備のエリアに記
録される。
【0085】そして、ステップ10cでは、消費電力デ
ータ受信制御手段450bが、ステップ10aにて要求
を出したすべての需要設備から消費電力データを受信し
たか否かを監視する。
【0086】ここで、消費電力データを受信していない
需要設備がある場合には、再びステップ10bに移行
し、すべての需要設備から消費電力データを受信した場
合には、ステップ10dに移行する。
【0087】ステップ10dでは、消費電力データ集計
手段450cが消費電力データ記憶エリア440aに記
録される消費電力データを集計して総消費電力を求め
る。そして、この求めた総消費電力を消費電力データ記
憶エリア440aの対応するエリアに記録し、ステップ
10eに移行する。
【0088】ステップ10eでは、低減勧告制御手段4
50dがステップ10dで求めた総消費電力を監視す
る。ここで、この総消費電力が所定値を越えない場合に
は、以上の制御を終了する。
【0089】一方、総消費電力が所定値を越えた場合に
は、無線部120を制御して大口需要設備記憶エリア4
40bに記憶される需要設備に対して低減勧告データを
送信する制御を行ない、以上の制御を終了する。
【0090】これに対して消費電力集計装置600で
は、ステップ9dにおいて所定時間が経過しても低減勧
告データを受信できない場合には以上の制御を終了す
る。一方、所定時間内に低減勧告データを受信した場合
には、ステップ9eに移行する。
【0091】ステップ9eでは、低減勧告報知制御手段
650cが報知部660を動作制御して、当該需要設備
の管理者に電力会社から消費電力の低減勧告があったこ
とを報知する制御を行ない、制御を終了する。
【0092】以後、管理装置制御部450および集計装
置制御部650は、それぞれ図9、図10のフローチャ
ートに示した制御を所定時間経過する度に繰り返し行な
う。以上のように、上記構成の電力管理システムでは、
各加入者の需要設備に設置した消費電力集計装置600
が各需要設備の消費電力を検出し、この検出結果を定期
的に静止衛星を介して電力会社の本支店あるいは営業所
などに設置された消費電力管理装置400に送信する。
【0093】そして、消費電力管理装置400が管轄す
る需要設備による総消費電力が所定値を越えた場合に、
静止衛星を介して予め設定した大口の需要家に消費電力
の低減を勧告するようにしている。
【0094】したがって、上記構成の電力管理システム
によれば、従来のように電話回線などの地上網を利用し
て個々の大口の需要設備に向け通知を行なわなくても、
静止衛星を介して個々の需要設備に略同時に直接勧告で
きるため、電力の供給不足に迅速に対応することができ
る。
【0095】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記第2の実施形態では、消
費電力管理装置400からの要求に応じて消費電力集計
装置600が自設備の消費電力データを送信するように
したが、前述の第1の実施形態と同様に消費電力データ
の送信時刻を予め割り当て、各消費電力集計装置600
が割り当てられた時刻になった時に上記データを送信す
るようにしてもよい。
【0096】これによれば、第1の実施形態と同様に、
回線数に制約のある静止衛星であっても、、消費電力管
理装置400にて効率よく消費電力データを収集するこ
とができる。なお、第2の実施形態では、時々刻々と変
化する総消費電力を監視するため、各消費電力集計装置
600には多数の時刻データを割り当てる必要がある。
【0097】また、消費電力集計装置600に、消費電
力管理装置400から消費電力の低減勧告があった場合
に、自設備の消費電力を制限する手段を設けるようにし
てもよい。この手段によれば、さらに迅速に電力の供給
不足に対応することができる。
【0098】また、消費(供給)電力の監視は、各々の
需要設備で行なうのに代わって、電力輸送路上で行な
い、ここで求めた供給電力に基づいて低減勧告を出すよ
うにしてもよい。その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であること
はいうまでもない。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、複数
の電力需要設備がそれぞれ検出した自設備の消費電力量
のデータを衛星回線を通じて電力管理設備に送信し、電
力管理設備が受信した消費電力量のデータを基に、各電
力需要設備の電気料金を求めるようにしている。
【0100】したがって、この発明によれば、従来のよ
うに検針員が個々の需要設備を巡回して取引用計器の検
針を行なわなくても、電力管理設備上ですべての電力需
要設備の消費電力量とこれに対応する利用料金を管理す
ることが可能な電力管理システムを提供できる。
【0101】また、この発明では、複数の電力需要設備
がそれぞれ検出した自設備の消費電力のデータを衛星回
線を通じて電力管理設備に送信する。そして、電力管理
設備では、複数の電力需要設備より受信した消費電力量
のデータを集計して、これら複数の電力需要設備による
消費電力の合計を求め、この求めた消費電力の合計が所
定値を越えた場合には、予め設定した特定の電力需要設
備に対して通信衛星を介して消費電力の低減を要求する
ようにしている。
【0102】したがって、この発明によれば、従来のよ
うに電話回線などの地上網を利用して個々の大口の需要
設備などに向け通知を行なわなくても、静止衛星を介し
て複数の需要設備に略同時に消費電力の低減を直接勧告
できるため、電力の供給不足に迅速に対応することが可
能な電力管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電力管理システムの第1の実
施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した料金集計管理装置の記憶部の送信
時刻データ記憶エリアの構成を示す図。
【図3】図1に示した料金集計管理装置の記憶部の利用
料金記憶エリアの構成を示す図。
【図4】料金集計管理装置の送信時刻割当および請求料
金の集計の各制御を説明するためのフローチャート。
【図5】消費電力集計装置の消費電力量の検出および消
費電力量データの送信を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】この発明に係わる電力管理システムの第2の実
施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図7】図6に示した消費電力管理装置の記憶部の消費
電力データ記憶エリアの構成を示す図。
【図8】図6に示した消費電力管理装置の記憶部の大口
需要設備記憶エリアの構成を示す図。
【図9】図6に示した消費電力集計装置の消費電力の検
出、消費電力データの送信および低減勧告報知の各制御
を説明するためのフローチャート。
【図10】図6に示した消費電力管理装置の消費電力デ
ータの要求、消費電力データの集計および低減勧告の各
制御を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
100…料金集計管理装置 110,310…アンテナ 120,320…無線部 130…LAN 140,340,440,640…記憶部 140a…送信時刻データ記憶エリア 140b…利用料金記憶エリア 150,450…管理装置制御部 150a…送信時刻データ送信制御手段 150b…消費電力量データ受信制御手段 150c…利用料金算出手段 150d…基準時刻データ送信制御手段 160…基準時計 200,500…静止衛星 300…消費電力量集計装置 330…時計部 340a…データ送信時刻記憶エリア 340b…消費電力量データ記憶エリア 350…集計装置制御部 350a…送信時刻データ受信制御手段 350b…消費電力量検出手段 350c…消費電力量データ送信制御手段 360…電力測定部 400…消費電力管理装置 440a…消費電力データ記憶エリア 440b…大口需要設備記憶エリア 450a…消費電力データ要求手段 450b…消費電力データ受信制御手段 450c…消費電力データ集計手段 450d…低減勧告制御手段 600…消費電力集計装置 640a…消費電力データ記憶エリア 650…集計装置制御部 650a…消費電力量検出手段 650b…消費電力データ送信制御手段 650c…低減勧告報知制御手段 660…報知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小石 洋一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止軌道上の通信衛星を介して、複数の
    電力需要設備と電力管理設備との間で通信を行なう電力
    管理システムであって、 前記電力需要設備は、 所定時間内における自設備の消費電力量を検出する消費
    電力量検出手段と、 この消費電力量検出手段により検出した消費電力量を、
    消費電力量データとして前記通信衛星を介して前記電力
    管理設備に送信する制御を行なう消費電力量情報送信制
    御手段とを備え、 前記電力管理設備は、 前記通信衛星を介して前記電力需要設備より送信される
    前記消費電力量データに基づいて、前記電力需要設備の
    消費電力量に対する利用料金を求める電気料金演算手段
    とを具備することを特徴とする電力管理システム。
  2. 【請求項2】 前記電力管理設備は、前記通信衛星を介
    して前記電力需要設備に前記消費電力量データの送信を
    要求する消費電力量情報要求手段を備え、 前記消費電力量情報送信制御手段は、前記電力管理設備
    から消費電力量データの送信要求があった場合に、前記
    消費電力量データを前記通信衛星を介して前記電力管理
    設備に送信する制御を行なうことを特徴とする請求項1
    に記載の電力管理システム。
  3. 【請求項3】 前記消費電力量情報送信制御手段は、自
    設備に予め設定された時間になった場合に、前記消費電
    力量データを前記通信衛星を介して前記電力管理設備宛
    てに送信する制御を行なうことを特徴とする請求項1に
    記載の電力管理システム。
  4. 【請求項4】 前記電力管理設備は、前記電力需要設備
    毎に設定した時間情報を、前記通信衛星を介して各々対
    応する前記電力需要設備に通知する送信時間指定手段を
    備え、 前記消費電力量情報送信制御手段は、前記電力管理設備
    により通知される時間になった場合に、前記消費電力量
    データを前記通信衛星を介して前記電力管理設備に送信
    する制御を行なうことを特徴とする請求項3に記載の電
    力管理システム。
  5. 【請求項5】 静止軌道上の通信衛星を介して、複数の
    電力需要設備と電力管理設備との間で通信を行なう電力
    管理システムであって、 前記電力需要設備は、 自設備の消費電力を検出する消費電力検出手段と、 この消費電力検出手段により検出した消費電力を、消費
    電力データとして前記通信衛星を介して前記電力管理設
    備に送信する制御を行なう消費電力情報送信制御手段と
    を備え、 前記電力管理設備は、 前記複数の電力需要設備からそれぞれ送信される消費電
    力データを集計して、これら複数の電力需要設備による
    消費電力の合計を求める総消費電力集計手段と、 この総消費電力集計手段で求めた消費電力の合計が所定
    値を越えた場合に、前記複数の電力需要設備のうち予め
    設定した特定の電力需要設備に前記通信衛星を介して消
    費電力の低減を要求する消費電力低減要求手段とを具備
    することを特徴とする電力管理システム。
  6. 【請求項6】 前記電力需要設備は、前記電力管理設備
    から消費電力の低減要求があった場合に、自設備の消費
    電力を低減する制御を行なう消費電力制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の電力管理システム。
JP9141898A 1997-05-30 1997-05-30 電力管理システム Pending JPH10334385A (ja)

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