JPH10333401A - 電子写真方式ローラ - Google Patents

電子写真方式ローラ

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Publication number
JPH10333401A
JPH10333401A JP13664297A JP13664297A JPH10333401A JP H10333401 A JPH10333401 A JP H10333401A JP 13664297 A JP13664297 A JP 13664297A JP 13664297 A JP13664297 A JP 13664297A JP H10333401 A JPH10333401 A JP H10333401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
layer
resistance
intermediate layer
outermost layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13664297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Mimura
和義 三村
Yoshihisa Owada
善久 大和田
Kenji Kobayashi
健二 小林
Susumu Fukuda
鐘淵化学工業株式会社内 滋賀県大津市比叡辻2−1−1
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP13664297A priority Critical patent/JPH10333401A/ja
Publication of JPH10333401A publication Critical patent/JPH10333401A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の現像ローラや帯電ローラでは、その最
外層に吸水率の高い素材を用いるため、環境の影響、特
に高湿度環境下での影響を受けて、ローラ抵抗値が低下
したり、ローラの周方向の抵抗のバラツキが起こり、ロ
ーラの特性が変わるという問題点を有していた。 【解決手段】 本発明に係るローラは、シャフト上に弾
性層、中間層、および最外層を同心円状に順次積層した
構造を備え、前記中間層が、弾性層および最外層の何れ
の層よりも高い電気抵抗を有する多層構造のローラであ
って、且つこのローラのローラ抵抗値が、気温20℃、
RH(相対湿度)60%の環境下、および直流電圧10
0ボルト印加条件下で測定されたときに、当該多層構造
のローラから中間層を排除して構成される従来構造のロ
ーラのローラ抵抗値に対して、3倍以上の値を有すると
いう構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、あるいはファクシミリ装置など、電子写真方式を採
用した装置に組み込まれるローラに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用した装置には、帯電
ローラ、現像ローラ、転写ローラなどが用いられる。
【0003】以下に、図3を参照しながら、現像装置と
その周辺構造について説明するとともに、これに組み込
まれる各ローラの機能について説明する。
【0004】図3の帯電ローラ22は、感光体表面に一
様に電荷を供給する機能を有する。帯電ローラ22は、
その表面を感光体20に接触させて、電荷を感光体表面
に供給するのである。感光体表面には、光導電性絶縁体
層が形成されており、この光導電性絶縁層の下には、導
電体層が形成されている。原稿表面を反射して光学系な
どを経た光が、感光体表面を露光し、この露光個所の電
荷が消失することで、感光体表面に静電潜像が形成され
る。
【0005】次に、帯電した非磁性1成分現像剤よりな
るトナー33が、現像ローラ21から感光体20に塗布
され、その静電潜像が現像され可視像化される。ここ
で、トナー容器32内には、トナー33を現像ローラ2
1表面に確実に付着させるための供給ローラ28が設け
られる場合が多い。また現像ローラ21表面のトナー3
3の膜厚を規制するために、規制ブレード31が現像ロ
ーラ21に対して設けられている。現像ローラ21に
は、例えば負電源によって接地電位に対して負の電圧が
印加され、供給ローラ28は、現像ローラ21の印加電
圧以上の大きさを有する負電圧が印加されてトナー33
を帯電する。このようにして形成されたトナー像が、転
写ローラ23によって、記録用紙29に転写される。こ
こで、トナー像を転写する際に、記録用紙29は、転写
ローラ23によって帯電され、感光体表面のトナーを静
電吸着する。そして、加熱ローラ25と加圧ローラ26
によって、転写像が熱や圧力を加えて定着されるのであ
る。なお、ブレードなどの清掃器27が、転写ローラ下
流側に設けられている。これは、転写されずに感光体表
面に残ったトナー粉を除去するためである。このブレー
ドの代わりに、ブラシやローラを用いても良い。
【0006】上述した各ローラには、その目的に応じて
様々な特性が要求されるが、特に、現像ローラや帯電ロ
ーラにおいては、電気抵抗の調整が容易であること、耐
電圧の向上が図られることなどが重要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】帯電ローラの表面材質
としては、耐摩耗性に優れたナイロン系材料、例えば6
−ナイロン、共重合ナイロン、アルコキシアルキル化ナ
イロン等で溶剤可溶型のものなどを用いることが多い。
また、現像ローラの表面材質としては、前記ナイロン系
材料を用いたり、ウレタン系材料、例えば、エステル骨
格を有するもので、熱可塑エラストマーあるいは熱硬化
型のものを用いる場合が多い。これらの材料を最外層に
使う理由は、トナー帯電性の点で有利だからである。し
かし、これらの材料は、吸水率が高いため環境の影響を
受け易く、特に高湿度環境下では、ローラ抵抗値が低下
し、帯電ローラや現像ローラの特性が変わりやすいとい
う問題を有する。なお、吸水率とは、試験体の乾燥重量
に対する吸水量の割合を百分率で表わしたもので、試験
体中の外通気孔の含有率を表わすための数値である。
【0008】また、現像ローラの表面材質に、トナー離
型性に優れたフッ素系材料、例えば、ポリフッ化ビニリ
デン、3フッ化ポリオールのウレタン架橋物などを用い
ることも多いが、これらフッ素系材料は、比電気抵抗が
高いために薄く塗布する必要がある。しかし、薄く塗布
した場合には、塗布厚みのムラによりローラの周方向の
抵抗のバラツキが発生し易く、ローラ表面で一様な電荷
分布が得られないという問題が生ずる。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、環境変化、特に湿度変化に伴うローラ抵抗
の変動を抑えて、ローラの周方向の抵抗のバラツキを最
小限に抑えることで、トナーの帯電特性の向上やトナー
離型性の向上を通じて、画像の高品質化を可能とするロ
ーラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは鋭意研究をし、その結果、本発明に至
った。即ち、本発明に係るローラは、シャフト上に弾性
層、中間層、および最外層を同心円状に順次積層した構
造を備え、前記中間層が、弾性層および最外層の何れの
層よりも高い電気抵抗を有する多層構造のローラであっ
て、且つこのローラのローラ抵抗値が、気温20℃、R
H(相対湿度)60%の環境下、および直流電圧100
ボルト印加条件下で測定されたときに、当該多層構造の
ローラから中間層を排除して構成される従来構造のロー
ラのローラ抵抗値に対して、3倍以上の値を有するとい
う構成を有する。このローラが、前記3倍以上の値を有
すれば、帯電ローラまたは現像ローラに用いる場合で
も、環境変動に伴う最外層の抵抗のバラツキがローラ抵
抗に及ぼす影響を、実用上問題無い範囲に止めることが
できる。
【0011】また、前記中間層を構成する材料の吸水率
を、前記最外層を構成する材料の吸水率よりも小さくす
ると、より効果的である。
【0012】
【作用】最外層および弾性層の何れよりも高い電気抵抗
を有する中間層を設けると、ローラ抵抗は主に中間層で
決定され、この中間層より電気抵抗の低い表面層が設け
られていることで、接触抵抗のバラツキが小さくなる。
また、ローラを弾性変形させて感光体または規制ブレー
ド等と面接触させる場合、ローラからトナーや電荷等の
供給が容易になるとともに、弾性変形によるローラ抵抗
の変化も招きやすい。そこで、弾性層と最外層との間に
抵抗の高い中間層を設けることで、そのローラ抵抗の変
化をも緩和することが可能となる。さらに、最外層より
も低い吸水率を有する中間層を用いることにより、中間
層によって、環境変化、特に湿度変化による影響から弾
性層が守られ、環境変化に起因する弾性層の抵抗変動が
抑制され、ひいてはローラ抵抗の変動が抑制される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら、本
発明に係るローラの実施例を具体的に説明する。以下、
実施例として現像ローラを中心に説明するが、本発明
は、現像ローラに限るものではなく、帯電ローラ、転写
ローラなど、ローラ表面の抵抗バラツキを低減させるこ
とが必要なローラならば何れにも適用し得る。図1は、
本発明に係るローラの構成を簡単に示した断面図であ
る。ローラ1の中心軸として、直径1〜12mm程度の
アルミニウム合金またはSUS製のシャフト2を用い
る。このシャフト外周上に、JIS A硬度で5〜40
度程度、好ましくは10〜30度程度で厚さ1〜15m
m程度の弾性層3を設け、この弾性層3の外周に1〜1
00μm程度の中間層4を設け、この中間層4の外周に
5〜100μm程度の最外層5を被覆して、本実施例の
ローラ1が構成される。
【0014】ここで、中間層として、弾性層および最外
層の何れよりも電気抵抗の高いものを用いる。この中間
層の材質としては、ポリウレタン系化合物、ナイロン系
化合物、珪素含有化合物、ポリエーテル化合物など、ま
たはこれらの混合物が挙げられる。これら材質のうち、
中間層に、弾性層および表面層と凝集力の近い化合物を
用いると、この中間層が、弾性層と最外層とに対して接
着力向上の役割を果たし、より好ましいものとなる。と
ころで、弾性層の材質としては、EP系ゴム、ポリウレ
タン、シリコン、NBR(ブタジエンアクリロニトリル
ゴム)、またはこれらを発泡させたものが挙げられる。
また、最外層の材質としては、ナイロン系化合物、ウレ
タン系化合物などが挙げられる。
【0015】上記ローラのローラ抵抗値は、103 〜1
9 Ω程度、好ましくは104 〜107 Ω程度のものと
なるように、各層の材質を選択し各層の厚みを調整す
る。ここでのローラ抵抗値は、図4に示すように、金属
プレート6の表面にローラ1を横たえ、シャフト2の両
端に500gの荷重7,7をか6て、シャフト2と金属
プレート6間に直流電圧100ボルト印加という条件下
での電気抵抗の測定値である。ここで、シャフト両端に
500gの荷重をかけて、金属プレートにローラ最外層
を面接触させる理由は、帯電ローラや現像ローラなどが
規制ブレードあるいは感光体に当接する際の条件を再現
するためである。以下、記述するローラ抵抗値は、こと
わりのない限り、上記条件の下で測定されるものとす
る。
【0016】本発明は、中間層に前記3層のうち最も電
気抵抗の高い層を設けて、ローラ抵抗を調整すればよ
く、電気抵抗以外の点で特に規定はない。好ましくは、
中間層にはポリエーテル化合物などの比電気抵抗の小さ
な材料を用い、その厚みを30μm〜100μmのもの
として、塗布厚のバラツキによる抵抗変動を抑制する。
一方、中間層にシリコーン系などの比電気抵抗の高い材
料を用いる場合には、その層の厚みを、10μm以下、
好ましくは1μm以下となるように調整する。なお、中
間層は、ディップ塗布後に80℃で1時間乾燥して形成
され、この中間層の周りに、最外層が、最外層溶液をデ
ィップ塗布し80℃で1時間乾燥して形成される。
【0017】以下、本発明に係るより具体的な実施例を
比較例とともに挙げ、両者の違いを説明する。本発明に
係る実施例は、以下に示す1種類の導電性弾性層と2組
の最外層および中間層とを組合わせたものであり、図1
に示した構成を有するものである。このローラは、直径
10mmのSUS製シャフトの周りに、厚さ7.5mm
の導電性弾性層が設けられ、この導電性弾性層の周りに
一定の厚さをもつ中間層をディップ塗布した後に、この
中間層の周りに、乾燥硬化条件が80℃/時間の下で表
面層をディップ塗布して構成される。
【0018】その導電性弾性層は、以下に示すA〜Dの
構成要素を有する。すなわち、 A.数平均分子量8000、分子量分布(=重量平均分
子量/数平均分子量)2の末端アリル化ポリオキシピレ
ン系重合体の100重量部に対して、 B.ポリシロキサン系硬化剤(SiH価0.36モル/
100g)を6.6重量部、 C.塩化白金酸の10%イソプロピルアルコール溶液を
0.06重量部、 D.カーボンブラック3030B(三菱化学製)を7重
量部、を混合し、10mmHg以下で120分間減圧脱
泡して、得られるものである。このようにして得られた
組成物を10mm径のSUS製シャフトの周りに被覆
し、金型内の120℃の環境下で30分間静置して硬化
させて、厚さ7.5mmのゴム弾性体を形成した。JI
S K 6301 A法に準じた測定方法によると、上
記導電性弾性層のJIS A 硬度は、15°であっ
た。なお、上記ポリシロキサン系硬化剤の含有成分であ
るヒドロシリル基(Si−H基)は、硬化剤として一般
的によく使われているものである。このヒドロシリル基
が少なすぎると、硬化不良を起こし易く、また、このヒ
ドロシリル基が多すぎると、組成物の安定性が悪くな
り、ボイドやクラックの原因となる。
【0019】次に、以上のように形成された導電性弾性
層の周りに、以下に示す2組の中間層および最外層を形
成して、本発明に係る実施例1,2とした。また、実施
例1,2のそれぞれに対して、図2に示す如く、シャフ
ト12上に形成された導電性弾性層13の周りに直接最
外層15を形成したものを比較例1,2とした。このよ
うにして両者の周方向のローラ抵抗のバラツキの程度を
比較したのである。
【0020】先ず、実施例1および比較例1について説
明する。実施例1は、前記導電性弾性層上に、Z902
(鐘淵化学工業株式会社製)をトルエンで20倍に希釈
して固形分2%にした溶液をローラ表面にディップ塗布
後、これを80℃で1時間乾燥して中間層を形成し、こ
の中間層上に、セフラルソフトG180Y(セントラル
硝子社製、フッ素系)をDMF(ジメチルホルムアミ
ド)で固形分5%とした溶液をディップ塗布後、これを
80℃で1時間乾燥して最外層を形成して構成される。
比較例1は、上述したように、この実施例1の各層のう
ち、中間層を除いて構成されるものである。比較例1と
実施例1とに対するローラ抵抗値を、ローラの周上の4
点について測定し、その4点平均を求めた。なお、これ
ら4点は、ローラの軸に垂直な断面で生ずる円周を4等
分したときに得られる点である。この測定結果を表1に
示す。
【0021】
【表1】 但し、表の4点平均は対数平均である。また、バラツキ
度は、4つのローラ抵抗のうち、最大値をRmax 、最小
値をRmin とするときのlog10(Rmax /Rmin) で表わ
されるものである。
【0022】表1に示されているように、導電性弾性層
と最外層との間に電気抵抗の高い中間層を形成すること
で、ローラの周方向の抵抗のバラツキが確実に小さくな
っていることが分かる。
【0023】次に、実施例2および比較例2について説
明する。実施例2は、前記導電性弾性層上に、PAE1
200(宇部興産株式会社製の12−ナイロン、吸水率
0.8%)をm−クレゾールで5%に希釈した溶液をデ
ィップ塗布し、これを80℃で1時間乾燥して中間層を
形成し、この中間層上に、EM−20(鉛市株式会社製
の変性ナイロン、吸水率1.5%以上)をメタノールで
2倍に希釈し、固形分10%とした溶液をディップ塗布
し、これを80℃で1時間乾燥して最外層を形成して構
成される。比較例2は、上述したように、この実施例2
の各層のうち、中間層を除いて構成されるものである。
比較例2と実施例2とに対するローラ抵抗値を、周上の
4点について測定し、その4点平均を求めた。なお、こ
れら4点は、ローラの軸に垂直な断面で生ずる円の円周
を4等分したときに得られる点である。その測定結果を
表2に示す。
【0024】
【表2】 但し、4点平均値は、対数平均によって求められた。ま
た、バラツキ度は、4点平均値のうち、10℃RH10%の
ローラ抵抗値をR1 、40℃RH90%のローラ抵抗値をR
2 とするときに、log10(R1 /R2 ) で表わされたもの
である。
【0025】表2に示された通り、最外層よりも低い吸
水率を有する中間層を採用することで、温度・相対湿度
変化に対するローラの周方向の抵抗のバラツキが確実に
小さくなっていることが分かる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く、ローラの弾性層と最外層と
の間に、弾性層および最外層の何れの層より高い電気抵
抗を有する中間層を設けることで、ローラ抵抗の周方向
のバラツキが小さくなる。また、トナー帯電性などの要
求を満たすため、吸水率の大きな最外層を採用する場合
でも、吸水率の小さな中間層を採用することで、ローラ
抵抗の大方を担う中間層が水を吸いにくいために、中間
層自体の電気抵抗の環境変化、特に湿度による変化が抑
えられ、ローラ抵抗の環境変化を小さく抑えることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真方式ローラの断面図。
【図2】従来の電子写真方式ローラの断面図。
【図3】現像装置とその周辺構造とを示す簡略図。
【図4】ローラ抵抗の標準的な測定方法を示す図。
【符号の説明】
1,11 ローラ 2,12 シャフト 3,13 弾性層 4 中間層 5,15 最外層 6 金属プレート 7 500g荷重 8 電流計 18 光照射 20 感光体 21 現像ローラ 22 帯電ローラ 23 転写ローラ 24 搬送ローラ 25 加熱ローラ 26 加圧ローラ 27 清掃器 28 供給ローラ 29 記録用紙 30 現像装置 31 規制ブレード 32 トナー容器 33 トナー 34 回転駆動
フロントページの続き (72)発明者 滋賀県大津市比叡辻2−1−1 鐘淵化学 工業株式会社内 福田 丞

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト上に弾性層、中間層、および最
    外層を同心円状に順次積層した構造を備え、前記中間層
    が、弾性層および最外層の何れの層よりも高い電気抵抗
    を有する多層構造のローラであって、且つこのローラの
    ローラ抵抗値が、 気温20℃、RH60%の環境下、および直流電圧10
    0ボルト印加の条件下で測定されたときに、当該多層構
    造のローラから中間層を排除して構成されて得られるロ
    ーラ抵抗値に対して、3倍以上の値を有することを特徴
    とする電子写真方式ローラ。
  2. 【請求項2】 前記中間層を構成する材料の吸水率が、
    前記最外層を構成する材料の吸水率よりも小さいことを
    特徴とする請求項1記載の電子写真方式ローラ。
JP13664297A 1997-05-27 1997-05-27 電子写真方式ローラ Pending JPH10333401A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13664297A JPH10333401A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 電子写真方式ローラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13664297A JPH10333401A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 電子写真方式ローラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1288729A3 (en) * 2001-08-28 2010-05-05 Tokai Rubber Industries, Ltd. Elastic member of semiconductive polymer and OA equipment using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1288729A3 (en) * 2001-08-28 2010-05-05 Tokai Rubber Industries, Ltd. Elastic member of semiconductive polymer and OA equipment using the same

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Effective date: 20041005

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050215