JPH10333016A - レンズアダプタの取り付け機構 - Google Patents

レンズアダプタの取り付け機構

Info

Publication number
JPH10333016A
JPH10333016A JP14127297A JP14127297A JPH10333016A JP H10333016 A JPH10333016 A JP H10333016A JP 14127297 A JP14127297 A JP 14127297A JP 14127297 A JP14127297 A JP 14127297A JP H10333016 A JPH10333016 A JP H10333016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
lens
adapter
mounting mechanism
lock members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14127297A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yoshikawa
功一 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14127297A priority Critical patent/JPH10333016A/ja
Publication of JPH10333016A publication Critical patent/JPH10333016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法の異なる2種類のレンズの双方にアダプ
タを装着可能とする。 【解決手段】 先端部100Aの外径の大きいレンズ1
00に取り付ける場合には、雄ネジ42を緩めて取り付
け機構アダプタ8を取り付け機構本体6から取り外す。
そして、レンズ先端部100Aを第1のハウジング10
内に挿通し、雄ネジ16をねじ込み、第1のロック部材
14を介してレンズ先端部100Aを押圧することで固
定する。先端部102Bの小さいレンズ102に取り付
ける場合は、取り付け機構アダプタ8を取り付け機構本
体6に装着する。そして、レンズ先端部102Bを第2
のハウジング24内に挿通し、雄ネジ16をねじ込み、
第1のロック部材14、第2のロック部材26、ピン3
0、第3のロック部材28を介してレンズ先端部102
Bを押圧することで固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラやス
チルカメラのレンズ先端部に、手ぶれ補正装置などのア
ダプタを取り付けための取り付け機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラやスチルカメラで撮影する
とき、しばしば手ぶれにより撮影画像が不鮮明になる場
合がある。そこで、従来より、カメラレンズ(単にレン
ズともいう)の先端部に、光学的に手ぶれを補正する装
置をアダプタとして装着して、鮮明な画像が得られるよ
う図られている。また、レンズには、手ぶれ補正装置に
限らず種々のアダプタ(レンズアダプタともいう)が装
着され、機能や性能の向上が図られる場合が多い。
【0003】レンズは概ね円筒形に形成されているが、
その先端部の直径はメーカや機種により様々である。し
たがって、レンズに装着するアダプタとしても種々の取
り付け寸法のものが準備されており、利用者にとってコ
スト的な負担が大きく、また種々のアダプタを所持しな
ければならず繁雑であるといった問題が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ENG(E
NGINEERING NEWS GATHERIN
G)用のカメラで現在最も頻繁に使用されるレンズは倍
率が×15と×20のものの2種類である。図5、図6
にそれぞれの例を示す。図5は×20のレンズ100の
一例を示す側面図、図6は×15のレンズ102の一例
を示す側面図である。いずれも右端がカメラ本体側であ
り、左端がレンズの先端部100A、102Aとなって
いる。したがって、レンズに装着するアダプタを、先端
部100A、102Aの外径寸法が異なるこれら2種類
のレンズ100、102の双方に装着可能とできれば、
これら2種類のレンズ100、102が最も頻繁に使用
されるので、上記問題は大幅に緩和される。そこで本発
明の目的は、外径寸法の異なる2種類のレンズの双方に
レンズアダプタを装着可能とするレンズアダプタの取り
付け機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、先端部の直径が大きい第1のカメラレンズ
と、第1のカメラレンズよりもその先端部の直径が小さ
い第2のカメラレンズとにアダプタを取り付けるための
機構であって、前記アダプタの本体に取着される取り付
け機構本体と、前記取り付け機構本体の内側に着脱可能
に取着される取り付け機構アダプタと、前記取り付け機
構アダプタを前記取り付け機構本体に固定する固定手段
とを含み、前記取り付け機構本体は、環状の第1のハウ
ジングと、前記第1のハウジングを貫通して半径方向に
延在する雌ネジと、前記第1のハウジングの内面に周方
向に間隔をおいて配設され、第1のハウジングの内面に
沿って周方向に延在する複数のベルト状の第1のロック
部材と、前記雌ネジに螺着され先端が第1のハウジング
の内面から出没可能な雄ネジとを備え、前記複数の第1
のロック部材のうちの一つは前記雌ネジの内側開口を閉
鎖する位置に配設され、前記複数の第1のロック部材の
内面を接続する仮想円は、第1のカメラレンズの先端部
の直径よりも大きな寸法で形成され、前記取り付け機構
アダプタは、環状の第2のハウジングと、前記第2のハ
ウジングの外周部に形成された切り欠き部と、前記切り
欠き部の箇所で第2のハウジングを貫通して半径方向に
延在する孔と、前記第2のハウジングの外面に周方向に
間隔をおいて配設され、第2のハウジングの外面に沿っ
て周方向に延在する複数のベルト状の第2のロック部材
と、前記第2のハウジングの内面に周方向に間隔をおい
て配設され、第2のハウジングの内面に沿って周方向に
延在する複数のベルト状の第3のロック部材と、前記孔
内に摺動可能に挿通され第2のハウジングの肉厚とほぼ
同じ寸法の長さを有するピンとを備え、前記複数の第2
のロック部材のうちの一つは前記切り欠き部を覆う位置
に配設され、前記複数の第3のロック部材のうちの一つ
は前記孔の内側開口を閉鎖する位置に配設され、前記複
数の第2のロック部材の外面を接続する仮想円は、第1
のロック部材の内面を接続する仮想円よりも小さい直径
で形成され、前記複数の第3のロック部材の内面を接続
する仮想円は、第2のカメラレンズの先端部の直径より
も大きな寸法で形成され、前記固定手段は、取り付け機
構本体の内側に取り付け機構アダプタを挿入し、前記雄
ネジとピンとをほぼ同一直線上に位置させた状態で第1
のハウジングと第2のハウジングを固定するように構成
されていることを特徴とする。
【0006】外径の大きい第1のレンズの先端部にレン
ズアダプタを取り付ける場合には、取り付け機構アダプ
タを取り付け機構本体から分離した状態とし、取り付け
機構本体のみを第1のレンズに取り付ける。すなわち、
第1のレンズの先端部を、第1のハウジングの内側に嵌
合させた状態にし、そして、雄ネジをねじ込む方向に回
す。これにより、雄ネジの先端は第1のロック部材を第
1のハウジングの中心方向に押圧し、第1のロック部材
は、第1のハウジング内に挿通されている第1のレンズ
の先端部を押圧する。その結果、第1のハウジング、し
たがって取り付け機構本体が第1のレンズに固定され
る。
【0007】一方、第1のレンズより外径の小さい第2
のレンズの先端部にレンズアダプタを取り付ける場合に
は、取り付け機構アダプタを取り付け機構本体の内側に
嵌合させ、固定手段により固定する。そして、第2のレ
ンズの先端部を第2のハウジングの内側に収容した状態
で、雄ネジをねじ込む方向に回す。これにより、雄ネジ
の先端は第1のロック部材を第1のハウジングの中心方
向に押圧し、この力は第2のロック部材に伝達され、さ
らにピンを介して第3のロック部材に伝達される。その
ため、第3のロック部材は、第2のハウジング内に挿通
されている第2のレンズの先端部を押圧し、その結果、
第2のハウジング、したがって取り付け機構アダプタ
が、取り付け機構本体と共に第2のレンズに固定され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
るレンズアダプタの取り付け機構の一例を示す平面図、
図2は同側面図である。本実施例のレンズアダプタの取
り付け機構2は、図5、図6に示す円筒形のカメラレン
ズ100、102の先端部100A、102Aにレンズ
アダプタとして手ぶれ補正装置を取り付けるための機構
であって、図1、図2に示すように、レンズアダプタ本
体4(手ぶれ補正装置本体)に取着された取り付け機構
本体6と、取り付け機構本体6の内側に着脱可能に嵌合
する取り付け機構アダプタ8などにより構成されてい
る。
【0009】取り付け機構本体6は、円環状の第1のハ
ウジング10、雌ネジ12、第1のロック部材14、雄
ネジ16などにより構成されている。この第1のハウジ
ング10には、第1のハウジング10を貫通する孔18
が形成され、その孔18に基台20が嵌合して第1のハ
ウジング10に固着している。基台20の外側端部は第
1のハウジング10の外面から若干突出し、一方、内側
端部は、第1のハウジング10の内面と同一面で形成さ
れている。
【0010】雌ネジ12は、この基台20を貫通して、
したがって第1のハウジング10を貫通して第1のハウ
ジング10の半径方向に延在している。また、第1のロ
ック部材14は、第1のハウジング10の内面に周方向
に間隔をおいて複数配設され、第1のハウジング10の
内面に沿って周方向に延在している。第1のロック部材
14は、形状復元性を有する材料、具体的には本実施例
では合成樹脂で形成されている。そして、雄ネジ16は
雌ネジ12に螺着され、雄ネジ16の外側端部には摘み
22が形成され、摘み22により雄ネジ16を回転させ
ると、その先端が第1のハウジング10の内面から出没
するように形成されている。前記複数の第1のロック部
材14のうちの一つは雌ネジ12の内側開口を閉鎖する
位置に配設されている。また、複数の第1のロック部材
14の内面を接続する仮想円は、第1のカメラレンズ1
00の先端部100Aの直径よりも大きな寸法で形成さ
れている。
【0011】一方、取り付け機構アダプタ8は、円環状
の第2のハウジング24、第2および第3のロック部材
26、28、ピン30などにより構成されている。第2
のハウジング24の外周部には、切り欠きとしてDカッ
ト32が形成され、Dカット32の箇所で第2のハウジ
ング24を貫通して半径方向に延在する孔34が設けら
れている。第2のロック部材26は、第2のハウジング
24の外面に周方向に間隔をおいて複数配設され、第2
のハウジング24の外面に沿って周方向に延在するベル
ト状に形成されている。第3のロック部材28は、第2
のハウジング24の内面に周方向に間隔をおいて複数配
設され、第2のハウジング24の内面に沿って周方向に
延在するベルト状に形成されている。第2および第3の
ロック部材26、28は共に形状復元性を有する材料、
具体的には合成樹脂により形成されている。なお、第1
乃至第3のロック部材14、26、28は、対応するハ
ウジング箇所にその長手方向の両端がネジにより位置調
節可能に取着されている。
【0012】ピン30は、孔34内に摺動可能に挿通さ
れ、ピン30の長さはほぼ第2のハウジング24の肉厚
と同じ寸法で形成されている。前記複数の第2のロック
部材26のうちの一つは前記Dカット32を覆う位置に
配設され、複数の第3のロック部材28のうちの一つは
孔34の内側開口を閉鎖する位置に配設されている。前
記複数の第2のロック部材26の外面を接続する仮想円
は、第1のロック部材14の内面を接続する仮想円より
も小さい直径で形成され、複数の第3のロック部材28
の内面を接続する仮想円は、第2のカメラレンズ102
の先端部102Aの直径よりも大きな寸法で形成されて
いる。
【0013】さらに、第2のハウジング24を第1のハ
ウジング10に対して固定する固定手段36設けられて
いる。固定手段36は、ネジ挿通孔38、雌ネジ40お
よび雄ネジ42から成り、ネジ挿通孔38は、第1のハ
ウジング10を貫通して半径方向に延在し、雌ネジ40
は、第2のハウジング24を貫通して半径方向に延在し
ている。そして、取り付け機構本体6の内側に取り付け
機構アダプタ8を挿入し、前記雄ネジ16とピン30を
ほぼ同一直線上に位置させた状態で、雄ネジ42は、ネ
ジ挿通孔38から挿入され雌ネジ40に螺合されるよう
になっている。また、雄ネジ42は本実施例ではマイナ
スネジであり、コインにより回すことが可能となってい
る。
【0014】次に、このように構成されたレンズアダプ
タの取り付け機構2をいかにレンズに取り付けるかにつ
いて説明する。まず、上述した相対的に外径の大きい第
1のレンズ100の先端部100Aにレンズアダプタの
取り付け機構2を取り付ける場合には、図2に示したよ
うに、取り付け機構アダプタ8を取り付け機構本体6か
ら分離した状態とし、取り付け機構本体6のみを第1の
レンズ100の先端部100Aに取り付ける。
【0015】具体的には、図3に示したように、上記第
1のレンズ100の先端部100Aを、複数の第1のロ
ック部材14の内側に嵌合させた状態にし、そして、雄
ネジ16をねじ込む方向に摘み22を回す。これによ
り、雄ネジ16の先端は第1のロック部材14を第1の
ハウジング10の中心方向に押圧し、第1のロック部材
14は、第1のハウジング10内に挿通されている第1
のレンズ100の先端部100Aを押圧して、第1のハ
ウジング10、したがって取り付け機構本体6が第1の
レンズ100の先端部100Aに固定される。なお、第
1のロック部材14は合成樹脂により形成されているの
で、第1のレンズ100の先端部100Aを押圧した
際、先端部100Aに傷がつくことはない。
【0016】レンズアダプタの取り付け機構2を取り外
す場合は、雄ネジ16を上述の場合とは逆の向きに回す
ことで雄ネジ16先端による第1のロック部材14に対
する押圧を解除する。その結果、第1のロック部材14
は形状復元性を有しているので、雄ネジ16による押圧
のため若干変形していたとしても、もとの形状に速やか
に復帰し、第1のレンズの外壁に対する押圧が解除され
て、第1のレンズ100の先端部100Aからのレンズ
アダプタの取り付け機構2の取り外しが可能となる。
【0017】次に、第1のレンズ100より外径の小さ
い第2のレンズ102の先端部102Aにレンズアダプ
タの取り付け機構2を取り付ける場合には、図1に示し
たように、取り付け機構アダプタ8を取り付け機構本体
6の内側に嵌合させた状態とする。その際、第1および
第2のハウジング10、24に形成されたネジ挿通孔3
8と雌ネジ40の位置合わせをし、そして、雄ネジ42
をネジ挿通孔38から雌ネジ38に螺合し、締め付けて
第2のハウジング24を第1のハウジング10に固定す
る。
【0018】その後、図4に示したように、上記第2の
レンズ102の先端部102Aを複数の第3のロック部
材28の内側に嵌合させた状態にして、雄ネジ16をね
じ込む方向に摘み22を回す。これにより、雄ネジ16
の先端は第1のロック部材14を第1のハウジング10
の中心方向に押圧し、この力は第2のロック部材26に
伝達され、さらにピン30を介して第3のロック部材2
8に伝達される。そのため、第3のロック部材28は、
第2のハウジング24内に挿通されている第2のレンズ
102の先端部102Aを押圧し、その結果、第2のハ
ウジング24、したがって取り付け機構アダプタ8が、
取り付け機構本体6と共に第2のレンズ102に固定さ
れる。
【0019】なお、第2のハウジング24には上述のよ
うにDカット32が形成されているので、第1および第
2のロック部材14、26は中心方向に若干、変形移動
可能であり、また、ピン30は孔34内を円滑に摺動す
るので、雄ネジ16の押圧力は効果的に第3のロック部
材28に伝達される。そして、第3のロック部材28は
合成樹脂により形成されているので、第2のレンズ10
2を押圧した際、第2のレンズ102の先端部102A
に傷がつくことはない。
【0020】レンズアダプタの取り付け機構2を取り外
す場合は、雄ネジ16を上述の場合とは逆の向きに回す
ことで雄ネジ16先端による第1のロック部材14に対
する押圧を解除する。その結果、第1ないし第3のロッ
ク部材14、26、28は形状復元性を有しているの
で、雄ネジ16による押圧のため若干変形していたとし
ても、もとの形状に速やかに復帰し、第2のレンズ10
2の外壁に対する押圧が解除されてレンズアダプタの取
り付け機構2の取り外しが可能となる。
【0021】このように本実施例のレンズアダプタの取
り付け機構2は、先端部外径の大きい第1のレンズ10
0に取り付ける場合には、取り付け機構アダプタ8を取
り付け機構本体6から取り外すことで取り付けが可能で
あり、一方、先端部外径の小さい第2のレンズ102に
取り付ける場合には、取り付け機構アダプタ8を取り付
け機構本体6に装着することで取り付けが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、先端部の
直径が大きい第1のカメラレンズと、第1のカメラレン
ズよりもその先端部の直径が小さい第2のカメラレンズ
とにアダプタを取り付けるための機構であって、前記ア
ダプタの本体に取着される取り付け機構本体と、前記取
り付け機構本体の内側に着脱可能に取着される取り付け
機構アダプタと、前記取り付け機構アダプタを前記取り
付け機構本体に固定する固定手段とを含み、前記取り付
け機構本体は、環状の第1のハウジングと、前記第1の
ハウジングを貫通して半径方向に延在する雌ネジと、前
記第1のハウジングの内面に周方向に間隔をおいて配設
され、第1のハウジングの内面に沿って周方向に延在す
る複数のベルト状の第1のロック部材と、前記雌ネジに
螺着され先端が第1のハウジングの内面から出没可能な
雄ネジとを備え、前記複数の第1のロック部材のうちの
一つは前記雌ネジの内側開口を閉鎖する位置に配設さ
れ、前記複数の第1のロック部材の内面を接続する仮想
円は、第1のカメラレンズの先端部の直径よりも大きな
寸法で形成され、前記取り付け機構アダプタは、環状の
第2のハウジングと、前記第2のハウジングの外周部に
形成された切り欠き部と、前記切り欠き部の箇所で第2
のハウジングを貫通して半径方向に延在する孔と、前記
第2のハウジングの外面に周方向に間隔をおいて配設さ
れ、第2のハウジングの外面に沿って周方向に延在する
複数のベルト状の第2のロック部材と、前記第2のハウ
ジングの内面に周方向に間隔をおいて配設され、第2の
ハウジングの内面に沿って周方向に延在する複数のベル
ト状の第3のロック部材と、前記孔内に摺動可能に挿通
され第2のハウジングの肉厚とほぼ同じ寸法の長さを有
するピンとを備え、前記複数の第2のロック部材のうち
の一つは前記切り欠き部を覆う位置に配設され、前記複
数の第3のロック部材のうちの一つは前記孔の内側開口
を閉鎖する位置に配設され、前記複数の第2のロック部
材の外面を接続する仮想円は、第1のロック部材の内面
を接続する仮想円よりも小さい直径で形成され、前記複
数の第3のロック部材の内面を接続する仮想円は、第2
のカメラレンズの先端部の直径よりも大きな寸法で形成
され、前記固定手段は、取り付け機構本体の内側に取り
付け機構アダプタを挿入し、前記雄ネジとピンとをほぼ
同一直線上に位置させた状態で第1のハウジングと第2
のハウジングを固定するように構成されている。
【0023】したがって、先端部外径の大きい第1のレ
ンズに取り付ける場合には、取り付け機構アダプタを取
り付け機構本体から取り外すことで取り付けが可能であ
り、一方、先端部外径の小さい第2のレンズに取り付け
る場合には、取り付け機構アダプタを取り付け機構本体
に装着することで取り付けが可能となる。そのため、本
発明のレンズアダプタの取り付け機構をレンズアダプタ
に装備することによって、利用者は、レンズごとに専用
のレンズアダプタを備える必要がなくなるためコスト的
な負担が軽減する。また種々のレンズアダプタを所持し
なければないという繁雑さが解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンズアダプタの取り付け機構の
一例を示す平面図である。
【図2】本発明によるレンズアダプタの取り付け機構の
一例を示す側面図である。
【図3】実施例のレンズアダプタの取り付け機構を第1
のレンズに取り付けた状態を示す平面図である。
【図4】実施例のレンズアダプタの取り付け機構を第2
のレンズに取り付けた状態を示す平面図である。
【図5】倍率が×20のレンズの一例を示す側面図であ
る。
【図6】倍率が×15のレンズの一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2……レンズアダプタの取り付け機構、4……レンズア
ダプタ本体、6……取り付け機構本体、8……取り付け
機構アダプタ、10……第1のハウジング、12……雌
ネジ、14……第1のロック部材、16……雄ネジ、1
8,34……孔、24……第2のハウジング、26……
第2のロック部材、28……第3のロック部材、30…
…ピン、36……固定手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部の直径が大きい第1のカメラレン
    ズと、第1のカメラレンズよりもその先端部の直径が小
    さい第2のカメラレンズとにアダプタを取り付けるため
    の機構であって、 前記アダプタの本体に取着される取り付け機構本体と、
    前記取り付け機構本体の内側に着脱可能に取着される取
    り付け機構アダプタと、前記取り付け機構アダプタを前
    記取り付け機構本体に固定する固定手段とを含み、 前記取り付け機構本体は、 環状の第1のハウジングと、 前記第1のハウジングを貫通して半径方向に延在する雌
    ネジと、 前記第1のハウジングの内面に周方向に間隔をおいて配
    設され、第1のハウジングの内面に沿って周方向に延在
    する複数のベルト状の第1のロック部材と、 前記雌ネジに螺着され先端が第1のハウジングの内面か
    ら出没可能な雄ネジとを備え、 前記複数の第1のロック部材のうちの一つは前記雌ネジ
    の内側開口を閉鎖する位置に配設され、 前記複数の第1のロック部材の内面を接続する仮想円
    は、第1のカメラレンズの先端部の直径よりも大きな寸
    法で形成され、 前記取り付け機構アダプタは、 環状の第2のハウジングと、 前記第2のハウジングの外周部に形成された切り欠き部
    と、 前記切り欠き部の箇所で第2のハウジングを貫通して半
    径方向に延在する孔と、 前記第2のハウジングの外面に周方向に間隔をおいて配
    設され、第2のハウジングの外面に沿って周方向に延在
    する複数のベルト状の第2のロック部材と、 前記第2のハウジングの内面に周方向に間隔をおいて配
    設され、第2のハウジングの内面に沿って周方向に延在
    する複数のベルト状の第3のロック部材と、 前記孔内に摺動可能に挿通され第2のハウジングの肉厚
    とほぼ同じ寸法の長さを有するピンとを備え、 前記複数の第2のロック部材のうちの一つは前記切り欠
    き部を覆う位置に配設され、 前記複数の第3のロック部材のうちの一つは前記孔の内
    側開口を閉鎖する位置に配設され、 前記複数の第2のロック部材の外面を接続する仮想円
    は、第1のロック部材の内面を接続する仮想円よりも小
    さい直径で形成され、 前記複数の第3のロック部材の内面を接続する仮想円
    は、第2のカメラレンズの先端部の直径よりも大きな寸
    法で形成され、 前記固定手段は、取り付け機構本体の内側に取り付け機
    構アダプタを挿入し、前記雄ネジとピンとをほぼ同一直
    線上に位置させた状態で第1のハウジングと第2のハウ
    ジングを固定するように構成されている、 ことを特徴とするレンズアダプタの取り付け機構。
  2. 【請求項2】 前記第1乃至第3のロック部材は合成樹
    脂により形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のレンズアダプタの取り付け機構。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記第1のハウジング
    を貫通して半径方向に延在し、その先端が第2のハウジ
    ングに螺合する雄ネジにより構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のレンズアダプタの取り付け機構。
  4. 【請求項4】 前記カメラレンズは、テレビカメラある
    いはスチルカメラのレンズであることを特徴とする請求
    項1記載のレンズアダプタの取り付け機構。
JP14127297A 1997-05-30 1997-05-30 レンズアダプタの取り付け機構 Pending JPH10333016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14127297A JPH10333016A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 レンズアダプタの取り付け機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14127297A JPH10333016A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 レンズアダプタの取り付け機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10333016A true JPH10333016A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15288041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14127297A Pending JPH10333016A (ja) 1997-05-30 1997-05-30 レンズアダプタの取り付け機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10333016A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1316278C (zh) * 2001-05-15 2007-05-16 奥林巴斯光学工业株式会社 镜头筒
CN114199529A (zh) * 2021-12-17 2022-03-18 上饶市兴杰达光电科技有限公司 一种光学镜头外壳安装配合度校准设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1316278C (zh) * 2001-05-15 2007-05-16 奥林巴斯光学工业株式会社 镜头筒
CN114199529A (zh) * 2021-12-17 2022-03-18 上饶市兴杰达光电科技有限公司 一种光学镜头外壳安装配合度校准设备
CN114199529B (zh) * 2021-12-17 2023-07-28 维什激光科技(苏州)有限公司 一种光学镜头外壳安装配合度校准设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5053794A (en) Universal adapter for attaching a camera to associated optical devices such as telescopes, microscopes and the like
US5678953A (en) Connecting mechanism
KR20080023175A (ko) 액세서리 및 액세서리 부착 장치
US7008116B2 (en) Optical connector adapter having an engaging portion which is rendered movable by the use of a slit
JPH10333016A (ja) レンズアダプタの取り付け機構
US4723864A (en) Endoscope and photographing apparatus
JP2002189243A (ja) レンズのアクセサリ装着装置
JP2004109717A (ja) カメラのレンズアタッチメント着脱機構
JP2004271892A (ja) 光学アクセサリー鏡筒
JP3934975B2 (ja) デジタルカメラ用アダプタ
US7630629B2 (en) Accessory unit and camera system
US20010043406A1 (en) Converter
JPH11305071A (ja) 光コネクタ
JP7293615B2 (ja) マウント、レンズ鏡筒、撮像装置および撮像システム
KR0117620Y1 (ko) 감시용 카메라 렌즈의 촛점거리 조정장치
JP7219042B2 (ja) レンズマウント
EP0475740B1 (en) Camera with cartridge cover
JPH036900Y2 (ja)
WO2004109362A1 (ja) アダプタシステム
JPH02198403A (ja) レンズの固定装置
JPS61102638A (ja) ビデオカメラにおける交換レンズの着脱機構
JP2010122618A (ja) レンズ鏡筒
JP2595887Y2 (ja) レンズキャップ
JP3296810B2 (ja) アダプタシステム及び撮像システム
JPS5930906Y2 (ja) 交換レンズの着脱装置