JPH1033280A - 円型キッチン - Google Patents

円型キッチン

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Publication number
JPH1033280A
JPH1033280A JP8211857A JP21185796A JPH1033280A JP H1033280 A JPH1033280 A JP H1033280A JP 8211857 A JP8211857 A JP 8211857A JP 21185796 A JP21185796 A JP 21185796A JP H1033280 A JPH1033280 A JP H1033280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular
wheelchair
cooking
kitchen
work space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8211857A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nagashima
健 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP8211857A priority Critical patent/JPH1033280A/ja
Publication of JPH1033280A publication Critical patent/JPH1033280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足腰の不自由な人や車椅子を使用している人
に移動量が少なく使い易い円型キッチンを提供する。 【解決手段】 内外から使用可能な円型キッチン1の内
側に円形の調理作業空間部2を設けると共に、該キッチ
ン1に、該調理作業空間部2に車椅子が進退できる開口
部3を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は足の不自由な人や車
椅子を使用している人のために使い易い円型キッチンに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキッチンとしては流し台、レンジ
や調理台が直線状即ちI型に配置されたもの或いはこれ
らが直角状即ちL型に配置されたものが一般的に知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこれらI型やL
型のキッチンは調理する人にとって横方向への歩行距離
が長く、従って足腰が弱くなった高齢者や車椅子を使用
している人には過酷な作業となる問題点があった。
【0004】本発明はこれらの問題点を解消し、足腰の
不自由な高齢者や車椅子を使用している人のために移動
量が少なく使い易い円型キッチンを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく、流し台や調理台等の調理用設備を略円形状に
配置し、その内側に円形の調理作業空間部を形成すると
共に前記調理用設備の略円形状部の一部に、車椅子が前
記調理作業空間部に進退可能な開口部を設けたことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
及び図2により説明する。
【0007】図1は平面図であり、図1において1は本
発明の円型キッチンを示し、該円型キッチン1は内側と
外側とで同時に使用できるように扇形状で2つの蛇口の
付いた流し台AやレンジBや調理台Cが円弧状に配置さ
れている。
【0008】2は該円型キッチン1の内側の円形の調理
作業空間部、3は該空間部2に連なる開口部を示し該開
口部3は車椅子が進退可能な巾寸法に形成されている。
【0009】Dは該開口部3の側部に配置された冷蔵庫
を示す。
【0010】図2は円型キッチン1の断面図を示し、該
キッチン1は車椅子のフットレストや該車椅子に座って
いる人の足が入り込めるように下部に開放部1aや外側
の人の足先が入るように凹部1bが形成されている。
【0011】又、該円型キッチン1の上方には電動式の
吊り戸棚4と操作部4aが設けられている。
【0012】次に第1の実施の形態の使用について説明
する。
【0013】先ず、車椅子を開口部3より進入させて作
業空間部2のほぼ中心に止める。
【0014】そして車椅子を回転させて手を伸ばすだけ
で調理作業が可能となる。
【0015】即ち、従来のI型やL型のキッチンは、食
材や調理道具や食器の用意、洗ったり、切ったり、煮炊
きなどの調理作業のために横方向への移動距離が長く、
しかもその移動が多く、車椅子はこの横方向への移動が
最も困難としている。ところが本実施の形態では回転が
容易な車椅子の特性に合致する。
【0016】大きめの物を取り出すため、上部に設けら
れた電動式の吊り戸棚4を操作部4aにより手がとどく
所まで下げる。
【0017】又、車椅子を使用している人が手助けを必
要とする時には、円型キッチン1の外側からこの介助者
が食材や鍋を渡したり、食器棚から食器を渡したり、煮
炊きを手助けしたり、同時に流し台AやレンジBを使用
することもできる。
【0018】更に開口部3の側部に冷蔵庫Dが置かれて
いるので、開口部3側に車椅子を回して冷蔵庫Dより食
材を取り出すこともできる。
【0019】このようにこの円型キッチン1は車椅子を
使用しなければならない体の不自由な人も調理が可能と
なり自立性を高めることができると共に料理をする楽し
さを味わうことができる。
【0020】尚、1cは包丁やスプーンや調味料などの
小物を入れるための小物入れを示し、1dは手摺を示
す。
【0021】図3は本発明の第2の実施の形態を示し、
この実施の形態においては作業空間部2の床面に円形の
凹部を形成し、該凹部に円形床板2aを回動自在に軸支
しており、例えば足腰が弱くなり、長時間立ち仕事が困
難になった高齢者の場合に前記床板2a上に椅子を置い
てこれに座って車椅子の場合と同様に楽に調理すること
ができる。又、手摺1dを使い回転させたり立上がるこ
とが楽にできる。
【0022】図4及び図5は本発明の第3の実施の形態
を示し、この実施の形態においては前記開口部3に1端
が枢着された平板1fを設けて開口部3を塞ぎ、ドーナ
ツ状にして配膳のスペースを広くすることができる。
又、小パーティーなどにも便利である。
【0023】図6は本発明の第4の実施の形態を示し、
この実施の形態においては円型キッチン1の内側を円型
にして外側を角型にしており、この場合はレンジなどに
既製の物が使用できる。
【0024】
【発明の効果】このように本発明によるとキッチンを円
形に形成し、その内側に円型の調理作業空間部を設けた
ので、車椅子使用者や足腰の不自由な人が動かずに少し
向きを変えて手を伸ばすことにより調理することが可能
となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図である。
【図2】そのII−II線截断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の平面図である。
【図5】そのV-V 線截断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の平面図である。
【符号の説明】
1 円型キッチン 2 調理作業空間部 2a 円形床板 3 開口部 1f 平板 4 吊り戸棚 A 流し台 B レンジ C 調理台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台や調理台等の調理用設備を略円形
    状に配置し、その内側に円形の調理作業空間部を形成す
    ると共に前記調理用設備の略円形状部の一部に、車椅子
    が前記調理作業空間部に進退可能な開口部を設けたこと
    を特徴とする円型キッチン。
  2. 【請求項2】 前記調理設備の内周或いは外周の下部に
    車椅子のフットレスト或いは膝や足先が入るための開放
    部或いは凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の円型キッチン。
  3. 【請求項3】 前記調理作業空間部の床面に回動自在の
    円形床板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の円
    型キッチン。
  4. 【請求項4】 前記調理設備の上方に上下動可能な吊戸
    棚を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項3に記
    載の円型キッチン。
  5. 【請求項5】 前記開口部を移動式の台或いは蝶番で枢
    着された平板で塞ぎ、円型の作業空間に形成したことを
    特徴とする請求項1又は請求項3に記載の円型キッチ
    ン。
JP8211857A 1996-07-23 1996-07-23 円型キッチン Pending JPH1033280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8211857A JPH1033280A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 円型キッチン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8211857A JPH1033280A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 円型キッチン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1033280A true JPH1033280A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16612755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8211857A Pending JPH1033280A (ja) 1996-07-23 1996-07-23 円型キッチン

Country Status (1)

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JP (1) JPH1033280A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190191A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Takara Standard Co Ltd キッチン装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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