JPH10332493A - 温度検出ic - Google Patents
温度検出icInfo
- Publication number
- JPH10332493A JPH10332493A JP9157406A JP15740697A JPH10332493A JP H10332493 A JPH10332493 A JP H10332493A JP 9157406 A JP9157406 A JP 9157406A JP 15740697 A JP15740697 A JP 15740697A JP H10332493 A JPH10332493 A JP H10332493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- comparator
- temperature detection
- power supply
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲温度を検出してその温度が所定の温度を
超えたときにのみあるいは所定の温度より低くなったと
きにのみ装置の動作を制御できる温度検出ICを得るに
ある。 【解決手段】 この回路は、電流源15と温度検出素子
12の直列体と、電流源12と定電圧源13の直列体
と、両直列体の接続点に接続された2個の入力端を有す
るコンパレータ11とを備えてた温度検出IC。
超えたときにのみあるいは所定の温度より低くなったと
きにのみ装置の動作を制御できる温度検出ICを得るに
ある。 【解決手段】 この回路は、電流源15と温度検出素子
12の直列体と、電流源12と定電圧源13の直列体
と、両直列体の接続点に接続された2個の入力端を有す
るコンパレータ11とを備えてた温度検出IC。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境温度で温度特
性が変化する温度検出ICに関する。
性が変化する温度検出ICに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に用いられる従来の温度検出IC
として用いられているものは、温度変化にともなってリ
ニアな出力を送出する温度センサーである。図4は、そ
のような従来の温度検出ICの一例を示しており、同図
において、+電源端子Vdと接地電源端子Vgとの間に
電流源1とダイオード2とが直列に接続されており、電
流源1とダイオード2のアノードとの接続点4はコンパ
レータ3の非反転入力端子に接続されている。また、こ
のコンパレータ3の反転入力端子は、コンパレータの出
力(Vout)と接続されている。
として用いられているものは、温度変化にともなってリ
ニアな出力を送出する温度センサーである。図4は、そ
のような従来の温度検出ICの一例を示しており、同図
において、+電源端子Vdと接地電源端子Vgとの間に
電流源1とダイオード2とが直列に接続されており、電
流源1とダイオード2のアノードとの接続点4はコンパ
レータ3の非反転入力端子に接続されている。また、こ
のコンパレータ3の反転入力端子は、コンパレータの出
力(Vout)と接続されている。
【0003】図4の構成において、温度センサーである
ダイオード2の周囲の温度が徐々に上昇すると、コンパ
レータ3の出力は、図5に示されるように温度上昇にと
もなって徐々に小さくなっており、この出力の変化から
温度変化を検出する。
ダイオード2の周囲の温度が徐々に上昇すると、コンパ
レータ3の出力は、図5に示されるように温度上昇にと
もなって徐々に小さくなっており、この出力の変化から
温度変化を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
周囲温度を検出してその温度が所定の温度を超えたとき
にのみあるいは所定の温度より低くなったときにのみ装
置の動作を制御できる要望があるが、このような要望を
満たす温度検出ICは未だ得られていない。本発明の目
的は、以上に述べたような従来の実情に鑑み、周囲温度
を検出してその温度が所定の温度を超えたときにのみあ
るいは所定の温度より低くなったときにのみ装置の動作
を制御できる温度検出ICを得るにある。
周囲温度を検出してその温度が所定の温度を超えたとき
にのみあるいは所定の温度より低くなったときにのみ装
置の動作を制御できる要望があるが、このような要望を
満たす温度検出ICは未だ得られていない。本発明の目
的は、以上に述べたような従来の実情に鑑み、周囲温度
を検出してその温度が所定の温度を超えたときにのみあ
るいは所定の温度より低くなったときにのみ装置の動作
を制御できる温度検出ICを得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するため、電流源と温度検出素子の直列体と、電流源
と定電圧源の直列体と、両直列体の接続点に接続された
2個の入力端を有するコンパレータとを1チップに構成
した温度検出ICを提案するものである。
成するため、電流源と温度検出素子の直列体と、電流源
と定電圧源の直列体と、両直列体の接続点に接続された
2個の入力端を有するコンパレータとを1チップに構成
した温度検出ICを提案するものである。
【0006】このように構成することによって、少ない
部品点数で1チップIC化が可能となり、実装面積も小
さくすることができる。
部品点数で1チップIC化が可能となり、実装面積も小
さくすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による温度検出IC
の一実施の形態を示しており、同図において、コンパレ
ータ11の反転入力端子11bには、直列接続された電
流源12とツエナーダイオードのような定電圧源13と
の直列体の接続点14が接続され、コンパレータ11の
非反転入力端子11aには、定電流源15と温度センサ
ーであるダイオード16の直列体の接続点17が接続さ
れている。この場合、ダイオード16は順方向に接続さ
れてカソードが接地されており、リニアな温度特性を持
った温度検出素子として動作するようになっている。ま
た、定電圧源13は、温度に対して電圧が変化しない温
度特性”0”の基準電圧源として動作するようになって
いる。尚、非反転入力端子11aに接続されるダイオー
ド16の接続点17は、ダイオード16の両端に二つの
抵抗を直列接続して、その接続中点を非反転端子11a
に接続する構成をしても良い。(図示しない)。
の一実施の形態を示しており、同図において、コンパレ
ータ11の反転入力端子11bには、直列接続された電
流源12とツエナーダイオードのような定電圧源13と
の直列体の接続点14が接続され、コンパレータ11の
非反転入力端子11aには、定電流源15と温度センサ
ーであるダイオード16の直列体の接続点17が接続さ
れている。この場合、ダイオード16は順方向に接続さ
れてカソードが接地されており、リニアな温度特性を持
った温度検出素子として動作するようになっている。ま
た、定電圧源13は、温度に対して電圧が変化しない温
度特性”0”の基準電圧源として動作するようになって
いる。尚、非反転入力端子11aに接続されるダイオー
ド16の接続点17は、ダイオード16の両端に二つの
抵抗を直列接続して、その接続中点を非反転端子11a
に接続する構成をしても良い。(図示しない)。
【0008】そして、コンパレータ11の入力端11a
に接続されたダイオード13のアノード側の接続点17
の電圧は温度変化に伴って変化し、定電圧源13の電圧
より接続点14の電圧より低くなったとき、換言すれ
ば、温度がTaよりも高くなったときには、コンパレー
タ1の出力Voutは、図2に示されるように、高レベ
ルから低レベルに変化する。このように温度Taを境に
出力状態を変化する動作を行うのが本発明による温度検
出回路の特徴である。
に接続されたダイオード13のアノード側の接続点17
の電圧は温度変化に伴って変化し、定電圧源13の電圧
より接続点14の電圧より低くなったとき、換言すれ
ば、温度がTaよりも高くなったときには、コンパレー
タ1の出力Voutは、図2に示されるように、高レベ
ルから低レベルに変化する。このように温度Taを境に
出力状態を変化する動作を行うのが本発明による温度検
出回路の特徴である。
【0009】したがって、このような構成にすれば、比
較的簡単な構成で温度センサーであるダイオード16の
周囲温度が所定温度(Ta)よりも高くあるいは低くな
ったことを検出することのできる温度検出ICを得るこ
とができる。とくに、上述した構成にすれば、消費電力
が小さく、回路の消費電力による熱の変化が少なく、外
気温度の変化に忠実な温度検出動作を行わせることがで
きる。そして、部品点数も少ないため、1チップ化が可
能となり、小さなパッケージに収容することができる等
の効果を奏する。
較的簡単な構成で温度センサーであるダイオード16の
周囲温度が所定温度(Ta)よりも高くあるいは低くな
ったことを検出することのできる温度検出ICを得るこ
とができる。とくに、上述した構成にすれば、消費電力
が小さく、回路の消費電力による熱の変化が少なく、外
気温度の変化に忠実な温度検出動作を行わせることがで
きる。そして、部品点数も少ないため、1チップ化が可
能となり、小さなパッケージに収容することができる等
の効果を奏する。
【0010】図3は、本発明の他の実施の形態を説明す
るための出力−温度特性を示しており、コンパレータ1
1をウインドコンパレータ的にある温度範囲を検出する
動作をさせることができる例を示している。このように
すれば、目的の温度範囲(図3のTa1〜Ta2)のみ
後段の装置を動作あるいは不動作状態にすることができ
る。
るための出力−温度特性を示しており、コンパレータ1
1をウインドコンパレータ的にある温度範囲を検出する
動作をさせることができる例を示している。このように
すれば、目的の温度範囲(図3のTa1〜Ta2)のみ
後段の装置を動作あるいは不動作状態にすることができ
る。
【0011】また、図3において、コンパレータ11の
動作としてヒステリシス検出温度特性を持たせたものに
することもできる。
動作としてヒステリシス検出温度特性を持たせたものに
することもできる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による温度検
出ICを用いれば、比較的簡単な構成で温度センサーで
あるダイオードの周囲温度が所定温度(Ta)よりも高
くあるいは低くなったことを検出することのできる温度
検出ICを得ることができる。とくに、本発明によれ
ば、消費電力が小さく、回路の消費電力による熱の変化
が少なく、外気温度の変化に忠実な温度検出動作を行わ
せることができる。そして、部品点数も少ないため、1
チップ化が可能となり、小さなパッケージに収容するこ
とができる等の効果を奏する。
出ICを用いれば、比較的簡単な構成で温度センサーで
あるダイオードの周囲温度が所定温度(Ta)よりも高
くあるいは低くなったことを検出することのできる温度
検出ICを得ることができる。とくに、本発明によれ
ば、消費電力が小さく、回路の消費電力による熱の変化
が少なく、外気温度の変化に忠実な温度検出動作を行わ
せることができる。そして、部品点数も少ないため、1
チップ化が可能となり、小さなパッケージに収容するこ
とができる等の効果を奏する。
【図1】本発明による温度検出ICの一実施の形態を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】図1の温度検出ICの動作を説明するための出
力−温度特性である。
力−温度特性である。
【図3】本発明による温度検出ICの他の実施の形態を
説明するための出力−温度特性である。
説明するための出力−温度特性である。
【図4】従来の温度検出ICの一例を示す図である。
【図5】図4の動作を説明するための出力−温度特性で
ある。
ある。
3,11 コンパレータ、 11a 非反転入力端子、 11b 反転入力端子、 1,12,15 電流源、 13 定電圧源、 4,14,17 接続点、 2,16 ダイオード、 Vd +電源端子、 Vg 接地電源端子。
Claims (1)
- 【請求項1】 電流源と温度検出素子の直列体と、電流
源と定電圧源の直列体と、両直列体の接続点に接続され
た2個の入力端を有するコンパレータとを1チップに構
成したことを特徴とする温度検出IC。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157406A JPH10332493A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 温度検出ic |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157406A JPH10332493A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 温度検出ic |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332493A true JPH10332493A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15648939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9157406A Pending JPH10332493A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 温度検出ic |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10332493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100376225B1 (ko) * | 2001-07-30 | 2003-03-15 | 주식회사 케이이씨 | 냉온기기용 써모 콘트롤 회로 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP9157406A patent/JPH10332493A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100376225B1 (ko) * | 2001-07-30 | 2003-03-15 | 주식회사 케이이씨 | 냉온기기용 써모 콘트롤 회로 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5917187A (en) | Pyroelectric infrared ray sensor | |
EP0341691B1 (en) | Detection voltage output circuit of charge generation type sensing device | |
KR960705399A (ko) | 공통 모드 범위 및 동작 환경 전반에 걸쳐 정확한 입력 임피던스 및 이득 특성을 나타내는 신호 조정 장치 및 방법(signal conditioning apparatus and method exhibiting accurate input impedance and gain characteristics over common mode range and operational environments) | |
US6525517B1 (en) | Power supply circuit with a soft starting circuit | |
US7825767B2 (en) | System for setting shutdown voltage of electronic device | |
JPH10332493A (ja) | 温度検出ic | |
JPH11161352A (ja) | 部分的に温度補正された低ノイズ電圧基準 | |
JPH11249751A (ja) | 高精度電流供給手段 | |
JP4824230B2 (ja) | 温度検知回路 | |
US6812740B2 (en) | Low-voltage drive circuit and method for the same | |
CN213906935U (zh) | Mems麦克风及电子产品 | |
JP2546051Y2 (ja) | 安定化電源回路 | |
KR100368613B1 (ko) | 저전력 소모특성을 가지는 리셋회로 | |
JP2004328061A (ja) | 光増幅回路 | |
JPH05180695A (ja) | 測光回路と出力電圧レンジ設定方法 | |
JP4327611B2 (ja) | 短絡用回路およびエンジンのアンチノック制御装置 | |
JPS58194417A (ja) | ダイオ−ド | |
CN116053659A (zh) | 加热控制电路以及电池包 | |
CN115113678A (zh) | 一种带温度补偿的雪崩二极管偏置高压电路 | |
JPH0744248A (ja) | 定電圧回路 | |
JPS6318810A (ja) | 高周波用温度補償付利得調整回路 | |
JPH0742145Y2 (ja) | 電圧監視回路 | |
JPS628989B2 (ja) | ||
JPH02179012A (ja) | 可変利得増幅回路 | |
CN116798326A (zh) | 检测装置及检测装置的驱动方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050913 |