JP4327611B2 - 短絡用回路およびエンジンのアンチノック制御装置 - Google Patents

短絡用回路およびエンジンのアンチノック制御装置 Download PDF

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本発明は、ピークホールド用のコンデンサなどが接続され、一端側に対して一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡させる短絡用回路およびエンジンのアンチノック制御装置に関する。
従来から、図8に示すようなピークホールド値リセット回路が用いられている。信号処理回路1では、たとえば各種センサなどによって検出される信号に所定の処理を施し、処理結果を電圧で出力して、デジタル値に変換し、演算処理の対象としたり、デジタルデータとして転送したり、記憶したりする。デジタル値への変換の際には、コンデンサ2で電圧を保持させ、ADC(Analog Digital Converter)3によるアナログ/デジタル変換の際の電圧変動を防ぐ。アナログ/デジタル変換は、一定の周期で行われる。コンデンサ2はピーク値で充電され、ADC3によるアナログ/デジタル変換の終了後、リセット用トランジスタ5で電荷が放電される。リセット用トランジスタ5は、スイッチング動作を行い、OFF状態ではコレクタ・エミッタ間が高インピーダンスとなって、コンデンサ2の充電状態にはほとんど影響を与えない。リセット用トランジスタ5がON状態になると、コレクタ・エミッタ間は低インピーダンスとなって、コンデンサ2に蓄積されている電荷を放電する。コンデンサ2の容量は比較的大きく、信号処理回路1が半導体集積回路(IC)として形成されるとき、外付けとなる。
図8の構成では、たとえば5V基準のセンサ信号の処理結果をピークホールド回路4から出力し、コンデンサ2で下限値をホールドする。ピークホールド回路4からの出力電圧がコンデンサ2の端子電圧よりも低ければ、コンデンサ2はその出力電圧まで充電される。ピークホールド回路4からの出力電圧がコンデンサ2の端子電圧よりも高ければ、コンデンサ2の充電電圧は変化しない。したがって、次のアナログ/デジタル変換の周期では、コンデンサ2をいったん放電状態にする必要があり、PNP型のバイポーラトランジスタであるリセット用トランジスタ5を使用してピークホールド値をリセットする。
図9は、図8のリセット用トランジスタ5の動作を、説明の便宜のために過度的な部分を単純化して示す。図9(a)はコンデンサ2の端子電圧を示し、図9(b)はリセット用トランジスタ5のベースへの入力電圧レベルを示す。Highはリセット用トランジスタ5をOFF状態にする電圧レベルであり、Lowはリセット用トランジスタ5をON状態にする電圧レベルである。時刻t0でリセット用トランジスタ5がOFFからONに遷移するものとし、コンデンサ2は1Vに充電されているものとする。リセット用トランジスタ5がONになると、コンデンサ2の電圧は、リセット用トランジスタ5の飽和電圧Vsatだけ、基準の5Vよりも低い電圧となる。実際のリセット用トランジスタ5の動作でも、時刻t0以降の過度的な応答期間から充分な時間が経過すれば、5−Vsat(V)の電圧になる。
図8に示すように、基準の電位に対して負側に充電するピークホールド値のリセットでは、PNP型のリセット用トランジスタ5を使用する。正側に充電するピークホールド回路では、NPN型のバイポーラトランジスタが使用される(たとえば、特許文献1参照)。NPN型のバイポーラトランジスタを使用するときでも、コンデンサの放電電圧は、飽和電圧までしか低下しない。
特公平7−104370号公報
図8のようなバイポーラトランジスタを使用するピーク値リセット回路では、バイポーラトランジスタの飽和電圧Vsatが0.2V程度存在するため、電源電圧まで完全にリセットすることができない。電源電圧を5V系で使用する場合、4.8Vまでしかリセットすることができない。この残り電圧のために、入力信号が0.2Vになると、反応することができなくなってしまう。
このような入力信号に対する不感帯は、電源電圧である5Vよりも高い電圧でピークホールド値をリセットするようにすれば、生じなくなる。自動車に搭載する制御装置では、バッテリの電圧として14V等、10V以上の電圧が得られるので、その電圧でリセットすればよい。しかしながら、通常、このピークホールド値はADC3に入力される。ADC3の電源電圧が5Vであり、入力電圧が電源電圧を過剰に超えると、誤動作や破損のおそれが生じる。バイポーラトランジスタのベース・エミッタの順方向電圧をVBEとすると、電源電圧が5VであるADC3の入力電圧は、5V+VBEが限界とされている。そのため、従来は、このような問題を解決するために、リセット部に、飽和電圧の影響が出ないようにMOSトランジスタを使用することが多い。
すなわち、図8のリセット用トランジスタ5に代えて、PチャネルMOSトランジスタを使用すれば、不感帯が生じないようにすることができる。しかしながら、信号処理回路1をバイポーラプロセスの半導体集積回路として製造する際には、MOSトランジスタを内蔵することはできない。MOSトランジスタを外付けにすると、部品数が増え、配線基板の面積も大きくなって、製造コストを上昇させてしまう。
ピークホールド値リセット回路ばかりではなく、バイポーラトランジスタのスイッチング動作で、電気回路の一部を短絡する場合に、飽和電圧の影響を容易に避け得ることが要望される。
本発明の目的は、バイポーラトランジスタを使用しても、飽和電圧の影響を容易に避けることができる短絡用回路およびエンジンのアンチノック制御装置を提供することである。
本発明は、一端側に対して一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡させるために用いる短絡用回路であって、
該一定の極性でベース・エミッタ間が順方向となるバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該一端にベースが接続される基準用トランジスタと、
基準用トランジスタの導電形式とは相補的なバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該他端側にエミッタが接続され、基準用トランジスタのエミッタ側にベースが接続される短絡用トランジスタと、
基準用トランジスタのエミッタ側に供給する電流をカレントミラー回路を介してスイッチングすることにより、基準用トランジスタをスイッチング制御する制御手段とを含むことを特徴とする短絡用回路である。
また本発明で、前記短絡用トランジスタのエミッタと前記他端側との間には逆流防止用のダイオードが接続され、
前記基準用トランジスタのエミッタと該短絡用トランジスタのベースとの間には、逆流防止用のダイオードの順方向電圧を補償する電圧補償手段が設けられることを特徴とする。
また本発明で、前記電圧補償手段は、ダイオードであることを特徴とする。
また本発明で、前記逆流防止用ダイオードは、前記基準用トランジスタと同一の導電形式のトランジスタのダイオード接続によって形成され、
前記電圧補償手段のダイオードは、前記短絡用トランジスタと同一の導電形式のトランジスタのダイオード接続によって形成されることを特徴とする。
また本発明で、前記基準用トランジスタと前記短絡用トランジスタとは、異なる順方向電圧を有することを特徴とする。
また本発明は、前記一端が接地電圧を基準とする一定の直流電圧源に接続され、
前記他端に、該一端に印加される電圧と接地電圧との間の電圧が印加されることを特徴とする。
また本発明は、前記一端が接地電圧に接続され、
前記他端に、接地電圧を基準とする一定の直流電圧と接地電圧との間の電圧が印加されることを特徴とする。
また本発明で、前記一端と前記他端との間には、コンデンサが接続されることを特徴とする。
また本発明で、前記短絡用トランジスタのベースとエミッタとの間には、抵抗が接続されることを特徴とする。
また本発明で、前記他端と前記短絡用トランジスタとの間には、流れる電流を制限する電流制限手段が設けられることを特徴とする。
た本発明は、エンジンの振動を検知する振動センサの出力のピーク値を検出し、該ピーク値をコンデンサによりホールドするピークホールド回路と、
前記ピーク値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、
前記デジタル値に基づいて前記振動を抑制するように前記エンジンの点火タイミングを制御し、該点火タイミングに合わせてリセット信号を出力するマイコンと、
前記ピークホールド回路をリセットするリセット回路と、を含むエンジンのアンチノック制御装置であって、
前記リセット回路は、前記コンデンサの一端側と一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡する回路であって、該一定の極性でベース・エミッタ間が順方向となるバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該一端にベースが接続される基準用トランジスタと、
前記基準用トランジスタの導電形式とは相補的なバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該他端側にエミッタが接続され、前記基準用トランジスタのエミッタ側にベースが接続される短絡用トランジスタと、
前記マイコンから出力される前記リセット信号に基づいて、前記基準用トランジスタのエミッタ側に供給する電流をカレントミラー回路を介してスイッチングすることにより、前記基準用トランジスタをスイッチング制御する制御手段と、を含むことを特徴とするエンジンのアンチノック制御装置である。
本発明によれば、制御手段が基準用トランジスタをスイッチング制御してON状態にすれば、基準用トランジスタのエミッタは他端に接続されるベースの電圧よりもベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧になる。短絡用トランジスタのエミッタは、ベースに対してベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧となる。基準用トランジスタと短絡用トランジスタとは、導電形式は異なるけれども、ベース・エミッタ間電圧の絶対値はほぼ同等であり、短絡用トランジスタのエミッタが接続される他端と基準用トランジスタのベースが接続される一端とは、ほとんど同一の電圧とすることができ、バイポーラトランジスタを使用しても、飽和電圧の影響を容易に避けることができる。
また本発明によれば、短絡用トランジスタのエミッタと他端側との間には逆流防止用のダイオードが接続されるので、短絡用トランジスタのベース・エミッタ間に高い電圧が印加されて、比較的低いブレークダウン電圧を超えて誤動作したり破損したりするのを防ぐことができる。基準用トランジスタのエミッタと短絡用トランジスタのベースとの間には、逆流防止用のダイオードの順方向電圧を補償する電圧補償手段が設けられるので、逆流防止用ダイオードの順方向電圧が端子間電圧に影響しないようにすることができる。
また本発明によれば、一端と基準用トランジスタのエミッタとの間には、短絡用トランジスタのエミッタと他端との間に挿入する逆流防止用のダイオードの順方向電圧を相殺するように、電圧補償手段としてのダイオードの順方向電圧を印加するので、一端と他端との間を短絡する際に、電圧が残らないようにすることができる。
また本発明によれば、短絡用トランジスタと組合わせる逆流防止用のダイオードを得るためのトランジスタを基準用トランジスタと、基準用トランジスタと組合わせる電圧補償手段としてのダイオードを得るためのトランジスタを短絡用トランジスタと、それぞれ同一の導電形式とするので、各導電形式のトランジスタを製造する際のばらつきの影響を相殺し、短絡後の一端と他端との間の電圧のばらつきを小さくすることができる。
また本発明によれば、基準用トランジスタと短絡用トランジスタとは、異なる順方向電圧を有するので、電圧差に応じて一端と他端との間に電圧を残すことができる。
また本発明によれば、一端が接地電圧を基準とする一定の直流電圧源に接続され、他端には、一端に印加される電圧と接地電圧との間の電圧が印加されるので、一端側の直流電圧源の電圧を基準に、他端側で接地電圧側に変化する電圧を、短絡時には強制的に一端側の電圧に変化させることができる。
また本発明によれば、一端が接地電圧に接続され、他端に、接地電圧を基準とする一定の直流電圧と接地電圧との間の電圧が印加されるので、一端側の接地電圧を基準に、他端側で一定の直流電圧側に変化する電圧を、短絡時には強制的に接地電圧に変化させることができる。
また本発明によれば、一端と他端との間には、コンデンサが接続されるので、短絡用トランジスタをONにすれば、コンデンサを放電させて、両端間の電位差を0に近付けることができ、ピークホールド値のリセットなどに利用することができる。
また本発明によれば、短絡用トランジスタのベースとエミッタとの間には、抵抗が接続されるので、高温で制御手段から電流がリークするような場合に、リークカット用抵抗として動作させることができる。
また本発明によれば、他端と短絡用トランジスタとの間には、流れる電流を制限する電流制限手段が設けられるので、短絡用トランジスタに過大な電流が流れるのを防ぐことができる。
た本発明によれば、制御手段が、マイコンから出力されるリセット信号に基づいて基準用トランジスタをスイッチング制御してON状態にすれば、基準用トランジスタのエミッタは他端に接続されるベースの電圧よりもベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧になる。短絡用トランジスタのエミッタは、ベースに対してベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧となる。基準用トランジスタと短絡用トランジスタとは、導電形式は異なるけれども、ベース・エミッタ間電圧の絶対値はほぼ同等であり、短絡用トランジスタのエミッタが接続される他端と基準用トランジスタのベースが接続される一端とは、ほとんど同一の電圧とすることができ、バイポーラトランジスタを使用しても、飽和電圧の影響を容易に避けることができる。またリセット回路を用いることによって、小さい振動でも不感帯の影響を受けずに、適切に処理することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である短絡用回路10を含む信号処理回路11の概略的な電気的構成を示す。短絡用回路10は、信号処理回路11からの出力でコンデンサ12にホールドされるピーク値をリセットするために使用される。コンデンサ12は、ADC(A/Dコンバータ)13がアナログ/デジタル変換する際に、入力電圧が変動しないようにホールドする。コンデンサ12にホールドされる電圧は、信号処理回路11に含まれるピークホールド回路14から導出される。短絡用回路10は、リセット用トランジスタ15、基準用トランジスタ16およびスイッチング回路17を含む。信号処理回路11は、短絡用回路10およびピークホールド回路14を含み、バイポーラプロセスで半導体集積回路として形成され
る。コンデンサ12は、一端が5VのVCCに接続され、他端にピークホールド回路14から出力される5V〜0V(接地電圧)間の電圧が印加される。
すなわち、短絡用回路10は、一端側に対して一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡させるために用いる。短絡用回路10は、基準用トランジスタ16と短絡用トランジスタ15と、制御手段としてのスイッチング回路17とを含む。基準用トランジスタ16は、一定の極性でベース・エミッタ間が順方向となるバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、たとえばPNP型であり、短絡の対象となる一端にベースが接続される。短絡用トランジスタであるリセット用トランジスタ15は、基準用トランジスタ16の導電形式とは相補的なバイポーラトランジスタとしての導電形式、すなわち基準用トランジスタ16がPNP型であればリセット用トランジスタ15はNPN型の導電形式を有し、短絡の対象となる他端側にエミッタが接続され、基準用トランジスタ16のエミッタ側にベースが接続される。
スイッチング回路17は、基準用トランジスタ16をスイッチング制御するので、基準用トランジスタ16をON状態にすれば、基準用トランジスタ15のエミッタはベースの電圧よりもベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧になる。リセット用トランジスタ15のエミッタは、ベースに対してベース・エミッタ間電圧だけ異なる電圧となる。基準用トランジスタ16とリセット用トランジスタ15とは、導電形式は異なるけれども、ベース・エミッタ間電圧の絶対値はほぼ同等であり、リセット用トランジスタ15のエミッタが接続される短絡対象の他端と、基準用トランジスタ16のベースが接続される短絡対象の一端とは、ほとんど同一の電圧とすることができ、バイポーラトランジスタを使用しても、飽和電圧の影響を容易に避けることができる。短絡用回路10による短絡対象の一端は、接地電圧を基準とする一定の直流電圧源に接続され、短絡対象の他端には、一端に印加される電圧と接地電圧との間の電圧が印加されるので、一端側の直流電圧源の電圧を基準に、他端側で接地電圧側に変化する電圧を、短絡時には強制的に一端側の電圧に変化させることができる。
制御手段であるスイッチング回路17は、基準用トランジスタ16のエミッタ側に供給する電流をカレントミラー回路20を介してスイッチングする。カレントミラー20は、一対のPNP型バイポーラトランジスタである入力側トランジスタ21および出力側トランジスタ22を含む。入力側トランジスタ21および出力側トランジスタ22のエミッタおよびベースはそれぞれ共通接続され、共通接続されているベースは入力側トランジスタ21のコレクタに接続されている。共通接続されるエミッタは、コンデンサ12の一端に供給される基準電圧である5VのVCCよりも高い電圧、たとえば14VのVBに接続される。このVBは、たとえば車載用の機器では、バッテリ電圧を直接利用する。
VBには、リセット用トランジスタ15のコレクタも接続される。出力用トランジスタ22のコレクタは、基準用トランジスタ16のエミッタに接続される。出力用トランジスタ22のコレクタと基準用トランジスタ16のエミッタとの接続部には、リセット用トランジスタ15のベースも接続される。リセット用トランジスタ15のエミッタは、コンデンサ12の他端に接続される。基準用トランジスタ16のコレクタは、接地される。
カレントミラー回路20の入力用トランジスタ21のコレクタは、駆動トランジスタ25のコレクタに抵抗26を介して接続される。駆動トランジスタ25のエミッタは接地され、ベースにはリセット信号が入力される。リセット信号がHighレベルになれば駆動トランジスタ25はON状態になり、コレクタ電流が抵抗26を介して流れる。このコレクタ電流は、カレントミラー回路20の入力用トランジスタ21から供給される。入力用トランジスタ21のエミッタ・コレクタ間に電流が流れると、対になっている出力用トランジスタ22も入力用トランジスタ21と同一のベース・エミッタ間電圧となり、入力用トランジスタ21と同一の電流がエミッタ・コレクタ間に流れて、基準用トランジスタ16をON状態にする。すなわち、スイッチング回路17は、制御用入力信号であるリセット信号に応じて、基準用トランジスタ16をON/OFF制御する制御手段として機能する。
基準用トランジスタ16がON状態になると、ベース・エミッタ間はシリコントランジスタでは約0.7V程度であるベース・エミッタ間順方向電圧VBEだけ異なるので、基準用トランジスタ16のエミッタの電圧は、5V+VBEの電圧になる。この電圧は、リセット用トランジスタ15のベース電圧になるので、リセット用トランジスタ15のエミッタの電圧は、ベースの電圧よりもベース・エミッタ間順方向電圧だけ低い電圧となる。PNP型である基準用トランジスタ16とNPN型であるリセット用トランジスタ15とは、同一の半導体集積回路上では、近い値のベース・エミッタ間順方向電圧VBEとなり、リセット用トランジスタ15のエミッタ電圧、すなわちコンデンサ12の他端の電圧は、一端側との電位差がほとんど0の電圧までリセットされる。
図2は、図1の短絡用回路10によるコンデンサ12の他端のホールド電圧のリセット動作を示す。図2(a)はコンデンサ12の他端のホールド電圧を示し、図2(b)は駆動トランジスタ25のベースに与えられるリセット信号を示す。なお、説明の便宜上、過度的な変化は単純化して示す。時刻t0でリセット信号がLowレベルからHighレベルに遷移すると、ホールド電圧は、たとえば1Vをホールドしている状態から、ほとんど5Vまでリセットすることができる。注目すべきは、図9(a)に示すような飽和電圧Vsat の影響を全く受けないことである。
図1の短絡用回路10では、最終段のNPN型トランジスタであるリセット用トランジスタ15のベース電圧が、ADC13の電源がベースに与えられるPNP型トランジスタである基準用トランジスタ16のエミッタから与えられる。基準用トランジスタ16は、コレクタが接地され、エミッタが次段であるリセット用トランジスタ15のベースに接続されて出力側として動作し、コレクタ接地、すなわちエミッタホロワとして動作している。リセット用トランジスタ15のエミッタ電圧は、ベース電圧よりもVBEだけ低い電圧になるので、コンデンサ12の他端、すなわちADCの入力電圧は、電源電圧である5VからVBE以上高くなることはなく、VCC+VBE(PNP)−VBE(NPN)≒VCCとなる。後述するように、リセット時、不感帯が発生しないように、PNP型トランジスタである基準用トランジスタ16とNPN型トランジスタであるリセット用トランジスタ15との面積比で調整したり、もしくは抵抗を挿入して、リセット電圧がVCCよりも数100mV高めとなるように設定することが好ましい。
図3は、図1の信号処理回路11を自動車のエンジンのアンチノック制御に使用する例を示す。信号処理回路11は、エンジンのアンチノック制御装置として機能する。ADC13が出力するデジタル値を表す信号は、マイコン27に入力される。マイコン27には、自動車のエンジンのクランク角などを検出する点火タイミングセンサ28からの信号が与えられ、エンジンの点火制御などが行われる。ピークホールド回路14は、エンジンの振動を検出する振動センサ29からの検出信号が与えられ、ピーク値を検出して、コンデンサ12にホールドする。マイコン27は、点火タイミングセンサ28の検出する点火タイミングに合わせて、駆動トランジスタ25にリセット信号を与える。リセット回路に相当する本実施形態の短絡用回路10を用いることによって、小さい振動でも不感帯の影響を受けずに、適切に処理することができる。
図4は、本発明の実施の他の形態としての短絡用回路30を含む信号処理回路31の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、図1の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態の短絡用回路30および信号処理回路31も、図1の短絡用回路10および信号処理回路11とそれぞれ基本的に同等の動作を行わせることができる。注目すべきは、NPN型トランジスタであるリセット用トランジスタ15のエミッタ・ベース間のブレークダウンを防止するために、逆流防止用のダイオード32を挿入し、そのダイオード32によって発生するリセット時の不感帯を、基準側にもダイオード33を追加することで相殺していることである。NPN型トランジスタであるリセット用トランジスタ15のエミッタ・ベース間のブレークダウン電圧は通常6V程度であって、比較的低い。リセット用トランジスタ15のエミッタは、半導体集積回路としての信号処理回路11の外部のコンデンサ12に接続する必要があるので、静電気等のサージ耐量が低くなる。この対策のため、リセット経路にサージ防止用のダイオード32を追加する。ただし、ダイオード32の順方向電圧が発生するので、これをキャンセルするために、基準側にもダイオード33を挿入する。すなわち、リセット用トランジスタ15のエミッタと短絡対象の他端側との間には逆流防止用のダイオード32が接続されるので、外部からリセット用トランジスタ15のベース・エミッタ間に高い電圧が印加されて、比較的低いブレークダウン電圧を超えて誤動作したり破損したりするのを防ぐことができる。基準用トランジスタ16のエミッタとリセット用トランジスタのベースとの間には、逆流防止用のダイオード32の順方向電圧を補償する電圧補償手段としてのダイオード33が設けられるので、逆流防止用ダイオード32の順方向電圧が端子間電圧に影響しないようにすることができる。さらに、電圧補償手段は、ダイオード33であるので、電圧補償を簡単な構成で、容易に実現することができる。
図5は、本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路40を含む信号処理回路41の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、図1または図4の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態の短絡用回路40および信号処理回路41も、基本的に図4の短絡用回路30および信号処理回路31とそれぞれ同等である。注目すべきは、NPN型トランジスタであるリセット用トランジスタ15のエミッタ・ベース間のブレークダウンを防止するために用いる逆流防止用のダイオードとしてはPNPトランジスタ42をダイオード接続して用い、そのダイオードによって発生するリセット時の不感帯を、基準側にもNPNトランジスタ43をダイオード接続して用いることで相殺していることである。ダイオード接続は、ベースとコレクタとを接続することによって行っている。
すなわち、逆流防止用ダイオードは、基準用トランジスタ16と同一の導電形式のPNPトランジスタ42のダイオード接続によって形成される。電圧補償手段のダイオードは、リセット用トランジスタ15と同一の導電形式のNPNトランジスタ43のダイオード接続によって形成される。ダイオードをトランジスタのダイオード接続によって形成するので、半導体集積回路として形成するときに、同一のプロセスで製造し、最後の配線パターンでダイオード接続にしてダイオードを得ることができる。リセット用トランジスタ15と組合わせる逆流防止用のダイオードを得るためのPNPトランジスタ42を基準用トランジスタ16と、基準用トランジスタ16と組合わせる電圧補償手段としてのダイオードを得るためのNPNトランジスタ43をリセット用トランジスタ15と、それぞれ同一の導電形式とするので、各導電形式のトランジスタを製造する際のばらつきの影響を相殺し、短絡後の一端と他端との間の電圧のばらつきを小さくすることができる。
図6は、本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路50を含む信号処理回路51の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、図1、図4または図5の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態の短絡用回路50および信号処理回路51も、基本的に図5の短絡用回路40および信号処理回路41とそれぞれ同等である。注目すべきは、リセット用トランジスタ15のベース・エミッタ間にリークカット抵抗52が接続され、エミッタとコンデンサ12の他端との間に電流制限抵抗が挿入されることである。
すなわち、リセット用トランジスタ15のベースとエミッタとの間には、リークカット用抵抗52が接続されるので、例えば高温で、OFF状態のカレントミラー回路からリーク電流が発生しても、その流路を形成させることができる。コンデンサ12の他端とリセット用トランジスタ15のエミッタとの間には、流れる電流を制限する電流制限手段としての電流制限抵抗53が設けられるので、リセット用トランジスタ15に過大な電流が流れるのを防ぐことができる。なお、電流制限用抵抗53に代えて、定電流素子や、正温度特性のサーミスタなどを用いることもできる。
図7は、本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路60を含む信号処理回路61の概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、図1、図4、図5または図6の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施形態の短絡用回路60および信号処理回路61も、基本的に図1の短絡用回路10および信号処理回路11とそれぞれ同等である。注目すべきは、コンデンサ12の一端を接続する接地電圧側を基準として、他端側に5V〜0Vのピーク値をホールドし、接地電位までリセットすることが可能となることである。
図1の構成に対して相補的な構成となり、NPN型のリセット用トランジスタ65、PNP型の基準用トランジスタ66、およびスイッチング回路67を含んで短絡用回路60が形成される。カレントミラー回路70は、NPN型の入力用トランジスタ71と出力用トランジスタ72とで構成する。共通接続されるカレントミラー回路70のエミッタおよびリセット用トランジスタ65のコレクタには、負の電圧VB−を印加する。
以上で説明した実施の各形態では、リセット用トランジスタ15,65と基準用トランジスタ16,66との面積比を意図的に異ならせ、リセット値を微調整することができる。たとえば、基準側のトランジスタ面積を基準とし、供給電流を50μAとし、リセット側の面積を基準の2倍とし、リセット完了電流を1μAとすると、リセット完了電圧ΔVは、
ΔV=2×VT×ln(50μA)−2×VT×ln(1μA/2)=239mV
となる。基準用トランジスタ16,66とリセット用トランジスタ15,65とを、異なる順方向電圧を有するようにして、電圧差ΔVに応じてコンデンサ12の一端と他端との間に電圧を残すことができる。ここでVTは熱電圧であり、常温(27℃)で26mVとなる。VTは絶対温度Tを用いて次のように表わすことができる。VT=kT/qここで、kはボルツマン定数であり、qは電子の電荷である。
また、各実施の形態では、一端と他端との間にコンデンサ12が接続されるので、リセット用トランジスタ15,65をONにすれば、コンデンサ12を放電させて、両端間の電位差を0に近付けることができ、ピークホールド値のリセットなどに利用することができる。一端と他端との間は、抵抗など、他の素子を接続したり、単に開閉の接点として利用することもできる。
本発明の実施の一形態である短絡用回路10を含む信号処理回路11の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 図1の短絡用回路10によるコンデンサ12の他端のホールド電圧のリセット動作を示すグラフである。 図1の信号処理回路11を自動車のエンジンのアンチノック制御に使用する例を示すブロック図である。 本発明の実施の他の形態としての短絡用回路30を含む信号処理回路31の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路40を含む信号処理回路41の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路50を含む信号処理回路51の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施のさらに他の形態としての短絡用回路60を含む信号処理回路61の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 従来からのピークホールド値リセット回路の概略的な電気的構成を示すブロック図である。 図8のピークホールド値リセット回路のリセット動作を示すグラフである。
符号の説明
10,30,40,50,60 短絡用回路
11,31,41,51,61 信号処理回路
12 コンデンサ
13 ADC
14 ピークホールド回路
15,65 リセット用トランジスタ
16,66 基準用トランジスタ
17,67 スイッチング回路
20,70 カレントミラー回路
21,71 入力用トランジスタ
22,72 出力用トランジスタ
25 駆動用トランジスタ

Claims (11)

  1. 一端側に対して一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡させるために用いる短絡用回路であって、
    該一定の極性でベース・エミッタ間が順方向となるバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該一端にベースが接続される基準用トランジスタと、
    基準用トランジスタの導電形式とは相補的なバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該他端側にエミッタが接続され、基準用トランジスタのエミッタ側にベースが接続される短絡用トランジスタと、
    基準用トランジスタのエミッタ側に供給する電流をカレントミラー回路を介してスイッチングすることにより、基準用トランジスタをスイッチング制御する制御手段とを含むことを特徴とする短絡用回路。
  2. 前記短絡用トランジスタのエミッタと前記他端側との間には逆流防止用のダイオードが接続され、
    前記基準用トランジスタのエミッタと該短絡用トランジスタのベースとの間には、逆流防止用のダイオードの順方向電圧を補償する電圧補償手段が設けられることを特徴とする請求項1記載の短絡用回路。
  3. 前記電圧補償手段は、ダイオードであることを特徴とする請求項2記載の短絡用回路。
  4. 前記逆流防止用ダイオードは、前記基準用トランジスタと同一の導電形式のトランジスタのダイオード接続によって形成され、
    前記電圧補償手段のダイオードは、前記短絡用トランジスタと同一の導電形式のトランジスタのダイオード接続によって形成されることを特徴とする請求項3記載の短絡用回路。
  5. 前記基準用トランジスタと前記短絡用トランジスタとは、異なる順方向電圧を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の短絡用回路。
  6. 前記一端が接地電圧を基準とする一定の直流電圧源に接続され、
    前記他端に、該一端に印加される電圧と接地電圧との間の電圧が印加されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の短絡用回路。
  7. 前記一端が接地電圧に接続され、
    前記他端に、接地電圧を基準とする一定の直流電圧と接地電圧との間の電圧が印加されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の短絡用回路。
  8. 前記一端と前記他端との間には、コンデンサが接続されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の短絡用回路。
  9. 前記短絡用トランジスタのベースとエミッタとの間には、抵抗が接続されることを特徴とする請求項記載の短絡用回路。
  10. 前記他端と前記短絡用トランジスタとの間には、流れる電流を制限する電流制限手段が設けられることを特徴とする請求項または記載の短絡用回路。
  11. エンジンの振動を検知する振動センサの出力のピーク値を検出し、該ピーク値をコンデンサによりホールドするピークホールド回路と、
    前記ピーク値をデジタル値に変換するA/Dコンバータと、
    前記デジタル値に基づいて前記振動を抑制するように前記エンジンの点火タイミングを制御し、該点火タイミングに合わせてリセット信号を出力するマイコンと、
    前記ピークホールド回路をリセットするリセット回路と、を含むエンジンのアンチノック制御装置であって、
    前記リセット回路は、前記コンデンサの一端側と一定の極性の電圧が印加される他端側との間を、電気的に短絡する回路であって、該一定の極性でベース・エミッタ間が順方向となるバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該一端にベースが接続される基準用トランジスタと、
    前記基準用トランジスタの導電形式とは相補的なバイポーラトランジスタとしての導電形式を有し、該他端側にエミッタが接続され、前記基準用トランジスタのエミッタ側にベースが接続される短絡用トランジスタと、
    前記マイコンから出力される前記リセット信号に基づいて、前記基準用トランジスタのエミッタ側に供給する電流をカレントミラー回路を介してスイッチングすることにより、前記基準用トランジスタをスイッチング制御する制御手段と、を含むことを特徴とするエンジンのアンチノック制御装置。
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