JPH10332356A - エアリミッタ - Google Patents

エアリミッタ

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JPH10332356A
JPH10332356A JP13826997A JP13826997A JPH10332356A JP H10332356 A JPH10332356 A JP H10332356A JP 13826997 A JP13826997 A JP 13826997A JP 13826997 A JP13826997 A JP 13826997A JP H10332356 A JPH10332356 A JP H10332356A
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JP
Japan
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air
orifice
back pressure
limiter
indicator
Prior art date
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Pending
Application number
JP13826997A
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English (en)
Inventor
Tokuo Furuki
得生 古木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil TA Co Ltd
Original Assignee
Taco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出対象物の状態推移を視覚的に確認する事
のできるエアリミッタを提供することにある。 【解決手段】 所定の圧力空気を供給する空気源と、該
空気源からの管路を絞るオリフィスと、該オリフィスと
噴出ノズルとの間の圧力を検出する背圧センサと、該背
圧センサで検出した数値を表示するインジケータと、前
記オリフィスと噴出ノズルとの間の圧力を調整する調整
ニードルと、圧力空気を検出対象物へ噴出する噴出ノズ
ルとから構成し、前記背圧センサで測定した数値を前記
インジケータに換算表示することにより、検出対象物と
噴出ノズルとの間の距離をデジタル表示するので、ワー
クと噴出ノズルとのギッャプの変化を順次視覚的に確認
する事ができ、作業が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出対象物(以下
ワークと云う)などの寸法精度、着座面への密着度、或
いは物体の有無をエアによって検出する事のできるエア
リミッタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のエアリミッタは、噴出ノ
ズルから圧力空気をワークに向かって噴出し、ワークが
噴出ノズルを閉塞するか、または一定のギャップに接近
した時、エアリミッタ内の背圧の上昇を検出し、信号を
出力するものである。
【0003】図5は、従来のエアリミッタの一例を示す
作動原理図である。ここで、エアリミッタは、圧力空気
供給源50からの空気をメタリングオリフィス51で絞
った後、検出オリフィス52から所定の間隔を有して配
置されたワーク53に向かって吐出する。また、メタリ
ングオリフィス51と検出オリフィス52との間の圧力
は、ギャップ調整ニードル54によって微調整されると
共に、圧力スイッチ55と背圧計56に連通している。
【0004】このような構成のエアリミッタにおいて、
検出オリフィス52から噴出する空気がワーク53によ
って遮られる時の空気抵抗を背圧として、背圧計56及
び圧力スイッチ55で捉え、圧力スイッチ55のONー
OFFによって図外の表示燈を点灯或いは消灯させるも
のである。つまり、検出オリフィス52とワーク53と
の距離は、背圧の変化として現れるために、ワーク53
が設定距離以内に来たら圧力スイッチ55が作動して点
灯するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来のエアリミッタにおいて、検出オリフィスとワーク
とのギャップが設定値に到達した場合のみ、ランプが点
灯したり、逆に点灯していたランプが消灯するものであ
るが、ワーク53が設定位置に順次近付く過程を表示す
る事ができず、ワークの設定作業に不便であった。つま
り、信号が出て初めて設定値である事が知らされる為
に、状態の推移を知る事ができなかった。更に、検出手
段として圧力スイッチの代わりに圧力計を使用してアナ
ログ表示するものが存在した。しかし、圧力計では表示
が曖昧で視認が困難であると云う欠点が存在した。
【0006】本発明の目的は、これら従来のエアリミッ
タの問題点に鑑みなされたもので、ワークと噴出ノズル
との距離の変化を順次デジタル表示し、変化の状態を視
覚で認識する事のできるエアリミッタを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエアリミッタは、所定の圧力空気を供給す
る空気源と、該空気源からの管路を絞るオリフィスと、
該オリフィスと噴出ノズルとの間の圧力を検出する背圧
センサと、該背圧センサで検出した数値を表示するイン
ジケータと、前記オリフィスと噴出ノズルとの間の圧力
を調整する調整ニードルと、圧力空気を検出対象物へ噴
出する噴出ノズルとから構成し、前記背圧センサで測定
した数値を前記インジケータに換算表示することによ
り、検出対象物と噴出ノズルとの間の距離をデジタル表
示することを特徴とするものである。
【0008】前記インジケータは、設定値を1として表
示すると共に、検出対象物と噴出ノズルとの間の距離が
設定値より大きくなるに従って2、3、4、5、6、7
……と順次大きく表示し、設定値より小さい場合には0
を表示することを特徴とするものである。
【0009】このように、本発明に係るエアリミッタに
よれば、ワークと噴出ノズルとの間の距離をデジタル表
示し、視覚的に確認する事ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施例で
あるエアリミッタの原理図、図2は同エアリミッタのギ
ャップと背圧との関係を示す説明図、図3は同エアリミ
ッタに使用される背圧をデジタル表示するためのブロッ
ク図である。
【0011】ここで、エアリミッタ10は、所定の圧力
空気を供給する空気源11と、この空気源11からの管
路を絞るオリフィス12と、このオリフィス12と噴出
ノズル13との間の圧力を検出する背圧センサ14と、
該背圧センサ14で検出した数値を表示するインジケー
タ15と、前記オリフィス12と噴出ノズル13との間
の圧力を調整する調整ニードル16と、圧縮空気を検出
対象物(ワーク)17へ噴出する噴出ノズル13等から
構成されている。
【0012】空気源11は、コンプレッサー等からなり
所定の圧力空気を順次供給する。オリフィス12は、空
気の流量を制限することにより、ギャップGの変化、即
ち噴出ノズルの流量の変化が背圧の変化率を増幅する為
の絞りである。噴出ノズル13は、エアリミッタ内の圧
縮空気を所定の間隔Gを介して検出対象物(ワーク)1
7へ噴出する。ここで、間隔Gに反比例して噴出ノズル
13からの吐出抵抗が増加する。
【0013】調整ニードル16は、オリフィス12と噴
出ノズル13との間(エアリミッタ内)の圧力及びギャ
ップと背圧との特性曲線を変更するものである。つま
り、調整ニードル16の開度を調整する事により、ギャ
ップと背圧との関係を決める特性曲線の傾斜形状が変化
する。
【0014】背圧センサ14は、オリフィス12と噴出
ノズル13との間(エアリミッタ内)の圧力を検出す
る。背圧センサ14で検出された圧力は、図3に示すブ
ロック図に従ってデジタル化される。背圧センサ(圧力
センサー部)14で検出されたアナログ信号は、増幅部
18で増幅された後、比較演算部19で設定値と比較す
る。図2に示す如く、背圧が設定値と等しい場合を1と
し、背圧が設定値より大きい場合を0、背圧が設定値よ
り小さい場合は、その差分量に応じて、2,3,4,
5,6……とする。
【0015】比較演算部19で演算した信号は、アナロ
グ/デジタル変換部20でデジタル信号に変換する。デ
ジタル変換された入力信号は、カウンター部21でカウ
ントされ、7セグメントドライバー22でインジケータ
(表示器)15で表示できる信号に変換して、インジケ
ータ(表示器)15に出力する。インジケータ15に
は、背圧センサ14で検出した信号がデジタル表示され
る。また、設定値より小さい場合には、どれだけ小さい
か(ワークとの距離が離れているか)が具体的が数字と
して表示される。更に、電源部23からは、各機能部へ
必要な電力が供給される。
【0016】次に、以上のように構成されたエアリミッ
タ10の使用態様について図1で説明する。先ず、本発
明のエアリミッタ10を使用する設定値(ギャップG)
を設定する。設定に際しては、隙間ゲージ等を使用して
正確に隙間を定め、調整ニードル16を調整してインジ
ケータ15の数値が「1」となるようにする。設定が終
了したら、順次検出対象物17を載せる事により、寸法
精度、着座面への密着度等を、具体的数字として表示す
る事ができる。
【0017】つまり、設定値に在れば「1」がインジケ
ータ15に表示され、設定値より離れたいれば、その割
合が具体的数値として「2」,「3」,「4」,「5」
……のように表示される。また、設定値以下であれば、
「0」が表示される。したがって、従来のように単に、
信号が出て初めて設定値である事が知らされるものに比
べ、一目で状態推移の監視及び管理ができ、使用方法の
簡便化が図られる。
【0018】図4は、ドリルヘッド24,24のワーク
位置検出に使用した例を示す説明図である。トランスフ
ァーマシンによって順次移送されてくるワーク17が正
規の位置にセットされているか否かを検出する為に、検
出対象物17の下端面に噴出ノズル13を3箇所設けた
ものである。また、インジケータ15も夫々の噴出ノズ
ルに対応して設定されている。このように設置した場
合、順次移送されてくるワークが正しいセット位置に在
るかをデジタル表示で確認する事ができ、状態推移を目
視できる。
【0019】尚、本発明は以上の実施例に限ることなく
本発明の技術思想に基いて種々の設計変更が可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエアリミ
ッタでは、所定の圧力空気を供給する空気源と、該空気
源からの管路を絞るオリフィスと、該オリフィスと噴出
ノズルとの間の圧力を検出する背圧センサと、該背圧セ
ンサで検出した数値を表示するインジケータと、前記オ
リフィスと噴出ノズルとの間の圧力を調整する調整ニー
ドルと、圧力空気を検出対象物へ噴出する噴出ノズルと
から構成し、前記背圧センサで測定した数値を前記イン
ジケータに換算表示することにより、検出対象物と噴出
ノズルとの間の距離をデジタル表示し、ワークと噴出ノ
ズルとの間のギャップの変化を数値として、...5、
4、3、2、1、0の様にデジタル表示する事ができる
ので、使用者にとって作業し易く便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエアリミッタの原理図
である。
【図2】同エアリミッタのギャップと背圧との関係を示
す説明図である。
【図3】同エアリミッタに使用される背圧をデジタル表
示するためのブロック図である。
【図4】本発明のエアリミッタをドリルヘッドのワーク
位置検出に使用した例を示す説明図である。
【図5】従来のエアリミッタの作動原理を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
G ギャップ 10 エアリミッタ 11 空気源 12 オリフィス 13 噴出ノズル 14 背圧センサ 15 インジケータ 16 調整ニードル 17 検出対象物(ワーク) 18 増幅部 19 比較演算部 20 アナログ/デジタル変換部 21 カウンター部 227 セグメントドライバー 23 電源部 24 ドリルヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の圧力空気を供給する空気源と、該
    空気源からの管路を絞るオリフィスと、該オリフィスと
    噴出ノズルとの間の圧力を検出する背圧センサと、該背
    圧センサで検出した数値を表示するインジケータと、前
    記オリフィスと噴出ノズルとの間の圧力を調整する調整
    ニードルと、圧力空気を検出対象物へ噴出する噴出ノズ
    ルとから構成し、前記背圧センサで測定した数値を前記
    インジケータに換算表示することにより、検出対象物と
    噴出ノズルとの間の距離をデジタル表示することを特徴
    とするエアリミッタ。
  2. 【請求項2】 前記インジケータは、設定値を1として
    表示すると共に、検出対象物と噴出ノズルとの間の距離
    が設定値より大きくなるに従って2、3、4、5、6、
    7……と順次大きく表示し、設定値より小さい場合には
    0を表示することを特徴とする請求項1記載のエアリミ
    ッタ。
JP13826997A 1997-05-28 1997-05-28 エアリミッタ Pending JPH10332356A (ja)

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JP13826997A JPH10332356A (ja) 1997-05-28 1997-05-28 エアリミッタ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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