JP2732491B2 - 背負式動力噴霧機の散布速度表示装置 - Google Patents
背負式動力噴霧機の散布速度表示装置Info
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- JP2732491B2 JP2732491B2 JP6158298A JP15829894A JP2732491B2 JP 2732491 B2 JP2732491 B2 JP 2732491B2 JP 6158298 A JP6158298 A JP 6158298A JP 15829894 A JP15829894 A JP 15829894A JP 2732491 B2 JP2732491 B2 JP 2732491B2
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- JP
- Japan
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- spraying
- flow meter
- power sprayer
- chemical solution
- speed
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B9/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour
- B05B9/03—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material
- B05B9/04—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent material, without essentially mixing with gas or vapour characterised by means for supplying liquid or other fluent material with pressurised or compressible container; with pump
- B05B9/08—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type
- B05B9/085—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type with a liquid pump
- B05B9/0855—Apparatus to be carried on or by a person, e.g. of knapsack type with a liquid pump the pump being motor-driven
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、動力噴霧機のノズルよ
り吐出される薬液の流量を検知し、これに合わせて、散
布作業者の移動する速度である散布速度、即ち歩行する
速度を調整し、適量な圃場への噴霧量を図ろうとするも
のである。
り吐出される薬液の流量を検知し、これに合わせて、散
布作業者の移動する速度である散布速度、即ち歩行する
速度を調整し、適量な圃場への噴霧量を図ろうとするも
のである。
【０００２】
【従来技術】従来から、散布量を計測する流量計を設
け、これを表示する表示部を設けた技術は公知とされて
いたのである。例えば、実開昭６１−２２５６０号公報
や、実開昭６２−１０６６５６号公報に記載の技術の如
くである。しかし、上記従来の技術においては、薬液の
吐出流量に見合った散布量を得る為の、散布作業者の歩
行速度、即ち散布速度を決定する装置が装備されていな
かったのである。
け、これを表示する表示部を設けた技術は公知とされて
いたのである。例えば、実開昭６１−２２５６０号公報
や、実開昭６２−１０６６５６号公報に記載の技術の如
くである。しかし、上記従来の技術においては、薬液の
吐出流量に見合った散布量を得る為の、散布作業者の歩
行速度、即ち散布速度を決定する装置が装備されていな
かったのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来構成の
背負式動力噴霧機は、薬液の吐出量及び散布量と、これ
に見合った散布速度を表示する装置が装備されていなか
ったために、次のような問題点を生じていたのであっ
た。第１に、吐出量に対する散布速度が散布作業者の経
験のみで行われていた為に、吐出量が同じであっても、
歩行速度が相違する結果、誰でもが、同じ適量の散布量
を散布することが困難であった。第２に、上記の結果、
薬液の散布ムラを生じさせて、経済的かつ効果的な散布
量とすることが困難であった。また、過剰に薬液を散布
しすぎて、作物を傷めることがあったのである。本発明
の目的は、この不具合を解消するものである。
背負式動力噴霧機は、薬液の吐出量及び散布量と、これ
に見合った散布速度を表示する装置が装備されていなか
ったために、次のような問題点を生じていたのであっ
た。第１に、吐出量に対する散布速度が散布作業者の経
験のみで行われていた為に、吐出量が同じであっても、
歩行速度が相違する結果、誰でもが、同じ適量の散布量
を散布することが困難であった。第２に、上記の結果、
薬液の散布ムラを生じさせて、経済的かつ効果的な散布
量とすることが困難であった。また、過剰に薬液を散布
しすぎて、作物を傷めることがあったのである。本発明
の目的は、この不具合を解消するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以上の如
くであり、次に該目的を達成する為の構成を説明する。
ノズル基部４内に薬液の流量を測定する流量計１０を装
備すると共に、散布作業者の可視部に該流量計１０の表
示部１１を装備し、該表示部１１に、前記流量計１０の
測定値で薬液を吐出している場合に、所望する圃場面積
当たりの薬液の散布量と、該散布量に対応する散布速度
又は散布作業者の一分間の歩数を、換算して表示すべく
構成したものである。
くであり、次に該目的を達成する為の構成を説明する。
ノズル基部４内に薬液の流量を測定する流量計１０を装
備すると共に、散布作業者の可視部に該流量計１０の表
示部１１を装備し、該表示部１１に、前記流量計１０の
測定値で薬液を吐出している場合に、所望する圃場面積
当たりの薬液の散布量と、該散布量に対応する散布速度
又は散布作業者の一分間の歩数を、換算して表示すべく
構成したものである。
【０００５】
【実施例】本発明の目的・構成は以上の如くであり、次
に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図１は
背負式動力噴霧機による散布作業を示した全体図、図２
は背負式動力噴霧機のノズルの側面図、図３は散布速度
表示装置を装備したノズルの側面断面図、図４は散布速
度表示装置の表示部を示した平面図である。
に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図１は
背負式動力噴霧機による散布作業を示した全体図、図２
は背負式動力噴霧機のノズルの側面図、図３は散布速度
表示装置を装備したノズルの側面断面図、図４は散布速
度表示装置の表示部を示した平面図である。
【０００６】背負式動力噴霧機の構成は、図１に示す如
く、動力噴霧機本体１とエンジン２及び噴霧ホース３と
ノズル基部４とノズル５によって構成される。そして一
体的に構成された動力噴霧機本体１とエンジン２は、背
負い板６及び背負いバンド７によって散布作業者に背負
われ、手で持ったノズル基部４先端のノズル５から薬液
を圃場面に散布するものである。即ち、動力噴霧機Ａを
構成する薬液タンク１ａ内の薬液は、エンジン２によっ
て駆動されるポンプにより圧力を掛けられて噴霧ホース
３内に送られ、該ホース３からノズル基部４内に送ら
れ、先端のノズル５によって流量が絞られて噴霧される
のである。８はエンジン２のスロットルレバーである。
噴霧圧力の調節は、ポンプの部分に設けられた圧力調節
弁９により調節できる他に、ノズル５によっても吐出量
を調節することが出来、またノズル５の穴径を変えるこ
とによって噴霧方法や角度を調節することが出来るよう
に構成されている。
く、動力噴霧機本体１とエンジン２及び噴霧ホース３と
ノズル基部４とノズル５によって構成される。そして一
体的に構成された動力噴霧機本体１とエンジン２は、背
負い板６及び背負いバンド７によって散布作業者に背負
われ、手で持ったノズル基部４先端のノズル５から薬液
を圃場面に散布するものである。即ち、動力噴霧機Ａを
構成する薬液タンク１ａ内の薬液は、エンジン２によっ
て駆動されるポンプにより圧力を掛けられて噴霧ホース
３内に送られ、該ホース３からノズル基部４内に送ら
れ、先端のノズル５によって流量が絞られて噴霧される
のである。８はエンジン２のスロットルレバーである。
噴霧圧力の調節は、ポンプの部分に設けられた圧力調節
弁９により調節できる他に、ノズル５によっても吐出量
を調節することが出来、またノズル５の穴径を変えるこ
とによって噴霧方法や角度を調節することが出来るよう
に構成されている。
【０００７】このような構成において、本発明の散布速
度表示装置は図１〜図４に示す如く、ノズル基部４内に
薬液の流量を測定する流量計１０を装備し、さらにノズ
ル基部４の上面に表示部１１を装備したものによって構
成されている。流量計１０は低流量でも検知出来るよう
なもの、例えば流体圧力や流速を半導体を利用して検出
する流量センサー等によって構成されている。表示部１
１は流量計１０の検知結果を表示するもので、このため
に表示部１１は、散布作業者の見易い位置に設置されて
ある。そして流量計１０の検知数値を、一旦、演算回路
１２内にてアナログ数値に変換し、この数値を表示針１
１ａで表示するように構成されている。１３は流量計１
０及び表示部１１のＯＮ・ＯＦＦスイッチであり、該ス
イッチ１３をＯＮすることにより、必要な時にのみ流量
計１０及び表示部１１が作動するように構成されてい
る。
度表示装置は図１〜図４に示す如く、ノズル基部４内に
薬液の流量を測定する流量計１０を装備し、さらにノズ
ル基部４の上面に表示部１１を装備したものによって構
成されている。流量計１０は低流量でも検知出来るよう
なもの、例えば流体圧力や流速を半導体を利用して検出
する流量センサー等によって構成されている。表示部１
１は流量計１０の検知結果を表示するもので、このため
に表示部１１は、散布作業者の見易い位置に設置されて
ある。そして流量計１０の検知数値を、一旦、演算回路
１２内にてアナログ数値に変換し、この数値を表示針１
１ａで表示するように構成されている。１３は流量計１
０及び表示部１１のＯＮ・ＯＦＦスイッチであり、該ス
イッチ１３をＯＮすることにより、必要な時にのみ流量
計１０及び表示部１１が作動するように構成されてい
る。
【０００８】また表示部１１には圃場面積当たりの薬液
の散布量、例えば１００リットル／ｍ2 ・１５０リット
ル／ｍ2 ・２００リットル／ｍ2 ごとに表示してあり、
またこれら圃場面積当たりの薬液の散布量に合わせた散
布速度、即ち、散布作業者の歩行速度が表示され、流量
計１０の表示針１１ａによって適当な歩行速度が換算出
来るように構成されている。なお歩行速度はkm／ｈで表
示される他、散布作業者の一分間の歩数による表示もさ
れている。このように構成された結果、例えば散布する
圃場面に対して１００リットルの薬液を散布する場合に
は、流量計１０による薬液の流量すなわち吐出量を表示
部１１で見て、それに合わせて表示針１１ａの指してい
る圃場面積当たりの薬液の散布量が１００リットル／ｍ
2 の目盛の位置を読み取り、適当な散布速度を知ること
が出来、これに合わせた歩行速度を保てば良いのであ
る。
の散布量、例えば１００リットル／ｍ2 ・１５０リット
ル／ｍ2 ・２００リットル／ｍ2 ごとに表示してあり、
またこれら圃場面積当たりの薬液の散布量に合わせた散
布速度、即ち、散布作業者の歩行速度が表示され、流量
計１０の表示針１１ａによって適当な歩行速度が換算出
来るように構成されている。なお歩行速度はkm／ｈで表
示される他、散布作業者の一分間の歩数による表示もさ
れている。このように構成された結果、例えば散布する
圃場面に対して１００リットルの薬液を散布する場合に
は、流量計１０による薬液の流量すなわち吐出量を表示
部１１で見て、それに合わせて表示針１１ａの指してい
る圃場面積当たりの薬液の散布量が１００リットル／ｍ
2 の目盛の位置を読み取り、適当な散布速度を知ること
が出来、これに合わせた歩行速度を保てば良いのであ
る。
【０００９】なお、本添付の図面に示した実施例の構成
は表示部１１はアナログ表示にて構成されているが、他
にデジタル表示のものとし、表示された流量の数値に合
わせて歩行速度も表示する構成のものであってもよい。
また、表示された流量及び散布量に合わせた歩行速度を
一定タイミングごとに電子音で知らせ、これに合わせた
歩行速度を保てるような構成とすることも可能である。
即ち、図４に示す如く、走行速度に対応した分当たりの
平均的な歩数も表示しているので、これに従って、散布
作業者が歩数だけ１分間に歩くことにより、所望の量の
薬液を噴霧することが出来るのである。
は表示部１１はアナログ表示にて構成されているが、他
にデジタル表示のものとし、表示された流量の数値に合
わせて歩行速度も表示する構成のものであってもよい。
また、表示された流量及び散布量に合わせた歩行速度を
一定タイミングごとに電子音で知らせ、これに合わせた
歩行速度を保てるような構成とすることも可能である。
即ち、図４に示す如く、走行速度に対応した分当たりの
平均的な歩数も表示しているので、これに従って、散布
作業者が歩数だけ１分間に歩くことにより、所望の量の
薬液を噴霧することが出来るのである。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したことによ
り、次のような効果を奏するのである。第１に、必要な
散布量に合わせた散布速度が換算されて表示されたの
で、散布作業者は一分間の歩数に合わせた散布速度を保
つだけで、容易に所望の散布量の散布を行うことが出来
るのである。第２に、本発明の構成は、流量計１０の測
定値における、散布量と必要な散布速度又は歩行速度
を、簡単かつ誰でも見易く構成したので、散布作業者の
経験等にかかわらず誰でも利用することが出来るのであ
る。第３に、本装置を使用することにより、薬液の散布
ムラを生じさせることなく、経済的かつ効果的な散布量
とすることが出来たのである。第４に、本装置を使用す
ることにより、過剰に薬液を散布することがなくなり、
過剰散布により発生する薬害を防ぐことが出来るのであ
る。
り、次のような効果を奏するのである。第１に、必要な
散布量に合わせた散布速度が換算されて表示されたの
で、散布作業者は一分間の歩数に合わせた散布速度を保
つだけで、容易に所望の散布量の散布を行うことが出来
るのである。第２に、本発明の構成は、流量計１０の測
定値における、散布量と必要な散布速度又は歩行速度
を、簡単かつ誰でも見易く構成したので、散布作業者の
経験等にかかわらず誰でも利用することが出来るのであ
る。第３に、本装置を使用することにより、薬液の散布
ムラを生じさせることなく、経済的かつ効果的な散布量
とすることが出来たのである。第４に、本装置を使用す
ることにより、過剰に薬液を散布することがなくなり、
過剰散布により発生する薬害を防ぐことが出来るのであ
る。
【図１】背負式動力噴霧機による散布作業を示した全体
図。
図。
【図２】背負式動力噴霧機のノズルの側面図。
【図３】散布速度表示装置を装備したノズルの側面断面
図。
図。
【図４】散布速度表示装置の表示部を示した平面図。
４ ノズル基部 １１ 表示部 １１ａ 表示針
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０５Ｂ 12/00 Ｂ０５Ｂ 12/00 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 ノズル基部４内に薬液の流量を測定する
流量計１０を装備すると共に、散布作業者の可視部に該
流量計１０の表示部１１を装備し、該表示部１１に、前
記流量計１０の測定値で薬液を吐出している場合に、所
望する圃場面積当たりの薬液の散布量と、該散布量に対
応する散布速度又は散布作業者の一分間の歩数を、換算
して表示すべく構成したことを特徴とする背負式動力噴
霧機の散布速度表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158298A JP2732491B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 背負式動力噴霧機の散布速度表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6158298A JP2732491B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 背負式動力噴霧機の散布速度表示装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178379A Division JP2633203B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 背負式動力散布機の歩行速度指示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07256159A JPH07256159A (ja) | 1995-10-09 |
| JP2732491B2 true JP2732491B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=15668563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6158298A Expired - Fee Related JP2732491B2 (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 背負式動力噴霧機の散布速度表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2732491B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009039675A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Minoru Industrial Co Ltd | 手持ち式噴霧装置 |
| JP2009095783A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Recs:Kk | 液塗布装置 |
| GB2524084A (en) * | 2014-03-14 | 2015-09-16 | Gerald Hipperson | A tanning fluid applicator system and method |
| CN113873881A (zh) * | 2019-05-31 | 2021-12-31 | 拜耳公司 | 用于喷雾器的监控模块 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6122560U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-10 | 株式会社 丸山製作所 | 動力散布機の吐出量検知装置 |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP6158298A patent/JP2732491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07256159A (ja) | 1995-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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