JPH06179177A - 流体駆動工具の監視制御装置及び方法 - Google Patents

流体駆動工具の監視制御装置及び方法

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JPH06179177A
JPH06179177A JP5187282A JP18728293A JPH06179177A JP H06179177 A JPH06179177 A JP H06179177A JP 5187282 A JP5187282 A JP 5187282A JP 18728293 A JP18728293 A JP 18728293A JP H06179177 A JPH06179177 A JP H06179177A
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JP
Japan
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flow rate
tightening
parameter
tool
signal
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JP5187282A
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Angelo L Tambini
アンジェロ・エル・タンビニ
John Linehan
ジョン・リネハン
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Original Assignee
SPS Technologies LLC
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Publication date
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    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/145Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for fluid operated wrenches or screwdrivers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】空気圧又は油圧により駆動される流体駆動ネジ
ファスナ締付けツールによって与えられたトルクを監
視、制御する。 【構成】システムは、ツール30を作動させた際にツー
ル30内へ流入する流体流量の関数であるパラメータを
測定する流量計36と、その測定されたパラメータを電
気信号に変換するトランスデューサと、その電気信号を
処理してツール30によって与えられたトルクを表わす
信号にするデータ処理ユニットとを含んでなる。測定さ
れたパラメータをデジタル処理してそれを所定の期待パ
ラメータと比較して流体駆動ツール30の状態を推定す
るため、及びその推定された状態を報告するシステム装
置もまた含まれる。システムは、ナットランナタイプの
流体ツールとインパクトレンチの両方に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネジの切られたファス
ナ(締付具)を締付けるための流体駆動工具の分野に関
連し、特に、そのような流体駆動工具を監視制御するシ
ステム装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】流体駆動工具は、ごく一般的にねじ切り
されたねじファスナを締付けるために用いられている。
流体駆動工具は空気又は油のいずれかによって駆動され
る。そのような2つのタイプの流体締付工具は、ナット
ランナツールとインパクトレンチである。
【0003】空気駆動ナットランナツールは、ファスナ
を駆動するタービンのような連続駆動エアモータを有す
る。油圧駆動ナットランナは同様に作動するが、タービ
ンの代わりに、排出駆動装置(ギアモータあるいは羽根
車モータといったもの)を用いることができる。工具若
しくはファスナ又はその両方の滑り(潤滑性)といっ
た、ファスナ、工具(ツール)及びジョイントの種々の
状態、クロスネジ切りの存在、ジョイント条件、そして
最終締付けトルクを監視制御するためにナットランナツ
ールのトルクを監視することが好ましい。ストレインゲ
ージ測定量をトルクに変換するトランスデューサを用い
てナットランナのトルクを直接測定することも可能であ
るが、ストレインゲージによるナットランナのトルクの
測定は難しいことが知られており、また、締付けの際の
工具の移動により複雑なものとなる。また、そういった
ストレインゲージトランスデューサを用いることは、ナ
ットランナのコストをかなりあげる。さらに、そういっ
たストレインゲージをナットランナに組み込む必要があ
り、また、最初にストレインゲージが組み込まれていな
かったナットランナに対して後からそれを組み込むこと
は不可能である。
【0004】インパクトレンチは、ファスナアッセンブ
リ−これは一般にはボルト若しくはナット又はその両方
を含む−に対して一連の捻り衝撃の形で周期的に蓄積し
た運動エネルギーを解放することにより作動する。その
結果、ほとんど反作用トルクもなく、かなりの衝撃力が
生ずることになる。
【0005】エア駆動インパクトレンチは、一般に羽根
車タイプのエアモータ及びハンマー・アンビル機構を有
する。ハンマーが十分な速度を得たとき、モータシャフ
ト上で高慣性力を持ったハンマーはレンチ駆動シャフト
の上のアンビルに係止する。打撃エネルギーはいろいろ
な形に変わる。それは、(a)衝突による非弾性エネル
ギー及び摩擦エネルギーとして散逸する、(b)インパ
クト機構、レンチ駆動シャフト及びファスナカップリン
グ材内にねじり歪みエネルギーとして蓄積される、
(c)ファスナに伝達されて締付け仕事量に変わる。ハ
ンマーはその後アンビルから離脱し、モータは、回転し
て次の打撃を与えるための速度を得る。
【0006】油圧衝撃レンチは、ハンマー・アンビル機
構が圧油で満たされたチャンバ内に密閉されていること
を除いて、同様であり、バックラッシを減少させる作用
を有し、かつ、スムースな作動が可能であるため騒音及
びオペレータの疲労を軽減させる作用を有する。
【0007】ナットランナの場合と同じ多くの理由によ
り、インパンクレンチの作動を監視、制御することが望
ましい。しかしながら、インパクトレンチは一連のイン
パクトによってトルクをファスナに対して与えるので、
インパクトレンチによって与えられたトルクを直接測定
することは難しい。従って、締付けを正確に制御するこ
とは難しい。
【0008】従来のトルク測定においては、上述したよ
うに制限があったため、エアあるいは圧油駆動のナット
ランナやインパクトレンチの作動を監視制御することは
困難であった。
【0009】ナットランナのような衝撃流体駆動工具を
通過する流体量を測定することにより、工具により与え
られたトルクと、工具及び締付過程に影響を及ぼす締付
条件とに関する情報が得られるということが、本発明に
関する発見である。この情報は、次に、工具の作動の制
御又は監視のいずれかに用いられる。さらに、トルク及
び過程条件に関する情報を得るために流量測定が、工具
を変更することなく、なされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ナッ
トランナやインパクト流体工具(ツール)を監視制御す
る装置及び方法であって、従来技術の問題点を解決する
装置、方法を提供することにある。
【0011】本発明のさらに別の目的は、ナットランナ
やインパクト流体工具を監視制御する装置であって、工
具への流体の流量を測定することによって、工具によっ
て付与されたトルクに関する情報を与える装置を提供す
ることにある。
【0012】本発明のさらに別の目的は、ナットランナ
やインパクト流体工具を監視制御する装置であって、工
具への流体の流量を測定することによって、ジョイント
若しくは工具又はその両方の締付けに関する期待条件の
変化に関する情報を与える装置を提供することにある。
【0013】本発明のさらに別の目的は、ナットランナ
やインパクト流体工具を監視制御する装置であって、割
安で、単純な、かつ、丈夫な装置を提供することにあ
る。
【0014】本発明のさらに別の目的は、ナットランナ
やインパクト流体工具を監視制御する装置であって、工
具に変更を行うことなく、既存の流体工具に組み込み可
能な装置を提供することにある。
【0015】本発明のさらに別の目的は、測定されたデ
ータの自動解析に基づく締付け作動に関する処理情報を
提供することにある。
【0016】
【発明を解決するための手段】上述の目的は、ねじ切り
締付け具を締付ける流体駆動工具を監視する装置であっ
て、工具(ツール)作動中における流体の工具への流量
を測定する手段と、測定された流量をその流量を表わす
電気信号に変換する手段と、該電気信号を電気的に処理
して流量の関数である少なくとも1つのパラメータを計
算する手段と、該パラメータを表示する手段とを含んで
なる装置によって達成される。
【0017】上述の目的は、また、ねじファスナを締付
ける流体駆動インパクトレンチを監視する装置であっ
て、工具作動中における流体の工具への流量を測定する
手段と、測定された流量を電気信号に変換する手段と、
該電気信号を電気的に処理して流量の関数である少なく
とも1つのパラメータを計算する手段と、該パラメータ
を表示する手段とを含んでなる装置によって達成され
る。
【0018】上述の目的は、また、ねじ付きファスナを
締め付ける流体駆動インパクトレンチを制御するシステ
ム装置であって、レンチを作動させるときに流体供給源
からレンチに流入される液体の流量を測定する手段と、
その測定された流量を電気信号に変換する手段と、その
電気信号を電気的に処理してレンチが与えた打撃回数を
計数する手段と、所定の打撃回数が与えられたときにレ
ンチにたいして流体の供給をストップする手段と、計数
された打撃回数を表示する手段とを含んでなる装置によ
って達成される。
【0019】上述の目的は、また、ねじ付きファスナを
締め付ける流体駆動インパクトレンチを監視するシステ
ム装置であって、レンチを作動させるときにレンチに流
入される液体の流量を測定する手段と、その測定された
流量をこれに相当する電気信号に変換する手段と、その
電気信号を電気的に処理して流量の関数である少なくと
も1つのパラメータを計算する手段と、この少なくとも
1つのパラメータを所定の効用パラメータ(expected p
arameter 期待値)と比較して流体駆動レンチの処理状
態を導く手段と、その導かれた処理状態を報告する手段
とを含んでなる装置によって達成される。
【0020】
【実施例】図1において、流体駆動ナットランナツール
30のトルクを監視するトルク監視システム20を示
す。ナットランナツール30は流体モータ(図1におい
ては省略されている)を有している。この流体モータは
通常の羽根車、あるいはタービンタイプのものである。
なお、図においてはナットランナタイプの流体ツールを
示しているが、本発明は、エアあるいはオイル駆動モー
タを有するインパクトタイプのエア又はオイルパルスツ
ールに適用されることが理解される。
【0021】エアあるいはオイル流体モータ内において
圧力流体の膨張は通常ほんの僅かであるため、流体モー
タは一定量を計量するポンプとしての特性を有する。ツ
ール内の流体の流れは、実質的に回転スピードWに比例
することが判明した。さらに、流体の流れは、ベンチュ
リーの通過における差圧を測定することによって決定さ
れうるということ、及びこの差圧測定は低価格の頑丈に
作られたソリッドステート差圧トランスデューサによっ
て行われうることが判明した。
【0022】流体圧が一定のとき、出力トルクTo は回
転速度Wに関係し、次の公式によって与えられる。
【0023】To = Ts − KW ここで、Ts は停動トルク、Kはナットランナツール及
び流体圧に依存する特定の定数である。
【0024】トルク監視システム(装置)20は、ツー
ルの流体経路に設けられた流量計36を有している。流
量計36は、ツールから10フィート(3m)内に設け
ることが好ましい。流量計36は、図1において概略的
に示され、図2においてその断面が示されている。図に
示す好ましい態様の実施例にあっては、流量計36はベ
ンチュリー38を有する標準的なベンチュリータイプの
差圧流量計である。ベンチュリー38は、空気流入口4
2側に高圧取出し口40を、小径首部に低圧取出し口4
3を有する。低圧取出し口43は圧力室46に連通して
いる。トランスデューサ48は、高圧取出し口40と圧
力室46との間に設けられ、ベンチュリーを通過するこ
とにより生ずる流体の差圧を測定する。
【0025】トランスデューサ48は低コストのセミコ
ンダクタ圧力センサとし、流量計36は標準的なエア管
継手と比べてさほど大きくないものとすることが好まし
い。トランスデューサ48は、0−5psi(0−35kgf/
平方ミリメータ) のレンジを有することが好ましが、ベ
ンチュリー全体の圧力ロスは通常1psi(7kgf/平方ミリ
メータ) を越えないようにする。図では流量計36とし
てベンチュリー及び差圧センサを示したが、ほかの流量
手段、例えば、タービンあるいは渦巻形式の流量計を用
いることもできる。ベンチュリータイプの流量計は非線
形であり、流量は差圧信号の平方根に比例する。従っ
て、出力トルクは次式であらわされる。 To = Ts − K1 ・(Pの平方根) ここで、K1 は定数であり、Pはベンチュリーで測定さ
れた差圧である。
【0026】この関係は、連続回転するすべての流体ツ
ールに適用されるが、流量が直接トルクと関係している
ので流量を1つの測定値かつ制御パラメータとして使用
できることを示している。もちろん、流量はその他の数
多くの要素、例えば、ツールの潤滑性、圧力、ジョイン
ト条件によって影響される。こういった要素は、ファス
ナに加えるトルクを測定する監視システムキャリブレー
ションを複雑にする。しかし、流量の測定は、ナットラ
ンナツール監視システム装置において非常に有用であ
り、いつ条件が変化したかを示すことができる。
【0027】もちろん、インパクトレンチにおいても、
流体モータはレンチの運転が停止されている際にも連続
回転している。しかし、実際上の目的として、上記公式
は一般的にインパクトレンチにたいしても適用される。
更に、インパクトレンチにおいて、締め付け(ハンマリ
ング)の際の流量信号のパルスという性質によって、打
撃(インパクト)の回数が、監視あるいは制御目的のた
めに容易に計数される。
【0028】図1及び図3に示すように、トランスデュ
ーサ48から送信される電気信号はデータ取得ボード8
0を経由して適宜プログラムが組み込まれたマイクロプ
ロセッサを有するデータ収集コンピュータ52に転送さ
れる。データ取得ボード80は、好ましくは、PCL8
18−16チャンネルデータ取得ボードである。しか
し、1つの流体ツールはただ1つのデータチャンネルを
必要とすることに注意すべきである。従って、1つの1
6チャンネルデータ取得ボードは最大16個のツールを
収容できる。
【0029】図1及び図3に示すように、好ましくはプ
リアンプ54を組み込んで流量トランスデューサ48の
出力を増幅してそれをデータ取得ボード80を経由して
データ収集コンピュータ52に送信する。センサとプリ
アンプとの距離は70フィート(21m)以内にするこ
とが好ましい。プリアンプ54とデータ取得コンピュー
タとの距離は重要なものではない。
【0030】更に、プリアンプ54にはアナログデータ
をシリアルデータフォーマットに変換してデータ取得コ
ンピュータに転送する回路が組み込まれている。
【0031】コンピュータ52のプリアンプ54への出
力50によってプリアンプの作動を有効又は無効にする
ことができる。
【0032】図21において概略が示されるように、従
来のトランスデューサ48に替えてハニウェル・マイク
ロスイッチ製の180PCのような「スマート」センサ
48′を用いることによって外部プリアンプを使用しな
くて済む。「スマート」センサ48′の回路はオンボー
ドアンプ54′を有する。これにより、注意を要する低
レベル信号のワイヤリングを行う必要がなくなり、ま
た、パーソナルコンピュータ上のカードのアナロ−デジ
タル入力端子に直接入力されうる電圧を出力することが
できる。さらに、温度補正及び信号の線形化を行うため
に、別の回路を「スマート」センサ48′にオンボード
することとしてもよい。
【0033】図1に示すように、データ収集コンピュー
タ52はオペレータディスプレイ兼入力コンピュータ5
6と双方向通信を行う。オペレータディスプレイ兼入力
コンピュータ56は適宜プログラムが組み込まれたまれ
たマイクロプロセッサ56を有しており、これにより、
データ収集コンピュータ52によって与えられたデータ
にたいして数学的な処理を行い、スナッグポイント−こ
れは運転が停止されている際のツールへの初期流量のパ
ーセンテージとして計算される−のような必要なパラメ
ータを計算する。これにより、マイクロセッサは、ファ
スナを締め付ける際にスナッグポイントを越える流量信
号部分を識別することができる。
【0034】オペレータディスプレイ兼入力コンピュー
タ56は、CRTあるいは印刷装置のような所望のデー
タを表示させるための表示装置57にたいして信号を出
力する。好ましくは、図5及び図6に示すように、関連
データをグラフ形式に表示する。しかし、数値的に表示
したり、その他知覚しうる別の表示方法を採ることとし
てもよい。好ましくは、表示装置57は、関連データを
少なくとも最新の2回乃至15回あるいはそれ以上の締
め付けに関するデータを同時に表示できるものとする。
オペレータディスプレイ兼入力コンピュータ56はキー
ボードのような入力装置55を備えることが望ましく、
これを用いて必要なパラメータや仕様をシステム装置に
入力する。
【0035】コンピュータ52の目的は、信号を受けそ
れを加工して所定のアルゴリズムに従ってクリティカル
なパラメータを導きだすこと、この導きだしたデータを
所定の限界値と比較しかつこのデータを格納するため別
のコンピュータ56に移動できるように所定フォーマッ
トにすること、さらに、導き出されたパラメータの統計
的処理を更に行うことである。コンピュータ52は、ま
た、インターフェイスディバイス51を制御してオペレ
ータに対して締付状態についての警報を与える。このシ
ステム装置はコンピュータ56から独立して作動する。
【0036】コンピュータ56は、システム専用として
もよいし、あるいは、図19に代替システムの態様とし
て示されるように、使用者自身の生産統計処理制御シス
テムのものを兼用することとしてもよい。コンピュータ
56の目的は、コンピュータ52からフォーマットされ
たデータを受け取ってデータに関する規定を監視しなが
ら統計処理を行うことである。コンピュータ56は、ま
た、システムが「学習」モード、すなわち、新たなファ
スナ・ジョイント・ツール・システムについてのデータ
を収集しかつこのデータに関し統計解析を行う(これに
ついては、以下において説明する。)モードになってい
るときに、データ取得コンピュータ52において導き出
されたパラメータに適用される制御限度(コントロール
リミット)を与える。コンピュータ56は、また、取得
され導き出されたすべてのデータを、後に再利用できる
ように、ハードディスクあるいはその他長期間データ保
存が可能なメディアに記憶させる。
【0037】データはコンピュータ52で処理されて予
め設定された上限、下限に対してチェックされ、そして
オペレータディスプレイ兼入力コンピュータ56に転送
するため所定のフォーマットにされる。オペレータディ
スプレイ兼入力コンピュータ56に転送されたデータ
は、少なくとも、(1)平均自由流量(即ち、平均初期
流量)、(2)締付時における流量の変化、(3)ツー
ルの識別、(4)締付時間、(5)作動停止時間を含
む。このデータのすべてが同時にディスプレイ57に表
示される必要はない。しかし、少なくとも初期流量(ス
ナッグポイントより前のもの)と、締め付け中の表示さ
れる各締付けに関する流量変化の最大及び最少レンジと
を同時に表示することが好ましい。
【0038】もちろん、データ収集コンピュータ56と
オペレータディスプレイ兼入力コンピュータ56は物理
的に隔てることとしてもよいし、あるいは、適宜プログ
ラムが組み込まれた同一マイクロプロセッサを共有する
こととしてもよい。現在のシステムは1つのツールに使
用できるし、また、完全なるプラントにおけるデータを
収集するためのより大きな設備に拡張できる。
【0039】データ収集コンピュータ52は、また、ス
トップバルブ58(図1)に対して出力を与える。スト
ップバルブ58は、所望位置において流体を遮断するこ
とにより、ツールによって与えられるトルクを制御する
のに用いる。ナットランナツールにおいて流量を制御パ
ラメータとして使用すること、即ち、ツールによって与
えられるトルクを測定及び制御するためには、遮断バル
ブ58は迅速作動タイプである必要がある。
【0040】データ収集コンピュータは、最後の30の
締め付けを記憶するための記憶バッファを持つ。すべて
の締付けに対するデータは、ディスプレイ兼入力コンピ
ュータ56において、例えば磁気デスクのようなものに
保存される。
【0041】保存されたデータは、転送されたデータに
加えデータサンプルを含んでいる。このデータは流量曲
線の勾配を測定するのに用いられる。データそのものは
コンピュータから独立した所定のクロック数にて処理さ
れる。
【0042】オペレータインターフェイスユニット51
は、各ツールに含まれることが好ましく、そして信号の
双方向受け渡しができるようにデータ収集コンピュータ
52及びディスプレイ兼入力コンピュータ56に接続さ
れている。インターフェイスユニット51はツールのそ
ば、好ましくは12フィート(4. 2m )程度以内に設
けることが望ましい。そうすれば、ナットランナツール
のオペレータはツールの作動を監視できる。インターフ
ェイスユニット51は、「運転」スイッチ81、「了
解」ボタン82、「OK」インジケータライト83、
「Not OK」インジケータライト84、及び「準備
完了」インジケータライト85を有する。
【0043】「準備完了」ライト85は、データ収集コ
ンピュータ52がデータを収集する準備ができたとき
に、データ収集コンピュータ52から送信されるくる信
号によって点灯される。「OK」ライト83は、データ
収集コンピュータ52が収集されたデータは仕様通りで
ある、即ち所定の最少及び最大値の範囲内であるという
信号を発生すると点灯される。「OK」ライト83は、
オペレータがアクションをとる時間を与えるように好ま
しくは2秒間点灯している。「Not OK」ライト8
4は、収集されたデータが仕様に合っていないときに点
灯し、オペレータが「了解」ボタン82を押さない限り
点灯した状態が維持される。了解ボタン82の位置は、
データ収集コンピュータ52とオペレータディスプレイ
兼入力コンピュータ56との両方と交信できるような位
置であることが好ましい。ライトに代えて、「OK」や
「Not OK」状態を視認しうるその他表示装置を用
いることができる。
【0044】「 運転」スイッチ81を OFF位置にする
と、データ収集コンピュータ52に対して、有効/無効
切替え指示回路50を介してプリアンプ54に信号を送
ってデータの収集を止めるように指示が行われる。「運
転」スイッチ81をON位置にすると、データの収集が行
われる。「運転」スイッチ81の位置は、データ収集コ
ンピュータ52とオペレータディスプレイ兼入力コンピ
ュータ56との両方と交信できるような位置であること
が好ましい。
【0045】図1に示すシステム装置において、16個
のツールから得たサンプルデータはデータ収集コンピュ
ータ52に対して星形結線にて送られる。データ収集コ
ンピュータ52はデータを処理してサンプルデータから
パラメータを導き出す。パラメータデータは次にネット
ワーク上でプラント内の必要とされる場所に伝達され
る。
【0046】図21に示す代替例においては、センサ4
8及びアンプ54は「スマート」センサ48′に置き換
えられ、かつ専用処理装置(マイクロプロセッサ)62
が設けられている。センサ48′と処理装置62は1パ
ッケージに封入され、あるいは近接するパッケージとし
て構成される。処理装置62は集積分岐ネットワーク接
続されている。ツールに近接してツールに組み込まれる
1つのローカルインターフェイスユニット51もこのア
ッセンブリの1部分とすることができる。この場合、ネ
ットワークを通じて専用処理装置62あるいはコンピュ
ータ56のいずれかによってローカルインターフェイス
ユニット51を制御することができる。それぞれのツー
ルに専用マイクロプロセッサを使用することは利点を有
する。その理由は、プラントを通じてネットワーク化さ
れたデータトラフィックの量を制限することができ、そ
してデータ取得システムにおいてできる限り早くしっか
りしたデジタルデータ送信を導入することができる。ま
た、専用マイクロセッサの高性能技術に依存できるの
で、別個のデータ収集コンピュータの使用を削減した
り、あるいは取り止めることができる。
【0047】本発明の監視システムは次のように作動す
る。システムを初期セットアップするために、最初にシ
ステムの電源スイッチ(図示省力)をオンにする。スイ
ッチをオンにした後、特別な「セットアップ」プログラ
ムが自動的にオペレータディスプレイ兼入力コンピュー
タ52によって呼び出されてオペレータはコンピュータ
52によってそれぞれのデータ収集チャンネルに対する
以下の設定を行うことができる。
【0048】ゲイン 初期トリガーレベル 測定前の遅れ 流量の測定間隔 流量勾配測定のトリガーポイント 流量勾配のコード長 サンプルレート チャンネル上の次の測定前の遅れ時間 流量の最大最少値、流量勾配、及び停止時間
【0049】プログラムは、プロンプト表示してオペレ
ータに対してどの値を用いるのか、例えばコード長の設
定は、硬質、通常、又は軟質ジョイント特性のいずれに
基づくものとするのかを喚起させるものとすることが好
ましい。
【0050】セットアップを完了した後、オペレータが
インターフェイスユニット51の「運転」スイッチ81
を作動させることによってデータの収集が開始される。
データ収集開始時に、「準備完了」ライト85が点灯す
る。次に、流体ツールが作動することにより、流量信号
は、「トリガー」値(約1.8ボルト)に達するまで増
加する。このトリガー値に達することにより、システム
はデータを収集し処理する。流量信号は、次に、システ
ムによってチェックされ、流量、流量変化及び停止時間
がオペレータによって設定された所定の最大及び最少限
度内にあるか否かが決定される。
【0051】すべての値がオーケーならば、「OK」信
号が与えられて「OK」ライト83が点灯する。ライト
83は2秒後に消灯し、「準備完了」ライト85が再び
点灯する。「Not OK」ライト84は、コンピュー
タ52で設定された1又は2以上のパラメータが仕様か
ら外れているときに点灯し、オペレータが「了解」ボタ
ン82を押さない限り点灯しつづける。
【0052】更に、システムが「運転」モードでないと
きに「学習」モードとすることができる。学習モード
は、用いる限界値が未知の場合に使用される。少なくと
も25回に渡る連続的な「通常」締付けを行うことが好
ましく、結果は手動で記録されるか、あるいは、自動的
にコンピュータ56(又はコンピュータ52)に転送さ
れる。これらの結果をコンピュータ56(又はコンピュ
ータ52)によって統計的に評価することによって、使
用される限界値はコンピュータ52に設定される。これ
らの限界値は、学習された平常条件からの偏移すなわち
ずれを把握(識別)するために用いられる。
【0053】これを達成するために、システムは、平常
条件における連続締付に関する少なくとも1つのパラメ
ータを記録する手段と、そのパラメータを統計的に処理
してこのパラメータに関する通常条件における適正限界
値を計算する手段と、これらの限界値を記憶する手段と
を有することが好ましい。次のいくつかの締付におい
て、この締付けにおいて計算されたパラメータはコンピ
ュータ52又は56のいずれかによって統計的に処理さ
れ正常状態に対するずれが識別される。そういったずれ
をオペレータに知らせる手段も設けられている。この手
段は、警報器、あるいは、その様なずれの存在を示すも
っと単純なディスプレイを有する。
【0054】データ収集の間に、データは一時的にデー
タ収集コンピュータ52のバッファ(図示省略)に保持
され、適宜フォーマットされてオペレータディスプレイ
兼入力コンピュータ56に伝送される。最後の30回の
締付けデータのみがそのバッファに保持される。このデ
ータも流量測定に用いられるサンプルを含む。データが
参照されたならば、データ収集は停止し、「準備完了」
ライト85は消灯する。
【0055】データ収集の際、オペレータディスプレイ
兼入力コンピュータ56は,0.5秒おきに更新された
各チャンネルの状態を表示することが好ましい。即ち、
各データチャンネルの状態は、それが「OK」、「No
t OK」、「準備完了」か否かにかかわらず、チャン
ネルナンバーとともに表示することが好ましい。[No
t OK」が表示されている場合は、その理由もまたオ
ペレータディスプレイ兼入力コンピュータ56のディス
プレイ57又はコンピュータ52に表示される。この状
態は「了解」ボタン82が押されるまで維持される。本
発明の趣旨からして、「OK」あるいは「Not O
K」状態は、それ自体が、ツールに流入する流量の関数
パラメータであることに留意すべきである。なぜなら
ば、そういった状態は、時間その他の変数と同様に、流
量に関係しているからである。
【0056】作動中、コンピュータは、図4及び図5に
示すように、過去15回あるいはそれに近い回数の締付
けに対する初期流量及びこの流量の減少の割合をチャー
トレコーダあるいはその他適宜ディスプレイに表示す
る。これによって、平常運転から逸脱していることが容
易に検出される。例えば、図4において、5回の締付け
に関するすべての値は仕様に適合している。図5におい
て、最後の締付けは仕様から外れており、このことはデ
ィスプレイから直ちにわかる。
【0057】さらに、オペレータディスプレイ兼入力コ
ンピュータ56のディスプレイ57には適宜メニューが
表示されることが好ましく、それによってオペレータと
システムとの相互動作が促進される。
【0058】本発明の制御監視システムは、交流電源あ
るいはバッテリーによって稼動することが可能であり、
また、非常にシンプルな低コスト電子回路を必要とする
だけである。システムはスタンドアローンの装置として
もよいし、プラント全体に広がる情報収集システムとの
一部としてもよい。更に、すべての要素は1ユニットと
することが可能であり、このユニットをレンチに組み込
んで遠隔操作することができる。
【0059】通常の締付けにおいて得られる信号を図4
に示す。この曲線の重要な部分はa−eで示される。a
はツールのスイッチがオンになる(即ち、流体がツール
30内に流入しはじめる)ことを示し、bはツールへの
初期流入時のサージを示し、cは初期流量を示し、dは
締付段階を示し、eはツールが停止された後の流量をあ
らわす。破線で示したe′は同条件で停止された場合の
生じうる別の流量を示す。
【0060】また、このグラフにおいて、システムをセ
ットアップして適宜データを収集するために必要な種々
のパラメータの意味及びこれらのパラメータの一般的な
値についても留意すべきである。それは以下のものを含
む。なお、括弧内の数字はその一般的な値を示す。
【0061】 TH − 信号のトリガー限界値(1.8ボルト) WA − 初期サージを取り除くための遅れ(6.0ミ
リ秒) AV − 流量測定の時間であって平均されたもの(5
0ミリ秒) SN − 勾配測定を開始するための流量降下(0.8
8ボルト) DA − トランスデューサの励起(7ボルト) MF − 最小を決定するために使用する最大の片側の
勾配測定(3回) LD − サンプル間のおおよその遅れ(600マイク
ロ秒)
【0062】上述のかつ図4に示す「AV」は図27に
示す「Tav」と同意義を有する。上述のかつ図4に示す
「SN」は図27に示す「T1 %」と同意義を有する。
【0063】実際の値は、もちろん、ジョイント、ツー
ル、ファスナ等に依存するが、セットアップの際にオペ
レータによって設定される。
【0064】エア駆動パワーツールによる締付け作動は
10ミリ秒くらいの時間で完了される。使用する勾配パ
ラメータを導き出すために、少なくとも2KHzのサン
プルレートが必要である。
【0065】流量曲線自体、即ち、ツールを作動させた
ときのトランスデューサから出力される流量信号におけ
る2つの最も重要な情報は、初期流量cと、締付処理d
の際にツールの速度が遅くなるにつれて減少するこの信
号の減少率である。停止段階(即ち、領域c)の経過時
間もまた重要なパラメータである。
【0066】ツールが失速した後(即ち、領域e、
e′)に流量の測定を行うことはあまり有益でないこと
が判明した。その理由は、流体モータ内の羽根車が異な
る位置に来るためであり、それにより流れる流体が異な
る抵抗を受け、似通った条件にもかかわらず信号にまっ
たく大きな変化を生ずるからである。
【0067】図4の曲線に示すピークbは、チャンバ4
6内の閉鎖された空気の体積によって起こされることが
判明した。このサージは図20に示す別の流量センサを
用いることによって取り除くことができる。この設計に
おいては、トランスデューサ48はシーリングされたチ
ャンバ46内に置かれている。トランスデューサ48
は、上流圧力接続部40′とスロート圧力接続部43′
とそれぞれ連結されている。もう1つの上流圧力接続部
は47はシーリングされたチャンバ46の内部を通常モ
ード圧力にするために用いられる。しかし、上流圧力接
続部40′はチャンバ46の体積とは関係なく、そして
チャンバ46内の流体の体積はセンサ48の外側の圧力
を均等にする役目を果たす。このようにして、図4にお
いてbで示されるサージは最少にされ、あるいは取り除
かれる。もちろん、「スマート」センサ48′も用いる
ことができる。
【0068】初期流量は、停止段階における流体圧のい
かなる変化をも示す。似通った複数の締め付けにおける
初期流量や停止時間の長さの変化は、流体圧、ファスナ
の潤滑性(lubrication )、ファスナの停止トルク、及
びツールの状態の変化を示す。締付領域dにおける曲線
の勾配は、ジョイントの硬さを含むジョイントの状態及
び不適切な運転、即ちファスナが自由回転、あるいは予
絞されていること、並びに締付段階において生ずるすべ
ての変化を示す。異なる締付における流量の減少率の変
化は、ジョイント状態が変化したことを示す。即ち、ね
じの山(谷)が交差する、ねじ孔のタップが正しく切ら
れない、ガスケット材がなくなる、等の状態を示す。
【0069】システムは、各ツール及びジョイントにつ
いて最初にセットアップされる必要があり、そうした
後、複数の規格品ファスナを締付た際に生ずるすべての
変化を敏感に検知して示す。
【0070】締め付けサイクルにおける締付処理の処理
状態を推理するために、導き出されたパラメータ、例え
ば、停止の間のスピードは計測されたデータ及び予めプ
ログラムされた公式に従って決定され、そして所定の期
待限度あるいは範囲と比較される(即ち、高速、低速、
低速限度外、通常といったふうに)。
【0071】前述の予めプログラムされた公式は、例え
ばツール速度に対する流量(先にリストされている)に
関する公式、締め付けの際の流量勾配を計算する公式、
所望のパラメータを導きだすために用いる統計処理制御
公式を含む。
【0072】好ましい実施例においては、平均速度の計
測のため、流入時間曲線のうちのその計測のために対象
となる部分を適宜選ぶのに役立つ多数のパラメータを導
く。これらのパラメータは、限界(トリガー)値TH、
遅れ時間WA及び平均時間tavを含む。速度は、次に、
時間間隔tavで採取されたサンプルの数学的手段として
計算される。
【0073】好ましい実施例においては、締付処理の作
動段階における流量勾配の計測のため、流量−時間曲線
のうちのその計測のために対象となる部分を適宜選ぶの
に役立つ多数のパラメータを導く。これらのレベルは、
前述の平均速度レベルのパーセンテージとして表現され
る。平均勾配は、次の公式に従い、2点T1 %、T2
間で測定される。サンプルi=1からnまでの各サンプ
ル、iに関して、 Tf i = Tf i-1 + ( Tf i-1 )/4 [Tf 0 = 0] Gi = Tf i - Tf i-c1 [i<c1 に対して、Tf i =0] ここで、Ti はサンプル値、Tf i はフィルタサンプル
値、Gi は勾配の値、clはコード長を表す。
【0074】平均勾配は、i=1からnの場合の代数平
均Gi として扱われる。
【0075】時間は曲線上の任意の意義を持つ点から別
の任意の意義を持つ点まで測られる。好ましい実施例に
おいては、時間は曲線上の限界点THからT2 %点まで
計測される。
【0076】図27は、流量−時間概略理想曲線を示
し、必要なパラメータのデータ収集及び計算に関係する
前述の設定の幾つかに関する意味を図示する目的のもの
である。図27において、初期トリガーレベルは「T
H」で表示される。このレベルは、便宜的に、測定され
る流量の期待上昇量の約半分とされる。トリガー設定
「TH」の目的は、システムがレベルノイズや誤った開
始を無視して新規締付サイクルが開始されたことを検出
することを許容させることである。
【0077】初期測定期間が始まる前の遅れは、図27
においてタイムピリオド「WA」として表示される。タ
イムピリオド「WA」の間、流量計測は、少なくとも停
止段階の間の流量を決定する目的に関しては、システム
によって無視される。タイムピリオド「WA」は、流量
−時間曲線の第1の「膝」を通過するまでは測定が行わ
れないようにするために十分な時間に、かつ、停止段階
(曲線の台地形状部)において適宜時間が残存して幾つ
かの流量測定が得られる程度に短く設定される。
【0078】流量の測定ピリオドは図27においてタイ
ムピリオド「tave」として示されている。タイムピ
リオド「tave」は十分に長く設定されており、ゆえ
に幾つかの流量測定を行って平均することができるが、
また十分に短く設定されており、流量−時間曲線の第2
の「膝」が避けられる。タイムピリオド「tave」の
間になされた複数の流量測定の平均値は、停止段階にお
けるツールの平均速度に相当するパラメータを与える。
【0079】流量測定は、「tave」の終了後、引き
続いて行われる。ノイズを最少にするために幾つかの測
定を行って平均することが好ましい。このタイムピリオ
ドの間の測定流量は所定のトリガーポイントと比較され
て締付段階における流量勾配が決定される。トリガーポ
イントは図27の「T%」で表示され、想定される
「スナッグポイント」に相当する。「T%」は、好ま
しくは曲線の第2の「膝」を通過した位置であり、「T
2 %」−これは平均勾配(即ち、時間における流量の減
少率)を決定するために用いられる流量測定の終了点で
ある−の前に、締付段階において幾つかの流量測定を行
うに十分な時間を残している。「T%」の一般的な値
は、「tave」の間に測定された平均流量の70%で
ある。「T2 %」は、ファスナが完全に締め付けられる
そのポイントより前に、ノイズを最少にするための流量
(時間に対するもの)測定を可能とするに十分な値をと
ることができる。
【0080】勾配を決定するために用いられる流量測定
の間のタイムピリオドは「コード長」として言及され、
図27において、「cl」で表示される。図27において
理解されるように、連続したタイムピリオド「Ti 」で
ある勾配測定タイムピリオド(即ち、コード長)は、好
ましくは、オーバーラップする。そうすれば、短い時間
で多くの測定を行うことができ、ひいてはノイズを減少
させることができる。コード長「cl」は、ノイズを最少
にするために十分に長くすべきであり、しかし、「T1
%」と「T2 %」間においていくつかの流量測定が可能
となるように十分短い必要がある。
【0081】図22は、締付動作(即ち、処理状態)に
関する処理情報を導き出す(即ち、推定する)ため、か
つ、RAN(直角ナットランナ)ツールのその推定され
た処理状態に対して考えられるる理由を決定して報告す
るために用いられる論理方法を示す。1番左の欄は導き
出された(即ち、計算された)パラメータ、例えば、速
度、ジョイント勾配を含む。2番目の欄は、測定された
データが比較される所定の限度あるいは範囲に対して測
定されたデータの値を示す。右欄は推定された処理状態
とその考えられる種々の理由(これが測定されたデータ
を生じさせている)を示す。推定される特別な処理状態
に対して考えられる理由は可能性の高いものから順に上
から下に列記されている。
【0082】測定データに関して決定された期待限度又
はレンジ(範囲)、決定された特別な期待限度又はレン
ジに関して推定された種々の処理状態、そしてこれらの
推定された処理状態に関して考えられる理由は、コンピ
ュータ52又は56のいずれか一方に記憶される。導か
れたパラメータに関するこれらの決定された限度値又は
レンジは、少なくとも「良好な」25回の締付けの実施
を通じてシステムセットアップの際に入力されたか、あ
るいは「学習」され、かつ自動的に発生したものであ
る。
【0083】導き出されたすべてのパラメータが通常の
レンジ内にあるならば、このことはコンピュータ52と
56の一方又は両方に報告され、好ましくは図24に示
すような文字表示装置によってオペレータに示すことが
好ましい。この表示装置は、締付番号(即ち、「2」)
と、処理状態(即ち、「ツール及びジョイントはO
K」)を表示する。これにより、オペレータは、ツール
とジョイントのコンポーネントの実行がすべてシステム
セットアップ及びキャリブレーション通りであることを
直ちに知ることができる。
【0084】導き出されたパラメータの1又は2以上が
決定された期待値と比較して通常レンジから外れている
ならば、特別な異常な処理状態が推定される。例えば、
ツール停止速度パラメータは、図22の上半分の中央欄
に記載されているように、高速、低速、又は低速限度か
ら外れているといったように決定される。この場合、相
当する推定される異常な処理状態は、コンピュータ5
2,56の一方又は両方に報告される。この状態は好ま
しくは表示装置を通じてオペレータにたいして表示され
ることが好ましい。そういった表示の一般例は、図26
に示すように、測定されたジョイント傾き(即ち、勾配
あるいは時間当たりの流量の減少率)が「軟らかい」
(通常よりも傾きが小さい)レンジに入るときに生ず
る。表示は、締付番号(即ち、「1」)及び締付段階の
間に軟らかい勾配から推定された処理状態(即ち、「N
OK」及び「遅い終了(ゆっくりとした締付け)」を表
示する。オペレータは更に情報が必要ならば続いてコン
ピュータ56の入力装置55のキー(例えば、「F
1」)を押す。それにより、図26に示すように別の文
字表示がなされ、類推された処理状態「遅い終了−軟ジ
ョイント」及びその類推された処理状態の考えられる原
因のリストが表示される。
【0085】更に、時間(流量曲線上の意味のある点か
らの)、台形部分の時間(停止中の時間の長さ)、降下
時間(締付段階の間の時間の長さ)、総時間(トリガー
ポイントから終了まで)、死時間(別の締付作動間の時
間)及び平均標準偏差といった導かれたパラメータ、あ
るいは(導かれたいずれのパラメータの)傾向が決定さ
れる。これらの導かれた追加のパラメータは、図22の
ような表に含まれており、そしてこれらのパラメータの
決定された期待限度又はレンジはコンピュータ52,5
6の一方又は両方に記憶される。実際に導かれたパラメ
ータは、次にそのコンピュータにおいて上述と同様な方
法でもってこれらのパラメータにたいする事前に決定さ
れた期待限度又はレンジと比較され、導かれた特定のパ
ラメータのセットを発生させる理由を掲げたリストが作
成される。
【0086】処理状態を類推するための上述した解析ア
プローチは、人工知能及びファージ論理規則に適用でき
る。好ましくは、エキスパートシステムに基づく単純な
順方向連鎖法則(forward chaining rule) を用い、更に
これをファージ論理によって高度性を持たせる。例え
ば、通常あるいは高速の属性を有する速度に代えて、
「速い」速度を、かなり速い、まったく速い、速い、非
常に速い、極めて速いといったいくつかのレベルの速度
とすることができる。このアナログ式の「ファージ」ア
プローチを用いてパラメータ値をある推定法則によりテ
ストするとき、その結果は、確実性を表示する必要はな
く、可能性を表示すればよい。これは、現実世界の事象
によりマッチする。ソフトウェアは次に起こりうる処理
状態、理由、及びそれらの可能性を少ない順にリストに
する。
【0087】締付の実行(即ち、処理状態)に関する処
理情報を導く(即ち、推定する)ため、かつ、インパク
トレンチに関してその導かれた処理状態の理由を決定し
て報告するための論理方法が図23に示されている。図
23の左欄はインパクトレンチに対する導かれたパラメ
ータを、次の欄は、測定されたデータがそれと比較され
た所定の限度又はレンジに対する測定データの値を示
し、右欄は推定された処理状態を、RANツールに関し
て図22に示したのと同様な方法で示す。時間は又イン
パクトレンチに対する処理状態を推定するのに役立つ重
要なパラメータである。
【0088】例1 測定は、完全に工具化されたスタンリ直角ナットランナ
(RAN,Stanley Right Angle Nutrunner )、シリア
ルNo. A40 LA 2XNCGZ-8/SPI を用いて行われた。ツール
は停止トルクモードにおいて運転され、そして異なる条
件においてトルクとエア流量は管理された。結果を図1
3乃至15に示す。硬いジョイント(即ち、ガスケット
を用いない場合)の複数の締付けが異なるエア圧におい
て行われ、これらの締付けはすべてトルクとエア流量と
の良好な相互関係を示す。
【0089】ジョイント条件を代えた後、別の測定が行
われた。これらの測定においては、同様な開始及び終了
状態が示されたが、異なる勾配も示された。
【0090】テストは、ロードセル及びガスケット材料
を用いることによって、ジョイントの硬さを変更できる
ようにして行われた。用いたジョイントの硬さ特性を示
す曲線を第7図に示す。
【0091】図8乃至12の表は、ロードセルを用いた
ジョイント(即ち、中程度の硬さ)について、エア圧を
変化させた予荷重及び締付けトルクに対して得られた結
果を示す。ツールは停止トルクモードで運転され、各圧
力レベルにおいて得られた結果には大きな変化があっ
た。しかし、圧力を変化させることによって、初期流量
に意味のある変化をもたらすと共にその勾配にも小さな
変化を来した。勾配は、それが角度よりもむしろ時間に
関して測定されたときのほうが変化する。図11は、ジ
ョイントを軟らかく(即ち、ガスケットを使用する)し
たときの結果を示す。予荷重は、最大流量勾配となるよ
うに、意味を持たせて変化される。ジョイントを硬く
(即ち、ロードセルやガスケットを用いずにジョイント
のみとする)したとき、予荷重の測定はもはや不可能に
なる。しかし、勾配は、トルクレベルであるため、増加
する。
【0092】本発明の監視制御システムは、また、イン
パクトレンチに対して用いることができる。その構成は
図16においてシステム20′として示されている。シ
ステム20′はインパクトレンチ60、流量計36′
(これは、図2においてナットランナに対して用いられ
たのと同タイプものである。)、遮断バルブ58′、及
びコンピュータ52′を用いる。制御コンピュータ5
2′は、ナットランナにたいして使用されたデータ収集
コンピュータ52と実質的に同一な方法で機能する。シ
ステムはまた、ナットランナツールの場合と同じ様に、
オペレータインタフェースユニット、即ち、オペレータ
ディスプレイ兼入力コンピュータ、入力装置、及び表示
装置を有することが好ましい。しかし、図を簡単にする
ため、図16においては、これらは省略している。
【0093】本発明の監視システムがインパクトレンチ
に対して用いられるとき、インパクトの検出といった追
加情報が有用である。これは図17乃至19にグラフと
して示される。締付けあるいは緩める際の個々のインパ
クトは、エア流量計の出力−時間曲線におけるピークと
してこれらのグラフに明白に示されている。個々のイン
パクトに関する追加情報によってファスナに与えられた
エネルギを知ることができ、そのためナットランナツー
ルに比較して制御システムを単純化できる。
【0094】例えば、適宜プログラムが組み込まれたコ
ンピュータ52′を有し、インパクトの計数に基づくコ
ントロールシステムを用いることができる。このシステ
ムは、インパクトレンチに変更を加えることなくどのイ
ンパクトレンチにも容易に適用できる。レンチは通常の
方法で作動ささせることが可能であるが、制御コンピュ
ータ52′は、締付中に所定のインパクト回数に達した
後に信号を発生させる必要がある。この信号は、所定の
インパクト回数が検出された後に、ストップバルブ5
8′を作動させる。ユニットは、同期リセット又はオペ
レータが使用できる別のリセットボタンを有することが
できる。更に、ストップバルブ58′はインパクトレン
チに対して使用される場合は迅速作動タイプである必要
はない。
【0095】インパクトレンチは,RANレンチとは異
なるエア流量特性を有する。例えば、図17(インパク
トレンチ)と図4(RANレンチ)を参照されたい。図
23に示すように、異なるパラメータと推論規則が用い
られるが、締付処理に関する情報を推論する同じアプロ
ーチをとることができる。
【0096】インパクトレンチの速度はインパクトパル
スの高さによって決定され、このパルスの高さは各イン
パクトにおいてジョイントに与えるエネルギ量を決定す
る。図17に示すように、台地領域に達するまで徐々に
パルスの高さが減少している部分は停止段階を示す。こ
れが無い場合は予締めされたジョイントであることを示
す。
【0097】例2 本発明の監視システムを、日本で製作され製造業社名及
びシリアルNo. が記載されていない低コストのインパク
トレンチに適用した。レンチは約100Nmのトルクレベ
ルまで締付可能であった。
【0098】このレンチに適用された監視システムの種
々のテストを示すグラフを図17乃至19に示す。信号
は明白に停止ピリオドを示し、また、ユニットがいつイ
ンパクトを発生しはじめるかを非常に明白に示してい
る。
【0099】システムの機能が遂行されるシステムレベ
ルを変えることにより無数の形態が可能である。好まし
い実施例においては、要求される機能は、検出、増幅、
デジタル化、処理(パラメータを発生させる)、比較
(エキスパートシステムの法則を適用)及び報告(オペ
レータ、ラインコントローラPLC、処理データベース
におけるプラント作業、統計プロセッサ、ツールメンテ
ナンス用データベース等に対して)といったものであ
る。好ましくは、信号はまた、例えば線形化及び温度補
正によって調整されることとする。
【0100】本発明の監視制御システムは上記詳細な説
明より十分明白であると信ずる。また、特許請求の範囲
から逸脱することなく変形例を形成することは当業者に
とって容易であることも明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるナットランナ流体ツー
ルの監視制御システムの略ブロック線図。
【図2】本発明の実施例における監視制御システムに用
いる流量計の断面図。
【図3】本発明の実施例における監視制御システムに用
いられ図2に示す流量計のプリアンプの略回路図。
【図4】本発明の実施例における監視制御システムの流
量計であってナットランナ流体ツールに用いる流量計か
ら送出される典型的な流量信号を示すグラフであって、
重要なパラメータを含む流量曲線領域を示したグラフ。
【図5】すべての締付けが仕様に合致している場合の、
最新の5回の締付けの際の初期流量(スナッグポイント
より前)及び流量勾配レンジグラフ(最大及び最少)を
グラフ形式で示した図。
【図6】第5番目の締付けが仕様から外れている場合
の、最新の5回の締付けの際の初期流量(スナッグポイ
ントより前)及び流量勾配レンジグラフ(最大及び最
少)をグラフ形式で示した図。
【図7】異なる3つの硬度、即ち、ジョイントのみ、ジ
ョイントとロードセル、ジョイントと、ロードセルと、
ガスケットとを有する場合のトルク−角度グラフ。
【図8】図7のグラフのジョイントとロードセルの場合
の硬度で、エア圧力を60psi(4.12Kgf/平方センチメート
ル) にして行った一連の締付けに対するデータを示した
表であって、予荷重(KN)、初期流量信号(ボルト)、締
付けトルク(Nm)、及び流量勾配(最大及び最少)を示
す。
【図9】図7のグラフのジョイントとロードセルの場合
の硬度で、エア圧力を70psi(4.9Kgf/ 平方センチメート
ル) にして行った一連の締付けに対するデータを示した
表であって、予荷重(KN)、初期流量信号(ボルト)、締
付けトルク(Nm)、及び流量勾配(最大及び最少)を示
す。
【図10】図7のグラフのジョイントとロードセルの場
合の硬度で、エア圧力を80psi(5.5Kgf/ 平方センチメー
トル) にして行った一連の締付けに対するデータを示し
た表であって、予荷重(KN)、初期流量信号(ボルト)、
締付けトルク(Nm)、及び流量勾配(最大及び最少)を示
す。
【図11】図7のグラフのジョイントとロードセルとガ
スケットの場合の硬度で、エア圧力を70psi(4.9Kgf/ 平
方センチメートル) にして行った一連の締付けに対する
データを示した表であって、予荷重(KN)、初期流量信号
(ボルト)、締付けトルク(Nm)、及び流量勾配(最大及
び最少)を示す。
【図12】図7のグラフのジョイントのみの場合の硬度
で、エア圧力を70psi(4.9Kgf/ 平方センチメートル) に
して行った一連の締付けに対するデータを示した表であ
って、予荷重(KN)、初期流量信号(ボルト)、締付けト
ルク(Nm)、及び流量勾配(最大及び最少)を示す。
【図13】図8に示す締付けの場合のエア流量−時間、
及びトルク−時間の両グラフ。
【図14】図9に示す締付けの場合のエア流量−時間、
及びトルク−時間の両グラフ。
【図15】図10に示す締付けの場合のエア流量−時
間、及びトルク−時間の両グラフ。
【図16】本発明の実施例のインパクト流体ツールの監
視制御システムの略ブロック線図。
【図17】インパクトエアレンチによる締付を行った際
の、本発明の監視制御システムの流量計から送出される
出力信号の時間に対するグラフ。
【図18】インパクトエアレンチによる締付を行った際
の、本発明の監視制御システムの流量計から送出される
出力信号の時間に対するグラフ。
【図19】予締めされたネジをインパクトエアレンチに
より締付を行った際の、本発明の監視制御システムの流
量計から送出される出力信号の時間に対するグラフ。
【図20】本発明の実施例による監視制御システムにお
いて用いられる流量計の別の実施例の断面図。
【図21】本発明の実施例による流体駆動ツール監視制
御システムの別の実施例の略ブロック線図。
【図22】計算された一般的なパラメータ、そのパラメ
ータの特別な値に相当する推定された処理状態、及び流
体駆動RANツールの場合のそれらの処理状態に対して
考えられる理由を本発明の実施例のシステムにより報告
された通りに示すチャート図。
【図23】計算された一般的なパラメータ、そのパラメ
ータの特別な値に相当する推定された処理状態、及び流
体駆動インパクトレンチの場合のそれらの処理状態に対
して考えられる理由を本発明の実施例のシステムにより
報告された通りに示すチャート図。
【図24】推定された処理状態であってこの状態が正常
である場合の状態を本発明の実施例のシステムにより報
告された通りに表示した図。
【図25】推定された処理状態であってこの状態が異常
である場合の状態を本発明の実施例のシステムにより報
告された通りに表示した図。
【図26】図25に示され推定された異常な処理状態の
考えられる原因を一般的に表示した図。
【図27】流量−時間理想曲線グラフであって、その部
分において流量測定が行われかつその部分からある種の
パラメータが計算される典型的な部分を示す図。
【符号の説明】
20 トルク監視システム 30 ナットランナツール 36 流量計(センサ) 51 オペレータがインターフェイスユニット 52 データ収集コンピュータ 54 プリアンプ 55 入力装置 56 オペレータディスプレイ兼入力コンピュータ 57 表示装置 58 ストップバルブ 60 インパクトレンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・リネハン アメリカ合衆国、ペンシルバニア州 19044、ホルシャム、デボン・サークル 5

Claims (113)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツー
    ルの監視システムであって、 ツールの作動中に前記ツール内に流入する流体の流量を
    測定する装置と、 前記測定流量を該流量を表す電気信号に変換する装置
    と、 前記信号に対する電気的処理を行って前記流量の関数で
    ある少なくとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示するパラメータ表示装置とを、含
    んでなるシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1のシステムであって、前記流量
    測定装置がベンチュリーを含むシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2のシステムであって、前記変換
    装置は、前記ベンチュリー内を流れる流体の差圧を検出
    するトランスデューサを有するシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3のシステムであって、前記信号
    を電気的に処理する手段は適宜プログラムが組み込まれ
    たマイクロプロセッサを有するシステム。
  5. 【請求項5】 請求項4のシステムであって、前記マイ
    クロプロセッサは、前記ファスナの締付けを開始する前
    に、前記ファスナの停止中の初期流量に相当する流量を
    表す信号部分を識別するように設けられているシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5のシステムであって、少なくと
    も最新の締付けに関する前記初期流量を表示する流量表
    示装置を更に含んでなるシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6のシステムであって、前記流量
    表示装置は前記初期流量をグラフ形式で表示するシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項5のシステムであって、前記流量
    表示装置は、少なくとも2つの最新の締付けに関する初
    期流量を同時に表示するシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8のシステムであって、前記流量
    表示装置は前記初期流量をグラフ形式で表示するシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項5のシステムであって、前記マ
    イクロプロセッサは前記ファスナの前記スナッグポイン
    トを前記初期流量のパーセンテージとして計算するよう
    に設けられたシステム。
  11. 【請求項11】 請求項5のシステムであって、前記マ
    イクロプロセッサは、前記スナッグポイントを越えてフ
    ァスナが締め付けられる際の流量を表す信号部分を識別
    するように設けられたシステム。
  12. 【請求項12】 請求項11のシステムであって、最新
    の少なくとも1つの締付けに関する前記流量を表示する
    表示装置を更に有するシステム。
  13. 【請求項13】 請求項12のシステムであって、前記
    表示装置は前記流量をグラフ形式で表示するシステム。
  14. 【請求項14】 請求項11のシステムであって、前記
    表示装置は、少なくとも2つの最新の締付けに関する流
    量を同時に表示するシステム。
  15. 【請求項15】 請求項14のシステムであって、前記
    表示装置は、前記流量をグラフ形式で表示するシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 請求項11のシステムであって、前記
    マイクロセッサは、前記スナッグポイントを越えて前記
    ファスナを締め付ける際に前記流量の変化率を計算し、
    かつ、前記締付中の最大及び最少変化率を決定するシス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項16のシステムであって、最新
    の少なくとも1つの締付けに関する流量の前記最大及び
    最少の変化率を表示する表示装置を有するシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17のシステムであって、前記
    表示装置は前記最大及び最少変化率をグラフ形式に表示
    するシステム。
  19. 【請求項19】 請求項17のシステムであって、前記
    表示装置は、最新の少なくとも2つの前記締付に関する
    前記最大及び最少変化率を同時に表示するシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19のシステムであって、前記
    表示装置は前記最大及び最少変化率をグラフ形式で表示
    するシステム。
  21. 【請求項21】 請求項17のシステムであって、前記
    表示装置は、最新の少なくとも1つの前記締付に関する
    前記最大及び最少変化率並びに前記初期流量を同時に表
    示するシステム。
  22. 【請求項22】 請求項21のシステムであって、前記
    表示装置は、最新の少なくとも2つの前記締付に関する
    前記最大及び最少変化率並びに前記初期流量を同時に表
    示するシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22のシステムであって、前記
    表示装置は、前記最大及び最少変化率並びに前記初期流
    量をグラフ形式で表示するシステム。
  24. 【請求項24】 請求項5のシステムであって、 前記
    マイクロプロセッサは、前記初期流量が所定の値内にあ
    るか否かを決定するシステム。
  25. 【請求項25】 請求項24のシステムであって、前記
    流量が所定の値内にあるか否かを示す示唆装置を更に含
    んでなるシステム。
  26. 【請求項26】 請求項11のシステムであって、前記
    マイクロプロセッサは、締付けの際の前記流量が所定の
    値内にあるか否かを決定するシステム。
  27. 【請求項27】 請求項26のシステムであって、締付
    けの際の前記流量が所定の値内にあるか否かを示す示唆
    装置を有するシステム。
  28. 【請求項28】 請求項16のシステムであって、前記
    マイクロプロセッサは、締付けの際の前記流量変化率が
    所定の値内にあるか否かを決定するシステム。
  29. 【請求項29】 請求項28のシステムであって、締付
    けの際の前記流量変化率が所定の値内にあるか否かを示
    す示唆装置をさらに有するシステム。
  30. 【請求項30】 請求項28のシステムであって、初期
    締付の際の停止時間が所定の値内にあるか否かを示す示
    唆装置をさらに有するシステム。
  31. 【請求項31】 請求項5のシステムであって、停止あ
    るいは締付けの際の時間及び流量の関数である複数のパ
    ラメータが所定の値内にあるか否かを示す示唆装置を有
    するシステム。
  32. 【請求項32】 ねじファスナを締め付ける流体駆動イ
    ンパクトレンチを監視するシステムであって、 前記ツールの作動中にレンチ内に流入する流体の流量を
    測定する装置と、 測定された前記流量を電気信号に変換する変換装置と、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示する表示手段とを、含んでなるシ
    ステム。
  33. 【請求項33】 請求項32のシステムであって、前記
    電気信号処理手段は、前記レンチの個々のインパクトに
    相当する流量のピーク数を計数する手段を更に有するシ
    ステム。
  34. 【請求項34】 請求項33のシステムであって、前記
    電気信号を処理する手段は、締付けの際にレンチによっ
    て与えられるトルクを前記レンチの個々のインパクトに
    相当する流量ピーク数を計数することによって計算する
    手段を更に有するシステム。
  35. 【請求項35】 請求項34のシステムであって、前記
    電気信号処理手段は、締付けにおいて所定のインパクト
    数に達した旨の信号を発生する手段を更に有するシステ
    ム。
  36. 【請求項36】 請求項35のシステムであって、前記
    信号に応答して前記レンチへの流体の流入を遮断する装
    置を更に有するシステム。
  37. 【請求項37】 ねじファスナを締め付ける流体ツール
    を監視する方法であって、 前記ツールの作動中にツールへ流入する流体の流量を測
    定するステップと、 測定された前記流量を前記流量を表す電気信号に変換す
    るステップと、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算するステップと、 前記パラメータを表示するステップとを、含んでなる方
    法。
  38. 【請求項38】 請求項37の方法であって、前記処理
    は、適宜プログラムが組み込まれたマイクロプロセッサ
    によって数学的処理を含んでなる方法。
  39. 【請求項39】 請求項38の方法であって、前記ファ
    スナの締付開始前に、前記ファスナの停止中における初
    期流量に相当する流量を表す信号部分を識別するステッ
    プを更に含んでなる方法。
  40. 【請求項40】 請求項39の方法であって、最新の少
    なくとも1つの締付けに関する前記初期流量を表示する
    ステップを更に含んでなる方法。
  41. 【請求項41】 請求項40の方法であって、前記初期
    流量をグラフ形式に表示する方法。
  42. 【請求項42】 請求項40の方法であって、前記表示
    は、最新の少なくとも2つの締付けに関する前記初期流
    量を同時に表示する方法。
  43. 【請求項43】 請求項42の方法であって、前記初期
    流量をグラフ形式に表す方法。
  44. 【請求項44】 請求項39の方法であって、前記ファ
    スナの前記スナッグポイントの計算を適宜プログラムさ
    れたマイクロプロセッサを用いて前記流量のパーセンテ
    ージとして計算するステップを更に含んでなる方法。
  45. 【請求項45】 請求項39の方法であって、前記スナ
    ッグポイントを越えて前記ファスナの締付けを行う際の
    前記流量を表す信号部分を識別するステップを更に含ん
    でなる方法。
  46. 【請求項46】 請求項45の方法であって、最新の少
    なくとも1つの締付けに関する前記流量を表示するステ
    ップを更に含んでなる方法。
  47. 【請求項47】 請求項46の方法であって、前記流量
    をグラフ形式で表示する方法。
  48. 【請求項48】 請求項45の方法であって、前記表示
    は、最新の少なくとも2つの締付けを同時に表示する方
    法。
  49. 【請求項49】 請求項48の方法であって、前記流量
    をグラフ形式で表示する方法。
  50. 【請求項50】 請求項45の方法であって、前記スナ
    ッグポイントを越えて前記ファスナの締付けを行う際に
    前記流量の変化率を計算するステップと、前記締付けの
    際の前記変化率の最大及び最少を決定するステップを更
    に有する方法。
  51. 【請求項51】 請求項50の方法であって、最新の少
    なくとも1つの締付けに関する前記流量の前記最大及び
    最少変化率を表示するステップを更に有する方法。
  52. 【請求項52】 請求項51の方法であって、前記最大
    及び最少変化率をグラフ形式に表示する方法。
  53. 【請求項53】 請求項51の方法であって、前記表示
    は、最新の少なくとも2つの締付けに関する前記流量の
    前記最大及び最少変化率を同時に表示する方法。
  54. 【請求項54】 請求項53の方法であって、前記最大
    及び最少変化率をグラム形式で示す方法。
  55. 【請求項55】 請求項51の方法であって、最新の少
    なくとも1つの締付けに関する前記最大及び最少変化率
    と前記初期流量とを同時に表示する方法。
  56. 【請求項56】 請求項55の方法であって、最新の少
    なくとも2つの締付けに関する前記最大及び最少変化率
    と前記初期流量とを同時に表示する方法。
  57. 【請求項57】 請求項56の方法であって、表示は、
    前記最大及び最少変化率と前記初期流量とをグラム形式
    に表示する方法。
  58. 【請求項58】 請求項39の方法であって、前記初期
    流量は所定の値内にあるか否かを決定するステップを更
    に有する方法。
  59. 【請求項59】 請求項58の方法であって、前記初期
    流量は所定の値内にあるか否かを示すステップを更に有
    する方法。
  60. 【請求項60】 請求項45の方法であって、締付けの
    際の前記流量が所定の値内にあるか否かを決定するステ
    ップを更に有する方法。
  61. 【請求項61】 請求項60の方法であって、締付けの
    際の前記流量が所定の値内にあるか否かを示すステップ
    を更に有する方法。
  62. 【請求項62】 請求項50の方法であって、締付けの
    際の前記流量の最大及び最少変化率が所定の値内にある
    か否かを決定するステップを更に有する方法。
  63. 【請求項63】 請求項62の方法であって、締付けの
    際の前記流量の最大及び最少変化率が所定の値内にある
    か否かを示すステップを更に有する方法。
  64. 【請求項64】 請求項62の方法であって、初期締付
    けの際の停止時間が所定の値内にあるか否かを示すステ
    ップを更に有する方法。
  65. 【請求項65】 請求項39の方法であって、停止及び
    締付けの際の時間と流量の関数である複数のパラメータ
    が所定の値内にあるか否かを示すステップを更に有する
    方法。
  66. 【請求項66】 ねじファスナを締め付ける流体駆動イ
    ンパクトレンチを監視する方法であって、 前記ツールの作動中にレンチ内に流入する流体の流量を
    測定するステップと、 前記測定流量を電気信号に変換するステップと、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算するステップと、 前記パラメータを表示するステップとを、含んでなる方
    法。
  67. 【請求項67】 請求項66の方法であって、前記レン
    チの個々のインパクトに相当する流量ピーク数を計数す
    るステップを更に有する方法。
  68. 【請求項68】 請求項67の方法であって、締付けの
    際の前記レンチによって与えられた前記トルクを前記レ
    ンチの個々のインパクトに相当する流量ピーク数を計数
    することによって算出するステップを更に有する方法。
  69. 【請求項69】 請求項67の方法であって、締付けの
    際に所定のインパクト数に達した旨の信号を発生するス
    テップを更に有する方法。
  70. 【請求項70】 請求項69の方法であって、前記信号
    に応答して前記レンチへの流体の流入を遮断するステッ
    プを更に有する方法。
  71. 【請求項71】 ねじファスナを締め付ける流体駆動イ
    ンパクトレンチを制御するシステムであって、 前記ツールの作動中に流体供給源から前記レンチ内へ流
    入する流体の流量を測定する測定装置と、 前記測定流量を電気信号に変換する装置と、 前記信号を電気的に処理して前記レンチによって与えら
    れた打撃数を計数する手段と、 所定の打撃数が与えられたときに、前記レンチへの流体
    の供給を遮断する装置と、 計数された打撃数を表示する装置とを、含んでなるシス
    テム。
  72. 【請求項72】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツ
    ールを監視するシステムであって、 前記ツールの作動中に前記ツール内へ流入する流体の流
    量を測定する装置と、 前記測定流量を前記流量を表す電気信号変換する装置
    と、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示する装置と、 一連の締付けが正常に行われている場合のその締付けに
    関する少なくとも1つの前記パラメータを記録する手段
    と、 前記少なくとも1つのパラメータを統計的に処理して前
    記少なくとも1つのパラメータに関する前記正常状態の
    場合の適正限度を計算する手段と、 前記限度を記憶する手段と、 次の締付けを行っている際に計算される前記パラメータ
    を統計的に処理して前記正常状態からのずれを識別する
    手段と、 前記ずれをオペレータに知らせる手段とを、含んでなる
    システム。
  73. 【請求項73】 請求項37の方法であって、 一連の締付けが正常状態で行われている際に前記少なく
    とも1つのパラメータを記録するステップと、 前記少なくとも1つのパラメータを統計的に処理して前
    記少なくとも1つのパラメータに関する前記正常状態の
    場合の適正限度を計算するステップと、 前記限度を記憶装置に記憶させるステップと、 次の締付けの際に計算される前記パラメータを統計的に
    処理して前記正常状態からのずれを識別するステップと
    を、更に有する方法。
  74. 【請求項74】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツ
    ールを監視するシステムであって、 前記ツールの作動中に前記ツール内に流入する流体の流
    量を測定する装置と、 前記測定流量を前記流量を表す電気信号に変換する装置
    と、 電気信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記少なくとも1つのパラメータを所定の期待パラメー
    タと比較して前記流体駆動ツールに関係する処理状態を
    推定する手段と、 前記推定処理状態を報告する手段とを、含んでなるシス
    テム。
  75. 【請求項75】 請求項74のシステムであって、前記
    少なくとも1つのパラメータは前記ツールの停止速度を
    含んでなるシステム。
  76. 【請求項76】 請求項75のシステムであって、前記
    比較手段は、少なくとも、高速、低速、低速限度からの
    逸脱、及び清浄の停止速度状態を検出するように設けら
    れているシステム。
  77. 【請求項77】 請求項74のシステムであって、前記
    少なくとも1つのパラメータは締付けの際のツールの速
    度の減少率を更に含むシステム。
  78. 【請求項78】 請求項77のシステムであって、前記
    比較手段は、少なくとも、硬い減少率、軟らかい減少
    率、減少限度からの逸脱、正常減少率状態を検出するシ
    ステム。
  79. 【請求項79】 請求項74のシステムであって、前記
    比較手段は、前記推定された処理状態に対する少なくと
    も1つの考えられる理由を報告する手段を更に有するシ
    ステム。
  80. 【請求項80】 請求項74のシステムであって、前記
    比較手段は、エキスパートシステムに基づく順方向連鎖
    法則を用いるシステム。
  81. 【請求項81】 請求項74のシステムであって、前記
    比較手段はエキスパートシステムに基づくファージ論理
    を用いるシステム。
  82. 【請求項82】 請求項74のシステムであって、前記
    報告手段は文字表示装置であるシステム。
  83. 【請求項83】 ねじファスナを締め付ける流体駆動イ
    ンパクトレンチを監視するシステムであって、 前記ツールの作動中に前記レンチへ流入する流体の流量
    を測定する測定装置と、 前記測定流量を電気信号に変換する装置と、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示する装置と、 前記少なくとも1つのパラメータを所定の期待パラメー
    タと比較して前記流体駆動ツールに関係する処理状態を
    推定する手段と、 前記推定された処理状態を報告する手段とを、含んでな
    るシステム。
  84. 【請求項84】 請求項83のシステムであって、前記
    少なくとも1つのパラメータは前記ツールの停止速度を
    含むシステム。
  85. 【請求項85】 請求項84のシステムであって、前記
    比較手段は、少なくとも高速、低速、低速限度からの逸
    脱、及び通常の停止速度状態を検出するシステム。
  86. 【請求項86】 請求項83のシステムであって、前記
    電気信号を処理する手段は、前記レンチの個々のインパ
    クトパルスに相当する流量ピーク数を計数する手段を更
    に含み、そして前記少なくとも1つのパラメータは締付
    中の前記インパクトパルス数を含むシステム。
  87. 【請求項87】 請求項86のシステムであって、前記
    比較手段は、締付けの際の少なくともインパクトパルス
    の多い数、インパクトパルスの少ない数、インパクトパ
    ルスの無、インパクトパルスの正常数を検出するシステ
    ム。
  88. 【請求項88】 請求項83のシステムであって、前記
    報告手段は、前記推定された処理状態の少なくとも1つ
    の考えられる理由を報告する手段を更に有するシステ
    ム。
  89. 【請求項89】 請求項83のシステムであって、前記
    比較手段は、エキスパートシステムに基づく順方向連鎖
    法則を採用するシステム。
  90. 【請求項90】 請求項83のシステムであって、前記
    比較手段はエキスパートシステムに基づくファージ論理
    を採用するシステム。
  91. 【請求項91】 請求項83のシステムであって、前記
    報告手段は文字表示装置であるシステム。
  92. 【請求項92】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツ
    ールを監視するシステムであって、 前記ツールの作動の際に前記ツールに流入する流体の流
    量を測定するベンチュリーであって、第1及び第2の上
    流圧接続部と喉圧力接続部とを有するベンチュリーと、 シーリングされたチャンバであって、前記チャンバの内
    部が実質的に前記上流圧に維持されるように前記第1の
    上流圧接続部に連接される手段を有するチャンバと、 前記第2の上流圧接続部と前記喉圧接続部とに接続され
    て前記チャンバ内に配設され前記測定された流量を前記
    流量を表す電気信号に変換するトランスデューサと、 前記電気信号を電気的に処理して前記流量の関数である
    少なくとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示する装置とを、含んでなるシステ
    ム。
  93. 【請求項93】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツ
    ールを監視するシステムであって、 前記ツールの作動の際に前記ツール内に流入する流体の
    流量を測定する装置と、 前記測定流量を前記流量を表す電気信号に増幅変換する
    装置と、 前記増幅信号を電気的に処理して前記流量の関数である
    少なくとも1つのパラメータを計算する手段と、 前記パラメータを表示する装置とを、含んでなるシステ
    ム。
  94. 【請求項94】 請求項93の方法であって、前記増幅
    電気信号はまた調整される方法。
  95. 【請求項95】 請求項94の方法であって、前記増幅
    調整された電気信号をデジタル化することを特徴とする
    方法。
  96. 【請求項96】 ねじファスナを締め付ける流体駆動ツ
    ールを監視する方法であって、 前記測定された流量を前記流量を表す電気信号に変換す
    るステップと、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算するステップと、 前記少なくとも1つのパラメータを所定の期待パラメー
    タと比較して前記流体駆動ツールに関係する処理状態を
    推定するステップと、 前記推定された処理状態を報告するステップとを、含ん
    でなる方法。
  97. 【請求項97】 請求項96の方法であって、前記少な
    くとも1つのパラメータは前記ツールの停止速度を含む
    方法。
  98. 【請求項98】 請求項97の方法であって、前記比較
    は、少なくとも高速、低速、低速限度からの逸脱、及び
    通常停止速度状態を検出する方法。
  99. 【請求項99】 請求項96の方法であって、前記少な
    くとも1つのパラメータは、締付けの際のツール速度の
    減少率を更に含む方法。
  100. 【請求項100】 請求項96の方法であって、前記比
    較は、少なくとも硬い減少率、軟らかい減少率、減少率
    限度からの逸脱、及び通常減少率状態を検出する方法。
  101. 【請求項101】 請求項96の方法であって、前記報
    告は前記推定された処理状態に対する少なくとも1つの
    考えられる理由を報告することを含む方法。
  102. 【請求項102】 請求項96の方法であって、前記比
    較は、エキスパートシステムに基づく順方向連鎖法則を
    用いる方法。
  103. 【請求項103】 請求項96の方法であって、前記比
    較はエキスパートシステムに基づくファージ論理を用い
    る方法。
  104. 【請求項104】 請求項96の方法であって、前記報
    告は文字表示を含む方法。
  105. 【請求項105】 ねじファスナを締め付ける流体駆動
    インパクトレンチを監視する方法であって、 前記ツールの作動の際に前記レンチに流入する流体の流
    量を測定するステップと、 前記測定された流量を電気信号に変換するステップと、 前記信号を電気的に処理して前記流量の関数である少な
    くとも1つのパラメータを計算するステップと、 前記パラメータを表示するステップと、 前記少なくとも1つのパラメータを所定の期待パラメー
    タと比較して前記流体駆動ツールに関係する処理状態を
    推定するステップとを、含んでなる方法。
  106. 【請求項106】 請求項105の方法であって、前記
    少なくとも1つのパラメータは前記ツールの停止速度を
    含む方法。
  107. 【請求項107】 請求項106の方法であって、前記
    比較は、少なくとも高速、低速、低速限度からの逸脱、
    及び通常停止速度状態を検出する方法。
  108. 【請求項108】 請求項105の方法であって、前記
    電気信号の前記処理は、前記レンチの個々のインパクト
    パルスに相当する流量ピーク数を計数することを含み、
    前記少なくとも1つのパラメータは締付けの際の前記イ
    ンパクトパルス数を含む方法。
  109. 【請求項109】 請求項107の方法であって、前記
    比較は、少なくとも多いインパクトパルス数、少ないイ
    ンパクトパルス数、インパクトパルスの無、及び通常イ
    ンパクトパルス数を検出する方法。
  110. 【請求項110】 請求項105の方法であって、前記
    報告は、前記推定された処理状態にたいする少なくとも
    1つの考えられる理由を報告する方法。
  111. 【請求項111】 請求項105の方法であって、前記
    比較は、エキスパートシステムに基づく順方向連鎖法則
    を用いる方法。
  112. 【請求項112】 請求項105の方法であって、前記
    比較はエキスパートシステムに基づくファージ論理を用
    いる方法。
  113. 【請求項113】 請求項105の方法であって、前記
    報告は文字表示を含む方法。
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