JPH1033230A - マチ付袋体及びその製法 - Google Patents
マチ付袋体及びその製法Info
- Publication number
- JPH1033230A JPH1033230A JP8215236A JP21523696A JPH1033230A JP H1033230 A JPH1033230 A JP H1033230A JP 8215236 A JP8215236 A JP 8215236A JP 21523696 A JP21523696 A JP 21523696A JP H1033230 A JPH1033230 A JP H1033230A
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- Japan
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- gusset
- bag
- fold
- folded
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マチ付袋体において、マチ部を形成するた
め縫製作業を簡略化する。 【解決手段】 袋体生地６を袋体１底部を中心として
二つ折りにして折重ね、二つ折りとなった袋体生地６の
折り返し部７をさらに袋体の上方に向けて折り返し、折
重ねた袋体生地６の両側部を接合し、最後に袋体生地６
を裏返してマチ付袋体１が完成する。
め縫製作業を簡略化する。 【解決手段】 袋体生地６を袋体１底部を中心として
二つ折りにして折重ね、二つ折りとなった袋体生地６の
折り返し部７をさらに袋体の上方に向けて折り返し、折
重ねた袋体生地６の両側部を接合し、最後に袋体生地６
を裏返してマチ付袋体１が完成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、マチ部が形成さ
れた手提げ袋、カバン等の袋体に関するものである。
れた手提げ袋、カバン等の袋体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】手提げ袋、カバン等の袋体にマチ部を形
成するにあたっては、図４に示したとおり、予め袋状に
形成した袋体の底部両側をマチ部の幅Ｌに相当する長さ
分だけ摘んで三角形Ｓを形成し、該三角形Ｓの底部を縫
合あるいは溶着等により接合して袋体の角部を形成し、
該三角形Ｓを上方あるいは下方に折り曲げて、袋体の側
面マチ部或いは底面部に沿って接合している。また上記
の他、袋体の側面マチ部と側面部を構成する生地を別個
に形成し、夫々の生地を接合してマチ付袋体を製作して
いる。
成するにあたっては、図４に示したとおり、予め袋状に
形成した袋体の底部両側をマチ部の幅Ｌに相当する長さ
分だけ摘んで三角形Ｓを形成し、該三角形Ｓの底部を縫
合あるいは溶着等により接合して袋体の角部を形成し、
該三角形Ｓを上方あるいは下方に折り曲げて、袋体の側
面マチ部或いは底面部に沿って接合している。また上記
の他、袋体の側面マチ部と側面部を構成する生地を別個
に形成し、夫々の生地を接合してマチ付袋体を製作して
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、マチ部の形成は、予め袋体を形成する
生地を袋状に加工した後、マチ部を別途形成するかある
いは、側面マチ部と側面部を個々に裁断した生地を接合
する等、袋体にマチ部を形成するための作業工程の増加
並びに袋体を構成する部品点数が増加し、袋体の縫製作
業の煩雑化及びコストアップを招いていた。
来技術によると、マチ部の形成は、予め袋体を形成する
生地を袋状に加工した後、マチ部を別途形成するかある
いは、側面マチ部と側面部を個々に裁断した生地を接合
する等、袋体にマチ部を形成するための作業工程の増加
並びに袋体を構成する部品点数が増加し、袋体の縫製作
業の煩雑化及びコストアップを招いていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、袋体の底部両側に
側面マチ部に沿って上方へ折込んだ三角形状の折込み部
を形成し、該折込み部の中央を側面マチ部の中央に接合
したことにより、本発明を完遂するに至った。
な事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、袋体の底部両側に
側面マチ部に沿って上方へ折込んだ三角形状の折込み部
を形成し、該折込み部の中央を側面マチ部の中央に接合
したことにより、本発明を完遂するに至った。
【０００５】さらに、袋体を形成する帯状の生地を袋体
の底部を中心として二つ折りにして折重ね、二つ折りと
なった生地の折返し部をマチ幅の半分に相当する幅分だ
けさらに袋体の上方に向けて折り返し、折重ねた生地の
両側部を接合して、生地を裏返したマチ付袋体の製法を
提供するものである。
の底部を中心として二つ折りにして折重ね、二つ折りと
なった生地の折返し部をマチ幅の半分に相当する幅分だ
けさらに袋体の上方に向けて折り返し、折重ねた生地の
両側部を接合して、生地を裏返したマチ付袋体の製法を
提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施に当たって使用され
る袋体の生地は、柔軟な材質であれば使用可能であり、
織物地、不織布、ビニール地、皮革等種々のものが使用
できる。
る袋体の生地は、柔軟な材質であれば使用可能であり、
織物地、不織布、ビニール地、皮革等種々のものが使用
できる。
【０００７】本発明のマチ付袋体を製作するに当たって
袋体の接合方法は、縫合、接着、溶着等種々の方法が使
用できる。
袋体の接合方法は、縫合、接着、溶着等種々の方法が使
用できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至３に基づ
き具体的に説明する。柔軟な化学繊維の織物地の生地か
ら成る袋体１は、側面部２、側面マチ部３及び底面部４
の五つの面から構成され、上部に開口部５が形成されて
いる。
き具体的に説明する。柔軟な化学繊維の織物地の生地か
ら成る袋体１は、側面部２、側面マチ部３及び底面部４
の五つの面から構成され、上部に開口部５が形成されて
いる。
【０００９】本発明のマチ付袋体の製作方法は図１に示
したとおりである。先ず広げた帯状の生地６〔図１中
（１）〕の長手方向中央部を中心として二つに折り重ね
〔図１中（２）〕、次に底面部４となる側の折り返し部
７を上部となる側に向けてさらに折り返す〔図１中
（３）〕、この時の折り返し部７の折幅Ｌ１が袋体１の
マチ幅の半分に相当する。
したとおりである。先ず広げた帯状の生地６〔図１中
（１）〕の長手方向中央部を中心として二つに折り重ね
〔図１中（２）〕、次に底面部４となる側の折り返し部
７を上部となる側に向けてさらに折り返す〔図１中
（３）〕、この時の折り返し部７の折幅Ｌ１が袋体１の
マチ幅の半分に相当する。
【００１０】次いで、折り重ねた生地６両側の重ね合せ
部８を縫合〔図１中（４）〕し、開口している上部を反
転させて生地６を裏返し〔図１中（５）（６）〕、最後
に開口部５を広げて起立させると袋体１が完成する〔図
１中（７）〕。
部８を縫合〔図１中（４）〕し、開口している上部を反
転させて生地６を裏返し〔図１中（５）（６）〕、最後
に開口部５を広げて起立させると袋体１が完成する〔図
１中（７）〕。
【００１０】袋体１のマチ部３の底部側においては、図
２及び図３に示したとおり、折り返し部７の折幅Ｌ１を
高さＴとした直角二等辺三角形状となった折り込み部９
が底面部４の両側から上部に向けて形成されており、折
り返し部７の折幅Ｌ１の二倍に相当する幅が、側面マチ
部３の幅となっている。
２及び図３に示したとおり、折り返し部７の折幅Ｌ１を
高さＴとした直角二等辺三角形状となった折り込み部９
が底面部４の両側から上部に向けて形成されており、折
り返し部７の折幅Ｌ１の二倍に相当する幅が、側面マチ
部３の幅となっている。
【００１１】上記実施例において、袋体１の生地６は化
繊織物地を使用したが、要は重ね合せ部８を縫合等した
後に裏返すことができる柔軟な生地であれば良く、様々
な材質の生地６を使用し得るものである。また、折り重
ねた生地６の重ね合せ部８を縫合して袋体１を製作した
が、重ね合せ部８を接着あるいは溶着等現在知られてい
る方法により接合することも可能である。
繊織物地を使用したが、要は重ね合せ部８を縫合等した
後に裏返すことができる柔軟な生地であれば良く、様々
な材質の生地６を使用し得るものである。また、折り重
ねた生地６の重ね合せ部８を縫合して袋体１を製作した
が、重ね合せ部８を接着あるいは溶着等現在知られてい
る方法により接合することも可能である。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、折り重ねた生地の両側
を直線的に接合するだけで、一挙にマチ部を備えた袋体
を製作し得るので、マチ部を形成するための縫製作業工
程を省略することができ、マチ付袋体の製作を著しく簡
素化することができる。また、本発明方法によると、一
枚の帯状の生地からマチ部を備えた袋体が形成できるの
で、袋体生地の裁断工程を飛躍的に簡略化することがで
き、袋体の部品点数も少なく、この種の袋体を安価に量
産し得るものである。
を直線的に接合するだけで、一挙にマチ部を備えた袋体
を製作し得るので、マチ部を形成するための縫製作業工
程を省略することができ、マチ付袋体の製作を著しく簡
素化することができる。また、本発明方法によると、一
枚の帯状の生地からマチ部を備えた袋体が形成できるの
で、袋体生地の裁断工程を飛躍的に簡略化することがで
き、袋体の部品点数も少なく、この種の袋体を安価に量
産し得るものである。
【図１】本発明マチ付袋体の製作手順を示す系統図
【図２】本発明マチ付袋体の要部拡大図
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図
【図４】従来のマチ付袋体を示す説明図
１ 袋体 ２ 側面部 ３ 側面マチ部 ４ 底面部 ５ 開口部 ６ 生地 ７ 折り返し部 ８ 重ね合せ部 ９ 折り込み部
Claims (2)
- 【請求項１】 マチ部を形成した袋体であって、袋体の
底部両側に側面マチ部に沿って上方へ折込んだ三角形状
の折込み部を形成し、該折込み部の中央を側面マチ部の
中央に接合したことを特徴とするマチ付袋体。 - 【請求項２】 袋体を形成する帯状の生地を袋体の底部
を中心として二つ折りにして折重ね、二つ折りとなった
生地の折返し部をマチ幅の半分に相当する幅分だけさら
に袋体の上方に向けて折り返し、折重ねた生地の両側部
を接合して、生地を裏返したことを特徴とするマチ付袋
体の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21523696A JP3186595B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マチ付袋体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21523696A JP3186595B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マチ付袋体の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1033230A true JPH1033230A (ja) | 1998-02-10 |
| JP3186595B2 JP3186595B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=16668978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21523696A Expired - Fee Related JP3186595B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マチ付袋体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3186595B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021002302A1 (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-07 | 株式会社スパンギャルド | 鞄の製造方法 |
| JP2024006592A (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-17 | オーリーオーン株式会社 | 折りたたみバッグ |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21523696A patent/JP3186595B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021002302A1 (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-07 | 株式会社スパンギャルド | 鞄の製造方法 |
| JP2021007646A (ja) * | 2019-07-01 | 2021-01-28 | 株式会社スパンギャルド | 鞄の製造方法 |
| JP2024006592A (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-17 | オーリーオーン株式会社 | 折りたたみバッグ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3186595B2 (ja) | 2001-07-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |