JP2024006592A - 折りたたみバッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】バンドや紐を折り畳む際、内蔵させ現代感覚ある洋風のファッション性を持った美しいフォルムのバックに仕上げることを課題にした。【解決手段】日本の着物の縫製方法からヒントを得て一枚の帯状の素材を使用し、該素材をカットすることなく畳む方法であらゆる大きさのバッグを作る製造方法で、ファースナーの代わりにポケット口を被せ蓋にした隠しポケットとオープンポケットを併せ持つバックで、二本のミシン縫いのみの縫製でつくる製造方法で、裏地をつけることなく素材の有効性を高め、最短時間での縫製が可能で、さらに縫製部分を解くと元の一枚の帯状の素材に戻せるといった、今までのバック製法の常識をぬりかえる優れた製造方法である。【選択図】図18

Description

一枚の帯状材からつくる折り畳式バッグの製造方法
任意の一定の縦幅で帯状の一枚材から、途中でカットすることなく折り畳み方式で製作するバッグで、ポケット口に蓋付きの覆い部を備えたポケットと覆い部のないオープンポケットの数個のポケットを備えたバッグに仕立てるための折り畳み方式の製造方法であり、図1参照は帯状材を斜め上からの見たもので、斜線部分は、帯状材の表面です。
この折り畳み方法は、帯状材の縁を内側に折り畳むことで、縁処理の必要がなく、また裏地をつける必要がなく 素材をカットしないため、何度でも縫い直し 解いて元の素材に復元させることができる日本独自の着物仕立ての理念と技術から考案された、折り畳み式省エネ縫製バッグである。
洋裁においてのダーツの使用は、まち部にて蛇腹畳みにより 折り畳み幅や折り畳み回数で調整することで底部の幅を自由に変え、バックの容量を変化させ、蛇腹畳みで折り畳めることで容積を最小限にし、無駄を省く日本独自の和裁と立体裁断の洋裁を融合させた和洋折衷のスタイルになっています。
畳み後は、畳まれた帯状材の横の両端の二本の直線縫のみで、縫製が完了し、しかも 縫製を解くと元の一枚の帯状材に戻すことができ、素材を大切に扱うことを重視し、機能的で実用的であるばかりでなく形状もシンプルで今様のスタイリッシュ性があり、また応用の効く多種多様の形式のバッグや、その他各種の入れ物作りが可能です。
帯状材は、あらゆる各種の布地、レザー、各種のケミカル素材、和紙が使えることで、バックばかりでなく、枕カバー、クッションカバーなどの寝具、インテリア、日用品にも応用でき、個性的なものづくりが可能になります。
特開2016―078359 実登 3135335 実登 3121526 実全昭61-030024
洋裁の基本は、型紙による裁断と縫製で作られますが、そういった固定概念からくる製造方法ではなく3D感覚の空間把握により 一枚の素材で折り畳んで作るといった自由発想で、あらゆる大きさ、あらゆる形のバッグを創造を作り出すことを課題としています。
また、洋裁においてのポケットをファースナーを使わないで、ファースナーと同様の効果を出す方法を課題とし、ポケット口に蓋状の覆い部を被せてポケット口の両サイドを固定することで、逆さまにしても前記蓋状覆い部で内容物が容易には落下せず、また防犯面からもバッグの上側から すんなりとポケットに手が入れることができないコンシールド性のある隠しポケットを備えたバッグにしています。
蓋付のポケットと数個のオープンポケットを併せ持ち、機能重視のバック構造が可能で、バッグの大きさもバッグの用途により、折り畳みの中に持ち手や固定バンドを内蔵させることで作業手順を減らし、 機能によって持ち手を自由自在に変化させれることを課題としています。
日本古来よりある着物や、帯、小物に着眼することで、この折り畳み式工程を発案しましたが、近年、最先進技術から生まれた科学的な美しい新素材や、機能性に富んだ健康素材もあり パッチワークファッションとして古きものと最新のものを融合させて、新たなファッション性を創り出して、しかも縫製時間も最短で、また保管場所を畳むことで最小限にして、新感覚の魅力ある製品と縫製方法を生み出すことを課題としています。
所定幅を有する帯状材を折りたたんで縫製するバッグの縫製方法であって、前記帯状材の一方の端を所定の長さにわたって その端部側が内側に巻き込まれた三つ折り部を形成する第一工程と、この三つ折り部から所定の長さを有する前胴部を経て、前記バッグの底部を構成する蛇腹状のまち部を形成する第二工程と、このまち部端から所定の長さを有する後胴部とこの後胴部から前記前胴部に向かって延びる垂部の中央点より、内側の折り曲げ工程を第三工程とし、前記垂部の中央点から垂部を経て、前記前胴部から底部までの覆い部は、前記底部にて内側に折り曲げる工程を第四工程とし、前記底部にて前記第四工程の覆い部を逆走行し、第一工程の前記前胴部との間を上行し、前記前胴部を経て、後胴部の長さで、外側に折り曲げる工程を第五工程とし、第五工程により、第一工程の三つ折り部を内側に挟み込み、第二三つ折り部を形成する第六工程の折り畳み工程とからなる製造方法であり、前記第一工程から第六工程で、折りたたんで形成した状態の帯状材の両端を縫製する工程を第七工程と、前記縫製した状態から前記まち部と前記覆い部との隙間より手を挿入して中表を外表にひっくり返してバッグを形成する第八工程とからなる、バッグの製造方法で図2.3参照で図は、畳みの断面です。
縦幅である所定幅xとし、x幅を有する帯状の帯状材Sを折り畳んで縫製するポケット口を蓋状に被せた覆い部の隠しポケットとラップの被せなしなしのオープンポケットを併せもつ型式の折り畳みバッグの製造方法であり、帯状材を以後Sという。図1参照
前記帯状材Sを表面を上にして一方側端を所定の幅 内側にa幅の三つ折り畳みに(外表)した第一縁部Aを形成を第一工程K1とする。以後一方側の三つ折り畳みを第一縁部Aといい、第一縁部幅をa といい、折り畳み工程をKという。図3参照で、畳みの断面図ですが内部の空間部分を省くと一枚の畳まれた帯状素材となります。
第一縁部Aから前胴部Bの所定の長さbを経てバックの底に至り、該底部Cでまち部を成形するがまち部の折り畳み幅をmとして内側に折り返す第二工程K2とする。以後前胴部をBといい、前記前胴部幅をbといい、まち部の折幅をmといい、底部をCという。図3.4.5参照。
前記第二工程K2から折り返した折り曲げ第二工程部から後胴部Dの後胴幅dと垂部Eの垂幅eを足した長さで内側に折り返す第三工程K3とする。以後、後胴部をDといい、後胴部幅をdといい、を垂部をEといい、垂幅をeという。図6参照。
前記第三工程K3から垂部を経て、第一工程K1と重複しながら前胴部Bの外側を通り垂部幅eと後胴部幅dを足した長さの底部Cで内側に折り返す第四工程K4とする。図7参照。
底部Cから第四工程K4と第一工程との間を重複しながら後胴部d幅であるバッグの天部Fで、外側折り返す工程を第五工程K5とする。以後バックの天部をFという。図8参照。
第五工程部は、バッグの天部Fであり、帯状材Sのもう一方の素材の端である第二縁部Gに至る。以後素材のもう一方の端の第二縁部をGという。図9参照。
第二縁部Gは、第一縁部Aと同様、所定の幅gを内側に三つ折り畳み第六工程K6により外表に第一縁部を挟むように折りこみ、全六工程による製造方法である。素材折り畳み断面図は図2.3を参照
畳み終わった帯状材Sを平置きした場合は、 縦が所定幅xで 横が後胴部幅dと垂部幅eをプラスした四角形状の素材になるが、該素材の後胴部幅と垂部幅の両端を縫い留めるだけの縫製第七工程によって縫製が終わる。以後、縫製方法を第七工程Kという。図10参照。
縫製後は、底部Cから手を入れポケット口Pを通り垂部Eを引き出す工程K8にて外表になるよう成形する。更に、前胴部Bが、外表になるように前胴部ポケットの表部分をひっくり返す工程K8によってバッグが完成する。図10参照。
縫製が、サイドの二本ラインだけのため、簡単に縫製を解くことで、簡単に元の一本の帯状材に戻すことができる。
折り畳む際に、オプションとしての付属品のインナーポケットやアウトポケットを付けたり、芯地、やクッション素材を入れたりすることや 更に肩掛け紐を入れ込むことが可能である。
また素材を継ぎはぎさせて一枚の帯状材する場合、継ぎはぎ位置にリュックサックの上部の紐部を所定幅の中央部に内蔵させ、底部C寄りの下部にリュックサックの両紐を同側サイドに斜めに内蔵することもでき、バックの形状を多種多様にし、機能性を高めてアレンジ出来る。
バックの形状により、クラッチバッグの紐なしのものから、ワンハンドルにしたり、ツーハンドルにして、ショルダーバッグやハンドバックにすることもできる。
素材をビニールや紙にすることや、オープンポケット等の一部を省略させ、安価な買い物袋にすることができ、まち部の蛇腹畳み回数を増やしたり、持ち手を無くして胴部に切り込みを入れて 持ち手にもでき、量産化も可能であり、ディスプレーボックスや、お洒落なパッケージに加工できる。
折り畳み方法を順をおって説明すると、バックの名称と折り畳み方法の工程を図を参考に説明していく。
図1は、帯状材を表面を上側にセットした畳前の斜め上からみた状態です。斜線部分が該帯状材の表側になっています。以後 帯状材の斜線部分は、表面とする。
図2は、帯状材の畳み終わった断面図模型で、大雑把に畳み工程の工程1から工程6を示した図です。
図2.3は断面図を断面幅を拡大させて描いたもので底部はCで、同一点にあり、天部のバッグの最高位は、Fで同一点にあり、垂部の端部Eも同一点になりますが、同一点といえど帯状材の厚み幅が加わるため当接点といえます。
故に解かりやすくするための畳み工程を断面図として図3にしていますが、畳み工程を経て一枚の帯状材になり、畳みによって内部の空間は、無くすと、重なった一枚の素材になります。
図4は、第一工程を斜め横上から見たもので、は素状材Sの表側を上にしてセットしまて、一方の端を外表に所定幅で内側に三つ折りにするが、該三つ折り部を第一縁部Aとし、該第一縁部から続きバッグの前胴部Bになり、該前胴部は前側ポケットになる。斜線部分は表側になっている。
図5は、第二工程K2は、第一縁部Aから前胴部Bの所定の長さを経てバックの底Cに至り、底部Cとはバックの下側位置をいい、該底部でまち部を蛇腹に成形して内側に折り返す工程で、バックの後ろ側の後胴部Dの外側部に続く斜線部分は表側になっている。
図6は、第三工程K3は、前記第二工程K2で折り返した折り曲げ工程部から後胴部Dのd幅と垂部Eのe幅を足した長さで内側に折り返す第三工程K3とするが、垂部Eは、バックの前側に掛かる任意のe幅となる。
図7は、第四工程K4で、前記第三工程K3で折り返した折り曲げ工程から第一工程と重複しながら前胴部Bのポケットの外側を通り垂部e幅と後胴部d幅を足した長さの底部Cに達したポイントで内側に折り曲げる工程である。
図8は、第五工程K5で、底部Cから第四工程K4と重複しながら後胴部d幅のバッグの上側の天位置Fで、外側折り返す工程をいう。外側に折り返す際、第一縁部Aを挟みこむことで、ポケット被せ部を形成する。
図9は、第六工程K6で、第五工程K5にて第二縁部Gを作るが、第一縁部Gと同様、所定の幅gで内側に三つ折り畳みに(外表)する工程で終わり 以上全六工程による製造方法である。
図10は、第六工程を経て畳み終わった状態であり、両サイドの細かい点線部分を縫製する第七工程である。
縫製後は、図10の矢印にそって底部から帯状素材の内部に手を入れて外表になるよう全てが表側になるように数度ひっくり返す形成する第八工程によるバッグの製造工程である。
日本において、素材選びは、着物や帯の反物が、一定の幅が連続する一幅の巻物であり、着物や帯地は、一反毎にひとつの蒔絵になっているものもあり、美術的価値があり、美術品を纏っているようなバッグになります。
新品のみならず、一旦仕立てられた中古の着物や帯でも再利用させ、洗い張りによって蘇らせたり、リサイクルに適していて、新たな利用価値が十分あります。素材選びは、日本のみならず世界のあらゆる美しい素材のものが適応し、アンティークのものや個人的な記念品にも、価値があり、唯一無二で使用することができます。
バッグ大きさについては、所定のx幅を自由に設定でき、また帯状材に合わせてのバッグ作りも可能で多用途性があり、高度なミシンの技術操作が必要でなく二本の直線縫のみの縫製で仕上がります。
素材によっては、ミシンでの縫製の他、ビニールや、紙素材のものは、接着剤や、熱処理での固定が可能です。
バッグ製作にあたり、具体的にバッグの型式、大きさ、機能を明確にする必要があります。
この発明では、小さなものからあらゆる大きさの袋状のものが対象になりますが、作りたいもの形を決めたら、ホールディングの設計図が必要になり、帯状材を準備するために 適宜幅で適宜長さの帯状材を用意するために長さ計算し、また紐を付ける場合 オプションとしての紐を準備します。
基本的な帯状材の長さを求めるために、バッグの部位と該部位幅を記号を付けて説明し、計算式をつくる必要があり、部位と長さを記号をつけ説明していくと、Aは前胴部ポケット三つ折り端部の第一縁部で、三つ折り幅の一辺幅をaとしBは前胴部でb幅とし、Cの底部は、蛇腹畳になり、蛇腹のマチ幅の一辺をmとし、底部からバックの上部の天位置をFとしCとF間が後胴部Dで、後幅をdとし、垂部をEとし、垂幅をeとし、Gは第二縁部Gで,第四工程から前胴部を挟んで天位置Fに移行する前胴部側後ろポケットを経て第二縁部Gに至り、第二縁部Gで、三つ折り幅の一辺幅をgとする。
図11を参照にして前記の素材の部位名を入れて畳む工程を説明いくと、一般的に素材の全長を出すことができる。第一縁部Aは2×a幅となり、底部Cは2m幅となり、第二縁部は3×g幅となるので、該素材の全長幅は、2a+b+2m+d++e+e+d+d+3gとなり帯状材の長さは、要約すると 2(a+m+e)+b+3(d+g)幅が必要となりますが、尚、一枚の帯状材では、つなぎ目の縫い代が、必要ありませんが、パッチワークし一枚の帯状材にするときは、縫い幅が必要です。図3.11参照。
ポケット口Pの第一縁部と第二縁部の被り幅が大きいほどポケットのコンシールド性高くなります。
素材の厚み幅を考慮し、素材が厚くなると折の厚み幅が加わりますので厚みを加味し、帯状材は厚みに応じて長くとる必要があります。
素材選びは、あらゆるテキスタルが可能で、一本の素材ではなく、数種類の組み合わせも可能でジーンズ地、レザー、ビニール、最新化学素材、和紙等が、バックの場合適します。
トートバッグを作る際、紐をつけるラインは、横両サイドに垂直であるが、リュックサックスの場合には、連続素材ではなく素材と素材の繋ぎ部分の中央部と両サイドに入れ込む必要がある。
例外として、素材が断ち切り部分をそのまま使用できる場合、第一縁部と第二縁部は、三つ折り部は省略できる。
基本的なトートバッグの製造方法で帯状素材を中表に幾重かホールディングして覆い蓋付きポケットとオープンポケットを併せもつ構造のバッグの製作方法で、ホールディングによって、一枚のプレート状に畳まれた素材の両縦サイドを縫い留めるだけで、出来上がります。
覆い蓋付きポケットとは、該帯状の素材の両端をそれぞれの上下のポケットに当て、上側のポケットを 下側のポケットに一定幅 被せた形状で両サイドをポケットに対して垂直に縫い留めて形成する覆い蓋つきのポケットのことです。
帯状材の一方の端を所定の長さにわたって その端部側が内側に巻き込まれた三つ折り部を形成する第一工程と、この三つ折り部から所定の長さを有する前胴部を経て、前記バッグの底部を構成する蛇腹状のまち部を形成する第二工程と、このまち部端から所定の長さを有する後胴部とこの後胴部から前記前胴部に向かって延びる垂部の中央点より、内側の折り曲げ工程を第三工程とし、前記垂部の中央点から垂部を経て、前記前胴部から底部までの覆い部は、前記底部にて内側に折り曲げる工程を第四工程とし、前記底部にて、前記第四工程の覆い部を逆走行し、第一工程の前記前胴部との間を上行し、前記前胴部を経て、後胴部の長さで、外側に折り曲げる工程を第五工程とし、第五工程により、第一工程の三つ折り部を内側に挟み込み、第二三つ折り部を形成する第六工程の折り畳み工程とからなる製造方法である。
前記第六工程で折りたたんで形成した状態の帯状材になるが、紐Lをつけない場合はそのままで、ワンハンドルないしツーハンドルの紐Lをつける場合は、後胴部と垂部との間に内蔵するが、紐の応用として前胴部に垂部をとめるベルトとして内蔵することもできるが、両端を縫製する際、第七工程の中に含むことができる。以後紐をLという。図12.13参照。
保管する際、第七工程の縫製後の状態で第八工程を省いて保管することにより、保管場所を最低限に抑えて、しかも皺にならずに保存でき、必要に応じて第八工程の中表部分を外表にひっくり返して成形することもできる。
畳み終わった素材を平置きにして、第八工程は、底部分から該素材に手を入れ、まず垂部を引き出し垂部と胴部を外表になるように整える、次に前ポケット部分を外表になるよう前胴部に被せて整形する。
被せ蓋付きポケットは、内容物の落下防止とポケット口が正面から見えないコンシールド性があり、更にバックの構造は、更にオープンポケットを備えて機能的なバックになっています。
バックの型式は、大きいものではクラッチバッグ、トートバッグ小さいものでは、ペンケース、眼鏡入、携帯入、小物入れ、等に応用できます。
バッグの機能を高めるために、パソコンケースなど、内部のものを保護するために、第七工程前に畳み終えた帯状材の上に、クッション性のある素材で入れて、第七工程の縫製をすることもできる。
また、パソコン用のバッグや、電磁機器を避けなくてはならない場合、バッグには非磁性体のクッション性のある保護材を内蔵させることで磁気対策として有効にできる。
注意点として素材に帯や、貴重織物素材を使用に場合は、裏面が刺繍糸などで絡まることがある為 接着芯を貼る場合もある。
更に、バッグの外側にアウトポケット機能を増やす場合、畳む前に帯状材に前もって後胴部や前胴部にバックの外側に付けておく必要があります。
番外編としてバッグ内部に蓋なしのオープンポケットP2.P3を複数個作る場合は、図13のように畳部分を増やします。図14参照。
基本的には一枚の帯状材を使用するが、数枚以上の素材を繋ぎ合わせるパッチワークによって一枚の帯状材に継ぎ接ぎさせる方法で、帯状材にする組み合わせ方法は、帯状材が短い場合ばかりでなく、ファッションの感性により、異素材との組み合わせて、帯、ジーンズ、レザー、ペーパー、ビニール用材、その他の新素材、等によることもでき、素材S1、S2といった何種類かの組み合わせは、図17参照。
紐をつける位置が横サイドではなく、例えばリュックサック等の場合は中心よりに紐Lを付けたい位置で、帯状材をパッチワークにより繋ぎ合わせ 図18のように、内蔵させる。つまり、S1とS2の間などの繋ぎ目に折り畳む際、紐Lを挿入しておく。
図18を照して、該帯状材の継ぎ目に中央部側に紐を内蔵させ、該中央部紐のもう一方の端を両サイドに斜めに流れるように紐を内蔵させます。
応用編として素材に前もって、ファースナーポケットや、その他の各種アイテム入れ用のオプションポケット等と組み合わせ、畳み込むことで新たなファッション性を加えることができ、アレンジ方法が多岐にわたります。
インテリア小物等のカバーリングとして、図19 のようにポケット口を被せ蓋付きにさせ、まち部を蛇腹畳みにすることで立体感あるクッションカバーや枕カバーに適応でし、ポケット口からクッション素材の出し入れが簡単でき、また、日常生活の中、カジュアルでおしゃれな買い物袋や商品や衣服の保護ケースにも適応できます。図19参照。
一枚の帯状材 基本的折り畳みの帯状材断面図 基本的折り畳みの断面図案 折り畳み第一工程 折り畳み第二工程 折り畳み第三工程 折り畳み第四工程 折り畳み第五工程 折り畳み第六工程 折り畳み第七、八工程 折り畳み前の帯状材平置き採寸 紐挿入位置 紐挿入方法 内蔵する複数ポケットの畳み 出来上がり基本的なバッグ立体図 出来上がり基本的バッグの垂を上に上げた立体図 パッチワークにした帯状材 リュックサックの裏面からみた紐の部位 簡単なクッションカバーの一例断面図
K1 第一工程
K2 第二工程
K3 第三工程
K4 第四工程
K5 第五工程は
K6 第六工程
K7 縫製工程
K8 中表引き出し工程
S 帯状材
X 素材の所定幅
A (a) 第一縁部 (三つ折りの一辺幅)
B (b) 前胴部 (前胴部幅)
C (m) 底部 (マチ幅)
D (d) 後胴部 (後胴幅)
E (e) 垂部 (垂幅)
F 天 (バッグの上側位置)
G (g) 第二縁部 (三つ折りの一辺幅)
P ポケット口

Claims (1)

  1. 所定幅を有する帯状材を折りたたんで縫製するバッグの縫製方法であって、前記帯状材の一方の端を所定の長さにわたって その端部側が内側に巻き込まれた三つ折り部を形成する第一工程と、この三つ折り部から所定の長さを有する前胴部を経て、前記バッグの底部を構成する蛇腹状のまち部を形成する第二工程と、このまち部端部から前記三つ折り部に向けて所定の長さを有する後胴部を経るとともに、この後胴部よりさらに延ばされた状態から折り曲げられて前記前胴部に向けて延びる垂部を形成する第三工程と、前記垂部の中央部の第三工程から、前記前胴部を経て底部までの覆い部は、前記底部にて内側に折り曲げる工程を第四工程とし、前記底部にて、前記第四工程の覆い部を逆走行し、前記第一工程の前記前胴部との間を上行し、前記前胴部を経て、後胴部の長さで、外側に折り曲げる第五工程と、この第五工程により、前記第一工程の三つ折り部を内側に挟み込み、第2三つ折り部を形成する第六工程の折り畳み工程とからなる製造方法であり、前記第一工程から前記第六工程で、折りたたんで形成した帯状材の横の両端を縫製する工程を第七工程と、前記縫製した状態から前記まち部と前記覆い部との隙間より手を挿入して中表を外表にひっくり返してバッグを形成する第八工程とからなる、バッグの製造方法。
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