JPH10332202A - 空気清浄器付ガス温風暖房器 - Google Patents
空気清浄器付ガス温風暖房器Info
- Publication number
- JPH10332202A JPH10332202A JP14194397A JP14194397A JPH10332202A JP H10332202 A JPH10332202 A JP H10332202A JP 14194397 A JP14194397 A JP 14194397A JP 14194397 A JP14194397 A JP 14194397A JP H10332202 A JPH10332202 A JP H10332202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- hot air
- purifying
- outlet
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ほこりや臭いを十分に取るメッシュの細かい
空気清浄用フィルターを取り付けても、圧損の増加によ
る温風温度の上昇をなくする。 【解決手段】 温風吹出口５の上方の空気清浄用吸込口
１２より空気清浄用として空気を吸い込み、空気清浄用
風路を介して器具の前面上部の空気清浄用吹出口１４か
ら吹出させている。また風路中には、ほこりや臭いを除
去する空気清浄用フィルター１３と空気清浄用ファン１
５を取り付けている。よって、温風吹き出しの風路とは
完全に分離した構成としたので対流ファン４の圧損の増
加による温風温度の上昇を防止することができる。
空気清浄用フィルターを取り付けても、圧損の増加によ
る温風温度の上昇をなくする。 【解決手段】 温風吹出口５の上方の空気清浄用吸込口
１２より空気清浄用として空気を吸い込み、空気清浄用
風路を介して器具の前面上部の空気清浄用吹出口１４か
ら吹出させている。また風路中には、ほこりや臭いを除
去する空気清浄用フィルター１３と空気清浄用ファン１
５を取り付けている。よって、温風吹き出しの風路とは
完全に分離した構成としたので対流ファン４の圧損の増
加による温風温度の上昇を防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄器を付けた
ガス温風暖房器に関するものである。
ガス温風暖房器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に空気清浄器付のガス温風暖房器
は、図２に示すようにバーナー１を燃焼室２で覆い、バ
ーナー１の下方には温風３を送り出すための対流ファン
４を設けている。そして対流ファン４の前方には温風吹
出口５が構成されている。ケース６の後部には対流用空
気７を取り入れるための対流用フィルター８があり、そ
の内側にはほこりや臭いを除去するための空気清浄用フ
ィルター９を取り付けている。
は、図２に示すようにバーナー１を燃焼室２で覆い、バ
ーナー１の下方には温風３を送り出すための対流ファン
４を設けている。そして対流ファン４の前方には温風吹
出口５が構成されている。ケース６の後部には対流用空
気７を取り入れるための対流用フィルター８があり、そ
の内側にはほこりや臭いを除去するための空気清浄用フ
ィルター９を取り付けている。
【０００３】バーナー１からの高温の燃焼排ガス１０
と、燃焼風路１１内で対流用フィルター８と空気清浄用
フィルター９を通過した対流用空気７ａが混合され、温
風３となって前面下部の温風吹出口５から吹き出され
る。
と、燃焼風路１１内で対流用フィルター８と空気清浄用
フィルター９を通過した対流用空気７ａが混合され、温
風３となって前面下部の温風吹出口５から吹き出され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな風路の構成では、ほこりや臭いを十分に取るメッシ
ュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルター９を取り
付けると、対流ファン４の圧損が増え、対流用空気が減
って、温風温度が上昇してしまい、また燃焼運転中、対
流ファン４が停まった時、熱気が空気清浄用フィルター
９を通過し、温度が上昇してしまい、したがって耐熱性
の点で十分とは言いにくい面があった。
うな風路の構成では、ほこりや臭いを十分に取るメッシ
ュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルター９を取り
付けると、対流ファン４の圧損が増え、対流用空気が減
って、温風温度が上昇してしまい、また燃焼運転中、対
流ファン４が停まった時、熱気が空気清浄用フィルター
９を通過し、温度が上昇してしまい、したがって耐熱性
の点で十分とは言いにくい面があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、温風吹出口の上方の空気清浄用吸込口より
空気清浄用としての空気を吸い込み、器具の前面上部に
吹き出しの空気清浄用吹出口がある空気清浄用風路を設
け、この風路中にほこりや臭いを除去する空気清浄用フ
ィルターと空気清浄用ファンを取り付けたものである。
するために、温風吹出口の上方の空気清浄用吸込口より
空気清浄用としての空気を吸い込み、器具の前面上部に
吹き出しの空気清浄用吹出口がある空気清浄用風路を設
け、この風路中にほこりや臭いを除去する空気清浄用フ
ィルターと空気清浄用ファンを取り付けたものである。
【０００６】上記発明によれば、空気清浄用の風路を温
風吹き出しの風路とは完全に分離しているので、ほこり
や臭いを十分に取るメッシュの細かい体積の大きい空気
清浄用フィルターを取り付けても、対流ファンの圧損の
増加による温風温度の上昇はなく、また燃焼運転中、対
流ファンが停まった時、熱気は対流用フィルターより器
具外へ逃げ、空気清浄用フィルターの温度上昇はなく、
安全性を確保することができる。
風吹き出しの風路とは完全に分離しているので、ほこり
や臭いを十分に取るメッシュの細かい体積の大きい空気
清浄用フィルターを取り付けても、対流ファンの圧損の
増加による温風温度の上昇はなく、また燃焼運転中、対
流ファンが停まった時、熱気は対流用フィルターより器
具外へ逃げ、空気清浄用フィルターの温度上昇はなく、
安全性を確保することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は温風吹出口の上方の空気
清浄用吸込口より空気清浄用空気を吸い込んで、器具の
前面上部に吹き出しの空気清浄用吹出口がある空気清浄
用風路を設けて、風路中にほこりや臭いを除去するため
の空気清浄用フィルターと空気清浄用ファンを取り付
け、温風吹き出しの風路とは完全に分離した構成とした
ものである。
清浄用吸込口より空気清浄用空気を吸い込んで、器具の
前面上部に吹き出しの空気清浄用吹出口がある空気清浄
用風路を設けて、風路中にほこりや臭いを除去するため
の空気清浄用フィルターと空気清浄用ファンを取り付
け、温風吹き出しの風路とは完全に分離した構成とした
ものである。
【０００８】そして、ほこりや臭いを十分に取るメッシ
ュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルターを取り付
けても、圧損の増加による温風温度の上昇はなく、また
燃焼運転中、対流ファンが停まった時、熱気は対流用フ
ィルターより逃げ、空気清浄用フィルターの温度上昇は
なくなるので、耐熱性が一層向上する。
ュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルターを取り付
けても、圧損の増加による温風温度の上昇はなく、また
燃焼運転中、対流ファンが停まった時、熱気は対流用フ
ィルターより逃げ、空気清浄用フィルターの温度上昇は
なくなるので、耐熱性が一層向上する。
【０００９】また、温風吹出口と空気清浄用吸込口との
距離は、温風吹出口の開口幅の１〜２．５倍の間隔にし
たものである。そして、温風吹出口からの温風が、空気
清浄用吸込口より入るというショートサーキットを避け
るようにしたものである。
距離は、温風吹出口の開口幅の１〜２．５倍の間隔にし
たものである。そして、温風吹出口からの温風が、空気
清浄用吸込口より入るというショートサーキットを避け
るようにしたものである。
【００１０】以下、本発明の実施例について図面に基ず
いて説明する。 （実施例１）図１は本発明の実施例１における空気清浄
器付のガス温風暖房器の断面図を示すものである。
いて説明する。 （実施例１）図１は本発明の実施例１における空気清浄
器付のガス温風暖房器の断面図を示すものである。
【００１１】図１において，１２は空気清浄用吸込口で
あり、温風吹出口５の上方に位置する。１３はほこりや
臭いを除去するための空気清浄用フィルターであり、空
気清浄用吸込口１２の内側に取り付ける。１４は空気清
浄用吹出口であり、器具の前面上部に位置し、その内側
には空気清浄用ファン１５が取り付く。
あり、温風吹出口５の上方に位置する。１３はほこりや
臭いを除去するための空気清浄用フィルターであり、空
気清浄用吸込口１２の内側に取り付ける。１４は空気清
浄用吹出口であり、器具の前面上部に位置し、その内側
には空気清浄用ファン１５が取り付く。
【００１２】空気清浄用ファン１５が回転することによ
り、空気清浄用空気１６ａが空気清浄用吸込口１２より
吸い込まれ、空気清浄用フィルター１３でほこりや臭い
を除去され、空気清浄用吹出口１４よりきれいになつた
空気清浄用空気１６ｂが吹き出される。
り、空気清浄用空気１６ａが空気清浄用吸込口１２より
吸い込まれ、空気清浄用フィルター１３でほこりや臭い
を除去され、空気清浄用吹出口１４よりきれいになつた
空気清浄用空気１６ｂが吹き出される。
【００１３】ほこりや臭いを十分に取るメッシュの細か
い体積の大きい空気清浄用フィルターを取り付けても、
圧損の増加による温風温度の上昇はない。
い体積の大きい空気清浄用フィルターを取り付けても、
圧損の増加による温風温度の上昇はない。
【００１４】また燃焼運転中、対流ファン４が停まった
時、熱気は対流用フィルター８より逃げ、空気清浄用フ
ィルター１３の温度上昇はなく、したがって耐熱性から
みた安全性を確保することができる。
時、熱気は対流用フィルター８より逃げ、空気清浄用フ
ィルター１３の温度上昇はなく、したがって耐熱性から
みた安全性を確保することができる。
【００１５】（実施例２）図１において，Ａ寸法は温風
吹出口５の開口幅である。Ｂ寸法は温風吹出口５の上面
から空気清浄用吸込口１２の下面までの距離である。Ｂ
寸法がＡ寸法以下であれば弱燃焼の時、温風３が空気清
浄用吸込口１２より入るショートサーキットが発生す
る。このＢ寸法をＡ寸法の１〜２．５倍の間隔を設ける
ことによって、温風吹出口からの温風が、空気清浄用吸
込口より入るというショートサーキットを避けることが
できる。
吹出口５の開口幅である。Ｂ寸法は温風吹出口５の上面
から空気清浄用吸込口１２の下面までの距離である。Ｂ
寸法がＡ寸法以下であれば弱燃焼の時、温風３が空気清
浄用吸込口１２より入るショートサーキットが発生す
る。このＢ寸法をＡ寸法の１〜２．５倍の間隔を設ける
ことによって、温風吹出口からの温風が、空気清浄用吸
込口より入るというショートサーキットを避けることが
できる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、温風吹出
口の上方の空気清浄用吸込口より空気清浄用空気を吸い
込んで、器具の前面上部に吹き出しの空気清浄用吹出口
がある空気清浄用風路を設けて、風路中にほこりや臭い
を除去するための空気清浄用フィルターと空気清浄用フ
ァンを取り付け、温風吹き出しの風路とは完全に分離し
た構成としているので、ほこりや臭いを十分に取るメッ
シュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルターを取り
付けても、対流ファンの圧損の増加による温風温度の上
昇を防止することができる。
口の上方の空気清浄用吸込口より空気清浄用空気を吸い
込んで、器具の前面上部に吹き出しの空気清浄用吹出口
がある空気清浄用風路を設けて、風路中にほこりや臭い
を除去するための空気清浄用フィルターと空気清浄用フ
ァンを取り付け、温風吹き出しの風路とは完全に分離し
た構成としているので、ほこりや臭いを十分に取るメッ
シュの細かい体積の大きい空気清浄用フィルターを取り
付けても、対流ファンの圧損の増加による温風温度の上
昇を防止することができる。
【００１７】また温風吹出風路と空気清浄用風路は燃焼
室前面で分離され、暖房運転時に空気清浄用空気を加熱
でき、その吹出温度を上昇できて快適性を増すことがで
きる。
室前面で分離され、暖房運転時に空気清浄用空気を加熱
でき、その吹出温度を上昇できて快適性を増すことがで
きる。
【００１８】また燃焼運転中等に、対流ファンが停まっ
た時、熱気は対流用フィルターより逃げ、空気清浄用フ
ィルターの温度上昇はなく、安全性を確保することがで
きる。
た時、熱気は対流用フィルターより逃げ、空気清浄用フ
ィルターの温度上昇はなく、安全性を確保することがで
きる。
【００１９】さらに、温風吹出口と空気清浄用吸込口と
の距離は、温風吹出口の開口幅の１〜２．５倍の間隔を
設けているので、温風吹出口から出たばかりの温風が空
気清浄用吸込口より入ってしまうというショートサーキ
ット現象を避けることができる。
の距離は、温風吹出口の開口幅の１〜２．５倍の間隔を
設けているので、温風吹出口から出たばかりの温風が空
気清浄用吸込口より入ってしまうというショートサーキ
ット現象を避けることができる。
【図１】本発明の実施例１及び２における空気清浄器付
ガス温風暖房器の断面図
ガス温風暖房器の断面図
【図２】従来の空気清浄器付ガス温風暖房器の断面図
１ バーナー ２ 燃焼室 ３ 温風 ４ 対流ファン ５ 温風吹出口 ７ 対流用フィルター １２ 空気清浄用吸込口 １３ 空気清浄用フイルター １４ 空気清浄用吹出口 １５ 空気清浄用ファン
Claims (2)
- 【請求項１】バーナーと燃焼室と温風を送り出す対流フ
ァンと温風吹出口と対流用フィルターを有し、前記燃焼
室の後面より空気を吸い込み前面を通って下部より温風
を吹き出す温風吹出風路を有したガス温風暖房器におい
て、前記温風吹出口の上方に設けた空気清浄用吸込口よ
り空気を吸い込みこの空気を前記燃焼室に隣接した空気
清浄用風路を通過させると共に上部に吹き出す空気清浄
用吹出口を設け、前記清浄用風路に、ほこりや臭いを除
去する空気清浄用フィルターと空気清浄用ファンを取り
付け、温風吹き出しの風路とは完全に分離した構成とし
た空気清浄器付ガス温風暖房器。 - 【請求項２】温風吹出口と空気清浄用吸込口との距離
は、前記温風吹出口の開口幅の１〜２．５倍とした請求
項１記載の空気清浄器付ガス温風暖房器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194397A JPH10332202A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 空気清浄器付ガス温風暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14194397A JPH10332202A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 空気清浄器付ガス温風暖房器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332202A true JPH10332202A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15303756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14194397A Pending JPH10332202A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 空気清浄器付ガス温風暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100422854B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2004-03-12 | 린나이코리아 주식회사 | 공기 청정기가 붙어있는 온풍난방장치 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14194397A patent/JPH10332202A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100422854B1 (ko) * | 1999-11-30 | 2004-03-12 | 린나이코리아 주식회사 | 공기 청정기가 붙어있는 온풍난방장치 |
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