JPH10331988A - シーラント供給システム - Google Patents

シーラント供給システム

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Publication number
JPH10331988A
JPH10331988A JP14490597A JP14490597A JPH10331988A JP H10331988 A JPH10331988 A JP H10331988A JP 14490597 A JP14490597 A JP 14490597A JP 14490597 A JP14490597 A JP 14490597A JP H10331988 A JPH10331988 A JP H10331988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealant
pressure
seal
mechanical
sealant supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14490597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Takahashi
強 高橋
Yuji Uchida
裕次 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Kasado Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Kasado Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Kasado Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14490597A priority Critical patent/JPH10331988A/ja
Publication of JPH10331988A publication Critical patent/JPH10331988A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シール圧力の差が大きい複数のメカニカルシー
ルにシーラントを供給する場合、1台のシーラント供給
装置で所要のシール圧力及び流量のシーラントを、各メ
カニカルシールへ供給可能なことを目的とする。 【解決手段】各メカニカルシールのシーラント供給ライ
ンに圧力調整弁を組込み、この圧力調整弁の設定圧力を
各メカニカルシールのシール圧力に設定し、圧力調節弁
でシーラントの圧力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種の撹拌装置等
の構成部品であるメカニカルシールへ、シーラントを供
給する装置に有効でシール圧力の差が大きい複数のメカ
ニカルシールに、1台の供給装置でシーラントを供給す
ることが可能となるシーラント供給システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、シール圧力の差が大きい複数のメ
カニカルシールにシーラントを供給する際は、各メカニ
カルシールにそれぞれ供給圧力の違うシーラント供給装
置を接続し、メカニカルシールの運転を行っていた。こ
の方法では、シーラント供給装置の必要数は、多数とな
る。
【0003】但し、シール圧力が同一のメカニカルシー
ルが複数ある場合は、シーラント供給装置の吐出流量を
アップさせて、1台のシーラント供給装置にて、複数の
メカニカルシールへシーラントを供給する。また、シー
ル圧力の差が数kg/平方cmG程度の僅かな値のメカ
ニカルシールが複数ある場合は、シーラント供給装置の
吐出圧力を、シール圧力の最も高い圧力に設定すること
により、1台のシーラント供給装置にて、複数のメカニ
カルシールへシーラントを供給することも行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術で述べたよう
に、シール圧力の同一又は、シール圧力の差が数kg/
平方cmG程度の僅かなメカニカルシールが複数ある場
合は、1台のシーラント供給装置にて、複数のメカニカ
ルシールへシーラントの供給が可能である。
【0005】しかし、シール圧力の差が大きいメカニカ
ルシールが複数有る場合は、各メカニカルシールにそれ
ぞれ供給圧力の違うシーラント供給装置を接続し、メカ
ニカルシールの運転をすることも出来るが、この方法
は、多数のシーラント供給装置が必要となり経済的では
ない。その他の方法としてシーラント供給装置の吐出圧
力を、シール圧力の最も高い圧力に設定すると、シーラ
ント供給装置からシール圧力の低いメカニカルシールま
での配管部品等の肉厚は、シール圧力の低いメカニカル
シールの設計圧力で設計した肉厚より厚くなる。また、
シール圧力の低いメカニカルシールは、シール圧力の高
いメカニカルシールと同じ設計圧力にて設計・製作する
為に、シール圧力の低いメカニカルシールの構成部品
は、強度アップが必要となる。
【0006】これらの要因により、撹拌装置の製作費用
は、多大なアップを生じる。そこで、この問題を解決す
る為に、シール圧力の差が大きい複数のメカニカルシー
ルにシーラントを供給する場合、1台のシーラント供給
装置で所要のシール圧力及び流量のシーラントを、各メ
カニカルシールへ供給可能なことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、シール圧力の差が大きい複数のメカニカルシールへ
シーラントを供給するラインに、圧力調整弁を設ける。
【0008】圧力調節弁で各メカニカルシールへ供給す
るシーラントの圧力を制御することにより、1台のシー
ラント供給装置で、シール圧力の差が大きい複数のメカ
ニカルシールへシーラントを供給することが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図3により説明する。
【0010】図2は、シーラント供給装置1が接続され
ている撹拌装置のフロー図である。
【0011】シーラント供給装置1から吐出したシーラ
ントは、シーラント供給ライン3を通り撹拌装置のメカ
ニカルシール3のシーラント入口6へ供給される。
【0012】シール液は、メカニカルシール3内部でシ
ール部の潤滑及びシール部から発生する発熱を吸収し、
メカニカルシール3のシーラント出口7からシーラント
戻りライン4を通りシーラント供給装置1へ戻る。
【0013】従来は、図2のフロー図に示すように、1
台のメカニカルシール3にシーラント供給装置1が1台
もしくは、図3に示すように、シール圧力が同一又は、
圧力差が数kg/平方cmG程度の僅かな複数のメカニ
カルシール3に1台のシーラント供給装置1を接続し、
撹拌装置の運転を行っている。
【0014】本発明の一実施例を図1により説明する。
1台のシーラント供給装置1にシール圧力の差が大きい
複数のメカニカルシール3がシーラント供給ライン2及
びシーラント戻りライン4を介して接続されている。
【0015】各メカニカルシール3のシーラント供給ラ
イン2には、圧力調整弁5が組み込まれている。
【0016】シーラント供給装置1から吐出されるシー
ラントの圧力は、シール圧力の差が大きい複数のメカニ
カルシール3の中で最も圧力が高い値に設定されてい
る。
【0017】シーラント供給ライン2に組み込まれてい
る圧力調整弁5は、各メカニカルシール3のシール圧力
に設定されており圧力調節弁5でシーラントの圧力を制
御することにより、各メカニカルシール3はシール液を
所定の圧力で供給を受けることが出来る。圧力保持弁8
は、弁の開度調整により、各メカニカルシール3内のシ
ール圧力を保持する目的で設置されている。
【0018】これによりメカニカルシール3は、回転可
能な状態となる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、1台のシーラント供給装置
で、シール圧力の差が大きい複数のメカニカルシールの
回転を、可能とする。本発明は、撹拌装置の構成部品で
あるメカニカルシールに限定して説明しているが、他の
装置に組み込まれているメカニカルシールについても対
応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシーラント供給システムの一実施
例を示すフロー図である。
【図2】従来の撹拌装置を示すフロー図である。
【図3】従来の撹拌装置を示すフロー図である。
【符号の説明】
1…シーラント供給装置、2…シーラント供給ライン、
3…メカニカルシール、4…シーラント戻りライン、5
…圧力調節弁、6…シーラント入口、7…シーラント出
口、8…圧力保持弁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌装置等に用いられるメカニカルシール
    に対してシーラントを供給するシーラント供給システム
    において、1台のシーラント供給装置により、シール圧
    力の差が大きい複数のメカニカルシールへシーラントを
    供給することを特徴とするシーラント供給システム。
  2. 【請求項2】撹拌装置等に用いられる複数のメカニカル
    シールに対してシーラントを供給するシーラント供給シ
    ステムにおいて、1台のシーラント供給装置と、該シー
    ラント供給装置と各メカニカルシールとを接続するシー
    ラント供給ラインと、最高圧力のメカニカルシールと上
    記シーラント供給装置とを接続するシーラント供給ライ
    ン以外のシーラント供給ライン中に設けられた圧力調整
    弁とからなることを特徴とするシーラント供給システ
    ム。
JP14490597A 1997-06-03 1997-06-03 シーラント供給システム Pending JPH10331988A (ja)

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JP14490597A JPH10331988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 シーラント供給システム

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JP14490597A JPH10331988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 シーラント供給システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10331988A true JPH10331988A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15373035

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14490597A Pending JPH10331988A (ja) 1997-06-03 1997-06-03 シーラント供給システム

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JP (1) JPH10331988A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225855A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Eagle Ind Co Ltd メカニカルシール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004225855A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Eagle Ind Co Ltd メカニカルシール装置

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