JPH1033173A - Dna試料調整装置及びこれを用いる電気泳動分析装置 - Google Patents
Dna試料調整装置及びこれを用いる電気泳動分析装置Info
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Abstract
のためのDNA試料調整装置を提供する。 【解決手段】 基板24に反応液を入れる反応液槽2
5、アビジンが固定される細溝反応部26、キャピラリ
ー結合部27が形成される。キャピラリー結合部27に
試料注入シリンジ28によりDNAを滴下し細溝26内
に入れる。ビオチン標識された鋳型DNAを細溝26内
に固定化後、余剰DNAを含む液を除去し、反応液槽2
5にDNAポリメラーゼ、プライマー、反応基質である
dNTP等が含まれる反応液を加え細溝反応部26の溝
へ注入し、鋳型DNAと反応させる。反応液を除去、洗
浄しホルムアミド溶液を注入すると共に基板を昇温し、
反応液槽25に電極を入れ、27にキャピラリー分析部
29の試料注入端を接触させ電界を加えて試料を電界注
入する。試料は電気泳動により分離され検出される。 【効果】 μlオーダーのハンドリングで多数試料の反
応を実行できる。
Description
電気泳動を用いたDNA等の分析法及び装置に関する。
度な分析法として普及してきている。特にDNA塩基配
列決定(DNAシーケンシング)を含むDNA分析に有
望な方法として注目を集めている。また、多くの試料を
同時に分析し、スループットを上げるために、キャピラ
リー分析管を並べたキャピラリーアレー装置が開発され
ている。これら装置では、試料はタイタープレート又は
試料ボトル中に保持されており、その中に電極及びキャ
ピラリー末端が浸され、電極とキャピラリー端の間に電
界を加えることにより、試料は電気的にキャピラリー中
に注入される。
析のニーズはゲノム解析計画の進展と共に増大しつつあ
り、高効率な方法の開発が望まれており、キャピラリー
アレーを用いたDNAシーケンサーもその有力候補であ
る。これら解析装置に加えて、試料調整作業の効率向上
も必要であり、種々のピペッティング装置が市販されだ
している。通常DNAシーケンシングなどの試料調整で
は、0.5ml(ミリリットル)容量のチューブや、9
6穴タイタープレートが用いられている。特に多数の試
料を扱うにはタイタープレートが良く、広く用いられて
いる。反応に用いる試薬の全体積は反応効率を考え、反
応容積が10μl(マイクロリットル)程度であり、容
積が100〜200μl(マイクロリットル)前後のタ
イタープレートが広く用いられている。タイタープレー
トを使用して得られた反応生成物は、市販されているス
ラブゲルを用いるDNAシーケンサーではほとんど全量
を計測に用いるが、キャピラリーを用いたDNAシーケ
ンサーでは使用する試料の量は、スラブゲルで計測に使
用する試料の量の1/100以下である。
DNA解析作業の効率向上が計られているが、十分では
ない。本発明の目的は、使用する試薬量を削減しコスト
低減して、さらに手間を小さくするため反応回数の削減
を可能とし、大容量の配列解析を行なうキャピラリーア
レー電気泳動を用いたDNA等の分析法及び装置を提供
することにある。
少ないキャピラリーアレー型電気泳動装置に合った試料
調整装置を提供する。即ち、1つの容器内に複数の分離
された試料調整反応領域を持つ容器を用い、1つの溶液
中で複数の異なる一連の反応をそれぞれ異なる場所で行
ない、生成物をその近傍に保持する手段を用いる。各区
分で生成した試料は、それぞれ異なるキャピラリーに注
入されるが、注入部キャピラリーのピッチと各区分のピ
ッチを揃えておくと都合が良い。例えば、細溝の底面
を、水、バッファー液等を透過するフィルター状膜(例
えば、濾紙フィルター、ガラスフィルター等)で構成
し、表面に一定間隔でアビジンを固定しておき、これに
ビオチン付加した鋳型DNAを含む液をフィルターに通
過させ、鋳型DNAをフィルターを固定する。シーケン
シングプライマー、及び反応溶液を細溝に満たし、シー
ケンシング反応を行なう。多数の試料を同時に調製す
る。生成物はフィルターに固定されたDNAにハイブリ
ダイズしており、この近傍にキャピラリー端を近付け、
生成物を昇温等により固定されたDNAから遊離し、電
界によりキャピラリー中に引き込み、分析する。
m〜1mmピッチで並べることで1cm当たり10〜2
0のサンプルを固定でき、5cm幅内に50〜100サ
ンプルを保持し、一度に反応できる。溝の幅をキャピラ
リー外径と同程度の0.3mmとすることで、使用する
反応溶液の体積は50mm×0.3mm×1mm=15
μl(マイクロリットル)であり、通常の1サンプルに
要する量で50〜100サンプルの反応を1回の操作で
行なうことができる。DNA保持部のピッチをキャピラ
リーアレーのキャピラリーのピッチと揃えることで、サ
ンプルを同時にキャピラリー中に注入でき、大変便利で
ある。さらに、詳細に本発明の構成を説明すると以下の
通りである。
マーをそれぞれ異なる区画に固定する第1の部材と、開
口部を有する第2の部材とを有し、第1の部材と開口部
とにより形成される空間で、DNA相補鎖合成を含む反
応を各区画で独立して同時に行なうDNA試料調整装置
に特徴があり、第1の部材がフィルター膜から構成され
ること、第1の部材の各区画にビオチン付DNA又はプ
ライマー、あるいは抗原付DNA又はプライマーを固定
して、ビオチンーアビジン結合又は抗体抗原反応を利用
して、DNA試料又はプライマーを第1の部材に固定す
ることに特徴がある。
区画において生成した反応成物をキャピラリーに注入し
て、電気泳動して分析する電気泳動分析装置に特徴があ
り、キャピラリーにはゲル又はゾルが充填されているこ
と、各区画の配列とキャピラリーの末端の試料注入部の
配列がほぼ一致していること、反応生成物をキャピラリ
ーの末端の試料注入部に注入する手段を具備することに
特徴がある。
で形成された複数の細孔を反応槽とするDNA試料調整
装置に特徴があり、細孔の内面にDNA試料又はプライ
マーを固定し、DNAポリメラーゼ反応を行なうこと、
細孔が多孔質材料で形成されること、細孔にビオチン付
DNA又はプライマー、あるいは抗原付DNA又はプラ
イマーを固定して、ビオチンーアビジン結合又は抗体抗
原反応を利用して、DNA試料又はプライマーを細孔に
固定すること、シート状部材と開口部を有する部材とに
より形成される空間に反応試薬を注入して、細孔へ反応
試薬の供給を行なうことに特徴がある。
細孔において生成した反応成物をキャピラリーに注入し
て、電気泳動して分析する電気泳動分析装置に特徴があ
り、キャピラリーにはゲル又はゾルが充填されているこ
と、各細孔の配列とキャピラリーの末端の試料注入部の
配列がほぼ一致していること、反応生成物をキャピラリ
ーの末端の試料注入部に注入する手段を具備することに
特徴がある。
に固定されたキャピラリーと、反応液をキャピラリーに
供給する供給手段とを有し、キャピラリー内部でそれぞ
れ独立してDNAポリメラーゼ反応を行なうDNA試料
調整装置に特徴があり、キャピラリーは複数であり、異
なるキャピラリー内に異なる試料DNAが固定され、供
給手段はキャピラリーにほぼ同時に反応液を供給するこ
と、キャピラリーにビオチン付DNA又はプライマー、
あるいは抗原付DNA又はプライマーを固定して、ビオ
チンーアビジン結合又は抗体抗原反応を利用して、DN
A試料又はプライマーをキャピラリーに固定すること、 構成6:構成5の各キャピラリーにおいて生成した反応
成物を分析用キャピラリーに注入して、電気泳動して分
析する電気泳動分析装置に特徴が有り、分析用キャピラ
リーにゲル又はゾルが充填されていること、各キャピラ
リーの配列と分析用キャピラリーの末端の試料注入部の
配列をほぼ一致させて、反応成物を分析用キャピラリー
に注入して、電気泳動して分析すること、反応生成物を
キャピラリーの末端の試料注入部に注入する手段を具備
することに特徴がある。
はプライマーが種類毎に内面に固定される複数の第1の
細溝と、反応溶液が満たされ第1の細溝と連結する第2
の細溝とが形成され、第1の細溝に前記反応溶液を流入
させて、反応溶液と複数種のDNA試料又はプライマー
を独立して同時に反応させるDNA試料調整装置に特徴
がある。
した反応成物を分析用キャピラリーに注入して、電気泳
動して分析する電気泳動分析装置に特徴があり、分析用
キャピラリーにゲル又はゾルが充填されていること、第
1の細溝の末端に分析用キャピラリーを挿入可能な部位
が形成され、この部位から分析用キャピラリーの末端の
試料注入部に、反応生成物が注入されることに特徴があ
る。
応液槽から供給された反応液と複数の試料のそれぞれと
独立して反応が実行される複数の反応部とを有するDN
A試料調整装置に特徴がある。
た反応成物を分析用キャピラリーに注入して、電気泳動
して分析する電気泳動分析装置に特徴があり、分析用キ
ャピラリーにゲル又はゾルが充填されていることに特徴
がある。
細に説明する。
Aをフィルター等に固定し、複数種類のサンプルを同時
に調製した例であり、以下図1、図2、図3を参照して
説明する。図1は、フィルターを用いた第1の実施例に
おける細溝型反応槽(以下、単に反応槽ともいう)をも
つDNA試料調整装置の、(a)断面を含む斜視図、及
び(b)平面図、図2は、キャピラリーアレー分析部と
DNA試料調整装置との結合の断面図、及び電界注入部
を示す部分拡大断面図、図3は、電界注入部の変形例を
示す部分拡大断面図を示す。まず、DNA試料調整装置
の構成の概要を説明する。DNA試料調整装置は、上部
開口部4−1と下部開口部4−2を持つ上部フィルター
ホルダー4と、上部に直線状に配列する複数の細孔3
(3−1、3−2、〜、3−N)を、下部に開口部をそ
れぞれ持つ下部フィルターホルダー5と、上部フィルタ
ーホルダー4と下部フィルターホルダー5との間に配置
されるフィルタ膜ー1と、下部フィルターホルダー5の
下部の開口部をふさぐ下部の蓋8とから構成される。下
部開口部4−2の面積は上部開口部4−1の面積より十
分小さく、上部開口部4−1と下部開口部4−2とフィ
ルタ膜ー1とにより、フィルター膜ー1を底部に持つ細
溝型反応槽が形成される。
内)には、細孔3のそれぞれに対応する位置にアビジン
をスポット状に直線状に並べた試料保持用アビジンスポ
ット2が作成される。図2に示すように各細孔3とアビ
ジンスポット2に対応する位置で、反応槽の下部領域に
キャピラリー電気泳動管9の一方の端部が配置され、キ
ャピラリー電気泳動管9の他端部には電極(図2では、
+電極)が配置される(または、各他端部が+電極が配
置される電解液槽内に配置される。
れた複数の細孔3に沿ってヒーター6が配置され、細溝
型反応槽の温度が、図示しない温度制御回路で所定の条
件の保持されるように制御される。下部フィルターホル
ダー5の下部の開口部とこれをふさぐ下部の蓋8とから
構成され空間に、下部の蓋8のバッファー液入口10か
らバッファー液が流入され、バッファー液出口11から
排泄され、バッファー液中に直線状に電極7(図2では
−電極)が配置される。
ち、そのフィルター上にアビジンをスポット状に直線状
に並べたものを用意する。スポット2のピッチは0.5
mmである。スポットサイズは0.3mmである。試料
DNAはPCR増幅したものを用いるが、この時、片方
のプライマーをビオチン標識にしておく。フィルターを
穴あきパネル(下部フィルターホルダー5)上に乗せ、
穴あきパネルの下部からフィルターを吸引する。この吸
引は、バッファー液入口10からバッファー液を流入し
バッファー液出口11から排泄して行なう。細穴3はア
ビジンスポット2の位置に合わせる。フィルター上部の
溶液(反応槽中の溶液)はアビジンスポット2を通って
排出される。反応槽中の溶液中にビオチン標識物がある
とアビジンスポット2に捕獲される。
をPCR増幅し、ビオチン標識DNA鋳型を作製する。
生成物を内径0.2mm〜0.3mmのキャピラリー管
に保持し、キャピラリーの端部をアビジンスポットに接
触させ、生成物をフィルターを通して下部パネルの孔か
ら吸引してアビジンを捕獲させる。この操作は、多くの
キャピラリーにそれぞれ試料を保持し、同時に各スポッ
トにそれぞれの試料を同時に捕獲させても良い。この場
合、サンプルを保持したキャピラリーアレーの配置はア
ビジンスポットの配置と同じにしておく。フィルター上
部にはバッファー液を加えておき、試料と一緒にバッフ
ァー液も吸引されるようにし、同じ種類の試料が複数の
スポットに捕獲されないように工夫する。このようにし
て、鋳型となるDNAを0.5mmおきに細溝下部のフ
ィルター上に固定して直線状に並べることができる。図
1に示した例では、フィルターを底部に持つ細溝型反応
槽の長さは50mm、細溝の幅は0.3mmであり、ス
ポットの数は96である。
NAポリメラーゼ、相補鎖合成基質などを含む約10μ
l(マイクロリットル)の反応液を加えて反応させる。
シーケンシングの場合にはこの反応を4つの塩基種に対
応して、4種のターミネーター毎にシーケンシング反応
を行なう。即ち、4つの細溝型反応槽を用い、A、C、
G及びT反応を行なう。一方、蛍光標識ダイデオキシヌ
クレオチドを用いる、いわゆるターミネーター法では反
応槽は1つで良い。異なる蛍光体で標識された4種のタ
ーミネーター(dideoxy nucleotid
e)を混合して加え、1回の反応でシーケンシング用試
料を作れるからである。
固定された鋳型DNAにハイブリダイズしている。図2
での部分拡大図は細孔3−2近傍の部分拡大図を示し、
12は、反応で生成したDNAとフィルターに固定され
たDNAを示す。バッファー液で反応槽を洗浄し、反応
液、即ちプライマー及び反応基質(dNTP;deox
y nucleotide triphosphate
及びdd−NTP;dideoxy nucleoti
de triphosphate)などを除去する。分
析用キャピラリーアレー9の各キャピラリーの試料注入
端を試料が保持されたスポット2の近傍に置き、イオン
交換水にフォルムアミドを溶かした液を加えて、温度制
御回路で制御されるヒーター6により、試料保持部を7
0℃以上に昇温すると共に、+電極−電極に電界を印加
し、DNA試料をキャピラリー泳動部9へ注入する。そ
れに続く電気泳動により各成分を分離して蛍光検出す
る。ターミネーター標識の場合には1回の注入で良い
が、プライマー標識の場合には約5秒毎の注入を各末端
塩基毎に4回繰り返す。
対側、即ち吸引孔側に設けた電極とキャピラリーの計測
部側の端の間に電圧をかけて電界を作り、分析用キャピ
ラリーに試料を注入するが、分析用キャピラリーの外側
に図3に示したような環状電極13を設け、これをスラ
イドさせてフィルター面に接触させて、この環状電極1
3とキャピラリー9の間に電界を作っても良い。もちろ
ん、キャピラリーが通る孔を設けた金属板をフィルター
に密着させ、試料保持部が孔と一致するようにした上で
キャピラリーを孔に挿入し、両者の間に電界をかけて試
料注入しても良い。以上の説明では、細孔3は直線状に
配列したが、2次元に配列しても良いことは言うまでも
ない。
配列した細孔内で反応を行なう例である。図4は、プラ
スチックシートに細孔をあけ反応槽として用いた第2の
実施例を示す、(a)DNA保持細孔を持つ細孔付シー
トの平面図、(b)細孔付シートの一部拡大断面図、及
び(c)反応液供給具との結合を示す断面を含む斜視図
を示す。図4に示したように、厚さ0.5mm〜1mm
のプラスチックシートに0.2mmの細孔(DNA保持
細孔15)が並んだ細孔付シート14を用意する。細孔
15の内部にストレプトアビジンを固定化する。この細
孔15は多孔質材料で形成し、ストレプトアビジンを固
定化しても良い。細孔15は1mm間隔で直線状に10
0ケ並んでいる。もちろん、細孔を2次元的に並べても
良いが、ここでは直線的に並んだ例で説明する。4色の
蛍光標識プライマーを用いる時にはこのプラスチックシ
ートが4枚重ねになっているものを用いる。
ビオチン標識したDNA試料を注入し、細孔の壁に固定
されたアビジンで捕獲する。溶媒を除去した後、4枚の
シトをばらばらにし、各シートを図4のようにそれぞれ
テーパーを有する開口部4’−1、5’−1を持つ上部
シートホルダー4’と下部シートホルダー5’との間に
サンドイッチする。即ち、上部シートホルダー4’、下
部シートホルダー5’の対応する細長い開口する部分の
間で、各シートは露出することになる。上部シートホル
ダー4’のテーパーがつけられた開口部4’−1は、プ
ライマー、酵素を含む反応液16が注入される反応液槽
となる。反応液槽はテーパーがつけてあるため、反応液
が下部に集まる。上記の細長い開口する部分の幅は0.
2mmであり、長さは100mmである。
応が進行する。反応終了後、溶媒を除去し、洗浄する。
細孔位置を合わせて4枚のシートを重ね合わせ、ホルム
アミドの入った液を加える。キャピラリー端をシートの
細孔に合わせて置き、シートホルダー4’、5’を、図
示されないヒーターを第1の実施例と同様にして温度制
御回路で制御して、加熱しながら遊離した試料をキャピ
ラリー中に電界注入する。もちろん、キャピラリー中ヘ
の試料の電界注入は、図3に示した方法を使用しても良
い。ここではシートに孔をあけて用いたが、キャピラリ
ーを1次元、又は2次元に所定のピッチで並べて配置
し、各キャピラリーを、熱可塑性プラスチック、又はガ
ラスで一体化して、キャピラリー軸に交叉する方向でス
ライスして、これを細孔として使用しても良い。
リー管を反応槽を用いる例である。図5は、キャピラリ
ー管を反応槽に利用した第3の実施例を示す、(a)試
料DNA注入を説明する図、(b)反応液の注入を説明
する図、及び(c)分析用キャピラリーアレーへ試料を
移動する操作を説明する図である。キャピラリー反応管
18には市販の石英管を用いたが、プラスチック管等で
も良い。反応表面積を大きくするためにここでは内径
0.05mmの管を50mmの長さと長くして用い、キ
ャピラリー内面にストレプトアビジンを固定化した。図
5に示したように。100本のキャピラリー反応管(束
キャピラリー)18の一端を束ねてマイクロシリンジ1
7の先端に取付けられるようにする。キャピラリー反応
管18の反対側の先端をそれぞれ、鋳型DNAが含まれ
る容器(試料溜)19に入れ吸引し、鋳型DNAをキャ
ピラリー反応管18内に導入し、ビオチンーアビジン結
合を用いて鋳型DNAをキャピラリー反応管18の壁に
固定する。鋳型注入の他の方法はキャピラリー短管に各
鋳型を吸入し、溝に並べて前記の束キャピラリーで吸引
により注入する方法である。
に入れるか、容器20(反応液溜又は反応液槽)から吸
入することにより、各キャピラリーに入れ反応を行な
う。反応終了後、溶液を除去し、ホルムアミドを含む液
でキャピラリー18の内部を満たす。反応生成物23を
内面に保持したキャピラリー18の先端を分析用キャピ
ラリー管21(+電極)の試料注入端に接触させ、試料
保持キャピラリー18を昇温すると共にシリンジシャフ
トを片方の電極(−電極)にして試料を電界注入する。
これをスムーズにするために、試料保持(反応に用い
た)キャピラリー18と分析用キャピラリー19は同じ
ピッチ(本実施例では0.4mmピッチ)で、お互いの
端部を対応させて配列させて固定する溝付支持基板22
を用いた。分析用キャピラリー19に注入された試料は
前記の第1、第2の実施例と同様に分離され検出され
る。
加工を用いた反応容器兼試料注入部の例である。図6
は、マイクロファブリケーションを用いて作製する第4
の実施例の、(a)反応液槽、細溝反応部、キャピラリ
ー結合部を持つ基板を示す斜視図、(b)前記基板とキ
ャピラリーアレー電気泳動装置との結合を説明する斜視
図を示す。キャピラリー用の反応容器としては小さなサ
イズで必要なだけ試料を反応させ、反応生成物をできる
だけ全て分析部へ導くのが良い。しかし、反応試薬のハ
ンドリングはインクジェットなどを用いる場合を除い
て、μl(マイクロリットル)オーダーの量以下は扱え
ない。そこで、μl(マイクロリットル)オーダーの試
薬を1ケ所に注入し、それが微細な反応槽へ分割されて
運搬され使用されるようにすると都合が良い。反応生成
物は空間的に離れた各キャピラリー分析部又は平板型ゲ
ル電気泳動用ウェル部に注入されるので生成物を取り出
す部分は空間的に離れた方が取り扱いの点で都合が良
い。第3の実施例ではキャピラリー管を用いてこれを実
現したものであるが、第4の実施例では、マイクロ加工
を用いて作った細溝を用いた例である。
る。基板24(例えば、シリコン基板、ガラス基板等)
には、マイクロファブリケーションにより、反応液槽2
5、細溝反応部26、キャピラリー結合部27が形成さ
れる。複数の細溝反応部26のそれぞれの一端は反応液
槽25に連なり、他端にはそれぞれキャピラリー結合部
27が形成される。図6に示す例では、反応液槽25の
一方の側にのみ細溝反応部26が配置されているが、反
応液槽25の両側に細溝反応部26を配置しても良いこ
とは言うまでもない。反応液槽25は反応液を入れると
ころであり、細溝反応部26は反応部である。例えば、
スライドグラス等のガラス板に図6のような溝を掘り、
プラスチックフィルム等で蓋をする。細溝反応部26の
溝部分にアビジンを固定する処理をする。
(凹部)27に、細管をつないだ試料注入シリンジ28
によりDNAを滴下し、毛管現象により細溝26内に入
れる。鋳型DNAは予めビオチンで標識してあり、細溝
26内に固定化してある。余剰DNAを含む液を除去
後、反応液槽25の溝に反応液を10μl(マイクロリ
ットル)加え、圧力をかけて細溝反応部26の溝へ注入
する(例えば、圧力はプラスチックフィルム等の上記蓋
に力をかけ変形させて得る)。反応液中にはDNAポリ
メラーゼ、プライマー、反応基質であるdNTP等が含
まれており、細溝26の壁に固定された鋳型DNAと反
応し、生成物を作る。反応後、反応液を除去、洗浄して
も生成物は鋳型DNAにハイブリダイズしたまま溝26
内に残る。そこでホルムアミド溶液を注入すると共に基
板を昇温し、反応液槽25の溝内に電極(−電極)を入
れ、細溝反応部26の溝の端に形成される孔にキャピラ
リー分析管(キャピラリー分析部(一端が光照射部30
に接続されている))29の試料注入端を接触させて電
界を加えて試料を電界注入する。キャピラリー分析部2
9に注入された試料は前記の第1、第2、第3の実施例
と同様に分離され検出される。図6において、31は蛍
光検出器、32はデータ処理部である。
2〜3つの試料の反応に用いる試薬を用いて、100も
の試料のシーケンス反応又はフラグメント分析反応を行
なうことができ、しかも、ハンドリングは従来と同じμ
l(マイクロリットル)オーダーのハンドリングで済む
ので、試薬の節約ができるばかりでなく取り扱いが楽で
ある。
ける細溝型反応槽(以下、単に反応槽ともいう)をもつ
DNA試料調整装置の、(a)断面を含む斜視図、及び
(b)平面図。
析部とDNA試料調整装置との結合の断面図、及び電界
注入部を示す部分拡大断面図。
示す部分拡大断面図。
用いた本発明の第2の実施例を示す、(a)DNA保持
細孔を持つ細孔付シートの平面図、(b)細孔付シート
の一部拡大断面図、及び(c)反応液供給具との結合を
示す断面を含む斜視図。
3の実施例を示す、(a)試料DNA注入を説明する
図、(b)反応液の注入を説明する図、及び(c)分析
用キャピラリーアレーへ試料を移動する操作を説明する
図。
本発明の第4の実施例の、(a)反応液槽、細溝反応
部、キャピラリー結合部を持つ基板を示す斜視図、
(b)前記基板とキャピラリーアレー電気泳動装置との
結合を説明する斜視図。
3、3−1、3−2、〜、3−N…細孔、4…上部フィ
ルターホルダー、4’…上部シートホルダー、4−1…
上部開口部、4’−1…上部シートホルダーの開口部、
4−2…下部開口部、5…下部フィルターホルダー、
5’…下部シートホルダー、5’−1…下部シートホル
ダーの開口部、6…ヒーター、7…電極、8…下部の
蓋、9…キャピラリー電気泳動管、10…バッファー液
入口、11…バッファー液出口、12…反応で生成した
DNAとフィルターに固定されたDNA、13…環状電
極、14…細孔付シート、15…DNA保持細孔、16
…反応液、17…マイクロシリンジ、18…キャピラリ
ー反応管、19…試料溜、20…反応液槽、21…分析
用キャピラリー管、22…溝付支持基板、23…反応生
成物、24…基板、25…反応液槽、26…細溝反応
部、27…キャピラリー結合部、28…試料注入シリン
ジ、29…キャピラリー分析部、30…光照射部、31
…蛍光検出器、32…データ処理部。
Claims (29)
- 【請求項1】複数種類のDNA試料又はプライマーをそ
れぞれ異なる区画に固定する第1の部材と、開口部を有
する第2の部材とを有し、前記第1の部材と前記開口部
とにより形成される空間で、DNA相補鎖合成を含む反
応を前記各区画で独立して同時に行なうことを特徴とす
るDNA試料調整装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のDNA試料調整装置にお
いて、前記第1の部材がフィルター膜であることを特徴
とするDNA試料調整装置。 - 【請求項3】請求項1に記載のDNA試料調整装置にお
いて、前記第1の部材の前記各区画にビオチン付DNA
又はプライマー、あるいは抗原付DNA又はプライマー
を固定して、ビオチンーアビジン結合又は抗体抗原反応
を利用して、前記DNA試料又はプライマーを前記第1
の部材に固定することを特徴とするDNA試料調整装
置。 - 【請求項4】請求項1から請求項3に記載のDNA試料
調整装置の前記各区画において生成した反応成物をキャ
ピラリーに注入して、電気泳動して分析することを特徴
とする電気泳動分析装置。 - 【請求項5】請求項1から請求項3に記載のDNA試料
調整装置の前記各区画において生成した反応成物をゲル
又はゾルが充填されたキャピラリーに注入して、電気泳
動して分析することを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項6】請求項4又は請求項5に記載の何れかの電
気泳動分析装置において、前記各区画の配列と前記キャ
ピラリーの末端の試料注入部の配列がほぼ一致している
ことを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項7】請求項4又は請求項5に記載の何れかの電
気泳動分析装置において、前記反応生成物を前記キャピ
ラリーの末端の試料注入部に注入する手段を具備するこ
とを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項8】シート状部材に所定の間隔で形成された複
数の細孔を反応槽とすることを特徴とするDNA試料調
整装置。 - 【請求項9】請求項8に記載のDNA試料調整装置にお
いて、前記細孔の内面にDNA試料又はプライマーを固
定し、DNAポリメラーゼ反応を行なうこと特徴とする
DNA試料調整装置。 - 【請求項10】請求項8に記載のDNA試料調整装置に
おいて、前記細孔が多孔質材料で形成されること特徴と
するDNA試料調整装置。 - 【請求項11】請求項8に記載のDNA試料調整装置に
おいて、前記細孔にビオチン付DNA又はプライマー、
あるいは抗原付DNA又はプライマーを固定して、ビオ
チンーアビジン結合又は抗体抗原反応を利用して、前記
DNA試料又はプライマーを前記細孔に固定することを
特徴とするDNA試料調整装置。 - 【請求項12】請求項8に記載のDNA試料調整装置に
おいて、前記シート状部材と開口部を有する部材とによ
り形成される空間に反応試薬を注入して、前記細孔へ前
記反応試薬の供給を行なうことを特徴とするDNA試料
調整装置。 - 【請求項13】請求項8から請求項12に記載のDNA
試料調整装置の前記各細孔において生成した反応成物を
キャピラリーに注入して、電気泳動して分析することを
特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項14】請求項8から請求項12に記載のDNA
試料調整装置の前記各細孔において生成した反応成物を
ゲル又はゾルが充填されたキャピラリーに注入して、電
気泳動して分析することを特徴とする電気泳動分析装
置。 - 【請求項15】請求項13又は請求項14に記載の何れ
かの電気泳動分析装置において、前記各細孔の配列と前
記キャピラリーの末端の試料注入部の配列がほぼ一致し
ていることを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項16】請求項13又は請求項14に記載の何れ
かの電気泳動分析装置において、前記反応生成物を前記
キャピラリーの末端の試料注入部に注入する手段を具備
することを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項17】DNA試料又はプライマーが内面に固定
されたキャピラリーと、反応液を前記キャピラリーに供
給する供給手段とを有し、前記キャピラリー内部でそれ
ぞれ独立してDNAポリメラーゼ反応を行なうことを特
徴とするDNA試料調整装置。 - 【請求項18】請求項17に記載のDNA試料調整装置
において、前記キャピラリーは複数であり、異なる前記
キャピラリー内に異なる試料DNAが固定され、前記供
給手段は前記キャピラリーにほぼ同時に前記反応液を供
給することを特徴とするDNA試料調整装置。 - 【請求項19】請求項17に記載のDNA試料調整装置
において、前記キャピラリーにビオチン付DNA又はプ
ライマー、あるいは抗原付DNA又はプライマーを固定
して、ビオチンーアビジン結合又は抗体抗原反応を利用
して、前記DNA試料又はプライマーを前記キャピラリ
ーに固定することを特徴とするDNA試料調整装置。 - 【請求項20】請求項17から請求項19に記載のDN
A試料調整装置の前記各キャピラリーにおいて生成した
反応成物を分析用キャピラリーに注入して、電気泳動し
て分析することを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項21】請求項17から請求項19に記載のDN
A試料調整装置の前記各キャピラリーにおいて生成した
反応成物をゲル又はゾルが充填された分析用キャピラリ
ーに注入して、電気泳動して分析することを特徴とする
電気泳動分析装置。 - 【請求項22】請求項20又は請求項21に記載の何れ
かの電気泳動分析装置において、前記各キャピラリーの
配列と分析用キャピラリーの末端の試料注入部の配列を
ほぼ一致させて、前記反応成物を分析用キャピラリーに
注入して、電気泳動して分析することを特徴とする電気
泳動分析装置。 - 【請求項23】請求項20又は請求項21に記載の何れ
かの電気泳動分析装置において、前記反応生成物を前記
キャピラリーの末端の試料注入部に注入する手段を具備
することを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項24】基板に、複数種類のDNA試料又はプラ
イマーが前記種類毎に内面に固定される複数の第1の細
溝と、反応溶液が満たされ前記第1の細溝と連結する第
2の細溝とが形成され、前記第1の細溝に前記反応溶液
を流入させて、前記反応溶液と前記複数種のDNA試料
又はプライマーを独立して同時に反応させることを特徴
とするDNA試料調整装置。 - 【請求項25】請求項24に記載のDNA試料調整装置
の前記第1の細溝において生成した反応成物を分析用キ
ャピラリーに注入して、電気泳動して分析することを特
徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項26】請求項24に記載のDNA試料調整装置
の前記第1の細溝において生成した反応成物をゲル又は
ゾルが充填された分析用キャピラリーに注入して、電気
泳動して分析することを特徴とする電気泳動分析装置。 - 【請求項27】請求項25又は請求項26に記載の何れ
かの電気泳動分析装置において、前記第1の細溝の末端
に前記分析用キャピラリーを挿入可能な部位が形成さ
れ、前記部位から前記分析用キャピラリーの末端の試料
注入部に、前記反応生成物が注入されることを特徴とす
る電気泳動分析装置。 - 【請求項28】反応液を収納する反応液槽と、前記反応
液槽から供給された反応液と複数の試料のそれぞれと独
立して反応が実行される複数の反応部とを有することを
特徴とするDNA試料調整装置。 - 【請求項29】請求項28に記載のDNA試料調整装置
の前記反応部において生成した反応成物を分析用キャピ
ラリーに注入して、電気泳動して分析することを特徴と
する電気泳動分析装置。
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