JPH10329616A - ダッシュボード収納式カーナビユニット - Google Patents

ダッシュボード収納式カーナビユニット

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JPH10329616A
JPH10329616A JP9147481A JP14748197A JPH10329616A JP H10329616 A JPH10329616 A JP H10329616A JP 9147481 A JP9147481 A JP 9147481A JP 14748197 A JP14748197 A JP 14748197A JP H10329616 A JPH10329616 A JP H10329616A
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JP
Japan
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unit
car navigation
mount
operation display
dashboard
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9147481A
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English (en)
Inventor
Koji Ueno
幸二 上野
Naoki Ueno
直樹 上野
Kenichi Ichinose
憲一 一ノ瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が容易で取扱い性に優れたダッシュボー
ド収納式カーナビユニットを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 カーナビに伴う操作、表示を行う操作表
示ユニットと操作表示ユニットを自動車のダッシュボー
ドに収納するための収納ユニット5とから成るダッシュ
ボード収納式カーナビユニットであって、操作表示ユニ
ットは、ダッシュボードへの収納状態において下部に配
置されるモニタユニットと上部に配置されるCDユニッ
トとを一体化したものであり、収納ユニット5は、車体
に固定されるベースユニット2と、ベースユニット2に
前方からインナユニット搬送ガイド21を介して出し入
れ自由に収納されるインナユニット3と、インナユニッ
ト3に前方から出し入れ自由に収納され、操作表示ユニ
ットが着脱自在に取り付けられるマウントユニット4と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のダッシュ
ボードに収納され、自車の現在位置等を示す地図を表示
するダッシュボード収納式カーナビユニットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車で目的地に迅速に到達する
ためのカーナビゲーション(以下、「カーナビ」とい
う)装置が普及してきている。このカーナビ装置におい
て、自車の現在位置等を表示するカーナビユニットは自
動車という狭い空間内に配置されるものであり、その取
扱い性に優れていることが重要である。
【0003】図8は従来のカーナビユニットを示す斜視
図であり、たとえば特開平8−318792号公報に記
載されている。図8において、6はカーナビユニット、
61は自動車のダッシュボード(計器板)内に固定され
るキャリアブルユニット、62はCDドライブが収納さ
れるCDユニット、63はカーナビ装置を操作し、地図
等を表示するモニタユニット、64はCDユニット62
およびモニタユニット63が収納される操作表示ユニッ
トである。このように従来のカーナビユニット6におい
ては、CDユニット62とモニタユニット63とは別体
で構成されている。
【0004】以上のように構成された従来のカーナビユ
ニット6について、その引出し法を説明する。まず、モ
ニタユニット63の下方に配置されたCDユニット62
を引き出す(第1の操作)。次に、CDユニット62内
のCDドライブ(図示せず)にCDを載置し(第2の操
作)、CDユニット62を操作表示ユニット64内に押
し込んで収納する(第3の操作)。次に、モニタユニッ
ト63を操作表示ユニット64内から引き出し(第4の
操作)、その引き出したモニタユニットが運転手に見え
るように起こす(第5の操作)。
【0005】このように従来のカーナビユニット6にお
いては、カーナビユニット6を利用できるようにするた
めには第1〜第5の5操作が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のカーナビユニット6では、利用できるようにするため
には5操作必要であり、他にも種々の操作が必要な運転
手にとって大きな負担になるという問題点を有してい
た。
【0007】このカーナビユニットでは、カーナビユニ
ット利用のための操作が運転手に負担にならないことが
要求されている。
【0008】本発明は、操作が容易で取扱い性に優れた
カーナビユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のカーナビユニットは、カーナビに伴う操作、
表示を行う操作表示ユニットと操作表示ユニットを自動
車のダッシュボードに収納するための収納ユニットとか
ら成るダッシュボード収納式カーナビユニットであっ
て、操作表示ユニットは、ダッシュボードへの収納状態
において下部に配置されるモニタユニットと上部に配置
されるCDユニットとを一体化したものであり、収納ユ
ニットは、第1の側壁と後壁と底面部とを有し、車体に
固定されるベースユニットと、第2の側壁と後壁と底面
部とを有し、ベースユニットに前方からインナユニット
搬送ガイドを介して出し入れ自由に収納されるインナユ
ニットと、インナユニットに前方からマウントユニット
搬送部を介して出し入れ自由に収納され、操作表示ユニ
ットが着脱自在に取り付けられる略直方体のマウントユ
ニットとを有する構成を備えている。
【0010】これにより、操作が容易で取扱い性に優れ
たカーナビユニットが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、カーナビに伴う操作、表示を行う操作表示ユニット
と操作表示ユニットを自動車のダッシュボードに収納す
るための収納ユニットとから成るダッシュボード収納式
カーナビユニットであって、操作表示ユニットはダッシ
ュボードへの収納状態において下部に配置されるモニタ
ユニットと上部に配置されるCDユニットとを一体化し
たものであり、収納ユニットは、第1の側壁と後壁と底
面部とを有し、車体に固定されるベースユニットと、第
2の側壁と後壁と底面部とを有し、ベースユニットに前
方からインナユニット搬送ガイドを介して出し入れ自由
に収納されるインナユニットと、インナユニットに前方
からマウントユニット搬送部を介して出し入れ自由に収
納され、操作表示ユニットが着脱自在に取り付けられる
略直方体のマウントユニットとを有することとしたもの
であり、モニタユニットとCDユニットとが一体化して
操作されるという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、インナユニットは、略直方体のマウン
トユニットの長手方向の端面に配設された2つの歯車が
噛み合うラックと、2つの歯車の軸がインナユニットの
内壁面に沿って案内されるマウントユニット搬送ガイド
とから成るマウントユニット搬送部を有することとした
ものであり、インナユニット内を移動するマウントユニ
ットは2つの歯車により両持ち状態となり、移動時の引
っ掛かり等による摩擦の発生が防止されるという作用を
有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、インナユニットは、ベースユニ
ットの左右の第1の側壁の内壁面に取り付けられたロッ
クピンに手動操作により嵌合自在のロックプレートを含
むロック機構部をジョイントシャフトにより連結したロ
ックシステムを有することとしたものであり、インナユ
ニットは2つのロックピンおよびロックプレートにより
両側から嵌合、固定されるという作用を有する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、マウントユニットは、ロックプレート
のロックピンに対する嵌合を解除するためのロック解除
ピンを有することとしたものであり、マウントユニット
の移動時にはロックプレートのロックピンに対する嵌合
が自動的に解除されるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか1に記載の発明において、収納ユニットは、
マウントユニットに取り付けられた操作表示ユニットと
外部装置とを電気的に接続するフラットケーブルを有
し、フラットケーブルは、ベースユニットとインナユニ
ットとの間およびインナユニットとマウントユニットと
の間で、可撓性が有りかつ互いに重畳しない第1および
第2の折曲げ部を有することとしたものであり、フラッ
トケーブルに力が加わることが防止されるという作用を
有する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1に記載の発明において、ベースユニット
は、マウントユニットに取り付けられた操作表示ユニッ
トのモニタユニットのバックライトをオン、オフする押
ボタンスイッチを第1の後壁の前面に有し、インナユニ
ットは、第2の後壁の後面の押ボタンスイッチと対応す
る位置にストライカを有することとしたものであり、ベ
ースユニットの押ボタンスイッチがインナユニットのス
トライカによりオン、オフされるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1(a)、(b)は本発明の実施の
形態1によるカーナビユニットを構成する操作表示ユニ
ットを示す斜視図であり、図1(a)はモニタユニット
側から見た図、図1(b)はCDユニット側から見た図
を示し、図2は本発明の実施の形態1によるカーナビユ
ニットを構成する収納ユニットを示す斜視図である。
【0018】図1において、1は操作表示ユニット、1
1はモニタユニット、12はCDユニット、13はリモ
コン受光部、14はスピーカ、15はアタッチメント、
16は集合コネクタのプラグ、17はアタッチメント1
5の切欠き部、18はCDユニット12の蓋部である。
【0019】図2において、2はベースユニット、3は
インナユニット、4はマウントユニット、5は収納ユニ
ット、21はインナユニット搬送ガイド、22はポップ
アップ機構部、23はロックピン、24はベースユニッ
ト2の後壁(第1の後壁)、31はロック機構部、32
はラック、33はマウントユニット搬送ガイド、34は
サイドカバー、35は取出しボタン、36はフラットケ
ーブルとしてのフレキシブルケーブル、36aはフレキ
シブルケーブル36の折曲げ部(第1の折曲げ部)、3
6bはフレキシブルケーブル36の折曲げ部(第2の折
曲げ部)、37はジョイントシャフト、38はインナユ
ニット3の後壁(第2の後壁)、41は操作表示ユニッ
ト取付け部、42は取付け状態検知機構部、43はロッ
クアーム、44は集合コネクタのレセプタクルである。
【0020】図2において、収納ユニット5はベースユ
ニット2とインナユニット3とマウントユニット4とか
ら成り、インナユニット3において、左右のロック機構
部31とジョイントシャフト37とはロックシステムを
構成し、ラック32とマウントユニット搬送ガイド33
とはマウントユニット搬送部を構成する。
【0021】以上のように構成されたカーナビユニット
について、その動作、操作法を説明する。
【0022】まず、図1の操作表示ユニット1について
説明する。操作表示ユニット1は、図1(a)に示す状
態で図2のマウントユニット4に、アタッチメント15
および操作表示ユニット取付け部41を用いて取り付け
られる。したがって、取り付いた状態では、モニタユニ
ット11が前側、CDユニット12が後側となる。図2
の状態はマウントユニット4が一杯に右回転した状態で
あるので、マウントユニット4を一杯に左回転させた場
合には、モニタユニット11が下側、CDユニット12
が上側となり、CDユニット12へのCDの挿入が容易
となる。CDの挿入は蓋部18を開けて行う。
【0023】次に、図2の収納ユニット5について説明
する。図2で、ベースユニット2については移動するこ
とが無いために特に説明を要しないので、インナユニッ
ト3から説明する。
【0024】インナユニット3は、左右の側壁(第2の
側壁)に取付けられたガイドピン(図示せず)をベース
ユニット2のインナユニット搬送ガイド21に挿入して
ベース2内を前後に移動する。インナユニット3をベー
スユニット2に挿入するときは、マウントユニット4に
力を加えて押し込めばよい。このときロック機構部31
は、自動的に、つまりマウントユニット4の取出しボタ
ン35を操作しなくても、ベースユニット2の側壁(第
1の側壁)のロックピン23に嵌合するが、嵌合の解除
は取出しボタン35を押し込んで行う。従って、取出し
ボタン35を常に押し込んでおけば、抵抗なくインナユ
ニット3をベースユニット2内に押し込むことができ
る。さらにインナユニット3を押し込むと、インナユニ
ット3のストライカ(図示せず)がベースユニット2の
底面部(第1の底面部)のポップアップ機構部22のア
ームにぶつかり、ポップアップ機構部22はそのばね力
によりインナユニット3を押し戻す。さらに、そのばね
力に抗してインナユニット3を手動で奥の方へ移動させ
ると、ロック機構部31は後壁24に最も近いロックピ
ン23に嵌合し、インナユニット3はポップアップ機構
部22のばね力をロック機構部31で受けて停止する。
【0025】インナユニット3を引き出すときは、ま
ず、取出しボタン35を押すことにより後壁24に最も
近いロックピン23の嵌合を解除し、インナユニット3
を引き出す。ロック機構部31は次のロックピン23に
ぶつかるが、取出しボタン35を押すことによりロック
機構部31のロック機能は働かないので、取出しボタン
35を押したままインナユニット3を引き出すことによ
り、前の方へ引き出せる。インナユニット3を十分に前
方に引き出した段階でインナユニット3を逆方向つまり
後方に押し込むと、自動的にロック機構部31がロック
ピン23に嵌合し、その位置でインナユニット3は停止
する。この停止は、上述したように取出しボタン35を
押すことにより容易に解除され、再び移動が可能にな
る。このようにしてインナユニット3を挿入したり(押
し込んだり)、引き出したりすることができる。なお、
ロック機構部31はインナユニット3の左右の壁に配設
されており、この左右のロック機構部31はジョイント
シャフト37により連結されている。
【0026】次に、マウントユニット4について説明す
る。マウントユニット4は、その左右の端部に取り付け
られた歯車の軸をインナユニット3の側壁のマウントユ
ニット搬送ガイド33で案内しながらその歯車と噛み合
うラック32上を転がすことにより、インナユニット3
内を前後に移動する。この点については後に詳述する。
ラック32はインナユニット3の底面部(第2の底面
部)に設けられている。
【0027】マウントユニット4において、図1の操作
表示ユニット1のマウントユニット4への取付けの際に
は、そのアタッチメント15が操作表示ユニット取付け
部41に取り付けられてロックアーム43により固定さ
れると共にそのプラグ16がレセプタクル44に挿入さ
れる。なお、フレキシブルケーブル36についての詳細
は後述する。
【0028】インナユニット3の前方向(引出し方向)
への移動に伴い、折曲げ部36aからフレキシブルケー
ブル36が延長され(延長と共に折曲げ部36a自体の
長さは短くなる)、マウントユニット4の前方向への移
動に伴い、折曲げ部36bからフレキシブルケーブル3
6が延長される。
【0029】図3(a)、(b)はベースユニット2と
インナユニット3、マウントユニット4とを分解したと
きのベースユニット斜視図、インナユニット・マウント
ユニット斜視図である。図3において、ベースユニット
2、インナユニット3、マウントユニット4、インナユ
ニット搬送ガイド21、ポップアップ機構部22、ロッ
クピン23、後壁24、ロック機構部31、ラック3
2、マウントユニット搬送ガイド33、サイドカバー3
4、取出しボタン35、ジョイントシャフト37は図1
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。このようにベースユニット2とインナユニット3と
が容易に分離されることにより、収納ユニット5の組立
てが容易となる。
【0030】図4はインナユニット3のロック機構部3
1を示す構成図である。図4において、ロックピン2
3、ロック機構部31、ジョイントシャフト37は図2
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。35aは解除レバー、311はシャフト、312は
ジョイントレバー、313、314はロックプレート、
315はロックアームである。
【0031】図4において、解除レバー35aは図2の
取出しボタン35を押し込むことにより図上で右方向に
移動する。解除レバー35aが右方向に移動すると、ロ
ックプレート314が図上から見てシャフト311を中
心に右回転し、これに伴いジョイントレバー312がジ
ョイントシャフト37を中心に左回転すると共にロック
アーム315が右回転する。ロックアーム315の右回
転によりロックプレート313はロックピン23から外
れ、ロックが解除される。
【0032】このような構成、動作のロック機構部31
はインナユニット3の左右の側壁に配設されており、こ
の左右のロック機構部31はジョイントシャフト37に
より連結され、ロックシステムを構成している。このよ
うに、左右にロック機構部31が配設されたことによ
り、インナユニット3の振れを防止することができる。
【0033】なお、本実施の形態では、操作表示ユニッ
ト1を収納ユニット5内に押し込んだときモニタユニッ
ト11のバックライトを消すようにすることもできる。
すなわち、ベースユニット2の後壁(第1の後壁)の前
面に押ボタンスイッチ(図示せず)を設け、この押ボタ
ンスイッチに対応するインナユニット3の後壁(第2の
後壁)38の位置にストライカを設けることにより、イ
ンナユニット3をポップアップ機構部22のばね力に打
ち勝って押し込んだときに、上記ストライカが押ボタン
スイッチを押すことにより、モニタユニット11のバッ
クライトをオフとするようにすることができる。また、
ベースユニット2に例えば棒状のアームに取付けるため
の取付け部を設けることにより、ダッシュボードではな
く、アームにカーナビユニットを取り付けることもでき
る。
【0034】以上のように本実施の形態によれば、操作
表示ユニット1は、ダッシュボードへの収納状態におい
て下側に配置されるモニタユニット11と上側に配置さ
れるCDユニット12とを一体化して成り、収納ユニッ
ト5は、車体に固定されるベースユニット2と、ベース
ユニット2にインナユニット搬送ガイド21を介して出
し入れ自由に収納されるインナユニット3と、インナユ
ニット3にマウントユニット搬送部32、33を介して
出し入れ自由に収納され、操作表示ユニット1が着脱自
在に取り付けられる略直方体のマウントユニット4とか
ら成るようにしたことにより、操作表示ユニット1の操
作性を向上させることができる。たとえば、カーナビユ
ニットを利用するための操作ステップ数について検討す
ると、まず操作表示ユニット1を引き出し(第1の操
作)、次に、CDユニット12にCDを収納し(第2の
操作)、最後に操作表示ユニット1を起こす(第3の操
作)というように、3つの操作ステップ数で十分であ
る。これは、従来の技術の欄で説明した従来のカーナビ
ユニットにおける5つの操作ステップ数よりも遙かに少
ない。また、従来のカーナビユニットにおいてはCDユ
ニット62とモニタユニット63とを別体とし、それぞ
れを操作表示ユニット64に収納するようにしたので、
操作表示ユニット64は相当な重量(実測によれば2.
2kg)となり、可搬性に欠ける。これに対し、図1の
操作表示ユニット1はモニタユニット11とCDユニッ
ト12とを一体化し、かつレールを不要としたものであ
り、相当な軽量化が図れる(実測によれば0.8k
g)。さらに、図1においては図示していないが、操作
表示ユニット1に簡単な把手を設けることにより、可搬
性を更に向上させることができる。また、従来の操作表
示ユニット61のモニタユニット63と本実施の形態に
よる操作表示ユニット1のモニタユニット11とを比較
した場合、本実施の形態ではレール部は不要であるの
で、その分モニタ画面を大きくすることができる。例え
ば、従来のモニタユニット63における画面寸法は5.
6インチであるが、本実施の形態におけるモニタユニッ
ト11の画面寸法は6.5インチとすることが可能であ
る。さらに、ベースユニット2とインナユニット3とを
容易に分離できるようにしたので、収納ユニット5を容
易に組み立てることができる。さらに、インナユニット
3において、ジョイントシャフト37を介して左右にロ
ック機構部31を設けたことにより、インナユニット3
の振れを防止することができるので、耐振性を高めるこ
とができ、またモニタユニット11の画面振れを防止す
ることができる。さらに、ベースユニット2は、マウン
トユニット4に取り付けられた操作表示ユニット1のモ
ニタユニット11のバックライトをオン、オフする押ボ
タンスイッチを第1の後壁24の前面に有し、インナユ
ニット3は、第2の後壁38の後面の上記押ボタンスイ
ッチと対応する位置にストライカを有することにより、
ベースユニット2の押ボタンスイッチをインナユニット
3のストライカによりオン、オフすることができるの
で、操作表示ユニット1を収納ユニット5内に完全に押
し込んだときにベースユニット2の押ボタンスイッチを
オフとしてモニタユニット11のバックライトをオフと
することができ、カーナビユニットの省電力化を図るこ
とができる。
【0035】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2によるカーナビユニットを構成するマウントユニッ
トを示す分解斜視図である。図5において、操作表示ユ
ニット取付け部41、取付け状態検知機構部42、ロッ
クアーム43、集合コネクタのレセプタクル44は図2
と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。45は歯車、46は歯車45の軸である。軸46は
図2のマウントユニット搬送ガイド33に挿入され、歯
車45はラック32と噛み合う。すなわち、軸45がマ
ウントユニット搬送ガイド33に案内されながら、歯車
45はラック32上を転がる。
【0036】以上のように本実施の形態によれば、歯車
45は、その軸46で案内されながら、ラック32上を
噛み合って転がるようにしたので、マウントユニット4
のインナユニット3内の移動において、引っ掛かり等に
よる摩擦を生じることがなく、円滑な移動が可能にな
る。
【0037】(実施の形態3)図6(a)および(b)
は本発明の実施の形態3によるカーナビユニットを構成
するフレキシブルケーブルを示す延長図および展開図で
ある。図6において、フレキシブルケーブル36、第1
の折曲げ部36a、第2の折曲げ部36bは図2と同様
のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。25
はベースユニット2への取付け部、47はマウントユニ
ット4への取付け部、71は第1の折曲げ部36aとな
る部位、72は第2の折曲げ部36bとなる部位であ
る。
【0038】図6(a)に示すように、フレキシブルケ
ーブル(フラットケーブル)36を互いに同一直線を形
成しない3つの直線部から成るようにしたことにより、
インナユニット3、マウントユニット4が移動するとき
のフレキシブルケーブル36の伸縮が自在となり、ケー
ブル36の断線等を防止することができる。
【0039】以上のように本実施の形態によれば、ベー
スユニット2とインナユニット3との間の第1の折曲げ
部36aとインナユニット3とマウントユニット4との
間の第2の折曲げ部36bとを同一直線上に配置されな
いようにずらして形成したことにより、フレキシブルケ
ーブル36はインナユニット3、マウントユニット4の
移動に対応して自在に伸縮することができるので、ケー
ブル断線等を防止することができる。
【0040】(実施の形態4)図7は本発明の実施の形
態4によるカーナビユニットを構成するマウントユニッ
ト4を示す部分斜視図である。図7において、操作表示
ユニット1、マウントユニット4、歯車45、軸46は
図1、図2、図5と同様のものなので、同一符号を付
し、説明は省略する。48はロック解除ピンである。
【0041】図7において、マウント4がインナユニッ
ト3内を奥方向に移動すると、やがてマウント4のロッ
ク解除ピン48が図4のロックアーム315の左端にぶ
つかる。ロック解除ピン48がアーム315の左端にぶ
つかると、ロックアームが右回転し、ロックプレート3
13とロックピン23との嵌合が解除され、マウント4
の更に奥方向への移動が可能になる。
【0042】以上のように本実施の形態によれば、マウ
ント4のインナユニット3への挿入において自動的にロ
ックが解除されるようにしたことにより、マウント4の
挿入を片手が行うことができるので、運転中において容
易にカーナビユニットを操作することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、モニタユニットとCDユニットとを一体化したこ
とにより、カーナビユニット利用のための操作ステップ
数を大幅に低減して操作性を向上させることができ、ま
た、操作表示ユニットの軽量化を図ることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0044】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、インナユニットは、略直
方体のマウントユニットの長手方向の端面に配設された
2つの歯車が噛み合うラックと、2つの歯車の軸がイン
ナユニットの内壁面に沿って案内されるマウントユニッ
ト搬送ガイドとから成るマウントユニット搬送部を有す
ることにより、インナユニット内を移動するマウントユ
ニットは2つの歯車により両持ち状態となるので、マウ
ントユニット移動時の引っ掛かり等による摩擦の発生を
防止することができるという有利な効果が得られる。
【0045】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1又は2に記載の発明において、インナユニット
は、ベースユニットの左右の第1の側壁の内壁面に取り
付けられたロックピンに手動操作により嵌合自在のロッ
クプレートを含むロック機構部をジョイントシャフトに
より連結したロックシステムを有することにより、イン
ナユニットを2つのロックピンおよびロックプレートに
より両側から嵌合、固定することができるので、インナ
ユニットの振れを防止することができ、耐振性を向上さ
せることができると共にモニタユニットの画面の振れを
防止することができるという有利な効果が得られる。
【0046】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
請求項3に記載の発明において、マウントユニットは、
ロックプレートのロックピンに対する嵌合を解除するた
めのロック解除ピンを有することにより、マウントユニ
ット移動時にはロックプレートのロックピンに対する嵌
合を自動的に解除することができるので、マウントユニ
ットを片手でインナユニット内へ挿入することができ、
操作性を向上させることができるという有利な効果が得
られる。
【0047】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
請求項1乃至4のいずれか1に記載の発明において、収
納ユニットは、マウントユニットに取り付けられた操作
表示ユニットと外部装置とを電気的に接続するフラット
ケーブルを有し、フラットケーブルは、ベースユニット
とインナユニットとの間およびインナユニットとマウン
トユニットとの間で、可撓性が有りかつ互いに重畳しな
い第1および第2の折曲げ部を有することにより、フラ
ットケーブルに力が加わることを防止することができる
ので、ケーブル断線等を防止することができるという有
利な効果が得られる。
【0048】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
請求項1乃至5のいずれか1に記載の発明において、ベ
ースユニットは、マウントユニットに取り付けられた操
作表示ユニットのモニタユニットのバックライトをオ
ン、オフする押ボタンスイッチを第1の後壁の前面に有
し、インナユニットは、第2の後壁の後面の上記押ボタ
ンスイッチと対応する位置にストライカを有することに
より、ベースユニットの押ボタンスイッチをインナユニ
ットのストライカによりオン、オフすることができるの
で、操作表示ユニットを収納ユニット内に完全に押し込
んだときにベースユニットの押ボタンスイッチをオフと
してモニタユニットのバックライトをオフとすることが
でき、カーナビユニットの省電力化を図ることができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1によるカーナビユ
ニットを構成する操作表示ユニットを示す斜視図 (b)本発明の実施の形態1によるカーナビユニットを
構成する操作表示ユニットを示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態1によるカーナビユニット
を構成する収納ユニットを示す斜視図
【図3】(a)ベースユニットとインナユニット、マウ
ントユニットとを分解したときのベースユニット斜視図 (b)ベースユニットとインナユニット、マウントユニ
ットとを分解したときのインナユニット・マウントユニ
ット斜視図
【図4】インナユニットのロック機構部を示す構成図
【図5】本発明の実施の形態2によるカーナビユニット
を構成するマウントユニットを示す分解斜視図
【図6】(a)本発明の実施の形態3によるカーナビユ
ニットを構成するフレキシブルケーブルを示す延長図 (b)本発明の実施の形態3によるカーナビユニットを
構成するフレキシブルケーブルを示す展開図
【図7】本発明の実施の形態4によるカーナビユニット
を構成するマウントユニットを示す部分斜視図
【図8】従来のカーナビユニットを示す斜視図
【符号の説明】
1 操作表示ユニット 2 ベースユニット 3 インナユニット 4 マウントユニット 5 収納ユニット 11 モニタユニット 12 CDユニット 13 リモコン受光部 14 スピーカ 15 アタッチメント 16 プラグ 17 切欠き部 18 蓋部 21 インナユニット搬送ガイド 22 ポップアップ機構部 23 ロックピン 24 後壁(第1の後壁) 25、47 取付け部 31 ロック機構部 32 ラック 33 マウントユニット搬送ガイド 34 サイドカバー 35 取出しボタン 35a 解除レバー 36 フレキシブルケーブル(フラットケーブル) 36a 折曲げ部(第1の折曲げ部) 36b 折曲げ部(第2の折曲げ部) 37 ジョイントシャフト 38 後壁(第2の後壁) 41 操作表示ユニット取付け部 42 取付け状態検知機構部 43 ロックアーム 44 レセプタクル 45 歯車 46 軸 48 ロック解除ピン 71、72 部位 311 シャフト 312 ジョイントレバー 313、314 ロックプレート 315 ロックアーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーナビに伴う操作、表示を行う操作表示
    ユニットと前記操作表示ユニットを自動車のダッシュボ
    ードに収納するための収納ユニットとから成るダッシュ
    ボード収納式カーナビユニットであって、前記操作表示
    ユニットは、ダッシュボードへの収納状態において下部
    に配置されるモニタユニットと上部に配置されるCDユ
    ニットとを一体化したものであり、前記収納ユニット
    は、第1の側壁と後壁と底面部とを有し、車体に固定さ
    れるベースユニットと、第2の側壁と後壁と底面部とを
    有し、前記ベースユニットに前方からインナユニット搬
    送ガイドを介して出し入れ自由に収納されるインナユニ
    ットと、前記インナユニットに前方からマウントユニッ
    ト搬送部を介して出し入れ自由に収納され、前記操作表
    示ユニットが着脱自在に取り付けられる略直方体のマウ
    ントユニットとを有することを特徴とするダッシュボー
    ド収納式カーナビユニット。
  2. 【請求項2】前記インナユニットは、前記略直方体のマ
    ウントユニットの長手方向の端面に配設された2つの歯
    車が噛み合うラックと、前記2つの歯車の軸が前記イン
    ナユニットの内壁面に沿って案内されるマウントユニッ
    ト搬送ガイドとから成るマウントユニット搬送部を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のダッシュボード収
    納式カーナビユニット。
  3. 【請求項3】前記インナユニットは、前記ベースユニッ
    トの左右の前記第1の側壁の内壁面に取り付けられたロ
    ックピンに手動操作により嵌合自在のロックプレートを
    含むロック機構部をジョイントシャフトにより連結した
    ロックシステムを有することを特徴とする請求項1又は
    2に記載のダッシュボード収納式カーナビユニット。
  4. 【請求項4】前記マウントユニットは、前記ロックプレ
    ートの前記ロックピンに対する嵌合を解除するためのロ
    ック解除ピンを有することを特徴とする請求項3に記載
    のダッシュボード収納式カーナビユニット。
  5. 【請求項5】前記収納ユニットは、前記マウントユニッ
    トに取り付けられた前記操作表示ユニットと外部装置と
    を電気的に接続するフラットケーブルを有し、前記フラ
    ットケーブルは、前記ベースユニットと前記インナユニ
    ットとの間および前記インナユニットと前記マウントユ
    ニットとの間で、可撓性が有りかつ互いに重畳しない第
    1および第2の折曲げ部を有することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1に記載のダッシュボード収納式
    カーナビユニット。
  6. 【請求項6】前記ベースユニットは、前記マウントユニ
    ットに取り付けられた前記操作表示ユニットのモニタユ
    ニットのバックライトをオン、オフする押ボタンスイッ
    チを前記第1の後壁の前面に有し、前記インナユニット
    は、前記第2の後壁の後面の前記押ボタンスイッチと対
    応する位置にストライカを有することを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1に記載のダッシュボード収納式
    カーナビユニット。
JP9147481A 1997-06-05 1997-06-05 ダッシュボード収納式カーナビユニット Withdrawn JPH10329616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006118557A (ja) * 2004-10-20 2006-05-11 Itc:Kk カーナビゲーションまたはテレビのモニターの取付支持具
US7463253B2 (en) 2004-01-07 2008-12-09 Victor Company Of Japan, Limited On-vehicle electronic equipment, display panel, and panel mounting base

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