JPH10329526A - ダクトの結合構造 - Google Patents
ダクトの結合構造Info
- Publication number
- JPH10329526A JPH10329526A JP18294997A JP18294997A JPH10329526A JP H10329526 A JPH10329526 A JP H10329526A JP 18294997 A JP18294997 A JP 18294997A JP 18294997 A JP18294997 A JP 18294997A JP H10329526 A JPH10329526 A JP H10329526A
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- JP
- Japan
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- duct
- claw part
- claw
- ducts
- slope
- Prior art date
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- Granted
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- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダクトの取り外しが容易で、かつダクトが不
用意に外れることがないダクトの結合構造を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 爪部２１の側端を側方へ傾斜する傾斜面
２４とし、ダクト結合状態から一方のダクト２を軸に他
方のダクト３を回転させると、傾斜面２４に案内されて
爪部２１がダクト３内に潜り込み、その後ダクト３をダ
クト２の軸方向へ引張ればダクト３を取り外すことがで
きるようにした。
用意に外れることがないダクトの結合構造を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 爪部２１の側端を側方へ傾斜する傾斜面
２４とし、ダクト結合状態から一方のダクト２を軸に他
方のダクト３を回転させると、傾斜面２４に案内されて
爪部２１がダクト３内に潜り込み、その後ダクト３をダ
クト２の軸方向へ引張ればダクト３を取り外すことがで
きるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクトの結合構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように車両の空調ユニット１
のケースには合成樹脂製のダクト２が突設され、このダ
クト２に合成樹脂製のダクト３が結合される。図６に示
すように、ダクト２の外周面には先端に前方へ傾斜する
傾斜面２２を有する爪部２１が側方に間隔をあけて複数
形成され、ダクト３の端部には各爪部２１が係合する係
合孔３１が形成されている。そしてダクト２をダクト３
の端部内に嵌め込むとともに爪部２１を係合孔３１に係
合させることによって両ダクト２，３が結合される。ダ
クト結合状態でダクト３の内面とダクト２の外周面間に
隙間が形成される程度に、ダクト３の径はダクト２の径
より大きく形成されている。またダクト２の外周面には
スポンジなどのシール部材４が取り付けられており、ダ
クト結合状態でダクト３の内面に当接するようになって
いる。ダクト３の他端は吹出し口や他のダクトに結合さ
れる。
のケースには合成樹脂製のダクト２が突設され、このダ
クト２に合成樹脂製のダクト３が結合される。図６に示
すように、ダクト２の外周面には先端に前方へ傾斜する
傾斜面２２を有する爪部２１が側方に間隔をあけて複数
形成され、ダクト３の端部には各爪部２１が係合する係
合孔３１が形成されている。そしてダクト２をダクト３
の端部内に嵌め込むとともに爪部２１を係合孔３１に係
合させることによって両ダクト２，３が結合される。ダ
クト結合状態でダクト３の内面とダクト２の外周面間に
隙間が形成される程度に、ダクト３の径はダクト２の径
より大きく形成されている。またダクト２の外周面には
スポンジなどのシール部材４が取り付けられており、ダ
クト結合状態でダクト３の内面に当接するようになって
いる。ダクト３の他端は吹出し口や他のダクトに結合さ
れる。
【０００３】ダクト２とダクト３を結合する際は、傾斜
面２２に案内されて爪部２１がダクト３内に潜り込む。
そして図７に示すように、爪部２１が係合孔３１に達す
るとダクト２の形状が復元して爪部２１が係合孔３１に
係合する。また爪部２１の傾斜面２２の反対側にはダク
ト２の外周面に対して垂直な垂直面２３が形成されてお
り、この垂直面２３に係合孔３１の縁が当接することに
よってダクト２とダクト３が分離しないようになってい
る。
面２２に案内されて爪部２１がダクト３内に潜り込む。
そして図７に示すように、爪部２１が係合孔３１に達す
るとダクト２の形状が復元して爪部２１が係合孔３１に
係合する。また爪部２１の傾斜面２２の反対側にはダク
ト２の外周面に対して垂直な垂直面２３が形成されてお
り、この垂直面２３に係合孔３１の縁が当接することに
よってダクト２とダクト３が分離しないようになってい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成では、
サービス時などダクト３を取り外すときは、爪部２１を
係合孔３１から抜くために手で押してダクト２を変形さ
せる必要があり、爪部２１を係合孔３１から抜くのが難
しいという問題があった。また爪部２１の垂直面２３側
を後方へ傾斜させてダクト３を引張るだけで取り外せる
ようにすると、車両の振動などにより不用意に外れる可
能性があるという問題が発生する。そこで本発明はダク
トの取り外しが容易で、かつダクトが不用意に外れるこ
とがないダクトの結合構造を提供することを課題とす
る。
サービス時などダクト３を取り外すときは、爪部２１を
係合孔３１から抜くために手で押してダクト２を変形さ
せる必要があり、爪部２１を係合孔３１から抜くのが難
しいという問題があった。また爪部２１の垂直面２３側
を後方へ傾斜させてダクト３を引張るだけで取り外せる
ようにすると、車両の振動などにより不用意に外れる可
能性があるという問題が発生する。そこで本発明はダク
トの取り外しが容易で、かつダクトが不用意に外れるこ
とがないダクトの結合構造を提供することを課題とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方のダクト
２の外周面に先端が前方へ傾斜する爪部２１を設け、他
方のダクト３には該爪部２１が係合する係合孔３１を形
成し、これら爪部２１と係合孔３１の係合により両ダク
ト２，３を結合するようにしたダクトの結合構造におい
て、上記爪部２１の側端を側方へ傾斜する傾斜面２４と
したことを特徴とする。上記構成によれば、ダクト結合
状態から一方のダクト２を軸に他方のダクト３を回転さ
せると、傾斜面２４に案内されて爪部２１がダクト３内
に潜り込む。しがって後はダクト３をダクト２の軸方向
へ引張れば、ダクト３を取り外すことができる。
２の外周面に先端が前方へ傾斜する爪部２１を設け、他
方のダクト３には該爪部２１が係合する係合孔３１を形
成し、これら爪部２１と係合孔３１の係合により両ダク
ト２，３を結合するようにしたダクトの結合構造におい
て、上記爪部２１の側端を側方へ傾斜する傾斜面２４と
したことを特徴とする。上記構成によれば、ダクト結合
状態から一方のダクト２を軸に他方のダクト３を回転さ
せると、傾斜面２４に案内されて爪部２１がダクト３内
に潜り込む。しがって後はダクト３をダクト２の軸方向
へ引張れば、ダクト３を取り外すことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態と上記従
来技術との相違点はダクト２の爪部２１の形状のみであ
るため、ここではこの相違点についてのみ説明し、他の
構成の説明は省略する。図１〜２に示すように、ダクト
２の爪部２１の側端に、側方へ傾斜する傾斜面２４が形
成されている。傾斜面２４はダクト２の外周面から爪部
２１の上面まで連続している。各爪部２１の傾斜面２４
は同じ側の側端に位置する。ダクト３の係合孔３１は傾
斜面２４も含む大きさである。
来技術との相違点はダクト２の爪部２１の形状のみであ
るため、ここではこの相違点についてのみ説明し、他の
構成の説明は省略する。図１〜２に示すように、ダクト
２の爪部２１の側端に、側方へ傾斜する傾斜面２４が形
成されている。傾斜面２４はダクト２の外周面から爪部
２１の上面まで連続している。各爪部２１の傾斜面２４
は同じ側の側端に位置する。ダクト３の係合孔３１は傾
斜面２４も含む大きさである。
【０００７】ダクト３を取り外すには、ダクト３と吹出
し口や他のダクトとの結合を解除しダクト２を軸にダク
ト３を回転させる。そうすると図３〜４に示すように、
傾斜面２４に案内されて爪部２１が係合孔３１から抜け
てダクト３内に潜り込む。あとはダクト３をダクト２の
軸方向に引張ればダクト３を取り外すことができる。
し口や他のダクトとの結合を解除しダクト２を軸にダク
ト３を回転させる。そうすると図３〜４に示すように、
傾斜面２４に案内されて爪部２１が係合孔３１から抜け
てダクト３内に潜り込む。あとはダクト３をダクト２の
軸方向に引張ればダクト３を取り外すことができる。
【０００８】またダクト２とは、壁などの貫通孔の周縁
より突出するフランジ形状のものであってもよい。
より突出するフランジ形状のものであってもよい。
【０００９】
【発明の効果】本発明のダクトの結合構造によれば、ダ
クトの取り外しが容易で、かつダクトが不用意に外れる
ことがない。
クトの取り外しが容易で、かつダクトが不用意に外れる
ことがない。
【図１】本発明に係るダクトの結合構造のダクト結合状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明に係るダクトの結合構造のダクト取り外
し作業説明図である。
し作業説明図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図５】従来のダクトの結合構造が適用される空調ユニ
ットとダクトを示す図である。
ットとダクトを示す図である。
【図６】図１の部分拡大図である。
【図７】従来のダクトの結合構造のダクト結合状態を示
す図である。
す図である。
１ …空調ユニット ２ …ダクト ２１…爪部 ２２…傾斜面 ２４…傾斜面 ３ …ダクト ３１…係合孔
Claims (1)
- 【請求項１】一方のダクトの外周面に先端が前方へ傾斜
する爪部を設け、他方のダクトには該爪部が係合する係
合孔を形成し、これら爪部と係合孔の係合により両ダク
トを結合するようにしたダクトの結合構造において、 上記爪部の側端を側方へ傾斜する傾斜面としたことを特
徴とするダクトの結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18294997A JP3316840B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ダクトの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18294997A JP3316840B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ダクトの結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10329526A true JPH10329526A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3316840B2 JP3316840B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16127180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18294997A Expired - Fee Related JP3316840B2 (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | ダクトの結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316840B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002321517A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Denso Corp | 車両用空調ダクト |
| JP2007203848A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kyoraku Co Ltd | 車両用空調ダクトの嵌合構造 |
| JP2009078580A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Honda Motor Co Ltd | 車両の空調装置 |
| JP2015075144A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 株式会社トップ | 連結装置 |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP18294997A patent/JP3316840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002321517A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Denso Corp | 車両用空調ダクト |
| JP2007203848A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kyoraku Co Ltd | 車両用空調ダクトの嵌合構造 |
| JP2009078580A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Honda Motor Co Ltd | 車両の空調装置 |
| JP2015075144A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 株式会社トップ | 連結装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3316840B2 (ja) | 2002-08-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |