JPH10329403A - インクジェット印刷用インクセット及びインクジェット印刷方法 - Google Patents

インクジェット印刷用インクセット及びインクジェット印刷方法

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JPH10329403A
JPH10329403A JP10137575A JP13757598A JPH10329403A JP H10329403 A JPH10329403 A JP H10329403A JP 10137575 A JP10137575 A JP 10137575A JP 13757598 A JP13757598 A JP 13757598A JP H10329403 A JPH10329403 A JP H10329403A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通紙、コート紙、透明フィルムへの使用に
適したインクジェットプリンタ用のインクを提供する。 【解決手段】 インクは、黄色、マゼンタ、シアンイン
クから成り:黄色インクは、少なくとも1つの黄色染料
を含み、普通紙上で、色相角が約90〜約100、色度
が約79を上回り、1年疑似退色性が約25未満;マゼ
ンタインクは、少なくとも1つのマゼンタ染料を含み、
普通紙上で、色相角が約343〜約352、色度が約6
0を上回り、1年疑似退色性が約30未満;シアンイン
クは、少なくとも1つのシアン染料を含み、普通紙上
で、色相角が約230〜約238、色度が約42を上回
り、1年疑似退色性が約15未満:であり、黄色、マゼ
ンタ、及びシアン染料は、pH約2〜約6の水性溶媒に
可溶性である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、インクジ
ェット印刷に関し、より詳細には、普通紙とコート紙並
びに透明フィルムとの使用に適する特定の染料セットに
関する。
【0002】
【技術背景】インクジェット印刷は、インク液滴を印刷
媒体上に特定の順序で堆積させて、英数字、領域充填、
及びその他のパターンを形成する非衝撃印刷工程であ
る。比較的雑音のない操作と相まって、低コスト並びに
高品質のハードコピー出力のため、インクジェットプリ
ンタは、コンピュータと併用される他方式のプリンタに
代わるポピュラーなプリンタとなっている。
【0003】インクジェット印刷の非衝撃印刷工程に
は、マイクロプロセッサによって生成される電気信号に
応答して紙、透明フィルム、又は織物のような印刷媒体
上に微細なインク液滴を放出することが包含される。イ
ンクジェット印刷において、インク液滴の放出を達成す
るための現在利用できる基本的方法は、熱式と圧電式の
二通りがある。熱式インクジェット印刷では、液滴放出
のエネルギーは、電気的に加熱される抵抗素子によって
生成されるものであって、この素子がマイクロプロセッ
サからの電気信号に応答して急速に熱くなって蒸気バブ
ルを作り出し、その結果、抵抗素子に連結されたノズル
を通してインクが排出されるのである。圧電式インクジ
ェット印刷では、これもマイクロプロセッサによって生
成される電気信号に応答するピエゾ結晶の振動によって
インク液滴が放出されることになる。
【0004】ヒューレット・パッカード社製のDesk
Jet(登録商標)プリンタのような、市販されている
熱式インクジェットプリンタは、種々の色相をもつイン
ク:例えば、マゼンタ、黄色、及びシアン、及び任意選
択でブラックを使う。インクを作るのに用いる着色剤、
例えば染料、の特定セットを“基本的染料セット”(p
rimary dye set)と呼ぶ。複数色の、例
えば二次的色のスペクトルは、その基本的染料セットの
種々の組合せを用いて作ることができる。
【0005】与えられた任意の知覚色は、当分野で周知
のように、CIELAB、及びMunsellのよう
な、色空間のどれか1つを使って描写することができ
る。例えば、Munsell色空間では、ある与えられ
た色は、3つの用語、色相(Hue)、色価(Valu
e)、及び色度(Chroma)を使って定義される。
同様に、CIELAB色空間では、色は、3つの項、L
、a、及びbを使って定義される。Lは、色の
明るさを定義し、ゼロ(黒色)から100(白色)の範
囲にある。項a及びbは、共に、ある与えられた色
の色相及び色度特性を定義する。項aは、より負側の
数、緑色から、より正側の数、赤色に及ぶ。項bは、
より負側の数、青色から、より正側の数、黄色に及ぶ。
色相角(h°)及び色度(C)のような補足項も、与
えられた色をさらに描写するのに用いられ、ここで、 h°=tan−1(b/a) 式1 C=(a*2+b*21/2 式2 である。
【0006】CIELAB色空間においては、デルタE
(ΔE)は、最初に印刷されたときの印刷画像の色と、
光に露出後の色(即ち、退色《lightfade》)
のような、2色間の差異を定義するもので、ΔEの数が
大きい程、2色間の差異は大きくなり、 ΔE=[(L −L +(a −a +(b −b 1/2 式3 ΔE=(ΔL*2+Δa*2+Δb*21/2 式4 となる。
【0007】一般に、カラーインクジェット印刷に際し
て好結果を生むインクセットは、次の諸特性を持ってい
なければならない:良好な耐クラスト性(crusti
ngresistance)、十分な安定性、適当な粘
性、適当な表面張力、カラーとカラーとのブリード(b
leed)の十分な低減、速い乾燥時間、媒質とのネガ
ティブな反応が無い、使用者の安全性、及び低いストラ
イクスル−(strike−through)。インク
が熱インクジェットシステムに載せられる場合は、さら
にコゲーション(kogation)にも耐性がなけれ
ばならない。
【0008】加えて、インクセットは、正確な色相及び
高い色度のような、良好なカラー特性を持つ印刷画像を
実現できなければならない。普通紙上での色形成が要求
される上、同インクセットは、透明フィルム及びコート
紙のような、その他の印刷媒体上で使えることも必要で
ある。インクセットに対する別の要件は、耐光性である
ところのハードコピー出力を実現して、オリジナルのカ
ラー情報を保全することである。
【0009】これらの条件の幾つかは、インク媒質の設
計によって満足させられるが、その他の条件は、着色剤
の適切な選択と組合せによって満足させなければならな
い。着色剤の選択は、着色剤の選択に際して追加制約が
あるときは、カラー対カラーのブリード制御メカニズム
のような、その他のシステム要件の故に、特に重要とな
る。
【0010】インクが染料ベースであるか顔料ベースで
あるかに関係なく、インクジェット用インクは、通常、
カラー対カラー又はブラック対カラーのブリード制御と
言う問題に直面する。用語“ブリード”は、ここで使わ
れるときは、インクが印刷媒体上に堆積されると、1つ
のカラーから他のカラーへの、それらの間のぎざぎざの
境界で表されるような、侵入であると定義される。ブリ
ードは、複数の色が紙基板の表面上で、及び基板自体の
内部で、混ざり合うときに起こる。ブリードの発生は、
ブラックインクと近接して印刷されたカラーインクとの
間では、それが全てさらによく見えるという理由から特
に問題となる。故に、良好な印刷品質を得るには、ブリ
ードを実質的に減ずるか又は排除して、カラー間の境界
をきれいにし、且つ1つのカラーの他への侵入が無いよ
うにしなければならない。
【0011】印刷画像間のブリードを制御するのに用い
られる1つの対処法は、米国出願番号08/56797
4(標題“Bleed Alleviation in
Ink−Jet Inks using Oraga
nic Acids,”、Adamic等によって提出
され、本発明と同じ譲受人に譲渡)及び08/7410
73(標題“Bleed Alleviation i
n Ink−JetInks Using Acids
Containing a BasicFuncti
onal Group,”、Loomanによって提出
され、本発明と同じ譲受人に譲渡)に開示されているよ
うに、1つのインク(pH−感応性インク《pH−se
nsitive ink》)におけるpH−感応性染料
の沈殿物を、そのpH−感応性染料と(第一のインクよ
り高いか低い)適当なpHを有する第二のインク(標的
インク)とを接触させることにより、印刷媒体上に押し
付けることである。印刷媒体に接触すると、第一のイン
クのpH−感応性染料が不溶性となり、よって、ブリー
ドが少なくなる。
【0012】ブリードを制御するpH−感応メカニズム
(pH sensitivitymechanism)
を利用するためには、適当なpH範囲において上の性能
要求の全てを実現し得る1セットのインクを得ることが
重要となる。
【0013】
【発明の目的】従って、比較的低いpH環境において適
当なカラー品質及び耐光特性をもたらし得る染料セット
の必要性が存在する。本発明は、この必要性に応え、イ
ンクジェットプリンタ用として適したインクを提供する
ことを目的とする。
【0014】
【発明の概要】本発明の染料セットは、媒体の有効範囲
にわたって優れたカラー品質と耐光性を示すものであ
る。さらに、同染料セットは、その性能を広いpH範囲
にわたって、特に低pHで維持するものである。この広
いpH範囲にわたる機能性によって、pH−感応ブリー
ド制御メカニズムを使用することが可能となる。より詳
細には、黄色、マゼンタ、及びシアンインクを製造する
ための、それぞれ、Direct Yellow 13
2とAcid Yellow 23;Magenta
377とAcid Red 52;及びDirect
Blue 199とAcid Blue 9から成る特
定の染料セットを開示する。
【0015】 〔発明の詳細な説明〕本明細書に記述された発明は、P
alo Alto,Californiaのヒューレッ
ト・パッカード社製DESKJET(登録商標)プリン
タのような、市販インクジェットプリンタを使ってイン
クジェット画像を印刷するための染料セットを対象とす
る。該染料セットによって、媒体の有効範囲上に、優れ
た耐光性を有する高品質カラー画像を生成するインクジ
ェットカラープリンタが可能となる。さらに、同染料セ
ットは、その性能を広いpH範囲にわたって、特に低p
Hで維持するものである。この広いpH範囲にわたる機
能性によって、pH−感応ブリード制御メカニズムを使
用することが可能となる。本発明のインクジェットイン
クの組成は、標的インク(pH−感応性インクにおいて
pH−感応性着色剤の沈殿物を生ずるべく適当なpHを
有するインク)に使用する時、水溶性酸、好ましくは、
問題としているpH−感応性着色剤のそれに等しいか又
はそれ未満のpKaを有する有機酸を含有する。
【0016】本発明の水性インクは、重量で(全インク
組成のパーセントとして表示)、着色剤約0.1〜約7
wt%;有機酸約0.1〜約20wt%;pH−調節成
分約0.1〜約20wt%;アルコール約3〜約20w
t%の;2−ピロリドン約3〜約9wt%;グリコール
エーテル約5wt%以下;界面活性剤、殺生物剤、及び
金属キレート化剤から成る群から独立に選択される少な
くとも1つの成分約4wt%以下;及び残余水から成
る。
【0017】本明細書における濃度は、別途指示しない
限り、全て、全インク組成の重量パーセントである。全
ての成分の純度は、インクジェットインクとして通常の
業務用に採用されているものである。
【0018】〔着色剤〕染料セットの着色剤を選択する
際は、次の諸因子を考慮すべきである:低pHでの溶解
性;低pHでの耐光性;普通紙での色相と色度;インク
ジェット用透明フィルム、クレーコートインクジェット
用紙;及びインクジェット用光沢紙のような特殊媒体で
の色相、色度及び耐光性。
【0019】〔染料選択工程〕pH−感応ブリード制御
メカニズムを利用するためには、染料は低pH範囲で溶
解できること(即ち、容易に溶解し、且つ周囲温度で及
び加速(比較的高温度)保管条件で長時間にわたり低p
Hでの溶解状態を保つ染料)が必要であった。pH−感
応ブリード制御メカニズムに使える適切なpH範囲は、
約2〜約6、好ましくは約3〜約5、最も好ましくは約
3.5〜4.5である。カルボキシル酸の染料、特に
(Direct Yellow 86のような)多重カ
ルボキシ酸部分を有するものは、pH約3.5〜約4.
5のような、低pHでは溶けなかった。中性又は塩基性
pHで両性イオンである多くの染料(例えば、スルホン
酸及びアミノ基類を有する発色団類)も低pHで溶けな
いことが見出された。
【0020】次の判定基準は、低pHでの染料の耐光性
であった。低pHは、表2の1〜表2の2から分かるよ
うに、多くの通常の染料の耐光性に関してはマイナス効
果を有することも見出された。
【0021】染料選択に関する次の重要な判定基準は、
カラー品質であった。特に普通紙上で、着色剤が適当な
色相を有する高い色度の印刷画像を生成することは重要
であった。最初の2つの要件、即ち、低pHでの溶解度
と耐光性を満足した染料の多くは、その何れか又は両方
とも(1)普通紙での理想的色相角の標的から逸れ、且
つ(2)低い色度を示す印刷画像を生成することが分か
った(表3の1〜表3の3参照)。
【0022】染料セット選択に当たっての最終的考察
は、特殊媒体上の着色剤の色度と耐光性であった。多く
のマゼンタ及び黄色の染料は、普通紙では適度に耐光性
であるが、コート媒体及び透明フィルムでは耐光性では
なかった(表5の1〜表5の2参照)。特に、特殊媒体
で耐光性であり、且つ普通紙で適度に色度があった黄色
の着色剤も、特殊媒体で高い色度を示さないものがあっ
た(例えば、Direct Yellow 132)。
【0023】好ましいインクセットは、普通紙では次の
諸特性を呈するであろう: 黄色− 1年疑似退色性が約25未満;色度が約79を
上回り;色相角が約90〜約100の範囲、より好まし
くは約93〜約97の範囲: マゼンタ− 1年疑似退色性が約30未満;色度が約6
0を上回り;色相角が約343〜約352の範囲、より
好ましくは約345〜約350の範囲:そして シアン− 1年疑似退色性が約15未満;色度が約42
を上回り;色相角が約230〜約238の範囲、より好
ましくは約232〜約236の範囲。
【0024】本発明の染料セットは、未コート紙並びに
コート紙とも、媒体の範囲で優れたカラー品質(即ち、
適切な色相角と高い色度)と、耐光性を示した。本発明
の染料セットは下記から成る: 黄色− Direct Yellow 132(DY1
32−Clariant Corp.,Charlot
te,NCのような会社から市販)、及びAcid Y
ellow 23(AY23−Hilton Davi
s Co.,Cincinnati,OHのような会社
から市販); マゼンタ− Magenta 377(M377−トリ
アジン環を有するアゾ染料(Ilford AG,Ru
e de l’Industrie,CH−1700
Fribourg,Switzerlandから市
販)、及びAcid Red 52(AR52−Tri
con Colors,Inc.,Elmwood P
ark,NJから市販);及び シアン− Direct Blue 199(DB19
9−ZenecaSpecialist Colour
s,New Castle,DEのような会社から市
販)、及びAcid Blue 9(AB9−Warn
er−Jenkinson Co.,Inc.,St.
Louis,MOのような会社から市販)。
【0025】本発明のインクは、約0.1〜約7wt%
の、より好ましくは約0.1〜約4wt%の染料を含
む。該染料は、アルカリ金属(Na、K、又はLi)又
は第四アンモニウムのような、それらの塩の形であって
よい。Naのような、これらの塩の形のあるものは市販
されている。その他の塩の形も、よく知られた技術を使
って作ることができる。
【0026】最も好ましいインク組成は、下記から成
る: 黄色− 約1〜約2.1wt%のDY132、及び約1
〜約2.5wt%のAY23; マゼンタ− 約1.9〜約3.4wt%のM377、及
び約0.8〜約1.4wt%のAR52;及び シアン− 約1.1〜約2.2wt%のDB199、及
び約0.6〜約1.3wt%のAB9。
【0027】染料の好ましい塩の形は:Naと会合させ
たDY132と、テトラメチルアンモニウム(TMA)
と会合させたAY23;Naと会合させたM377と、
Liと会合させたAR52;及びTMAと会合させたD
B199と、Naと会合させたAB9。
【0028】染料は、逆浸透プロセスを採用している1
987年8月11日付けのPalmerによる米国特許
第4,685,968号(標題“Process fo
rPreparing Ink Compositio
ns for Ink−Jets Printer
s”、本発明と同じ譲受人に譲渡)に記述されているよ
うな標準のプロセスに従って精製してよい。幾つかの染
料(特に、Acid Yellow 23)では、精製
の後で従来のイオン交換処理が要求される。
【0029】〔酸〕pH−感応ブリード制御メカニズム
の使用が望まれる時、そのpH−感応ブリード制御メカ
ニズムが効力を発揮するのに十分な濃度で酸をインクに
用いてよい。好ましくは、その酸は、インク中で約0.
1〜20wt%の範囲の濃度を有する有機酸である。好
ましくは、その有機酸の濃度は、約0.5〜約8wt%
の、そして最も好ましくは約1〜約8wt%の範囲にあ
る。
【0030】本発明のインクジェットインク組成に適切
に用いられる有機酸は、限定するものではないが、単官
能性、二官能性、及び多官能性有機酸のような化合物の
何れか、又は2つ以上の混合物を含む。一般に、問題と
しているpH−感応性着色剤のそれに等しいか又はそれ
未満のpKaを有する任意の可溶性有機酸は、適切に使
用できることが予想される。好ましくは、次の有機酸類
の1つを用いる:ポリアクリル酸、酢酸、グリコール
酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン
酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石
酸、乳酸、スルホン酸、及びオルト−リン酸及びそれら
の誘導体類。有機酸成分は、適当な有機酸の混合物から
成ってもよい。用いられる特定の酸は、特定のインク配
合物によって決まる。グリコール酸、コハク酸、及びク
エン酸は概して好ましいが、その他の有機酸の何れも本
発明の実施に適切に用いることができる。
【0031】〔pH−調整成分〕インクのpHは、pH
−調整成分を使って所望のpHに調整することができ
る。pH−調整成分は、無機又は有機の塩基、又は塩基
性官能基を含む有機酸であってよい(本発明の譲受人に
譲渡されたLoomanによる1996年10月30日
付けの米国出願08/741073参照)。pH−調整
成分は、好ましくは、アルカリ水酸化物類、水酸化第四
アンモニウム類、アミノ酸類、及びアミン類から成る群
から選択される。最も好ましくは、pH−調整成分は、
水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化テトラメチルア
ンモニウム(TMAOH)、β−アラニン、4−アミノ
酪酸、及びエタノールアミン類から成る群から選択され
る。
【0032】pH−調整成分は、約0.1〜20wt%
の範囲で存在する。本発明のインクのpHは、約2〜約
6、好ましくは約3〜約5、最も好ましくは約3.5〜
4.5の範囲にある。
【0033】〔媒質〕本発明のインクの媒質は、各着色
剤と相容性であるような、商業上の実施において見られ
る成分を含む。媒質は、好ましくは、有機酸成分及びp
H−調整成分に加えて、(全インク組成のパーセントで
表して)約3〜約20wt%のアルコールと、約3〜約
9wt%の2−ピロリドンと、約5wt%未満のグリコ
ールエーテルを含む。
【0034】インク媒質に用いてよいアルコール類の例
には、エタンジオール類(例えば、1,2−エタンジオ
ール);プロパンジオール類(例えば、1,2−プロパ
ンジオール、1,3−プロパンジオール、2−エチル−
2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジオー
ル、エチルヒドロキシプロパンジオール(EHP
D));ブタンジオール類(例えば、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール);ペンタンジオール
類(例えば、1,5−ペンタンジオール);ヘキサンジ
オール類(例えば、1,6−ヘキサンジオール、2,5
−ヘキサンジオール);オクタンジオール類(例えば、
1,2−オクタンジオール、1,8−オクタンジオー
ル);デカンジオール類(例えば、1,2−デカンジオ
ール);ブタントリオール類(例えば、1,2,4−ブ
タントリオール);ペンタントリオール類(例えば、3
−メチル−1,3,5−ペンタントリオール);及びそ
れらの混合物ような化合物の何れか、又は2つ以上の混
合物が含まれる。
【0035】インク媒質のグリコールエーテル成分は、
通常、インクジェットインク組成に用いられている、グ
リコールエーテル類とチオグリコールエーテル類の何れ
か、及びそれらの混合物から成ってよい。該化合物の例
には、ポリエチレングリコール類(例えば、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレン
グリコール)、ポリプロピレングリコール類(例えば、
ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、
テトラプロピレングリコール)のようなポリアルキレン
グリコール類;高分子量グリコール類(例えば、PEG
200,PEG300,PEG400,PPG40
0);及びチオジグリコールが含まれる。
【0036】最も好ましくは、媒質は、有機酸成分とp
H−調整成分に加えて、約4〜約11wt%の1,5−
ペンタンジオールと、約2〜約8wt%の2−エチル−
2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール(E
HPD)と、約3〜約9wt%のピロリドンを含む。
【0037】〔その他の成分〕本発明のインクの媒質に
用いてよいその他の成分には、界面活性剤類、殺生物剤
類、等が含まれ、それらの各々は、インクジェット印刷
に通常用いられる添加剤類である。
【0038】界面活性剤成分に特に注目すれば、インク
は、約4wt%未満、より好ましくは約1〜約2.5w
t%の界面活性剤を任意に含んでいてよい。界面活性剤
のよく知られた目的の1つは、印刷媒体中へのインクの
浸透性を高めてカラー対カラーのブリードを防ぐことで
ある。界面活性剤はまた、実質的に均一な表面エネルギ
ーをインクに作り出して、ノズル板上のインクの泥化
(puddling)に起因した誤方向放出液滴の発生
を減らすのに用いてもよい。本発明のインク組成に好ま
しく用いられる界面活性剤類の例には、アニオン界面活
性剤類と非イオン界面活性剤類がある。
【0039】本発明の要求に一致させて、他の様々な種
類の添加剤をインクに用いて、特定用途に使えるようイ
ンク組成の諸特性を最適化してよい。例えば、熟練した
当業者に周知のように、1つ以上の殺生物剤、殺真菌
剤、及び/又は殺粘液菌剤(微生物剤)を当分野で通常
実施されているようにインク組成に用いてよいが、イン
クの溶媒含量が高い場合は、殺生物剤は最少でよい。適
切に使われる微生物剤の例には、限定されるものではな
いが、NUOSEPT(Nudex,Inc)、UCA
RCIDE(Union Carbide)、VANC
IDE(RT Vanderbilit Co.)、及
びPROXEL(ICI America)がある。E
DTAのような金属イオン封鎖剤類(sequeste
ringagents)を含有させて、重金属不純物の
有害な影響を排除してもよい。
【0040】本発明の実施に当たって実現される諸利点
を以下の実施例で説明する。
【0041】〔工業上の応用性〕本明細書に開示した本
発明の染料セットとインク組成は、インクジェットカラ
ー印刷の実用に供されるものと期待される。
【0042】
【実施例】媒質が、表1に示されるような、下記のwt
%での組成から成る場合のインクを製造した。インクの
pHは、TMAOH又はNaOHを使って所望のレベル
に調整した。
【0043】
【表1】
【0044】〔プリントサンプル作製法〕必要な場合に
は、Hewlett−Packard DeskJet
(登録商標)プリンタを使って調合インクのプリントサ
ンプルを作った。用いた印刷媒体には、Mead製のG
ilbert Bond紙のような普通紙;クレーコー
トの、Hewlett−Packard Premiu
m InkJet Paperの部品番号51634
Y、のようなコート媒体;Hewlett−Packa
rd Premium Glossy Paperの部
品番号C3836A、のようなフィルムベースの光沢媒
体;及びHewlett−Packard Premi
um InkJet Transparency fi
lmの部品番号HPC3834A、を含めた。
【0045】〔退色性とカラー品質の測定〕カラー品質
と退色性は、それぞれ所望のインク/印刷媒体の組合せ
について2枚のシート上にカラーパレットを印刷して測
定した。カラーパレットは、シアン、マゼンタ、及び黄
色の100%領域充填した約1cm方形から構成し、
各300dpi(インチ当りのドット数)画素で約60
ピコリットルのインクを受容。二次色(即ち、赤、緑、
及び青)含有のカラーパレットも必要時に染料セット選
択のために作製し、各300dpi(インチ当りのドッ
ト数)画素で約120ピコリットルのインクを受容。二
次色についてのインクレイダウン(lay down)
の順序は、適宜、シアン、マゼンタ、及び黄色であっ
た。印刷画像のカラー座標、L、a、及びbは、
BYK−Gardner Inc.(Silver S
prings,MD,USA)製の、BYK−Gard
ner TMCのような市販の比色計を使い、標準のカ
ラー測定手順によって測定した。さらに、退色性を評価
するため、インク/媒体の組合せの各々について印刷サ
ンプルの1つを、Atlas Fade−ometer
を使って、(メーカの取扱説明書に従い定めた)オフイ
ス光の1年に相当する光に曝した。退色画像の座標を上
述の手順に従って測定した。色相角(h°)と色度(C
)は、それぞれ、前出の式1と2を使って、各印刷サ
ンプルにつき計算し、妥当であった。ΔEで表される退
色性を各サンプルセットについて前出の式4を使って計
算した。
【0046】退色性の値が最小で且つ色度が最大である
ことが望ましい。適切な色相は、インクの色、即ち、黄
色、マゼンタ、及びシアンに依存する。黄色、マゼン
タ、及びシアンに対する適切なh°は、それぞれ、約9
5、約347、及び約235度であった。
【0047】〔耐光性に及ぼすpHの効果〕表2の1〜
表2の2に示した染料と、表1に示した2つの媒質を使
ってインクを調合した。普通紙上に印刷サンプルを作っ
た。測定した退色性を表2の1〜表2の2に示す。1:
10,000希釈の各インクについて吸光度をラムダ最
大で測定した。
【0048】
【表2の1】
【0049】
【表2の2】
【0050】表2の1〜表2の2のデータで立証される
ように、種々の染料で調合したインクの耐光性において
pHは顕著な役割を演じた。注目できるように、本発明
の染料セットを使って調合したインクは、低pHにおい
てさえ優れた耐光性を示した。
【0051】〔未コート紙上のカラー品質と退色性〕表
3の1〜表3の3による染料と表1に示した低pHの媒
質を使ってインクを調合した。普通紙上に印刷サンプル
を作った。測定したカラー品質と退色性を表3の1〜表
3の3に示す。1:10,000希釈の各インクについ
て吸光度をラムダ最大で測定した。
【0052】
【表3の1】
【0053】
【表3の2】
【0054】
【表3の3】
【0055】表3の1〜表3の3において、 1:Yellow 104;Ilford AG,Ru
e de l’Industrie,CH−1700
Fribourg,Switzerlandから市販。 2:黄色、マゼンタ、及びシアンに対する適切なh°
は、それぞれ、約95、347、及び235であった。
【0056】表3の1〜表3の3のデータから分かるよ
うに、未コート紙上でのカラー品質と退色性の両方とも
優れていたのは、本発明の染料セットだけである。
【0057】二次色(赤、緑、青)のカラー品質に及ぼ
す基本着色剤(黄色、マゼンタ、及びシアン)の効果を
より明確に立証するために、普通紙上での本発明の染料
セットと他の染料セットについてカラー品質を測定し、
その結果を表4の1〜表4の2に示した。本発明の染料
セットで生成された二次色の退色性をも測定し、表4の
1〜表4の2に示す。注意すべきは、表4の1〜表4の
2の諸例は、マゼンタとシアンの染料のみの組合せであ
るということである。基本色としての黄色は、二次色を
作り出す際のその作業とは無関係に、普通紙上で適切な
色相と色度をもつ印刷画像を示さなければならない。
【0058】
【表4の1】
【0059】
【表4の2】
【0060】赤、緑、及び青の二次色についての適切な
色相角及び色度は、それぞれ、約24〜約28、約14
5〜約155、約285〜約295;及び52を上回
り、51を上回り、及び35を上回る。表4の1〜表4
の2から分かるように、適切な色相と高い色度を有する
二次色を作り出したのは、本発明の染料セットだけであ
る。
【0061】〔コート媒体及び透明体上のカラー品質〕
表5の1〜表5の2に示した染料と、表1に示した低p
Hの媒質を使ってインクを調合した。印刷サンプルは、
フィルムをベースとした光沢紙、透明フィルム、及びク
レーコート紙上に作った。測定した退色性とCを表5
の1〜表5の2に示す。1:10,000希釈の各イン
クについて吸光度をラムダ最大で測定した。
【0062】
【表5の1】
【0063】
【表5の2】
【0064】表2の1〜表5の2のデータで立証されて
いるように、本発明に従って調合したインクの各々は、
高い色度をもちながら、より低いpHで、顕著に低い退
色性を示す印刷サンプルを作り出した。注目すべきは、
本発明のインクは、全媒体セットについて、耐光性の改
善(より低い退色性)を立証したことである。
【0065】以上、本明細書において、普通紙及びコー
ト媒体の全範囲にわたって、特に低pHで、優れたカラ
ー品質と耐光性を実現することを目的とした、Mage
nta 377とRed 52、Direct Yel
low 132とAcidYellow 23、及びD
irect Blue 199とAcid Blue
9から成るインクジェット染料を開示した。明らかな特
性についての様々な変更並びに修正は、本発明の精神か
ら逸脱することなく、実施し得るということは、熟練し
た当業者には容易に理解できよう。前述の変更と修正
は、全て、請求の範囲によって定められた本発明の範囲
内に帰属するものと考えられる。
【0066】以上詳述したように、本発明は、〔1〕少
なくとも1つの黄色染料を含有する黄色インクであっ
て、普通紙上で、色相角が約90〜約100の範囲にあ
り、色度が約79を上回り、且つ1年疑似退色性が約2
5未満である黄色インク;少なくとも1つのマゼンタ染
料を含有するマゼンタインクであって、普通紙上で、色
相角が約343〜約352の範囲にあり、色度が約60
を上回り、且つ1年疑似退色性が約30未満であるマゼ
ンタインク;及び少なくとも1つのシアン染料を含有す
るシアンインクであって、普通紙上で、色相角が約23
0〜約238の範囲にあり、色度が約42を上回り、且
つ1年疑似退色性が約15未満であるシアンインク;を
含んで成り;前記の黄色、マゼンタ、及びシアン染料
は、約2〜約6の範囲のpHを有する水性溶媒に可溶性
であることを特徴とするインクジェット印刷用インクセ
ットに関し、以下のような好ましい実施態様を有する。
【0067】〔2〕前記の黄色インクが、約93〜約9
7の範囲の色相角を有し;前記のマゼンタインクが、約
345〜約350の範囲の色相角を有し;且つ前記のシ
アンインクが、約232〜約236の範囲の色相角を有
することを特徴とする〔1〕記載のインクセット。
【0068】また、本発明は、〔3〕Direct Y
ellow 132とAcid Yellow 23の
染料を含有する黄色インク;Magenta 377と
Acid Red 52の染料を含有するマゼンタイン
ク;及びDirect Blue 199とAcid
Blue 9の染料を含有するシアンインク;を含んで
成るインクジェット印刷用インクセットに関し、以下の
ような好ましい実施態様を有する。
【0069】〔4〕各インクにおける染料全体の濃度が
約0.1〜約7wt%の範囲であることを特徴とする
〔3〕記載のインクセット。
【0070】〔5〕各インクにおける染料全体の濃度が
約0.1〜約4wt%の範囲であることを特徴とする
〔3〕記載のインクセット。
【0071】〔6〕前記の黄色インクが、約1〜約2.
1wt%のDirect Yellow 132と約1
〜約2.5wt%のAcid Yellow 23を含
み;前記のマゼンタインクが、約1.9〜約3.4wt
%のMagenta 377と約0.8〜約1.4wt
%のAcid Red 52を含み;且つ前記のシアン
インクが、約1.1〜約2.2wt%のDirect
Blue199と約0.6〜約1.3wt%のAcid
Blue 9を含む;ことを特徴とする〔3〕記載の
インクセット。
【0072】〔7〕前記のDirect Yellow
132がナトリウムと会合され、且つ前記のAcid
Yellow 23がテトラメチルアンモニウムと会
合され;前記のMagenta 377がナトリウムと
会合され、且つ前記のAcidRed 52がリチウム
と会合され;及び前記のDirect Blue 19
9がテトラメチルアンモニウムと会合され、且つ前記の
Acid Blue 9がナトリウムと会合されてい
る;ことを特徴とする〔3〕記載のインクセット。
【0073】〔8〕各インクのpHが、約2〜約6の範
囲にあることを特徴とする〔3〕記載のインクセット。
【0074】
〔9〕各インクのpHが、約3〜約5の範
囲にあることを特徴とする〔8〕記載のインクセット。
【0075】〔10〕各インクのpHが、約3.5〜約
4.5の範囲にあることを特徴とする
〔9〕記載のイン
クセット。
【0076】〔11〕各インクがさらに有機酸を含有す
ることを特徴とする〔3〕記載のインクセット。
【0077】〔12〕前記の有機酸が、グリコール酸、
コハク酸、クエン酸、及びそれらの混合物類から成る群
から選択されることを特徴とする〔11〕記載のインク
セット。
【0078】〔13〕前記の有機酸が、約0.1〜約2
0wt%の範囲の濃度で存在することを特徴とする〔1
1〕記載のインクセット。
【0079】〔14〕前記の有機酸が、約0.5〜約8
wt%の範囲の濃度で存在することを特徴とする〔1
3〕記載のインクセット。
【0080】さらに、本発明は、〔15〕インクジェッ
ト用インクの1セットを印刷媒体上へ印刷することを包
含するインクジェットプリンタ使用の印刷方法におい
て、該インクセットが:Direct Yellow
132とAcid Yellow 23の染料を含有す
る黄色インク;Magenta 377とAcid R
ed 52の染料を含有するマゼンタインク;及びDi
rect Blue 199とAcid Blue 9
の染料を含有するシアンインク;から成ることを特徴と
するインクジェット印刷方法に関し、以下のような好ま
しい実施態様を有する。
【0081】〔16〕各インクにおける染料全体の濃度
が、約0.1乃至約7wt%の範囲であることを特徴と
する〔15〕記載の印刷方法。
【0082】〔17〕各インクのpHが、約2〜約6の
範囲にあることを特徴とする〔15〕記載の印刷方法。
【0083】〔18〕各インクがさらに有機酸を含有す
ることを特徴とする〔17〕記載の印刷方法。
【0084】加えて、本発明は、〔19〕インクジェッ
ト用インクの1セットを印刷媒体上へ印刷することを包
含するインクジェットプリンタ使用の印刷方法におい
て、普通紙上で:黄色インクが、約90〜約100の範
囲の色相角、約79を上回る色度、及び約25未満の1
年疑似退色性を有し;マゼンタインクが、約343〜約
352の範囲の色相角、約60を上回る色度、及び約3
0未満の1年疑似退色性を有し;且つシアンインクが、
約230〜約238の範囲の色相角、約42を上回る色
度、及び約15未満の1年疑似退色性を有する;ことを
特徴とするインクジェット印刷方法に関する。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、媒体
の有効範囲にわたって優れたカラー品質と耐光性を示す
インクジェット印刷用のインクを提供することができ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの黄色染料を含有する黄
    色インクであって、普通紙上で、色相角が約90〜約1
    00の範囲にあり、色度が約79を上回り、且つ1年疑
    似退色性が約25未満である黄色インク;少なくとも1
    つのマゼンタ染料を含有するマゼンタインクであって、
    普通紙上で、色相角が約343〜約352の範囲にあ
    り、色度が約60を上回り、且つ1年疑似退色性が約3
    0未満であるマゼンタインク;及び少なくとも1つのシ
    アン染料を含有するシアンインクであって、普通紙上
    で、色相角が約230〜約238の範囲にあり、色度が
    約42を上回り、且つ1年疑似退色性が約15未満であ
    るシアンインク;を含んで成り;前記の黄色、マゼン
    タ、及びシアン染料は、約2〜約6の範囲のpHを有す
    る水性溶媒に可溶性であることを特徴とするインクジェ
    ット印刷用インクセット。
  2. 【請求項2】 Direct Yellow 132と
    Acid Yellow 23の染料を含有する黄色イ
    ンク;Magenta 377とAcid Red 5
    2の染料を含有するマゼンタインク;及びDirect
    Blue 199とAcid Blue 9の染料を
    含有するシアンインク;を含んで成るインクジェット印
    刷用インクセット。
  3. 【請求項3】 インクジェット用インクの1セットを印
    刷媒体上へ印刷することを包含するインクジェットプリ
    ンタ使用の印刷方法において、 該インクセットが:Direct Yellow 13
    2とAcid Yellow 23の染料を含有する黄
    色インク;Magenta 377とAcid Red
    52の染料を含有するマゼンタインク;及びDire
    ct Blue 199とAcid Blue 9の染
    料を含有するシアンインク;から成ることを特徴とする
    インクジェット印刷方法。
  4. 【請求項4】 インクジェット用インクの1セットを印
    刷媒体上へ印刷することを包含するインクジェットプリ
    ンタ使用の印刷方法において、 普通紙上で:黄色インクが、約90〜約100の範囲の
    色相角、約79を上回る色度、及び約25未満の1年疑
    似退色性を有し;マゼンタインクが、約343〜約35
    2の範囲の色相角、約60を上回る色度、及び約30未
    満の1年疑似退色性を有し;且つシアンインクが、約2
    30〜約238の範囲の色相角、約42を上回る色度、
    及び約15未満の1年疑似退色性を有する;ことを特徴
    とするインクジェット印刷方法。
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