JPH10329398A - 帳票フォームテスト装置 - Google Patents

帳票フォームテスト装置

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Publication number
JPH10329398A
JPH10329398A JP9140101A JP14010197A JPH10329398A JP H10329398 A JPH10329398 A JP H10329398A JP 9140101 A JP9140101 A JP 9140101A JP 14010197 A JP14010197 A JP 14010197A JP H10329398 A JPH10329398 A JP H10329398A
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JP
Japan
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attribute
data
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test
processing
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Withdrawn
Application number
JP9140101A
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English (en)
Inventor
Masaki Kobayashi
正樹 小林
Masamichi Arai
正通 新井
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は帳票フォームを設計、編集する際、
帳票フォームの試し印刷又は表示を行う帳票フォームテ
スト装置に関し、特に帳票フォームの正確な印刷イメー
ジを反映した試し印刷、又は表示を可能とする帳票フォ
ームテスト装置を提供するものである。 【解決手段】 本発明は、フォームデータのフィールド
に被フォームデータを合成印字し、印刷処理を行う帳票
フォームのテスト装置であり、フィールドに付加された
属性が印刷イメージに反映するデータである場合、例え
ばフィールドに対する色付け、網掛け、強調等の属性で
ある場合、対応する属性処理を行った状態で印刷、又は
表示処理を行い、極めて実際の帳票印刷に近い状態で帳
票フォームの印刷処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票フォームを設
計、編集する際、帳票フォームの試し印刷、又は試し表
示を行う帳票フォームテスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、帳票印刷においてフォームオーバ
レイ印刷が広く使用されている。このフォームオーバレ
イ印刷は、罫線枠等の定型書式であるフォームデータに
被フォームデータを合成して印刷を行うものであり、被
フォームデータはフィールド(セル)に書き込まれる。
【0003】このような帳票印刷において、フィールド
に書き込まれる被フォームデータは文字列や数値列であ
り、また帳票印刷によっては各フィールドに書き込まれ
る被フォームデータに属性を付加する場合がある。例え
ば、フィールド枠内を指定する色で塗りつぶし、又は指
定するフィールドに網点処理や強調処理を施す場合であ
る。
【0004】一方、従来の帳票フォーム印刷において
は、定型書式である帳票フォームが正しく設計されてい
ることを確認するため、例えば帳票フォームを編集する
際、試し(テスト)印刷を行っている。
【0005】図11は、従来のテスト印刷を行う際のシ
ステム図である。同図において、試し印刷処理はパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置11で作成する印刷
情報をプリンタ12に出力し、記録紙にテスト印刷画像
を印刷するものである。すなわち、帳票フォーム編集処
理部11aは帳票フォームを作成、編集し、帳票フォー
ムデータとして帳票フォームデータ記憶部11bへ出力
し、帳票フォームデータ記憶部11bに帳票フォームデ
ータを記憶する。
【0006】また、フィールド属性設定処理部11c
は、上述の色の付加、網点処理や強調処理、等のフィー
ルド属性を設定する機能を有し、設定したフィールド属
性データをフィールド属性データ記憶部11dに記憶す
る。一方、帳票フォーム試し印刷処理部11eは、帳票
フォームデータ記憶部11bから帳票フォームデータを
読み出し、プリンタ12へ出力する。
【0007】プリンタ12は、供給される上述の帳票フ
ォームデータに従って帳票フォームを試し印刷し、記録
紙にテスト出力する。そして、記録紙に印刷された帳票
フォームを確認することにより、帳票フォームの作成、
編集が正確に行われたか判断する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記帳
票フォームの試し印刷(テスト印刷)では、帳票フォー
ムデータのみをプリンタ12へ出力し、テスト印刷を行
う。したがって、テスト印刷の際、記録紙に印刷される
帳票フォームは罫線枠や定型書式の帳票フォームのみで
あり、属性データは印刷されない。
【0009】このため、従来のテスト印刷においては、
帳票フォームの印刷画像に反映する属性を確認すること
ができない。例えば、帳票フォームの印刷画像に反映す
る属性として、指定するフィールド(セル)に対する色
の塗りつぶし処理がある。すなわち、帳票フォームの印
刷処理を行った場合、フィールドが指定された色で塗り
つぶされているか否かは、その印刷画像のイメージに大
きな影響を与える。
【0010】また、指定するフィールド内の文字列等に
対する網点処理や強調処理も印刷画像に反映する属性で
ある。さらに、文字種、文字サイズ、文字の反転処理等
も印刷画像に反映する属性である。
【0011】したがって、従来の帳票フォームのテスト
印刷では、上述のような印刷画像に反映する属性データ
は印刷画像に現れないため、実際の帳票フォームの印刷
画像に対して異なった印刷イメージとなっていた。
【0012】本発明は上記課題を解決するため、帳票フ
ォームの正確な印刷イメージを反映したテスト印刷、又
はテスト表示を行う帳票フォームテスト装置を提供する
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記課題を解決するため、帳票フォームを作成する帳票フ
ォーム作成手段と、印刷画像に反映する属性を前記帳票
フォームに付加する属性付加手段と、該属性付加手段に
より付加された帳票フォームをテスト出力するテスト出
力手段とを有する帳票フォームテスト装置を提供するこ
とによって達成できる。
【0014】ここで、帳票フォーム作成手段は、帳票フ
ォーム作成プログラムに従って例えば定型書式である帳
票を作成する。また、印刷画像に反映する属性とは、帳
票フォームの印刷イメージが、当該属性を付加した場合
と付加しない場合とで異なる場合である。また、テスト
出力手段は、帳票フォーム編集後の帳票フォーム、及び
属性データをテスト出力するものである。
【0015】このように構成することにより、印刷画像
に反映した属性を付加した帳票フォームを最終的な出力
の前にテスト印刷(試し印刷)、又はテスト表示(試し
表示)することができ、しかもテスト印刷又はテスト表
示される画像は極めて実際の印刷に近いため、より実際
の画像に近い状態で帳票フォームを確認することができ
る。
【0016】請求項2の記載は、前記請求項1記載の発
明をより具体的にするものであり、前記属性は例えば条
件付き属性である。ここで、条件付き属性とは、帳票フ
ォームのフィールドに印刷される被フォームデータが所
定範囲の値である時、そのフィールドにある色の印刷
(例えば塗りつぶし処理)を行い、又、他の範囲の値で
ある時、そのフィールドに他の色の印刷(例えば塗りつ
ぶし処理)を行うものである。したがって、上記属性が
そのような条件付き属性である場合、上記条件内の何れ
かの属性を選択して印刷処理を行う。
【0017】尚、条件付き属性は色の指定に限るもので
はなく、網点処理の場合の網の密度や強調処理の場合の
強調の強さ、文字サイズの場合のサイズの相違、等であ
ってもよい。
【0018】請求項3の記載は、前記請求項2記載の発
明を更に具体的にするものであり、前記条件付き属性に
対する条件の選択は、例えば乱数を使用する。すなわ
ち、条件付き属性の中の1つの属性を選択する際、乱数
を使用して選択処理を行い、選択した属性条件に従って
処理を行う。
【0019】このように構成することにより、帳票フォ
ームに条件付き属性が設定されている場合でも、条件付
き属性の中の1つの属性を自動的に選択して印刷処理を
行うことができ、条件付き属性が付加されている場合で
も簡単に帳票フォームのテスト印刷を行うことができ
る。
【0020】請求項4の記載は、前記請求項1乃至3記
載をより具体的にするものであり、前記テスト出力手段
の出力は、例えばプリンタに供給される。このように構
成することにより、前記テスト出力手段の出力はプリン
タによって記録紙に印刷され、その印刷画像を確認する
ことにより属性が付加され、より自然な印刷状態の帳票
フォームを用いて帳票フォームのテストを行うことがで
きる。
【0021】請求項5の記載も、前記請求項1乃至3記
載をより具体的にするものであり、前記テスト出力手段
の出力は、例えば表示手段に供給される構成である。こ
のように構成することにより、前記テスト出力手段の出
力はCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示手
段に出力され、属性が付加された帳票フォームを上記の
ような表示手段に表示し、帳票フォームの印刷画像を予
め画面で確認することができる。
【0022】請求項6の記載は、前記請求項1乃至5の
記載をより具体的にするものであり、前記属性は、例え
ば前記フィールド内を所定の色で塗りつぶす処理であ
る。この属性の場合、当該属性を含むフィールドは指定
された色で塗りつぶされ、カラー印刷された帳票フォー
ムが出力される。また、表示手段を使用する場合には、
CRTディスプレイ等の表示手段に帳票フォームをカラ
ー出力する。
【0023】尚、属性データが前記条件付き属性である
場合、その条件の選択は前記と同様、例えば乱数が使用
され、ランダムに選択された属性条件に従って帳票フォ
ームをカラー印刷、又はカラー表示できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
を用いて詳細に説明する。 <第1の実施形態例>図1は、本発明の第1の実施形態
例を説明する図であり、帳票フォームテスト装置のシス
テム構成図である。
【0025】同図において、本例の帳票フォームテスト
装置は情報処理部1とプリンタ2で構成されている。情
報処理部1は、例えばパーソナルコンピュータで構成さ
れ、帳票フォーム編集処理部3、帳票フォームデータ記
憶部4、フィールド属性設定処理部5、フィールド属性
データ記憶部6、帳票フォーム試し印刷処理部7で構成
されている。
【0026】帳票フォーム編集処理部3は定型書式であ
る帳票フォームの編集処理を行い、例えば不図示の帳票
フォーム作成用のプログラムに従って所望の帳票フォー
ムデータを作成し、編集する。このようにして作成、編
集された帳票フォームデータは、帳票フォームデータ記
憶部4に記憶される。
【0027】図2は上述の帳票フォームデータの例を示
す図である。例えば、同図に示す「CHR(300、2
00)“売上一覧”ゴシック16P」の意味は、位置ア
ドレス(300、200)を開始点としてキャラクタ
“売上一覧”という文字をゴシック、16ポイントのフ
ォントを用いて書き込めという制御命令である。また、
次の1レコード「CHR(3300、300)“No ”
ゴシック9P」は、位置アドレス(3300、300)
を開始点としてキャラクタ“No ”という文字をゴシッ
ク、9ポイントのフォントを用いて書き込めという制御
命令である。
【0028】さらに、次のレコード「BOX(300、
600)- (4300、3000)実線1P」は、左上
のXY座標が(300、600)であり、右下のXY座
標が(4300、3000)の罫線枠を実線、1ポイン
トで作成せよという制御命令である。また、次のレコー
ド「LINE(300、1000)- (4300、10
00)実線0.75P」は、始点が(300、100
0)であり、終点が(4300、1000)である横罫
線を作成せよという制御命令である。以下、同図に示す
内容のレコードが記憶されている。
【0029】また、図3(a)は上述のレコードデータ
によって作成される帳票フォームの印刷例を示すもので
ある。但し、後述するようにプリンタ2により上述の帳
票フォームデータのみを印刷した場合の例である。
【0030】一方、フィールド属性設定処理部5は、帳
票フォーム編集処理部3で作成、編集した帳票フォーム
に対し、被フォームデータが格納される領域をフィール
ドと定め、そのそれぞれのフィールドに対して属性を設
定する。例えば、上述の図3(a)に示す例で説明する
と、同図(b)に示すように、帳票フォームのナンバー
“No ”の領域をフィールド「0001」と定め、各月
を表示する領域をフィールド「0002」〜「000
4」と定め、各項目の領域をフィールド「0005」〜
「0009」、フィールド「0010」〜「001
4」、フィールド「0015」〜「0019」、フィー
ルド「0020」〜「0024」と定める。さらに、合
計欄の領域をフィールド「0025」と定める。そし
て、各フィールド(セル)に対して指定される属性を設
定し、設定した各フィールドの属性データはフィールド
属性データ記憶部6に出力され、記憶される。
【0031】図4はフィールド属性データ記憶部6に記
憶された属性データの例を示す図である。同図の例の場
合、フィールド「0001」は左上のXY座標が(37
00、300)、右下のXY座標が(4300、50
0)の矩形領域に、数値形式“000”の数値データを
ゴシック体9ポイントのフォントを使用して印刷するこ
とを示す。また、フィールド「0002」は左上のXY
座標が(1100、600)、右下のXY座標が(19
00、1000)の矩形領域に、文字列(***)を明
朝体で9ポイントのフォントを使用して印刷することを
示す。以下、同図に示す通りであり、特にフィールド
「0009」、「0014」、「0019」、「002
4」、「0025」には所定の色を当該フィールドに付
加する属性が記憶されている。この属性は帳票フォーム
の印刷画像に反映するものである。
【0032】帳票フォーム試し印刷処理部7は、試し印
刷(テスト印刷)を行う際、帳票フォームデータ記憶部
4から読み出した帳票フォームをプリンタ2に出力し、
またフィールド属性データ記憶部6から読み出したデー
タをプリンタ2へ出力する。
【0033】プリンタ2はカラープリンタであり、印刷
形式は電子写真方式、静電記録方式、感熱方式、等の各
種プリンタの使用が可能である。以上の構成の帳票フォ
ームテスト装置において、以下にその処理動作を説明す
る。
【0034】図5は本例の帳票フォームテスト装置の処
理動作を説明するフローチャートである。以下、図5に
示すフローチャートに従ってテスト印刷処理を説明す
る。尚、本例のテスト印刷処理を行う際、既に帳票フォ
ームデータ記憶部4には、例えば図3(a)に示す帳票
フォームを作成するためのフォームデータが記憶されて
いるものとする。
【0035】先ず、帳票フォーム試し印刷処理部7は、
帳票フォームデータを読み出し可能状態とする(ステッ
プ(以下Sで示す)1)。すなわち、帳票フォームデー
タ記憶部4には、上述のように図3(a)に示す帳票フ
ォームデータが記憶されており、この帳票フォームデー
タを帳票フォーム試し印刷処理部7に対して読み出し可
能な状態に設定する。
【0036】次に、帳票フォームデータ記憶部4から1
レコードを読み込む(S2)。例えば、図2に示す例で
説明すると、「CHR(300、200)“売上一覧”
ゴシック16P」の1レコードを帳票フォーム試し印刷
処理部7に読み出す。この帳票フォームデータは、前述
の図3(a)に示す帳票フォームの中の“売上一覧”の
定型文字を示し、帳票フォーム試し印刷処理部7はこの
レコードデータに対する描画処理を行い、プリンタ2へ
対応する描画コマンドを出力する(S3)。
【0037】その後、帳票フォームデータの全レコード
処理が終了したか判断し(S4)、全レコード処理が終
了していなければ(S4がNO)、処理(S2)に戻っ
て次の1レコード(「CHR(3300、300)“N
o ”ゴシック9P」)の読み出し処理を行う。そして、
上述と同様、帳票フォーム試し印刷処理部7により描画
処理を行い、その描画コマンドをプリンタ2へ出力する
(S2〜S4)。
【0038】以下、同様にして1レコードづつデータを
読み出し、対応する描画コマンドをプリンタ2へ出力
し、例えば図3(a)に示す帳票フォームを形成する描
画データの全てをプリンタ2へ出力する(S4がYE
S)。
【0039】次に、フィールド属性データを読み出し可
能状態とする(S5)。すなわち、フィールド属性デー
タは、前述の図4に示す形態でフィールド属性データ記
憶部6に記憶されており、上述の処理によりフィールド
属性データの読み出しが可能となる。
【0040】この状態において、先ず1レコードのデー
タを読み出す(S6)。そして、読み出したレコードに
描画イメージに反映するデータがあるか判断する(S
7)。図4に示すフィールド属性データの場合、「00
01」のレコードには「(3700、300)−(43
00、500)数値“000”ゴシック9P」のデータ
が記憶されており、帳票フォーム試し印刷処理部7はこ
のデータの中に描画イメージに反映するデータ、つまり
帳票フォームのイメージを変えるような属性データが含
まれているか判断する。
【0041】しかし、上述のレコードの中には、描画イ
メージに反映するデータは含まれていない。したがっ
て、この場合、判断(S8)はNOであり、フィールド
属性データ記憶部6の全レコード処理が終了したか判断
し(S10)、次のレコード読み出し処理を行う(S1
0がNO、S6)。
【0042】次に読み出される1レコードは、「(11
00、600)−(1900、1000)文字列(**
*)明朝12P」のデータであり、このレコードにも描
画イメージに反映するデータが含まれていないため、前
述と同様、全レコード処理が終了したか判断した後、次
の1レコードを読み出す(S6〜S8、S10)。
【0043】以下、同様に処理を継続し、例えば第9番
目のレコード(「0009」)に記憶された「(350
0、1000)−(4300、1400)数値“##
#、###”明朝 12P 緑 」のデータが読み出さ
れると、描画イメージに反映するデータが含まれている
ため(S8がYES)、描画処理を行いプリンタ2へ描
画コマンドを出力する(S9)。すなわち、第9番目の
レコード(「0009」)には、当該フィールドを緑色
で塗りつぶす属性データ「 緑 」が含まれており、帳
票フォームの描画イメージに反映する属性が含まれてい
る。したがって、上述のように対応する描画コマンドを
プリンタ2へ出力する。
【0044】その後、全レコード処理が終了したか判断
した後、更に処理を継続し、次の1レコードを読み出す
(S6〜S10)。そして、最後に全レコード処理が終
了すると、プリンタ2には帳票フォームの描画コマンド
と選択された属性の描画コマンドが供給されており、プ
リンタ2は描画コマンドに基づき、帳票フォームに選択
した属性データを合成した帳票印刷処理を行う。
【0045】図6は、上述の処理により帳票フォームを
印刷した場合の印刷例を示す図である。すなわち、同図
に示すフィールド「0009」、「0014」、「00
19」、「0024」には緑色の印刷が行われ、フィー
ルド「0025」には赤色の印刷が行われている。した
がって、このように帳票フォームのテスト印刷を行うこ
とで、対応するフィールド(セル)に色を付加した状態
の印刷画像を得ることができる。すなわち、本例によれ
ば、印刷イメージに反映するような属性が付加された場
合、指定された属性を付加した状態の帳票フォームの印
刷画像を得ることができる。
【0046】尚、上述の実施形態例では印刷画像に反映
する属性を全て印刷処理する構成としたが、反映される
か否かを切り替え可能に構成してもよい。 <第2の実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例に
ついて説明する。
【0047】図7は本例の帳票フォームテスト装置を説
明するシステム構成図である。本例の帳票フォームテス
ト装置が、前述の実施形態例の装置と異なる構成は、帳
票フォーム試し印刷処理部の構成である。前述の実施形
態例ではフィールド属性データ記憶部6に記憶された属
性データに対し、描画処理のみを施してプリンタ2へ出
力したが、本例では属性が条件付き属性であるため、条
件付き属性を認識し、事象を選択した後、描画処理を施
してプリンタ2へ出力する構成である。このため、新た
な帳票フォーム試し印刷処理部8は条件付き属性認識部
9と事象選択部10で構成されている。特に、事象選択
部10は帳票フォームテスト印刷の際、上述の条件付き
属性の中の1個の属性を選択する機能を有し、事象選択
部10内に設けられた乱数発生部10aは乱数を発生す
ることにより条件付き属性の中の1個を選択する。
【0048】また、フィールド属性データ記憶部6には
条件付き属性データが記憶されている。図8は上述の条
件付き属性データの具体例を示す図である。同図に示す
ように、フィールド「0001」には「(3700、3
00)−(4300、500)数値“000”ゴシック
9P」のデータが記憶され、フィールド「0002」に
は「(1100、600)−(1900、1000)文
字列(***)明朝12P」のデータが記憶され、以下
同図に示すデータが記憶されている。特にフィールド
「0006」〜「0009」、「0011」〜「001
4」、「0016」〜「0019」、「0021」〜
「0025」には、条件付き属性が記憶されている。こ
の中で、例えばフィールド「0006」には、「(11
00、1000)−(1900、1400)数値“##
#、###”明朝12P IF<300: ;IF>=
300AND<700: 黄 ;IF>=700: 赤
;」の条件付き属性が記憶され、特に条件部分の意味
は、被フォームデータが「300」より小さい時色を付
加せず、「300」〜「700」の時黄色の塗りつぶし
処理を行い、「700」以上の時赤色の塗りつぶし処理
を行うものである。
【0049】また、例えば、フィールド「0009」に
は、「(3500、1000)−(4300、140
0)数値“###、###”明朝12P IF<100
0:;IF>=1000: 青 ;」の条件付き属性が
記憶され、特に条件部分の意味は、被フォームデータが
「1000」より小さい時色を付加せず、「1000」
以上の時青色の塗りつぶし処理を行うものである。尚、
その他の条件付き属性についても同様に解釈する。
【0050】次に、上述の第2実施形態例の動作を説明
する。図9は本例の帳票フォームテスト装置の処理動作
を説明するフローチャートである。以下、同図に従って
テスト印刷処理動作を説明する。また、本例においても
テスト印刷処理を行う際、既に帳票フォームデータ記憶
部4には前述の図2に示す帳票フォームデータが予め記
憶され、フィールド属性データ記憶部6には図8に示し
たフィールド属性データ6が記憶されているものとす
る。
【0051】本例においても、先ず帳票フォームデータ
の読み出しを可能とし(ステップ(以下STで示す)
1)、帳票フォームデータ記憶部4から1レコードづつ
帳票フォームデータを読み込み(ST2)、描画処理を
行い、プリンタ2へ対応する描画コマンドを出力する
(ST3)。そして、この処理を帳票フォームデータ記
憶部4に記憶された全帳票フォームデータに対して行い
(ST2〜ST4)、全ての帳票フォームデータの描画
コマンド処理が終了すると(ST4がYES)、次にフ
ィールド属性データ記憶部6からのフィールド属性デー
タの読み出しが可能な状態とする。
【0052】この処理も前述の実施形態例と同様、フィ
ールド属性データ記憶部6から1レコード毎にデータを
読み出す処理であり、画像イメージに反映するデータが
含まれているか判断する(ST7)。そして、画像イメ
ージに反映できるデータが含まれていない場合(ST8
がNO)、前述の実施形態例と同様、全レコード処理が
終了したか判断し、最初の処理では1レコードを処理し
ただけであるので、次のレコードデータを読み出す(S
T13がNO、ST6)。
【0053】以下、同様に処理を継続し、属性データが
存在すると(ST8がYES)、条件付き属性認識部9
は当該属性データが条件付き属性であるか判断する(S
T9)。例えば、第6番目のフィールド「0006」の
属性データが読み出されると、前述のようにこの属性デ
ータは条件付きの属性であり、その条件は“被フォーム
データが「300」より小さい時色を付加せず、「30
0」〜「700」の時黄色の塗りつぶし処理を行い、
「700」以上の時赤色の塗りつぶし処理を行うもので
ある”。したがって、色を付加しないか、又は黄色の塗
りつぶし処理を行うか、又は赤色の塗りつぶし処理を行
うか、の3条件が存在する(ST10)。そこで、事象
選択部10は乱数発生部10aを駆動し、上述の3条件
の中の1個を選択する。
【0054】この処理では、乱数発生部10aで発生し
た乱数が、例えば「200」の時色を付加せず、例えば
「600」の時黄色を付加し、「800」の時赤色を付
加することになる。尚、本例の説明では乱数発生部10
aから「600」の数値が出力されたものとし、この場
合事象選択部10は黄色で当該フィールドを塗りつぶす
事象選択を行う(S11)。
【0055】そして、上述の処理により選択した事象、
すなわち黄色の描画コマンドをプリンタ2へ出力する
(ST12)。その後、全レコード処理が終了したか判
断し、全レコード処理が終了していなければ次の1レコ
ードを読み込み(ST13がNO、ST6)、上述と同
様の処理を行う。
【0056】その後、次に出力される「0007」、
「0008」、「0009」に対しても同様の処理を行
う(ST6〜ST13)。例えば、フィールド「000
9」の場合、前述のように被フォームデータが「100
0」より小さい時色を付加せず、「1000」以上の時
青色の塗りつぶし処理を行うものである。したがって、
データが例えば「500」の時、色を付加することな
く、「1100」の時青色の塗りつぶし処理を行う。
【0057】以下、同様に処理を継続し、帳票フォーム
試し印刷処理部9からプリンタ2へ描画データを出力す
る。その後、最後に全レコード処理が終了すると(ST
13がYES)、プリンタ2には帳票フォームの描画デ
ータと選択された属性コマンドの描画データが全て出力
され、プリンタ2は両データを合成した帳票印刷処理を
行う。
【0058】図10は上述の処理により、帳票フォーム
が記録紙にテスト印刷された例を示す。同図に示すよう
に、本例の場合、例えば黄色の塗りつぶし処理がフィー
ルド「0006」、「0011」、「0017」に施さ
れ、赤色の塗りつぶし処理がフィールド「0012」、
「0013」に施され、青色の塗りつぶし処理がフィー
ルド「0014」、「0019」に施され、緑色の塗り
つぶし処理がフィールド「0025」に施されている。
このように帳票フォームの指定されたセルを同図に示す
色で塗りつぶすことにより、実際の印刷を反映した帳票
フォームのテスト印刷とすることができる。
【0059】尚、上述の実施形態例の説明によれば、条
件付き属性の発生し得る各事象を乱数を用いて各事象均
一に選択したが、別途各事象に対して比率を設定し、そ
の比率に対応して事象を選択する構成としてもよい。
【0060】また、発生し得る各事象を選択するためだ
けに乱数を用いたが、乱数を用いてフィールド属性の書
式に合った数値を発生させ、その数値も含めて帳票フォ
ームのテスト印刷を行ってもよい。また、その数値自体
にも発生する比率を設定可能としてもよい。
【0061】さらに、本例の帳票フォームテスト装置で
は、帳票フォームのテスト印刷を行う構成としたが、テ
スト印刷に限らず、CRTディスプレイ、液晶ディスプ
レイ、等の表示手段に帳票フォームを印刷する構成とし
てもよい。
【0062】また、帳票フォームの印刷を反映する属性
として、フィールドに対する色の塗りつぶし処理に限ら
ず、網点処理、文字の強調処理、反転処理、等の属性処
理を行う構成としてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、印刷画像に反映する属性を付加して帳票フォームの
テスト印刷(試し印刷)を行うことができ、より実際の
画像に近い状態で帳票フォームのテスト印刷を行うこと
ができる。
【0064】また、上記属性が条件付き属性である場
合、例えば乱数を利用して条件選択を行い、選択した条
件でテスト印刷を行うことで、条件付き属性の場合でも
印刷画像を反映した状態のテスト印刷を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例を説明する図であり、帳票フ
ォームテスト装置のシステム構成図である。
【図2】帳票フォームデータ記憶部に記憶された帳票フ
ォームデータの具体例を示す図である。
【図3】(a)は、帳票フォーム編集処理部によって編
集処理され、作成された帳票フォームデータの一例を示
す図である。(b)は、上述のように設定した各フィー
ルドを帳票フォーム上に示す図である。
【図4】フィールド属性データ記憶部に記憶されたフィ
ールド属性データの具体例を説明する図である。
【図5】第1実施形態例の帳票フォームテスト装置の処
理動作を説明するフローチャートである。
【図6】第1実施形態例の処理動作の結果作成される帳
票フォーム印刷例を示す図である。
【図7】第2実施形態例の帳票フォームテスト装置を説
明するシステム構成図である。
【図8】条件付き属性データの具体例を示す図である。
【図9】第2実施形態例の帳票フォームテスト装置の処
理動作を説明するフローチャートである。
【図10】第2実施形態例による処理により帳票フォー
ムを印刷した場合の印刷例を示す図である。
【図11】従来例の帳票フォームテスト装置のシステム
図である。
【符号の説明】
1 情報処理部 2 プリンタ 3 帳票フォーム編集処理部 4 帳票フォームデータ記憶部 5 フィールド属性設定処理部 6 フィールド属性データ記憶部 7、8 帳票フォーム試し印刷処理部 9 条件付き属性認識部 10 事象選択部 10a 乱数発生部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票フォームを作成する帳票フォーム作
    成手段と、 前記帳票フォームの印刷画像に反映する属性を、前記帳
    票フォームに付加する属性付加手段と、 該属性付加手段により、前記属性が付加された帳票フォ
    ームをテスト出力するテスト出力手段と、 を有することを特徴とする帳票フォームテスト装置。
  2. 【請求項2】 前記属性は条件付き属性であることを特
    徴とする請求項1記載の帳票フォームテスト装置。
  3. 【請求項3】 前記条件付き属性における各条件の選択
    は乱数で行うことを特徴とする請求項2記載の帳票フォ
    ームテスト装置。
  4. 【請求項4】 前記テスト出力手段の出力は、プリンタ
    に供給されることを特徴とする請求項1乃至3記載の帳
    票フォームテスト装置。
  5. 【請求項5】 前記テスト出力手段の出力は、表示手段
    に供給されることを特徴とする請求項1乃至3記載の帳
    票フォームテスト装置。
  6. 【請求項6】 前記属性は、前記フィールド内を所定の
    色で塗りつぶす処理であることを特徴とする請求項1乃
    至6記載の帳票フォームテスト装置。
JP9140101A 1997-05-29 1997-05-29 帳票フォームテスト装置 Withdrawn JPH10329398A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8416437B2 (en) 2008-02-04 2013-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method therefor, and program
JP2013137828A (ja) * 2009-12-25 2013-07-11 Canon Marketing Japan Inc 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム、プログラム
JP2015087831A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 帳票処理システム及びプログラム

Cited By (3)

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