JPH10329041A - セラミックストン溝入りのハンドラップ工具 - Google Patents
セラミックストン溝入りのハンドラップ工具Info
- Publication number
- JPH10329041A JPH10329041A JP17090197A JP17090197A JPH10329041A JP H10329041 A JPH10329041 A JP H10329041A JP 17090197 A JP17090197 A JP 17090197A JP 17090197 A JP17090197 A JP 17090197A JP H10329041 A JPH10329041 A JP H10329041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- ceramic stone
- epoxy resin
- ceramic
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 1.金型、治具、部品加工等のプレート平面
部の凸、バリ、打痕の除去及び工作機械テーブル面のラ
ップ作業を正確に平坦をだして短時間に処理をする。 2.砥石自体の脱落によるカス及び披研削材の磨きク
ズ、スラッジの除去と研削性の向上 3.砥石の大幅な磨耗の防止及び落下によるカケ、ワレ
の防止 4.焼き入れ鋼等難削材の研削性の向上 【解決手段】 セラミックストン溝入れのハンドラップ
工具は、外側端面まで、通り抜けている直線の格子状の
溝3を入れたアルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ
樹脂で固めたセラミックストン部とガラス繊維をエポキ
シ樹脂で固めた保持研磨材部2と接着により固着した一
体型のハンドラップ工具である。
部の凸、バリ、打痕の除去及び工作機械テーブル面のラ
ップ作業を正確に平坦をだして短時間に処理をする。 2.砥石自体の脱落によるカス及び披研削材の磨きク
ズ、スラッジの除去と研削性の向上 3.砥石の大幅な磨耗の防止及び落下によるカケ、ワレ
の防止 4.焼き入れ鋼等難削材の研削性の向上 【解決手段】 セラミックストン溝入れのハンドラップ
工具は、外側端面まで、通り抜けている直線の格子状の
溝3を入れたアルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ
樹脂で固めたセラミックストン部とガラス繊維をエポキ
シ樹脂で固めた保持研磨材部2と接着により固着した一
体型のハンドラップ工具である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属加工分野の
研削工具に関するものである。
研削工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金型、治具、部品加工等のプレート平面
部の凸、バリ、打痕、の除去や工作機械テーブル面のラ
ップ等、そのほとんどが、一般的にオイルストンを使用
いている。しかしオイルストンは、研削クズがワークの
すきまに入ったり正確な位置決めを阻害したりスラジの
除去に煩雑さがあった。また硬い材料の場合に研削ムラ
や平坦度が出ない為に位置決め不良の大きな原因になっ
ている。研削性に優れて短時間に精度良くスラジを簡単
に排出できるハンドラップ工具は、従来なかった
部の凸、バリ、打痕、の除去や工作機械テーブル面のラ
ップ等、そのほとんどが、一般的にオイルストンを使用
いている。しかしオイルストンは、研削クズがワークの
すきまに入ったり正確な位置決めを阻害したりスラジの
除去に煩雑さがあった。また硬い材料の場合に研削ムラ
や平坦度が出ない為に位置決め不良の大きな原因になっ
ている。研削性に優れて短時間に精度良くスラジを簡単
に排出できるハンドラップ工具は、従来なかった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法には、次
のような課題があった。 1.従来のオイルストンは、ラップすることにより砥石
の研削クズが出てしまいワークの隙間等に入って正確な
位置決めを阻害していた。また砥石の研削クズの処理に
煩雑さがあった。 2.打痕やバリ取り等で、一般材は、よいが焼き入れ鋼
等硬いワークの場合オイルストンが、磨耗して研削でき
ずハンドラップ工具としての役目をはたさない。 3.平面度がだしずらく磨耗が多く時間がかかる。 4.柔らかい為に磨耗が激しく凹凸が出やすく管理が煩
雑である。 5.落下した場合かけ易く折れ易い 6.平坦度をだし研削性に優れたものが無かった 7.研削クズの処理機構をもったハンドラップ工具が無
い
のような課題があった。 1.従来のオイルストンは、ラップすることにより砥石
の研削クズが出てしまいワークの隙間等に入って正確な
位置決めを阻害していた。また砥石の研削クズの処理に
煩雑さがあった。 2.打痕やバリ取り等で、一般材は、よいが焼き入れ鋼
等硬いワークの場合オイルストンが、磨耗して研削でき
ずハンドラップ工具としての役目をはたさない。 3.平面度がだしずらく磨耗が多く時間がかかる。 4.柔らかい為に磨耗が激しく凹凸が出やすく管理が煩
雑である。 5.落下した場合かけ易く折れ易い 6.平坦度をだし研削性に優れたものが無かった 7.研削クズの処理機構をもったハンドラップ工具が無
い
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
為に本発明請求項1の発明は、非常に剛性に優れたアル
ミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固めたセラ
ミックストンを研削面の切れ刃の部分に使用することに
より、焼き入れ鋼や硬い材質の研削ラップを可能にし
た、かつオイルストンの様な砥石の脱落によるゴミの発
生を材質的に防止し格子状の溝を入れる事により研削カ
スやスラジの排出を可能にした。請求項2の発明は、繊
維方向断面を切れ刃にする事により安定した切れ味と研
削性を実践した。請求項3の発明は、材料原価の高いセ
ラミックストンを使用する為に、機能する所のみを接着
接合する事により経済性を追及し、かつ多角形の板状の
ものを使用することによりに商品の多角化を実現した。
為に本発明請求項1の発明は、非常に剛性に優れたアル
ミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固めたセラ
ミックストンを研削面の切れ刃の部分に使用することに
より、焼き入れ鋼や硬い材質の研削ラップを可能にし
た、かつオイルストンの様な砥石の脱落によるゴミの発
生を材質的に防止し格子状の溝を入れる事により研削カ
スやスラジの排出を可能にした。請求項2の発明は、繊
維方向断面を切れ刃にする事により安定した切れ味と研
削性を実践した。請求項3の発明は、材料原価の高いセ
ラミックストンを使用する為に、機能する所のみを接着
接合する事により経済性を追及し、かつ多角形の板状の
ものを使用することによりに商品の多角化を実現した。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、外側端面まで、通り抜
けている直線の格子状の溝を入れたセラミックストン部
分とガラス繊維をエポキシ樹脂で固めた保持研磨材部を
接着接合した一体型のセラミックストン溝入りのハンド
ラップ工具である。
けている直線の格子状の溝を入れたセラミックストン部
分とガラス繊維をエポキシ樹脂で固めた保持研磨材部を
接着接合した一体型のセラミックストン溝入りのハンド
ラップ工具である。
【0006】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する
と、斜視図1・3・4は格子状溝部3の入ったセラミッ
クストン部1と保持研磨材部2と接着接合部4で接合さ
れたものであり、図2及び図5 1・2は断面を表す。
図53は、格子状溝部3の平面図であり図61Aは、セ
ラミックストン部1断面拡大1Bは、研削面側1Cは繊
維方向断面拡大図4は接着接合部を表す。
と、斜視図1・3・4は格子状溝部3の入ったセラミッ
クストン部1と保持研磨材部2と接着接合部4で接合さ
れたものであり、図2及び図5 1・2は断面を表す。
図53は、格子状溝部3の平面図であり図61Aは、セ
ラミックストン部1断面拡大1Bは、研削面側1Cは繊
維方向断面拡大図4は接着接合部を表す。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様な形態で実施
され、以下に記載された様な効果を奏する。
され、以下に記載された様な効果を奏する。
【0008】1.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポ
キシ樹脂で固めた溝入れしたセラミックストンを使用す
ることにより、焼き入れ鋼等の難削材及び凸、バリ、打
痕等の平面の研削、ラップ作業が、面を均一、正確に短
時間に磨きが出きる。 2.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、研削材としての砥石の脱落によるゴミは、出ない、
かつ溝があるため披研削材の研磨カス等のゴミは、溝を
伝わり外部に排出される。 3.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、研削性が大幅に向上し平坦度が正確に出しやすくな
り、かつ返りバリがワークにでない。 4.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、磨耗がほとんどしない為に工具寿命が大幅に延び
た。かつ素材に剛性があるために落下等による欠損が少
なくなり結果として工具寿命を延ばし非常に経済的であ
る。 5.ワーク平面度がでることにより位置決め精度が向上
して不良の削減に大幅な向上をする。
キシ樹脂で固めた溝入れしたセラミックストンを使用す
ることにより、焼き入れ鋼等の難削材及び凸、バリ、打
痕等の平面の研削、ラップ作業が、面を均一、正確に短
時間に磨きが出きる。 2.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、研削材としての砥石の脱落によるゴミは、出ない、
かつ溝があるため披研削材の研磨カス等のゴミは、溝を
伝わり外部に排出される。 3.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、研削性が大幅に向上し平坦度が正確に出しやすくな
り、かつ返りバリがワークにでない。 4.アルミナ長繊維等の無機長繊維をエポキシ樹脂で固
めた溝入れしたセラミックストンを使用することによ
り、磨耗がほとんどしない為に工具寿命が大幅に延び
た。かつ素材に剛性があるために落下等による欠損が少
なくなり結果として工具寿命を延ばし非常に経済的であ
る。 5.ワーク平面度がでることにより位置決め精度が向上
して不良の削減に大幅な向上をする。
【図1】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具角型片面タイプ斜視図である。
プ工具角型片面タイプ斜視図である。
【図2】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具角型片面タイプA−A断面図である。
プ工具角型片面タイプA−A断面図である。
【図3】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具丸型片面タイプ斜視図である。
プ工具丸型片面タイプ斜視図である。
【図4】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具角型両面タイプ斜視図である。
プ工具角型両面タイプ斜視図である。
【図5】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具角型片面タイプ平面図及び側面図である。
プ工具角型片面タイプ平面図及び側面図である。
【図6】 セラミックストン溝入りのハンドラッ
プ工具角型片面タイプセラミック部1繊維方向拡大平面
図、断面図である。
プ工具角型片面タイプセラミック部1繊維方向拡大平面
図、断面図である。
1. セラミックストン部 2. 保持研磨材部 3. 格子状溝部 4. 接着接合部 1A セラミックストン部1断面拡大図 1B 研削面側 1C 繊維方向断面拡大図
Claims (3)
- 【請求項1】アルミナ長繊維等の無機長繊維を、エポキ
シ樹脂で固めたセラミックストン素材に、外側端面ま
で、通り抜けている直線の格子状の溝を入れた事を特長
とする金属平面研磨の為のセラミックストン溝入りのハ
ンドラップ工具 - 【請求項2】アルミナ長繊維等の無機長繊維を、エポキ
シ樹脂で固めたセラミックストン素材の、均一にそろっ
た繊維の断面方向を磨き面に、している事を特長とする
金属平面研磨の為のセラミックストン溝入りのハンドラ
ップ工具 - 【請求項3】アルミナ長繊維等の無機長繊維を、エポキ
シ樹脂で固めたセラミックストン素材部と、セラミック
ストン部を保持するためのガラス繊維をエポキシ樹脂で
固めた保持研磨材部からなり、2枚以上複数の多角形の
板材を接着接合から構成された事を特長とする金属平面
研磨の為のセラミックストン溝入りのハンドラップ工具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17090197A JPH10329041A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | セラミックストン溝入りのハンドラップ工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17090197A JPH10329041A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | セラミックストン溝入りのハンドラップ工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10329041A true JPH10329041A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15913439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17090197A Pending JPH10329041A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | セラミックストン溝入りのハンドラップ工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10329041A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200469755Y1 (ko) * | 2012-06-26 | 2013-11-05 | 김송복 | 금형 사상기용 연마석 장착구 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP17090197A patent/JPH10329041A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200469755Y1 (ko) * | 2012-06-26 | 2013-11-05 | 김송복 | 금형 사상기용 연마석 장착구 |
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