JPH1032865A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH1032865A
JPH1032865A JP8202817A JP20281796A JPH1032865A JP H1032865 A JPH1032865 A JP H1032865A JP 8202817 A JP8202817 A JP 8202817A JP 20281796 A JP20281796 A JP 20281796A JP H1032865 A JPH1032865 A JP H1032865A
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station
channel
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communication
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JP8202817A
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Hideya Tabeta
秀也 多辺田
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外線着信に係る通信処理を良好に行うことが
可能な無線通信システムを提供すること。 【解決手段】 本システムは、公衆回線102を収容す
る網制御端末101と、この網制御端末101により公
衆網通信サービスを提供される無線端末110とで構成
される。無線端末110は、システム内に収容される端
末同士の通信を管理、制御する集中制御局と端末局とか
ら構成されるものである。集中制御局は、端末局から送
信された端末情報によりシステム全体で収容している外
線の回線数を判別し、その判別した回線数に基づいて外
線通信に伴う外線着信が行われる前にあらかじめ各端末
局の回線毎に外線通信を行う通信チャネルを割り当て
る。これにより、従来のように外線からの着信がある度
に集中制御局にチャネルの要求を出す必要がなくなり、
着信鳴動を早く行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用した通
信ネットワークを有する無線通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の無線通信システムでは、例えば周
波数ホッピング(FH方式)を用いた通信を行う場合、
まず、集中制御局ではあらかじめ周波数の状態をチェッ
クし、電波環境の良い周波数を選びシステム全体で使用
する基本ホッピングパターンを作成する。そして、その
基本ホッピングパターンを利用して所定時間毎に端末局
が同期をとれるように所定時間毎に同期フレームを端末
局に送信する。一方、端末局においては制御局からの次
にホッピングする周波数情報をもとに、送受信する周波
数を適宜変更し制御局との通信を行っている。
【0003】このような無線通信システムにおいて、制
御局に外線を収容する手段としての網制御端末局に外線
着信が有った場合、網制御端末局はまず、集中制御局に
対しホッピングパターン割り当て要求を行う。集中制御
局からホッピングパターン割り当てをうけると次に、網
制御端末局は他の端末局に対して着信要求信号を送信し
応答を促す。
【0004】上記のような従来の無線通信システムにお
ける外線着信の概要を図面を参照して説明する。
【0005】図22は、従来の無線通信システムにおけ
る外線着信の動作シーケンスを示す図である。尚、ここ
では集中制御局と着信のあった網制御端末は異なる端末
である場合の例について説明する。また、集中制御局に
制御される端末局は端末局A,Bの2局であるものとす
る。
【0006】まず、網制御端末に外線着信があると(S
2201)、網制御端末は集中制御局に対してホッピン
グパターン(HP)割り当て要求信号を送信する(S2
202)。該信号を受けた集中制御局は、外線との通信
に使用するホッピングパターンを決定し網制御端末に対
してホッピングパターン割り当てを通知する(S220
3)。
【0007】ホッピングパターンの通知を受けた網制御
端末は、次に、端末局A・Bに対してそれぞれ着信要求
信号を送信する(S2204,S2205)。尚、網制
御端末はS2201において外線着信が来ている間は着
信要求信号を出力し続ける。そして、該着信要求信号送
信中に例えば端末局Aにて応答処理が行われると、端末
局Aからオフフック信号が網制御端末に出力される(S
2206)。
【0008】網制御端末では該オフフック信号を受信す
ると、端末局Aに対して接続要求信号を出力する(S2
207)。該接続要求信号を端末局Aが受信すると、端
末局Aは接続確認信号を網制御端末へ出力する(S22
08)。該接続確認信号を網制御端末が受信すると、集
中制御局に接続完了信号を送信する(S2209)。該
接続完了信号を送信後、網制御端末は、以前に着信要求
信号を送信していた端末局Bに着信中止信号を送信する
とともに(S2210)、端末局Aと外線での通信を行
う(S2211)。
【0009】この外線での通信中に端末局Aで通信を終
了するための処理が行われると、端末局Aはオフフック
信号を網制御端末に送信する(S2212)。網制御端
末では該オフフック信号を受信すると、回線を切断する
ための処理を行い該処理が終了すると端末局Aに対して
回線切断信号を送信する(S2213)。該信号送信
後、網制御端末は外線使用中表示を行っている端末局B
に対して外線使用中表示中止を送信し表示処理を中止さ
せる(S2214)。該処理が終了すると、網制御端末
は集中制御局に対して通話に使用していたホッピングパ
ターンを解放するためのホッピングパターン解放通知信
号を送信する(S2215)。該信号を受信した集中制
御局は、ホッピングパターン解放確認信号を網制御端末
に送信し(S2216)、外線着信に係る通話処理を終
了し待機時の処理へと移行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術において外線着信時の応答処理を行う場合に
は、以下のような問題点があった。
【0011】まず、従来の着信時の処理では網制御端末
に外線からの着信があった場合、まず網制御端末から集
中制御局に対して端末局間で使用するホッピングパター
ンの割り当て要求が行われ、これにより集中制御局から
のホッピングパターン割り当てを受けた後、他の端末局
に対して着信要求を送信していた。
【0012】このため、従来の処理では制御信号を頻繁
に使用する状況下においてはホッピングパターンの割り
当てを受けるのに時間がかかり、端末局に着信要求信号
を送信するのが遅れ通信相手を待たせてしまうという問
題があった。
【0013】また、万が一使用可能なチャネルが無い場
合に外線着信を受けた場合には、網制御端末はホッピン
グパターン割り当てを受けることができず、これにより
他端末に着信要求信号を送信できずに着信に対応できな
いという問題があった。
【0014】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、外線着信に係る通信処理を良好に行う
ことが可能な無線通信システムを提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、システム全体の制御を行う集中制御局と、
この集中制御局に無線により制御されるとともに外線を
収容可能な複数の端末局とを有する無線通信システムに
おいて、前記複数の端末局は、前記外線収容の有無を含
む自端末の端末情報を前記集中制御局に無線により送信
する手段を有し、前記集中制御局は、前記端末局から送
信された端末情報によりシステム全体で収容している外
線の回線数を判別し、その判別した回線数に基づいて外
線通信に伴う外線着信が行われる前にあらかじめ各端末
局の回線毎に外線通信を行う通信チャネルを割り当てる
手段を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の実施の一形態に係る無線
通信システムの概略構成を示すシステム構成図である。
【0018】同図に示したように、本システムは、公衆
回線102を収容する網制御端末101と、この網制御
端末101により公衆網通信サービスを提供される無線
端末110とで構成される。
【0019】ここで、無線端末110は、システム内に
収容される端末同士の通信を管理、制御する集中制御局
と端末局とから構成されるものであり、これにより本シ
ステムにおいて後述する図5〜図7における無線フレー
ムを用いて、集中制御局から指定された制御データを元
に通信を行う端末局同士が無線通信を行うことができる
ようになっているものである。尚、集中制御局には、無
線端末110の中から任意の1台(または、それ以上)
がなることが出来る。また、より具体的には、無線端末
110は、集中制御局又は他の端末局との間で制御デー
タ又は音声データを交換し、公衆回線(公衆網)102
を介した音声通話による通信を行うと共に、複数の端末
局間でいわゆる内線間通話による通信を行う無線電話機
103と、集中制御局又は他の端末局との間での制御デ
ータの通信及びデータ通信を行う無線データ端末(10
4〜109)とで構成される。
【0020】また、無線データ端末(104〜109)
は、データをバースト的に送受信する機能を有する端末
機器(データ端末)又はデータ入出力機器と無線通信を
司る無線アダプタとを接続したもの、又は、それらを一
体化した端末機器のことを指しており、例えば図中に示
す、コンピユータ104、マルチメディア端末105、
プリンタ106、ファクシミリ107、複写機108及
びLANゲートウエイ109の他、電子カメラ、ビデオ
カメラ及びスキャナ等の機器が該当する。
【0021】これらの無線電話機103や無線データ端
末104等の無線端末110は、それぞれの端末間で自
由に通信を行うことができると同時に、公衆回線102
にもアクセス可能である点が本無線通信システムの大き
な特徴のひとつである。
【0022】次に、本無線通信システムの各部の詳細な
構成を説明する。
【0023】(i) 無線電話機 図2は、無線電話機103の内部構成を示したブロック
図である。
【0024】同図に示したように、無線電話機103
は、無線電話機103全体の制御を司る主制御部201
を有し、この主制御部201にメモリ202と、PCM
コーデック部203と、チャネルコーデック部204
と、キーマトリクス208と、表示部209とが各々接
続されて構成されている。また、PCMコーデック部2
03には、ハンドセット206及びスピーカ207が接
続されており、さらに、チャネルコーデック部204に
は無線部205が接続されて構成されている。
【0025】ここで、上記メモリ202は、主制御部2
01の制御プロラムが格納されたROM、本無線通信シ
ステムの呼出符号(システムID)、無線電話機103
のサブIDを記憶するEEPROM、主制御部201処
理で端末の種類、外線の有無等の端末情報等を記憶する
など制御の為のワークエリアとなるRAM等から構成さ
れる。
【0026】また、上記PCMコーデック部203は、
後述するハンドセット206、スピーカ207の入出力
ブロックと、アナログ音声情報をPCM符号に変換する
と共に、PCM符号化された情報をアナログ音声情報に
変換するものである。
【0027】上記チャネルコーデック部204は、基本
ホッピングパターン情報を書き込むレジスタを有すると
ともに、周波数切り換え、間欠受信、キャリア検出、レ
ベル検知、ビット同期、PCM符号化された情報にスク
ランブル等の処理を行うと共に所定のフレームに時分割
多重化し、後述する無線部205の送受信及び、周波数
切り換え、間欠受信、キャリア検出、レベル検知及びビ
ット同期を行う機能を有する。このチャネルコーデック
部204で後述する無線フレームに組み立てられたデー
タが無線部205を介して集中制御局や目的とする端末
局へ伝送されることになる。
【0028】上記無線部205は、チャネルコーデック
部204からのデジタル情報を変調して無線送信可能な
形式に変換してアンテナに送ると共に、アンテナより無
線受信した情報を復調してデジタル情報に変換するもの
である。
【0029】上記ハンドセット206は、通話音声信号
の入出力をおこなう。スピーカ207は音声信号の拡声
出力および着信信号等を鳴動させるものである。
【0030】上記キーマトリクス208は、ダイヤル番
号等を入力するダイヤルキーや、外線キー、保留キー及
びスピーカキー等の機能キーから構成される。
【0031】上記表示部209は、着信の表示やキーマ
トリクス208より入力されるダイヤル番号や公衆回線
の使用状況等を表示するものである。
【0032】(ii) 無線アダプタ 図3は、無線データ端末機器104〜109に接続また
は内蔵される無線アダプタの内部構成を示すブロック図
である。
【0033】無線アダプタ302は、コンピュータに代
表されるデータ端末又はプリンタ、ファクシミリ等の周
辺機器301に通信ケーブルもしくは内部バスを介して
接続可能であり、図3に示したように、主制御部304
を有し、この主制御部304に、メモリ305と、通信
インタフェース部306と、タイマー307と、チャネ
ルコーデック部308と、誤り訂正処理部309とが各
々接続されて構成されている。また、無線アダプタ30
2は、チャネルコーデック部308に接続された無線部
303を具備している。
【0034】ここで、上記無線部303は、後述するチ
ャネルコーデック部308からのデジタル情報を変調し
て無線送信可能な形式に変換してアンテナに送ると共
に、アンテナより無線受信した情報を復調してデジタル
情報に変換するものである。
【0035】また、上記主制御部304は、CPU及
び、割り込み制御、DMA制御等を行う周辺デバイス、
システムクロック用の発振器などから構成され、無線ア
ダプタ302内の各ブロックの制御を行うものである。
【0036】上記メモリ305は、制御プログラムが格
納されたROM、本無線通信システムの呼出符号(シス
テムID)、無線アダプタのIDを記憶するEEPRO
M、主制御部304の処理で端末の種類、外線の有無等
の端末情報等を記憶するなどの制御の為のワークエリア
となるRAM等から構成される。
【0037】上記通信インタフェース部306は、上述
の301に示すようなデータ端末または周辺機器が装備
する、例えば、RS232C、セントロニクス、LAN
等の通信インタフェースや、パーソナルコンピュータ、
ワークステーションの内部バス、例えば、ISAバス、
PCMCIAインタフェース等を使用して無線アダプタ
302が通信を行う為の制御を司るものである。
【0038】上記タイマー307は、無線アダプタ内部
の各ブロックが使用するタイミング情報を提供するもの
である。
【0039】上記チャネルコーデック部308は、後述
の図6に示す様な無線フレームの組立、分解を行うだけ
でなく、CRCに代表される簡易的な誤り検出処理、ス
クランブル処理、無線部303の送受信の切り換え、周
波数切り換え等を制御し、また、キャリア検出、レベル
検知及びビット同期を行う機能を有するものである。
【0040】上記誤り訂正処理部309は、様々な無線
環境により通信データ中に発生するビットまたはバイト
誤りを検出若しくは訂正する為に用いられるものであ
る。すなわち、送信時には、通信データ中に誤り訂正符
号を挿入しデータに冗長性を持たせると共に、受信時に
は、演算処理により誤りの発生した位置並びに誤りパタ
ーンを算出することで受信データ中に発生したビット誤
りを訂正するものである。
【0041】(iii) 網制御端末 図4は、網制御端末101の内部構成を示したブロック
図である。
【0042】図4に示したように、網制御端末101
は、網制御端末101の全体制御を司る主制御部401
を有し、この主制御部401にメモリ402と、PCM
コーデック部404と、チャネルコーデック部405
と、検出部407とが各々接続されて構成されている。
また、網制御端末101は、PCMコーデック部404
及び検出部407に接続された回線インタフェース部4
03と、チャネルコーデック部405に接続された無線
部406とを具備して構成されている。
【0043】ここで、上記メモリ402は、制御プログ
ラムが格納されたROM、本無線通信システムの呼出符
号(システムID)、無線機のサブIDを記憶するEE
PROM、主制御部401の処理で端末情報等を記憶す
るなど制御の為のワークエリアとなるRAM等から構成
される。
【0044】また、上記回線インタフェース部403
は、公衆回線102を収容する為の選択コマンド送信、
直流ループ閉結、2線4線変換、PCM変換等公衆回線
制御、選択コマンド受信及び呼出コマンド送出処理を行
う。
【0045】上記PCMコーデック部404は、公衆回
線102を介して回線インタフェース部403か受信し
たアナログ音声信号をPCM符号に変換し、後述するチ
ャネルコーデック部405に転送すると共に、チャネル
コーデック部405からのPCM符号化された音声信号
をアナログ音声信号に変換する機能を有する。
【0046】上記チャネルコーデック部405は、基本
ホッピングパターンのレジスタへの記憶を行うとともに
PCM符号化された情報に、スクランブル等の処理を行
うと共に所定のフレームに時分割多重化し、後述する無
線部406の送受信の切り換え、周波数切り換え等を制
御し、また、間欠受信処理、キャリア検出、レベル検
知、ビット同期を行う機能も有する。このチャネルコー
デック部で、後述する無線フレームに組み立てられたデ
ータが無線部406を介して制御局や目的とする無線端
末110へ伝送されることになる。
【0047】上記無線部406は、チャネルコーデック
部405からのフレーム化された情報を変調して無線送
信可能な形式に変換してアンテナに送ると共に、アンテ
ナより無線受信した情報を復調してデジタル情報に処理
する無線部である。
【0048】上記検出部407は、着信検出、ループ検
出、PB信号、発信音及び着信音等各種トーンを検出す
る検出部である。
【0049】(iv) チャネルコーデック部,無線フレー
ム 次に、チャネルコーデック部及び本システムで使用され
る無線フレームの説明を行う。
【0050】まず、無線フレームについて説明する。
【0051】図5は、本発明で用いられる無線フレーム
内部のチャネル構成を示した図である。
【0052】図5に示すように、本発明で用いるフレー
ムは、CNT、LCCH、複数の音声チャネル、データ
チャネル、ENDの5つのチャネル(フレーム)から構
成されている。尚、ここで、CNTはシステム制御チャ
ネル、LCCHは論理制御チャネル、ENDは次のフレ
ームで周波数をホッピングするために周波数を変更する
ためのガード時間を示している。
【0053】また、図5では音声チャネルが4チャネル
ある場合を示しており、本システムではこの複数ある音
声チャネルを用いて双方向で音声データのやり取リを行
うようになっている。また、本システムでは収容する音
声チャネルの数およびデータ量に応じてデータチャネル
を設け、該データチャネルを用いて大容量のデータ通信
を行うことも可能である。
【0054】図6は、図5に示した無線フレーム内の各
チャネルの内部構成の一例を示したものである。尚、同
図内に書いてある数字は、ビット数を表し、各部の長さ
の一例を示している。
【0055】同図に示したように、例えば、無線フレー
ムのCNTチャネルは、CS,PR,SYN,ID,B
F,WA,NF,Rev,CRC,GT部分から構成さ
れる。
【0056】尚、ここで、CSとは12.8uSec分のキ
ャリアセンス時間、PRはビット同期捕捉のための56
ビットのプリアンブル、SYNは1ダミービット+31
ビットのフレーム同期信号、IDは63ビットの呼び出
し信号+1ダミービット、BFは8ビットの基本フレー
ム番号情報(1〜20をサイクル)、WAはスリープモ
ード端末のうち、起動させる端末局のシステムアドレス
および全端末を同時に制御するためのアドレス情報を記
入するフィールド、NFは次のフレームで使用する周波
数情報、Revは隣接セルとの区別のためにエリア番号
用、CRCはBFからRevまでのCRC情報、GTはガ
ードタイムを示している。
【0057】また、図6に示した各チャネルの構成部分
おいて、CS0・CSI・CS2はキャリアセンス時
間、DAは送信先端末のアドレスや、全端末が受信する
グローバルアドレス等のシステムアドレスを記入するフ
ィールド、論理制御チャネルのCRCはデータに対する
CRC情報、音声チャネルのCRCはT/RのCRC情
報、CFは周波数切り換え用のガードタイム、T/Rは
32kbpSのBチャネル情報を示している。
【0058】上記CNTチャネルは、本システムにおい
て集中制御局がフレームの開始時に送信するものであ
る。またこのCNTチャネルは、集中制御局以外の局に
おいて通常動作時にビット同期とフレーム同期を確立す
るために必ず受信されるものである。これにより、端末
局は、電源投入時CNTフレーム中のNFをもとに基本
ホッピングパターンを得る。また、CNTチャネルは、
間欠受信時に集中制御局以外の局がビット同期とフレー
ム同期を確立するために所定時間毎に、任意の周波数で
受信するものである。尚、本システムで集中制御局以外
の局において間欠受信時にWA内のアドレス情報が自端
末アドレスと一致した場合には、間欠受信を終了し常に
CNTフレームを受信する状態へと移行する。
【0059】上記音声チャネルは、複数あるチャネルの
うち一方を送信で使用し、もう一方を受信とすることで
音声通話を実現するものである。尚、複数あるチャネル
のうちのどれを送信で使用するかは無線チャネル接続時
にやり取りするLCCHチャネルで通信相手と打ち合わ
せを行うことで決定される。
【0060】上記データチャネルは、無線チャネル接続
時にやり取りするLCCHチャネルで通信相手と打ち合
わせを行うことで、どのようにデータ伝送を行うかを決
定するものである。
【0061】上記LCCHチャネルは、端末局の初期登
録時、無線チャネル接続や無線チャネル接断、無線チャ
ネル接続に先だって集中制御局とホッピングパターンの
割り当て要求をやり取りしたり、無線チャネル切断時に
集中制御局とホッピングパターンの割り当て解除をやり
取りしたり、端末局で間欠受信から通常動作に移行した
時にその状態の移行を集中制御局に通知するとき等に使
用するものである。
【0062】尚、本システムおいて、無線チャネルの接
続や切断は、LCCHチャネル内に設けたDAフィール
ドに通信を希望する相手のシステムアドレスを記入し、
直接相手とやり取りすることにより行われる。また、シ
ステムに収容されている全端末に対して(集中制御局、
端末局にかかわらず)データ通信を行う場合には、LC
CHチャネルのDAフィールドに全端末が認識可能なグ
ローバルアドレスを記入し、DATA部に起動要求・登
録要求や種別情報等の制御テータをのせLCCHチャネ
ルの送信を行うようになっている。
【0063】図7は、LCCHチャネルのデータ部の構
成の一例を示す図である。
【0064】同図に示したように、LCCHチャネルの
データ部は、CNT(8ビット)と、CMD/EVT,
LNG,DA制御情報,複数のPARAからなる情報フ
ィールド(112ビット)とから構成される。尚、ここ
で、CNTはレイア3の情報の転送を行うための制御情
報、情報フィールドのCMD/EVTはレイア3のコマ
ンド/イベントの種類を示す。また、LNGは残り情報
長を表示するピット、PARAは、端末の種別情報、収
容している外線数情報等の端末情報等の各種パラメータ
である。
【0065】次に、チャネルコーデック部の説明を行
う。
【0066】図8は、チャネルコーデック部の内部構成
を示すブロック図である。尚、図では無線電話機103
のチャネルコーデック部204を代表して示している
が、無線アダプタにおけるチャネルコーデック部308
等、他の端末関連機器のチャネルコーデック部の構成も
ほぼ同様である。
【0067】チャネルコーデック部204は、主に、主
制御部201との制御および伝送データのフレームへの
組み立て分解、PCMコーデック部203間で音声のデ
ータの送受信およびフレームへの組み立て分解、および
無線部205のデータフレームの送受信の制御を行う機
能を有するものであり。図8に示したように、バスイン
ターフェース801と、PCMコーデック部間をシリア
ル又はパラレルでデジタル音声データを送受信を行うP
CMバス802と、PCMインターフェース803と、
動作モードを設定するモードレジスタ804と、ホッピ
ングパターンレジスタ805と、フレーム番号/次周波
数番号(BF/NF)レジスタ806と、システムID
レジスタ807と、間欠起動端末(WA)アドレスレジ
スタ808と、LCCHレジスタ809と、FIFOバ
ッファ810と、タイミング生成部811と、CNTチ
ャネル組立/分解部812と、LCCH(論理制御チャ
ネル)組立/分解部813と、データ組立/分解部81
4と、音声組立/分解部815と、フレーム同期部81
6と、ユニークワード(UW)検出部817と、CRC
符号化/復号化部818と、ピット同期部819と、無
線制御部820と、間欠受信制御部821と、スクラン
ブラ/デスクランブラ822と、ADコンバータ823
と、受信レベル検出部824とを有して構成される。
尚、図において、825は主制御部201への割り込み
信号である。
【0068】このような構成のチャネルコーデック部2
04により所定のフレームに従った音声及びデータの無
線伝送を行う。以下、この伝送について説明する。
【0069】まず、チャネルコーデック部204の動作
タイミングの基準は、タイミング生成部811で生成さ
れる。
【0070】集中制御局側ではこのタイミングに従って
フレームの送信を行い、フレームを受信した端末局で
は、フレーム同期ワードに従ってフレーム同期を保持す
る。集中制御局側からCNTチャネルで送られるデータ
は端末局側のチャネルコーデック内部のレジスタに格納
される。チャネルコーデック内部には上記したようにH
P(基本ホッピングパターン)レジスタ805、IDレ
ジスタ807、WA(起動端末アドレス)レジスタ80
8があり、集中制御局側ではCPUがこれらのレジスタ
に必要な値を書き込む。また、動作タイミングに同期し
て、フレーム番号/次フレーム周波数番号(BF/N
F)レジスタ806内部の値は更新される。NFレジス
タに書き込まれる周波数番号は次フレームで使用する周
波数情報である。チャネルコーデック部204はCNT
チャネルのデータを送信するタイミングでこれらのレジ
スタ内のデータを読みだし、CNT組立/分解部812
でデータの組み立てを行って無線部205にデータを送
る。
【0071】一方、端末局においては、無線部からCN
Tチャネルでデータを受信すると、CNT組立/分解部
812で分解を行い、受信した各部の値を使って処理を
行う。受信したシステムIDか自局のIDレジスタ80
7に書き込まれた値と一致した場合のみそれ以降のデー
タを受信するように制御する。間欠受信中に受信したW
Aが自局のWAレジスタ808の値と一致した場合には
起動要求割り込みを主制御部に出力し、CNT信号を常
に受信する制御へと移行する。さらに、受信したBF、
NF情報データを利用してホッピングパターンレジスタ
805のテーブルを書き換える。
【0072】尚、本実施形態においては図5に示したよ
うに1つのフレームは1つの周波数を使用するようにし
ているが、NFフィールドに書かれる周波数番号はCN
Tチャネルのホッピングパターンのものとし、音声チャ
ネル、データチャネルで使用するホッピングパターン
は、NFフィールドに書かれた周波数番号に基づいて作
成されるホッピングパターンレジスタを時間シフトする
ことによって生成する構成にすることも可能である。
【0073】次に、LCCHチャネルでは、送信側無線
端末の主制御部がチャネルコーデック内部のLCCHレ
ジスタ809に格納したデータがLCCH組立/分解部
813で組み立てられ、所定のタイミングで無線部に送
出される。該信号を受信した無線端末110は受信した
LCCHデータはLCCH組立/分解部813で分解
し、LCCH内のDAアドレスが自端末アドレスに一致
していた場合、チャネルコーデック内部のLCCHレジ
スタ809に一旦格納された後主制御部に対して割り込
みを発生し、主制御部が読み取る。
【0074】また、音声チャネルでは、ハンドセットや
公衆回線等から入力された音声信号がPCMコーデック
部でデジタル符号化された後、PCMバス802を介し
てPCMインターフェース803を介してチャネルコー
デックに取り込まれる。チャネルコーデックにおいては
音声組立/分解部815において入力されたデータを組
み立て、所定のタイミングで無線部に送出する。逆に、
無線部から受信した音声データは音声組立/分解部81
5において分解され、PCMインターフェース803、
PCMバス802を介してPCMコーデック部に8KHz
のクロックに同期するタイミングで出力され、PCMコ
ーデック部でD/A変換されハンドセットや公衆回線1
02へ音声が出力される。
【0075】データチャネルでは、主制御部よりデータ
送信要求を行った場合のみデータが送信される。データ
送信要求が行われている場合、バスインターフェース8
01は1バイトごとのタイミングで送信リクエストを主
制御部へ出力する。送信リクエストに主制御部が応じて
ワーク用のメモリ内のデータをチャネルコーデック部に
バスインターフェース801を介してデータが書き込ま
れると、データ組立/分解部814においてデータをシ
リアルに変換して所定のタイミングで無線部に送出す
る。逆に、無線部よりデータを受信した場合にはデータ
組立/分解部814においてデータをパラレルに変換し
て1バイトごとに送信リクエストを主制御部へ出力し、
主制御部は受信データをワーク用のメモリに転送する。
このデータの転送方法としては主制御部への割り込み待
ちはDMAによるデータの転送が考えられる。この時デ
ータ組立/分解部814は音声チャネルの使用状態によ
りフレームの構築を行う。
【0076】データ送信時には必要に応じてCRC符号
化/復号部818でCRC符号を生成し、フレームのC
RCフィールドに格納して送信する。受信側では受信し
たフレームをCRC符号化/復号部818でCRCチェ
ックを行い、謝りの発生を検出することができる。ま
た、フレーム同期ワード、ユニークワード以外の全ての
送信データにはスクランブラ/ディスクランブラ822
においてスクランブルがかけられる。これは無線部に送
られるデータの不均衡性を下げると共に、同期クロック
抽出を容易にするためである。
【0077】逆にデータ受信時にはUW検出部817で
ユニークワードを検出するとそのタイミングでスクラン
ブラ/ディスクランブラ822においてデスクランブル
を行い、その後CRC符号化/復号部818でCRCチ
ェックを行い、各フィールドの組立/分解部にデータを
入力する。
【0078】以上のようにして、チャネルコーデック部
204は、所定のフレームに従った音声、データの無線
伝送を行う。
【0079】次に、本システムの具体的動作を幾つかの
場合に分けて説明する(I.電源立ち上げ時の処理、I
I.外線着信時の処理を項を分けて順次説明する)。
尚、以下の説明において電源立ち上げ処理とは間欠受信
を終了し、CNTチャネルを常に受信する通常モードに
移行することを示す。 I.電源立ち上げ時の処理 (i) 電源立ち上げ時の集中制御局及び端末局のシーケン
ス 図9は、本システムにおける電源投入時の集中制御局お
よび端末局の動作シーケンスを示す図である。尚、ここ
では集中制御局に制御される端末局は端末局A,Bの2
局であるものとする。
【0080】同図に示したように、まず、電源立ち上げ
が行われ端末の初期化が行われると、端末は自分が集中
制御局であるか端末局であるかを判断し、集中制御局で
あることを認識すると、電波環境の測定を行いホッピン
グパターンを決定し、同期信号、ID、ホッピングパタ
ーン情報、および自端末の種別、収容している外線数の
確認、自分のエリア番号等をフレームに組み立て、所定
のタイミング毎にCNTチャネルとして出力を行う(S
901)。
【0081】同様に端末立ち上げ後、自端末が端末局で
あることを認識すると、自端末のアドレスおよび受信す
る集中制御局のエリア番号の記憶および自端末の種別、
収容している外線数の確認を行う。また、所定の内線グ
ループ毎、または端末局全体が受信するグローバルアド
レス等の記憶を行う。
【0082】該処理が終了すると集中制御局からのCN
Tチャネルを任意の周波数で待つ。集中制御局からのC
NTチャネルを受信すると、エリア番号を基にして、該
フレーム中のNFを基に次の単位時間にホップする周波
数を取得する。端末局は受信した周波数を基に受信周波
数を変え、次のCNTチャネルを待つ。端末局ではこの
処理を繰り返し、集中制御局で使用しているホッピング
パターンを認識し、これをチャネルコーデック部に記憶
する。
【0083】端末局においてホッピングパターンの記憶
が終了すると、で端末局よりLCCHチャネルを用いて
新たに端末局として加わることを通知する(S902,
S903)。このときLCCHチャネルのDAに全ての
端末が受信するグローバルアドレスを入れ、またデータ
部には新規の登録を行うことを示すデータおよび端末情
報を入れて送信する。集中制御局ではLCCHチャネル
を受信し、その中のDAにグローバルアドレスがあると
データ部のデータを受信し、端末局のアドレスおよび登
録要求信号があった場合は、該端末を登録するための処
理を行う。また、データ中の端末局の種別情報より登録
要求を出してきた端末局の種類および外線を収容してい
る場合はその収容数を検出しその情報を登録する。
【0084】該登録が終了すると集中制御局は新規登録
した端末局に対して、集中制御局のアドレスをLCCH
チャネルを用いて通知する(S904)。端末局では、
LCCHチャネルにより集中制御局のアドレスを受信す
ると集中制御局のアドレスを記憶し、該処理が終了後集
中制御局に対してLCCHチャネルを用いて立ち上げ完
了通知を行う(S905,S906)。集中制御局で端
末局からの立ち上げ完了通知を受信すると動作状態とな
り、時計処理を行い、自端末の種別をLCCHチャネル
を用いて所定時間毎に出力する。集中制御局および他の
端末局では受信した端末種別情報より端末種別およびア
ドレス情報を記憶し該端末局が通信可能範囲内に存在す
ることおよび間欠受信を行っている周波数情報の記憶を
行う。
【0085】端末局では立ち上げ完了通知を出力後に端
末局からの発信が可能となる(S907)。
【0086】(ii) 集中制御局における電源立ち上げ
時の動作 図10,11は、集中制御局における電源投入時の動作
を示すフローチャートである。
【0087】まず、端末の電源がONされると(S10
01)、端末の初期化が行われ動作状態となる(S10
02)。
【0088】該処理の結果、端末が集中制御局であるこ
とを認識すると(S1003)、自端末のID情報、ア
ドレス情報およびエリア情報および自端末の情報(端末
の種類、外線の有無等)を記憶するための処理を行う
(S1004)。エリア情報および端末アドレス情報を
入力する手段としては立ち上げ時にDIPスイッチ等で
設定しておいた値を記憶する場合や、電話機等のダイヤ
ルキーにより入力された値を記憶する場合や、コンピュ
ータ等のキーボードで入力された値をバスを介して受け
取り記憶することが考えられる。
【0089】該アドレス情報を受信すると、次に入力さ
れた値が有効であるか否かを判断し(S1005)、有
効でない場合は前記ステップS1004で再度アドレス
情報を記憶する処理を行う。前記ステップS1005で
記憶されたアドレスが有効であることを確認すると、使
用する周波数を決定するための処理を行う(S100
6)。このとき、集中制御局は使用可能な周波数全てを
キャリアセンスしその中のもっとも電波状態の良い周波
数を所定の数選び出す(S1007)。
【0090】ここで、電波状態の良い周波数を獲得した
結果、使用可能な周波数が所定の数以下であった場合、
次に、所定の時間キャリアセンスを行ったか否かを検出
する(S1019)。ここで、所定の時間行っていない
場合は(S1019;NO)、前記ステップS1006
で周波数を決定するための処理を続ける。一方、所定の
時間経過したことを検出すると、集中制御局において所
定の周波数を獲得できなかったことを画面表示や音によ
り通知する(S1020)。該処理後、再び周波数を獲
得する要求がある場合は(S1021;YES)、前記
ステップS1006で周波数を獲得するための処理を行
う。一方、再試行の要求がない場合は前記ステップS1
020で周波数獲得不可能であることを通知する。
【0091】前記ステップS1007で所定の周波数を
獲得できた場合は、該獲得した周波数を用いてホッピン
グパターンを決定する(S1008)。ホッピングパタ
ーンが決定されるとCNTチャネルを組み立てるための
処理を行う(S1009)。このCNTチャネルは同期
信号、ID、エリア番号、周波数情報等を含んでいる。
該処理が終了するとCNTチャネルを送信し端末局から
の登録要求の受信を行う(S1010,S1011)。
【0092】端末局からの登録要求を受信した場合は、
該登録要求の中の端末情報を解析し登録要求を出してき
た端末局の情報を得る(S1012)。この情報のなか
には端末局の種類および回線収容の有無等が入ってい
る。該処理の結果、端末局に外線を収容する端末局があ
ることを検出すると(S1013;YES)、自端末に
収容している回線情報とあわせて外線との接続を行うフ
レームの構成を行い(S1014)、端末局に対し収容
する外線毎に使用する音声チャネルの指定を行うととも
に該情報を集中制御局アドレス情報として通知する(S
1015)。該処理終了後、CNTチャネルを送信する
処理を継続する(S1016)。その後、登録要求のあ
った端末局からの立ち上げ完了通知を確認したか否かを
検出する(S1017)。
【0093】ここで、登録完了した端末局からのLCC
Hチャネルを用いた立ち上げ完了通知信号を確認できな
い場合は、所定時間が経過したか否かを検出する(S1
022)。所定時間が経過していない場合は前記ステッ
プS1016でCNTチャネルの送信処理を行うととも
に、前記ステップS1017で立ち上げ完了通知を確認
する。
【0094】前記ステップS1022で、所定時間経過
した場合は立ち上げ完了通知を送信しない端末局に対し
て再びLCCHチャネルを用いた使用チャネルを再び通
知するための処理を行う(S1023)。該処理が終了
するとCNTチャネル送信処理を行うとともに、端末局
からの登録要求があるか否かを検出する(S1016,
S1017)。
【0095】ここで、登録要求を送信してきた端末局か
らの立ち上げ完了通知信号を全て検出した場合は通常処
理へと移行する(S1018)。
【0096】(iii)集中制御局における端末局新規登録
時の動作 図12,13は端末局における電源投入時の動作を示す
フローチャートである。
【0097】まず、集中制御局において通常の処理中に
(S1201)、LCCHチャネルを受信し(S120
2)、DAに自端末または全端末宛てのアドレスが入っ
ていることを検出した場合、受信したLCCHチャネル
中の制御データを取り出し命令を実行する。ここで、受
信した制御データが端末局からの登録要求であることを
確認すると(S1203;YES)、登録要求と共に送
信される端末局アドレスの確認処理を行う(S120
4)。また、制御データが登録要求でない場合は(S1
203;NO)、制御データの示す他の制御を行う。
【0098】前記ステップS1204で端末局アドレス
確認の結果、端末局アドレスが正常であることを検出す
ると(S1205;YES)、集中制御局において端末
局アドレスを登録するための処理を行いアドレス情報を
記憶する(S1206)。一方、端末局アドレスが正常
でないことを検出すると(S1205;NO)、LCC
Hチャネルで受信した登録要求を廃棄するための処理を
行い(S1215)、再び前記ステップS1201で通
常の処理を行う。
【0099】前記ステップS1205で受信したアドレ
スが正常であることを検出し、前記ステップS1206
で該信号を送信してきた端末を登録するため処理を行う
と、端末局が外線を収容しているか否かを確認する(S
1207)。該処理の結果、外線を収容していない場合
は他の端末局からの登録要求があるか否かを検出する
(S1209)。一方、前記ステップS1207で端末
局が外線を収容していることを検出すると、次にシステ
ムで収容している外線を登録する処理を行う(S120
8)。該処理終了後、他の端末局からの登録要求がある
か否かを検出する(S1209)。他の登録要求があっ
た場合は、前記ステップS1204で端末局を登録する
ための処理を行う。前記ステップS1209で他の端末
局からの登録がない場合は、集中制御局アドレスを端末
局に通知する処理を行う(S1210)。また、そのと
きに同時にどのチャネルを外線が使用するかの情報も同
時に通知する。チャネルの指定は外線1であればチャネ
ル1を使用するというような指定の仕方が考えられる。
前記アドレス通知処理後、集中制御局アドレスを送信し
ていない端末局があるか否かを監視する(S121
1)。該処理の結果、まだアドレスを送信していない端
末局があった場合は、前記ステップS1210でアドレ
スを通知する処理を行う。
【0100】前記ステップS1211でアドレス未送信
の端末局がない場合は、端末局登録完了処理を行い(S
1212)、収容外線数に応じてフレームの再構築を行
う(S1213)。該処理終了後、各端末局からの立ち
上げ完了通知信号の確認を行う(S1214)。
【0101】ここで、登録完了した端末局からのLCC
Hチャネルを用いた立ち上げ完了通知信号を確認できな
い場合は、所定時間が経過したか否かを検出する(S1
216)。所定時間が経過していない場合は、前記ステ
ップS1209で再び他の端末局からの登録要求がある
か否かを検出する。また、前記ステップS1216で端
末局への集中制御局アドレス通知後、所定時間経過した
場合は、立ち上げ完了通知を送信しない端末局に対して
再びLCCHチャネルを用いた集中制御局アドレスを通
知するための処理を行う(S1217)。該処理が終了
すると、前記ステップS1209で再び他の端末局から
の登録要求があるか否かを検出する。
【0102】前記ステップS1214で登録要求を送信
してきた端末局からの立ち上げ完了通知信号を全て検出
した場合は、通常処理へと移行する。
【0103】(iv) 端末局における電源投入時の動作 図14,15は、端末局における電源投入時の動作を示
すフローチャートである。
【0104】まず、端末の電源が投入されると(S14
01)、端末の初期化が行われ動作状態となる(S14
02)。該処理の結果、端末が端末局であることを認識
すると(S1403;YES)、自端末が電話端末、デ
ータ端末、網制御端末101のいずれに該当するかの端
末種別を認識する(S1404)。該認識処理が終了す
ると、自端末のID情報、アドレス情報およびエリア情
報、種別により認識した外線の収容数を記憶するための
処理を行う(S1405)。端末局、集中制御局の判定
手段、エリア情報および端末アドレス情報を入力する手
段としては立ち上げ時にDIPスイッチ等で設定してお
いた値を記憶する場合や、電話機等のダイヤルキーによ
り入力された値を記憶する場合や、コンピュータ等のキ
ーボードで入力された値を、バスを介して受け取り記憶
することが考えられる。
【0105】前記ステップS1405でアドレス情報を
読み取ると、次に入力された値が有効であるか否かを判
断し(S1406)、有効でない場合は、前記ステップ
S1405で再度アドレス情報を記憶する処理を行う。
一方、記憶されたアドレスが有効であることを確認する
と、次に、使用するホッピングパターンを獲得するため
の処理を行う(S1407)。
【0106】このステップS1407の処理では集中制
御局からのCNTチャネルを受信するため、まず、任意
の周波数で受信待機状態に移る。次に、その周波数で集
中制御局からのCNTチャネルを受信できたならば、C
NTチャネル中のRev部からエリア番号を認識し自端末
に記憶されているエリア番号と比較を行う。エリア番号
が一致していた場合には、CNTチャネル中のNF部か
ら次の単位時間にホッピングする周波数を取得し、端末
局は受信周波数をその周波数へ移動し、次のCNTチャ
ネルを待つ。端末局はこの動作を繰り返し、自分の所属
する集中制御局を認識すると共に、周波数のホッピング
パターンを認識してこれを記憶する。
【0107】前記ステップS1407でのホッピングパ
ターン獲得処理の結果、ホッピングパターンを獲得でき
なかった場合には(S1408;NO)、使用者に対し
ホッピングパターンが獲得できなかった旨の通知を警告
音や画面表示を用いて使用者に行い(S1416)、前
記ステップS1407で再度ホッピングパターンを獲得
するための処理を行う。一方、ホッピングパターンを獲
得したことを検出すると、次にLCCHチャネルを用い
て端末局のアドレスを集中制御局に通知するための処理
を行う(S1409)。この処理では、LCCHチャネ
ル中のDAに全端末が受信するグローバルアドレスを書
き込み、DATA部には登録要求および自端末アドレ
ス、自端末種別、および収容回線情報をのせ集中制御局
に送信する。
【0108】該信号送信後、端末局は獲得したホッピン
グパターンに従い周波数を変化させながらLCCHチャ
ネルを受信した集中制御局からの制御局アドレスおよび
フレーム情報を受信する(S1410)。ここで、受信
したLCCHチャネル中のDAに自端末と同一のアドレ
スを確認できない場合は(S1411;NO)、自端末
アドレス送信後、所定時間が経過したか否かを監視する
(S1417)。所定時間が経過していない場合は、集
中制御局からのLCCHチャネルでの集中制御局アドレ
スおよびフレーム情報を受信するための処理を続ける。
また、前記ステップS1417で所定時間経過したこと
を検出すると、前記ステップS1409で再度LCCH
チャネルを用いて再び集中制御局に対して自端末アドレ
スおよび自端末情報を通知するための処理を行う。
【0109】さて、前記ステップS1411で集中制御
局からのLCCHチャネル中のDAに自端末アドレスを
検出すると共に、DATA部に集中制御局での登録を示
すデータおよび構成フレーム情報を確認した場合は、次
に、該フレーム情報に基づき自端末が外線との接続に使
用するチャネル情報を確認しフレームの構築を行う(S
1412)。該フレームの構成が終了すると、集中制御
局に対してLCCHチャネルのDA集中制御局のアドレ
ス、DATA部に立ち上げ完了を示す信号をのせLCC
Hチャネルを送信する(S1413)。該通知信号送信
後、集中制御局との同期がとれるか否かを確認する(S
1414)。ここで、同期がとれた場合は、間欠受信処
理へと移行し(S1415)、CNTチャネル内のWA
のアドレス情報の監視を行う。
【0110】II.外線着信時の処理 (i) 外線着信時の集中制御局及び端末局のシーケンス 図16は、本シテスムにおける網制御機能を有する端末
局に外線着信があった場合の集中制御局および端末局の
動作を示すシーケンスである。
【0111】まず、網制御端末101に外線着信がある
と(S1601)、網制御端末101は登録してあるグ
ループの集中制御局・端末局A・Bに対してLCCHを
用いて着信要求信号を送信する(S1602,160
3,1604)。この時に着信外線情報も同時に端末局
に通知する。これにより端末局は使用するチャネルを知
ることができる。網制御端末101は外線着信がきてい
る間は着信要求信号を出力する。該着信要求信号送信中
に端末局Aにて応答処理が行われると、オフフック信号
を網制御端末101に出力する(S1605)。端末局
Aではこの時に応答した回線に対応するチャネルを確保
する。
【0112】網制御端末101では該オフフック信号を
受信すると端末局Aに対して接続要求信号を出力する
(S1606)。
【0113】該接続要求信号を端末局Aが受信すると、
接続確認信号を網制御端末101へ出力し(S160
7)、音声チャネルを接続する。該接続確認信号を網制
御端末101が受信すると、集中制御局に接続完了信号
を送信する(S1608)。該接続完了信号を送信後、
網制御端末101は、以前に着信要求信号を送信してい
た集中制御局及び端末局Bに着信中止信号を送信し(S
1609、1610)、端末局Aと通信を行う(S16
11)。
【0114】この通信中に端末局Aで通信を終了するた
めの処理が行われると、端末局Aはオフフック信号を網
制御端末101に送信する(S1612)。これにより
端末局Aは音声チャネルを解放する。網制御端末101
では該信号を受信すると、回線を切断するための処理を
行い、該処理が終了すると端末局Aに対して回線切断信
号を送信する(S1613)。該信号送信後網制御端末
101は外線使用中表示を行っている集中制御局、端末
局Bに対して外線使用中表示中止信号を送信し(S16
14,1615)、表示処理を中止させ通話処理を終了
し待機時の処理へと移行する。
【0115】図17は、図16に示した外線通信を行う
場合のフレームの使用方法を示す周波数とフレームの関
連図を示す。
【0116】図17は網制御端末101と端末局Aが音
声チャネルとデータチャネルを用いた通信を行っている
ときのフレームと周波数の関連図である。
【0117】図17において、(BFI:FI)ではL
CCHチャネルを用いて網制御端末101から端末局A
に外線1を用いての外線着信要求を送信していることを
示している。
【0118】(BF2:F2)ではLCCHチャネルを
用いて端末局Aから網制御端末101にオフフック信号
を送信していることを示している。
【0119】(BF3:F3)ではLCCHチャネルを
用いて網制御端末101から端末局Aに接続要求を送信
していることを示している。
【0120】(BF4:F4)ではLCCHチャネルを
用いて端末局Aから網制御端末101に接続確認信号を
送信しているとともに、外線1に対応した通信チャネル
を接続していることを示している。
【0121】(BF5:F5)ではLCCHチャネルを
用いて網制御端末101から端末局Aに接続完了信号を
送信していることを示している。
【0122】尚、図17の(BF1:F3)〜(BF
4:F6)はその他の端末局間の通信で、自由に使用で
きるチャネルであることを示している。
【0123】(ii)網制御端末を介して外線着信を行う
場合の処理 図18,19は網制御端末101における外線着信があ
ったときの動作を示すフローチャートである。
【0124】まず、網制御端末101が待機中に(S1
801)、公衆回線102より着信があることを検出す
ると(S1802)、着信のあつた外線に対応して呼び
出す内線を確認し(S1803)、該内線アドレス情報
および着信要求および着信外線情報をLCCHチャネル
に設定する。
【0125】該処理終了後、網制御端末101は着信要
求信号を、対応している端末局または集中制御局に送信
する(S1804)。該着信要求信号送信後、端末局か
らのオフフック信号を受信するための処理を行う(S1
805)。ここで、端末局からのオフフック信号を受信
しない場合は、外線着信が終了するか否かを検出する
(S1817)。外線着信を検出しない場合は、前記ス
テップS1804で再度端末局に対して着信要求信号を
送信する。また、前記ステップS1817で外線着信が
終了したことを検出すると、次に着信要求を出力してい
た端末局に対して着信中止信号を送信し(S181
8)、通常の処理へと移行する。
【0126】前期ステップS1805で任意の端末局よ
りオフフック信号を受信すると、該オフフック信号を送
信してきた端末局に対して、接続要求信号を送信し(S
1806)、該接続要求信号を送信後、端末局からの接
続確認信号を受信すると(S1807)、音声チャネル
を接続し、接続完了信号を集中制御局に送信し設定終了
したことを通知する(S1808)。該接続完了信号を
送信後、網制御端末101と端末局間において、外線に
対応した音声チャネルを用いて通信を行う(S180
9)。
【0127】次に、網制御端末101は通信チャネルを
用いて通信を行わせるとともにLCCHチャネルを用い
て端末局に対して着信中止信号を送信し(S181
0)、着信処理を終了し通信中の処理を行う(S181
1)。
【0128】ここで、前記ステップS1811における
通信中に端末局からのオフフック信号または切断信号を
検出した場合は(S1812)、回線切断処理を行う
(S1813)。すなわち、回線を解放し集中制御局・
端末局に対しては回線切断信号を送信する。
【0129】そして、該回線切断信号送信後、着信鳴動
を行っていた集中制御局・端末局に、外線使用中中止信
号を送信し通信処理を終了させる(S1814)。通信
処理を行っていた端末局より終了を示す信号が返って来
た場合(S1815;YES)、待機中の処理へと移行
する(S1816)。
【0130】図20,21は、外線着信時の端末局の動
作を示すフローチャートである。
【0131】まず、間欠受信等の通常の処理中に(S2
001)、受信したLCCHチャネル上のアドレスデー
タと自端末アドレスデータが一致するか否かを検出する
(S2002)。ここで、アドレスが一致しなければ前
記ステップS2001で再度間欠受信等の通常処理を行
う。一方、自端末アドレスデータと一致した場合は、受
信した制御データの値の解析を行い、外線からの発着信
なのか否かの解析を行う(S2003)。
【0132】また、該解析の結果、する自端末への外線
着信があると判断した場合は(S2004;YES)、
自端末において着信音の鳴動・LEDの点灯・LCDへ
の標示等の着信通知処理を行う(S2005)。該着信
通知処理開始後、自端末の応答手段によりオフフックが
行われるか否かを検出する(S2006)。ここで、オ
フフック処理を検出しない場合は、網制御端末101か
らの着信中止信号の検出を行う(S2015)。そし
て、着信中止を検出しない場合は、前記ステップS20
05で着信通知処理を継続する。また、着信中止を検出
した場合は、自端末における着信通知処理を終了し(S
2016)、通常処理へと移行する。
【0133】一方、前記ステップS2006で自端末に
おいてオフフック信号を検出すると、網制御端末101
に対して応答を示すオフフック信号を送信する(S20
07)。該処理後、網制御端末101より接続要求信号
を受信すると(S2008)、網制御端末101に対し
て接続確認信号送信処理を行い(S2009)、着信の
ある外線に対応した音声チャネルの接続を行い、外線と
の通信をおこなう(S2010)。
【0134】この通信処理中に、端末局Aで通信を終了
するための処理が行われたことを検出すると(S201
1)、端末局Aはオフフック信号を網制御端末101に
送信する(S2012)。該処理が終了すると網制御端
末101からの回線切断信号を受信する(S201
3)。ここで、網制御端末101からの回線切断信号を
検出すると、待機状態の処理に移行する(S201
4)。
【0135】尚、上記実施形態では外線通信のために確
保されるチャネルは同一の周波数に確保したが、同一の
周波数ではなく、同一のBF(フレーム番号)の異なる
周波数に確保されることも容易に考えられる。
【0136】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
システムに収容している外線の数だけあらかじめ通信チ
ャネルを確保しておくことができ、従来のように外線か
らの着信がある度に集中制御局にチャネルの要求を出す
必要がなくなり、着信鳴動を早く行うことができ、かつ
着信があるときには必ず応答が可能になり操作性が向上
する。また、複数の外線が同時に着信を行った場合で
も、制御チャネルを使用する頻度が減ることでシステム
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線通信システムのシステム構成
図である。
【図2】本発明で用いる無線電話機の内部構成図であ
る。
【図3】本発明で用いる無線アダプタの内部構成図であ
る。
【図4】本発明で用いる網制御端末の内部構成図であ
る。
【図5】本発明で用いるフレーム内部のチャネル構成を
示した図である。
【図6】本発明で用いる各チャネルの内部構成例を示し
た図である。
【図7】本発明で用いる論理制御チャネルの内部構成例
を示した図である。
【図8】本発明で用いるチャネルコーデック部の構成図
である。
【図9】本発明で用いる集中制御局及び端末局間の電源
投入時の動作シーケンスである。
【図10】本発明で用いる集中制御局における電源投入
時の動作フローチャートである。
【図11】本発明で用いる集中制御局における電源投入
時の動作フローチャートである。
【図12】本発明で用いる集中制御局における端末局新
規登録時の動作フローチャートである。
【図13】本発明で用いる集中制御局における端末局新
規登録時の動作フローチャートである。
【図14】本発明で用いる端末局における電源投入時の
動作フローチャートである。
【図15】本発明で用いる端末局における電源投入時の
動作フローチャートである。
【図16】本発明における外線着信時の動作シーケンス
である。
【図17】本発明における網制御端末−端末局間通信時
のフレームと周波数の関連図である。
【図18】本発明における網制御端末への外線着信時の
動作フローチャートである。
【図19】本発明における網制御端末への外線着信時の
動作フローチャートである。
【図20】本発明における外線着信時の端末局の動作フ
ローチャートである。
【図21】本発明における外線着信時の端末局の動作フ
ローチャートである。
【図22】従来の通信システムの外線着信時の動作のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101 網制御端末 102 公衆回線 110 無線端末 201,304,401 主制御部 202,305,402 メモリ 204,308,405 チャネルコーデック部 205,303,406 無線部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム全体の制御を行う集中制御局
    と、この集中制御局に無線により制御されるとともに外
    線を収容可能な複数の端末局とを有する無線通信システ
    ムにおいて、 前記複数の端末局は、前記外線収容の有無を含む自端末
    の端末情報を前記集中制御局に無線により送信する手段
    を有し、 前記集中制御局は、前記端末局から送信された端末情報
    によりシステム全体で収容している外線の回線数を判別
    し、その判別した回線数に基づいて外線通信に伴う外線
    着信が行われる前にあらかじめ各端末局の回線毎に外線
    通信を行う通信チャネルを割り当てる手段を有すること
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 公衆回線を収容する網制御端末を介して
    前記外線通信を行うことを特徴とする請求項1記載の無
    線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記集中制御局は、前記外線通信に使用
    する通信チャネルとして前記端末局の制御情報を送信す
    る制御チャネルと同一周波数のチャネルを用いることを
    特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記集中制御局は、前記外線通信に使用
    する通信チャネルとして任意の周波数のチャネルを用い
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の無線通信シス
    テム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181124A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ntt Docomo Inc 基地局装置およびパケットスケジューリング方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181124A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Ntt Docomo Inc 基地局装置およびパケットスケジューリング方法
US8094671B2 (en) 2005-12-28 2012-01-10 Ntt Docomo, Inc. Base station apparatus and packet scheduling method

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