JPH10326315A - 企業間ワークフロー管理システム - Google Patents

企業間ワークフロー管理システム

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Publication number
JPH10326315A
JPH10326315A JP13472197A JP13472197A JPH10326315A JP H10326315 A JPH10326315 A JP H10326315A JP 13472197 A JP13472197 A JP 13472197A JP 13472197 A JP13472197 A JP 13472197A JP H10326315 A JPH10326315 A JP H10326315A
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JP
Japan
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management system
workflow management
inter
workflow
input
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Application number
JP13472197A
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English (en)
Inventor
Shiyunsuke Akifuji
俊介 秋藤
Toshiaki Sakaguchi
俊昭 阪口
Takashi Saito
隆 斉藤
Michiharu Kimura
道開 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不特定の企業間の取引で、他ワークフロー管理
システムの情報を直接指定せずに、ワークフローの連携
を実現できるワークフロー管理システムを提供する。 【解決手段】連携制御部(30)は、連携情報データベ
ース28に記憶した連携規則と状態管理テーブル32の
情報を検索し、入力したデータの種類を満たす連携規則
があれば、ワークフロー制御部24へ指定されたフロー
プロセスの実行を指示し、満たしていないときは、ユー
ザ端末1へ条件を満たす連携規則が存在しない意味のメ
ッセージを出力し、条件を満たす連携規則を入力し、上
述の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線で接続し
たコンピュータ間で電子化した伝票などの書類を回覧す
るワークフロー管理システムに係り、特にワークフロー
管理システムを用いた電子商取引に関する。
【0002】
【従来の技術】グループで行う事務作業の効率化のため
に計算機を用いた様々な方法が考案されてきた。そのひ
とつとして伝票などの書類を電子化し、その電子化した
書類を予め設定した規則に従ってユーザに回覧するワー
クフロー管理システムがある。ワークフロー管理システ
ムの概念については、例えば、秋藤俊介、伊勢広敏、馬
嶋宏著、「ワークフロー管理システムの動向」、システ
ム/制御/情報、第40巻、第5号、203頁から20
8頁(平成8年5月)に記載されている。
【0003】従来、ワークフロー管理システムは、融資
審査や旅費精算など一つの組織内の業務に利用されるこ
とが多かったが、近年のインタネットの発達に伴い、電
子取引のような相異なるワークフロー管理システムを連
携するニーズがでてきた。そこで、例えば、Workflow M
anagement CoalitionのドキュメントWFMC−TC−
1−12(1996年10月20日)に記載されている
ように、異なるワークフローエンジン(本明細書ではワ
ークフロー制御部)を連携するパタンや、そのために必
要な各種のAPIの仕様が記述されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ワ
ークフローエンジンやフロープロセスの識別子など連携
するフロープロセスの情報を指定するので、他ワークフ
ロー管理システムの連携に関する情報、例えばフロープ
ロセス名などを詳細に知る必要がある。また、連携する
側で、そのフロープロセス名を指定するので、連携を受
ける側で、その情報を自由に変更することができない。
【0005】本発明の目的は、他ワークフロー管理シス
テムの情報を詳細に知らなくても連携可能で、連携され
る側で自由に連携に関する情報を変更可能なワークフロ
ー管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、他のシステムからデータが入力されたとき、
起動するプロセスフローの順序を記憶する連携規則と、
処理の履歴を記憶する状態管理テーブルを参照し、起動
するプロセスフローを選択するようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1か
ら図5を用いて詳細に説明する。本実施例のワークフロ
ー管理システムでは、事務処理の順序をあらかじめ決め
た形式で記述し、それをワークフローマネージャが解釈
し、適当な事務担当者に回覧し、事務処理を効率的に行
う。
【0008】図1は本発明の実施例のワークフロー管理
システムのシステム構成図であり、1と20は、それぞ
れ商品を購入する発注側と製造、販売するのユーザが操
作するユーザ端末であり、回覧されてきた電子化書類の
処理と連携規則の変更を行う。2と22は、処理の手順
を記述したフロープロセスを記憶するフロープロセス・
データベースであり、4と24は、フロープロセス・デ
ータベース2と22にあるフロープロセスを読み込み、
ユーザ端末への回覧と他のシステムへデータ転送を行う
ワークフロー制御部であり、6と26は、ワークフロー
制御部の実行した処理の結果を記憶するフローデータ・
データベースであり、8と28は、フロープロセスの実
行順序を記述した連携情報を記憶する連携情報データベ
ースであり、10と30は、連携情報データベース8と
28に記憶した連携情報に従って以下に説明する処理を
行う連携制御部であり、通信ネットワークで接続されて
いる。12と32は、連携制御部10と30の実行結果
をワーク毎に記憶する状態管理テーブルである。ここ
で、ワークとは、ある一つの仕事の一連の続いた処理の
流れである。例えば、1件の発注が一つのワークであ
る。14と34は、それぞれ電子メールシステムであ
る。
【0009】図2は、ある商品の見積請求、見積回答、
発注、受注の手順を記述したフロープロセスの例であ
り、204、210、216を除く200から224
は、それぞれユーザへの回覧を意味するノードであり、
204と210と216は他の連携制御部110と13
0へのデータ転送を意味するノードである。
【0010】図3は、連携処理部10と30が行う状態
遷移の変更を記述した状態遷移表であり、「入力」は、
他の連携制御部からの入力であり、「状態」は自分の連
携制御部の状態であり、「変更なし」は状態の変更がな
く、以前と同じ状態であることを示し、エラーは、その
状態が正常な処理では存在しないことを示し、「連携規
則に従う」は、図4のステップ106で「その他」に該
当し、その他の「中断」「キャンセル」などは、次に遷
移する状態を示す。
【0011】図4は、連携処理部10と30が行う処理
を示したフローチャートであり、図5は、状態管理テー
ブル12と32の経過を説明するための図である。
【0012】以下、図4のフローチャートに基づき、図
1の各部の処理を詳細に説明する。
【0013】まず、ワークフロー制御部4が、フロープ
ロセス・データベースに記憶されている一つのフロープ
ロセスに従ってユーザ経の回覧を行ったとする。ここで
は、企業間の商取引を行うとし、ノード200と202
の処理を行ったとする。このときの状態は図5では、
(1)見積請求(社内)である。
【0014】次に、ノード204へ至り、連携処理部1
0へ他の企業へ見積請求を行ったとする。このとき、連
携処理部10は、他企業のシステムへ見積請求のデータ
を送る。データを送る先のネットワークアドレスは、あ
らかじめ分かっていたとする。
【0015】次に、データを受け取った連携処理部30
は、図2のフローチャートに従って処理を行う。
【0016】処理が開始する(100)と、他企業のデ
ータ入力があるか否かを検査し(102)、入力がない
ときはステップ102へ戻り、再び、入力を検査する。
入力があったときは、入力データの種類を検査する(1
06)。
【0017】ステップ106では、入力したデータの種
類を判定し、入力が「照会」であるときは、状態管理テ
ーブル32からワークの処理の履歴を取得し(12
0)、電子メールで回答し(160)、再びステップ1
02へ戻る。入力が、「中断」であるときは、フロープ
ロセス・データベース122に記憶したフロープロセス
を読みだし、中断可能な段階で、かつ中断可能な期日で
あるか否かを検査し(130)、可能であれば、ステッ
プ132へ進み、中断処理を行い、ステップ134へ進
む。中断できないときはステップ106へ進み、中断で
きない意味のメールを送る。ステップ134へ進んだと
きは、状態管理テーブルとフローデータ・データベース
を検索し、関係するユーザ名を抽出し(134)、状態
管理テーブルの状態を変更し(136)、ステップ16
0へ進む。また、入力が、「再開」であるときは、フロ
ープロセス・データベース122に記憶したフロープロ
セスを読みだし、再開可能な段階で、かつ再開可能な期
日であるか否かを検査し(140)、可能であれば、ス
テップ142へ進み、再開処理を行い、ステップ134
へ進む。再開できないときはステップ106へ進み、再
開できない意味のメールを送る。また、入力が、「中
止」であるときは、フロープロセス・データベース22
に記憶したフロープロセスを読みだし、中止可能な段階
で、かつ中止可能な期日であるか否かを検査し(15
0)、可能であれば、ステップ152へ進み、中止処理
を行い、ステップ134へ進む。中止できないときはス
テップ106へ進み、中止できない意味のメールを送
る。また、入力が、上述以外のときは、連携情報データ
ベース28に記憶した連携規則を検索し(108)、状
態管理テーブル32の情報を検索し(110)、条件を
満たす規則があれば、ワークフロー制御部24へ指定さ
れたフロープロセスの実行を指示し(114)、満たし
ていないときは、ステップ116へ進み、ユーザ端末へ
条件を満たす連携規則が存在しない意味のメッセージを
出力し、条件を満たす連携規則を入力し、ステップ10
6へ進み、上述の処理を繰り返す。
【0018】いま、ある商品を発注するために、受注側
に見積請求を行ったとする。すると、連携処理部30で
は、ステップ102で、他企業のデータ入力があったの
でステップ106へ進み、入力データの種類を検査す
る。ここでは、入力データが「見積請求」であったの
で、ステップ108へ進む。ステップ108で連携規則
として、入力が「見積請求」のときは、フロープロセス
BP10を起動するとし、ステップ110で状態管理テ
ーブル32を検査し、ステップ112で条件を満たして
いるので、ステップ114でフロープロセスBP10の
起動をワークフロー制御部24へ指示する。このときの
連携制御部30は、図3の状態遷移表に従って、状態を
「処理中」に変更する。この状態が図5の(2)であ
る。
【0019】次に、ワークフロー制御部24は、BP1
0の見積回答の処理を行い、その実行結果を逐次、フロ
ーデータ・データベースに記憶し、見積もり処理が終了
したとする。すると、処理終了の信号を受け取った連携
処理部30は、発注側の連携処理部10へ上述と同様に
見積回答のデータを送る。
【0020】次に、連携処理部10は、ステップ106
で、入力したデータの種類を判定し、入力データが「見
積回答」であったので、ステップ108へ進む。ステッ
プ108で連携規則として、入力が「見積回答」で同じ
ワークの「見積もり請求」が終了しているときは、フロ
ープロセスBP2を起動するとし、ステップ10で状態
管理テーブル2を検査し、ステップ112で条件を満た
しているので、ステップ114でフロープロセスBP2
の起動をワークフロー制御部4へ指示する。このときの
連携制御部10は、図3の状態遷移表に従って、状態を
「処理中」に変更する。この状態が図5の(3)であ
る。
【0021】次に、発注側では、ワークフロー制御部4
が、BP1に記録した順序にしたがって電子化した書類
を回覧し、商品を発注するとする。ノード216で上述
と同様に、連携制御部10へ他の企業へ発注を行ったと
する。すると、上述と同様に連携処理部30へデータを
送り、ワークフロー制御部24はBP11の処理を行
う。このときの状態管理テーブル12は、図5の(4)
である。
【0022】次に、発注側の発注側ユーザ端末1から発
注案件、ワーク1の進捗の照会を行ったとする。この指
示は、ワークフロー制御部2を通じで連携制御部10へ
送られ、連携制御部30へ送信される。ここで、連携処
理部30は、入力が「照会」であるので、ステップ12
0で状態管理テーブル32からワークの処理の履歴を取
得し、ステップ160で電子メールで回答し、再びステ
ップ102へ戻る。ここでは、ワーク1の状態はBP1
0が終了、BP11が処理中であるので、そのデータを
ユーザが読みやすい状態に変換してメールで送信する。
ここで、読みやすい状態への変換とは、例えば、BP1
0の終了、BP11の処理中を、それぞれ処理段階の判
るように変換し、「見積回答済み、受注しています」な
どの形式にすることである。このときの状態管理テーブ
ル32の状況は図5の(5)である。図3に示すように
照会では状態の変更はない。
【0023】次に、発注側の発注側ユーザ端末1から発
注案件、ワーク1の進捗の一時的な中断を行ったとす
る。この指示は、ワークフロー制御部2を通じで連携制
御部10へ送られ、連携制御部30へ送信される。ここ
で、連携処理部30は、入力が「中断」であるので、フ
ロープロセス・データベース22に記憶したフロープロ
セスを読みだし、ステップ30で中断可能な段階で、か
つ中断可能な期日であるか否かを検査しする。ここで
は、BP11で「製造開始」のノード222までは、中
断可能であり、「工完待ち」のノード224以降は中断
できないとする。ここでは、まだ「製造指示」のノード
220までしか進んでいなかったとし、ステップ132
へ進み、中断処理を行う。次に、ステップ134で状態
管理テーブルとフローデータ・データベースを検索し、
関係するユーザ名を抽出し、ステップ136で状態管理
テーブルの状態を変更し、ステップ160へ進み、再び
ステップ102へ進む。ここでは、状態管理テーブル3
2でワーク1のBP10が終了、BP11が動作中なの
で、ワーク1を処理したユーザをフローデータ・データ
ベース26から検索し、該当するユーザを関係者とし、
ステップ136で状態を状態遷移表3に従い、「中断」
に変更し、ステップ160でステップ134で求めたユ
ーザへメールを送る。このときの状態管理テーブルの状
態は、図5の(6)である。
【0024】次に、発注側の発注側ユーザ端末1から発
注案件、ワーク1の進捗の再開を行ったとする。この指
示は、ワークフロー制御部2を通じで連携制御部10へ
送られ、連携制御部30へ送信される。ここで、連携処
理部30は、入力が「再開」であるので、フロープロセ
ス・データベース22に記憶したフロープロセスを読み
だし、ステップ130で再開可能な段階で、かつ再開可
能な期日であるか否かを検査しする。ここでは、BP1
1で「製造開始」のノードまでは、再開可能であるとす
る。ここでは、一時中断した段階が「製造指示」のノー
ド220であったので、ステップ142へ進み、中断処
理を行う。次に、「中断」と同様に、ステップ134で
状態管理テーブルとフローデータ・データベースを検索
し、関係するユーザ名を抽出し、ステップ136で状態
管理テーブルの状態を変更し、ステップ160へ進み、
再びステップ102へ進む。ここでは、状態管理テーブ
ル32でワーク1のBP10が終了、BP11が中断な
ので、ワーク1を処理したユーザをフローデータ・デー
タベース26から検索し、該当するユーザを関係者と
し、ステップ136で状態を状態遷移表3に従い、「動
作中」に変更し、ステップ160でステップ134で求
めたユーザへメールを送る。このときの状態管理テーブ
ルの状態は、図5の(7)である。
【0025】次に、発注側の発注側ユーザ端末1から発
注案件、ワーク1の進捗の中止を行ったとする。この指
示は、ワークフロー制御部2を通じで連携制御部10へ
送られ、連携制御部30へ送信される。ここで、連携処
理部30は、入力が「中止」であるので、フロープロセ
ス・データベース22に記憶したフロープロセスを読み
だし、ステップ130で中止可能な段階で、かつ再開可
能な期日であるか否かを検査する。ここでは、BP11
で「製造開始」のノード222までは、中止可能である
とする。ここでは、「製造開始」のノード222であっ
たので、ステップ152へ進み、中止処理を行う。次
に、「中断」と同様に、ステップ134で状態管理テー
ブルとフローデータ・データベースを検索し、関係する
ユーザ名を抽出し、ステップ136で状態管理テーブル
の状態を変更し、ステップ160へ進み、再びステップ
102へ進む。ここでは、状態管理テーブル32でワー
ク1のBP10が終了、BP11が中断なので、ワーク
1を処理したユーザをフローデータ・データベース26
から検索し、該当するユーザを関係者とし、ステップ1
36で状態を状態遷移表3に従い、「キャンセル」に変
更し、ステップ160でステップ134で求めたユーザ
へメールを送る。このときの状態管理テーブルの状態
は、図5の(8)である。
【0026】上述の動作例では、他の連携制御部からの
入力に対応する連携規則が存在していたが、該当しない
データが入力されることもある。例えば、「発注」の入
力の代わりに「在庫確認」が入力されたとする。
【0027】このとき、ステップ102からステップ1
12までの処理を実行し、ステップ112で該当する連
携規則が存在しないので、ステップ116へ進む。
【0028】ステップ116で、連携制御部30は、ユ
ーザ端末へ条件を満たす連携規則が存在しない意味のメ
ッセージを出力し、条件を満たす連携規則を入力する。
【0029】ここでは、メッセージを受けたユーザは、
「在庫確認」に対応する処理を行うフロープロセスを新
たに記述し、フロープロセス・データベース22へ記憶
し、連携規則データベース28の連携規則を変更したと
する。
【0030】次に、ステップ106へ進み、再びステッ
プ112へ至り、該当する連携規則が存在するので、ス
テップ114へ進み、指定されたフロープロセスを実行
する。
【0031】上記実施例によると、フロープロセス名を
直接指定しないので、連携させる側、つまりデータを送
る側では、連携に関する情報を詳細に知らなくても連携
可能なワークフロー管理システムを提供できる。
【0032】また、上記実施例によると、連携するフロ
ープロセスを決める規則を記憶する連携規則データベー
スは、連携される側、つまりデータを受ける側に存在す
るので、連携する情報は、自由に変更可能である。
【0033】さらに、「中断」、「再開」、「中止」の
とき、関係するユーザを検索し、そのユーザへ電子メー
ルを送るので、該当する案件の処理を行ったユーザに自
動的に通知が届き、処理の経過を知ることができる。
【0034】また、条件を満たす連携規則が存在しない
ときは、ユーザに問い合わせ、条件を満たす規則を入力
するので、予め予定していないデータが入力されたとき
にもシステムを停止することなく、処理を続けることが
できる。
【0035】本実施例では、ステップ130、140、
150で、それぞれ、中断、再開、中止、可能な範囲と
時期を判定し、条件を満たさないときは、ステップ16
0へ進み、それぞれ、中断不可能、再開不可能、中止不
可能の意味のメールを出すようにしていたが、その場合
に関係者のユーザへ連絡し、ユーザの判断によって、そ
れぞれ、中断、再開、中止処理を行うステップ132、
142、152へ進むようにしてもよい。このときのフ
ローチャートの例を図6に示す。
【0036】図6は、ステップ134を置き換える処理
であり、ステップ134へ至ったときに、ステップ60
0を開始し、状態管理テーブルとフローデータ・データ
ベースから履歴を取得し(602)、ステップ134と
同様に関係者を選択し(604)、その関係者に、「中
断」可能か否かのメッセージを送り、その回答を集計
し、その結果を判定する(606)。ここで、判定は、
例えば、全員一致で行うとする。ステップ606で「中
断」可能と判断した場合は、ステップ132へ進み、不
可能と判定した場合は、ステップ160へ進み、以下、
上述の通り処理を行う。
【0037】この実施例では、中断可能な範囲と時期を
超えた場合でも、関係者の判断により中断できるので、
発注側からの指示に対し、柔軟に対応できる。
【0038】この実施例では「中断」の場合について説
明したが、「再開」「中止」の場合も上述と同様に実現
可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明では、フロープロセス名を直接指
定しないので、連携させる側、つまりデータを送る側で
は、連携に関する情報を詳細に知らなくても連携可能な
ワークフロー管理システムを提供できる。
【0040】また、本発明では、連携するフロープロセ
スを決める規則を記憶する連携規則データベースは、連
携される側、つまりデータを受ける側に存在するので、
連携する情報は、自由に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のワークフロー管理システムの
システム構成図である。
【図2】実施例の手順を記述したフロープロセスの例を
示す図である。
【図3】連携処理部10と30が行う状態遷移の変更を
記述した状態遷移表である。
【図4】連携処理部10と30が行う処理を示したフロ
ーチャートである。
【図5】状態管理テーブル12と32の経過を説明する
ための図である。
【図6】他の実施例のフローチャートの一部を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…ユーザの端末、 2…フロープロセス・データ
ベース、4…ワークフロー制御部、6…フローデータ・
データベース、8…連携情報データベース、 1
0…連携制御部、12…状態管理テーブル、14…電子
メールシステム、20…ユーザの端末、 22…フロ
ープロセス・データベース、24…ワークフロー制御
部、 26…フローデータ・データベース、2
8…連携情報データベース、 30…連携制御
部、32…状態管理テーブル、34…電子メールシステ
ム、200、202、206、208、212、21
4、218、220、222、224…回覧ノード、
204、210、216…連携ノード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 道開 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つ以上のワークフロー管理システムがデ
    ータの送受を行う企業間ワークフローシステムにおい
    て、 受信側のワークフロー管理システムが、起動するプロセ
    スフローの順序を記憶する連携規則と、処理の履歴を記
    憶する状態管理テーブルの両者を参照し、参照結果を判
    断することにより、起動するプロセスフローを選択する
    ことを特徴とする企業間ワークフローシステム。
  2. 【請求項2】請求項1の企業間ワークフロー管理システ
    ムにおいて、データを送信する側のワークフロ管理シス
    テム(送信側ワークフロー管理システム)からの入力が
    状態照会であったときは、受信側のワークフロー管理シ
    ステム(受信側ワークフロー管理システム)が、プロセ
    スフローの起動に代えて、履歴を送信側ワークフロー管
    理システムに返答することを特徴とする企業間ワークフ
    ロー管理システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2の企業間ワークフロー管
    理システムにおいて、送信側ワークフロー管理システム
    からの入力が取り消しであったときは、受信側ワークフ
    ロー管理システムが、該当するフロープロセスを中止
    し、過去に関係する処理を行った送信側ワークフロー管
    理システムに電子メールで通知を行うことを特徴とする
    企業間ワークフロー管理システム。
  4. 【請求項4】請求項3の企業間ワークフロー管理システ
    ムにおいて、連携規則に中止可能な期間である解約期間
    を記憶し、送信側ワークフロ管理システムからの入力が
    取り消しであったときは、受信側ワークフロー管理シス
    テムは、入力があった時刻と解約期日を比較し、解約期
    日に達していないときだけ、該当するフロープロセスを
    中止し、過去に関係する処理を行った送信側ワークフロ
    ー管理システムに電子メールで通知を行うことを特徴と
    する企業間ワークフロー管理システム。
  5. 【請求項5】請求項4の企業間ワークフロー管理システ
    ムにおいて、処理の順序を記録したフロープロセスに、
    中止可能な処理の段階である解約可能範囲を設定し、送
    信側ワークフロー管理システムからの入力が取り消しで
    あったときは、受信側ワークフロー管理システムが、入
    力があった時刻における処理の進捗を検査し、該段階が
    解約可能範囲であるときは、該当するフロープロセスを
    中止し、過去に関係する処理を行った送信側ワークフロ
    ー管理システムに電子メールで通知を行うことを特徴と
    する企業間ワークフロー管理システム。
  6. 【請求項6】請求項1から5の企業間ワークフロー管理
    システムにおいて、受信側ワークフロー管理システム
    が、連携規則を変更したときは、状態管理テーブルを参
    照し、過去に関係する処理を行った送信側ワークフロー
    管理システムに電子メールで通知を行うことを特徴とす
    る企業間ワークフロー管理システム。
JP13472197A 1997-05-26 1997-05-26 企業間ワークフロー管理システム Pending JPH10326315A (ja)

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JP13472197A JPH10326315A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 企業間ワークフロー管理システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7136824B2 (en) 2000-01-19 2006-11-14 Fuji Xerox Co., Ltd Element organization support apparatus, element organization support method and storage medium
JP2007299340A (ja) * 2006-05-08 2007-11-15 Hitachi Ltd 階層型ワークフローシステム
JP2011209921A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Toshiba Corp ワークフロー連携管理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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